JP3756907B2 - エアフィルタユニットの洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、エアフィルタユニットの洗浄装置に関する。
従来、ビルディング、工場、事務所などの空気調和設備においては、取り入れ外気や循環空気中の粉じんをろ材で除去するエアフィルタユニットが用いられている。このようなエアフィルタユニットを繰り返し使用するため、エアフィルタユニットを洗浄する洗浄装置が提案されている。
例えば図1に模式的に示したエアフィルタユニットの洗浄装置80は、洗浄する複数のエアフィルタユニットを置くためのフィルタユニット置台81a,81b,81cが中央に配置され、フィルタユニット置台81a,81b,81cを挟んで片側には、下地処理槽82、噴射すすぎ槽83、第2すすぎ槽84、殺菌槽85からなる第1組の処理槽81が配置され、反対側には、洗浄槽86と第1すすぎ槽87とからなる第2組の処理槽88が配置されている。
第1組の処理槽81と第2の処理槽88との間の上方空間には、例えば1対の案内機構90a,90bが配置され、2次元的に移動する2台の搬送装置91,92を設けられる。すなわち、搬送装置91,92は、それぞれ、移動ビーム91a,92aが矢印91x,92xで示すように案内機構90a,90bに沿って移動し、搬送装置本体91b,92bが矢印91y,92yで示すように移動ビーム91a,92aに沿って移動するようになっている。搬送装置本体91b,92bには、エアフィルタユニットを解除可能に把持し、吊り上げ、吊下ろしを行う。
この洗浄装置80では、例えばフィルタユニット置台81bに載置された汚れの多いエアフィルタユニット81pは、矢印94aで示すように下地処理槽82に搬送して下地処理を施し、矢印94bで示すように噴射すすぎ槽83に搬送し、浮き上がった汚れを洗い流し、矢印94cで示すようにフィルタユニット置台81bの元の位置に戻す。
次に、矢印95aで示すように超音波洗浄槽86に搬送し、洗浄液に浸しながら超音波を当てて洗浄し、矢印95bで示すように第1すすぎ槽87に搬送してすすぎ、矢印95cで示すようにフィルタユニット置台81bの元の位置に戻す。
次に、矢印96aで示すように第2すすぎ槽84に搬送してすすぎ、矢印96bで示すように噴射すすぎ槽83に搬送して、すすぎ液を洗い流し、96cで示すように殺菌槽85に搬送して殺菌処理を施し、矢印96dで示すようにフィルタユニット置台81bの元の位置に戻す(例えば、特許文献1参照)。
特許第30329107号公報
しかし、この洗浄装置80では、フィルタユニット置台81a,81b,81c上を2台の搬送装置91,92が行き来するため、作動中に、汚れたエアフィルタユニットの搬入や洗浄処理が終わったエアフィルタユニットの搬出を行うことができるタイミングが限られている。そのため、エアフィルタユニットの出し入れを自由に行うことができず、作業性がよくない。
また、フィルタユニット置台81a,81b,81cに置くエアフィルタユニットの数が多くなれば、エアフィルタユニットの搬送距離が長くなり、搬送経路も複雑になるため、無駄な搬送時間が長くなり、全体の処理効率が低下する。
また、洗浄装置を配置するためには、大略矩形の広い面積のスペースが必要となり、レイアウトの自由度が小さい。また、搬送関係の機構90a,90b,91,92が全体的に大きくなるため、据付現場での組立・調整作業が多くなり、工期も長くなる。
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、小型化・省スペース化を図ることが容易な簡単な構成で、作業性と処理効率を向上することができる、エアフィルタユニットの洗浄装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の構成のエアフィルタユニットの洗浄装置を提供する。
エアフィルタユニットの洗浄装置は、第1の反転装置と、第2の反転装置と、上記第1の反転装置と上記第2の反転装置との間に一列に配置された、超音波洗浄槽を含む複数の処理槽と、上記複数の処理槽に沿って配置された搬送装置とを備える。上記第1の反転装置は、エアフィルタユニットの使用時に空気の流れと大略垂直に配置されるろ材の主要面が大略水平になった状態でエアフィルタユニットを受け入れ、該エアフィルタユニットを略直角に起して、上記主要面を大略垂直にする。上記搬送装置は、上記第1の反転装置によって上記主要面が大略垂直になったエアフィルタユニットを把持し、上記主要面が大略垂直となった状態を保ちながら、エアフィルタユニットを上記各処理槽に搬送する。上記第2の反転装置は、上記搬送装置によって搬送されたエアフィルタユニットを受け入れ、該エアフィルタユニットを略直角に倒して、上記主要面を大略水平にする。
