JP4825753B2 - 搬送車 - Google Patents

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本発明は、搬送車に関するものである。
従来、この種の搬送車としては、本体底部の四隅に設けた一対の前輪キャスターおよび一対の後輪キャスターと、これら一対の前輪キャスターと一対の後輪キャスターとの間に設けた一対の固定輪とを備えるものが提案されている。
この搬送車では、前輪キャスターと固定輪とを本体底部に揺動自在に設けた連結部材に取り付けるとともに、後輪を本体底部に揺動自在に設けた連接部材に取り付け、さらに連結部材と連接部材とを相互に揺動可能に連結することで、前輪キャスター,後輪キャスターおよび固定輪のうち何れかが走行面の段差や凹凸に乗り上げても、残りの2つの車輪が走行面に接地するので走行安定性が良いものとしている。
実開平7−8148号公報
しかしながら、このような搬送車では、連結部材や、連接部材を本体底部に揺動自在に支持するための釣支板や釣支杆など多くの部品が必要であるばかりでなく、その構造が複雑であるといった問題がある。
本発明の搬送車は、安定した走行性を簡易に確保することを目的の一つとする。また、本発明の搬送車は、旋回性の向上を目的の一つとする。さらに、本発明の搬送車は、安定した操舵性を確保することを目的の一つとする。
本発明の搬送車は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の搬送車は、進行方向前側に設けられた前輪キャスターと、進行方向後側に設けられた後輪キャスターと、該前輪キャスターと該後輪キャスターとの間に設けられた固定輪とを備える搬送車であって、
前記前輪キャスターおよび前記後輪キャスターは、前記進行方向前側および前記進行方向後側が自由端となるよう前記搬送車の底部に設置された一枚の板バネの前記自由端側に取り付けられてなる
ことを要旨とする。
この本発明の搬送車では、搬送車の底部に設置された一枚の板バネの進行方向前側および進行方向後側の自由端側に前輪キャスターおよび後輪キャスターを取り付けるから、前輪キャスターや後輪キャスター,固定輪が走行面の段差や凹凸に乗り上げても板バネが撓んで全ての車輪が走行面に接地した状態を保つことができる。しかも、板バネが一枚で済むから部品点数の増加を抑えることができ、前輪キャスターと後輪キャスターとを板バネの自由端側に取り付けるだけだから構造も簡易である。この結果、安定した走行性を簡易に確保することができる。
この態様の本発明の搬送車において、前記前輪キャスターは、前記進行方向に対して左側に設けられる左前輪キャスターと、前記進行方向に対して右側に設けられる右前輪キャスターと、を有し、前記後輪キャスターは、前記進行方向に対して左側に設けられる左後輪キャスターと、前記進行方向に対して右側に設けられる右後輪キャスターと、を有し、前記板バネは、前記左前輪キャスターと前記左後輪キャスターとが取り付けられる左側板バネと、前記右前輪キャスターと前記右後輪キャスターとが取り付けられる右側板バネと、を有するものとすることもできる。こうすれば、左右のキャスターを別々の板バネに取り付けることができるから、全ての車輪をより確実に走行面に接地させることができる。
また、前輪キャスターと後輪キャスターとの間に設けられた固定輪を底部に備える搬送車において、前記前輪キャスターおよび/または前記後輪キャスターは、前記板バネが撓んでいない状態においては、前記固定輪のみが床面に当接して該床面との間に所定隙間が形成されるよう前記板バネに取り付けられてなるものとすることもできる。
こうすれば、前輪キャスターと後輪キャスターの転がり抵抗を減少でき、固定輪を中心とした旋回がしやすいものとなる。この結果、搬送車の旋回性が向上する。
また、本発明の搬送車において、前記前輪キャスターから前記固定輪までの距離は、該固定輪から前記後輪キャスターまでの距離よりも大きく形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、搬送車の操舵性を安定したものとすることができる。即ち、搬送車は固定輪を中心として曲がることになるが、前輪キャスターから固定輪までの距離を、固定輪から後輪キャスターまでの距離よりも大きくすることで、固定輪から前側の回転モーメントを固定輪から後側の回転モーメントよりも大きくできるので、所謂尻振りを抑制でき、操舵性が安定したものとなる。
