JP4823365B2 - 放送受信機能付き携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、放送受信機能付き携帯電話機に関し、特に放送受信中におけるメール着信通知を制御するための技術に関する。
近年、携帯電話機の急速な多機能化が進み、放送受信機能、カメラ機能、ゲーム機能など携帯電話機以外の種々の付属機能を有する携帯電話機が利用できるようになってきた。
このような携帯電話機の多機能化の進展に伴い、ユーザーが携帯電話機を用いて、上記付属機能を利用する機会が増加している。
従って、当該付属機能の利用中に、外部からメール等の着信があり、携帯電話機本来の機能に基づく処理が要求される場合に、ユーザーに対し、不都合を与えないように、上記処理を行なう必要がある。
特許文献1には、ゲームを行なっている最中に電話やメールの着信などの割込み事象が発生した場合に、ユーザーの意向に添った報知態様による着信の報知を行なうことが可能な携帯端末に関する技術が開示されている。これにより、ユーザーは、意に反する態様で実行中のゲームを中断されること無く、着信のあったことを知ることができる。
特開2003−319020号公報
しかしながら、上記の従来技術は、ゲームのようなアプリケーションソフトウェアの起
動状態に応じた報知態様を選択して着信の報知を行なう技術であるため、放送受信機能が実行され、受信した放送を出力しているような場合に、そのまま適用することができず、放送出力中に特有な対応が必要となる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、放送受信機能が実行されている場合において、ユーザーに不都合を生じさせることのないタイミングで着信の通知を行なうことが可能な放送受信機能付き携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の映像データ及び第2の映像データを受信する受信手段と、映像データを出力する映像出力手段と、前記映像出力手段による第1の映像データの出力中に、出力する映像データを第2の映像データに切り替えるための操作を検知する操作検知手段と、前記映像出力手段による第1の映像データの出力中にメールの着信が検知された場合において、当該検知以後、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作があったときは、着信したメールがあることを通知する通知制御手段とを備える。
本発明は、上記構成を備えることにより、ユーザーに不都合を生じさせることのない通知時期に着信の通知を行うことができる
本発明の実施の形態1における携帯電話機100の構成を示す機能ブロック図である。 特定相手先リストの具体例を示す。 制御部115の行なう着信メール通知制御処理の動作を示すフローチャートである。 メール着信情報の表示部105における表示例を示す。 本発明の実施の形態2における携帯電話機200の構成を示す機能ブロック図である。 制御部215の行なう着信メール通知制御処理の動作を示すフローチャートである。 表示データA及びBに基づく表示の具体例を示す。 制御部115の行なうメール着信情報の通知方法の切替制御処理の動作を示すフローチャートである。 制御部215の行なう上記メール着信情報の通知方法の切替制御処理の動作を示すフローチャートの一部である。 制御部215の行なう上記メール着信情報の通知方法の切替制御処理の動作を示すフローチャートの一部である。
(実施の形態1)
<構成>
図1は、本発明の実施の形態1における携帯電話機100の構成を示す機能ブロック図である。携帯電話機100は、図1に示す通り、アンテナ101、無線部102、操作部103、映像処理部104、表示部105、制御部115、メモリ106、音声処理部107、マイク108、スピーカー109、放送受信用アンテナ110、テレビ放送受信部111、電界強度測定部112、バッテリー残量測定部113、バッテリー114から構成される。
無線部102は、アンテナ101を介して、基地局(図外)から送信された位置情報、メール着信情報、音声信号、文字データ、画像データを含む通信信号を受信し、復調処理して、制御部115に出力し、制御部115より入力される制御データや音声データ、文字データ、画像データなどの各種データを変調処理し、アンテナ101を介して基地局に送信する。
ここで、「位置情報」とは、第二世代コードレス電話システム標準規格RCR−STD−28(RESEARCHAND DEVELOPMENT RADIO SYSTEM
