JPH06135549A - トレイ分離装置 - Google Patents

トレイ分離装置

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Publication number
JPH06135549A
JPH06135549A JP28793892A JP28793892A JPH06135549A JP H06135549 A JPH06135549 A JP H06135549A JP 28793892 A JP28793892 A JP 28793892A JP 28793892 A JP28793892 A JP 28793892A JP H06135549 A JPH06135549 A JP H06135549A
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JP
Japan
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container
tray
containers
suction
reversing
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Withdrawn
Application number
JP28793892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Takematsu
義明 竹松
Toshiharu Kato
敏春 加藤
Yoshinobu Chusa
吉伸 中佐
Masatoshi Shimada
昌利 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH06135549A publication Critical patent/JPH06135549A/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器類をトレイから分離して容器類からは内
容物を排除する際、容器類の破損を防止する。 【構成】 トレイ返却用コンベア10によって搬送状態
の容器Aを隙間検出装置11が映像で捉えることによ
り、隙間検出装置11によって容器A同士の隙間が検出
される。ハンドリング装置12は、隙間検出装置11の
検出結果に基づきトレイB上から容器Aのみを取り上
げ、その後、容器Aは、吸着プレート13aに吸着す
る。吸着プレート13aは、容器Aを吸着したまま反転
することにより、さかさまとなった容器Aから内容物ダ
クト16に内容物が落下する。さらに、吸着プレート1
3aは、容器回収用コンベア17の上方まで移動した
後、容器Aを離脱することにより、内容物の排除された
容器Aがトレイとは別に回収可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレイと容器類とを分
離するとともに、容器類からは内容物を排除するトレイ
分離装置に関し、特に、容器類の破損防止を図ったトレ
イ分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、学校や病院等においては、食
事提供後に返却される食器を自動的に洗浄するシステム
が利用されている。
【0003】このシステムは、大別すると、返却された
トレイと食器とを分離するとともに、食器からは食べ滓
を排除するトレイ分離装置、食べ滓が排除された食器を
洗浄する食器洗浄装置、及び洗浄された食器を種類別に
回収する食器回収装置から構成されるものである。
【0004】図14は、従来のトレイ分離装置が利用さ
れる洗浄システムの概略を示した平面図である。
【0005】この図に示すように、トレイ分離装置で
は、トレイ返却用コンベア40が食べ滓を残したまま返
却される食器をトレイ上に載せた状態で搬送するととも
に、食器落下装置41がトレイ返却用コンベア40によ
って搬送されてきたトレイを傾けることにより、トレイ
上から食べ滓とともに食器を洗浄槽42に落とし、食器
を落とされたトレイのみがトレイ回収装置43により回
収・収納されている。
【0006】一方、洗浄槽42の中では、多数の食器が
強力な水流によって食べ滓と分離されながら食器洗浄装
置44の方へと流されていく。
【0007】そして、食器洗浄装置44では、食べ滓の
排除された多数の食器が完全に洗浄されるとともに、洗
浄を終了した食器が次々と食器回収装置に送り込まれて
いる。
【0008】さらに、食器回収装置では、プール部45
が食器洗浄装置44から次々と送り込まれてくる食器を
一時的に溜め込むとともに、食器整列装置46がプール
部45に溜め込まれた食器を一つずつ整列させて仕分け
ライン47に送り出している。
【0009】そして、仕分けライン47では、種類別に
食器が仕分けられており、この仕分けライン47で仕分
けられた食器は、最終的に食器回収ライン48を通って
図示しない食器回収ラックに種類別に回収・収納されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記洗
浄システムにおける従来のトレイ分離装置では、トレイ
上に載せられた状態で搬送されてくる多数の食器が洗浄
槽42に落とされるとともに、洗浄槽42の中では強力
な水流によって食器同士が勢いよくぶつかり合うので、
陶器等でできた食器を破損してしまうという問題点があ
った。
【0011】そこで、本発明は、上記問題点に着目して
なされたものであり、その目的とするところは、食器等
の容器類をトレイから分離して、容器類からは食べ滓等
の内容物を排除する際、容器類を破損することのないト
レイ分離装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、トレイ上に載せられたまま
返却される容器類をトレイから分離するとともに、該容
器類からは内容物を排除するトレイ分離装置において、
上記トレイ上に載せられている容器類を取り上げた後、
所定の位置にて容器類を解放する容器類取り上げ手段
と、上記容器類取り上げ手段により解放された容器類を
吸着又は離脱する容器類吸着手段と、上記容器類吸着手
段に容器類が吸着した後、該容器類吸着手段を反転させ
る容器類反転手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、トレイ上に
