JP3496719B2 - 情報担体用シート - Google Patents

情報担体用シート

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JP3496719B2
JP3496719B2 JP17010090A JP17010090A JP3496719B2 JP 3496719 B2 JP3496719 B2 JP 3496719B2 JP 17010090 A JP17010090 A JP 17010090A JP 17010090 A JP17010090 A JP 17010090A JP 3496719 B2 JP3496719 B2 JP 3496719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一時的に接着するが、必要時に容易に剥離
できる見開き面を有する情報担持用シート及びこれを用
いた隠ぺい情報担持シートに関するものである。さらに
詳しくいえば、折り畳みカード、重ね合わせカード、情
報隠ぺいシートなどの親展性をもつ情報用シートや寸法
拡大可能な整理シート、印刷用紙、複写用紙などとして
好適な情報担持用シート及びこれに印字又は印刷により
情報を担持させた隠ぺい情報担持シートに関するもので
ある。
従来の技術 近年、郵便法の改正に伴い、親展性をもつハガキシス
テムが実用化され、普及しはじめている。この親展性を
もつハガキシステムは、例えば個人的用件、あるいはプ
リント情報、印刷情報などの各種情報が記載されたハガ
キを折り畳み、重ね合わせ部分を接着して、該情報を隠
ぺいしたのち、郵送し、受取人が重ね合わせ部分を再び
剥離して隠ぺい情報を読み取るシステムである。
これまで、このような機能をもつ接着方式としては、
中間で剥離可能な2枚の透明フィルムの積層体の片面に
接着剤層を設け、剥離紙でこの接着剤層を被覆したもの
を隠ぺい用蓋体部分に貼着し、通信欄に所要の情報を記
入後、剥離紙を除いて通信欄上に重ね、貼着し、受信者
がこれを受領後、2枚の透明フィルムの中間で剥離し、
情報を読み取る方式のものが知られている。しかしなが
ら、このような方式のものは、接着用のフィルム積層体
が存在しているので、シート面の積層体部分と他の部分
とに段差が生じたり、全体としてのシートの厚みが増す
等し、シート面へ情報を記載する際プリンタへのフィー
ドがスムースに行えなかったり、また、ゼログラフィ方
式等のノンインパクトプリンタでの印字も困難であるな
どの問題があり、また、積層体がコスト高になるのを免
れない上に、使用に際して、剥離紙を除かなければなら
ないという不便さがある。
発明が解決しようとする課題 本発明は、シートの保存時における積重ねによって、
接着剤によるブロッキングが生じるおそれがなく、情報
記載時におけるプリンタへのフィード及び各種プリンタ
での接着剤層面への印字も容易に行いうると共に接着後
のシートを容易に剥離することができ、剥離後において
も、ブロッキングを起すおそれがなく、しかも書き込み
や印刷が可能な見開き部分を有する情報担持用シート及
びこれを用いた隠ぺい情報担持シートを提供することを
目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者は前記の好ましい性質を有する情報担持用シ
ートを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、基体シート面
の少なくとも一部に、従来普通に用いられている剥離可
能な感圧接着剤基剤とその感圧接着剤基剤に対して非親
和性を示す微粒状充てん剤とから成る感圧接着剤組成物
の層を設けることにより、その目的を達成しうることを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明は、基体シート面の少なくとも一部
を重ね合わせ面とし、その重ね合わせ面に情報を担持さ
せ、重ね合わせ面同士を剥離可能に接着して用いる情報
担持用シートにおいて、重ね合わせ面に、圧力を印加す
ることによりはじめて接着可能な感圧接着剤組成物の層
が設けられてなり、この感圧接着剤組成物層は、剥離調
整機能及び情報を表示させる情報担持機能を付与する成
分として感圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん
剤が含有され、これにより層表面が凹凸に形成され、こ
の凹凸の層表面が情報担持面としてなると共に、この凹
凸の層表面同士が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥
離可能に接着されることを特徴とする情報担持用シー
ト、及び基体シート面の少なくとも一部を重ね合わせ面
