JP4823428B2 - ローダ及び物品処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の物品をトレイ上に配列させるローダ及びこのローダを備えた物品処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばケーシング内に充填された食品等、小型で方向性を有する物品にレトルト殺菌等の処理を施す場合、従来では、充填後の物品をバスケット等の容器に投入し、所定量の物品が容器内に投入された時点で、容器ごと処理するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記処理に際しては、例えばレトルト殺菌処理の場合、容器の中心部に位置する物品と容器の縁部に位置する物品とでは、処理開始から加熱完了までの時間や、処理終了から冷却完了までの時間等に差が生じ、均一な処理ができないという問題があった。また、容器への物品の投入時における容器と物品あるいは物品同士の衝突によりケーシングに傷が付く可能性もあった。
【0004】
更に、処理後の物品を梱包等のために配列させる際に、人手により容器から物品を取り出して配列させるという煩雑で時間を要する作業が必要となっていた。物品をトレイ上に配列させ、トレイごと処理すれば、均一な処理が可能となるが、ケーシング内に充填された食品のような小型で方向性を有する物品をトレイ上に均一かつ高密度で複数個配列させる装置、あるいは、トレイ上に配列された複数の物品を、その配列を崩すことなくトレイから取り出すための装置は、従来では存在しなかった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、例えば小型で方向性を有する物品を大量に処理する場合に、複数の物品をトレイ上に均一かつ高密度で配列する作業や、トレイ上に配列された複数の物品を、その配列を崩すことなくトレイから取り出す作業を、高速かつ容易に実施可能な装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、丸棒状である複数の物品をトレイ上に配列させるローダに関し、特に、上記物品を搬送するコンベヤと、このコンベヤの下流側に、上記コンベヤの延設方向に対し上方視して所定の角度をなすよう延設され、かつ上記コンベヤから離間するに従い漸次下降するよう傾斜するとともに、その延設方向に沿って形成された仕切により複数列に仕切られたシュートと、上記コンベヤ上を搬送されて来た上記複数の物品を上記シュートの各列に振り分ける振り分け手段と、このシュートの下流側に、上記シュートに対して直交して延設され、上記シュートの各列に振り分けられた上記複数の物品を、その列を維持したまま上記トレイ上まで搬送し、上記トレイ上に配列させる第二のコンベヤと、上記シュートの下端にて上記シュートの幅方向両端部にそれぞれ立設された状態で上記仕切に支持され、かつ上記仕切を支点として、上記シュートの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされた、弾性部材製の案内部材と、上記第二のコンベヤを、その延設方向と直交して横断するよう延設されたバーから、上記第二のコンベヤの上方に垂下され、かつ上記バーを支点として、上記第二のコンベヤの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされた、弾性部材製の本体を有する整列体とを備え、上記物品は、対向する上記案内部材間を通過する際に、物品の長手方向が、上記第二のコンベヤの延設方向と略直交するよう整列された状態で、上記第二のコンベヤ上に排出され、上記第二のコンベヤ上で上記整列体の本体に当接してその下方を通過する際に、物品の長手方向が上記第二のコンベヤの延設方向と直交するよう整列されることを特徴としている。
【0007】
この場合、上記シュートが上記コンベヤの側方に設けられるとともに、上記振り分け手段が、上記シュートの側方にて上記コンベヤ上に立設され、上記コンベヤ上を下流側に向かうに従い漸次上記シュート側に接近するよう横断する第三のコンベヤと、この第三のコンベヤを上記コンベヤの延設方向に沿って移動させる移動手段とを備えることが望ましい。
【0008】
また、更に望ましくは、上記シュートを介して上記第二のコンベヤ上に振り分けられた上記物品の数を各列毎に測定する測定手段を備え、上記測定手段の測定結果に基づき、上記移動手段による、上記コンベヤの延設方向に沿った上記第三のコンベヤの移動を調節する構成とする。
【0009】
一方、本発明は、丸棒状である複数の物品をトレイ迄搬送し、上記トレイ上に配列させるローダと、上記トレイ上に配列された上記複数の物品を処理する処理手段と、処理手段により処理された上記複数の物品を上記トレイから取り出すアンローダとを備える物品処理装置にも関し、特に、少なくともローダに、上記列挙したローダが使用されていることを特徴としている。
【0010】
この場合、上記アンローダは、上記トレイ上の物品を上記トレイ上に保持する保持手段と、上記トレイを、上記保持手段により上記物品が保持された状態で反転させる反転手段と、反転された上記トレイを取り外す除去手段とを備えることが望ましい。
