JP2002344568A - インタフェース装置、テレビジョン装置及びテレビシステム - Google Patents

インタフェース装置、テレビジョン装置及びテレビシステム

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JP2002344568A
JP2002344568A JP2001142524A JP2001142524A JP2002344568A JP 2002344568 A JP2002344568 A JP 2002344568A JP 2001142524 A JP2001142524 A JP 2001142524A JP 2001142524 A JP2001142524 A JP 2001142524A JP 2002344568 A JP2002344568 A JP 2002344568A
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Toshio Shiina
敏雄 椎名
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信用端末機器の設置場所の如何によらず、
しかも外部からの着信をテレビの視聴者に確実に認識さ
せる。 【解決手段】 端末機器34に着信があったとき、アン
テナ46、通信回路54を介してコンピュータ58によ
ってその着信情報が無線にて端末機器34から受信され
る。また、コンピュータ58は、その着信情報の入力に
よりテレビ38に対し、表示状態を切り換える切り換え
信号を出力して、テレビの表示状態を切り換える。その
後、コンピュータ58は、テレビ38に対し外部に表示
させるための着信通知情報を出力する。このため、視聴
者は、その着信通知情報の表示(音出力を含む)に基づ
き、外部から端末機器34に着信があったことを直ちに
認識できる。また、端末機器34からの着信情報は無線
にてコンピュータ58に受信されるので、ファクシミリ
34の設置場所は問題とならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタフェース装
置、テレビジョン装置及びテレビシステムに係り、さら
に詳しくは、電話機あるいはファクシミリ装置などの通
信用端末機器とテレビジョン受信機(以下、適宜「テレ
ビ」と略述する)とを無線回線で接続するインタフェー
ス装置、該インタフェース装置とテレビジョン受信機と
を備えるテレビジョン装置、及び前記通信用端末機器と
前記インタフェース装置とテレビとを含んで構成される
テレビシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるIT(情報技術)の発達は
著しく、今や、日本国内におけるインターネットユーザ
の人口は、3000万人を超えるまでになっている。携
帯電話からのインターネット利用もこの1年で爆発的な
伸びを見せている。
【0003】インターネットユーザは、中学生、高校
生、大学生、20代から30代の学生及び社会人、並び
に一部の小学生を含む、若年層を中心として構成されて
いる。これらのインターネットユーザの殆どは、携帯電
話やPHSなどの携帯型の通信用端末機器(以下、「携
帯端末」とも呼ぶ)を持っており、彼らは、その携帯端
末を用いて電話のみでなく、メール(電子メール)の送
受信を行ったり、インターネットを介した情報サービス
を受けたりしている。また、これらのインターネットユ
ーザは、パソコン(パーソナルコンピュータ)の操作に
も慣れ親しんでいる。
【0004】一方、上述した若年層以外の人たち、具体
的には、主婦や子供、中・高年層には、インターネット
はまだまだ普及していないのが現状である。
【0005】こうした状況に対応すべく、まもなく、こ
れまでパソコンや携帯端末を利用していなかった層の人
々がインターネットに親しめるように、家庭の電話機、
ファクシミリ装置等の通信用端末機器から、文字や簡易
な画像を中心とした情報の検索やメールの送受信ができ
る、Lモードと呼ばれている電話加入者サービスの提供
が、国内で開始されようとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家庭用
電話機等でインターネットサービスなどを受ける場合に
は、その操作に際して次のような不都合が生じる可能性
が高い。
【0007】すなわち、第1に、電話機等の通信用端末
機器の設置場所が、家庭で生活する人たちの中心的な居
場所であるリビングルームから離れた玄関その他の場所
に設定されていることが比較的多いが、このような場合
にわざわざ通信用端末機器の設置場所まで行かなければ
インターネットサービスなどを受けられない。第2に、
現在各社で開発され、発売が予定されている上記の加入
者サービス対応の電話機等の通信用端末は、8cm×1
2cm程度の液晶ディスプレイを備えているが、電子メ
ールの本文等を読み易い大きな文字で表示するには、そ
の表示面積は十分であるとは言い難い。なお、上記の電
話機等の設置場所まで行かなければならないという不都
合は、電話機にコードレス子機を採用することにより解
消が可能であるが、かかる場合には、ますます表示面積
が不十分なものとなってしまう。
【0008】また、例えばリビングルーム等でテレビの
番組に熱中していて電話機等の着信音(例えばベル、着
信メロディーなど)が聞こえない場合などには、急ぎの
電子メールの到着などに気がつかないという状況も発生
し得る。
【0009】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、通信用端末機器の設置場所の如何によ
らず、しかもテレビの番組に熱中している場合であって
も、外部からの着信をテレビの視聴者に確実に認識させ
ることを可能にするインタフェース装置、テレビジョン
装置、及びテレビシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インターネット接続機能を持つ通信用端末機器とテ
レビジョン受信機とを無線回線で接続するインタフェー
ス装置であって、前記通信用端末機器に着信があったと
き、その着信情報を無線にて前記通信用端末機器から受
信する受信手段と;前記着信情報の入力に応答して、前
