JP2003300390A - 親展用シート - Google Patents

親展用シート

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JP2003300390A
JP2003300390A JP2002143870A JP2002143870A JP2003300390A JP 2003300390 A JP2003300390 A JP 2003300390A JP 2002143870 A JP2002143870 A JP 2002143870A JP 2002143870 A JP2002143870 A JP 2002143870A JP 2003300390 A JP2003300390 A JP 2003300390A
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JP
Japan
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sheet
postcard
margin
confidential
adhesive
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JP2002143870A
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English (en)
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Shinichi Umeda
伸一 梅田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シール接着剤層を形成させた親展用はがきまた
は封筒を形成するための親展用シートであり、親展はが
きまたは封筒を形成するためには、のりしろのシール接
着剤層同士を合わせ、比較的弱い圧力でシール接着剤層
同士を接着させることができ、接着後、シートを剥離し
うることができる、親展はがきまたは封筒を形成するた
めの親展用シートを提供する。 【構成】はがきまたは封筒を形成するためのシート10
ののりしろ111にゴムまたはゴム組成物の粒子を塗
布、乾燥させて粘着性を有しないシール接着剤層13、
14を形成させ、形成されたシール接着剤層13、14
が、前記シートを折り、のりしろ111を重ね合わせ、
のりしろの反対面より摩擦することによりシール接着剤
層同士を剥離可能に接合させることができる接着剤層で
あることを特徴とする親展はがきまたは封筒20を形成
するための親展用シート10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親展はがきまたは封筒
形成可能な親展用シート、詳しくは、はがきまたは封筒
を形成するシートののりしろに天然ゴムまたは合成ゴム
の粒子を塗布、乾燥させて粘着性を有しないシール接着
剤層を形成させ、前記シール接着剤層が、前記シートを
折り、のりしろを重ね合わせ、のりしろの反対面より摩
擦することにより前記シール接着剤層同士を剥離可能に
接合させることができる接着剤層である親展はがきまた
は封筒を形成するための親展用シートに関する。ここで
いう、接着性を有しないシール接着剤層とは、シールす
べき紙面の両面に塗布、乾燥させ、手で触ってもほとん
ど粘着性を感じさせない接着剤層であり、シールすべき
一方の面のみに上記接着剤を塗布したものでは、シール
すべき両面を圧着しても、接着しないが、シールすべき
両面に上記接着剤を塗布し、乾燥させたものでは、両面
を合わせ上面より摩擦させることによって、比較的弱い
圧力で接着剤層同士を接着させることができるものであ
る。
【従来の技術】従来、情報伝達の手段として、親展はが
き、封筒のような種々のビジネスフォームがある。たと
えば、返信を必要とする場合、親展はがきまたは封筒を
形成するために、のりしろに水のりを塗布するか、接着
剤を予め塗布、乾燥して形成したものであって、予め形
成された乾燥接着剤層を水で濡らして粘着性を回復さ
せ、のりしろを張り合わせる接着機構のタイプのものが
ある。このようなタイプのものでは、返信する際に、親
展はがきまたは封筒を形成するのに、のりしろに水糊の
ような接着剤又はのりしろに形成した接着剤層に水分を
付与する手間がかかり、個人的に使用するには不便なと
ころもある等の欠点がある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、情報伝達の手段
として、親展はがき、封筒のような種々のビジネスフォ
ームがある。たとえば、返信を必要とする場合、親展は
がきまたは封筒を形成するために、のりしろに水のりを
塗布するか、接着剤を予め塗布、乾燥して形成したもの
であって、予め形成された乾燥接着剤層を水で濡らして
粘着性を回復させ、のりしろを張り合わせる接着機構の
タイプのものがある。このようなタイプのものでは、返
信する際に、親展はがきまたは封筒を形成するのに、の
りしろに水糊のような接着剤又はのりしろに形成した接