とし、その重ね合わせ面に情報を担持させ、重ね合わせ
面同士を剥離可能に接着して用いる情報担持用シートに
おいて、重ね合わせ面に、圧力を印加することによりは
じめて接着可能な感圧接着剤組成物の層が設けられてな
り、この感圧接着剤組成物層は、剥離調整機能及び情報
を表示させる情報担持機能を付与する成分として感圧接
着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有され、
これにより層表面が凹凸に形成され、この凹凸の層表面
が情報担持面としてなると共に、この凹凸の層表面同士
が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥離可能に接着す
ることを特徴とする情報担持用シートの凹凸の層表面
に、所用の情報が印字又は印刷され、かつ重ね合わせ面
同士が接着されていることを特徴とする隠ぺい情報担持
シート、及び基体シート面の少なくとも一部を重ね合わ
せ面とし、その重ね合わせ面に情報を担持させ、重ね合
わせ面同士を剥離可能に接着して用いる情報担持用シー
トにおいて、重ね合わせ面に、圧力を印加することによ
りはじめて接着可能な感圧接着剤組成物の層が設けられ
てなり、この感圧接着剤組成物層は、剥離調整機能及び
情報を表示させる情報担持機能を付与する成分として感
圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有さ
れ、これにより層表面が凹凸に形成され、この凹凸の層
表面が情報担持面としてなると共に、この凹凸の層表面
同士が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥離可能に接
着することを特徴とする情報担持用シートの凹凸の層表
面に、所用の情報が印字又は印刷され、かつ重ね合わせ
面同士が接着され、この重ね合わせ面の一方の延設面を
未重ね合わせ面としたことを特徴とする隠ぺい情報担持
シート、及び前記重ね合わせ面の一方の延設面の未重ね
合わせ面に情報が印字又は印刷されたことを特徴とする
請求項3記載の隠ぺい情報担持シート、及び前記重ね合
わせ面の端部に剥離のための指掛け部が形成されたこと
を特徴とする請求項2〜4の少なくとも何れかに記載の
隠ぺい情報担持シートを提供するものである。
本発明の情報担持用シートは、三ツ折ハガキ、二ツ折
ハガキ、一部を折り畳むタイプのハガキ等の各種ハガ
キ、カード等の形態として使用される。これらのハガ
キ、カード等の形態の1例として、例えば第1図に示す
三ツ折ハガキは、本発明の情報担持用シートに必要に応
じタイトル、記入欄等の印刷を行うとともに、プリンタ
移送孔を両側端に設け三つ折り用の折り部を形成したも
のであり、第5図に示すように、まず、表面の重ね合わ
せ面の感圧接着層1上に通知情報をプリントし、重ね合
わせた際表側になる面に宛名をプリントした後、裏面に
感圧接着層2が設けられた部分を点線部3にそって折
り、4に重ね合わせ、次いで表面に感圧接着層1が設け
られた部分を点線部3′にそって折り、該感圧接着層1
に重ね合わせて圧力を印加して接着させるものであり、
また、第2図に示す二ツ折ハガキも第1図と同様に情報
担持用シートに必要に応じ所定の印刷を施すとともに、
移送孔及び折り部を形成したものであり、また第3図は
一部折り畳みタイプのハガキである。
第2図及び第3図のハガキの場合は、第6図及び第7図
に示すように、重ね合わせ面の感圧接着層1上に通知情
報を、また表出面に宛名情報をそれぞれプリントした
後、片面に感圧接着層1が設けられた部分を点線部3′
に沿って折り、感圧接着層面同士を重ね合わせ、圧力を
印加して接着するものである。また、第4図のタイプの
場合は、重ね合わせ面に感圧接着層1,2を設け、この面
の感圧接着層1,2を対接させこの面を重ね合わせ、圧力
を印加して接着するものである。
以上、本発明の情報担持用シートをハガキの形態とし
て使用する場合を例として説明したが、その他各種通知
カード等にも広く適用できるものであり、例えばシート
裏面全体に感圧接着層を設けて、表面側に情報を印字記
入した後、二ツ折りして感圧接着層を接着して、表裏両
面に情報を有するシートを作成して、必要時に接着面を
剥離して、情報面を同一面上に展開して、整理、保存す
る等、シートの折り畳み形態、使用目的に応じて感圧接
着層をシートの表面と裏面の両面側あるいは片面側の全
面あるいは一部に適宜設ければよいものである。
また、本発明シートにおいては、接着後の剥離を容易
に行うために、シートの折り部と反対側の端部で重ね合
わせたシートに段差が生じるように構成するか、あるい
は、一端側に未接着部を構成して指掛り部を形成する。
次に、本発明の情報担持用シートの接着層である感圧
接着剤組成物について説明する。