【0011】
また、更に望ましくは、上記保持手段が、上記トレイ反転後の上記物品を下方から移動可能に支持することが望ましい。
【0012】
また、更に望ましくは、上記保持手段が、上記トレイ上の物品を上記トレイ側に付勢する付勢手段を備える構成とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る物品処理装置1の概略構成の例を示す上面図である。物品処理装置1は、図中右方に位置する前工程(図中符号A)からベルトコンベヤ(コンベヤ)21により搬送されて来た物品を、コンベヤ31により同じく図中右方から搬送されて来たトレイ3上に配列させるローダ2と、トレイ3上に配列された物品をトレイ3ごと処理する処理手段4と、処理された物品をトレイ3から取り出すアンローダ5とを備えている。アンローダ5にてトレイ3から取り出された物品は、コンベヤ6により次工程(図中符号B)に搬送されるとともに、空のトレイ3は、矢印Cで示すようにコンベヤ31上に戻され、繰り返し使用される。また、符号7は、ローダ2と処理手段4及び処理手段4とアンローダ5とを連結し、トレイ3上に配列された物品を、ローダ2から処理手段4を経てアンローダ5に搬送するコンベヤである。
【0014】
ローダ2の概略構成を図2ないし図4に示す。ここで、図2はローダ2の上面図、図3及び図4はそれぞれローダ2の側面図である。
ベルトコンベヤ21は水平に延設され、ベルトコンベヤ21の下流側(図2及び図3中左側)の端部には、ベルトコンベヤ21の側面から、トレイ3上に配列される物品(本実施形態の場合には、ケーシング入り食品等の丸棒状物品)8の列数に応じた複数列(本実施形態の場合には4列)のシュート22a,22b,22c,22dが、ベルトコンベヤ21の延設方向に対し上方視して所定の角度(本実施形態の場合には90度)をなすよう延設されている。
【0015】
個々のシュート22a,22b,22c,22dは、図2及び図3に示すように、ベルトコンベヤ21の延設方向に沿って互いに隣接するとともに、隣接するシュート22a,22b,22c,22d間は、個々のシュート22a,22b,22c,22dの側端面から上方に立設された仕切23により仕切られている。また、個々のシュート22a,22b,22c,22dの幅Dは、物品8の全長より若干広く設定されている。更に、これらシュート22a,22b,22c,22は、図4に示すように、ベルトコンベヤ21から離間するに従い漸次下降するよう傾斜するとともに、その下端は、後述するシュート22a,22b,22c,22dと等数のベルトコンベヤ(第二のコンベヤ)24a,24b,24c,24dの上流側(図2及び図3中右側)の端部に、側方からそれぞれ接続されている。
【0016】
符号25は、個々のシュート22a,22b,22c,22dの下端にて、シュート22a,22b,22c,22dの幅方向両端部にそれぞれ設置された、物品8整列用の案内部材である。これらの案内部材25は、弾性部材を円筒状に成形してなるもので、個々のシュート22a,22b,22c,22dの両端に位置する仕切23に、立設された状態で支持され、図2に矢印Eで示すように、仕切23を支点として、シュート22a,22b,22c,22dの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされている。また、個々のシュート22a,22b,22c,22dにて対向する案内部材25間の距離は、物品8の径より若干広く設定されている。
【0017】
ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dは、ベルトコンベヤ21の下側方にてベルトコンベヤ21の延設方向に沿って水平に延設されている。個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dは、図2及び図4に示すように、シュート22a,22b,22c,22dの延設方向に沿って互いに隣接するとともに、その上流側の端部には、シュート22a,22b,22c,22dの下端が、側方からそれぞれ接続されている。また、隣接する個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d間の距離は、トレイ3上に配列される物品8の列間の距離と一致するよう設定されている。
【0018】
更に、本実施形態の場合、シュート22a,22b,22c,22dとベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dとが互いに直交している。そこで、図2に示すように、シュート22a,22b,22c,22dの全長を、上流側に位置するもの程長くなるよう段階的に変更させるとともに、個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの全長を、ベルトコンベヤ21から離れたもの程長くなるよう段階的に変更させ、相対的に上流側に位置するシュート22d,22c,22b,22aと、相対的にベルトコンベヤ21から離れたベルトコンベヤ24d,24c,24b,24aとを順次接続させることにより、互いに直交する複数のシュート22a,22b,22c,22dとベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dとの接続を可能としている。
