JP4824969B2 - ノズル状耐火物の管理方法 - Google Patents

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本発明は、取鍋やタンディッシュに装着されるノズル状耐火物の減厚量に基づいてその寿命を管理するノズル状耐火物の管理方法に関するものである。
従来、転炉や電気炉で溶解精錬された溶鋼を一時的に貯留して例えば連続鋳造設備まで運搬する際に取鍋が使用されている。この取鍋に貯留された溶鋼はその底部に設けられたスライドプレートを開くことにより、取鍋内に配置された上部ノズルおよび取鍋底面から垂下された下部ノズルを通じて鋳型内に注入されるようになっている。
上部ノズルは、通常、耐火物を筒状に成形したものから構成されているが、溶鋼がその筒孔内を高圧で流れることによって、あるいは溶鋼排出後に異物を除去するため酸素で洗浄されることによってノズルの厚みは次第に減少していく。
上部ノズルにおいて減厚が拡大すると、上部ノズル内を流れる溶鋼流に乱れが生じたり、注入時間が変化して製品の品質に影響を及ぼすことにもなることから、上部ノズルは減厚の進行に応じて交換する必要がある。
ところが、上部ノズルの減厚程度は熟練経験者が目視で確認したり、或いは、厚みが既知のものを上部ノズル内に挿入して減厚量を推定しているのが現状である。
なお、転炉の内張り耐火物の寿命を判定する方法として、センサを炉体の内張り耐火物内に埋設して残厚を管理するものや、転炉外面に複数の音響センサを配置し、操業中に発生する音響信号を検出して損傷位置、損傷量を管理するものが知られている(例えば特許文献1参照)。ところが、上部ノズルにはセンサを埋設することができず、また、取鍋底部にインサートされて使用される構成上、音響信号を検出することもできないという事情がある。
特開平6−136426号公報
上部ノズルは取鍋に一度取り付けると有効残厚がある状態で複数回使用されるが、交換時期を判定する方法が確立されていない現状では上部ノズルの実際の減厚程度に拘わらず一定回数使用すると交換を行っていた。
しかしながら上記の管理方法では例えば酸素洗浄の影響でノズルの長さ方向に不均一な損傷が生じた場合に、将来、トラブルの原因になる局部的な減厚が見過ごされるという問題がある。
本発明は以上のような従来の上部ノズルの管理方法における課題を考慮してなされたものであり、ノズル状耐火物の交換基準を定め、ノズル状耐火物内面に局部的な減厚部分が発生した場合でも交換の要否を正確に判断することができるノズル状耐火物の管理方法を提供するものである。
本発明は、酸素洗浄が行われるノズル状耐火物の内面であって、酸素洗浄が行われる際に略水平姿勢となるノズル状耐火物筒孔の下側面、且つノズル奥行き方向に43%を超える位置に管理部位を設定し、
揺動アームを備えた測定装置の係合部を、新しいノズル状耐火物における鉄皮穴部の穴縁に係合させて揺動アームの揺動支点を位置決めし、
上記管理部位に、ノズル状耐火物の筒孔内で揺動する揺動アームの先端に形成した測定子を接触させ、
ノズル状耐火物の外部に延設された揺動アーム後部の振れ量を測定した値を初期値Pとし、管理部位における減厚限界に至るときの設定値をQとし、ノズル状耐火物が受鋼することのできる最大使用回数をRとし、受鋼回数をnとするとき、
受鋼回数がn回目であるときの上記ノズル状耐火物の管理値を下記式
管理値=P+n×[(Q−P)÷R]
によって求め、
上記ノズル状耐火物の酸素洗浄後に、そのノズル状耐火物における鉄皮穴部の穴縁に上記測定装置の係合部を係合させて揺動アームの揺動支点を再び位置決めし、
上記管理部位を測定子によって上記最大使用回数Rのうち少なくとも1回以上測定を行い、測定した値が管理値を超える場合にノズル状耐火物の交換要と判断し、管理値を超えない場合は継続使用可と判断するノズル状耐火物の管理方法である。
本発明は、ノズル状耐火物の使用限界を表す最大使用回数Rまでそのノズル状耐火物を継続して使用することができるかどうかを、測定したタイミングで推定することができるよう上記管理値を決めて判定することを特徴としている。したがって、受鋼し排鋼した後に管理部位を測定する回数としては、最大使用回数Rのうち少なくとも1回以上である必要がある。また、測定タイミングは、ボトムプレートとスライドプレートを交換するタイミングに合わせて測定することが好ましい。なぜなら、その交換時に上部ノズルが露出して測定子による測定可能な状態となるからである。例えば、最大使用回数Rが12であるとき、受鋼回数nが4、8、11回目となる時に測定を実施することができる。