記テレビジョン受信機に対し、表示状態を切り換える第
1の切り換え信号を出力する着信時切り換え信号出力手
段と;前記第1の切り換え信号が出力されたとき、前記
テレビジョン受信機に対し外部に表示させるための前記
着信情報に対応する着信通知情報を出力する情報出力手
段と;を備えるインタフェース装置である。
【0011】本明細書において、「表示」とは、狭義の
表示、すなわち「文字,数字,又は図の形で,情報を目
に見えるように表わすこと」ではなく、「広義の表
示」、すなわち「外部へ表し示す」ことを意味する。従
って、「表示状態」とは、テレビジョン受信機の画面上
の表示状態のみでなく、音の出力状態をも含む概念であ
る。
【0012】また、「表示状態を切り換える」とは、画
面の切り換えに限らず、音の出力状態の切り換えをも含
む。また、画面の切り換えは、1つの画面から別の画面
へ画面を完全に切り換える場合は勿論、テレビジョン受
信機が多画面表示機能を有している場合には、表示中の
複数の画面の内の少なくとも1つの画面のみを切り換え
る場合をも含む。
【0013】これによれば、通信用端末機器に着信があ
ったとき、受信手段によってその着信情報が無線にて通
信用端末機器から受信される。また、着信時切り換え信
号出力手段は、着信情報の入力に応答して、テレビジョ
ン受信機に対し、表示状態を切り換える第1の切り換え
信号を出力する。これにより、テレビジョン受信機の制
御部により、表示状態が切り換えられることとなる。
【0014】そして、第1の切り換え信号が出力された
とき、すなわち、テレビジョン受信機の制御部により、
表示状態が切り換えられたとき、情報出力手段は、テレ
ビジョン受信機に対し外部に表示させるための前記着信
情報に対応する着信通知情報を出力する。これにより、
着信通知情報が、テレビジョン受信機を介して外部に表
示されることとなる。このため、視聴者は、その着信通
知情報の表示(音出力を含む)に基づき、外部から通信
用端末機器に着信があったことを直ちに認識することが
可能となる。また、通信用端末機器からの着信情報は無
線にて受信手段に受信されるので、通信用端末機器は、
受信手段との無線通信が可能な圏内であればその設置場
所は問題とならない。
【0015】従って、本発明のインタフェース装置によ
れば、通信用端末機器の設置場所の如何によらず、視聴
者がテレビの番組に熱中している場合であっても、外部
からの着信をテレビの視聴者に確実に認識させることが
可能となる。
【0016】この場合において、請求項2に記載のイン
タフェース装置の如く、前記テレビジョン受信機を介し
て入力された相手先情報を、前記通信用端末機器に送信
する相手先情報送信手段を更に備えることとすることが
できる。
【0017】本明細書において、「相手先情報」とは、
例えば、URLや電話番号等の相手先を特定する情報及
び相手先に送信する情報を含む。また、本明細書におい
て、「テレビジョン受信機を介して入力される」とは、
利用者によりテレビジョン受信機に設けられている入力
手段(例えば、チャンネル選択ボタン等)が操作され情
報の入力が行われる場合、及び利用者によりテレビジョ
ン受信機の画面に表示される指示に応じてテレビジョン
受信機の操作用リモコン等の遠隔入力手段が操作され情
報の入力が行われる場合の両者を含む。また、この場合
の「入力」は、テレビジョン受信機の画面に表示される
指示に応じた入力及び選択のいずれをも含む。
【0018】上記請求項1及び2に記載の各インタフェ
ース装置において、請求項3に記載のインタフェース装
置の如く、前記着信情報に相手先の発信番号が含まれる
場合には、前記情報出力手段は、前記着信通知情報とし
て、前記着信情報に含まれる発信番号に関連する情報を
含む情報を出力することとすることができる。
【0019】この場合において、請求項4に記載のイン
タフェース装置の如く、前記着信情報に含まれる蓋然性
の高い発信番号とこれに対応する情報とが登録された第
1記憶装置と;前記着信情報の入力に応答して、前記第
1記憶装置を検索し、前記着信情報に含まれる発信番号
に対応する情報が見つかった場合に、これを選択する選
択手段と;を更に備え、前記情報出力手段は、前記着信
通知情報として、前記選択された情報を含む情報を出力
することとすることができる。
【0020】上記請求項1〜4に記載の各インタフェー
ス装置において、請求項5に記載のインタフェース装置
の如く、前記着信通知情報には、音情報が含まれること
とすることができる。
【0021】この場合において、請求項6に記載のイン
タフェース装置の如く、前記情報出力手段は、前記着信
情報に含まれる発信番号に対応する音情報を含む前記着
信通知情報を出力することとすることができる。
【0022】この場合において、発信番号に対応する音
情報は、単なるベル音のみを含んでいても良いが、請求
項7に記載のインタフェース装置の如く、前記発信番号
に対応する音情報には、着信メロディー(いわゆる着メ
ロ)が含まれていても良い。
【0023】上記請求項1〜7に記載の各インタフェー
ス装置において、請求項8に記載のインタフェース装置
の如く、前記着信通知情報には、画像情報が含まれるこ
ととすることができる。
【0024】この場合において、請求項9に記載のイン
タフェース装置の如く、前記情報出力手段は、前記着信
情報に含まれる発信番号に対応する画像情報を含む前記
着信通知情報を出力することとすることができる。
【0025】この場合において、請求項10に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記発信番号に対応する画像
情報には、前記発信番号に対応する発信者を表す画像の
情報が含まれることとすることができる。ここで、発信
者を表す画像の情報としては、例えば、発信者の似顔
絵、写真などの画像情報が挙げられる。
【0026】上記請求項1〜10に記載の各インタフェ
ース装置において、請求項11に記載のインタフェース
装置の如く、前記着信情報に電話と電子メールとの識別
情報が含まれる場合に、前記受信手段が、前記通信用端
末機器から電話であることを示す識別情報を含む着信情
報を受信したとき、前記情報出力手段は、前記電話であ
ることを示す識別情報を含む前記着信通知情報を出力す
ることとすることができる。
