JP2597662B2 - 容器内の食品片を洗浄するための装置 - Google Patents

容器内の食品片を洗浄するための装置

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JP2597662B2
JP2597662B2 JP63183422A JP18342288A JP2597662B2 JP 2597662 B2 JP2597662 B2 JP 2597662B2 JP 63183422 A JP63183422 A JP 63183422A JP 18342288 A JP18342288 A JP 18342288A JP 2597662 B2 JP2597662 B2 JP 2597662B2
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グティエレツ ダファン
ディー.ジョンソン ロジャー
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ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/109Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
    • A23L7/11Filled, stuffed or multilayered pasta

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、容器内の食品片を洗浄するための装置に係
る。とりわけ、本発明は、容器内の押し出されたパスタ
製品の片を洗浄してパスタから表面の澱粉を取り去るた
めの装置に係る。
(従来の技術) スパゲテイ・マカロニあるいはその他の押出し成形パ
スタ製品とソースの入つた熱処理されたアントレ(entr
ees)を製造するにあたり、押出し成形したばかりのパ
スタ素材を容器内に充填しておくと、もし容器が熱処理
時に揺動されないと、パスタ片が互いにくつついてしま
つたりもつれ合う傾向がある。商品価値の上から好まし
くないこうしたくつつきやもつれ合いは、押出し成形さ
れた生パスタ片の表面に澱粉が付着していることによる
ものである。これに対し、充填された容器の熱処理に於
いて回転レトルトを使用する等して、パスタが充填され
た容器を揺動すれば、そうしたくつつきは極力少なくす
ることができる。なぜならば回転レトルトの作用は、パ
スタ片にソースを連続的に被覆し、表面の澱粉をソース
内に分散させるのに効果があるためである。しかしなが
ら、多くの状況に於いて、コスト的に見合わなかつたり
あるいは使われている容器のサイズや形式が違つていた
りするために、適当な回転レトルトが利用できない。こ
れとは別に、先ず押出し成形したパスタ片を温水に浸し
て表面の澱粉を除去し、パスタ片を温水から取り出し、
水気を切つたパスタを容器内に導入するようにすれば、
パスタ片のくつつきやもつれ合いをできるだけなくする
ことができる。しかしながら、この方法ではパスタ片に
2度にわたり手を加えなければならず、またパスタ片が
温水中への浸漬により軟化してしまい、軟化したパスタ
片が充填作業時に許容できない程度まで損傷を受けてし
まう。同様に、そうした罐詰め製品を製造するに際し、
押出し成形したばかりのパスタに代えて乾燥したパスタ
製品を使用する場合には、乾燥したパスタ片を先ず湯通
ししてパスタを水になじませ軟化させ表面の澱粉を取り
去り、そして湯通しされたパスタをすすぎ水から取り出
して容器に充填しなくてはならない。しかしこうした方
法でも、軟化したパスタ素材は充填作業に伴つて損傷を
受けやすい。
従つて、押し出したパスタ片から表面の澱粉を取り除
くことができ、軟化したパスタ片を2度にわたつて取り
扱わなくともよく、しかも回転レトルトを使用する必要
のない装置が必要とされてきている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、商業規模の罐詰め作業において、ガラス製
のジヤーや他の容器内の押し出されたスパゲテイの束ま
たはその他のパスタ片の表面から澱粉を取り除くことが
でき、従来の製造工程に固有の欠点の生じない洗浄装置