STANDARD−28)に規定された報知メッセージのことをいい、位置情報には、送信元の基地局を識別する基地局識別子、当該基地局が属する呼出エリアを識別するためのエリア番号などが含まれている。
又、「メール着信情報」とは、携帯電話機100のメールアドレスが登録されているメールサーバに外部の端末から当該メールアドレス宛の電子メールが送信された場合に、当該メールサーバから基地局を介して携帯電話機100に送信される、当該電子メールのヘッダ部分に記述されている、当該電子メールの受信日時、発信元及び発信先のメールアドレス、メールのタイトル、メールの送信経路情報等を含む情報のことをいう。
操作部103は、各種のユーザー指示を入力するための、選択キーや0番〜9番までの番号キーなどの各種キーを含み、各種キーを介してユーザーからの各種指示を受取り、制御部115に出力する。例えば、ユーザーから後述するテレビ放送受信を開始させるための放送受信指示、受信する放送のチャネルを切り替えるための放送受信チャネル切替指示、テレビ放送の受信を終了させるための放送受信終了指示などの各種指示を受取り、制御部115に出力する。
映像処理部104は、制御部115より入力された文字データや画像データなどの映像データをデコードして、映像アナログ信号に変換して表示部105に出力する。
表示部105は、映像処理部104より入力された映像アナログ信号に基づいて、文字メッセージや画像を表示する。
具体的には、テレビ放送番組を構成する映像データやメール着信情報を構成する文字データに基づいて映像や文字メッセージを表示する。
メモリ106は、放送受信レベル及びバッテリー残量の各閾値、着信メール未通知許容数、特定相手先リスト、位置情報などを記憶している。
ここで、「放送受信レベル」及び「バッテリー残量」の各閾値とは、後述する着信メール通知制御処理において、メール着信情報を通知する否かを判定するための判定基準となる放送受信レベル及びバッテリー残量のそれぞれの閾値のことをいう。
又、「着信メール未通知許容数」とは、後述する着信メール通知制御処理において、メール着信情報を通知するか否かの判定基準となる、メール着信情報を未通知の状態にすることが許容される最大の着信メール数のことをいう。
又、「特定相手先リスト」とは、後述する着信メール通知制御処理において、放送番組の受信中に当該相手先からのメールの着信があった場合に、メール着信情報を通知する対
象となる相手先名と当該相手先の所有する通信端末のメールアドレスとの対応関係を示すリストのことをいう。
図2は、特定相手先リストの具体例を示す。
音声処理部107は、テレビ放送受信部111より入力された音声信号を、D/A変換してスピーカー109に出力し、マイク108から入力された音声信号をA/D変換して制御部115に出力する。
又、音声処理部107は、制御部115から入力された音声データをD/A変換してスピーカー109に出力する。
テレビ放送受信部111は、制御部115から指示された受信周波数の放送波を、放送受信用アンテナ110を介して受信し、電界強度測定部112及び制御部115に出力する。
電界強度測定部112は、テレビ放送受信部111から入力された放送波の電界強度を測定し、測定結果を制御部115に出力する。
バッテリー残量測定部113は、バッテリー113の電源電圧を測定し、測定結果を制御部115に通知する。
制御部115は、マイクロプロセッサとROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)、などから構成され、ROMに格納されている制御プログラムに従って、携帯電話機100の全体の制御を行なう。
又、制御部115は、ROMに格納されている着信メール通知制御プログラムに従って、後述する着信メール通知制御処理を行なう。
さらに、制御部115は、テレビ放送受信部111より入力された放送波から映像データと音声データを分離し、映像データを映像処理部104に、音声データを音声処理部107に出力し、さらに、無線部102より入力された、文字データや画像データなどの映像データを映像処理部104に、音声データを音声処理部107に出力する。
又、制御部115は、分離した上記音声データから多重制御信号を検出し、検出した信号の周波数に基づいて、放送波がステレオ放送であるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて受信中の放送番組がCM放送番組であるか否かを判定する。具体的には、ステレオ放送であると判定した場合に、受信中の放送番組がCM放送番組であると判定する。