【0027】上記請求項1〜10に記載の各インタフェ
ース装置において、請求項12に記載のインタフェース
装置の如く、前記着信情報に電話と電子メールとの識別
情報が含まれる場合に、前記受信手段が、前記通信用端
末機器から電子メールであることを示す識別情報を含む
着信情報を受信したとき、前記情報出力手段は、前記電
子メールであることを示す識別情報を含む前記着信通知
情報を出力することとすることができる。
【0028】この場合において、請求項13に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記情報出力手段が、前記電
子メールであることを示す識別情報を含む前記着信通知
情報を出力したとき、外部からのメール読み出し指示に
応答して、前記電子メールデータの転送を前記通信用端
末機器に無線にて指示する送信手段と;前記電子メール
データが転送されたとき、その転送された電子メールデ
ータを前記受信手段を介して受け取り、前記電子メール
データを表示情報として、前記テレビジョン受信機に対
して出力するメール情報出力手段と;を更に備えること
とすることができる。
【0029】上記請求項4に記載のインタフェース装置
において、請求項14に記載のインタフェース装置の如
く、予め複数の画像情報及び着信メロディーの情報の少
なくとも一方が記憶された第2記憶装置と;前記通信用
端末機器に着信がない状態で、外部から登録要求がなさ
れたとき、その要求に応答して、前記テレビジョン受信
機に対し、表示状態を切り換える第2の切り換え信号を
出力する登録要求時切り換え信号出力手段と;前記第2
の切り換え信号が出力されたとき、前記テレビジョン受
信機に対して登録メニュー画面の表示情報を出力すると
ともに、前記登録メニュー画面の表示情報の出力後は、
前記テレビジョン受信機の操作用リモコンを介して入力
された指示に応じて、前記第2記憶装置に記憶された情
報を検索しつつ対話形式で電話番号情報とこれに対応す
る前記画像情報及び前記着信メロディーの情報の少なく
とも一方とを含む登録情報を作成し、前記第1の記憶装
置に登録する登録手段と;を更に備えることとすること
ができる。
【0030】上記請求項1〜14に記載の各インタフェ
ース装置において、請求項15に記載のインタフェース
装置の如く、予め辞書データが記憶された辞書データ記
憶装置と;前記通信用端末機器に着信がない状態で、外
部からメール作成要求がなされたとき、その要求に応答
して、前記テレビジョン受信機に対し、表示状態を切り
換える第3の切り換え信号を出力するメール作成要求時
切り換え信号出力手段と;前記第3の切り換え信号が出
力されたとき、前記テレビジョン受信機に対してメール
作成画面の表示情報を出力するとともに、前記メール作
成画面の表示情報の出力後は、前記テレビジョン受信機
の操作用リモコンを介して入力された指示に応じて、前
記辞書データ記憶装置に記憶された辞書を用いて文字変
換を行いつつ、対話形式でメール情報を作成するメール
作成手段と;前記操作用リモコンを介してメールの送信
指示が入力されたとき、これに応答して前記作成された
メールを前記通信用端末機器に転送するメール転送手段
と;を更に備えることとすることができる。
【0031】請求項16に記載の発明は、インターネッ
ト接続機能を持つ通信用端末機器とテレビジョン受信機
とを無線回線で接続するインタフェース装置であって、
筐体と;前記筐体の外部に少なくとも一部が露出した状
態で前記筐体に取り付けられたアンテナと;前記アンテ
ナを介して前記通信用端末機器との間で無線通信を行う
通信回路と;所定のプログラムに従って、前記アンテナ
及び前記通信回路を介して前記通信用端末機器との間で
情報通信を行うとともに、通信される情報に関連する情
報を前記テレビジョン受信機を介して外部に出力するコ
ンピュータと;を備えるインタフェース装置である。
【0032】これによれば、コンピュータは、所定のプ
ログラムに従って、アンテナ及び通信回路を介して通信
用端末機器との間で情報通信を行うとともに、通信され
る情報に関連する情報をテレビジョン受信機を介して外
部に出力する。従って、例えば、通信用端末機器に着信
があったとき、コンピュータが、通信回路を介して通信
用端末機器から着信があった旨の情報を受け取り、その
情報に関連する情報をテレビジョン受信機を介して外部
に表示する。このため、視聴者は、その表示された情報
に基づき、外部から通信用端末機器に着信があったこと
を直ちに認識することが可能となる。また、通信用端末
機器とコンピュータとの情報通信は、無線にて行われる
ので、通信用端末機器は、コンピュータとの無線通信が
可能な圏内であればその設置場所は問題とならない。
【0033】従って、本発明のインタフェース装置によ
れば、電話機等の設置場所の如何によらず、視聴者がテ
レビの番組に熱中している場合であっても、外部からの
着信をテレビの視聴者に確実に認識させることが可能と
なる。
【0034】この場合において、請求項17に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記コンピュータは、前記通
信用端末機器に着信があったとき、その着信情報を前記
通信用端末機器から前記アンテナ及び前記通信回路を介
して受信する手順と、前記着信情報の入力に応答して、
前記テレビジョン受信機に対し、その表示状態を切り換
える第1の切り換え信号を出力するとともに、外部に表
示させるための前記着信情報に対応する着信通知情報を
出力する手順とを実行することとすることができる。
【0035】この場合において、請求項18に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記着信情報に相手先の発信
番号が含まれている場合に、前記コンピュータは、前記
着信通知情報として、前記着信情報に含まれる発信番号
に関連する情報を含む情報を出力することとすることが
できる。
【0036】この場合において、請求項19に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記着信情報に含まれる蓋然
性の高い発信番号とこれに対応する情報とが登録された
第1記憶装置を更に備える場合には、前記コンピュータ