【0019】
また、図2及び図3に示すように、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d上には、上流側から、整列体26、センサ(測定手段)27、及びゲート28a,28b,28cが、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを、その延設方向と直交して横断するよう、それぞれ延設されている。
【0020】
整列体26は、弾性部材を、図3に示すように端面視してU字状をなす帯状に成形または屈曲させた本体26aと、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの上方に、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを、その延設方向と直交して横断するよう延設されたバー26bとから構成されている。本体26aは、その開口端を上方に向けた状態でバー26bから垂下され、図3に矢印Fで示すように、バー26bを支点として、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされている。また、本実施形態の場合、整列体26は、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの延設方向に沿って2基設けられている。
【0021】
センサ27は、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの上方に、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを、その延設方向と直交して横断するよう延設され、下方を通過する物品8の個数を、個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d毎にそれぞれ測定する。
【0022】
ゲート28a,28bは、いずれもベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの上方に、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを、その延設方向と直交して横断するよう立設され、図3に矢印G1で示すように、その上端を支点として、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下流側に向け、任意に開閉可能とされている。ここで、ゲート28aは、個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d毎に個別に開閉可能とされ、ゲート28bは、全てのベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dにて一斉に開閉可能とされている。また、通常、ゲート28aは開放され、ゲート28bは閉鎖されている。
【0023】
ゲート28cは、その上流側を向く側面がベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下流側の端縁に上方から当接するよう、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下流側の端部上に立設されたもので、図3に矢印G2で示すように、その上端を支点として、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの延設方向に沿って揺動可能とされている。
【0024】
また、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下方には、トレイ3搬送用のコンベヤ31が、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの延設方向に沿って水平に延設されている。
【0025】
一方、ベルトコンベヤ21上には、ベルトコンベヤ21上を搬送されて来た物品8をシュート22a,22b,22c,22dの各列に振り分ける振り分け手段29が設けられている。振り分け手段29は、ベルトコンベヤ(第三のコンベヤ)29aと、ベルトコンベヤ29aを支持するアーム29bと、ベルトコンベヤ21の上側方にベルトコンベヤ21の延設方向に沿って延設され、ベルトコンベヤ29aを、アーム29bを介してベルトコンベヤ21の延設方向に沿って移動させるガイド部(移動手段)29cとから概略構成されている。
【0026】