又、制御部115は、電界強度測定部112によって測定された放送波の電界強度の測定結果に基づいて、受信中の放送の受信レベルが閾値以下であるか否かを判定する。
さらに、制御部115は、バッテリー残量測定部113によって測定されたバッテリー113の電源電圧の測定結果に基づいて、バッテリー残量が閾値以下であるか否かを判定する。
<動作>
(着信メール通知制御処理)
図3は、制御部115の行なう着信メール通知制御処理の動作を示すフローチャートである。以下、図3を参照して上記動作について説明する。
制御部115は、操作部103を介して、ユーザーから放送受信指示を受取ると(ステップS301)、テレビ放送受信部111に放送受信を開始させ、受信した放送波の映像処理部104及び音声処理部107への出力を開始し(ステップS302)、無線部102よりメール着信情報の着信があったか否かを判定する(ステップS303)。
制御部115は、メール着信情報の着信があった場合に(ステップS303:Y)、受信中の放送波から検出した多重制御信号の周波数に基づいて、受信中の放送番組がCM放
送番組であるか否かを判定する(ステップS304)。
制御部115は、受信中の放送番組がCM放送番組である場合に(ステップS304:Y)、入力されたメール着信情報を映像処理部104に出力し、表示部105にメール着信情報を表示させることにより、メール着信情報を通知する(ステップS313)。
ここで、表示部105におけるメール着信情報の表示態様は、全画面表示であってもよいし、画面の一部に表示させることとしてもよい。
図4は、メール着信情報の表示部105における表示例を示す。
又、制御部115は、ステップS304において、受信中の放送番組がCM放送番組でない場合に(ステップS304:N)、電界強度測定部112より入力される放送波の電界強度の測定結果に基づいて、受信中の放送の受信レベルがメモリ106に記憶されている閾値以下であるか否かを判定する(ステップS305)。
制御部115は、受信中の放送の受信レベルがメモリ106に記憶されている閾値以下である場合(ステップS305:Y)、ステップS313の処理に移行し、閾値以下でない場合(ステップS305:N)、さらに、操作部103を介して放送受信チャネル切替指示の入力が有ったか否かを判定する(ステップS306)。
制御部115は、放送受信チャネル切替指示の入力が有った場合(ステップS306:Y)、入力されたメール着信情報を映像処理部104に出力し、表示部105にメール着信情報を表示させることにより、メール着信情報を通知し(ステップS312)、ステップS302の処理に移行し、入力が無かった場合(ステップS306:N)、さらに、操作部103を介して放送受信終了指示の入力があったか否かを判定する(ステップS307)。
制御部115は、放送受信終了指示の入力が有った場合(ステップS307:Y)、ステップS313の処理に移行し、入力が無かった場合(ステップS307:N)、さらに、バッテリー残量測定部113によって測定されたバッテリー113の電源電圧の測定結果に基づいて、バッテリー残量が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS308)。
制御部115は、バッテリー残量がメモリ106に記憶されている閾値以下である場合(ステップS308:Y)、ステップS313の処理に移行し、閾値以下でない場合(ステップS308:N)、さらに、入力されたメール着信情報に基いて、メールの発信元のメールアドレスを特定し、特定したメールアドレスと一致するメールアドレスがメモリ106に記憶されている特定相手先リストに含まれているか否かにより、メール着信情報の示す発信元が特定の相手先か否かを判定する(ステップS309)。
制御部115は、特定したメールアドレスと一致するメールアドレスがメモリ106に記憶されている特定相手先リストに含まれている場合、メール着信情報の示す発信元が特定の相手先であると判定し(ステップS309:Y)、ステップS313の処理に移行し、特定したメールアドレスと一致するメールアドレスがメモリ106に記憶されている特定相手先リストに含まれていない場合、メール着信情報の示す発信元が特定の相手先でないと判定し(ステップS309:N)、さらに、メール着信情報が未通知のメールの数がメモリ106に記憶されている未通知許容数超えるか否かを判定する(ステップS310)。