は、前記第1の切り換え信号を出力したとき、前記着信
情報に含まれる発信番号に対応する情報を発見すべく前
記第1記憶装置内部の情報を検索し、前記情報が見つか
った場合にその情報を含む情報を前記着信通知情報とし
て出力することとすることができる。
【0037】上記請求項17〜19に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項20に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記コンピュータは、前記着信通知情報
として、音情報を含む情報を出力することとすることが
できる。
【0038】この場合において、請求項21に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記コンピュータは、前記着
信情報に含まれる発信番号に対応する着信メロディーの
情報を含む前記着信通知情報を出力することとすること
ができる。
【0039】上記請求項17〜21に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項22に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記着信通知情報には、画像情報が含ま
れることとすることができる。
【0040】この場合において、請求項23に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記コンピュータは、前記着
信情報に含まれる発信番号に対応する発信者を表す画像
の情報を含む前記着信通知情報を出力することとするこ
とができる。
【0041】上記請求項17〜23に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項24に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記着信情報に電話と電子メールとの識
別情報が含まれる場合に、前記コンピュータは、電話で
あることを示す識別情報を含む着信情報を前記通信回路
を介して受信したとき、前記電話であることを示す識別
情報を含む前記着信通知情報を出力することとすること
ができる。
【0042】上記請求項17〜23に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項25に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記着信情報に電話と電子メールとの識
別情報が含まれる場合に、前記コンピュータは、電子メ
ールであることを示す識別情報を含む着信情報を前記通
信回路を介して受信したとき、前記電子メールであるこ
とを示す識別情報を含む前記着信通知情報を出力するこ
ととすることができる。
【0043】この場合において、請求項26に記載のイ
ンタフェース装置の如く、前記コンピュータは、前記電
子メールであることを示す識別情報を含む前記着信通知
情報を出力したとき、外部からのメール読み出し指示に
応答して、前記電子メールデータの転送を前記通信用端
末機器に対して前記通信回路を介して無線にて指示する
手順と、前記電子メールデータが転送されたとき、その
転送された電子メールデータを前記通信回路を介して受
け取る手順と、前記電子メールデータを表示情報とし
て、前記テレビジョン受信機に対して出力する手順と、
を順次実行することとすることができる。
【0044】上記請求項19に記載のインタフェース装
置において、請求項27に記載のインタフェース装置の
如く、予め複数の画像情報及び着信メロディーの情報の
少なくとも一方が記憶された第2記憶装置を更に備える
場合に、前記コンピュータは、前記通信用端末機器に着
信がない状態で、外部から登録要求がなされたとき、そ
の要求に応答して、前記テレビジョン受信機に対し、表
示状態を切り換える第2の切り換え信号を出力する手順
と、前記テレビジョン受信機に対して登録メニュー画面
の表示情報を出力する手順と、前記テレビジョン受信機
の操作用リモコンを介して入力された指示に応じて、前
記第2記憶装置内部の情報を検索しつつ対話形式で電話
番号情報とこれに対応する前記画像情報及び前記着信メ
ロディーの情報の少なくとも一方とを含む登録情報を作
成して前記第1記憶装置に登録する手順と、を順次実行
することとすることができる。
【0045】上記請求項17〜27に記載のインタフェ
ース装置において、請求項28に記載のインタフェース
装置の如く、予め辞書データが記憶された辞書データ記
憶装置を更に備える場合に、前記コンピュータは、前記
通信用端末機器に着信がない状態で、外部からメール作
成要求がなされたとき、その要求に応答して、前記テレ
ビジョン受信機に対し、表示状態を切り換える第3の切
り換え信号を出力する手順と、前記テレビジョン受信機
に対してメール作成画面の表示情報を出力する手順と、
その後、前記テレビジョン受信機の操作用リモコンを介
して入力された指示に応じて、前記辞書データ記憶装置
に記憶された辞書を用いて文字変換を行いつつ、対話形
式でメール情報を作成する手順と、前記操作用リモコン
を介してメールの送信指示が入力されたとき、これに応
答して前記作成されたメールを前記通信用端末機器に転
送する手順と、を順次実行することとすることができ
る。
【0046】上記請求項16〜28に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項29に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記筐体には、前記所定のプログラムが
格納された情報記憶媒体を外部から装着可能な端子が設
けられていることとすることもできるし、あるいは請求
項30に記載のインタフェース装置の如く、前記所定の
プログラムが格納された情報記憶媒体のドライブ装置を
更に備えることとすることもできる。前者は、所定のプ
ログラムが格納された情報記憶媒体が端子を介して装着
可能なメモリである場合に好適であり、後者は、所定の
プログラムが格納された情報記憶媒体がフレキシブルデ
ィスク、光磁気ディスク、あるいはCD−ROMなどで
ある場合に好適である。
【0047】上記請求項16〜30に記載の各インタフ
