JP4825505B2 - 情報隠蔽葉書 - Google Patents

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本発明は、情報隠蔽葉書に関し、更に詳しくは、弱圧で情報の隠蔽が可能な情報隠蔽葉書に関する。
近年、銀行、クレジット会社、官公庁等より個人宛に各個人の預金状況、残高情報、年金情報等を通知する手段として「親展はがき」が使用されている。かかる親展はがきに使用される用紙は、その情報記載面に、感圧接着剤が塗工されており、低い圧力では全く接着しないが、所定圧力以上で圧着すると接着するよう構成されている(特許文献1,2)。
しかし、従来の感圧接着剤は、接着に比較的高い圧力を要するため、接着にはドライシーラー等の圧着装置が必要であり、用途が限られていた。
特公平5−57117号公報 特開2001−240833号公報
本発明は、大規模な圧着装置を必要とせず、手でこする程度の弱圧でも情報の隠蔽が可能な情報隠蔽葉書を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の情報隠蔽葉書は、情報記入領域を有する葉書片と、前記葉書片の一辺に連接され、少なくとも前記情報記入領域を隠蔽する隠蔽片と、前記隠蔽片の少なくとも前記葉書片と連接された辺と対向する辺に沿って形成された第一接着層と前記葉書片の該第一接着層と対向する位置に形成された第二接着層とからなる接着層と、前記葉書片と前記隠蔽片の少なくとも一方の前記接着層形成領域以外の領域に形成された擬似接着層とを有する情報隠蔽葉書であって、前記接着層が、アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層であることを特徴とする。
本発明の情報隠蔽葉書の接着層は、弱圧での接着が可能であり、例えば、硬貨、ペン先等を用いて比較的強めに数回こする程度で接着することができる。そのため、接着にドライシーラー等の圧着装置を必要としない。
また、本発明の情報隠蔽葉書の接着層は、通常状態では接着しないため、接着層を剥離紙等で保護する必要がなく、コストダウンを図れる。
また、本発明の情報隠蔽葉書の接着層は、一旦接着した後は基材(葉書片、隠蔽片)を破ることなく剥離することはできない。
以下、本発明の情報隠蔽用紙について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の二つ折り葉書の一例を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は隠蔽片で情報記入領域を隠蔽している状態を示す斜視図である。
図1において、1は情報記入領域2を有する葉書片、3は葉書片1の一辺に連接され、少なくとも情報記入領域2を隠蔽する隠蔽片、6は擬似接着層、7は折り線であり、接着層は、第一接着層4と第二接着層5からなる。
図1に示す様に、第一接着層4は、葉書片1と隠蔽片3が連接された辺(折り線7)と対向する辺に沿って形成されている。第一接着層4の形成位置は、図1に示す位置に限定されないが、隠蔽片3の情報記入領域2と対向する領域以外の領域に形成することが好ましい。第二接着層5は、折り線7にて折り曲げた際に第一接着層4と対向する位置に形成されている。第二接着層5の形成位置は、第一接着層4と対向する位置であればよく、例えば、隠蔽片3の折り線7と直行する辺の長さが葉書片1のそれより長い場合には、葉書片1の裏側に形成すればよい。接着層は通常状態では接着しないため、接着層を剥離紙等で保護する必要はない。
擬似接着層6は、隠蔽片3の第一接着層4を形成した領域以外のほぼ全面に形成されている。擬似接着層6の形成位置は、図1に示す位置に限定されず、葉書片1に設けてもよい。接着層を形成する感圧接着剤組成物と同様の組成物で形成した擬似接着層6は、通常状態では接着しないため、擬似接着層6を剥離紙等で保護する必要はない。
本発明の二つ折り葉書は、図1(b)に示す様に、隠蔽片3を折り線7にて折り曲げて情報記入領域2を隠蔽する。そして、擬似接着層6を接着するのに必要な圧力を加えた後、隠蔽片3の接着層に対応する位置を中心に、硬貨、ペン先等を用いて比較的強めに数回こする程度の弱圧を加え、隠蔽片3を葉書片1に接着する。擬似接着層6が、接着層を形成する感圧接着剤組成物と同様の組成物で形成した層である場合には、圧着装置を用いる必要はなく、弱圧で隠蔽片3を葉書片1に接着することができる。
隠蔽片3は、剥離することが可能であり、一旦剥離すると再度加圧しても再び接着することはない。しかも、隠蔽片3を剥離する際に、擬似接着層6の部分は、葉書片1及び隠蔽片3を破ることなく、情報記入領域2に記入された情報を視認することができる。一方、接着層の部分は、葉書片1または隠蔽片3を破ることなく剥離することはできず、無理に剥離した場合には、剥離した痕跡が残る程度に葉書片1または隠蔽片3が破れる。従って、郵送中に故意にあるいは誤って、隠蔽片3が剥離されることを防止できる。尚、隠蔽片3を、葉書片1または隠蔽片3自身を破ることなく剥離できるように、予め、切取りミシン目を設けるなどして第一接着層4と第二接着層5が接着した個所を切り離すようにしておいてもよい。