また、本発明の搬送車において、前記板バネの撓みを規制するストッパーを備えてなるものとすることもできる。こうすれば、板バネの過度の撓みを規制することができる。この結果、走行性をより安定したものとすることができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である搬送車を横から見た側面図である。また図2は、前輪キャスター,後輪キャスターおよび固定輪を取り外した状態の搬送車を底側から見た底面構成図である。
搬送車1は、枠組み形成されたフレーム2と、このフレーム2の底側に左右一対で固定された左右の板バネ3,4と、左右の板バネ3,4のそれぞれの底側に取り付けられた前輪キャスター7,後輪キャスター8,固定輪9を備えている。
また、搬送車1の前側には、手押し用ハンドル14と、前方側へ突出した牽引きフック12が備えられている。
フレーム2は、角材で構成され、左右一対の長尺枠材2a,2aと、前後一対の短尺枠材2b,2bが、平面視長方形状に枠組みされており、左右の長尺枠材2a,2a間に架け渡し状に3本の補強枠材2c,2d,2eが組み付けられ、この3本の補強枠材2c,2d,2eは、前後一対の短尺枠材2b,2bと平行状に前後方向に間隔をおいて組み付けてある。
このフレーム2の3本の補強枠材2c,2d,2eに、それぞれ下方より固定ボルト5を締め付けて、補強枠材2c,2d,2eの底側に、前後方向に長い一枚板状の板バネ3,4が左右一対それぞれ片持ち状に固定されている。
それぞれの板バネ3,4の前端側は、前側の短尺枠材2bと補強枠材2cとの間で上下方向に撓み変形できる自由端部3a,4aを有しており、それぞれの板バネ3,4の後端側は、後側の短尺枠材2bと補強枠材2eとの間で上下方向に撓み変形できる自由端部3b,4bを有している。
板バネ3,4の自由端部3a,3b,4a,4bおよび板バネ3,4の補強枠材2dに整合する位置には、それぞれ4個のボルトを通す取付孔6,6,6が形成されており、自由端部3a,4aの取付孔6,6,6には下方よりボルトを通しボルトナットを締め付けて前輪キャスター7が取り付けられ、自由端部3b,4bの取付孔6,6,6には下方よりボルトを通しボルトナットを締め付けて後輪キャスター8が取り付けられ、補強枠材2dに整合する位置の取付孔6,6,6には下方よりボルトを通しボルトナットを締め付けて固定輪9が取り付けられる。
ここで、自由端部3a,4aの取付孔6,6,6から補強枠材2dに整合する位置の取付孔6,6,6までの距離は、補強枠材2dに整合する位置の取付孔6,6,6から自由端部3b,4bの取付孔6,6,6までの距離よりも大きくなるよう設定されている。したがって、板バネ3,4に前輪キャスター7,後輪キャスター8および固定輪9を取り付けた状態においては、図1に示すように、前輪キャスター7から固定輪9までの前後方向距離aが、固定輪9から後輪キャスター8までの前後方向距離bよりも大きくなる。
また、板バネ3,4のそれぞれの前側および後側の自由端部3a,3b,4a,4bの過度の撓みを規制するために、前後それぞれの短尺枠材2b,2bの内側には、一対の前部ストッパー13aと、一対の後部ストッパー13bが略水平に突出して設けてある。
なお、前輪キャスター7および/後輪キャスター8は、板バネ部材3,4が撓んでいない状態における接地面が、固定輪9の接地面よりも鉛直上方側となるように取り付けられる。すなわち、板バネ3,4がそれぞれ撓んでいない状態にあるときには、図3に示すように、床面Fに固定輪9のみが当接して、前輪キャスター7および後輪キャスター8と床面Fとの間には隙間Sが形成される。このように、平地においては、前輪キャスター7と後輪キャスター8との両輪は、板バネ3,4を鉛直下向きに撓ませた状態、すなわち、前輪キャスター7と後輪キャスター8とは、鉛直上向きの力が作用した状態で床面Fに接地することとなる。