ェース装置において、請求項31に記載のインタフェー
ス装置の如く、前記筐体に設けられたマイクロフォン及
びカメラの少なくとも一方を更に備えることとすること
ができる。
【0048】請求項32に記載の発明は、請求項1〜1
5のいずれか一項に記載のインタフェース装置と、該イ
ンタフェース装置に電気的に接続されたテレビジョン受
信機とを備え、前記インタフェース装置と前記テレビジ
ョン受信機とが一体化されて成ることを特徴とするテレ
ビジョン装置である。
【0049】これによれば、請求項1〜15のいずれか
一項に記載のインタフェース装置と前記テレビジョン受
信機とが一体化されているので、このテレビジョン装置
を通信用端末機器に無線回線を介して接続することによ
り、通信用端末機器の設置場所の如何によらず、視聴者
がテレビの番組に熱中している場合であっても、外部か
らの着信をテレビの視聴者に確実に認識させることが可
能となる。
【0050】請求項33に記載の発明は、電話回線に接
続されたインターネット接続機能を持つ通信用端末機器
と;前記通信用端末機器に無線回線で接続された請求項
1〜31のいずれか一項に記載のインタフェース装置
と;前記インタフェース装置に接続されたテレビジョン
受信機と;を備えるテレビシステムである。
【0051】これによれば、電話回線に接続されたイン
ターネット接続機能を持つ通信用端末機器と、通信用端
末機器に無線回線で接続された請求項1〜31のいずれ
か一項に記載のインタフェース装置と、該インタフェー
ス装置に接続されたテレビジョン受信機とを備えてい
る。このため、インタフェース装置により、通信用端末
機器の設置場所の如何によらず、視聴者がテレビの番組
に熱中している場合であっても、外部からの着信をテレ
ビの視聴者に確実に認識させることが可能となる。
【0052】この場合において、請求項34に記載のテ
レビシステムの如く、前記通信用端末機器は、文字や簡
易な画像を中心とした情報検索や、電子メールの送受信
等のインターネットサービスが利用できる加入者サービ
スに対応した通信用端末機器であることとすることがで
きる。
【0053】上記請求項33及び34に記載の各テレビ
システムにおいて、請求項35に記載のテレビシステム
の如く、前記テレビジョン受信機は、表示画面を複数画
面に分割して複数の画像を同時に表示する多画面表示機
能を有していることとすることができる。ここで、多画
面表示機能は、いわゆる子画面表示機能をも含むことは
勿論である。
【0054】上記請求項33〜35に記載の各テレビシ
ステムにおいて、テレビジョン受信機は、チューナー
(テレビチューナー又はビデオチューナーなど)を内蔵
したテレビ本体と表示画面を含む液晶、CRTなどの表
示部(ディスプレイ部)とが一体化されたテレビジョン
受信機であっても良いが、請求項36に記載のテレビシ
ステムの如く、前記テレビジョン受信機は、表示画面を
含む表示部と、チューナー(テレビチューナー又はビデ
オチューナーなど)を含む本体部とが別体で構成されて
いても良い。
【0055】
【発明の実施の形態】≪第1の実施形態≫以下、本発明
の第1の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図
1には、本発明に係るテレビシステム10を含んで構成
される第1の実施形態に係る通信システム100の全体
構成が概略的に示されている。
【0056】この通信システム100は、インターネッ
ト網12、Lモード網14を含んで構成されている。
【0057】インターネット網12には、多数のインタ
ーネットプロバイダ(ISP)16 1、162、……、1
nが接続されている。その内の一つのISP161は、
文字や簡易な画像を中心とした情報検索や、電子メール
の送受信等のインターネットサービスが利用できる電話
加入者サービス(ここでは一例として、Lモードサービ
スであるものとする)における各種コンテンツを提供す
るコンテンツ・プロバイダ18の所有するコンテンツサ
ーバ202、203、……20nに接続されている。
【0058】また、ISP162には、パソコン(パー
ナルコンピュータ)22の他、携帯電話99が基地局2
4を介して接続されている。そして、パソコン22及び
携帯電話99のユーザは、ISP162を介してインタ
ーネットサービスを利用することができる。
【0059】また、別のISP16nは、相互接続点2
6を介して、Lモードサービスを提供する電話会社28
が設置したLモードゲートウェイ30の一端に接続され
ている。Lモードゲートウェイ30の他端側は、Lモー
ド網14の一つの接続点に接続されている。また、この
場合、Lモードゲートウェイ30は、コンテンツ・プロ
バイダ18が所有するコンテンツサーバ201に専用線
32を介して接続されている。
【0060】Lモードゲートウェイ30は、Lモード網
14に設けられたアクセスポイントを介してサービスの
提供を求めてきたユーザがコンテンツ・プロバイダ18
等によってサービスを受ける資格を有するか否かを通信
情報に含まれるユーザ・アドレスなどに基づいて判断
し、正当な利用者からの通信要求のみを許可し、その他
の利用者からの通信要求を阻止する。また、Lモードゲ
ートウェイ30は、コンテンツ・プロバイダ18その他
のコンテンツ・プロバイダからの情報の提供などが、正
当な利用者に対するものであるか否かを、その情報提供
などの際の通信情報に含まれるユーザ・アドレスなどに
基づいて判断し、正当な利用者に対する情報提供のみを
許可し、その他の利用者に対する情報提供を不許可とす
る。さらに、Lモードゲートウェイ30は、ルータとし
ての機能も有している。
【0061】前記テレビシステム10は、Lモード網1
4に電話回線33を介して接続された通信用端末機器と
してのLモードサービス対応のコードレスタイプのファ
クシミリ装置(コードレスファクス)34と、該ファク
シミリ装置34に無線回線で接続されたインタフェース
装置としてのセットトップボックス36と、該セットト
ップボックス36が、その上部に搭載されたテレビジョ
ン受信機38とを含んで構成されている。この場合、セ
ットトップボックス36とテレビジョン受信機38とは
不図示の配線により電気的に接続されている。
【0062】前記ファクシミリ装置34には、アンテナ
