JPH0449041Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449041Y2
JPH0449041Y2 JP1988171072U JP17107288U JPH0449041Y2 JP H0449041 Y2 JPH0449041 Y2 JP H0449041Y2 JP 1988171072 U JP1988171072 U JP 1988171072U JP 17107288 U JP17107288 U JP 17107288U JP H0449041 Y2 JPH0449041 Y2 JP H0449041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
passage section
short side
article passage
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988171072U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01116103U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988171072U priority Critical patent/JPH0449041Y2/ja
Publication of JPH01116103U publication Critical patent/JPH01116103U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0449041Y2 publication Critical patent/JPH0449041Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、例えば自動連続殺菌処理装置等に
物品を搬送する容器に物品を自動的に投入する装
置に関する。
<従来技術> 上記の自動連続殺菌処理装置は、例えば食品工
場において使用されるが、このような装置では、
パウチ封入食品やハム、ソーセージ等を、例えば
毎分200乃至500個の割合で殺菌処理することを求
められることがある。しかし、これらの物品は軟
質包装材に封入されて、半流動体や液状の場合が
多く、搬送する際の姿勢や物品の搬送間隔を物理
的に制御することは固形物程容易ではない。
特開昭59−134105号公報には、供給ベルトによ
つて物品をステツプコンベヤ上に搬入し、ステツ
プコンベヤを間欠運転し、ステツプコンベヤ上で
各物品を部分的に積み重ね、ステツプコンベヤの
長手側の一方の側方に設けたプツシヤシリンダに
よつて、部分的に積み重ねた物品を反対側の長手
側に設けたシヤツタプレート上に押し出し、その
後にシヤツタプレートを開いて、その下方に設け
た容器に物品を送り込む装置が開示されている。
<考案が解決しようとする課題> このような装置において、プツシヤシリンダに
よつて一群の物品を処理するためには、この一群
の物品よりも後から搬送されてくる上流の物品を
一時的に停止させる必要があり、上流の物品の流
れは断続的な流れとなる。
しかし、これらの物品を軟質包装材に包装する
機械は連続的に包装を行つているので、上記の自
動投入装置と包装機器との間に物品をプールした
上で、個々に物品を供給制御する装置を付加しな
ければならない。
軟質包装材に包装された物品を1分間に200乃
至500個の割合で処理する場合、これらの物品を
たとえ何個かまとめた1グループ単位で処理する
としても、確実に起動、停止させるような制御は
実質的に不可能であり、かりにこれを実施したと
しても、異常な姿勢になるものが生じ、搬送容器
への物品の収容量が不均一になる。
この考案は、搬送容器内に物品を異常な姿勢と
なることなく投入することができ、かつ連続的に
運転することができる物品自動投入装置を提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、本考案は、間隔
を隔てて設けた1対の無端チエンに対し、多数の
直方体状の搬送容器を、それぞれの長辺を直角に
かつ一定間隔ごとに配設し、これら搬送容器とほ
ぼ同じ直方体状に形成され、上部及び下部が開口
した物品通過部を、その長辺が搬送容器の長辺と
平行に無端チエンの走路の中途位置の上方に設
け、この物品通過部の上部開口からこの物品通過
部の内部を通つて搬送容器までの間に形成される
物品通過経路における物品通過部の下部開口より
上部に、ゲート板を物品の通過を阻止する状態に
設け、物品通過部の一方の短辺側における物品通
過部の長手方向の延長線上に間隔を隔てて配置さ
れた少なくとも2つのプーリを有し、これらプー
リ間に上面で物品を支持して搬送する紐帯を張架
し、連続的に物品が搬入されるコンベヤを設け、
両プーリのうち物品通過部とは反対側のものに結
合された駆動部によつて紐帯を所定速度で連続的
