JP2007265812A - 照明装置 - Google Patents

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和雄 吉田
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Abstract

【課題】 複数個の照明装置が存在する環境下であっても個々の照明装置の調光比を容易に確認することができる照明装置を提供する。
【解決手段】 光源によって照明される被照面と光源との間に配置される液晶パネル2に表示用透明電極27a〜27pを設けた。液晶駆動部は、表示用透明電極27a〜27p毎に駆動電圧のオンオフを切り替えることで調光比を表示する。音声によって調光比を報知する場合と違い、複数個の照明装置が存在する環境下であっても調光比を容易に確認することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関するものである。
従来から、光源の光束を制御可能な照明装置における光源の定格点灯時の光束に対する光束の比(以下、「調光比」と呼ぶ。)など、種々の状態を音声により報知する報知手段を備える照明装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−203275号公報
しかし、音声による報知の場合、複数個の照明装置が存在する環境下では、操作によって報知を行わせる場合には報知を行わせるための操作を照明装置毎に個別に行う必要があって手間がかかり、自動的に報知を行わせる場合には複数個の照明装置による報知が同時に行われて個々の報知が聞き取れないことがあり、いずれにしても個々の照明装置の状態を確認することが困難であった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、複数個の照明装置が存在する環境下であっても個々の照明装置の調光比を容易に確認することができる照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、光源を点灯させる点灯手段と、光源と光源によって照明される被照面との間に配置された液晶パネルと、点灯手段が光源に供給する電力を制御することにより光源の調光比を制御する制御手段とを備え、液晶パネルは、互いに対向する透明基板と、各透明基板の対向面にそれぞれ設けられた透明電極と、透明電極間に設けられ透明電極間にかけられた駆動電圧により駆動されて光源の光に対する液晶パネルの透過率を変化させる液晶とを有し、液晶パネルは、少なくとも一方の透明基板において透明電極が互いに電気的に分離されることにより駆動電圧を個別に制御可能とされた複数個のセグメントを有し、液晶パネルに設けられた各セグメントの駆動電圧を個別に制御することにより光源の調光比を表示する表示制御手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、調光比が液晶パネルに表示されることによって報知されるから、報知を音声によって行う場合と違い、複数個の照明装置で同時に報知が行われた場合にも個々の照明装置の調光比を容易に確認することができる。また、騒音の中であっても、耳の不自由な人にとっても、調光比の確認が容易である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、光源の累積点灯時間を計測する点灯時間計測手段と、点灯時間計測手段によって計測された累積点灯時間を所定の光源寿命判定閾値と比較し累積点灯時間が光源寿命判定閾値に達したときに光源の寿命末期を判定する光源寿命判定手段とを備え、表示制御手段は、光源寿命判定手段によって光源の寿命末期が判定されたときに液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより光源の寿命末期を報知することを特徴とする。
この発明によれば、光源の寿命末期が報知されることにより、使用者は光源の寿命が尽きる前に光源を交換することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、液晶パネルが光源の光を受けている累積使用時間を計測するパネル使用時間計測手段と、パネル使用時間計測手段によって計測された累積使用時間を所定のパネル寿命判定閾値と比較し、累積使用時間がパネル寿命判定閾値に達したときに液晶パネルの寿命末期を判定するパネル寿命判定手段とを備え、表示制御手段は、パネル寿命判定手段によって液晶パネルの寿命末期が判定されたときに液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより液晶パネルの寿命末期を報知することを特徴とする。