を提供している。スパゲテイ等の1盛りの量のパスタ製
品がガラス製のジヤーや他の適当な容器内に押し出され
るか、またはこうしたガラス製のジヤーや他の適当な容
器の内部に置かれる。そしてジヤーは正立した姿勢でコ
ンベヤに載せられ、1列になつて給水マニホルドの下側
まで運ばれていく。コンベヤに載つている所定数のジヤ
ーまたは一組のジヤー内に、このコンベヤの上方に配置
された複数のノズルから洗浄用の温水が注入される。洗
浄水を加えられた一組のジヤーは、コンベヤから回転排
水ユニツトに搬入される。この回転排水ユニツト内で、
ジヤーは中央シヤフトの廻りで回転する。ジヤーは先ず
逆向きの姿勢まで回転させられ、ジヤーから洗浄水が除
かれる。引き続き回転させて正立した姿勢まで戻され、
ジヤーは排水ユニツトから取り出される。排水ユニツト
は、水平に配置された一対の支持表面を備えている。こ
の支持表面上にパスタと洗浄水の入つた一組のジヤー
が、中央シヤフトから等しく間隔を設けて載せられる。
一方の支持表面に載せられた一組のジヤーが逆向きの姿
勢まで回転されると、第2の組のジヤーはもう一方の支
持表面に正立した姿勢で装填される。排水ユニツトの回
転により排水を終えた一組のジヤーは正立した姿勢に戻
され、第2の一組のジヤーは逆向きの姿勢への回転され
る。排水を終えた一組のジヤーは排水ユニツトから排出
され、同時に第3の組のジヤーがユニツト内に搬入され
る。排水を終えたジヤーを、後続の処理工程例えばソー
スを充填し容器をシールし容器を揺り動かしまた容器に
熱処理を加える工程に搬入する搬送手段が設けられてい
る。また本発明の装置は、コンベヤからジヤーの組を排
水ユニツトへと送り込みまたこの排水ユニツトから取り
出す運搬動作と、排水ユニツトの回転動作とを同期させ
る手段を備える。
第1図から第3図は、本発明の装置の平面図にして、
個々の操作段階における装置の状況を示している。
(実施例) 図面、とりわけ第1図から第3図を参照する。全体を
参照番号10で示す本発明の洗浄装置は、罐詰めパスタ製
造過程の途中に配置されている。図示の例では、この洗
浄装置は、1盛りの量の所望のパスタ製品例えばスパゲ
テイの束をガラス製のジヤーまたはその他の適当な容器
内に押し出す充填ユニツト11と、この容器に更に加工処
理を加える例えばソースを充填し容器をシールして揺り
動かし熱処理を加えまた冷却を行なうユニツト12と、の
間に介在している。洗浄装置10において、洗浄用の温水
がパスタを収容したジヤーの中に注ぎ込まれ、次いで洗
浄水はジヤーから排水され、これにより後続の加工処理
が行なわれる以前にパスタの表面から過剰な澱粉が取り
去られる。金網、ネオプレンゴム等の適当な材料から作
られた無端コンベヤベルト14は、ユニツト11と12の間で
矢印で示す方向に容器を運搬するようになつている。コ
ンベヤベルト14は従来と同じ構造をしており、ベルトの
両端に位置するアイドラホイールと駆動ホイール(図示
せず)に張り渡されたほぼ水平な上側と下側の走行部を
備えている。ベルト14は、従来のモーター手段(図示せ
ず)により所望の速度で駆動される。
本発明の洗浄装置は、コンベヤ搬送されるパスタ収容
ジヤーに洗浄水を注ぎ込むコンベヤ14の上方に取り付け
られた給水マニホルドと、コンベヤベルトに隣接して配
置されパスタと洗浄水の入つているジヤーが第1の往復
運動アーム22によりコンベヤから送り込まれる静止スラ
イド板20と、スライド板に隣接し第2の往復運動アーム
31によりスライド板からジヤーが送り込まれまた逆向き
にされて洗浄水の水切りを行なう回転排水ユニツト40
と、を備えている。排水ユニツト40の放出端に接近して
配置されたロータリ式回転テーブル50は、排水の終わつ
たパスタを収容しているジヤーをコンベヤ14上に送り返
し、さらにユニツト12における後続の加工操作を行なえ
るようにしている。
ユニツト11内で内部に既にスパゲテイが押し出された
ジヤー15は、正立した状態で間隔を開けて一列にコンベ
ヤ14上に配置されている。洗浄装置内でジヤーを扱い易
くするために、コンベヤ14に載つている間隔の開いたジ
ヤーは、隣り同志のジヤーと接触させてジヤーの組にま
とめられる。本発明を図示する便更上、第1図から第3