上記構成において、エアフィルタユニットは、処理槽の前後では主要面が大略水平の状態で搬入、搬出され、処理槽では主要面が大略垂直に保持される。
一般に、エアフィルタユニットは平らな矩形形状である。すなわち、ろ材の主要面方向の断面が矩形であり、この矩形断面の各辺の長さに比べると、エアフィルタユニットニットの厚さ(主要面に対して垂直方向の寸法)は小さい。したがって、洗浄装置に搬入、搬出するときには、平らな状態(主要面が大略水平となった状態)の方が、取り扱いは容易である。一方、超音波槽でエアフィルタユニットを洗浄する場合、ろ材の主要面を略垂直状態に保って超音波を当てる方が効率よく洗浄できる。
上記構成によれば、第1及び第2の反転装置を備えることで、超音波洗浄槽の前後の処理槽においても、超音波洗浄槽と同様に主要面が略垂直となるように、エアフィルタユニットを保持することができる。エアフィルタユニットの向きを変えなくてよいので、搬送装置の構成を簡単にすることができる。また、処理槽の水平方向の寸法(すなわち、設置スペース)は、エアフィルタユニットを主要面が略垂直になるように保持しながら搬送することで、できるだけ小さくすることができる。さらには、処理槽を一列に配置することで、搬送経路をできるだけ短くし、全体の構成を小さくするとともに、処理時間を短縮することができる。また、連続的にエアフィルタユニットを洗浄することができる。
好ましくは、上記搬送装置は、エアフィルタユニットを上記主要面の方向に搬送する。
上記構成によれば、例えば、搬送装置がエアフィルタユニットを搬送するピッチを変更することなく、処理槽について、エアフィルタユニットの搬送方向に対して垂直方向の寸法を変えることができる。同じ搬送装置を用いて、処理槽の組み合わせを変更するなど、簡単な構成で洗浄装置のバリエーションを増やすことができる。
好ましくは、上記第1の反転装置まで、エアフィルタユニットを上記主要面が大略水平になった状態で搬送する前工程手段をさらに備える。
上記構成によれば、前工程手段にエアフィルタユニットをある程度ためておくなどして、第1の反転装置の動作と厳密に同期することなく、エアフィルタユニットを適宜なタイミングで、洗浄装置(すなわち、前工程手段)に搬入することができる。したがって、作業性を向上することができる。
好ましくは、上記第2の反転装置から、エアフィルタユニットを上記主要面が大略水平になった状態で搬送する後工程手段をさらに備える。
上記構成によれば、後工程手段にエアフィルタユニットをある程度ためておくなどすれば、第2の反転装置の動作と厳密に同期することなく、エアフィルタユニットを適宜なタイミングで、洗浄装置(すなわち、後工程手段)から搬出することができる。したがって、作業性を向上することができる。
好ましくは、上記第2の反転装置により上記主要面が大略水平になった後のエアフィルタユニットを、上記主要面が大略水平になった状態で乾燥する乾燥装置をさらに備える。
上記構成によれば、洗浄後のエアフィルタユニットを、ろ材の主要面方向に略均一に乾燥することができ、全体の乾燥時間を短縮し、乾燥効率を高めることができる。また、エアフィルタユニットの姿勢を変えなくてよいので、第2の反転装置から乾燥装置までの間の搬送経路の構成を簡単にすることができる。
好ましくは、上記第2の反転装置により上記主要面が大略水平になった後のエアフィルタユニットを、上記主要面が大略水平になった状態のままで一時的に保管することができる一時保管装置をさらに備える。
上記構成によれば、洗浄後のエアフィルタユニットを一時保管装置で一時的に保管する間にろ材を予備的に乾燥すれば、その後、乾燥装置で乾燥することにより、乾燥装置でのエネルギー消費量を減らすことができる。また、まとまった個数のエアフィルタユニットを一時保管装置から乾燥装置に搬送することで、乾燥装置を開けておく時間を短縮し、熱効率を高めることができる。乾燥装置を用いない場合でも、一時保管装置からエアフィルタユニットをまとめて搬出することで、作業性を向上することができる。
本発明のエアフィルタユニットの洗浄装置は、小型化・省スペース化を図ることが容易な簡単な構成で、作業性と処理効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態として実施例を、図2〜図5を参照しながら説明する。