載せられたまま返却される容器類をトレイから分離する
とともに、該容器類からは内容物を排除するトレイ分離
装置において、上記容器類とともに返却されたトレイを
吸着又は離脱するトレイ吸着手段と、上記トレイ吸着手
段にトレイが吸着した後、該トレイ上に載せられた容器
類を押さえるように覆い被せられる網目状の容器類被覆
手段と、上記容器類被覆手段が容器類を被覆した後、上
記トレイ吸着手段と容器類被覆手段とを一体に反転させ
るトレイ・容器類反転手段と、上記トレイ・容器類反転
手段により反転されたトレイ吸着手段と容器類被覆手段
とを分離するトレイ・容器類分離手段と、を備えること
を特徴とする。
【0014】また、請求項3記載の発明は、トレイ上に
載せられたまま返却される容器類をトレイから分離する
とともに、該容器類からは内容物を排除するトレイ分離
装置において、上記トレイ上に載せられている容器類の
種類を識別する容器類識別手段と、上記容器類識別手段
の識別結果に基づきトレイ上の容器類を種類別につかみ
取るとともに、種類別に所定の位置にて容器類を解放す
る容器類つかみ取り手段と、上記容器類つかみ取り手段
により解放された容器類を反転させた後、反転した容器
類を所定の位置に移動させる容器類反転移動手段と、を
備えることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、容器類取り上げ手段
がトレイ上に載せられている容器類を取り上げることに
より、トレイと容器類とが分離し、さらに、容器類取り
上げ手段が取り上げた容器類を所定の位置で解放するこ
とにより、容器類吸着手段が容器類を吸着する。
【0016】その後、容器類反転手段が容器類吸着手段
を反転させることにより、この容器類吸着手段に吸着し
た容器類がさかさまとなって容器類からは内容物が落下
し、さらにその後、容器類吸着手段が吸着状態の容器類
を離脱することにより、内容物を排除された容器類がト
レイとは別に回収可能となる。
【0017】請求項2記載の発明では、トレイ吸着手段
が容器類とともに返却されたトレイを吸着し、さらに、
トレイ吸着手段に吸着したトレイの上方から容器類を押
さえるように網目状の容器類被覆手段が覆い被せられ
る。
【0018】その後、トレイ・容器類反転手段がトレイ
吸着手段及び容器類被覆手段を一体に反転させることに
より、トレイ及び容器類がさかさまとなって容器類から
は容器類被覆手段の網目を通りつつ内容物が落下し、さ
らにその後、トレイ・容器類分離手段がトレイ吸着手段
と容器類被覆手段とを分離した後、トレイ吸着手段が吸
着状態のトレイを離脱することにより、内容物を排除さ
れた容器類がトレイとは別に回収可能となる。
【0019】請求項3記載の発明では、容器類識別手段
がトレイ上に載せられたまま返却されてくる容器類の種
類を識別し、さらに、容器類つかみ取り手段が容器類識
別手段の識別結果に基づき種類別に容器類をトレイ上か
らつかみ取ることにより、トレイと容器類とが分離され
る。
【0020】その後、容器類つかみ取り手段がつかみ取
った容器類を所定の位置で解放し、この解放された容器
類を容器類反転移動手段が反転させることにより、容器
類がさかさまとなって容器類からは内容物が落下する。
【0021】さらにその後、容器類反転移動手段が容器
類を所定の位置まで移動させることにより、内容物を排
除された容器類がトレイとは別に回収可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0023】図1の(a)は、請求項1の発明に係るト
レイ分離装置の一実施例を示した平面図であり、また同
図の(b)は、その側面図である。
【0024】なお、この実施例では、トレイ分離装置が
下膳・洗浄システムにおいて利用されている。
【0025】この図の(a)及び(b)に示すように、
トレイ分離装置は、トレイ返却用コンベア10、隙間検
出装置11、ハンドリング装置12、容器吸着装置1
3、容器反転装置14、容器移動装置15、内容物ダク
ト16、及び、容器回収用コンベア17から概略構成さ
れている。
【0026】トレイ返却用コンベア10は、食べ滓等の
内容物を残したまま返却される食器等の容器Aを、受け
皿となるトレイB上に載せた状態で搬送するとともに、
コンベア終端においてトレイBのみを図示しないトレイ
回収用コンベアに移すものである。
【0027】隙間検出装置11は、トレイ返却用コンベ
ア10によって搬送状態の容器Aを映像で捉えるととも
に、この映像に基づきトレイB上における容器A同士の
隙間を検出するものである。
【0028】そこで、隙間検出装置11は、トレイ返却
用コンベア10の上方からトレイB上の容器Aを映像で
捉えるCCDカメラ11aと、CCDカメラ11aの撮
像エリア内で図示しない光電スイッチがトレイBの通過
を検出した時、この光電スイッチからトレイ通過信号を
受信することによってCCDカメラ11aから映像信号
を取り込むとともに、映像信号を画像処理することによ
って容器A同士の隙間を検出し、さらには、検出結果に
基づいて後述するハンドリング装置12の操作量を算出
する視覚認識CPUと、容器A同士の隙間検出に必要な
パラメータとして容器数や容器の最大径等を入力するキ
ーボードと、視覚認識CPUにより画像処理された映像
や、キーボードから入力されたパラメータ等を容器識別
状況として表示するモニタから構成されている。
【0029】なお、図1の(b)においては、CCDカ
メラ11aがトレイ返却用コンベア10の上方に設置さ
れることが示されており、特に視覚認識CPU等は図示
しない。
【0030】ハンドリング装置12は、トレイ返却用コ
ンベア10の上方からトレイB上の容器Aを取り上げる
とともに、取り上げた容器Aを後述する容器吸着装置1
3の上方で解放するものであり、ハンドリング装置12
の本体は、モータやラック・ピニオン等からなるスライ
ド機構12aによって、トレイ返却用コンベア10上方
から容器吸着装置13上方までの間をスライド移動可能
となるように支持されている。
【0031】図2は、ハンドリング装置12の本体を詳
細に示した斜視図であり、また図3は、ハンドリング装
置12のハンドリング部を詳細に示した斜視図である。
【0032】図2に示すように、ハンドリング装置12
は、容器Aを互いに四方から挟むようにして取り上げ又