本発明シートに用いられる感圧接着剤組成物は、通常
の状態で接着することなく圧力を印加すること、すなわ
ち加圧により接着する性質を有するものである。この接
着剤基剤については特に制限はなく、天然ゴム、合成ゴ
ム等の従来通常の感圧接着剤に慣用されているものの中
から任意に選択して用いることができるが、特に、天然
ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重
合させて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキン
グ性、耐熱性、耐摩耗性などの点で好適である。
次に、該感圧接着剤組成物で用いる前記感圧接着剤基
剤に対し非親和性の微粒状充てん剤とは、使用される感
圧接着剤基剤との間で相溶性を示さないものをいう。こ
のような微粒状充てん剤としては、例えば酸化亜鉛、酸
化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状
アルミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラス
バルーンなどがある。これらの材料は、単独で用いても
よいし、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、特に
シリカと他の充てん剤との組合せが好適である。また、
平均粒径の異なる2種以上を組み合わせて用いると感圧
接着剤層の表面を凹凸状に形成しやすいので、剥離性能
及びプリント性能の向上に有利である。該シリカを添加
することにより、感圧接着剤の塗膜を強化しうるととも
に、シリカは多孔質であるため、感圧接着剤が表面に付
着しやすく、接着力や剥離力を調整しやすい上、シリコ
ーンオイルを用いているプリンタにより、ノンインパク
トプリンタ方式で印字した場合でも、シリカがシリコー
ンオイルを吸収するので、感圧接着剤層がシリコーンオ
イルにより接着が妨げられるおそれもない。これらの微
粒状充てん剤は、平均粒子径が0.01〜30μm、好ましく
は1〜20μmの範囲にあるものが好適である。
前記微粒状充てん剤は、感圧接着剤基剤100重量部に
対し、100〜400重量部、好ましくは130〜300重量部、よ
り好ましくは150〜250重量部の割合で配合するのが望ま
しい。
本発明シートに用いられる感圧接着剤組成物において
は、このように使用される感圧接着剤基剤と微粒状充て
ん剤との配合割合を適切に選ぶことが必要である。
本発明の情報担持用シートは、基体シート面の少なく
とも一部に、前記感圧接着剤組成物の層を設けることに
より得られるが、特に感圧接着剤組成物層表面を約1〜
10kg/cm2の圧力で印加し、感圧接着剤組成物層表面の過
度の出張りを押圧して凹凸面を適正に調整し、ブロッキ
ング特性、印字定着適正をより向上させるのが好まし
い。このような情報担持用シートは、例えば前記第1図
ないし第4図にその使用形態を示すように、三ツ折ハガ
キ、二ツ折ハガキ、一部折り畳みタイプのハガキ及び重
ね合わせタイプのハガキなどの親展性をもつハガキや、
重ね合わせ面の少なくとも一方の感圧接着剤組成物の層
面上が隠ぺい情報記載面となる寸法拡大可能な整理シー
ト、印刷用紙、複写用紙などとして用いられる。
次に、本発明の隠ぺい情報担持シートは、前記の情報
担持シートの重ね合わせ面に設けられた感圧接着剤組成
物層の凹凸面に、慣用の方法により、例えば第4図及び
第5図に示すように所要の情報を印字又は印刷し、重ね
合わせて接着することにより作成することができる。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらの例によってなんら限定されるもの
ではない。
なお、接着力、耐ブロッキング性及び耐熱耐摩耗性は
次のようにして求めた。
(1)接着力1 テストサンプルを180℃で、2秒間加熱したのち、ド
ライシーラーの圧力を50kg/cm2に調整して加圧接着した
のち、剥離強度を測定した。
(2)接着力2 テストサンプルを180℃で、2秒間加熱したのち、RI
テスターにて、シリコーンオイルを0.5g/m2塗布し、ド
ライシーラーの圧力を100kg/cm2に調整して加圧接着し
たのち、剥離強度を測定した。
(3)接着力3 テストサンプルを貼り合わせ、加熱装置にて、180
℃、2秒間加熱し、放冷したのち、剥離強度を測定し
た。
(4)接着力4 テストサンプルに水を5〜10g/m2塗布し、ただちに貼
り合わせ、乾燥後、剥離強度を測定した。
(5)耐ブロッキング性 テストサンプルの感圧接着剤面同士を合わせ、500g/c
m2の圧力を加え、50℃にて30分間放置後、剥離強度を測
定した。
(6)耐熱耐摩耗性 150℃の温度で200〜500g/cm2の荷重をかけながら、感