図2に示したように、洗浄装置10は、前工程20と、洗浄工程30と、後工程40とに大別できる。
前工程20には、入口コンベア22と、ローラコンベア23と、リフト装置24と、ローラコンベア25と、第1の反転装置26とが、L字状に折り曲げて一列に配置され、矢印で示したように、入口コンベア22に載置されたエアフィルタユニット12aを、第1の反転装置26まで、平らな状態で搬送するようになっている。すなわち、エアフィルタユニット12aは、枠にろ材が収められており、ろ材の主要面は、エアフィルタユニット12aの使用時には、空気の流れと大略垂直に配置される。前工程20において、エアフィルタユニット12aは、ろ材の主要面が大略水平(すなわち図2において紙面と平行)になった状態で搬送される。
入口コンベア22は、図3に示したよに、3段に構成され、各段22a,22b,22cに、エアフィルタユニット12aを平らな状態で置くことができるようになっている。これに対応して、ローラコンベア23も3段に構成されている。このように3段にすることにより、スペースを有効に利用している。
リフト装置24は、エアフィルタユニット12aを平らな状態で置くことができる載置面が垂直方向に昇降し、ローラコンベア23の適宜な段からエアフィルタユニット12aを受け取り、1段のみの構成であるローラコンベア25に受け渡す。リフト装置24は、第1の反転装置26の動作と連携し、ローラコンベア25上に適宜枚数のエアフィルタユニット12aが載置されるように、不図示の制御装置により制御される。
第1の反転装置26は、図4に示すように、断面L字状に直角に結合された2つの平板26a,26bが回動中心26cを中心に90度回動するように構成されていて、ローラコンベア25から搬送されたエアフィルタユニット12aを受け入れた平板26a,26bが、点線で示すように、図において時計回りに90度回動し、エアフィルタユニット12bを直角に起して、ろ材の主要面を大略垂直にする。
前工程20の第1の反転装置26に隣接して、洗浄工程30が配置される。洗浄工程30は、前処理槽32、超音波洗浄槽34、中継台35、すすぎ槽36、殺菌槽38が、一列に配置されている。前処理槽32は、エアフィルタユニット12bの汚れに応じて前処理液を噴射し、エアフィルタユニット12bのろ材に付着した粉じんを浮きやすくし、剥がれた粉じんを洗い流す。超音波洗浄槽34は、洗浄液中に浸したエアフィルタユニット12bに超音波を当て、エアフィルタユニット12bのろ材に付着したままの粉じんを剥離させる。すすぎ槽36は、エアフィルタユニット12bに残った洗浄液を除去する。殺菌槽38は、エアフィルタユニット12bに対して殺菌処理を行う。
また、前工程20には、図5に要部を模式的に示した搬送装置31が配置されている。搬送装置31は、洗浄工程30の処理槽等32,34,35,36,38に沿って案内機構31aが配置され、本体部31bが、矢印31xで示すように、案内機構31aに沿って移動するようになっている。本体部31bには、エアフィルタユニット12bの枠を解除可能に把持し、矢印31yで示すようにエアフィルタユニット12bを上下方向に昇降させることができる把持アーム31cが設けられている。搬送装置31は、第1の反転装置26からエアフィルタユニット12bを持ち上げ、各処理槽32,34,36,38の上方まで搬送して、各処理槽32,34,36,38にエアフィルタユニット12bを出し入れすることができるようになっている。
搬送装置31がエアフィルタユニット12bを搬送する方向は、ろ材の主要面の方向である。このように構成することにより、エアフィルタユニット12bを搬送するピッチを変更することなく、処理槽32,34,36,38について、エアフィルタユニット12bの搬送方向に対して垂直方向の寸法を変えることができる。同じ搬送装置を用いて、処理槽の組み合わせを変更するなど、簡単な構成で洗浄装置のバリエーションを増やすことが容易である。
この実施例では、搬送装置31は、中継台35を介してエアフィルタユニット12bの受け渡しを行う2つの本体部31bを備えている。すなわち、第1の本体部31bは、第1の反転装置26からエアフィルタユニット12bを持ち上げ、処理槽32,34を経て、中継台35にエアフィルタユニット12bを置く。第2の本体部31bは、中継台35からエアフィルタユニット12bを持ち上げ、処理槽36,38を経て、第2の反転装置42にエアフィルタユニット12bを置く。