この発明によれば、液晶パネルの寿命末期が報知されることにより、使用者は液晶パネルの寿命が尽きる前に液晶パネルを交換することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、検出量に応じた電気信号を出力するセンサを備え、表示制御手段は、液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することによりセンサの出力に応じた表示を行わせることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、センサとして、検出量が湿度である湿度センサと、検出量が気温である温度センサと、検出量が煙濃度である煙検知センサと、検出量が時刻である時刻センサとの少なくとも1個を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの発明において、液晶パネルが光源と光源によって照明される被照面との間に位置するように点灯手段と光源と液晶パネルとをそれぞれ保持する装置本体と、装置本体から分離して携行可能なリモコン装置を備え、リモコン装置は、使用者による操作入力を受け付ける操作部と、操作部で受け付けられた操作入力に応じたワイヤレス信号を送信する送信部とを有し、装置本体には、リモコン装置から送信されたワイヤレス信号を受信する受信部が保持され、表示制御手段は、受信部に受信されたワイヤレス信号に応じて、液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより、表示を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも一方の透明基板において透明電極が互いに電気的に分離された複数個のセグメントを有する液晶パネルと、液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより光源の調光比を表示する表示制御手段とを備えるので、調光比が液晶パネルに表示されることによって報知されるから、報知を音声によって行う場合と違い、複数個の照明装置で同時に報知が行われた場合にも個々の照明装置の調光比を容易に確認することができる。また、騒音の中であっても、耳の不自由な人にとっても、調光比の確認が容易である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、図2に示すように、光源としての放電灯Laと、放電灯Laが収納される収納凹部10を有する装置本体1と、円板形状であって装置本体1に取り付けられて収納凹部を閉塞する液晶パネル2と、放電灯Laを点灯させる点灯手段としての点灯部3と、液晶パネル2を駆動する液晶駆動部4と、使用者による操作入力を受け付ける操作部51と、操作部51に受け付けられた操作入力に応じて点灯部3と液晶駆動部4とをそれぞれ制御する制御部52とを備える。各部の電源は、それぞれ交流電源ACから供給される。放電灯Laの光は、液晶パネル2を通じ、床面や机上面といった被照面(図示せず)に照射される。
液晶パネル2は、例えば図3に示すように互いに対向する2枚の透明基板21と、各透明基板21の対向面にそれぞれ設けられた透明電極22と、透明電極22間に充填された透明樹脂23と、透明樹脂23中に2色性色素24を混合して分散されたネマチック液晶25とを備えるものである。透明基板21の材料としては例えばアクリル樹脂やガラスを用いることができる。透明電極22は、例えばITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)を透明基板21上に蒸着することによって形成される。透明樹脂23としては、例えばアクリル樹脂やエポキシ樹脂を用いることができる。ネマチック液晶25としては、耐光性が高いことが望ましく、例えばシアノビフニェール系やシクロヘキサン系などの周知のものを用いることができる。2色性色素24としては、ネマチック液晶25によく溶解するものが望ましく、例えばアントラキノン系やアゾ系などの周知のものを用いることができる。
液晶パネル2は、主透明電極22間に駆動電圧が加わっていない状態では2色性色素24の吸収特性に応じた色に着色された状態である。そして、主透明電極22間に駆動電圧が加わると、液晶分子の向きが変化し、これに合わせて2色性色素24の分子の向きが変化することにより、色が薄れて透過率が上昇する。液晶分子の電極反応による劣化を抑制するため、駆動電圧としては交流電圧が用いられる。
液晶パネル2としては、例えば、図4(a)に直線B2,B3で示すように、波長が長い光に対してほど、透過率が低くなる青色フィルタや、図4(b)に直線Y2,Y3で示すように、波長が短い光に対してほど、透過率が低くなる黄色フィルタなどがある。上記いずれの液晶パネル2も、駆動電圧の実効値が十分に高ければ、直線B1,Y1で示すように可視領域の全ての波長の光を略100%透過させる透明な状態となる。また、駆動電圧の実効値が低いほど、また駆動電圧の周波数が高いほど、全体としての透過率は低下し、波長毎の透過率の差すなわち直線B2,B3,Y2,Y3の傾きは大きくなる。言い換えると、駆動電圧の実効値が低いほど、また駆動電圧の周波数が高いほど、青色の液晶パネル2は青色が濃くなって色温度を上昇させ、黄色の液晶パネル2は黄色が濃くなって色温度を低下させる。