圧接着剤表面を金属で摩耗し、その消耗度を調べた。
なお、前記剥離強度の測定には島津製作所社製の引張
試験機オートグラフAGS 50型を使用した。また、各物
性は、次の記号に従って評価した。
◎:優、○:良、△:可、×:不可 実施例1 天然ゴム100重量部に対し、スチレン2重量部とメタ
クリル酸メチル(MMA)10重量部とをグラフト共重合さ
せて得られた天然ゴムラテックスに、粘着付与剤として
のテルペン樹脂5重量部を添加してベース接着剤を調製
した。次いで、このベース接着剤100重量部に対し、平
均粒径4μmのシリカゲル50重量部及び平均粒径15μm
の小麦デンプン150重量部を添加して感圧接着剤組成物
を調製した。
次に、この接着剤組成物を、ワイヤーバーを使用して
70kgの上質紙にコート量が50g/m2(固形分換算)になる
ようにコーティングしたのち、100℃で1分間乾燥して
テストサンプルを作成し、各物性を求めた。その結果を
第1表に示す。
実施例2 実施例1における小麦デンプン量を250重量部に変え
た以外は、実施例1と同様にして実施した。その結果を
第1表に示す。
実施例3 実施例1におけるシリカの量を100重量部、小麦デン
プンの量を200重量部に変えた以外は、実施例1と同様
にして実施した。その結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1におけるスチレン量を8重量部及びMMAを16
重量部に変えた以外は、実施例1と同様にして実施し
た。その結果を第1表に示す。
実施例5 実施例4における小麦デンプン量を250重量部に変え
た以外は、実施例4と同様にして実施した。その結果を
第1表に示す。
実施例6 実施例4におけるシリカの量を100重量部及び小麦デ
ンプンの量を200重量部に変えた以外は、実施例4と同
様にして実施した。その結果を第1表に示す。
実施例7 NBRラテックス「ニポール5161」(商品名:日本ゼオ
ン社製、ニトリル比率40%、固形分41%)100重量部に
粘着付与剤として「ノプコB−1」(商品名:サンノプ
コ社製、脂肪族石油炭化水素樹脂系、固形分46%)100
重量部を添加してベース接着剤を調製した。
次いで、このベース接着剤100重量部に対し、平均粒
径4μmのシリカゲル50重量部及び平均粒径15μmの小
麦デンプン150重量部を添加して感圧接着剤組成物を調
製した。
次に、この感圧接着剤組成物をワイヤーバーを使用し
て70kgの上質紙にコート量が50g/m2(固形分換算)にな
るようにコーティングしたのち、100℃で1分間乾燥し
てテストサンプルを作成し、各物性を求めた。その結果
を第1表に示す。
実施例8 実施例7のNBRラテックスをSBRラテックス「ニポール
LX204」(商品名:日本ゼオン社製、スチレン比率55
%、固形分41%)に変えた以外は実施例7と同様にして
実施した。その結果を第1表に示す。
実施例9 実施例7のNBRラテックスを、クロロプレンラテック
ス「DENKA CHLORO PURENE LA−50」(商品名:電気
化学工業社製、固形分 50%)に変えた以外は実施例7
と同様にして実施した。その結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1におけるシリカの量を30重量部及び小麦デン
プンの量を60重量部に変えた以外は、実施例1と同様に
して実施した。その結果を第1表に示す。
比較例2 実施例1におけるシリカの量を60重量部及び小麦デン
プンの量を30重量部に変えた以外は、実施例1と同様に
して実施した。その結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1におけるシリカの量を200重量部及び小麦デ
ンプンの量を250重量部に変えた以外は、実施例1と同
様にして実施した。その結果を第1表に示す。
発明の効果 本発明によると、基体シート面の少なくとも一部に、
感圧接着剤組成物の層を設けることにより、シートの保
存時における積重ねによって、接着剤によるブロッキン
グが生じるおそれがなく、情報記載時におけるプリンタ
へのフィード及び各種プリンタでの印字定着も容易に行
いうると共に接着後のシートを容易に剥離することがで
き、剥離後において、ブロッキングを起こすことがな
く、しかも書き込みや印刷が可能な見開き部分を有する
極めて使用の簡単な情報担持用シートが、従来の接着用
のフィルム積層体を用いたものに比べて、低い製造コス
トで経済的有利に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、それぞれ親展性をもつハガキ
システムの異なった態様の例を示す説明図、第5図ない