なお、上記酸素洗浄は溶鋼排出後に必ず実施されるものであり、ノズル状耐火物の減厚が正常であって最大回数使用された場合には、n=Rとなる。また、設定値Qは計算によって求められる理論値である。
本発明において、上記測定子をノズル状耐火物の筒孔内で揺動する揺動アームの先端に形成し、測定子による測定は、ノズル状耐火物の外部に延設された揺動アーム後端部の振れ量を測定することによって行うことができる。
この場合は、熱間でノズル状耐火物の減厚量を測定することが可能になるため、現場にてノズル状耐火物の交換要否を判断することができるようになる。
本発明によれば、ノズル状耐火物の交換時期を正確に決定することができ、ノズル状耐火物の筒孔に局所的な損傷が発生した場合であっても交換の要否を正確に判定することができるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の耐火ノズルの管理方法(以下、ノズル管理方法と略称する)によって管理される耐火物ノズルおよびそれを含むスライディングノズルの構成を示したものである。
同図において、1はボトムプレートを支持するための支持金具、2は取鍋底部の外装を形成している鉄皮、3は取鍋底部に配置される下部受けれんが、4は同じく上部受けれんがである。
5はこれらの受けれんがに挿入されるコーン形に成形されたアルミナカーボン質からなる上部ノズル(ノズル状耐火物)、6はボトムプレート、7は上部ノズル5と連通するように配置される下部ノズル(チェンジングノズル)、8は上部ノズル5と下部ノズル6との間に介設され、溶鋼流路を開閉するスライドプレート、9は下部ノズルケースである。
図2はノズル管理方法において減厚量の測定に使用される測定装置10の構成を示したものであり、この測定装置10は溶鋼が取鍋から排出され、下部ノズル7およびスライドプレート8がその取鍋から取り外された状態で取鍋底部の鉄皮穴2aに装着されるようになっている。
測定装置10は、本体部11と、揺動アーム12と、その揺動アームの振れ量を検出するダイヤルゲージ13と、把手14とから主として構成されている。
本体部11は、上部ノズル5の筒穴内に挿入される筒部11aと、この筒部11aの挿入方向(矢印A方向)における後端に接続される円板部11bとを有し、この円板部11bの中心に穿設された覗き窓としての貫通孔11cを揺動アーム12が貫通している。なお、筒部11aの筒軸方向長さL1は、測定装置10を上部ノズル5内に装着した際に脱落しない程度の長さ、例えば100mm程度に設定されている。
上記本体部11は鉄製から構成することができるが、測定時における高温に耐え変形する虞れのない部材であれば鉄以外の例えばアルミニウム合金等で構成することができる。
本体部11の材質をアルミニウム合金にした場合、軽量化が図れるため可搬性にも優れるという利点がある。なお、可搬性を考慮すると測定装置10全体の重量は5kg以下とすることが好ましい。
また、上記貫通孔11cは管理部位Dを確認するためのものでもあり、開口部の直径は40〜110mmの範囲で形成することが好ましい。40mmを下回ると管理部位Dに揺動アーム12の接触子12aが接触していることを確認することができず、また、110mmを上回ると取鍋内部から漏れる輻射熱で減厚量測定装置10がダメージを受けるからである。
また、円板部11bの外径は、鉄皮2の孔径よりも若干大きく形成されており、その外周部分には鉄皮2の穴縁2aと係合するように階段状に形成された係合部11dが形成されている。この係合部11dは測定装置10を鉄皮穴部2aに挿入した際に揺動アーム12の位置を一定の部位に位置決めする機能を有する。
揺動アーム12は揺動支点Bを回転中心として上下方向に揺動することができ、揺動支点Bよりも前側は上部ノズル5内で矢印C方向に振れると、接触子12aを上部ノズル5の筒孔内壁の管理部位Dに接触させることができる。
なお、揺動アーム12は本体部11の水平面11eに下縁12bを当接させることにより水平に保持することができ、それにより、測定基準線Mに合わせることができるようになっている。
また、揺動支点Bを回転中心として揺動アーム12の前側が矢印C方向に振れると、揺動アーム12の後側アーム12cは矢印E方向に振れる。一方、後側アーム12cの上縁12dにはダイヤルゲージ13のスピンドル13a先端の接触子13bを接触させており、揺動アーム12の振れ量をそのダイヤルゲージ13のデジタル表示部から読み取ることができるようになっている。
〈 管理部位Dの決め方 〉