は解放する4列3点のハンドリング部12b…と、ハン
ドリング部12b各々を図に示すX及びY方向にスライ
ド移動可能とするX,Y方向リニアモータガイド12c
…,12d…と、ハンドリング部12b…の下方にトレ
イBがセットされたことを図示しない光電スイッチが検
出した時、この光電スイッチから送信されるトレイセッ
ト信号や隙間検出装置11で算出された操作量に基づ
き、スライド機構12a、ハンドリング部12b…、及
びX,Y方向リニアモータガイド12c…,12d…の
動作を制御するハンドリングコントローラとから構成さ
れている。
【0033】さらに、図3に示すように、ハンドリング
部12bは、容器Aの底部を持ち上げるような爪であっ
て、エアーの注入,排出により放射状に開閉する複数の
グリップ爪12b−1…と、グリップ爪12b−1…を
エアーの注入,排出により開閉可能とするハンドリング
アクチュエータ12b−2と、グリップ爪12b−1…
をエアーの注入,排出により上下移動可能するエアーシ
リンダ12b−3と、グリップ爪12b−1…を駆動ベ
ルト12a−4の作動により回転可能とするモータ12
b−5とから構成されている。
【0034】これらハンドリングアクチュエータ12b
−2、エアーシリンダ12b−3、及びモータ12b−
5がハンドリングコントローラにより制御されている。
【0035】容器吸着装置13は、ハンドリング装置1
2から解放された容器Aをエアーの吸引力によって吸着
又は離脱するものである。
【0036】そこで、容器吸着装置13は、容器Aを吸
着するため吸盤やエアー吸引孔が表面に設けられた吸着
プレート13aと、真空ポンプ等によってエアー吸引力
を発生又は停止するエアー吸引機構と、エアー吸引機構
の動作を制御する容器吸着コントローラとから構成され
ている。
【0037】容器反転装置14は、容器吸着装置13の
吸着プレート13aを反転させることにより、この吸着
プレート13aに吸着した容器Aをさかさまとするもの
である。
【0038】そこで、容器反転装置14は、吸着プレー
ト13aを片持支持しつつエアーシリンダ等によって反
転可能とする反転機構等から構成されており、この反転
機構の動作は、容器吸着装置13の容器吸着コントロー
ラにより制御されている。
【0039】容器移動装置15は、容器吸着装置13の
吸着プレート13aを反転状態としたまま、後述する内
容物ダクト16上方から容器回収用コンベア17上方へ
と又はその逆方向にスライド移動可能とするものであ
る。
【0040】そこで、容器移動装置15は、吸着プレー
ト13aと一体となった容器反転装置14の本体を内容
物ダクト16側から容器回収用コンベア17側へと又は
その逆方向にスライド移動可能とするモータやラック・
ピンオン等からなる容器移動機構と、容器移動機構の動
作を制御する容器移動コントローラとから構成されてい
る。
【0041】内容物ダクト16は、容器吸着装置13の
吸着プレート13aが反転した時、さかさまとなった容
器Aから落下する内容物を溜め込むものであり、この内
容物ダクト16は、吸着プレート13aの吸着位置と隣
接する位置に設置されている。
【0042】容器回収用コンベア17は、容器吸着装置
13のエアー吸引機構の動作停止によって吸着プレート
13aから離脱する容器Aを受け止め、さらに、この容
器Aを図示しない容器洗浄装置へと搬送するものであ
り、内容物ダクト16と並んで設置されている。
【0043】図4は、この実施例に係るトレイ分離装置
の主要構成を示したブロック図である。
【0044】この図に示すように、隙間検出装置11で
は、視覚認識CPU11aが光電スイッチがトレイ通過
信号を視覚認識CPU11aに送信すると、この視覚認
識CPU11aは、CCDカメラ11aから容器Aを捉
えた映像信号を取り込むとともに、さらに、視覚認識C
PU11bは、映像信号を画像処理することによってハ
ンドリング部12b各々が容器A同士の隙間まで移動す
べき量である移動ベクトルを算出する。
【0045】また、モニタ11cでは、視覚認識CPU
11bによる容器識別状況が表示される。
【0046】ハンドリング装置12では、ハンドリング
コントローラ12eが視覚認識CPU11bで算出され
た移動ベクトルに基づいてX,Y方向リニアモータガイ
ド12c…,12d…を制御することにより、ハンドリ
ング部12b…が所定の位置まで移動するとともに、そ
の後、ハンドリングコントローラ12dは、光電スイッ
チからトレイセット信号を受信すると、ハンドリングア
クチュエータ12b−2、エアーシリンダ12b−3、
モータ12b−5を作動させることにより、ハンドリン
グ部12bで容器Aを取り上げる。
【0047】さらに、ハンドリングコントローラ12e
は、ハンドリング部12bで容器Aを取り上げた後、ス
ライド機構12aを制御することによって容器吸着装置
13の吸着プレート13a上方までハンドリング部12
bを移動させるとともに、その後、ハンドリングコント
ローラ12eは、再びハンドリングアクチュエータ12
b−2、エアシリンダ12b−3、モータ12b−5を
作動させることにより、ハンドリング部12bから容器
Aを解放する。
【0048】この時、ハンドリングコントローラ12e
は、容器Aが解放されて吸着プレート13aに載ること
を示す容器ON信号を容器吸着コントローラ13cに送
信する。
【0049】さらにその後、ハンドリングコントローラ
12eは、スライド機構12aを制御することにより、
ハンドリング部12bを元の状態、すなわち、トレイ返
却用コンベア10上方まで移動させる。
【0050】容器吸着装置13では、容器吸着コントロ
ーラ13cがハンドリングコントローラ12eから容器
ON信号を受信すると、エアー吸引機構13bが作動し
て吸着プレート13aの表面に容器Aを吸着する。
【0051】その後、容器吸着コントローラ13cは、
容器反転装置14を制御することにより、容器Aを吸着
した吸着プレート13aが反転するとともに、吸着プレ
ート13aの反転完了を示す反転完了信号が容器吸着コ
ントローラ13cから容器移動コントローラ15bに送
信される。
【0052】さらにその後、容器吸着コントローラ13
cは、容器移動コントローラ15bから後述する移動完
了信号を受信すると、エアー吸引機構13bの作動を停
止させて吸着プレート13aから容器Aを離脱させると