に上記物品通過部側に搬送させ、往復運動機構に
よつて、両プーリのうち物品通過部側のものを、
物品通過部の一方の短辺側から他方の短辺側まで
連続的に上記紐帯の搬送速度とほぼ同じ速度で往
復運動させ、コンベヤの物品通過部の他方の短辺
側から一方の短辺側への移動後にゲート板を開閉
機構によつて開くものである。
<作用> 本考案によれば、或る搬送容器が物品通過部の
下方に停止し、ゲート板が物品通過経路を阻止し
ている状態において、コンベヤの紐帯が上面で物
品を支持して物品通過部側に物品を所定の搬送速
度で搬送しながら、物品通過部側のプーリが物品
通過部の一方の短辺側から他方の短辺側に上記所
定の搬送速度で進行しているとする。この状態で
は、物品通過部側のプーリも、所定の搬送速度で
進行しているので、ゲート板上には物品は供給さ
れない。この物品通過部側のプーリが物品通過部
の他方の短辺側から一方の短辺側に移動すると
き、コンベヤ上の物品はゲート板上にその長手方
向に沿つて順に供給される。そして、物品通過部
側のプーリが一方の短辺側への移動を終了したと
き、ゲート板が開き、物品が下方に落下し、その
後に再び閉じる。従つて、搬送容器内にその長手
方向に沿つて供給される。以後同様にして物品は
ゲート板上に配列され、下方に落下させられるこ
とが繰り返される。
<実施例> この実施例は、第1図に示すように多数の搬送
容器2を有している。これら搬送容器2は、どれ
も上部を開口させた細長い箱型に形成され、これ
ら搬送容器2は、両短辺側に設けられた搬送用チ
エン4,4に一定間隔を隔てて結合されており、
この搬送用チエン4,4によつて所定の搬送経路
に沿つて、例えば殺菌処理装置に搬送される。こ
れら搬送容器2の上部開口は、第2図に示すよう
に蓋体6,6によつて被蓋されている。この蓋体
6,6は、矢印7,7で示すように回転して、上
部開口を開く。
この搬送経路の中途における搬送容器2よりも
上方に、溜ホツパ8が設けられている。この溜ホ
ツパ8も、搬送容器2と同様な箱型に形成されて
おり、上部及び下部双方が共に開口されている。
そして、その下部開口には、これを被蓋するよう
に配置した2枚の板状体からなる排出ゲート10
が設けられている。これら排出ゲート10は、溜
ホツパ8の一端側に設けたシリンダ12によつ
て、第2図に矢印14で示すように回転して、下
部開口を開く。
溜ホツパ8の上方には、受けゲート16が設け
られている。この受けゲート16は、溜ホツパ8
の上部開口を覆うようにその長辺方向に沿つて、
かつ第3図に示すように互いに接して同一水平面
上に配置した2枚のゲート板16a,16bから
なる。これらゲート板16a,16bは、これら
の第1図における右端側に設けたシリンダ18に
よつて第2図に矢印20,20で示すように回転
し、溜ホツパ8の上部開口を開く。
受けゲート16の第1図における左端側には、
搬送コンベヤ22が受けゲート16よりごくわず
か高い位置に設けられている。この搬送コンベヤ
22の後側プーリ24は、連続運転される駆動モ
ータ26に駆動軸28を介して結合されている。
駆動軸28の回転は、ベルト30を介して回転軸
32に伝達される。この回転軸32には、ハート
型のカム34が取り付けられている。このカム3
4に、中央部を回転自在に支持したベルクランク
36の一端が当接しており、他端はスプリング3
8によつて後側プーリ24側に牽引されると共
に、腕40によつて前側プーリ42に結合されて
いる。これらプーリ24,42間にベルト44が
張架されている。従つて、この搬送コンベヤ22
は、そのベルト44が後側プーリ24側から前側
プーリ42側へ走行すると共に、受けゲート16
の左端から右端まで進退する。なお、45,4
6,48は、シリンダ12,18を制御するため
のカムスイツチで、回転軸32に結合されてい
る。
この実施例は、次のように動作する。今、搬送
容器2は、溜ホツパ8の下側に停止すると共に、
その蓋体6,6が開き、溜ホツパ8の排出ゲート
10が閉じられ、受けゲート16はゲート板16
a,16bが同一水平面上に位置し、搬送コンベ
ヤ22の前側プーリ42は、受けゲート16の左
端側に位置し、そのベルト44上には第5図aに
示すように、7つの物品50a乃至50gが載つ
ているとする。
この状態で、駆動モータ26gを回転させる
と、ベルト44が走行すると共に、前側プーリ4
2が受けゲート16の上方に進行する。このと
き、ベルト44の走行速度と、前側プーリ42の
進行速度はほぼ等しいので、同図bに示すように
受けゲート16上に物品は供給されないが、同図
b,cに示すように、新たに物品50h,50
i,50jが別の搬送装置(図示せず)によつて
ベルト44上に載せられる。やがて、前側プーリ
42は、所定位置、例えば受けゲート板16の第
5図における右端まで前進した後に後退を開始
し、同図dに示すように受けゲート16上に物品
50a乃至50dを順に供給する。この間に、ベ
ルト44上には新たな物品50k,50l,50