ベルトコンベヤ29aは、シュート22a,22b,22c,22dの側方にてベルトコンベヤ21上に立設されるとともに、ベルトコンベヤ21上を、下流側に向かうに従い漸次シュート22a,22b,22c,22d側に接近するよう横断している。また、ガイド部29cは、ベルトコンベヤ29aをベルトコンベヤ21の延設方向に沿って移動させるとともに、ベルトコンベヤ29aを、個々のシュート22a,22b,22c,22dの備える個々の仕切23のうち、ベルトコンベヤ21の下流側に位置する仕切23の側方(図2に符号H1〜H4に示す位置)にて停止させる機能を有している。
【0027】
アンローダ5の概略構成を図5及び図6に示す。アンローダ5は、物品8が所定の配列で載置されたトレイ3を下方から水平に支持する支持台51と、支持台51の一端に設けられ、支持台51を180度回転させる軸(反転手段)52と、支持台51の上方に、支持台51の上面に沿って平行に延設された、円筒状をなす複数のローラ(保持手段)53と、後述するようにトレイ3を反転させた際にトレイ3を取り外す除去手段(図示せず。)とから概略構成されている。また、ローラ53は、その軸回りに回転可能とされ、かつ支持台51に対し近接離間可能とされている。
【0028】
次いで、上記構成を有する物品処理装置1の動作について、ローダ2及びアンローダ5の動作を中心に説明する。
ローダ2においては、ベルトコンベヤ29aを、図2に矢印Iで示す方向に回転させるとともに、図2に符号H1〜H4に示す位置にて順次停止させつつ、ベルトコンベヤ21の延設方向に沿って移動させる。前工程からベルトコンベヤ21により搬送されて来た複数の物品8は、図2に符号Jで示すように、H1〜H4に示す位置にて停止中のベルトコンベヤ29aに順次当接し、ベルトコンベヤ29aにより、順次シュート22a,22b,22c,22dのいずれかに案内される。すなわち、このローダ2によれば、ベルトコンベヤ21上を搬送されて来た複数の物品8が、振り分け手段29により、個々のシュート22a,22b,22c,22dに自動的に振り分けられる。
【0029】
シュート22a,22b,22c,22dに案内された物品8は、シュート22a,22b,22c,22d上を滑落し、シュート22a,22b,22c,22dの下端にて、案内部材25の側面に案内され、図2に符号Kで示すように、対向する案内部材25間を通過する。その結果、物品8は、図2に符号Lで示すように、その長手方向が、ベルトコンベヤ21,24a,24b,24c,24dの延設方向と略直交するよう整列された状態で、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d上に排出される。
【0030】
この場合、案内部材25が、シュート22a,22b,22c,22dの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされた弾性部材製とされ、かつ対向する案内部材25間の距離が、物品8の径より若干広く設定されていることに加え、物品8が、シュート22a,22b,22c,22d上の滑落に伴い加速されている。従って、案内部材25の存在により、シュート22a,22b,22c,22dからの物品8の排出に支障が生じることはない。
【0031】
ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d上に排出された物品8は、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dにより下流側に搬送される。そして、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24d上に設けられた2基の整列体26の本体26aに上流側から順次当接し、本体26aを下流側に弾性変形させつつ、整列体26の下方を順次通過する。ここで、整列体26は、いずれもベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを、その延設方向と直交して横断するよう延設されているので、整列体26の通過に伴い、物品8が、その長手方向がベルトコンベヤ21,24a,24b,24c,24dの延設方向と直交するよう整列される。
【0032】
この場合も、整列体26の本体26aが弾性部材製とされるとともに、ベルトコンベヤ21,24a,24b,24c,24dの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされているため、物品8と当接した本体26aは、整列された物品8の更なる移動を妨げることなく弾性変形する。従って、整列体26の存在により、ベルトコンベヤ21,24a,24b,24c,24dによる物品8の搬送に支障が生じることはない。
【0033】
整列体26を通過した物品8は、センサ7の下方を通過し、センサ7にて、個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを通過した物品8の個数が測定される。センサ7における測定結果は振り分け手段29に送られ、振り分け手段29では、通過した物品8の個数が相対的に少ないベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dに対する物品8の供給量を増加させるよう、符号H1〜H4に示す各位置におけるベルトコンベヤ29aの停止時間を制御する。例えば、ベルトコンベヤ24aを通過した物品8の個数が他のベルトコンベヤ24b,24c,24dに対し相対的に少ない場合には、符号H1に示す位置におけるベルトコンベヤ29aの停止時間を相対的に延長させ、ベルトコンベヤ21からシュート22aを介してベルトコンベヤ24aに供給される物品8を増加させる。