ともに、容器反転装置14を制御して吸着プレート13
aを元の状態、すなわち、吸着面を上方に向けた状態に
もどす。
【0053】容器移動装置15では、容器移動コントロ
ーラ15bが容器吸着コントローラ13cから反転完了
信号を受信すると、容器移動機構15aを作動させるこ
とにより、吸着プレート13aを容器回収用コンベア1
7まで移動させるとともに、吸着プレート13aの移動
完了を示す移動完了信号を容器吸着コントローラ13c
に送信する。
【0054】その後、容器移動コントローラ15bは、
再び容器移動機構15aを作動させて吸着プレート13
aを元の位置、すなわち、内容物ダクト16側まで移動
させる。
【0055】次に、この実施例に係るトレイ分離装置の
動作について図5に基づき説明する。
【0056】図5の(a)〜(e)は、このトレイ分離
装置の動作手順を示した動作説明図である。
【0057】まず、この図の(a)に示すように、トレ
イ返却用コンベア10によってトレイB上に載せられた
状態で搬送される容器BをCCDカメラ11aが映像で
捉え、この映像に基づいて視覚認識CPU11bは、ハ
ンドリング部12bの移動ベクトルを算出する。
【0058】そして、視覚認識CPU11bで算出され
た移動ベクトルに基づき、ハンドリング部12bが容器
A同士の隙間に移動した後、ハンドリング装置12の本
体下方に容器Aが搬送されてくるまでハンドリング部1
2bはそのまま待機状態となる。
【0059】図6の(a)は、以上の隙間検出装置11
及びハンドリング装置12の処理手順を示したフローチ
ャートであり、また同図の(b)は、このフローチャー
トに対応してCCDカメラ11aで捉えた映像を示した
映像説明図である。
【0060】図6の(a)及び(b)に示すように、視
覚認識CPU11bは、CCDカメラ11aの映像信号
から容器Aのみを識別した後、容器Aの外接座標Xs
e,Ys 〜Ye を算出し(STEP100)、さら
に、視覚認識CPU11bは、算出した外接座標Xs
e ,Ys 〜Ye に基づき、トレイB上における容器A
同士の隙間(図に示す斜線部分)を検出する(STEP
110)。
【0061】そして、視覚認識CPU11bは、初期状
態のハンドリング部12bがどれだけの距離でどの方向
に移動すれば外接座標Xs 〜Xe ,Ys 〜Ye に近くな
るか、すなわち、ハンドリング部12bの移動ベクトル
(図に示す矢印)を算出する(STEP120)。
【0062】その後、視覚認識CPU11bは、算出し
た移動ベクトルをハンドリングコントローラ12eに送
信し、この移動ベクトルを受信したハンドリングコント
ローラ12eは、X,Y方向リニアモータガイド12c
…,12d…を制御することによってハンドリング部1
2bを容器Aの外接位置に移動させる(STEP13
0)。
【0063】再び、図5の(b)に示すように、ハンド
リング部12b移動後、ハンドリング部12bの下方に
トレイBがセットされると、ハンドリングコントローラ
12eは、ハンドリング部12bを降下させてグリップ
爪12b−1を開くとともに、このグリップ爪12a−
1を開いた状態でハンドリング部12bを上昇させる。
【0064】これにより、グリップ爪12b−1に持ち
上げられるような状態でトレイB上から全ての容器Aの
みが取り上げられる。
【0065】そして、同図の(c)に示すように、容器
Aを取り上げたハンドリング部12bは、スライド機構
12aによって吸着プレート13aの上方まで移動する
とともに、吸着プレート13aの上方にハンドリング部
12bがセットされると、ハンドリング部12bから容
器Aが解放されて吸着プレート13aの表面に容器Aが
取り残された状態となる。
【0066】続いて、容器吸着コントローラ13cは、
ハンドリングコントローラ12eから容器ON信号を受
信して容器Aが吸着プレート13aに載ったことを検知
すると、エア−吸引機構13bの作動を開始させること
により、容器Aは、エアーの吸引力により吸着プレート
13aの吸着面に吸着した状態となる。
【0067】さらに、同図の(d)に示すように、容器
Aを解放したハンドリング部12bは、スライド機構1
2aによって再びトレイ返却用コンベア10の上方まで
移動するとともに、容器Aを吸着した吸着プレート13
aは、この図に示されない容器反転装置14によって反
転されることにより、容器Aがさかさまとなって内容物
が内容物ダクト16に落下する。
【0068】最後に、同図の(e)に示すように、容器
Aをさかさまで吸着したままの吸着プレート13aは、
容器移動機構15aによって容器回収用コンベア17の
上方まで移動し、その後、エアー吸引機構13bが作動
を停止することにより、吸着プレート13aから容器A
が離脱して、この容器Aが容器回収用コンベア17によ
って図示しない容器洗浄装置へと搬送される。
【0069】したがって、この実施例によれば、トレイ
B上の容器Aは、ハンドリング装置12によって取り上
げられた後、吸着プレート13aに吸着した状態でさか
さまとなることにより、この容器Aから内容物が落下す
るので、内容物を排除するために容器A同士がぶつかり
合うことなく容器Aの破損を防止することができる。
【0070】また、ハンドリング装置12のハンドリン
グ部12bは、容器A同士の隙間から容器Aを持ち上げ
るような状態で取り上げるので、トレイB上の容器数や
容器の種類等に左右されずにトレイB上の全ての容器A
を取り上げることができる。
【0071】さらに、ハンドリング部12bは、容器A
同士の隙間から容器Aを持ち上げるだけなので、グリッ
プ爪12b−1の力を調整する必要がなく、しかも、過
大な力を及ぼすことによって容器Aを破損してしまうこ
ともない。
【0072】次に、図7の(a)は、請求項2の発明に
係るトレイ分離装置の一実施例を示した平面図であり、
また同図の(b)は、その側面図である。
【0073】この図の(a)及び(b)に示すように、
トレイ分離装置は、トレイ返却用コンベア20、トレイ
吸着装置21、トレイストッパ22、容器被覆装置2
3、洗浄装置24、トレイ・容器反転装置25、容器回
収用コンベア26、トレイ回収用コンベア27、及び、
コントローラ28から概略構成されており、トレイ吸着
装置21、トレイストッパ22、容器被覆装置23、及
び洗浄装置24は、それぞれ1対で構成されているとと