40が設けられており、該アンテナ40を介して、無線
にてセットトップボックス36との間で後述するように
各種通信を行うことができるようになっている。ファク
シミリ装置34には、受話器(ハンドセット)42が設
けられており、電話機として用いることも可能となって
いる。また、当然のことながら、ファクシミリ装置42
は、印刷機能(プリント機能)をも有している。Lモー
ドサービスでは、メールサービスは勿論、各種情報提供
サービス(例えば天気予報、タウンガイド、行政サービ
ス情報、お買得情報)などの他、各種在宅取引サービ
ス、例えばホームバンキング、通信販売、チケット予約
などが可能となるため、これら在宅取引サービスの際の
控え書類をプリントアウトしておく必要性が高いので、
ファクシミリ装置34は、特にLモードサービスの利用
に適していると言える。
【0063】また、ファクシミリ装置34は、着信時に
自らの有する液晶ディスプレイに表示される情報の全て
を、着信情報として無線にて送信する機能(表示情報転
送機能)を有している。なお、かかる機能は、最近のコ
ードレスタイプの子機を有する電話機では、標準的に備
えており、Lモード対応のファクシミリ装置34は、当
然にこの機能を備えている。従って、ファクシミリ装置
34は、例えば相手先(送信元)が発信番号の表示を許
可している場合には、その発信番号を送信するととも
に、予め登録した相手先の場合にはその氏名などの情報
も、発信番号(電話番号)とともに送信するようになっ
ている。また、ファクシミリ装置34は、発信番号とと
もに電話、メール及びコンテンツの区別の情報をも送信
する。但し、コンテンツについては、本発明との関連が
比較的薄いので、以下においてはコンテンツに関する説
明は省略する。
【0064】前記テレビジョン受信機38としては、こ
こでは、多画面表示機能の一種である子画面表示機能を
有するアナログ方式のテレビジョン受信機が用いられて
いる。このテレビジョン受信機38は、テレビチューナ
ー等を内蔵し、表示画面としてCRTディスプレイを備
えている。また、テレビジョン受信機38は、赤外線受
光部55を備えており、該赤外線受光部55を介して受
信した操作用リモコン(以下、適宜「リモコン」と略述
する)39からのコード化(符合化)された赤外光信号
の内容に応じて選択チャンネルの変更や音量調節等を行
う。
【0065】次に、セットトップボックス36について
説明する。このセットトップボックス36は、図1に示
されるように、厚さの薄い箱型の筐体44と、該筐体4
4の外部に大部分が露出した状態で筐体44に取り付け
られたアンテナ46とを備えている。
【0066】また、筐体44の前面(図1における紙面
手前側の面)には、カメラ48、マイクロフォン(以
下、「マイク」と略述する)50、赤外線受信回路を構
成する例えばPIN型フォトダイオード等の受光素子5
2、及びメモリを外部から装着可能な端子71を有する
スロット53等が設けられている。
【0067】図2には、セットトップボックス36の内
部構成の一例がブロック図にて示されている。この図2
に示されるように、筐体44の内部には、通信回路5
4、赤外線受信部56、カメラ48の一部、マイク50
の一部及びマイクロコンピュータ(以下、「コンピュー
タ」と略述する)58等が収容されている。
【0068】通信回路54は、アンテナ46に接続され
るとともに、コンピュータ58を構成する後述するCP
U60に接続されている。通信回路54は、アンテナ4
6を介してファクシミリ装置34との間で無線通信(こ
こでは、無線によるデータの送受信)を行う。すなわ
ち、通信回路54はアンテナ46とともに、CPU60
とファクシミリ装置34との間で行われる後述するよう
な無線による種々の情報のやり取りを仲介する通信イン
タフェースを構成している。
【0069】前記赤外線受信部56は、前記受光素子5
2を有し、テレビジョン受信機38のリモコン39から
コード化(符合化)された赤外光信号を受光素子52で
受信する。赤外線受信部56は、受光素子52で受信し
た赤外光信号をデコード(復号)するデコーダ及び該デ
コーダにより復号された信号に必要に応じて所定の処理
を施す信号処理回路等を含んで構成されている。
【0070】前記コンピュータ58は、CPU(中央演
算処理装置)60、ROM(リード・オンリ・メモリ)
62、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)から成る
メインメモリ64、入力インタフェース66及び出力イ
ンタフェース68等を備えている。
【0071】CPU60は、コンピュータ58の心臓部
であり、このCPU60に、ROM62、メインメモリ
64、入力インタフェース66及び出力インタフェース
68がバスを介して接続されている。また、本実施形態
では、CPU60に、前述したスロット53に挿入され
たメモリ70も接続されている。さらに、前述したよう
に、CPU60に、通信回路54も接続されている。
【0072】前記入力インタフェース66には、赤外線
受信部56、カメラ48及びマイク50等が接続されて
いる。
【0073】前記出力インタフェース68は、テレビジ
ョン受信機38に接続されている。なお、出力インタフ
ェース68では、テレビジョン受信機38の方式に対応
した形式に表示情報を変換する。また、出力インタフェ
ース68から出力されるテレビ/ビデオの切り換え信
号、画像情報(文字情報を含む)及び音情報は、テレビ
ジョン受信機38内でそれぞれ分離されるものとする。
【0074】メモリ70の内部には、ここでは、複数の
着信メロディーのデータ、複数人の似顔絵のデータ、辞
書データ(フロント・エンド・プロセッサ(FEP)の
データを含む)、及びソフトウェアキーボードのデータ
その他の諸データが格納されている。
【0075】次に、セットトップボックス36の主要な
動作を、CPU60の制御アルゴリズムを簡略化して示
す図3のフローチャートに沿って説明する。
【0076】なお、前提として、テレビジョン受信機3
8には、ビデオ入力に少なくとも1つの空きチャンネル
があるものとする。また、説明の便宜上から、ファクシ
ミリ装置34は、送信元がファクシミリ装置である場合
には、これを通信情報に含まれるヘッダ情報に基づいて