制御部115は、メール着信情報が未通知のメールの数がメモリ106に記憶されている未通知許容数超える場合(ステップS310:Y)、ステップS313の処理に移行し、超えない場合(ステップS310:N)、入力されたメール着信情報を保持し(ステッ
プS311)、ステップS303の処理に移行する。
制御部115は、ステップ303において、メール着信情報の着信がない場合(ステップS303:N)、保持中のメール着信情報が有るか否かを判定し(ステップS314)、有る場合(ステップS314:Y)、ステップS304の処理に移行し、無い場合(ステップS314:N)、ステップS303の処理に移行する。
(実施の形態2)
実施の形態1では、放送受信中にメール着信情報の着信があった場合に、受信中の放送番組がCM放送番組であるか否かを判定し、CM放送番組である場合に、メール着信情報を表示部105に即時に表示させることとしたが、本実施の形態においては、受信中の放送番組がユーザーのお気に入りの放送番組であるか否かを判定し、お気に入りの放送番組でない場合に、即時にメール着信情報を表示部105に表示させる点において、実施の形態1と相違する。
以下、相違点を中心にして説明する。
図5は、本発明の実施の形態2における携帯電話機200の構成を示す機能ブロック図である。携帯電話機100は、図1に示す通り、アンテナ101、無線部102、操作部103、映像処理部104、表示部105、制御部215、メモリ206、音声処理部107、マイク108、スピーカー109、放送受信用アンテナ110、テレビ放送受信部111、電界強度測定部112、バッテリー残量測定部113、バッテリー114から構成される。
実施の形態1における携帯電話機100の構成要素と同一の構成要素については同一の番号を付している。
メモリ206は、メモリ106の記憶している放送受信レベル及びバッテリー残量の各閾値、着信メール未通知許容数、特定相手先リスト、位置情報に加え、放送番組検索サーバのアドレス、お気に入り放送番組リストを記憶している。
ここで、「放送番組検索サーバ」とは、所定期間内に放送される各放送番組の属性(例えば、放送番組の属するジャンル、放送番組に登場するアーティスト名など)、番組名、放送時間帯、当該放送番組を放送する放送局の周波数などから構成される番組情報を記憶しているデータベースに接続され、携帯電話機100を介して送信される受信周波数及び現在時刻に応じて、当該受信周波数と現在時刻に該当する放送番組名をデータベースから検索し、検索した放送番組名を携帯電話機200に送信するサーバのことをいい、放送番組検索サーバと、携帯電話機200とは、電機通信回線で接続されている。
又、「お気に入り放送番組リスト」とは、予めユーザーによって登録された、ユーザーお気に入りの放送番組名のリストのことをいう。
制御部215は、時刻計測部2051を備え、その他制御部215の有する機能は、着信メール通知制御処理の動作において、制御部115の有する機能と相違する。
時刻計測部2051は、時刻を計測し、制御部215に通知する。
図6は、制御部215の行なう着信メール通知制御処理の動作を示すフローチャートである。図6において、制御部115の行なう処理と同一の処理に対しては、図3において使用しているステップ番号と同一のステップ番号を付している。
以下、図6を参照して上記動作の相違点について説明する。
制御部215は、ステップS303において、メール着信情報の着信があった場合(ステップS303:Y)、メモリ206に記憶されている放送番組検索サーバのアドレスを読出し、当該アドレスの放送番組検索サーバに無線部102を介して接続し、時刻計測部
2051より、現在時刻を取得し、取得した現在時刻と出力中の放送の受信周波数とを放送番組検索サーバに通知し、該当する放送番組名の検索を依頼し(ステップS601)、依頼に応じて放送番組検索サーバから送信される検索結果に基づいて該当する放送番組名を特定し(ステップS602)、特定した放送番組名がメモリ206に記憶されているお気に入り放送番組リストに含まれているか否かを判定する(ステップS603)。
制御部215は、特定した放送番組名がメモリ206に記憶されているお気に入り放送番組リストに含まれていない場合(ステップS603:N)、ステップS313の処理に移行し、含まれている場合(ステップS603:Y)、ステップS305の処理に移行する。