前輪キャスター7は、ボルトで板バネ3,4の底側に固定されるベース7aと、ベース7aの下部に、水平面内での回転を許容する回転部7bが設けられており、この回転部7bから下方に向かってアーム7cが形成され、このアーム7cの下端に設けた軸に、車輪7dが回転可能に設けられたものである。
後輪キャスター8も同様に、ボルトで板バネ3,4の底側に固定されるベース8aと、水平面内での回転を許容する回転部8bと、アーム8cと、車輪8dで構成されている。
固定輪9は、ボルトで板バネ3,4の底側に固設されるベース9aと、ベース9aからアーム9bが垂下状に設けられ、アーム9bの下端の軸に、車輪9cが回転可能に設けられたものである。
また、フレーム2の底側の左右方向中央付近には、固定板10が、補強枠材2cから前方側へ突出して補強枠材2cと前側の短尺枠材2bに固設されており、この固定板10の前端には、連結部11を介して、更に前方側へ突出した牽引きフック12が水平状に設けられ、牽引きフック12の前端には、連結ピンを挿入できる連結ピン孔12aが貫通形成されている。この連結ピン孔12aにピンを入れて、複数の搬送車1を連結できるものである。
また、手押し用ハンドル14は、フレーム2側から立ち上げられた立上り部14aの上端に、前方側へ上傾して傾斜部14bが形成され、傾斜部14bの上端に、左右方向に水平状に握りバー14cが形成されており、握りバー14cを手で握り、手押しで搬送車1を移動させることができるように構成されている。
次に、このように構成された搬送車1の作用効果を説明する。
まず、搬送車1が平地を走行する場合を考える。
平地を走行する場合には、搬送車1は、図4に示すように、左右の板バネ3,4に設けられた一対の前輪キャスター7と一対の後輪キャスター8と一対の固定輪9からなる6つの車輪全てが床面Fに当接した状態で走行するから、安定して走行することができる。しかも、前輪キャスター7と後輪キャスター8とが常に板バネ3,4を撓ませた状態で床面Fに接地することとなり、前輪キャスター7と後輪キャスター8には板バネ3,4から常に鉛直上方向きに付勢力が作用した状態となるから、固定輪9に作用する荷重に比して前輪キャスター7と後輪キャスター8とに作用する荷重は小さいものとなる。そのため、前輪キャスター7と後輪キャスター8の転がり抵抗は、固定輪9よりも減少され、固定輪9を中心として旋回がし易いものとなり、搬送車1を走行中に容易に旋回させて方向を変えることができる。また、搬送車1を旋回させるときには、固定輪9を中心として搬送車1の方向を変えることとなるが、前輪キャスター7から固定輪9までの距離aを、固定輪9から後輪キャスター8までの距離bよりも大きくしてあるので、固定輪9から前側の回転モーメントを固定輪9から後側の回転モーメントよりも大きくでき、旋回時における所謂尻振りを抑えることができるため、操舵性が安定したものとなる。
次に、前輪キャスター7,後輪キャスター8あるいは固定輪9が床面Fの段差に乗り上げた場合を考える。
図5は、前輪キャスター7が段差Faに乗り上げたときの状態を示した状態図であり、図6は、後輪キャスター8が段差Fcに乗り上げたときの状態を示した状態図であり、図7は、固定輪9が段差Fbに乗り上げたときの状態を示した状態図である。
前輪キャスター7,後輪キャスター8あるいは固定輪9のいずれが床面Fの段差Fa,Fb,Fcに乗り上げたとしても、図5ないし図7に示すように、板バネ3,4の自由端3a,3b,4a,4bが撓んで、全ての車輪が床面Fに接地した状態を保つことができるから、安定して走行することができる。ここでは、前輪キャスター7,後輪キャスター8あるいは固定輪9が床面Fの段差Fa,Fb,Fcに乗り上げた場合を説明したが、段差Fa,Fb,Fcではなく、凹みであっても同様の作用効果を奏することはいうまでもない。
また、フレーム2には、板バネ3,4の前端側および後端側の上方に、前部ストッパー13aと後部ストッパー13bが固設されているため、板バネ3,4の前後の自由端側が過度に上方へ撓んだ場合には、この前部ストッパー13aあるいは後部ストッパー13bに板バネ3,4の自由端側が当接して、過度の撓みを規制することができ、撓みが規制されることで搬送車1の走行性が安定したものとなる。