接着層は、アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層である。また、擬似接着層6は、アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層であることが好ましく、該感圧接着剤組成物に更にでん粉を含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層であることがより好ましい。
アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる擬似接着層は、一旦接着した後に剥離することが可能であり、その後は、再度加圧しても再び接着することはないが、基材を破ることなく剥離することが可能である。また、接着層を形成する感圧接着剤組成物の接着力を調整した組成物により形成した擬似接着層は、接着層と同様に、剥離紙等で保護する必要がなく、弱圧での接着が可能である。また、透明であり、基材に印刷された文字等を視認できるし、擬似接着層自体が印刷適性を有するため、擬似接着層表面に印刷することも可能である。
アクリル変性天然ゴムラテックスは、天然ゴムラテックスをアクリル系単量体でグラフしたラテックスである。アクリル系単量体としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸メチル等が挙げられ、これらのうちでもメタクリル酸メチルが好ましい。また、グラフト化の度合いは、天然ゴム比5〜50重量%であることが好ましい。
過酸化物前加硫ラテックスは、天然ゴムラテックスを過酸化物で前加硫したラテックスである。過酸化物としては、例えばベンゾイルパーオキシド、ジt−ブチルパーオキシジイソプロピルベンゼン、t−ブチルハイドロパーオキシド等が挙げられ、これらのうちでもt−ブチルハイドロオキシドが、反応時のラテックス分散性、安定性に優れていることが知られている。
合成ゴムラテックスとしては、例えば、スチレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテックス、ブタジエンゴムラテックス、クロロプレンゴムラテックス、ウレタンゴムラテックス等々が挙げられる。
アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)の合計量と、合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との配合比率(アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)の合計量:合成ゴムラテックス(樹脂固形分))は、重量比で60:40〜90:10であることが好ましく、より好ましくは70:30〜85:15である。アクリル変性天然ゴムラテックスと過酸化物前加硫ラテックスの合計量がこの範囲より多すぎると(合成ゴムラテックスがこの範囲より少なすぎると)、基材への密着性、剥離時の凝集力が不足する傾向があり、アクリル変性天然ゴムラテックスと過酸化物前加硫ラテックスの合計量がこの範囲より少なすぎると(合成ゴムラテックスがこの範囲より多すぎると)、接着力が低下する傾向がある。
また、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)との配合比率(アクリル変性天然ゴムラテックス:過酸化物前加硫ラテックス)は、重量比で10:90〜90:10であることが好ましく、より好ましくは20:80〜30:70であるが、擬似接着層6を形成する場合は80:20〜70:30であることがより好ましい。アクリル変性天然ゴムラテックスがこの範囲より多すぎると(過酸化物前加硫ラテックスがこの範囲より少なすぎると)、接着に要する圧力が高くなる傾向があり、アクリル変性天然ゴムラテックスがこの範囲より少なすぎると(過酸化物前加硫ラテックスがこの範囲より多すぎると)、剥離が困難になる傾向があり、無理に剥離すると基材の破損を生じる可能性がある。
感圧接着剤組成物中のアクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)と合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との合計含有量は、好ましくは50〜70重量%、より好ましくは60〜70重量%である。合計含有量が50重量%未満では接着力が低下する傾向があり、70重量%を超えると剥離が困難になる傾向があり、無理に剥離すると基材の破損を生じる可能性がある。
感圧接着剤組成物は、保存時の接着層または擬似接着層同士の接着を避ける為にアンチブロッキング剤を含有することが好ましい。
アンチブロッキング剤の含有量は、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)と合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との合計量100重量部に対し10〜50重量部であることが好ましく、10〜30重量部であることがより好ましい。アンチブロッキング剤の含有量が10重量部未満では保存時に接着層または擬似接着層同士が接着する可能性があり、50重量部を超えると接着力が低下する傾向がある。