【0034】
センサ7の下方を通過した物品8は、開放されたゲート28aを通過し、閉鎖されたゲート28bの上流側に滞留するが、センサ7にて計測された、個々のベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dを通過した物品8の個数が、トレイ3上に物品8を配列させた際の各列における物品8の個数と一致した場合には、その物品8がゲート28aを通過した時点でゲート28aを閉鎖し、そのベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dにおける、下流側への新たな物品8の搬送を停止する。そして、全てのベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dにてゲート28aが閉鎖された時点で、ゲート28bを開放し、ゲート28a,28b間に滞留した物品8を、図3に符号Mで示すように、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下流側の端縁から順次落下させる。この場合、物品8は全てゲート28cによりゲート28cの延設方向に沿って整列され、かつ物品8の下流側への過度な移動が、ゲート28cにより防止される。その結果、落下中の物品8の整列方向及び落下角度は、ゲート28cにより常時一定に維持される。
【0035】
一方、コンベヤ31上に載置されたトレイ3は図2及び図3中左側に搬送され、その下流側を向く端部をベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下流側の端部の下方に位置させた状態で、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの下方に待機している。そして、ゲート28bの開放と同時に、トレイ3を下流側に搬送させることにより、物品8が、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dからトレイ3上に順次落下し、図2及び図3に符号Nで示すように、ベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dから落下した物品8が、その列及び向きを維持したまま、トレイ3上に均一に配列される。ここで、コンベヤ31によるトレイ3の搬送速度は、ゲート28bの開放時にトレイ3が常時上記待機位置にあり、かつベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dから落下した物品8が、トレイ3の搬送方向に沿って等間隔で配列されるよう、適宜設定される。
【0036】
トレイ3への物品8の配列が終了すると、ゲート28aが開放されるとともに、ゲート28bが閉鎖される。そして、上記操作を繰り返すことにより、ベルトコンベヤ21により搬送されて来た物品8が、コンベヤ3上を搬送されて来たトレイ3上に順次配列される。
【0037】
物品8が搭載されたトレイ3は、処理手段4及びコンベヤ7を経て、アンローダ5に搬送される。アンローダ5では、トレイ3を支持台51上に載置した後、支持台51から離間した位置に待機していたローラ53を、トレイ3上に配列された物品8の側面とローラ53の側面とが当接するまで、支持台51側に近接させる。その結果、図5及び図6に示すように、トレイ3上に配列された物品8が、ローラ53の側面により上方から覆われ、トレイ3及び物品8が、支持台51とローラ53との間に挟持(保持)される。
【0038】
トレイ3及び物品8が支持台51とローラ53により保持されたら、図5に矢印Oで示すように軸52を回転させ、図7に示すように、支持台51及びローラ53によるトレイ3及び物品8の保持状態を維持したまま、支持台51を180度回転(反転)させる。そして、軸52を逆方向に回転させ、支持台51をトレイ3上から除去した後、上記除去手段を用い、反転により物品8上に伏せた状態となったトレイ3を上方に除去する。その結果、図8に示すように、物品8が、その列及び向きを維持したまま、トレイ3からローラ53上に移され、トレイ3からの物品8の除去が完了する。ローラ53上に移された物品8は、ローラ53の回転によりローラ53上を搬送され、更にコンベヤ6を介して次工程Bに搬送される。一方、空のトレイ3は、コンベヤ31上に戻される。
【0039】
このように、本発明のローダ2及びアンローダ5を備えた物品処理装置1によれば、例えばケーシング内に充填された食品等のような、小型で方向性を有する物品8を大量に処理する場合に、複数の物品8をトレイ3上に均一かつ高密度で配列する作業や、トレイ3上に配列された複数の物品8を、その配列を崩すことなくトレイ3から取り出す作業を、高速かつ容易に実施可能となる。その結果、上記構成を有する物品処理装置1によれば、トレイ3を用いた物品8の均一な処理を、高速かつ容易に実施可能となる。