以上説明した実施例の搬送車1によれば、前後方向に長い一枚の板バネ3,4を左右一対それぞれ前後端が自由端部3a,3b,4a,4bとなるようフレーム2の底側に固定し、前輪キャスター7および後輪キャスター8をこの自由端部3a,4a,3b,4bに取り付けるから、前輪キャスター7や後輪キャスター8,あるいは固定輪9のいずれが床面Fの段差や凹みに乗り上げたとしても、板バネ3,4の自由端部3a,4a,3b,4bが良好に撓んで前輪キャスター7,後輪キャスター8および固定輪9の全ての車輪を常に床面Fに接地することができ、安定した走行性を確保することができる。しかも、板バネ3,4が自由端部3a,4a,3b,4bを有するようにフレーム2に固定して、前輪キャスター7および後輪キャスター8をこの自由端部3a,4a,3b,4bに取り付けるだけだから、構造も簡易である。また、板バネ3,4をそれぞれ前後方向に長い一枚板状としたから、部品点数の増加を抑えることができる。さらに、板バネ3,4の過度の撓みを規制する前部ストッパー13aおよび後部ストッパー13bを設けたから、走行性をより安定したものとすることができる。
また、実施例の搬送車1によれば、前輪キャスター7および後輪キャスター8を、板バネ3,4が撓んでいない状態における接地面が、固定輪9の接地面よりも鉛直上方側となるように取り付けるから、平地においては、常に前輪キャスター7と後輪キャスター8とは、板バネ3,4を鉛直下向きに撓ませた状態、すなわち、前輪キャスター7と後輪キャスター8とを床面Fに接地させる際に鉛直上向きの力を作用させた状態とすることができる。この結果、固定輪9に作用する荷重に比して前輪キャスター7と後輪キャスター8とに作用する荷重を小さく抑えて、前輪キャスター7と後輪キャスター8との転がり抵抗を減少でき、固定輪を中心とした旋回性を向上することができる。この結果、固定輪9に作用する荷重に比して前輪キャスター7と後輪キャスター8とに作用する荷重を小さく抑えて、前輪キャスター7と後輪キャスター8との転がり抵抗を減少でき、固定輪を中心とした旋回性を向上することができる。
また、実施例の搬送車1によれば、前輪キャスター7から固定輪9までの前後方向距離aが、固定輪9から後輪キャスター8までの前後方向距離bよりも大きくなるようにしたから、固定輪9から前側の回転モーメントを固定輪9から後側の回転モーメントよりも大きくできる。この結果、旋回時における所謂尻振りを抑えることができるため、操舵性を安定したものとすることができる。
実施例の搬送車1では、板バネ3,4は、左右別々に設けるものとしたが、図8の変形例の搬送車100に例示するように、左右一体の一枚の板バネ103を設けるものとしても差し支えない。この場合、前輪キャスター7と後輪キャスター8とが、左右別々に撓むことができるように板バネ103の前部および後部の両方に切欠き120a,120bを形成しておけば良い。
図9の変形例の搬送車300に例示するように、前後方向ではなく、左右方向に長い一枚板状の板バネ303,304としても構わない。この場合、固定板310を前側の短尺枠材303bから後側の短尺枠材302bまで掛け渡して固定し、この固定板310の補強枠材302cと前側の短尺枠材303bとの間に板バネ303を片持ち状に固定し、固定板310の補強枠材302eと後側の短尺枠材302bとの間に板バネ304を片持ち状に固定すれば良い。なお、固定板310の変わりに別途補強枠材を前側の短尺枠材303bから後側の短尺枠材302bに掛け渡し固定し、これに板バネ303,304を固定するものとしても差し支えない。
実施例の搬送車1では、前輪キャスター7および後輪キャスター8の両輪を、板バネ3,4が撓んでいない状態における接地面が、固定輪9の接地面よりも鉛直上方側となるように取り付けるものとしたが、前輪キャスター7または後輪キャスター8のいずれか一方の接地面だけが、固定輪9の接地面よりも鉛直上方側となるように取り付けるものしても構わない。この場合、前輪キャスター7または後輪キャスター8のうち残りの一方の接地面は、固定輪9の接地面と同じ高さとなるように取り付ければ良い。また、前輪キャスター7および後輪キャスター8の両輪を、板バネ3,4が撓んでいない状態における接地面が、固定輪9の接地面と同じ高さとなるように取り付けるものとしても構わない。