洗浄工程30の殺菌槽38に隣接して、後工程40が配置される。後工程40は、第2の反転装置42、ローラコンベア43,44,45,46、リフト装置60、乾燥装置62、排出コンベア64が一列に配置されている。また、ローラコンベア44から枝分かれして、リフト装置50及び出口コンベア52が配置されている。
第2の反転装置42は、洗浄工程30の殺菌槽38に隣接して配置され、第1の反転装置26と同様に構成されている。すなわち、ろ材の主要面が垂直な状態でエアフィルタユニット12bを受け入れ、これを略直角に倒して、エアフィルタユニット12cのろ材の主要面を大略水平にする。
ローラコンベア43,44,45,46は、第2の反転装置42から、ろ材の主要面が水平な状態でエアフィルタユニット12cを受け入れ、そのままの状態で、乾燥装置62又は出口コンベア52に向けて搬送する。乾燥装置62には、ろ材の主要面が水平な状態のまま、洗浄後のエアフィルタユニット12cが収納され、エアフィルタユニット12cを、ろ材の主要面方向に略均一に乾燥することができ、全体の乾燥時間を短縮し、乾燥効率を高めることができるようになっている。エアフィルタユニットの姿勢を変えなくてよいので、第2の反転装置42から乾燥装置62までの間の搬送経路の構成を簡単にすることができる。
乾燥装置62内には、上下方向に3段のコンベア(図示せず)が配置され、これに対応して、排出コンベア64も上下方向に3段に構成されている。同様に、出口コンベア52も3段に構成されている。このように多段構成とすることにより、スペース効率を高めている。
リフト装置60は、ローラコンベア46から受け入れたエアフィルタユニット12cを、乾燥装置62内の不図示のコンベアの適宜な段に受け渡すことができるように昇降する。乾燥装置62で乾燥したエアフィルタユニット12eは、排出コンベア64に搬送してためておくことができる。リフト装置50は、ローラコンベア44から受け入れたエアフィルタユニット12dを、出口コンベア52の適宜な段に受け渡すことができるように昇降する。
次に、洗浄装置10の動作について説明する。
洗浄装置10で洗浄するエアフィルタユニット12は、ろ材の主要面が略水平になるように平らにした状態で入口コンベア22に載置され、ローラコンベア23にためられる。ローラコンベア23上のエアフィルタユニット12aは、順次、リフト装置24により、ローラコンベア25へと搬送され、第1の反転装置26で反転され、ろ材の主要面が垂直な状態で搬送され、洗浄工程30で一連の処理がされる。そして、第1の反転装置26で反転され、ろ材の主要面が水平な状態で搬送され、出口コンベア52又は乾燥装置62に向けて搬送される。
出口コンベア52に搬送されたエアフィルタユニット12dは、一時的に保管され、この間に自然乾燥される。ある程度乾燥したら、エアフィルタユニット12dは、乾燥装置62に向けて搬送される。出口コンベア52で、洗浄後のエアフィルタユニット12dを一時的に保管する間にろ材を予備的に乾燥し、その後、乾燥装置62で乾燥することにより、乾燥装置62のエネルギー消費量を減らすことができる。また、まとまった個数のエアフィルタユニット12dを出口コンベア52から乾燥装置62に搬送することで、乾燥装置62を開いている時間を短縮し、熱効率を高めることができる。なお、出口コンベア52に保管されたエアフィルタユニット12dは、出口コンベア52から洗浄装置10外に搬出されてもよい。
乾燥装置62に搬送されて乾燥したエアフィルタユニット12eは、排出コンベア64上にためられ、排出コンベア64から洗浄装置10外に搬出されるのを待つ。
以上に説明したように、洗浄装置10は、エアフィルタユニットの洗浄を連続的に行うことができる。また、処理工程30の動作状況にあまり制約されずに、エアフィルタユニットの搬入・搬出を行うことができる。すなわち、処理工程30よりも先行して、前工程20においてエアフィルタユニット12aを搬入したり、処理工程30よりも遅れて、後工程40におけるエアフィルタユニット12d,12eを搬出したりすることができる。
各工程20,30,40は、自由にレイアウトすることができる。例えば、直線状に配置しても、適宜な角度を設けたり、折り返したりすることができる。また、構成要素は、他の構成要素により制約されることが少なく、独立して自由に構成でき、小型化も容易である。このように設計の自由度が増すので、任意形状のスペースに洗浄装置10を効率よく配置することができる。