図3は酸素洗浄時における上部ノズル5の筒孔上側と筒孔下側の損傷を対比して示したものである。ただし、排鋼後に取鍋を横向に倒伏させることにより上部ノズル5の姿勢は略水平になっているものとする。
同図において、ノズル奥行き方向において筒孔下側において発生する損傷H1′〜H3′は筒孔上側に発生する損傷H1〜H3はよりも大きくなる傾向がある。これは、溶鋼排出後に上部ノズル5内を酸素で洗浄する際、取鍋が横向きになっていることから上部ノズル5の筒穴下側にスラグが発生しやすい状況にあり、スラグを除去した結果として筒孔下側が優先的に損傷すると考えられる。
また、筒孔下側の損傷H1′〜H3′は、ノズル奥行き方向に増加し43%の位置を超えると飽和していく傾向がある。
そこで、本発明における管理部位Dは、揺動アーム12の揺動支点Bから上部ノズル5の先端側に向けて略200mmの位置としている。本実施形態では長さ325mmの上部ノズル5を使用しているため、上部ノズル5の底面から約60%の位置を管理部位Dとしていることになる。
〈 減厚量の測定 〉
次に、上記測定装置10を用いた減厚量の測定方法について説明する。
まず、測定者は揺動アーム12を測定基準線Mに合わせる。
次いで、ダイヤルゲージ13のゼロセットを行なう。
次いで、測定者は測定装置10の把手14を掴み、筒部11aを上部ノズル5の筒孔に挿入する。
筒部11aを挿入し続けると、円板部11bが鉄皮穴2aの縁部に当接する。このとき、円板部11bの係合部11dに形成されている段部がその周部と係合することにより、揺動アーム12の揺動支点Bが鉄皮穴2aの中心、すなわち測定基準線M上に位置決めされる。
次いで、揺動アーム12における後側アーム12dを静かに矢印E方向に押し上げ、揺動アーム12先端側の接触子12aを管理部位Dに接触させる。
この状態でダイヤルゲージ13の表示を読み取り、記録する。
揺動支点Bから前方の接触子12aまでを距離をS1とし、揺動支点Bから後方の接触子13b当接位置までの距離をS2とするとき、ダイヤルゲージ13の表示部にはS2/S1の比率で揺動アーム12の振れ量が表示される。
〈 減厚量に基づくノズルの管理 〉
次に上記揺動アーム12によって測定された振れ量に基づいて上部ノズル5の耐用寿命を管理する方法について図4および図5を参照しながら説明する。
本発明のノズル管理方法は、上部ノズル5の使用回数を限定しつつも異常な損傷によってノズル残厚が10mm以下にならないように、使用中の上部ノズル5の残厚を上記測定装置10の測定値に基づいて監視するというものである。
( 管理値の決め方 )
1)新しい上部ノズル5の筒孔内面に揺動アーム12の接触子12aを当接させ、その時のダイヤルゲージ13の測定値(実測値)を初期値Pとして読み取る。
2)図4に示すように、上部ノズル5の断面輪郭線を図面に描き、この上部ノズル5に対して所定の位置に配置される揺動アーム12の揺動支点Bを描き、この揺動支点Bを回転中心として振れる揺動アーム12の各姿勢を描く。
各姿勢とは、F1:揺動アーム12の姿勢が測定基準線M上にある状態、F2:同じく新しい上部ノズル5の筒孔内面に接触している状態、F3:同じく上部ノズル5の残厚が使用限界、具体的には10mmのものと接触している状態である。
3)次に、揺動アーム12の姿勢がF2のときのダイヤルゲージ13による実測値Sと図面から計算される理論測定値S′とを比較する。
例えば理論測定値S′が7.5mmであるときの実測値Sの平均は6.0mmであり、理論測定値S′は実測値Sよりも1.5mm程度大きい値となる。これは、上部ノズル5をセットした時のモルタル厚みが影響しているものと思われる。
一方、揺動アーム12の姿勢がF3にある時の理論測定値Q′は15.5mmであり、この値からS′/Sの比率に基づいて減厚限界に至るときの設定値Qを推定すると、Qは14.0mmになる。
そこでダイヤルゲージ13による管理範囲を6.0〜14.0mmとすれば、上部ノズル5を新品の状態から限厚限界までの範囲で管理することができるようになる。
4)次に、上部ノズル5の最大使用回数Rを決定する。
上部ノズル5の最大使用回数Rはノズルの材質や酸素洗浄時の作業環境等によって決められるものである。
5)次に、上部ノズル5の損傷は酸素洗浄毎に一定であると仮定し、受鋼回数がn回目の時の管理値を下記式によって求める。
管理値=P+n×(Q−P)÷R
上記式は上部ノズル5が使用される毎の許容減厚量を示している。したがってダイヤルゲージ13による測定値がその管理値を超えれば、たとえ受鋼回数nが最大使用回数Rに到達していなくとも交換しなければならないことになる。