【0040】
なお、本発明に係るローダ2、アンローダ5及び物品処理装置1の具体的構成や、これらの装置を構成する各部材の形状、あるいは具体的な動作手順等は、本実施形態に開示のものに限定されるものではなく、物品8の形状やトレイ3への配置状況、あるいは物品8の処理方法や装置の設置環境等に応じ、本発明の趣旨を越えない範囲で任意に変更や改良が可能であることは言うまでもない。例えば、ベルトコンベヤ21の延設方向に対するシュート22a,22b,22c,22dの角度は90度でなくともよく、シュート22a,22b,22c,22dが形成可能な角度であれば任意に設定可能である。また、本実施形態では、シュート22a,22b,22c,22dとベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dとが互いに直交しているため、図2に示すように、個々のシュート22a,22b,22c,22d及びベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dの全長を段階的に変更する構成としたが、例えばシュート22a,22b,22c,22dとベルトコンベヤ24a,24b,24c,24dとが同一方向に延設されている場合には、上記のような全長の変更は不要である。
【0041】
図9に示すように、保持手段として、ローラ53に代えてベルトコンベヤ54を用い、トレイ3上に配列された物品8を、ベルトコンベヤ54のベルト54aの側面にて上方から覆うことにより、トレイ3上の物品8を、支持台51とベルト54aとの間に保持させる構成としてもよい。この場合、トレイ3の反転後、物品8はベルトコンベヤ54上に移され、ベルト54aの回転によりベルトコンベヤ54上を搬送される。
【0042】
更に、保持手段53,54による物品8の保持を確実に行い、反転時における物品8の位置ズレを防止する目的で、図5、図6及び図9に符号55で示すように、保持手段53,54と連動し、トレイ3上に配列された物品8の側面をトレイ3側に付勢する付勢手段を備える構成としてもよい。図示の例では、付勢手段55として、支持台51に対し近接離間可能な複数のピンが用いられている。ピン55は、保持手段としてローラ53を用いた場合には、隣接するローラ53間から支持台51側に突出するよう、その先端を支持台51に向けて立設され、保持手段としてベルトコンベヤ54を用いた場合には、ピン55により内側から押圧されたベルト54aが支持台51側に突出するよう、ベルト54aの内側に、その先端を支持台51に向けて立設されている。
【0043】
ピン55による物品8の保持に際しては、保持手段53,54による物品8の保持と同時に、ピン55を、図に符号Pで示す待機位置から支持台51側に移動させ、図に符号Qで示すように、支持台51側に突出したピン55の先端にて、物品8の側面を、保持手段53,54とともに保持する。一方、トレイ3の反転後、保持手段53,54上に移された物品8を保持手段53,54にて搬送する際には、ピン55と物品8との干渉を防止する目的で、ピン55を待機位置Pに後退させる。更に、個々のピン55の支持台51側への移動量を任意に変更可能としてもよい。この場合には、ピン55の先端が対向する物品8の側面に当接するまでピン55を支持台51側に移動可能させることにより、径や形状にばらつきがある複数の物品8を保持する場合であっても、個々のピン55により物品8が確実に保持されるという効果が得られる。
【0044】
また、支持台51を反転させる軸52は、支持台51の端部に設けられているが、図5に符号52aで示すように、軸を支持台51の中央部に設け、この軸52aを中心に反転させる構成としてもよい。軸52aを支持台51の中央部に設けることにより、支持台51の反転に要する面積が減少するという効果が得られる。
【0045】
また、上記ローダ2、アンローダ5及び物品処理装置1の動作等は、図示しない制御装置により、自動的に実施することが望ましいことは言うまでもない。更に、上記ローダ2及び/またはアンローダ5は、図1に示すように物品処理装置1内に組み込んで使用してもよく、単体として使用してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のローダ及びアンローダを用いることにより、例えばケーシング内に充填された食品等のような物品を大量に処理する場合に、複数の物品をトレイ上に均一かつ高密度で配列する作業や、トレイ上に配列された複数の物品を、その配列を崩すことなくトレイから取り出す作業を、高速かつ容易に実施可能となる。その結果、上記ローダ及び/またはアンローダを備えた物品処理装置によれば、トレイを用いた物品の均一な処理を、高速かつ容易に実施可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る物品処理装置の概略構成の例を示す上面図である。