点灯部3は、図5に示すように、交流電源ACから供給された交流電力を直流電力に変換するコンバータ部31と、コンバータ部31が出力した直流電力を交流電力に変換して放電灯Laに供給するインバータ部32とを備える。
コンバータ部31は、交流電源ACから入力された交流電流を全波整流する整流器DB1と、DB1の出力端間に接続されたインダクタL1とダイオードD1と平滑コンデンサC1との直列回路と、一端がインダクタL1を介して整流器DB1の一方の出力端に接続されるとともに他端がDB1の他方の出力端に接続されたスイッチング素子Q1とを備え、平滑コンデンサC1の両端を出力端とする周知の昇圧型コンバータである。
インバータ部32は、コンバータ部31の出力端間に接続されたスイッチング素子Q2,Q3の直列回路と、一端がスイッチング素子Q1,Q2の接続点に接続され他端が放電灯Laの一方のフィラメントに接続されたコンデンサC2とインダクタL2との直列回路と、一端がコンデンサC2とインダクタL2との上記直列回路を介してローサイドのスイッチング素子Q3の一端に接続され他端がローサイドのスイッチング素子Q3の他端に接続されたコンデンサC3とを備える、周知のハーフブリッジ型のインバータ回路である。また、始動時に放電灯Laのフィラメントを予熱するために、放電灯Laの各フィラメントの両端間には、それぞれ、トランスT1の2個の2次巻き線の一方ずつがコンデンサC5,C6を介して接続されている。トランスT1の1次巻き線は、コンデンサC2,C4を介してローサイドのスイッチング素子Q3の両端間に接続されている。
また、点灯部3は、コンバータ部31のスイッチング素子Q1をオンオフ駆動するとともに、インバータ部32のスイッチング素子Q2,Q3を交互にオンオフ駆動する駆動制御部33を備える。駆動制御部33は、制御部52から入力される調光信号に応じて、スイッチング素子Q2,Q3を交互にオンオフする周波数(以下、「動作周波数」と呼ぶ。)を制御することにより、放電灯Laの調光比を制御する。具体的に説明すると、コンバータ部31のスイッチング素子Q1をオンオフ駆動するとともに、インバータ部32のスイッチング素子Q2,Q3を交互にオンオフ駆動する駆動回路33aを備える。駆動回路33aは入力端子を有し、この入力端子から流出する電流量に応じて動作周波数を決定する。また、駆動制御部33は、正の入力端子と出力端子との間に抵抗R3とコンデンサC11との並列回路が接続されて作動増幅器を構成するとともに出力端子が抵抗R4とダイオードD2とを介して駆動回路33aの入力端子に接続されたオペアンプOP1を備える。また、駆動回路33aの入力端子は、抵抗R5を介してコンバータ部31の低電圧側の出力端に接続されている。ローサイドのスイッチング素子Q3は抵抗R1を介してコンバータ部31の低電圧側の出力端に接続されており、スイッチング素子Q3と抵抗R1との接続点の電位が抵抗R2を介してオペアンプOP1の正の入力端子に接続されている。オペアンプOP1の負の入力端子には、抵抗R30を介して制御部52に接続されるとともにコンデンサC30を介して接地されている。制御部52からは、PWM信号からなる調光信号が入力されており、この調光信号がコンデンサC30によって平滑され、調光信号のデューティ比に応じた電圧がオペアンプOP1の負の入力端子に入力される。すなわち、駆動制御部33では、調光信号のデューティ比に応じた一定の電力が放電灯Laに供給されるように動作周波数が制御される。
液晶駆動部4は、交流電源ACの出力した交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ部41と、コンバータ部41の出力した直流電圧を交流の駆動電圧に変換して出力するインバータ部42とを備える。
コンバータ部41は、図6(a)に示すように、1次巻き線の両端間に交流電源ACが接続される伝送トランスTR1と、伝送トランスTR1の2次巻き線に誘導された電流を全波整流する整流器DB2と、整流器DB2の出力端間に接続されたスイッチング素子Q10とインダクタL5と平滑コンデンサ13との直列回路と、整流器DB2の出力端間に接続されてたコンデンサC12と、カソードがスイッチング素子Q10とインダクタL5との接続点に接続されるとともにアノードが整流器DB2の低電圧側の出力端に接続されたダイオードD3と、スイッチング素子Q10をオンオフ駆動する駆動制御回路41aとを備え、平滑コンデンサC13の両端を出力端とする、周知の降圧型コンバータである。駆動制御回路41aには制御部52から調色信号が入力されていて、駆動制御回路41aが入力された調色信号に応じてスイッチング素子Q10をオンオフするデューティ比や周波数を変更することにより、コンバータ部41の出力電圧が制御される。