図は、ジヤーを5個1組にして取り扱つている状態を示
している。しかしながら、ジヤーは、大きさ、ライン速
度、洗浄装置の規模等に合わせて、3個から15個または
それ以上の個数で一組とされることもできる。パスタを
収容しているジヤー15はユニツト11からコンベヤ14に乗
つて搬送され、ジヤーの動きは往復運動アーム22に支持
された停止板38により止められる(第2図)。従つて、
間隔を開けられていたジヤーはコンベヤ上で組に寄せ集
められる。給水マニホルド16は停止板に近接してコンベ
ヤ14の中心線の上方に取り付けられ、コンベヤに平行に
延びている。マニホルド16は一連の下向きのスプレイノ
ズル17を備えている。ノズルの数は一組になつたジヤー
の数に対応している。ノズル17は、一組になつた直接接
触し合うジヤーの中心間の間隔に相当する距離をおいて
配置され、マニホルド16の下側に搬送された一組のジヤ
ーの各々の所定量の洗浄用の温水を注ぎ込むようになつ
ている。温水(85℃〜95℃)が入口パイプ18を通じてマ
ニホルド16に供給され、リミツトスイツチ(図示せず)
により作動されるバルブ19によりマニホルド内に流れ込
む温水の流量を調節している。
静止スライド板20はコンベヤベルトの一方の縁21に隣
接して取り付けられており、また往復運動アーム22が静
止スライド板20とは反対側のコンベヤの縁23に隣接して
設置されている。スライド板20はほぼ平らな上側表面を
備え、水平に取り付けられている。スライド板と上側表
面は、コンベヤベルト14の上側走行部とほぼ共通平面で
あるか、または当該上側走行部よりも僅かに低い位置に
設けられている。好ましい実施例によれば、スライド板
の一方の縁24はコンベヤベルトの上側走行部のすぐ下に
僅かな距離延びており、コンベヤからスライド板上に一
組のジヤーを簡単に移動できるようにしている。突起し
た停止部材25がスライド板の縁26に沿つて固定され、ジ
ヤーをプレート上に保持すると共に、ジヤーがコンベヤ
から送られてくる際にジヤーに適当な配列に揃えておく
ことができる。停止板36が、スライド板の下流側端部37
に隣接してコンベヤ14の上側走行部の上方に当該コンベ
ヤを横切つて取り付けられ、スライド板に相対する地点
でコンベヤ上の一組のジヤーの移動を停止させる。第2
図に見られるように、往復運動アーム22により、一組と
なつたジヤーはコンベヤベルト14からスライド板上に搬
送される。一組のジヤーはコンベヤから当該コンベヤと
は反対側にあるスライド板の縁26まで移動される。往復
運動アーム22はコンベヤの上側走行部の上方に配置さ
れ、またスライド板20とは反対側のコンベヤの縁23に隣
接して取り付けられている。アーム22は、引込み位置
(第1図)と伸長位置(第2図)の間で往復運動し、一
組となつたジヤーをスライド板20を横切りコンベヤベル
ト14から該スライド板の縁26まで移動させる。その後、
アーム22は元の引込み位置まで復帰する。往復運動アー
ム22は、コンベヤ14の長手方向軸線に平行に取り付けら
れた板部材28を備え、またこの板部材28の中間地点に直
角に取り付けられた長手方向に延びるバーを備えてい
る。停止部材38は、板部材28に直角にこの板部材の上流
側の端部に固定されている。停止部材38は、アーム22が
完全に延びた場合でも、この停止部材38がコンベヤ14を
横切つて延在するような長さを備えている。バー29は空
気圧シリンダ30を通り抜けている。この空気圧シリンダ
30は、板部材28を2つの作動位置、すなわち引込み位置
(第1図)と伸長位置(第2図)の間で板部材28を往復
運動させる。停止板36には従来形式のリミツトスイツチ
(図示せず)が設けられている。このリミツトスイツチ
は空気圧シリンダ30に作動連結され、空気シリンダを作
動させて板部材28を往復運動させる。
第2の往復運動アーム31がスライド板20の上側表面の
上方に配置され、またスライド板の縁26の位置で当該ス
ライド板の端部32に隣接して取り付けられ、一組のジヤ
ーを一列に順番にスライド板から排水ユニツト40へと送
り込む。往復運動アーム31は、第3図に示すように、ア
ーム22の方向と直交した向きに配置されており、またこ
れと同じ向きに一組のジヤーを移動させる。アーム31