mが載せられる。そして、同図eに示すように、
前側プーリ42が受けゲート16の左端まで後退
し、さらに物品50e乃至50gが受けゲート1
6上に供給されると、受けゲート16のゲート板
16a,16bは、第2図に矢印20,20で示
すように下方に開き、物品50a乃至50gを溜
ホツパ8に供給する。開いたゲート板16a,1
6bは閉じ、搬送コンベヤ22は再び上述したよ
うに前進及び後退を行う。この間に、受けゲート
16上には新たな物品が供給されており、受けゲ
ート16は再び開き、、新たな物品は溜ホツパ8
に供給される。これを繰り返す。その後、溜ホツ
パ8は、排出ゲート10を第2図に矢印14で示
すように開き、溜ホツパ8内の物品を搬送容器2
に供給し、排出ゲート10を閉じる。即ち、搬送
容器2内には物品が数段にわたつて段積みされ
る。その後、搬送容器2がチエン4,4によつて
搬送され、別の搬送容器2が溜ホツパ8の下方に
移動してくる。そして、上述したのと同様にし
て、別の搬送容器2に物品が段積み整列して並べ
られる。比較的能力の少ないものでは、搬送容器
2内に物品を1段積みにしても実施できる。この
場合、溜ホツパ8をごく浅いものとすれば、受け
ゲート16を省略することができる。
<考案の効果> 以上のように、本考案によれば、搬送コンベヤ
の紐帯を直方体状の物品通過部の一方の短辺から
他方の短辺までに沿う方向、即ち長手方向に沿つ
て連続的に走行させながら、このコンベヤの物品
通過部側のプーリを、上記物品通過部の一方の短
辺から他方の短辺までコンベヤの走行速度とほぼ
等しい速度で往復運動させ、この一往復が終了し
た時点でゲート板を開くように構成しているの
で、搬送容器の長手方向に沿つて連続的に物品を
搬送容器に供給することができ、コンベヤの上流
に物品を一時的にプールするためのプールセクシ
ヨンを設ける必要がなく、装置全体を小型化する
ことができる。さらに、上述したようにプールセ
ツクシヨンを設ける必要がないので、物品はコン
ベヤ上に連続的に供給でき、物品が起物、停止を
繰り返し受けず、異常な姿勢となるものがなく、
ゲート板上に各物品が整然と並べることができる
し、コンベヤを停止させる必要がないので、運転
能率を向上させることができる。しかも、コンベ
ヤの紐帯の搬送速度と、コンベヤの物品通過部側
のプーリが往復運動する速度とはほぼ同一の速度
であるので、コンベヤ上を物品が搬送されている
間に、物品を無理に加速しないので、コンベヤの
速度を比較的速くしても、搬送中に物品の姿勢が
変わることがなく、物品の整列性がよい。その
上、この考案によれば、直方体状の搬送容器内
に、その長手方向に沿つて整列した状態で、各物
品を供給できるので、1つの搬送容器内への物品
の収容量を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の概略構成斜視
図、第2図は同実施例の側面図、第3図は同実施
例の部分省略平面図、第4図は同実施例の部分省
略正面図、第5図は同実施例に用いた搬送コンベ
ヤの動作説明図である。 2……搬送容器、4……チエン、8……溜ホツ
パ(物品通過部)、10……排出ゲート、16…
…受けゲート、18……シリンダ(ゲート板開閉
機構)、22……搬送コンベヤ、24,42……
プーリ、44……ベルト(紐帯)、26……駆動
モータ(駆動部)、{34……ハート型カム、40
……腕、36……ベルクランク}往復運動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔を隔てて設けた1対の無端チエンに対し、
    それぞれの長辺を直角にかつ一定間隔ごとに、配
    設された多数の直方体状の搬送容器と、これら搬
    送容器とほぼ同じ直方体状に形成され、その長辺
    が上記搬送容器の長辺と平行に、上記無端チエン
    の走路の中途位置の上方に設けられ、上部及び下
    部が開口した物品通過部と、この物品通過部の上
    部開口付近から、この物品通過部の内部を通つて
    その下方に位置する上記搬送容器までの間に、形
    成される物品通過経路のうち、上記物品通過部の
    下部開口より上方に、物品の通過を阻止する状態
    に設けられたゲート板と、上記物品通過部の一方
    の短辺側における上記物品通過部の長手方向の延
    長線上に間隔を隔てて配置された少なくとも2つ
    のプーリを有し、これらプーリ間に上面で物品を
    支持して搬送する紐帯が張架され、この紐帯上に
    連続的に物品が搬入されるコンベヤと、上記プー
    リのうち上記物品通過部とは反対側のものに結合
    され、上記紐帯を上記物品通過部側に所定速度で
    連続的に走行させる駆動部と、上記プーリのうち
    上記物品通過部側のものを上記物品通過部の一方
    の短辺側から他方の短辺側まで、連続的に上記紐
    帯の走行速度とほぼ同じ速度で往復運動させる往