図6のステップS301〜ステップS303及びステップS305〜ステップS314の処理については、実施の形態1において、説明済みであるので、説明を省略する。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機100及び200について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施の形態に限られないことは勿論である。(1)例えば、本実施の形態1及び2においては、図3及び図6に示す着信メール通知制御処理においては、所定の条件を満たす場合に、メール着信情報を通知し、満たさない場合にメール着信情報を通知しないこととしたが、所定の条件を満たすか、満たさないかによって、メール着信情報の通知の方法を切り替えることとしてもよい。
メモリ106及び206にそれぞれ2種類のメール着信を示す表示用データと表示未通知許容数を予め記憶しておき、所定の条件を満たす場合には、表示データAに基づく表示(例えば、メールタイトル及び発信元を示す文字メッセージ)を表示部の画面全体又は一部に表示させ、所定の条件を満たさない場合には、表示データBに基づく表示(例えば、メールのアイコン画像)を表示部の角に小さく表示させることとしてもよい。
ここで、「表示未通知許容数」とは、上記メール着信情報の通知方法の切替制御処理において、メール着信情報を表示データAに基づく表示により通知するか否かの判定基準となる、メール着信情報を表示データAに基づく表示で未通知の状態にすることが許容される最大の着信メール数のことをいう。
上記の場合における表示の具体例を図7に示す。図7(b)は、表示データAに基づく表示の具体例(ここでは、表示データA及びメール着信情報の示すメールタイトル及びメールアドレスの合成表示例)を示し、図7(a)は、表示データBに基づく表示の具体例を示す。
図8は、制御部115の行なう上記メール着信情報の通知方法の切替制御処理の動作を示すフローチャートであり、図9及び図10は、制御部215の行なう上記メール着信情報の通知方法の切替制御処理の動作を示すフローチャートである。
図3及び図6において、制御部115及び制御部215の行なう着信メール通知制御処理と同一の処理に対しては、図8、図9及び図10においても、同一のステップ番号を付している。
以下、図8、図9及び図10を参照して上記動作の相違点について説明する。
制御部115及び205は、それぞれ、図8及び図9のステップS306における判定結果が肯定的である場合に(ステップS306:Y)、メモリ106及び206からそれぞれ、表示データAを読み出して、表示データAと取得した又は保持中のメール着信情報とに基づいて、合成表示データを生成して映像処理部104に出力し、携帯電話機100及び200の各表示部105に合成表示データに基づく表示をさせることにより、メール着信情報の通知をする(ステップS803)。
又、制御部115及び205は、それぞれ、図8及び図10のステップS309における判定結果が否定的である場合に(ステップS309:N)、生成した合成表示データに基づく表示で未通知のメール着信情報の数が表示未通知許容数を超えるか否かを判定し(図8及び図10のステップS801)、超えない場合(図8及び図10のステップS801:N)、メモリ106及び206からそれぞれ、表示データBを読み出して、映像処理部104に出力し、表示データBを携帯電話機100及び200の各表示部105に表示データBに基づく表示をさせることにより、メール着信情報の通知をし(図8及び図10のステップS802)、ステップS312の処理に移行する。
又、制御部115及び205は、それぞれ、図8、図9及び図10のステップS304、305、307〜309、及びステップS801の何れかの判定結果が肯定的である場合に、メモリ106及び206からそれぞれ、表示データAを読み出して、表示データAと取得した又は保持中のメール着信情報とに基づいて、合成表示データを生成して映像処理部104に出力し、携帯電話機100及び200の各表示部105に合成表示データに基づく表示をさせることにより、メール着信情報の通知をする(ステップS804)。
ステップS301〜S309、及びステップS311及びステップS314の処理については、実施の形態1において、説明済みであるので、説明を省略する。
(2)又、本実施の形態1及び2において、受信する放送は、デジタル放送であってもアナログ放送であってもよい。デジタル放送の場合には、例えば、送信される放送番組がCM放送番組である場合には、実施の形態1において、送信されるデジタル放送信号にCM識別コードを付加しておくことにより、受信側でCM識別コードが検出されるか否かにより、制御部115は、実施の形態1の図3のステップS304の判定を行なうことがで