は、長手方向に延びるバー34に固定されたU字形のチヤ
ンネル部材33を備えている。アーム31の往復運動は、バ
ー34が通り抜けている空気シリンダ35と従来形式の作動
手段(図示せず)によつて行なわれ、これによりアーム
31は引込み位置(第2図)と伸長位置(第3図)の間を
移動する。
ジヤーは、スライド板20から排水ユニツト40内に送り
込まれる。排水ユニツト40内でジヤーは先ず逆向きにさ
れて洗浄水の排水が行なわれ、次いで正立した姿勢に戻
される。第4図および第5図に示すように、排水ユニツ
トは一対の細長い支持表面41、42を備えている。これら
支持表面上に一組のジヤーがスライド板から送り込まれ
る。支持表面は中央シヤフト43に平行で、この中央シヤ
フトから等しい間隔を開けられている。従つて、支持表
面はシヤフト43の相対する側で相対する関係で取り付け
られている。すなわち、表面41は表面42から180度向き
を変えて取り付けられている。シヤフト43は、端部壁44
の開口55をほぼ水平に通り抜けている。支持表面41と42
は該端部壁44に固定されており、シヤフトの両端は従来
形式のベアリング組立体(図示せず)に回転可能に支持
されている。シヤフト43は、スライド板の縁26にほぼ平
行に取り付けられている。本発明の一実施例によれば、
シヤフト43は所定位置に固定され、支持表面41と42はシ
ヤフトの廻りを360度回転することができるように取り
付けられている。これとは別に、シヤフト43を回転可能
に取り付けておき、支持表面41と42をシヤフトに作動連
結してこのシヤフトと共に360度回転するように構成す
ることもできる。排水ユニツト40が正立した状態にあれ
ば、支持表面41と42は水平な姿勢を取つている。この場
合、上側支持表面はスライド板の表面とほぼ共通の面上
にあり、下側支持表面は下向きになつている。排水ユニ
ツトが180度回転すると、支持表面も180度回転し、反対
側の支持表面がスライド板の表面と面を共有するように
なる。多孔部材45、貫通している複数の開口56の設けら
れている多孔板、金網スクリーン等の多孔部材45が、バ
ー46のような適当な手段を介して、支持表面41と42の両
方を覆い且つこれら支持表面の両者にほぼ平行に取り付
けられている。前記バー46は、支持表面と多孔部材のコ
ーナーの位置に取り付けられている。多孔部材45は、ジ
ヤーを支持表面に載せ易くするためにジヤーの丈よりも
僅かに大きな距離をおいて支持表面の上方に固定され、
一方、ユニツトを回転してジヤーを逆向きにする時にジ
ヤーの動きをほぼ防止している。多孔板45の開口56は、
ジヤーを逆向きにする時ジヤーから洗浄水を自由に排水
することを可能にし、しかしパスタ製品をジヤーの中に
留めておけるだけの、大きさ並びに数を備えている。好
ましくは、開口56は約1.5mmから6.5mmの大きさのもので
ある。支持表面上のジヤーを案内するために、支持表面
41と42の両方の側縁に沿つて側部レール47と48が設けら
れている。これら側部レール41と42は排水ユニツトの入
口端部49の位置で外向きに広がり、スライド板から支持
表面にジヤーを移動し易くしている。
排水ユニツト40を回転し、一方の支持表面、例えば支
持表面41が一組のガラス製のジヤーを排水ユニツト内に
送り込めるようにスライド板20の表面と隣接する時、反
対の支持表面、例えば支持表面42は表面41から180度隔
たつた位置にあり、その結果先に支持表面42に正立した
姿勢で載せてある一組のジヤーは逆向きにされ、それに
よりジヤーから洗浄水が排水される。引き続いてユニツ
ト40を180度回転すると支持表面41に乗つたジヤーは逆
向きの排水状態となり、支持表面42上の排水を終えたジ
ヤーは正立した姿勢に戻される。この時期に新たな一組
のジヤーがスライド板20かや支持表面42に搬入され、そ
れにより排水を終えたジヤーはユニツト40の外に出され
る。
排水を終えたジヤーは、排水ユニツト40から矢印の方
向に移動して回転テーブル50に排出される。回転テーブ
ル50は精密な案内レール51と連係して作用し、排水を終
えた正立したジヤーをコンベヤ14に送り返し、それによ
りユニツト12内で加工操作、例えばソースを充填した
り、容器をシールして揺り動かし、熱処理を加えて冷却