さらに、洗浄装置10の構成要素を適宜な長さのユニットごとに、工場で予め組み立てておき、据付現場で効率的に組立・調整を行うようにすることも容易である。
また、処理工程30でエアフィルタユニット12bを搬送する距離を短くできるので、洗浄装置10の処理時間を短くすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その他、種々の態様で実施することができる。
例えば、前工程20や後工程40の1又は2以上の機器(例えば、出口コンベア52や乾燥装置62)がない構成としてもよい。反転装置26,42と洗浄工程30のみで構成することも可能である。処理工程30は、処理槽や搬送装置などを適宜に構成すればよく、例えば折り曲げて配置してもよい。
エアフィルタユニットの洗浄装置の構成図である。(従来例) エアフィルタユニットの洗浄装置の平面図である。(実施例) エアフィルタユニットの洗浄装置の要部構成図である。(実施例) エアフィルタユニットの洗浄装置の要部構成図である。(実施例) エアフィルタユニットの洗浄装置の要部構成図である。(実施例)
符号の説明
10 洗浄装置
12a,12b,12c,12d,12e エアフィルタユニット
22 入口コンベア(前工程手段)
23 ローラコンベア(前工程手段)
24 リフト装置(前工程手段)
25 ローラコンベア(前工程手段)
26 第1の反転装置
31 搬送装置
32 前処理槽
34 超音波洗浄槽
36 すすぎ槽
38 殺菌槽
42 第2の反転装置
43,44,45,46 ローラコンベア(後工程手段)
46 リフト装置(後工程手段)
50 リフト装置(後工程手段)
52 出口コンベア(後工程手段、一時保管装置)
62 乾燥装置(後工程手段)
64 排出コンベア(後工程手段、一時保管装置)

Claims (6)

  1. 第1の反転装置と、
    第2の反転装置と、
    上記第1の反転装置と上記第2の反転装置との間に一列に配置された、超音波洗浄槽を含む複数の処理槽と、
    上記複数の処理槽に沿って配置された搬送装置とを備え、
    上記第1の反転装置は、エアフィルタユニットの使用時に空気の流れと大略垂直に配置されるろ材の主要面が大略水平になった状態でエアフィルタユニットを受け入れ、該エアフィルタユニットを略直角に起して、上記主要面を大略垂直にし、
    上記搬送装置は、上記第1の反転装置によって上記主要面が大略垂直になったエアフィルタユニットを把持し、上記主要面が大略垂直となった状態を保ちながら、エアフィルタユニットを上記各処理槽に搬送し、
    上記第2の反転装置は、上記搬送装置によって搬送されたエアフィルタユニットを受け入れ、該エアフィルタユニットを略直角に倒して、上記主要面を大略水平にすることを特徴とする、エアフィルタユニットの洗浄装置。
  2. 上記搬送装置は、エアフィルタユニットを上記主要面の方向に搬送することを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  3. 上記第1の反転装置まで、エアフィルタユニットを上記主要面が大略水平になった状態で搬送する前工程手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  4. 上記第2の反転装置から、エアフィルタユニットを上記主要面が大略水平になった状態で搬送する後工程手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1、2又は3に記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  5. 上記第2の反転装置により上記主要面が大略水平になった後のエアフィルタユニットを、上記主要面が大略水平になった状態で乾燥する乾燥装置をさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一つに記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
  6. 上記第2の反転装置により上記主要面が大略水平になった後のエアフィルタユニットを、上記主要面が大略水平になった状態のままで一時的に保管することができる一時保管装置をさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一つに記載のエアフィルタユニットの洗浄装置。
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