インバータ部42は、図6(b)に示すように、コンバータ部41の平滑コンデンサC13の出力端間に接続されたスイッチング素子Q4,Q5の直列回路と、一端がスイッチング素子Q4,Q5の接続点に接続され他端が液晶パネル2の一方の主透明電極22に接続されたインダクタL3と、それぞれ一端がスイッチング素子Q4,Q5の直列回路の一端ずつに接続され他端が液晶パネル2の他方の透明電極に接続されたコンデンサC81,C82と、制御部52の制御に応じた駆動周波数でスイッチング素子Q4,Q5を交互にオンオフ駆動することにより交流の駆動電圧を生成する駆動回路42aとを備える。
制御部52は、液晶駆動部4において、コンバータ部41の出力電圧を制御することで駆動電圧の振幅を制御することや、インバータ部42での駆動周波数を制御することで駆動電圧の周波数を制御することにより、液晶パネル2の色を制御する。
以下、本発明の主要部たる、液晶パネル2による表示を行うための構成について説明する。液晶パネル2は、図1(a)(b)に示すように、円形状の主透明電極22上に、例えばSiOからなる透明な絶縁層26を介して設けられた複数個の表示用透明電極27a〜27pを有する。なお、図1(b)では、上下方向の寸法を誇張し、2色性色素24及びネマチック液晶25の図示は省略している。表示用透明電極27a〜27pは、いわゆる7セグメントのデジタル表示の188を示す形状及び配置で、合計16対設けられている。そして、液晶駆動部4は、制御部52に制御されてインバータ部42を主透明電極22と表示用透明電極27a〜27pとの一方に択一的に接続するセグメント駆動部43を有する。セグメント駆動部43は、インバータ部42を表示用透明電極27a〜27pに接続した状態では、互いに対向する表示用透明電極27a〜27pの対(以下、「セグメント」と呼ぶ。)毎にインバータ部42との接続すなわち駆動電圧のオンオフを個別に制御する。具体的には例えば、セグメント駆動部43は、図7に示すように、インバータ部42の出力端と主透明電極22と各表示用透明電極27a〜27pとの間の電路にそれぞれ挿入された計34個のスイッチング素子Qdを有し、これらのスイッチング素子Qdをセグメント毎に個別にオンオフ制御する。
制御部52は、調光比の表示を要求する操作入力が操作部51に受け付けられると、セグメント駆動部43を制御し、調光比を表示させる。例えば、調光比が30%である場合、主透明電極22と表示用電極27d,27j,27l,27o,27pとをそれぞれインバータ部42から切り離してその他の表示用電極27a〜27c,27e〜27i,27k,27m,27nをそれぞれインバータ部42に接続することで、図8に示すような表示を行う。図8において、網掛け部は液晶パネル2が着色されている範囲を示す。すなわち、制御部52とセグメント駆動部43とが請求項における表示制御手段を構成している。
上記構成によれば、報知を液晶パネル2により行っているから、報知が音声によって行われる場合と違い、複数の照明装置が同時に報知を行った場合でも個別に確認することができるから確認が容易である。また、報知が音声によって行われる場合に比べ、騒音の中であっても、また耳の不自由な人にとっても、調光比を容易に確認することができるという利点がある。さらに、放電灯Laによって照明される範囲と放電灯Laとの間に配置されて通常は放電灯Laの光を透過させる液晶パネル2を表示に用いていることにより、比較的に面積の大きな見易い表示が可能となっている。また、液晶パネル2による表示を行うに当たり、光源たる放電灯Laをバックライトとして用いていることにより、表示用のバックライトを別途に設ける場合に比べて部品点数が削減されている。
なお、本実施形態では液晶パネル2において主透明電極22を透明基板21の中央部にのみ設け、液晶パネル2の厚さ方向から見た外周部を常に透明としたが、主透明電極22を全体に設け、主透明電極22を用いた光の色の変更によって照明の効果がより大きく変化するようにとしてもよい。
また、液晶パネル2は上記構造のものに限られず、例えばそれぞれ液晶分子を配向させるためのラビングが施された主透明電極22及び表示用透明電極27a〜27p間にネマチック液晶25を充填した構造としてもよい。