する作業が行なわれる。
装置の働きが充分理解できるよう、装置の動きを詳細
に説明する。
1盛りの量のスパゲテイまたはその他のパスタ製品を
充填ユニツト11内でガラス製のジヤーまたは他の適当な
容器内に押し出し、これらの容器をコンベヤ14に正立し
た状態で一列に載せ、充填ユニツト11から送り出す。ジ
ヤーがマニホルド16の下側まで運ばれてくると(このマ
ニホルドは下向きのノズルを5つ備えている。これらノ
ズルの間隔は、直接接触し合う一組のジヤーの中心間の
間隔に等しい距離を開けてある)、先頭のジヤーは停止
部材38に接触する(第2図と第3図)。静止部材38は先
頭のジヤーの動きを止め、隣接するジヤーを先頭のジヤ
ーの後方で一組にまとめる。所望の数のジヤーを一組に
してから、バルブ19が開放され、ジヤーに洗浄用の温水
(85℃〜95℃)が充填される。この時期に、往復運動ア
ーム22は完全に引き込まれた位置(第1図)まで移動し
ており、その組の先頭のジヤーが停止板36に接触するま
で、洗浄水の入つている一組のジヤーはコンベヤ14上に
搬送されていく。先頭のジヤーが停止板36に接触する
と、空気圧シリンダ30が作動して第1の往復運動アーム
22を引込み位置から伸長位置(第2図)まで移動させ
る。その結果、コンベヤ14からスライド板を横切つてコ
ンベヤとは反対側のスライド板の縁まで一組のジヤーを
移動させる。続いて、アーム22は引込み位置に戻される
(第1図)。第2図に示すように、ジヤーはスライド板
を横切つて移動する時のように一例に保持される。第1
の往復運動アーム22が引き込まれると空気圧シリンダ35
が作動して第2の往復運動アーム31を引込み位置(第2
図)から伸長位置(第3図)まで移動させ、それにより
一組のジヤーをスライド板から排水ユニツト40の一方の
支持表面(例えば、支持表面41)まで移動させる。そし
て、アーム31は引込み位置まで戻される。引き続いて、
排水ユニツト40はシヤフト43の廻りで180度回転され、
第1の組のジヤーを逆向きの姿勢にする。それにより多
孔板45の開口を通じジヤーから洗浄水が取り除かれ、一
方パスタ製品はジヤー内に残る。
こうした工程の順番が後続のジヤーの組においても繰
り返される。すなわち、第1の往復運動アーム22が引込
み位置に復帰しつつある時、新たなジヤーが給水マニホ
ルドの下で一組にされ、そして洗浄水が充填される。ア
ーム22が完全に引き込まれると、一組のジヤーは先頭の
ジヤーが停止板36に接触するまで移動される。この時期
に第2の組のジヤーは、往復運動アーム22と31の続いて
起こる伸長並びに引込み動作を経て、スライド板20を横
切つて排水ユニツト40の他方の支持表面(例えば、支持
表面42)に搬送される。次いで、排水ユニツトを180度
回転させて、第2の組のジヤーを排水のために逆向きの
姿勢にし、排水を終えた第1の組のジヤーを正立した姿
勢に戻すことが行なわれる。第3の組のジヤー(図示せ
ず)が、往復運動アーム22と31の続いて起こる伸長並び
に引込み動作を経て、コンベヤからスライド板を横切り
排水ユニツトの支持表面41に移されると、表面41に載つ
ている排水を終えた第1の組のジヤーは排水ユニツトか
ら回転テーブル50に押し出される。この回転テーブル50
からジヤーは、コンベヤ14に搬送されユニツト12内で新
たな処理が加えられる。こうした、一連の工程が連続し
て繰り返され、ジヤー内の押し出されたパスタ材料を効
果的に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、洗浄水をジヤー内に注入し終えた時期の操作
状況を示している。 第2図は、一組のジヤーをコンベヤから回転排水ユニツ
トに搬送する途中の操作状況を示している。 第3図は、一組のジヤーを排水ユニツトに導入している
際の操作状況を示している。 第4図は、本発明の排水ユニツトの斜視図である。 第5図は、第4図の5−5線に沿つた排水ユニツトの断
面図である。 10……排水ユニツト 11……充填ユニツト 12……後続の処理のためのユニツト 14……コンベヤベルト 15……ジヤー 16……給水マニホルド 22……往復運動アーム 28……板部材 30……空気圧シリンダ 31……往復運動アーム 35……空気圧シリンダ 40……排水ユニツト 41,42……支持表面 45……多孔部材 47,48……側部レール 50……回転テーブル 51……湾曲した案内レール 56……開口