着剤層に水分を付与する手間がかかり、個人的に使用す
るには不便なところもある等の欠点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)はがき
または封筒を形成するためのシートののりしろ111、
121にゴムまたはゴム組成物の粒子13、14を塗
布、乾燥させて粘着性を有しないシール接着剤層13、
14を形成させ、前記シート11、12を折り、のりし
ろ111、121を重ね合わせ、のりしろの反対面より
摩擦することによりのりしろ111、121に形成した
シール接着剤層同士13、14を剥離可能に接合させる
ことができる接着剤層13、14であることを特徴とす
る親展はがきまたは封筒を形成するための親展用シート
10であり、また、(2)前記ゴムまたはゴム組成物が
天然ゴムまたは天然ゴム組成物であることを特徴とする
親展はがきまたは封筒を形成するための親展用シート1
0である。本発明に用いるシール接着剤は、粘着力の弱
いものであって、天然ゴムまたは合成ゴム、天然ゴムま
たは合成ゴム粒子を水糊に分散混合させたものであり、
また、天然ゴムまたは合成ゴム粒子をワックス、滑剤、
低重合度ポリエチレン、でんぷんなどで被覆したものを
水糊に分散混合させたものであって、乾燥状態では、そ
れ自体、粘着性を有しないようにしたものであるが、シ
ール接着剤を押しつぶすことによって、ゴム成分が凝集
し、互いに粘着する接着剤である。本発明において形成
されたシール接着剤層は、乾燥させることにより、人が
手で触ってもほとんど粘着性を感じないものであって、
前記シール接着剤を塗布した面と接着剤を塗布しない面
とを重ねても接着しないが、それ自身接着性を有しない
シール接着剤層を形成した塗布した面同士を重ね、圧力
をかけると、ゴム粒子が互いに粘着しあい、接着剤層同
士が接着し、剥離可能程度にシールされるものである。
【0004】
【実施例】本発明のミシン目谷折線101を有し、前記
ミシン目谷折線101より折ることにより親展はがきを
形成可能な親展用シートののりしろ111、121に天
然ゴムまたは合成ゴム組成物の粒子を糊剤によって塗
布、乾燥してそれ自身接着性を有しないシール接着剤層
13、14を形成した親展はがきまたは封筒を形成する
ための親展用シート10について具体的に説明する。図
1は、親展はがきまたは封筒を形成する際に、シート1
1の第1のりしろ111と第2のりしろ121に予め、
天然ゴムまたは合成ゴム組成物の粒子13、14を水糊
によって塗布、乾燥して形成した、それ自身接着性を有
しないシール接着剤層13、14を対面させて、図2に
示すように、前記シートを折り合わせ、第1のりしろ1
11の反対面112をボールペンのキャップCのような
なめらかな曲面で圧力をかけつつ摩擦することによって
上側となるシート11と下側となるシート12のそれぞ
れのりしろ111、121を貼り合わせる。第1図に示
すように、上側のシート11となる第1のりしろ111
と下側のシート12となる第2のりしろ121には、予
め、天然ゴムまたは合成ゴム組成物の粒子を水糊によっ
て塗布、乾燥してそれ自身接着性を有しないシール接着
剤層13、14が形成されているので、シール接着剤層
形成後に、シート面に印刷でき、また、図2に示すよう
に、親展はがきまたは封筒を形成する際に、上側となる
シート11と下側となるシート12を対面させて前記シ
ート折り合わせるときでも、第1のりしろ111および
第2のりしろ121に形成されたシール接着剤層13、
14は、その表面自体は粘着性がなく、上側のシート1
1と下側のシート12が接着することがなく、折り合わ
せ加工等が容易に実施できる。そして上側のシート11
と下側のシート12ののりしろ111、121を対面さ
せて、上側のシート11ののりしろ111の反対面11
2をボールペンのキャップCのようななめらかな曲面で
圧力をかけつつ摩擦することによって、前記のりしろ1
11、121にそれぞれ形成された前記シール接着剤層
13、14が互いに接着し、シート10を剥離可能にシ
ールすることができる。図3は、宛名表示部Aである親
展用シート10の上面において、その上辺付近には、ミ
シン目によりのりしろ121が形成され、その上辺のの
りしろ121には、天然ゴムよりなるシール接着剤層1
4が形成されており、中央部分には、折り曲げて親展は
がき20を形成するためのミシン目山折線101が設け
られている状態を表す説明図である。図4は、記載内容
表示部Bである親展用シート10の裏面を表す説明図で
あり、シート10の裏面の両側ののりしろ131、13
1および下側ののりしろ111に線状に天然ゴムよりな
るシール接着剤を水糊によって塗布し、乾燥してシール
接着剤層15、16を形成する。図5は、のりしろの反
対面を摩擦して重ねられたシール接着剤層相互を互いに
接着させて、親展はがきまたは封筒を形成する状態の説
明図である。親展はがきまたは封筒を形成するには、図
5に示すように、記載内容面を内側にしてミシン目10
1を谷折してシート10を折りたたみ、裏面の両側およ
び上側と下側ののりしろにそれぞれ形成したシール接着