し第7図は第1図ないし第3図の折り畳み状態説明図で
あって、図中符号1は表面感圧接着層、2は裏面感圧接
着層、3,3′は折り線である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−85795(JP,A) 特開 平3−266697(JP,A) 実開 平2−148371(JP,U) 阿部嘉長ら編「新版プラスチックス配 合剤−基礎と応用−」昭和59年1月30 日、株式会社大成社発行,第105〜111頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/02 B32B 7/12 B42D 15/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体シート面の少なくとも一部を重ね合わ
    せ面とし、その重ね合わせ面に情報を担持させ、重ね合
    わせ面同士を剥離可能に接着して用いる情報担持用シー
    トにおいて、重ね合わせ面に、圧力を印加することによ
    りはじめて接着可能な感圧接着剤組成物の層が設けられ
    てなり、この感圧接着剤組成物層は、剥離調整機能及び
    情報を表示させる情報担持機能を付与する成分として感
    圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有さ
    れ、これにより層表面が凹凸に形成され、この凹凸の層
    表面が情報担持面としてなると共に、この凹凸の層表面
    同士が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥離可能に接
    着されることを特徴とする情報担持用シート。
  2. 【請求項2】基体シート面の少なくとも一部を重ね合わ
    せ面とし、その重ね合わせ面に情報を担持させ、重ね合
    わせ面同士を剥離可能に接着して用いる情報担持用シー
    トにおいて、重ね合わせ面に、圧力を印加することによ
    りはじめて接着可能な感圧接着剤組成物の層が設けられ
    てなり、この感圧接着剤組成物層は、剥離調整機能及び
    情報を表示させる情報担持機能を付与する成分として感
    圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有さ
    れ、これにより層表面が凹凸に形成され、この凹凸の層
    表面が情報担持面としてなると共に、この凹凸の層表面
    同士が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥離可能に接
    着することを特徴とする情報担持用シートの凹凸の層表
    面に、所用の情報が印字又は印刷され、かつ重ね合わせ
    面同士が接着されていることを特徴とする隠ぺい情報担
    持シート。
  3. 【請求項3】基体シート面の少なくとも一部を重ね合わ
    せ面とし、その重ね合わせ面に情報を担持させ、重ね合
    わせ面同士を剥離可能に接着して用いる情報担持用シー
    トにおいて、重ね合わせ面に、圧力を印加することによ
    りはじめて接着可能な感圧接着剤組成物の層が設けられ
    てなり、この感圧接着剤組成物層は、剥離調整機能及び
    情報を表示させる情報担持機能を付与する成分として感
    圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有さ
    れ、これにより層表面が凹凸に形成され、この凹凸の層
    表面が情報担持面としてなると共に、この凹凸の層表面
    同士が50kg/cm2の加圧において少なくとも剥離可能に接
    着することを特徴とする情報担持用シートの凹凸の層表
    面に、所用の情報が印字又は印刷され、かつ重ね合わせ
    面同士が接着され、この重ね合わせ面の一方の延設面を
    未重ね合わせ面としたことを特徴とする隠ぺい情報担持
    シート。
  4. 【請求項4】前記重ね合わせ面の一方の延設面の未重ね
    合わせ面に情報が印字又は印刷されたことを特徴とする
    請求項3記載の隠ぺい情報担持シート。
  5. 【請求項5】前記重ね合わせ面の端部に剥離のための指
    掛け部が形成されたことを特徴とする請求項2〜4の少
    なくとも何れかに記載の隠ぺい情報担持シート。
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阿部嘉長ら編「新版プラスチックス配合剤−基礎と応用−」昭和59年1月30日、株式会社大成社発行,第105〜111頁

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