自動的に判断し、直ちに相手方のファクシミリ装置との
間で通信を行い、その着信情報をセットトップボックス
36には送信しない自動受信モードに設定されているも
のとする。
【0077】不図示の電源スイッチがオン(ON)され
ると、所定の初期化処理、例えば、変数の初期化、カウ
ンタの初期化、タイマーの初期化等が行われる。ここで
は、後述する第1カウンタのカウント値n、第2カウン
タのカウント値m、及び第3カウンタのカウント値p
は、いずれも「1」に初期化されるものとする。この初
期化に続いて、ROM62内に格納されている本ルーチ
ンのプログラムがメインメモリ64にロードされ、図3
のフローチャートがスタートする。なお、この図3のフ
ローチャートは、いずれのときにおいても電源スイッチ
がオフ(OFF)されることによって強制終了するよう
になっている。
【0078】まず、ステップ104では、ファクシミリ
装置34に外部から着信(電話又はメールの着信)があ
るか否かを判断する。この判断は、例えば、通信回路5
4から着信情報の入力があるか否かを判断することによ
り行われる。そして、このステップ104における判断
が否定された場合、すなわち、ファクシミリ装置34に
着信がない場合には、ステップ109に進んで、赤外線
受信部56から入力インタフェース66を介して入力さ
れる信号を監視し、消音ボタン(ミュートボタン)が押
されたか否かを判断する。そして、このステップ109
における判断が否定された場合には、ステップ104に
戻る。すなわち、ファクシミリ装置34に着信がない場
合において、消音ボタン(ミュートボタン)が押されな
い間は、ステップ104→109→104→109のル
ープを繰り返す。
【0079】一方、ステップ109における判断が肯定
された場合、すなわち消音ボタンが押された場合には、
ステップ110に進んで赤外線受信部56から入力イン
タフェース66を介して入力される信号を所定時間監視
し、何かボタンが押されたか否かを判断する。そして、
このステップ110における判断が否定された場合、す
なわち所定時間内にいずれのボタンも押されない場合に
は、ステップ104に戻り、上記ステップ104以降の
処理を繰り返す。ここで、消音ボタンが押されてから、
所定時間内に何もボタンが押されない場合に、これを無
視してステップ104に戻ることとしたのは、かかる場
合は、テレビジョン受信機38に対して消音の指示がな
された場合だからである。
【0080】一方、上記ステップ110における判断が
肯定された場合には、ステップ111に進んで、ステッ
プ110において押されたボタンが音量増加ボタン(例
えば+)であるか否かを判断する。かかる判断を行うの
は、本実施形態では、リモコン39の消音ボタン(ミュ
ートボタン)が押され、続いて音量増加ボタン(例えば
+)が押された場合に、これは、外部からの登録要求で
あると予め定められているためである。従って、このス
テップ111における判断が肯定された場合には、外部
から登録要求がなされたものと判断して、ステップ11
2に進み、出力インタフェース68を介してテレビジョ
ン受信機38に対して空いているビデオチャンネルを指
定してテレビ/ビデオの切り換え信号(第2の切り換え
信号)を出力した後、ステップ114の登録時処理のサ
ブルーチンに移行する。ここで、上記の切り換え信号の
入力に応答して、テレビジョン受信機38の制御系で
は、それまで番組を放映中のチャンネルから空いている
ビデオ入力画面に切り換える。これにより、テレビジョ
ン受信機38の表示画面には何も映っていない状態とな
り、音の出力も停止した状態となる。すなわち、テレビ
ジョン受信機38の表示状態が切り換えられる。
【0081】サブルーチン114では、まず、図4のス
テップ202において、メインメモリ64(あるいはメ
モリ70)内に記憶されている登録メニュー画面の表示
情報を読み出し、出力インタフェース68を介してテレ
ビジョン受信機38に出力する。これにより、テレビジ
ョン受信機38のディスプレイ上には、図5に示される
ような、登録メニュー画面が表示される。なお、テレビ
ジョン受信機38は、登録メニュー画面を表示中は、リ
モコン39からの信号を無視するようになっている。
【0082】次のステップ204では、図5の画面上の
電話番号入力領域の第n番目(初期状態では、n=1)
のスペースの色を変更すべく、その表示情報を出力イン
タフェース68を介してテレビジョン受信機38に出力
する。これにより、第n番目(ここでは、第1番目)の
スペースの色が変化する。
【0083】次のステップ206では、番号が入力され
るのを待つ。そして、ユーザにより、リモコン39の1
〜10までのいずれかの番号ボタンが押されると、ステ
ップ206の判断が肯定され、ステップ208に進んで
その入力された番号を、第n番目の領域に表示すべくそ
の表示情報を出力インタフェース68を介してテレビジ
ョン受信機38に出力する。なお、番号ボタン10が押
されると、0が入力されたものとする。
【0084】そして、次のステップ210では、第1カ
ウンタのカウント値をインクリメント(n←n+1)し
た後、ステップ212に進んで赤外線受信部56からの
入力情報を監視することにより、確定ボタンが押された
か否かを判断する。ここで、確定ボタンとしては、1〜
10以外の数字のボタン、例えばチャンネル11のボタ
ンを利用することができる。そして、このステップ21
2の判断が否定された場合、すなわち確定ボタンが押さ
れない場合には、ステップ204に戻り、以降上記ステ
ップ204〜212の処理、判断を繰り返す。このよう
にして、全てのスペース(第1番目〜第11番目までの
スペース)の入力が終了し、ユーザにより、確定ボタ
ン、例えばリモコン39の11番のボタンが押される
と、入力インタフェース66を介して入力した11番の
情報に基づいて、この確定を確認し、次のステップ21
4に進む。
【0085】ステップ214では、メモリ70内の所定
領域内の第m番目(初期設定ではm=1)のアドレス領
域に格納されている着信メロディー(着メロ)のデータ
を読み出し、出力インタフェース68を介してテレビジ
ョン受信機38に出力する。これにより、図5の画面上
の着メロの表示領域にその着メロの曲名が表示されると
ともに、その着メロがテレビジョン受信機38のスピー