アンチブロッキング剤としては、例えば、重炭酸カルシウム、軽炭酸カルシウム、タルク、ステアリン酸金属石けん、でん粉、シリカ等が挙げられる。これらのうちでも、接着層または擬似接着層形成後のレーザープリンターによる印刷等に対する耐熱性を向上せしめる為にシリカを含有させることが好ましい。また、擬似接着層6を形成する場合には、でん粉を含有させることが好ましく、その含有量は、好ましくはアンチブロッキング剤中40〜80重量%、より好ましくは50〜70重量%である。接着層を形成する場合にもでん粉を含有させてもよいが、その含有量はアンチブロッキング剤中40重量%未満とすることが好ましく、より好ましくは20〜30重量%である。
感圧接着剤組成物には、塗工適性を維持・向上せしめる為に、界面活性剤、消泡剤、増粘剤等の添加物を添加してもよい。界面活性剤としては、ノニオン界面活性剤とアニオン界面活性剤を併用することが好ましく、ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等で、HLBが13.0〜19.0のもの、アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、高級アルコール硫酸エステルナトリウム、硫酸エステル系等を用いることができる。消泡剤としては非シリコン系消泡剤が接着力に影響をされずに好ましく、0.1〜0.5重量%程度添加することが好ましい。増粘剤はコーターの塗工適性上のため使用され、アクリル系、ポリアクリル酸、PVA、CMC等、セルローズ系増粘剤を用いることができるが、アクリル系増粘剤が粘度の経時変化も少なく好ましい。
感圧接着剤組成物は、例えば、アクリル変性天然ゴムラテックスと過酸化物前加硫ラテックスとを配合し、要すれば界面活性剤を添加した後に、合成ゴムラテックスを配合し、要すればアンチブロッキング剤を添加し、更に必要に応じて消泡剤、増粘剤等の添加物を添加して混合することにより製造することができる。アンチブロッキング剤は、分散性をよくするために界面活性剤等の分散媒中に分散させて添加することが好ましい。
擬似接着層6は、他の感圧接着剤組成物を用いて形成してもよいが、手でこする程度の弱圧で接着できる感圧接着剤組成物を用いることが好ましい。その様な感圧接着剤組成物としては、例えば、アクリルエステル樹脂45〜55重量%及びロジンエステル系樹脂10〜20重量%を含有する感圧接着剤組成物等が挙げられる。
接着層、擬似接着層6は、感圧接着剤組成物を、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーターなどの塗布手段により塗布し、乾燥することにより形成できる。感圧接着剤組成物の塗布量は、接着性、剥離性、透明性等の観点より、好ましくは1〜5g/m2(固形分換算)、より好ましくは2〜3g/m2(固形分換算)である。
葉書片1、隠蔽片3としては、通常の紙の他に、合成紙、あるいはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いることもできる。合成フィルムを用いる場合には、マット処理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。
図2は、本発明の部分二つ折り葉書の一例を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は隠蔽片で情報記入領域を隠蔽している状態を示す斜視図である。図2において、図1と同様の部材には図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3、図4は、本発明の部分二つ折り葉書の他の例を示す図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は剥離紙で隠蔽片を保護している状態を示す斜視図、図4(a)は剥離紙を切り離した状態を示す平面図、図4(b)は隠蔽片で情報記入領域を隠蔽している状態を示す斜視図である。
図3、図4において、8は剥離紙、9は切り取り線である。尚、図1と同様の部材には図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
剥離紙8は、図3(a)に示す様に、隠蔽片3とほぼ同じ形状であり、隠蔽片3の一辺に連接されている。そして、図3(b)に示す様に、剥離紙8を、折り線7’にて折り曲げて、擬似接着層6を保護することができる。情報記入領域2に必要な情報を記入した後、図4(a)に示す様に、剥離紙8を剥がして、切り取り線9にて切り離す。その後、図4(b)に示す様に、隠蔽片3を、折り線7にて折り曲げて葉書片1に接着し、情報記入領域2を隠蔽することができる。
図3、図4に示す部分二つ折り葉書は、葉書製造時に、剥離剤を塗工することで剥離紙を形成することができ、擬似接着層6の保護に剥離紙が必要な場合に有用である。
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
<感圧接着剤組成物の製造>
表1に示す配合で各成分を混合し、ホモコロイドミキサーでよく撹拌して、感圧接着剤組成物を得た。尚、用いたラテックスは以下の通りである。
(1)アクリル変性天然ゴムラテックス
「QY#25MG」(クォー・ユー化成(有)製)、樹脂固形分50wt%