きる。又、実施の形態2において、デジタル放送信号から電子番組表を送信する信号を抽
出し、当該電子番組表に基づいて、制御部215は、図6のステップS602の処理を
実行することができる。
(3)又、本実施の形態1及び2においては、携帯電話機100及び200は、テレビ放送について、メール着信情報通知制御処理を行なうとしたが、ラジオ放送についてもそれぞれ同様の処理を行なうこととしてもよい。
本実施の形態の総まとめとして、本発明は、放送を受信する放送受信手段と、受信した放送を出力する放送出力手段と、メールの着信情報を検知する検知手段と、放送出力中にメールの着信情報を通知するための所定の条件が成立しているか否かを監視する監視手段と、放送出力中にメールの着信情報が検知された時点において、前記所定の条件が成立している場合に、当該時点において前記着信情報を通知し、メールの着信情報が検知された時点において、前記所定の条件が成立していない場合には、当該時点において前記着信情報を通知せず、その後前記所定の条件が成立した時点において前記着信情報を通知する通知制御手段とを備える。
本発明は、上記構成を備えることにより、放送を出力中にメールの着信情報が検知された場合に、検知された時点において所定の条件が成立しているか否かにより、メール着信情報の通知時期を制御することができるので、放送出力中にメール着信情報が通知されてもよい条件や放送出力中であってもメール着信情報を通知すべき条件を所定の条件として携帯電話機に設定しておくことにより、ユーザーに不都合を生じさせることのない通知時期に着信の通知を行なうことができる。
ここで、前記所定の条件には、前記放送出力手段が特定の放送番組を出力していること、前記放送受信手段によって受信されている放送の受信レベルが閾値以下であること、バッテリーの残量が閾値以下であること、放送チャネル切替指示の入力があったこと、放送受信終了指示の入力があったこと、検知されたメールの着信情報の示すメールの発信元が、特定の相手先からのものであること、検知されたメールの着信情報のうち、前記通知制御手段によって通知されていないメールの着信情報の数が閾値を超えていることの何れかが含まれる
こととしてもよい。
これにより、以下に示す種々の効果が得られる。
ユーザーにとって重要でない特定の放送番組、例えば、CM放送番組が出力されている時点において、メールの着信情報を通知することができるので、ユーザーは、自分のお気に入りの放送番組を視聴している途中でメール着信情報が通知されて、視聴を妨げられることなく、お気に入りの放送番組の視聴を楽しむことができる。
放送番組の視聴途中で、受信状態が悪くなり、視聴困難な状態になった時点において、検知されたメールの着信情報を通知することができるので、ユーザーに、視聴を途中で途中で妨げられたという不快感を感じさせること無く、メール着信情報を通知することができる。
バッテリーが少なくなったことが検出されると、放送出力中であってもその時点においてメールの着信情報を通知することができるので、テレビの視聴が長時間継続されたために、その間に着信したメールの着信情報をユーザーに知らせることなく、バッテリーが切れてしまうという不都合をユーザーに与えることを有効に防止することができる。
放送切替指示や終了指示が入力されると、そのことを検出してメールの着信情報を通知することができるので、ユーザーが視聴している放送番組の視聴意思がなくなった、ユーザーにとって視聴を妨げられても支障のないタイミングでメールの着信情報を通知することができる。
メールの発信元が特定の相手先の場合には、放送出力中であっても当該メールの着信情報が着信した時点において、そのメール着信情報を通知することができるので、テレビの視聴が長時間継続されたために、ユーザーにとって重要な相手先からのメールの着信があったことの通知の時期が遅れるという不都合をユーザーに与えることを有効に防止することができる。
未通知の状態のメールの着信情報の数が限界値を超えると、その時点において、未通知の
状態のメールの着信情報を通知することができるので、テレビの視聴が長時間継続されたために、大量のメールが着信したにもかかわらずメールの着信情報が未通知のまま放置されるという不都合をユーザーに与えることを有効に防止することができる。