もに、これらの装置等21,22,23,24とトレイ
・容器反転装置25の動作は、コントローラ28により
制御されている。
【0074】トレイ返却用コンベア20は、先の実施例
と同様のものであるが、この実施例では、コンベア終端
において容器Aを載せた状態のトレイBがトレイ吸着装
置21に移るように構成されている。
【0075】トレイ吸着装置21は、トレイ返却用コン
ベア20によって搬送されてきたトレイBをエアーの吸
引力によって吸着又は離脱するとともに、吸着したトレ
イBを上下移動可能とするものである。
【0076】そこで、トレイ吸着装置21は、トレイB
を吸着するためにエアー吸引孔が表面に設けられた吸盤
状の吸盤体21aと、真空ポンプ等によってエアー吸引
力を発生又は停止するエアー吸引機構と、吸盤体21a
を片持支持しつつエアーシリンダ等によって上下移動可
能とするトレイ移動機構とから構成されている。
【0077】トレイストッパ22は、トレイ吸着装置2
1の吸盤体21aにトレイBが載ったことを検知すると
ともに、後述する容器被覆装置23に取り残された容器
Aを容器回収用コンベア26へと押し出すものである。
【0078】そこで、トレイストッパ22は、トレイ返
却用コンベア20から吸盤体21aに移動してきたトレ
イBの動きを制止するストッパプレート22aと、スト
ッパプレート22aの動きに応じて吸盤体21aにトレ
イBが載ったことを検知するトレイ検知センサと、エア
ーシリンダ等によってストッパプレート22aを水平移
動可能とする容器押し出し機構とから構成されている。
【0079】容器被覆装置23は、トレイ吸着装置21
の吸盤体21aに載ったトレイBの上方から容器Aを押
さえるように覆い被される網目状のものである。
【0080】そこで、容器被覆装置は、容器Aに覆い被
される目の荒い網23aと、網23aをエアーシリンダ
等によって上下移動可能とする網被覆機構と、網23a
の張り具合を調整する網巻き込み機構とから構成されて
いる。
【0081】洗浄装置24は、後述するトレイ・容器反
転装置25によってさかさまにされた容器Aの中を水圧
によって洗浄するものである。
【0082】そこで、洗浄装置24は、水を噴射するノ
ズル24aと、水を送り出すポンプ等とから構成されて
おり、このノズル24aは、容器被覆装置23の網23
aに向けてこの網23aと一体に動くように固定されて
いる。
【0083】トレイ・容器反転装置25は、トレイ吸着
装置21の吸盤体21aにトレイBが載った状態で、か
つトレイB上の容器Aに容器被覆装置23の網23aが
被された状態で、この吸盤体21aと網23aとを反転
させるとともに、反転した吸盤体21a及び網23aを
それぞれ後述するトレイ回収用コンベア27、容器回収
用コンベア26まで移動させるものである。
【0084】そこで、トレイ・容器反転装置25は、ト
レイBが吸盤体21aに載る位置で水平軸を中心にこの
吸盤体21aと網23aとを一体に180°回転させる
水平軸回転機構と、垂直軸を中心に吸盤体21aと網2
3aとをそれぞれ回転させる垂直軸回転機構とから構成
されており、両機構は、モータやウォーム歯車等から構
成されているとともに、ストッパプレート22aやノズ
ル24aも両機構によって回転するようになっている。
【0085】容器回収用コンベア26は、容器被覆装置
23の反転した網23aの上からストッパプレート22
aによって押し出される容器Aのみを図示しない容器洗
浄装置側まで搬送するものである。
【0086】トレイ回収用コンベア27は、トレイ吸着
装置21の吸盤体21aから離脱したトレイBのみを図
示しないトレイ回収部へ搬送するものである。
【0087】図8は、この実施例に係るトレイ分離装置
の主要構成を示したブロック図である。
【0088】この図に示すように、各装置等21〜25
は、コントローラ28によりその動作を制御されてい
る。
【0089】まず、トレイストッパ22では、トレイ検
知センサ22bが吸盤体21aにトレイBが載ったこと
を検知すると、コントローラ28にトレイセット信号を
送信するとともに、トレイセット信号を送信したコント
ローラ28は、トレイ吸着装置21のエアー吸引機構2
1bを作動させ、さらにコントローラ28は、容器被覆
装置23の網被覆機構23bを作動させる。
【0090】これにより、トレイBが吸盤体21aに吸
着した状態で、かつ、容器Aが網23aで被覆された状
態となり、さらにコントローラ28は、容器被覆装置2
3の網巻込み機構を作動させてたるんだ網23aを張っ
た状態とすることにより、容器AがトレイBにしっかり
と固定される。
【0091】この状態のままコントローラ28は、トレ
イ・容器反転装置25の水平軸回転機構25aを作動さ
せて吸盤体21a及び網23aを反転させるとともに、
洗浄装置24も作動させてさかさまとなった容器Aに水
を噴射することにより、さかさまとなった容器Aから内
容物が落下する。
【0092】その後、コントローラ28は、トレイ・容
器反転装置25の垂直軸回転機構25bを作動させて反
転した吸盤体21a及び網23aを容器回収用コンベア
26のコンベア前端まで移動させる。
【0093】移動完了後、コントローラ28は、トレイ
移動機構21cを作動させて吸盤体21aを網23aか
ら離れるように上方に移動させた後、容器押し出し機構
22cを作動させることにより、網23aに取り残され
た容器Aをストッパプレート22aで容器回収用コンベ
ア26まで押し出す。
【0094】一方、吸盤体21aは、再びコントローラ
28が垂直軸回転機構25b及びトレイ移動機構21c
を作動させることにより、トレイ回収用コンベア27の
上方まで移動し、移動完了後、コントローラ28による
エアー吸引機構21bの作動停止により、この吸盤体2
1aからトレイBが離脱してトレイ回収用コンベア27
にトレイBが載る。
【0095】最後に、コントローラ28は、再びトレイ
移動機構21c、網被覆機構23b、網巻込み機構23
c、水平軸及び垂直軸回転機構25a,25bを作動さ
せて吸盤体21a及び網23aを元の状態にもどす。
【0096】次に、この実施例に係るトレイ分離装置の
動作について図9及び図10に基づき説明する。
【0097】図9の(a)〜(h)は、このトレイ分離
装置の動作手順を示した動作説明図であり、また図10
の(a)〜(c)は、それぞれ図9の(d),(e),