〈 実施例 〉
例えば酸素洗浄を繰り返して12回受鋼する(R=12)まで上部ノズル5を使用する場合、12回受鋼後における上部ノズル5の管理部位Dの残厚を10mm確保する必要がある。
まず最初に、新しい上部ノズル5の筒孔内面に接触子12aを接触させ、測定を行うことによりゲージ測定値としての初期値Pを求める。この場合の初期値Pは6.0であった。
また、上部ノズル5の残厚が10mmとなる時の理論測定値Q′を図面上から計算する。
図面上で計算される理論測定値Q′から上記した推定方法で減厚限界に至るときの設定値Qを14.0に設定する。
次に、12回受鋼する間に損傷が一定速度で進行すると仮定して、各酸素洗浄回数毎にゲージ測定値の管理値を決めた。
図5に示すグラフは横軸を酸素洗浄回数、縦軸をゲージ測定値としており、グラフ中に描かれている直線Gが上記管理値を示している。
したがって、上記グラフにおいて直線Gを上回るゲージ測定値(図中×印のグループに入るもの)となったものは損傷が通常以上に進行していることになり、使用不可と判断することができる。この場合は上部ノズル5を交換する。
これに対して直線Gをオーバーしないゲージ測定値(図中○印のグループに入るもの)となったものはさらに次回の受鋼に継続して使用することができる。
ただし、各酸素洗浄回数における×印および○印の数は、予め減厚量測定装置10を用いてサンプリングしたデータを示している。
なお、例えば種々の改善を行うことにより最大使用回数Rを上記12回に限らず、例えば16回とすることもできる。この場合、直線Gの傾きは図5に示したものよりも小さくなる。
また、上記ダイヤルゲージ13として、測定結果を信号出力する出力端子を備えたものを使用した場合には、測定結果を例えば管理室のコンピュータに対してワイヤレスまたはワイヤードで送信してその管理室で管理することもできる。
例えばノズル状耐火物毎にゲージ測定値の履歴を管理すれば、減厚の傾向についても把握することができるようになり、ノズル状耐火物の交換時期を予測することが可能になる。
また、上述した実施形態は取鍋を例に取り説明したが、これに限らず、タンディッシュ等の容器底部に配置されるノズル状耐火物の残厚を管理する場合にも適用することができる。
本発明が適用される取鍋底部のノズルを示す縦断面図である。 本発明のノズル管理に使用される測定装置の構成を示す側面図である。 上部ノズルの損傷速度をノズル筒孔上側と下側で比較したグラフである。 最小残厚時のゲージ測定値を計算するための図である。 減厚量を管理するためのグラフである。
符号の説明
1 支持金具
2 鉄皮
2a 鉄皮穴
3 下部受けれんが
4 上部受けれんが
5 上部ノズル
6 ボトムプレート
7 下部ノズル
8 スライドプレート
9 下部ノズルケース
10 減厚量測定装置
11 本体部
11a 筒部
11b 円板部
11d 係合部
12 揺動アーム
12a 接触子
13 ダイヤルゲージ
14 把手
D 管理部位
M 測定基準線

Claims (1)

  1. 酸素洗浄が行われるノズル状耐火物の内面であって、酸素洗浄が行われる際に略水平姿勢となる上記ノズル状耐火物筒孔の下側面、且つノズル奥行き方向に43%を超える位置に管理部位を設定し、
    揺動アームを備えた測定装置の係合部を、新しいノズル状耐火物における鉄皮穴部の穴縁に係合させて揺動アームの揺動支点を位置決めし、
    上記管理部位に、上記ノズル状耐火物の筒孔内で揺動する揺動アームの先端に形成した測定子を接触させ、
    上記ノズル状耐火物の外部に延設された上記揺動アーム後部の振れ量を測定した値を初期値Pとし、上記管理部位における減厚限界に至るときの設定値をQとし、上記ノズル状耐火物が受鋼することのできる最大使用回数をRとし、受鋼回数をnとするとき、
    受鋼回数がn回目であるときの上記ノズル状耐火物の管理値を下記式
    管理値=P+n×[(Q−P)÷R]
    によって求め、
    上記ノズル状耐火物の酸素洗浄後に、そのノズル状耐火物における鉄皮穴部の穴縁に上記測定装置の係合部を係合させて揺動アームの揺動支点を再び位置決めし、
    上記管理部位を上記測定子によって上記最大使用回数Rのうち少なくとも1回以上測定を行い、測定した値が上記管理値を超える場合に上記ノズル状耐火物の交換要と判断し、上記管理値を超えない場合は継続使用可と判断することを特徴とするノズル状耐火物の管理方法。
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