ここで、前記通知制御手段は、放送出力中にメールの着信情報が検知された時点において、前記所定の条件が成立している場合に、当該時点において前記着信情報を第1の表示態様で通知し、メールの着信情報が検知された時点において、前記所定の条件が成立していない場合には、前記着信情報を第2の表示態様で通知し、その後前記所定の条件が成立した時点において前記着信情報を第1の表示態様で通知することとすることができる。
これにより、放送を出力中にメールの着信情報が検知された場合に、検知された時点において所定の条件が成立しているか否かにより、メール着信情報の通知方法を制御することができるので、ユーザーのお気に入りの放送番組が出力されているような場合に、メール着信情報の着信があった場合には、視聴の妨げとならないような表示態様(例えば、着信があったことだけを示す小さいアイコンの表示)で通知し、それ以外の放送番組が出力されているような場合にメッセージの詳しい内容を示す表示態様で通知するというように、メールの着信があった場合にそのことを、ユーザーに不都合を生じさせない表示態様で通知することができる。
放送受信機能付き携帯電話機において、放送受信中におけるメール着信通知を制御するための技術として利用できる。
100、200 携帯電話機
101 アンテナ
102 無線部
103 操作部
104 映像処理部
105 表示部
106、206 メモリ
107 音声処理部
108 マイク
109 スピーカ
110 放送受信用アンテナ
111 テレビ放送受信部
112 電界強度測定部
113 バッテリー残量測定部
114 バッテリー
115、215 制御部

Claims (4)

  1. 第1の映像データ及び第2の映像データを受信する受信手段と、
    映像データを出力する映像出力手段と、
    前記映像出力手段による第1の映像データの出力中に、出力する映像データを第2の映像データに切り替えるための操作を検知する操作検知手段と、
    前記映像出力手段による第1の映像データの出力中にメールの着信が検知された場合において、当該検知以後、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作があったときは、着信したメールがあることを通知する通知制御手段と、
    を備ええることを特徴とする携帯電話機。
  2. メールの着信を検知した際に、着信したメールの発信元が特定の発信元であるか否かを判定する判定手段と、を更に備え、
    前記通知制御手段は、第1の映像データを出力中にメールの着信が検知された場合において、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作が無いときは、着信したメールの発信元が特定の人であるときに着信したメールがあることを通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記操作検知手段は、更に、映像データの出力を終了させるための操作を検知し、
    前記通知制御手段は、第1の映像データの出力中にメールの着信が検知された場合において、当該検知以後、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作がなく、第1の映像データの出力を終了させるための操作があった場合に、着信したメールがあることを通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 第1の映像データ及び第2の映像データを受信する受信手段と、
    受信した映像データを出力する映像出力手段と、
    メールの着信を検知する着信検知手段と、
    前記映像出力手段による第1の映像データの出力中に、出力する映像データを第2の映像データに切り替えるための操作を検知する操作検知手段と、
    第1の映像データを出力中にメールの着信が検知された際に、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作が無い場合は、第1の様態にて着信したメールがあることを通知し、前記第1の様態にて通知した後に、出力する映像データを第2の映像データに切り替える操作があった場合は着信したメールがあることを第2の様態にて通知する通知制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
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