(g)を平面側から示した動作説明図がある。
【0098】まず、図9の(a)に示すように、トレイ
返却用コンベア20によって容器Aを載せたトレイBが
吸盤体21aに向かって搬送されてくる。
【0099】そして、同図の(b)に示すように、トレ
イBは、吸盤体21aの表面で進行方向反対側からスト
ッパプレート22aにその移動を制止されることによ
り、吸盤体21aのエアー吸引が開始してこの吸盤体2
1aにトレイBが吸着される。続いて、同図の(c)に
示すように、吸盤体21aに吸着たトレイBの上方から
容器Aを押さえるように網23aが覆い被せられる。
【0100】そして、同図の(d)及び図10の(a)
に示すように、吸盤体21a及び網23aが一体となっ
てトレイ・容器反転装置25により水平軸を中心として
その位置で反転させられる。
【0101】この時、ノズル24aも反転し、このノズ
ル24aから容器Bに向かって水が噴射されることによ
り、さかさまとなった容器Bから網23aを通って内容
物が落下するとともに、網23aも水によって洗浄され
る。
【0102】その後、図9の(e)及び図10の(b)
に示すように、吸盤体21a及び網23aは、トレイ・
容器反転装置25によって垂直軸を中心として容器回収
用コンベア26のコンベア前端まで回転移動させられる
が、この時、網23aは、網巻込み機構23cによって
張られた状態となっている。
【0103】さらにその後、図9の(f),(g)及び
図10の(c)に示すように、吸盤体21aがトレイB
を吸着したままトレイ回収用コンベア27の上方まで移
動した後、エアーの吸引が停止して吸盤体21aからト
レイ回収用コンベア27にトレイBが移され、一方、網
23aの上に取り残された状態の容器Aは、ストッパプ
レート22aによって容器回収用コンベア26まで押し
出される。
【0104】最後に、図9の(h)に示すように、容器
Aは、容器回収用コンベア26によって搬送されるとと
もに、トレイBは、トレイ回収用コンベア27によって
搬送され、吸盤体21aや網23a等は、図9の(a)
に示されるような元の状態にもどる。
【0105】したがって、この実施例によれば、容器A
とトレイBとは、吸盤体21aと網23aの間に挟まれ
た状態でさかさまとなることにより、容器Aからは網2
3aの網目を通りつつ内容物が落下するので、先の実施
例と同様に、内容物を排除するために容器A同士がぶつ
かり合うことなく容器Aの破損を防止することができ
る。
【0106】また、トレイB上の容器Aに網23aを被
せるだけなので、トレイB上の容器Aの数、大きさ、形
状、位置等に制限されることなく内容物を排除すること
ができる。
【0107】次に、図11の(a)は、請求項3の発明
に係るトレイ分離装置を下膳・洗浄システムに適用した
場合の一実施例を示す平面図であり、同図の(b)は、
その側面図である。
【0108】この図の(a)及び(b)に示すように、
トレイ分離装置は、トレイ返却用コンベア30、容器識
別装置31、ハンドリング装置32、第1の容器回収用
コンベア33、容器反転装置34、容器移動装置35、
洗浄槽36、及び、第2の容器回収用コンベア37から
概略構成されている。
【0109】トレイ返却用コンベア30は、先の実施例
と同様のものであるが、この実施例では、コンベア終端
においてトレイBのみが図示しないトレイ回収部に移る
ように構成されている。
【0110】容器識別装置31は、トレイ返却用コンベ
ア30によって搬送状態の容器Aを映像で捉えるととも
に、この映像に基づいて容器Aの種類を識別するもので
ある。
【0111】そこで、容器識別装置31は、トレイ返却
用コンベア30の上方からトレイB上の容器Aを映像で
捉えるCCDカメラ31aと、CCDカメラ31aの撮
像エリア内で図示しない光電スイッチがトレイBの通過
を検出した時、この光電スイッチからトレイ通過信号を
受信することによってCCDカメラ31aから映像信号
を取り込むとともに、映像信号を画像処理することによ
って容器の形状や大きさ等の種類、さらには、座標等の
容器データを算出する視覚認識CPUと、容器データ算
出に必要なパラメータとして容器の最大径等を入力する
キーボードと、視覚認識CPUにより画像処理された映
像や、キーボードから入力されたパラメータ等を容器識
別状況として表示するモニタ等から構成されている。
【0112】ハンドリング装置32は、トレイ返却用コ
ンベア30によって搬送されているトレイB上から容器
Aを種類別につかみ取るものであり、この実施例では、
容器Aの種類に応じて5種類のハンドリング装置32が
用意されている。
【0113】そこで、5種類のハンドリング装置32各
々は、トレイB上から容器Aを挟むようにしてつかみ取
り又は解放するロボットハンド32aと、ロボットハン
ド32aを上下移動可能とするエアーシリンダ32b
と、ロボットハンド32a及びエアーシリンダ32bを
トレイ返却用コンベア30上方の両側間でスライド移動
可能とするリニアモータガイド32cと、容器識別装置
31の視覚認識CPUで算出された容器データに基づ
き、ロボットハンド32a、エアーシリンダ32b、リ
ニアモータガイド32cの動作を制御するハンドリング
コントローラとから構成されており、このロボットハン
ド32aは、容器Aの形状、大きさ等に応じて5種類が
用意されている。
【0114】第1の容器回収用コンベア33は、ハンド
リング装置32から解放された容器Aをトレイ返却用コ
ンベア30の両側で受け止めて後述する容器反転装置3
4まで搬送するものである。
【0115】そこで、第1の容器回収用コンベア33
は、トレイ返却用コンベア30の両側であって、ハンド
リング装置32の下方に設置されているとともに、トレ
イ返却用コンベア30と平行に容器Aの種類に応じて8
種類設けられており、この第1の容器回収用コンベア3
3のコンベア終端と容器反転装置34との間には、容器
Aをスムーズに移動させるために搬送ローラ38aが設
けられている。
【0116】容器反転装置34は、第1の容器回収用コ
ンベア33によって搬送されてきた容器Aを反転させる
ものである。
【0117】そこで、容器反転装置34は、容器Aを載
せるためのプレート34aと、プレート34a上に容器
Aが載ったことを検知する圧力センサ34bと、プレー
ト34aの一側を支持しつつこの一側を中心としてプレ