【図2】 本発明に係るローダの概略構成の例を示す上面図である。
【図3】 図2に示すローダの図2中矢印IIIに沿った側面図である。
【図4】 図2に示すローダの図2中矢印IVに沿った側面図である。
【図5】 本発明に係るアンローダの概略構成の例を示す図6中矢印Vに沿った側面図である。
【図6】 図5に示すアンローダの図5中矢印VIに沿った側面図である。
【図7】 図5に示すアンローダの動作を示す側面図である。
【図8】 図5に示すアンローダの動作を示す側面図である。
【図9】 本発明に係るアンローダの概略構成の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 物品処理装置
2 ローダ
3 トレイ
4 処理手段
5 アンローダ
21 ベルトコンベヤ(コンベヤ)
22a,22b,22c,22d シュート
23 仕切
24a,24b,24c,24d ベルトコンベヤ(第二のコンベヤ)
29 振り分け手段
29a ベルトコンベヤ(第三のコンベヤ)
29c ガイド部(移動手段)
52 軸(反転手段)
53 ローラ(保持手段)
54 ベルトコンベヤ(保持手段)
55 ピン(付勢手段)

Claims (7)

  1. 丸棒状である複数の物品をトレイ上に配列させるローダであって、
    上記物品を搬送するコンベヤと、
    このコンベヤの下流側に、上記コンベヤの延設方向に対し上方視して所定の角度をなすよう延設され、かつ上記コンベヤから離間するに従い漸次下降するよう傾斜するとともに、その延設方向に沿って形成された仕切により複数列に仕切られたシュートと、
    上記コンベヤ上を搬送されて来た上記複数の物品を上記シュートの各列に振り分ける振り分け手段と、
    このシュートの下流側に、上記シュートに対して直交して延設され、上記シュートの各列に振り分けられた上記複数の物品を、その列を維持したまま上記トレイ上まで搬送し、上記トレイ上に配列させる第二のコンベヤと、
    上記シュートの下端にて上記シュートの幅方向両端部にそれぞれ立設された状態で上記仕切に支持され、かつ上記仕切を支点として、上記シュートの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされた、弾性部材製の案内部材と、
    上記第二のコンベヤを、その延設方向と直交して横断するよう延設されたバーから、上記第二のコンベヤの上方に垂下され、かつ上記バーを支点として、上記第二のコンベヤの延設方向に沿って弾性的に揺動可能とされた、弾性部材製の本体を有する整列体とを備え、
    上記物品は、対向する上記案内部材間を通過する際に、物品の長手方向が、上記第二のコンベヤの延設方向と略直交するよう整列された状態で、上記第二のコンベヤ上に排出され、上記第二のコンベヤ上で上記整列体の本体に当接してその下方を通過する際に、物品の長手方向が上記第二のコンベヤの延設方向と直交するよう整列されることを特徴とするローダ。
  2. 上記シュートが上記コンベヤの側方に設けられるとともに、上記振り分け手段が、上記シュートの側方にて上記コンベヤ上に立設され、上記コンベヤ上を下流側に向かうに従い漸次上記シュート側に接近するよう横断する第三のコンベヤと、この第三のコンベヤを上記コンベヤの延設方向に沿って移動させる移動手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のローダ。
  3. 上記シュートを介して上記第二のコンベヤ上に振り分けられた上記物品の数を各列毎に測定する測定手段を備え、上記測定手段の測定結果に基づき、上記移動手段による、上記コンベヤの延設方向に沿った上記第三のコンベヤの移動を調節することを特徴とする請求項2に記載のローダ。
  4. 丸棒状である複数の物品をトレイ迄搬送し、上記トレイ上に配列させるローダと、上記トレイ上に配列された上記複数の物品を処理する処理手段と、処理手段により処理された上記複数の物品を上記トレイから取り出すアンローダとを備える物品処理装置であって、上記ローダに、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のローダが使用されていることを特徴とする物品処理装置。
  5. 上記アンローダが、上記トレイ上の物品を上記トレイ上に保持する保持手段と、上記トレイを、上記保持手段により上記物品が保持された状態で反転させる反転手段と、反転された上記トレイを取り外す除去手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の物品処理装置。
  6. 上記保持手段が、上記トレイ反転後の上記物品を下方から移動可能に支持することを特徴とする請求項5に記載の物品処理装置。
  7. 上記保持手段が、上記トレイ上の物品を上記トレイ側に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項5または6に記載の物品処理装置。
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