剤層(15と16、13と14)を互いに重ね合わせ、
形成された親展はがき20の上面両側および上側をボー
ルペンのキャップCのような滑りやすい曲面を有するも
ので圧力をかけてこすり、前記シール接着剤層を互いに
接着させて親展はがきまたは封筒20を形成する。本発
明の実施例において用いられるシール接着剤は、天然ゴ
ムまたは合成ゴムの粒子を水糊に混合し、分散させたも
のである。本発明において形成されたシール接着剤層
は、親展用シート10ののりしろに天然ゴムまたは合成
ゴムの粒子を水糊に混合し、分散させたシール接着剤を
塗布し、乾燥させることにより、人が手で触ってもほと
んど粘着性を感じないものであって、前記シール接着剤
を塗布した面と接着剤を塗布しない面とを重ねても接着
しないが、それ自身接着性を有しないシール接着剤層を
形成した塗布した面同士を重ね、圧力をかけると、ゴム
粒子が互いに粘着しあい、接着剤層同士が接着し、剥離
可能程度にシールされるものである。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば、親展はがきまたは封筒
を形成するためのシートののりしろにゴムまたはゴム組
成物の粒子を塗布、乾燥させて、乾燥状態では、粘着性
を有しないシール接着剤層を形成させることにより、予
め、印刷面の外側であるのりしろに、乾燥状態では粘着
性を有しないシール接着剤層が形成されているので、シ
ール接着剤層形成後に、シート面に印刷ができ、印刷工
程が容易に実施できること、前記シートを折り、のりし
ろを重ね合わせ、のりしろの反対面より摩擦することに
より、上側のシートと下側のシートが接着することな
く、のりしろに形成したシール接着剤層同士を剥離可能
に接合させることができ、親展はがきまたは封筒を容易
に形成することができ、また、親展はがきまたは封筒を
形成するのに、のりしろに水糊のような接着剤又はのり
しろに形成した接着剤層に水分を付与する手間がかから
ないなど、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の親展はがき形成過程における上側シー
トと下側シートに形成したシート接着剤層を対面させた
状態を表す説明図である。図2は、本発明の親展はがき
形成過程において、のりしろの反対面をボールペンのキ
ャップのようななめらかな曲面を有するもので摩擦して
折りしろに形成したシール接着剤相互を接着させる状態
の説明図である。図3は、親展はがき形成後には、宛名
表示部を含む面となる本発明の親展用シートの上面を表
す説明図である。図4は、親展はがき形成後には、親展
記載内容表示部となる本発明の親展用シートの裏面を表
す説明図である。図5は、本発明の親展はがき形成過程
において、のりしろの反対面をボールペンのキャップの
ようななめらかな曲面を有するもので摩擦してのりしろ
に形成したシール接着剤層相互を接着させる状態の説明
図である。
【符号の説明】
10:親展用シート 11:親展はがきの上面となる上側シート 111:上側シートの裏面ののりしろ 12:親展はがきの裏面となる下側シート 121:シートののりしろ 13:上側シートの裏面ののりしろに形成したシール接
着剤層 14:下側シートの裏面ののりしろに形成したシール接
着剤層 101:ミシン目谷折り線 A:親展はがきの宛名表示部となる親展用シートの上面 B:親展はがきの親展記載内容部となる親展用シートの
裏面 20:親展はがき

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】はがきまたは封筒を形成するためのシート
    ののりしろにゴムまたはゴム組成物の粒子を塗布、乾燥
    させて粘着性を有しないシール接着剤層を形成させ、形
    成されたシール接着剤層が、前記シートを折り、のりし
    ろを重ね合わせ、のりしろの反対面より摩擦することに
    よりシール接着剤層同士を剥離可能に接合させることが
    できる接着剤層であることを特徴とする親展はがきまた
    は封筒を形成するための親展用シート。
  2. 【請求項2】前記ゴムまたはゴム組成物が天然ゴムまた
    は天然ゴム組成物であることを特徴とする請求項1に記
    載の親展はがきまたは封筒を形成するための親展用シー
    ト。
JP2002143870A 2002-04-10 2002-04-10 親展用シート Pending JP2003300390A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152756A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kyodo Printing Co Ltd 情報隠蔽葉書
JP2007190705A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Toppan Forms Co Ltd 情報隠蔽シート

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