ート34aを回転させるモータ等からなる容器反転機構
と、圧力センサ34bから容器セット信号を受信するこ
とによって容器反転機構を作動させる反転コントローラ
とから構成されている。
【0118】容器移動装置35は、容器反転装置34に
よって反転された容器Aをさかさま状態で受け止めると
ともに、この容器Aを後述する洗浄槽36に移すもので
ある。
【0119】そこで、容器移動装置35は、さかさまと
なった容器Aを載せるための網フィルタ35aと、網フ
ィルタ35aの一側を支持しつつこの一側を中心として
網フィルタ35aを洗浄槽36に向かって傾ける傾斜機
構とから構成されており、この網フィルタ35aと洗浄
槽36との間には、容器Aの移動をスムーズにするため
に搬送ローラ38bが設けられているとともに、網フィ
ルタ35aの下方には、さかさまとなった容器Aから落
下する内容物を回収するための内容物ダクト(図示省
略)が設置されている。
【0120】洗浄槽36は、内容物が排除された容器A
を水流によって洗浄するものである。
【0121】そこで、洗浄槽36の中には、容器Aを後
述する第2の容器回収用コンベア37の方に水流によっ
て移動させるための搬送用水流噴出口36aと、水流を
上向きに噴出して容器Aの中に付着した内容物を洗い流
すための洗浄用水流噴出口36bと、洗浄槽36の中か
ら外に容器Aを移すための搬送ローラ36cとが設けら
れている。
【0122】第2の容器回収用コンベア37は、洗浄槽
36によって洗浄された容器Aを図示しない容器洗浄装
置まで搬送するものであり、洗浄槽36と第2の容器回
収用コンベア37との間には、容器Bの移動をスムーズ
にするために搬送ローラ38cが設けられている。
【0123】図12は、この実施例に係るトレイ分離装
置の主要構成を示したブロック図である。
【0124】この図に示すように、容器識別装置31で
は、視覚認識CPU31bが光電スイッチからトレイ通
過信号を受信すると、CCDカメラ31aから容器Aを
捉えた映像信号を取り込むとともに、さらに視覚認識C
PU31bは、映像信号を画像処理することによって容
器データを算出する。
【0125】また、モニタ31cでは、視覚認識CPU
31bによる容器識別状況が表示される。
【0126】ハンドリング装置32では、ハンドリング
コントローラ32dが視覚認識CPU31bで算出され
た容器データに基づいて容器Aの種類に応じたリニアモ
ータガイド32cを制御することにより、容器Aをつか
むべきロボットハンド32aが所定の位置まで移動する
とともに、その後、ハンドリングコントローラ32d
は、ロボットハンド32a、及びエアーシリンダ32b
を制御することにより、ロボットハンド32aがトレイ
B上の容器Aをつかみ取る。
【0127】さらにその後、ハンドリングコントローラ
32dは、再びロボットハンド32a、エアーシリンダ
32b、リニアモータガイド32cを制御することによ
り、ロボットハンド32aから容器Aの種類に応じた第
1の容器回収用コンベア33の上方で容器Aが解放され
る。
【0128】容器反転装置34では、プレート34a上
に容器Aが載ったことを圧力センサ34bが検知する
と、この圧力センサ34bから反転コントローラ34d
に容器セット信号が送信され、容器セット信号を受信し
た反転コントローラ34dは、容器反転機構34cを作
動させてプレート34aを反転させる。
【0129】その後、反転コントローラ34bは、容器
移動装置35の傾斜機構を作動させることにより、洗浄
槽36に容器Aが移動する。
【0130】次に、この実施例に係るトレイ分離装置の
動作について図13に基づき説明する。
【0131】図13は、このトレイ分離装置の処理手順
を示したフローチャートである。
【0132】この図に示すように、まず、容器識別装置
31では、光電スイッチによりCCDカメラ31aの撮
像エリア内でトレイBの通過が検出されると(STEP
300)、この光電スイッチから視覚認識CPU31b
にトレイ通過信号が送信され、トレイ通過信号を受信し
た視覚認識CPU31bは、CCDカメラ31aから映
像信号を取り込んで容器Aの識別、すなわち、容器Aの
種類や座標等からなる容器データの算出を開始する(S
TEP310)。
【0133】さらに、視覚認識CPU31bは、算出し
た容器データから容器の種類と座標を判別し(STEP
320)、この判別結果から容器の種類に応じたリニア
モータガイド32cを選択する(STEP330)。
【0134】選択されたリニアモータガイド32cは、
容器Aの座標位置までロボットハンド32a及びエアー
シリンダ32bを移動させ(STEP340)、その
後、容器Aの座標位置まで移動してきたロボットハンド
32aが、エアーシリンダ32bによって下降されると
ともに、容器Aをつかみ取る(STEP350)。
【0135】さらに、ハンドリングコントローラ32d
は、先の容器データに基づいて容器Aの種類に応じた第
1の容器回収用コンベア33を選択し(STEP36
0)、この選択された第1の容器回収用コンベア33ま
で容器Aをつかんだロボットハンド32aを移動させる
(STEP370)。
【0136】次に、第1の容器回収用コンベア33まで
移動してきたロボットハンド32aが容器Aを解放する
ことにより、第1の容器回収用コンベア33上に容器A
が載るとともに(STEP380)、このコンベア33
に載った容器Aが容器反転装置34のプレート34aま
で搬送される(STEP390)。
【0137】容器反転装置34では、圧力センサ34b
がプレート34a上に容器Aが載ったことを検知すると
(STEP400“YES”)、反転コントローラ34
dがプレート34aを反転させ(STEP410)、そ
の結果、容器Aがさかさまとなって容器移動装置35の
網フィルタ35a上に載る。
【0138】この時、容器Aから網フィルタ35aの網
目を通って内容物が落下することにより、容器Aから内
容物が排除された状態となる。
【0139】その後、網フィルタ35aが傾いて容器A
が洗浄槽36の中へ移動し(STEP420)、洗浄槽
36の中では、水流によって容器Aの中に付着した内容
物が洗浄されつつこの容器Aが第2の容器回収用コンベ
ア37の方へと流されていく(STEP430)。
【0140】最後に、第2の容器回収用コンベア37が
図示しない容器洗浄装置へと容器Aを搬送する(STE
P440)。