    復運動機構と、上記コンベヤの上記物品通過部の
    他方の短辺側から一方の短辺側への移動後に、上
    記ゲート板を開くゲート板開閉機構とを含む物品
    自動投入装置。
JP1988171072U 1988-12-29 1988-12-29 Expired JPH0449041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171072U JPH0449041Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171072U JPH0449041Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01116103U JPH01116103U (ja) 1989-08-04
JPH0449041Y2 true JPH0449041Y2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=31462570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988171072U Expired JPH0449041Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0449041Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574984B2 (ja) * 1976-07-12 1982-01-28
JPS59134105A (ja) * 1983-01-14 1984-08-01 株式会社 大生機械 箱詰装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574984U (ja) * 1980-06-07 1982-01-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574984B2 (ja) * 1976-07-12 1982-01-28
JPS59134105A (ja) * 1983-01-14 1984-08-01 株式会社 大生機械 箱詰装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01116103U (ja) 1989-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3342012A (en) Egg packer
US5343671A (en) Means for and methods of loading irregularly shaped objects into automatic packaging machines
CA1056861A (en) Transfer mechanism
US6141943A (en) Food article loading head and method
RU2117619C1 (ru) Установка для группирования предметов
JP2529721Y2 (ja) 包装機械
US3721330A (en) Article timing and feeding mechanism
RU2520651C2 (ru) Устройство для загрузки групп изделий
CA2096958A1 (en) Egg packer apparatus
JP2735082B2 (ja) ソーセージの搬送方法及び装置
JPH02296617A (ja) 被駆動コンベヤーを一時的に停止させる方法及びその装置
JPH0449041Y2 (ja)
US3427779A (en) Apparatus for packaging articles
GB1504711A (en) Packaging machine for loading trays with articles
JPS604041B2 (ja) 魚を缶に詰合わせる装置
US4779634A (en) Apparatus for rinsing food particles in a container
US3492780A (en) Automatic bag packaging machine
JPH11208606A (ja) スタンディングパウチ箱詰装置
US5924838A (en) Tray loader
JP3989308B2 (ja) 被搬送品の貯留装置
CN111252274A (zh) 一种大米打包堆垛设备
US3605986A (en) Package indexer
JPH09278165A (ja) 整列装置
US3348654A (en) Apparatus for unscrambling containers
US4668149A (en) Article depositing apparatus