実施例の搬送車1では、前輪キャスター7から固定輪9までの前後方向距離aが、固定輪9から後輪キャスター8までの前後方向距離bよりも大きくなるようにしたが、前後方向距離aは、前後方向距離bと同じであっても構わないし、逆に前後方向距離aが、前後方向距離bよりも小さくても差し支えない。
実施例の搬送車1では、板バネ3,4の過度の撓みを規制する前部ストッパー13aおよび後部ストッパー13bを設けるものとしたが、前部ストッパー13aおよび後部ストッパー13bはなくても差し支えない。
実施例の搬送車1では、左右の板バネ3,4は、それぞれ一枚の板バネで構成したものを例示しているが、それぞれ上下二枚以上重ね合わせた構造のものであっても良い。
また、フレーム2は、角材で平面視長方形状に枠組みされたものを例示しているが、このような形状に限定されるものでないことは勿論である。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
搬送車の側面構成図である。 前輪キャスター,後輪キャスター,固定輪を取り外した状態で搬送車を底側から見た底面構成図である。 板バネが水平状態にある時の前輪キャスターと後輪キャスターと固定輪の関係を示した側面構成図である。 平地走行時に全部の車輪が接地する水平状態にある時の車輪の関係を示す要部側面拡大構成図である。 前輪キャスターが段差に乗り上げた状態時の要部拡大側面構成図である。 後輪キャスターが段差に乗り上げた状態時の要部拡大側面構成図である。 固定輪が段差に乗り上げた状態時の要部拡大側面構成図である。 前輪キャスター,後輪キャスター,固定輪を取り外した状態で変形例の搬送車を底側から見た底面構成図である。 前輪キャスター,後輪キャスター,固定輪を取り外した状態で変形例の搬送車を底側から見た底面構成図である。
1,100,300 搬送車
2 フレーム
2a 長尺枠材
2b,302b,303b, 短尺枠材
2c,2d,2e 補強枠材
3,4,103,303,304 板バネ(板バネ部材)
3a,3b,4a,4b 自由端部
6 取付孔
7 前輪キャスター
8 後輪キャスター
9 固定輪
7a,8a,9a ベース
7b,8b 回転部
7d,8d,9c 車輪
12 牽引きフック
13a 前部ストッパー
13b 後部ストッパー
14 手押し用ハンドル
14c 握りバー

Claims (5)

  1. 進行方向前側に設けられた前輪キャスターと、進行方向後側に設けられた後輪キャスターと、該前輪キャスターと該後輪キャスターとの間に設けられた固定輪とを備える搬送車であって、
    前記前輪キャスターおよび前記後輪キャスターは、前記進行方向前側および前記進行方向後側が自由端となるよう前記搬送車の底部に設置された一枚の板バネの前記自由端側に取り付けられてなる
    搬送車。
  2. 前記前輪キャスターは、前記進行方向に対して左側に設けられる左前輪キャスターと、前記進行方向に対して右側に設けられる右前輪キャスターと、を有し、
    前記後輪キャスターは、前記進行方向に対して左側に設けられる左後輪キャスターと、前記進行方向に対して右側に設けられる右後輪キャスターと、を有する
    請求項1記載の搬送車であって、
    前記板バネは、前記左前輪キャスターと前記左後輪キャスターとが取り付けられる左側板バネと、前記右前輪キャスターと前記右後輪キャスターとが取り付けられる右側板バネと、を有する搬送車。
  3. 前記前輪キャスターおよび/または前記後輪キャスターは、前記板バネが撓んでいない状態においては、前記固定輪のみが床面に当接して該床面との間に所定隙間が形成されるよう前記板バネに取り付けられてなる
    請求項1または2記載の搬送車。
  4. 前記前輪キャスターから前記固定輪までの距離は、該固定輪から前記後輪キャスターまでの距離よりも大きく形成されてなる請求項1ないしいずれか記載の搬送車。
  5. 前記板バネの撓みを規制するストッパーを備える請求項1ないしいずれか記載の搬送車。
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