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内の食品片を洗浄するための装置にし
    て、 平らな表面を備えている、静止スライド板(20)と、 内部に食品片が導入された容器(15)を一列の状態に搬
    送し、前記スライド板の平らな表面の一方の長手方向縁
    (24)に隣接する上側表面を備えている、エンドレスコ
    ンベヤ手段(14)と、 当該コンベヤ手段に載つている所定の数の容器内に、水
    性液を供給する手段(16)と、 前記コンベヤ手段から離れた位置にあつて、前記静止ス
    ライド板の端部(37)に隣接し、また当該コンベヤ手段
    にほぼ平行に取り付けられ、容器から水性液を排出し、
    中央シヤフト(43)の廻りを回転し当該中央シヤフトか
    ら等しく間隔を開けられた一対の細長い支持表面(41,4
    2)と当該支持表面の上方に取り付けられた多孔手段(4
    5)とを備えている、回転排水手段(40)と、 コンベヤ手段に隣接して取り付けられ、スライド板の該
    長手方向縁を横切つて延び、水性液の供給された前記所
    定の数の容器をコンベヤ手段から当該コンベヤ手段と離
    れた位置にある静止板の縁まで移動させる、第1の往復
    運動アーム(22)と、 前記回転排水手段に対して反対側の静止板の端部(32)
    に隣接して取り付けられ、前記第1の往復運動アームの
    方向とは直角な向きに前記所定の数の容器を移動させ、
    該容器を静止スライド板から前記回転排水手段の一方の
    支持表面上に搬送する、第2の往復運動アーム(31)
    と、 前記第1および第2の往復運動アームを順番に作動させ
    る手段(30,35)と、を有している容器内の食品片を洗
    浄するための装置。
  2. 【請求項2】前記第1のアームはエンドレスコンベヤに
    直交する向きに往復運動し、また前記第2のアームは当
    該エンドレスコンベヤに平行する向きに往復運動する、
    特許請求の範囲第1項記載の容器内の食品片を洗浄する
    ための装置。
  3. 【請求項3】前記第2のアームは、前記コンベヤ手段か
    ら離れた位置の静止スライド板の長手方向縁に隣接して
    取り付けられている、特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の容器内の食品片を洗浄するための装置。
  4. 【請求項4】搬送手段(50)は、前記静止スライド板に
    対して反対側の回転排水手段の端部に隣接して配置さ
    れ、回転排水手段から容器を遠ざける、特許請求の範囲
    第1項から第3項までの何れか一項に記載の容器内の食
    品素材を洗浄するための装置。
  5. 【請求項5】支持表面(41,42)は、中央シヤフト(4
    3)の両側に向かい合つた関係で取り付けられている、
    特許請求の範囲第1項から第4項までの何れか一項に記
    載の容器内の食品素材を洗浄するための装置。
  6. 【請求項6】前記支持表面は、当該支持表面の一方が静
    止スライド板(20)とほぼ同一平面上にあり、もう一方
    の支持表面が他の支持表面から180度離れて、シヤフト
    からある距離をおいて取り付けられている、特許請求の
    範囲第5項記載の容器内の食品素材を洗浄するための装
    置。
  7. 【請求項7】多孔手段(45)は、前記支持表面の上方に
    取り付けられ、容器をスライド板から支持表面上に送り
    込めるだけの距離を両方の支持表面との間に形成し、支
    持表面が中央シヤフトの廻りで回転される時、容器を支
    持表面上に保持する、特許請求の範囲の第5項または第
    6項のいづれか一項に記載の容器内の食品素材を洗浄す
    るための装置。
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