さらに、放電灯Laが交換されたことを示す操作入力が操作部51に前に受け付けられてからの放電灯Laの累積点灯時間を測定する点灯時間測定部(図示せず)を設けるとともに、点灯時間測定部によって測定された累積点灯時間が所定の光源寿命閾値を超えているときに制御部52がセグメント駆動部43を制御して放電灯Laの寿命末期を示す図9のような表示を液晶パネル2に行わせるようにしてもよい。図9では、表示用電極27a〜27e,27g,27j,27l,27mにそれぞれ駆動電圧を供給することにより、「LA」との表示を行っている。すなわち、この場合は制御部52が請求項における光源寿命判定部である。この構成を採用すれば、放電灯Laの寿命末期が報知されることにより、使用者は放電灯Laの寿命が尽きる前に放電灯Laを交換することができる。なお、制御部52が、点灯・消灯の回数など、累積点灯時間以外にも放電灯Laの寿命に関わる情報を記憶し、例えば点灯・消灯の回数に所定の係数を乗じて累積点灯時間に加算した数値を光源寿命閾値と比較するといったように、上記情報を寿命末期の判定に加味するようにしてもよい。
ところで、液晶パネル2内の2色性色素24は光によって劣化しやすく、2色性色素24が劣化すると色が薄くなってしまって駆動電圧による十分な色変化が得られなくなり、これが液晶パネル2の寿命となる。そして、液晶パネル2が受ける光は主に放電灯Laの光である。そこで、液晶パネル2が交換されたことを示す操作入力が操作部51に前に受け付けられてからの放電灯Laの累積点灯時間を測定するパネル使用時間測定部(図示せず)を設けるとともに、パネル使用時間測定部によって測定された累積点灯時間が所定のパネル寿命閾値を超えているときに制御部52がセグメント駆動部43を制御して液晶パネル2の寿命末期を示す図10のような表示を液晶パネル2に行わせるようにしてもよい。図10では、表示用電極27c,27e,27i〜27lにそれぞれ駆動電圧を供給することにより、「FI」との表示を行っている。すなわち、この場合は制御部52が請求項におけるパネル寿命判定部である。この構成を採用すれば、液晶パネル2の寿命末期が報知されることにより、使用者は液晶パネル2の性能が損なわれる前に液晶パネル2を交換することができる。
さらに、周知の温度センサや湿度センサを設け、操作部51に所定の操作入力が受け付けられたときに制御部52がセグメント駆動部43を制御して温度や湿度を表示させるようにしてもよい。また、非常時の避難経路の方向を示す図11のような矢印形状の表示用透明電極27qを追加するとともに、周知の煙検知器(図示せず)を設け、煙検知器において煙が検知されたときにはセグメント駆動部43が上記表示用透明電極27qに駆動電圧を供給して避難経路を示す矢印を表示させるようにしてもよい。煙検知器は例えば外部から煙が入りかつ光が入らないように構成された測定ブロックと、測定ブロック内に配置された発光ダイオードと、測定ブロック内において発光ダイオードの光が直接入射せずかつ測定ブロック内の煙で乱反射された発光ダイオードの光が入射する位置に配置されたフォトダイオードと、フォトダイオードによって検知された光量が所定の閾値を超えたときに煙が検知されたことを示す電気信号を出力する判定部とを備えるものである。さらに、時刻の表示に適した周知の形状の表示用電極(図示せず)を追加するとともに、時刻センサとしてJJYの放送を受信する時刻受信手段(図示せず)を設け、時刻を要求する操作入力が操作部51に受け付けられたときに制御部52がセグメント駆動部43を制御し時刻受信手段に受信された時刻を液晶パネル2に表示させるようにしてもよい。なお、時刻センサとしては、周知の水晶発振器を用いて時刻を計時する計時手段を、上記のような時刻受信手段に代えて又は組み合わせて用いてもよい。
さらに、図12に示すように、装置本体1から分離して携行可能なリモコン装置6を設け、リモコン装置6を用いた操作を可能としてもよい。すなわち、リモコン装置6には、使用者による操作入力が受け付けられる操作部61と、操作部61に受け付けられた操作入力に応じたワイヤレス信号である操作信号を送信する送信部62を設ける。また、装置本体1には、リモコン装置から送信された操作信号を受信する受信部54を設け、制御部52は受信部54に受信された操作信号に応じて各種の制御を行うようにする。操作信号の媒体としては、赤外光や電波を用いることができる。
また、セグメント駆動部43は駆動電圧の供給をオンオフするものに限られず、例えばインバータ部42と透明電極22,27a〜27qとの間にそれぞれ電気抵抗を変更可能な抵抗回路(図示せず)を挿入し、セグメント駆動部43は抵抗回路の抵抗値を個別に制御することによってセグメント毎に駆動電圧に差を生じさせて表示を行うものとしてもよい。
上記各構成は、それぞれ周知技術を用いて実現可能であるので、詳細な説明及び図示は省略する。