【0141】したがって、この実施例によれば、容器A
は、トレイB上から種類別につかみ取られた後、種類別
に一つずつの容器Aから内容物が排除されるので、先の
実施例と同様に、内容物を排除するために容器A同士が
ぶつかり合うことなく容器Aの破損を防止することがで
きる。
【0142】また、容器をつかみ取る時点で種類別に容
器Aが仕分けられているので、後の処理において容器A
を仕分ける必要が無くなる。
【0143】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、トレイ上から容器類を取り上げ
ることによりトレイと容器類とが分離され、さらに、ト
レイと分離された容器類を吸着した状態で反転させるこ
とにより内容物が落下しつつ排除されるので、内容物を
排除する時、容器類同士がぶつかり合うことなく容器類
の破損を防止することができる。
【0144】また、請求項2記載の発明によれば、トレ
イと容器類とが一体に反転されることにより容器類から
内容物が落下しつつ排除され、さらに、トレイを吸着し
ながらトレイと容器類とを分離するので、内容物を排除
する時、容器類同士がぶつかり合うことなく容器類の破
損を防止することができる。
【0145】また、請求項3記載の発明によれば、トレ
イ上から種類別に容器類がつかみ取られることによりト
レイと容器類とが分離され、さらに、トレイと分離され
た容器類を一つずつ反転させることにより内容物が落下
しつつ排除されるので、内容物を排除する時、容器類同
士がぶつかり合うことなく容器類の破損を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、請求項1の発明に係るトレイ分離装
置の一実施例を示した平面図、また(b)は、その側面
図。
【図2】この実施例におけるハンドリング装置の本体を
詳細に示した斜視図。
【図3】このハンドリング装置のハンドリング部を詳細
に示した斜視図。
【図4】この実施例に係るトレイ分離装置の主要構成を
示したブロック図。
【図5】(a)〜(e)は、この実施例に係るトレイ分
離装置の動作手順を示した動作説明図。
【図6】(a)は、隙間検出装置及びハンドリング装置
の処理手順を示したフローチャート、また(b)は、こ
のフローチャートに対応してCCDカメラで捉えた映像
を示した映像説明図。
【図7】(a)は、請求項2の発明に係るトレイ分離装
置の一実施例を示した平面図、また(b)は、その側面
図。
【図8】この実施例に係るトレイ分離装置の主要構成を
示したブロック図。
【図9】(a)〜(h)は、この実施例に係るトレイ分
離装置の動作手順を示した動作説明図。
【図10】(a)〜(c)は、それぞれ図9の(d),
(e),(g)を平面側から示した動作説明図。
【図11】(a)は、請求項3の発明に係るトレイ分離
装置の一実施例を示した平面図、また(b)は、その側
面図。
【図12】この実施例に係るトレイ分離装置の主要構成
を示したブロック図。
【図13】この実施例に係るトレイ分離装置の処理手順
を示したフローチャート。
【図14】従来のトレイ分離装置が利用される洗浄シス
テムの概略を示した平面図。
【符号の説明】
10 トレイ返却用コンベア 11 隙間検出装置 12 ハンドリング装置 13 容器吸着装置 14 容器反転装置 15 容器移動装置 16 内容物ダクト 17 容器回収用コンベア 20 トレイ返却用コンベア 21 トレイ吸着装置 22 トレイストッパ 23 容器被覆装置 24 洗浄装置 25 トレイ・容器反転装置 26 容器回収用コンベア 27 トレイ回収用コンベア 28 コントローラ 30 トレイ返却用コンベア 31 容器識別装置 32 ハンドリング装置 33 第1の容器回収用コンベア 34 容器反転装置 35 容器移動装置 36 洗浄槽 37 第2の容器回収用コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 A 8010−3F 47/90 A 8010−3F (72)発明者 嶋田 昌利 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ上に載せられたまま返却される容
    器類をトレイから分離するとともに、該容器類からは内
    容物を排除するトレイ分離装置において、 上記トレイ上に載せられている容器類を取り上げた後、
    所定の位置にて容器類を解放する容器類取り上げ手段
    と、 上記容器類取り上げ手段により解放された容器類を吸着
    又は離脱する容器類吸着手段と、 上記容器類吸着手段に容器類が吸着した後、該容器類吸
    着手段を反転させる容器類反転手段と、 を備えることを特徴とするトレイ分離装置。
  2. 【請求項2】 トレイ上に載せられたまま返却される容
    器類をトレイから分離するとともに、該容器類からは内
    容物を排除するトレイ分離装置において、 上記容器類とともに返却されたトレイを吸着又は離脱す
    るトレイ吸着手段と、 上記トレイ吸着手段にトレイが吸着した後、該トレイ上
    に載せられた容器類を押さえるように覆い被せられる網
    目状の容器類被覆手段と、 上記容器類被覆手段が容器類を被覆した後、上記トレイ
    吸着手段と容器類被覆手段とを一体に反転させるトレイ
    ・容器類反転手段と、 上記トレイ・容器類反転手段により反転されたトレイ吸
    着手段と容器類被覆手段とを分離するトレイ・容器類分
    離手段と、 を備えることを特徴とするトレイ分離装置。
  3. 【請求項3】 トレイ上に載せられたまま返却される容
    器類をトレイから分離するとともに、該容器類からは内
    容物を排除するトレイ分離装置において、 上記トレイ上に載せられている容器類の種類を識別する
    容器類識別手段と、 上記容器類識別手段の識別結果に基づきトレイ上の容器
    類を種類別につかみ取るとともに、種類別に所定の位置
    にて容器類を解放する容器類つかみ取り手段と、 上記
    容器類つかみ取り手段により解放された容器類を反転さ
    せた後、反転した容器類を所定の位置に移動させる容器
    類反転移動手段と、 を備えることを特徴とするトレイ分離装置。
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