(2)過酸化物前加硫ラテックス
「QY#055PC」(クォー・ユー化成(有)製)、樹脂固形分55wt%
(3)合成ゴムラテックス
「DL−620」(旭化成ケミカルズ(株)製)、ハイスチレンタイプ、樹脂固形分50wt%
Figure 0004825505
<実施例1>
表2に示す様に、表1に示す感圧接着剤組成物No.1,3を用いて、図1に示す二つ折り葉書を作成した。すなわち、葉書片1及び隠蔽片3としての上質紙(110kg)に、バーコーターを用いて乾燥重量8〜10g/m2となるように、組成物No.1を塗工し、105℃×1分間熱風乾燥した後、25℃相対湿度50%で1時間放置して、第一接着層4及び第二接着層5を形成した。さらに、隠蔽片3に、バーコーターを用いて乾燥重量8〜10g/m2となるように、組成物No.3を塗工し、105℃×1分間熱風乾燥した後、25℃相対湿度50%で1時間放置して、擬似接着層6を形成した。
得られた二つ折り葉書の隠蔽片3を、折り線7で折り曲げ、500円玉を縦にして14.71Nまでの荷重をかけて第一接着層4及び第二接着層5、擬似接着層6に対応する位置を1回なぞった際に、十分な接着力が得られる最低加重を測定すると共に、剥離速度300mm/minで剥離した際の葉書片1、隠蔽片3の状態を目視で観察した。
評価結果を表2に示す。
<実施例2、比較例1>
表2に示す様に、表1に示す感圧接着剤組成物No.2,4または5,3を用いた以外は、実施例1と同様にして、図1に示す二つ折り葉書を作成し、評価した。評価結果を表2に示す。
Figure 0004825505
本発明の二つ折り葉書の一例を示す図である。 本発明の部分二つ折り葉書の一例を示す図である。 本発明の部分二つ折り葉書の他の例を示す図である。 本発明の部分二つ折り葉書の他の例を示す図である。
符号の説明
1 葉書片
2 情報記入領域
3 隠蔽片
4 第一接着層
5 第二接着層
6 擬似接着層
7,7’ 折り線
8 剥離紙
9 切り取り線

Claims (9)

  1. 情報記入領域を有する葉書片と、前記葉書片の一辺に連接され、少なくとも前記情報記入領域を隠蔽する隠蔽片と、前記隠蔽の少なくとも前記葉書と連接された辺と対向する辺に沿って形成された第一接着層と前記葉書片の該第一接着層と対向する位置に形成された第二接着層とからなる接着層と、前記葉書片と前記隠蔽片の少なくとも一方の前記接着層形成領域以外の領域に形成された擬似接着層とを有する情報隠蔽葉書であって、前記接着層が、アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層であることを特徴とする情報隠蔽葉書。
  2. 前記第一接着層を、前記情報記入領域と対向する領域以外の領域に有することを特徴とする請求項1に記載の情報隠蔽葉書。
  3. 前記擬似接着層を、前記接着層形成領域以外のほぼ全面に有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報隠蔽葉書。
  4. 前記擬似接着層が、アクリル変性天然ゴムラテックスと、過酸化物前加硫ラテックスと、合成ゴムラテックスとを含有する感圧接着剤組成物を塗布形成してなる層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報隠蔽葉書。
  5. 前記感圧接着剤組成物の、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)との配合比率が、重量比で10:90〜90:10であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報隠蔽葉書。
  6. 前記感圧接着剤組成物の、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)の合計量と、合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との配合比率が、重量比で60:40〜90:10であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報隠蔽葉書。
  7. 前記感圧接着剤組成物の、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)と合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との合計含有量が50〜70重量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報隠蔽葉書。
  8. 前記感圧接着剤組成物が、アクリル変性天然ゴムラテックス(樹脂固形分)と過酸化物前加硫ラテックス(樹脂固形分)と合成ゴムラテックス(樹脂固形分)との合計量100重量部に対し10〜50重量部のアンチブロッキング剤を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報隠蔽葉書。
  9. 前記アンチブロッキング剤中にでん粉を40〜80重量%含有することを特徴とする請求項8に記載の情報隠蔽葉書。
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