(a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態における液晶パネルの構造を示す説明図であり、(a)は液晶パネルの厚さ方向から見た透明電極の配置を示す説明図であり、(b)は(a)での下方から見た各部の位置関係を示す説明図である。 同上の全体構成を示すブロック図である。 同上の液晶パネルの要部を示す断面図である。 (a)(b)はそれぞれ同上に用いられる液晶パネルの動作の一例を示す説明図であり、(a)は青色の液晶パネルの動作を示し、(b)は黄色の液晶パネルの動作を示す。 同上の点灯部を示す回路ブロック図である。 同上の液晶駆動部を示す回路ブロック図であり、(a)はコンバータ部を示し、(b)はインバータ部を示す。 同上の液晶駆動部のセグメント駆動部の構成の一例を示す説明図である。 同上の液晶パネルによって行われる表示の一例を示す説明図である。 同上の液晶パネルによって行われる表示の別の例を示す説明図である。 同上の液晶パネルによって行われる表示の更に別の例を示す説明図である。 同上の別の形態における液晶パネルの要部を示す説明図である。 同上の更に別の形態の要部を示すブロック図である。
符号の説明
1 装置本体
2 液晶パネル
3 点灯部
4 液晶駆動部
6 リモコン装置
21 透明基板
22 主透明電極
27a〜27q 表示用透明電極
43 セグメント駆動部
52 制御部
54 受信部
61 操作部
62 送信部
La 放電灯

Claims (6)

  1. 光源を点灯させる点灯手段と、光源と光源によって照明される被照面との間に配置された液晶パネルと、点灯手段が光源に供給する電力を制御することにより光源の調光比を制御する制御手段とを備え、
    液晶パネルは、互いに対向する透明基板と、各透明基板の対向面にそれぞれ設けられた透明電極と、透明電極間に設けられ透明電極間にかけられた駆動電圧により駆動されて光源の光に対する液晶パネルの透過率を変化させる液晶とを有し、
    液晶パネルは、少なくとも一方の透明基板において透明電極が互いに電気的に分離されることにより駆動電圧を個別に制御可能とされた複数個のセグメントを有し、
    液晶パネルに設けられた各セグメントの駆動電圧を個別に制御することにより光源の調光比を表示する表示制御手段を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 光源の累積点灯時間を計測する点灯時間計測手段と、
    点灯時間計測手段によって計測された累積点灯時間を所定の光源寿命判定閾値と比較し累積点灯時間が光源寿命判定閾値に達したときに光源の寿命末期を判定する光源寿命判定手段とを備え、
    表示制御手段は、光源寿命判定手段によって光源の寿命末期が判定されたときに液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより光源の寿命末期を表示させることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 液晶パネルが光源の光を受けている累積使用時間を計測するパネル使用時間計測手段と、
    パネル使用時間計測手段によって計測された累積使用時間を所定のパネル寿命判定閾値と比較し、累積使用時間がパネル寿命判定閾値に達したときに液晶パネルの寿命末期を判定するパネル寿命判定手段とを備え、
    表示制御手段は、パネル寿命判定手段によって液晶パネルの寿命末期が判定されたときに液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより液晶パネルの寿命末期を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 検出量に応じた電気信号を出力するセンサを備え、
    表示制御手段は、液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することによりセンサの出力に応じた表示を行わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の照明装置。
  5. センサとして、検出量が湿度である湿度センサと、検出量が気温である温度センサと、検出量が煙濃度である煙検知センサと、検出量が時刻である時刻センサとの少なくとも1個を備えることを特徴とする請求項4記載の照明装置。
  6. 液晶パネルが光源と光源によって照明される被照面との間に位置するように点灯手段と光源と液晶パネルとをそれぞれ保持する装置本体と、装置本体から分離して携行可能なリモコン装置を備え、
    リモコン装置は、使用者による操作入力を受け付ける操作部と、操作部で受け付けられた操作入力に応じたワイヤレス信号を送信する送信部とを有し、
    装置本体には、リモコン装置から送信されたワイヤレス信号を受信する受信部が保持され、
    表示制御手段は、受信部に受信されたワイヤレス信号に応じて、液晶パネルに設けられた各セグメントを個別に制御することにより、表示を行わせることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の照明装置。
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