カから流れる。
【0086】次のステップ216では、赤外線受信部5
6からの入力情報を監視することにより、何かボタンが
押されるのを待つ。そして、ボタンが押されたことを入
力情報により確認すると、ステップ218に進んで、そ
の押されたボタンが確定ボタン、例えば11番のボタン
であるか否かを判断する。そして、この判断が否定され
た場合には、ステップ220に進んで、アップボタン、
例えばリモコン39のチャンネルのアップボタン「▲」
が押されたか否かを判断する。そして、この判断が肯定
された場合には、ステップ222に進んで第2カウンタ
のカウント値mをインクリメント(m←m+1)した
後、ステップ214に戻る。一方、ステップ220にお
ける判断が否定された場合には、ステップ224に進ん
で第2カウンタのカウント値mをデクリメント(m←m
−1)した後、ステップ214に戻る。なお、初期状態
では、カウント値mは、インクリメントのみが行われ
る。
【0087】そして、ステップ214に戻って後は、確
定ボタンが押されるまで、上記ステップ214〜224
の処理判断を繰り返す。そして、確定ボタンが押され、
ステップ218の判断が肯定されると、ステップ226
に移行する。
【0088】ステップ226では、メモリ70内の所定
領域内の第p番目(初期設定ではp=1)のアドレス領
域に格納されているアニメーション画像(以下、「アニ
メ画像」と呼ぶ)の情報を読み出し、出力インタフェー
ス68を介してテレビジョン受信機38に出力する。こ
れにより、図5の画面上の顔の表示領域にそのアニメ画
像が表示される。ここで、メモリ70内には、アニメ画
像のデータとして、例えば予めパーソナルコンピュータ
等を用いて作成された、関係者、例えば家族の似顔絵な
どの画像データが格納されているものとする。従って、
アニメ画像に代えて、家族の写真等の画像データを用い
ることは勿論可能である。
【0089】次のステップ228では、赤外線受信部5
6からの入力情報を監視することにより、何かボタンが
押されるのを待つ。そして、ボタンが押されたことを入
力情報により確認すると、ステップ230に進んで、そ
の押されたボタンが確定ボタン、例えば11番のボタン
であるか否かを判断する。そして、この判断が否定され
た場合には、ステップ232に進んで、アップボタン、
例えばリモコン39のチャンネルのアップボタン「▲」
が押されたか否かを判断する。そして、この判断が肯定
された場合には、ステップ234に進んで第3カウンタ
のカウント値pをインクリメント(p←p+1)した
後、ステップ226に戻る。一方、ステップ232にお
ける判断が否定された場合には、ステップ236に進ん
で第3カウンタのカウント値pをデクリメント(p←p
−1)した後、ステップ226に戻る。なお、初期状態
では、カウント値pは、インクリメントのみが行われ
る。
【0090】そして、ステップ226に戻って後は、確
定ボタンが押されるまで、上記ステップ226〜236
の処理判断を繰り返す。そして、確定ボタンが押され、
ステップ230の判断が肯定されると、ステップ238
に進み、そのとき、登録メニュー画面上に表示されてい
る全ての情報を、互いに関連付けて登録情報を作成し、
その作成した登録情報をメモリ70内の登録情報格納領
域に登録した後、ステップ240に進んで、出力インタ
フェース68を介してテレビ/ビデオの切り換え信号を
テレビジョン受信機38に出力した後、メインルーチン
のステップ104にリターンする。ここで、上記のテレ
ビ/ビデオの切り換え信号の入力により、テレビジョン
受信機38は、登録開始前の放映中のチャンネルに戻
る。なお、上記登録時処理において、リモコン39から
の入力待ちの時にキャンセルボタン、例えば12番のボ
タンが押されると、出力インタフェース68を介してテ
レビ/ビデオの切り換え信号をテレビジョン受信機38
に出力した後、メインルーチンのステップ104にリタ
ーンする。すなわち、登録処理を中止する。
【0091】この一方、前記ステップ111における判
断が否定された場合には、ステップ116に進んで上記
ステップ110において押されたボタンが音量減少ボタ
ン(例えば−)であるか否かを判断する。かかる判断を
行うのは、本実施形態では、リモコン39の消音ボタン
(ミュートボタン)が押され、続いて音量減少ボタンが
押された場合に、これは、外部からのメール作成要求で
あると予め定められているためである。従って、ステッ
プ116における判断が肯定された場合には、外部から
のメール作成要求であるものと判断して、ステップ11
8に進み、出力インタフェース68を介してテレビジョ
ン受信機38の空いているビデオチャンネルを指定して
テレビ/ビデオの切り換え信号(第3の切り換え信号)
を出力した後、ステップ120のメール作成処理のサブ
ルーチンに移行する。ここで、上記の切り換え信号の入
力に応答して、テレビジョン受信機38の制御系では、
それまで番組を放映中のチャンネルから空いているビデ
オ入力画面に切り換える。これにより、テレビジョン受
信機38の表示画面には何も映っていない状態となり、
音の出力も停止した状態となる。すなわち、テレビジョ
ン受信機38の表示状態が切り換えられる。
【0092】サブルーチン120では、まず、図6のス
テップ302において、メインメモリ64(あるいはメ
モリ70)内に記憶されているメール作成画面の表示情
報を読み出し、出力インタフェース68を介してテレビ
ジョン受信機38に出力した後、次のサブルーチン30
4に移行する。上記のメール作成画面の表示情報の出力
により、テレビジョン受信機38のディスプレイ上に
は、メール作成画面(不図示)が表示される。この場
合、ユーザの入力操作の便宜を考慮して、メール作成画
面上には、ソフトウェアキーボード等も併せて表示する
ようにすることが望ましい。なお、テレビジョン受信機
38は、メール作成画面を表示中は、リモコン39から
の信号を無視するようになっている。
【0093】サブルーチン304では、リモコン39を
介して入力された指示に応じて、メモリ70内に記憶さ
れた辞書を用いて文字変換を行いつつ、対話形式でメー
ル情報を作成する。この際、あて先、件名、本文の情報
を作成する。なお、このサブルーチン304における具
体的処理内容は、入力手段がリモコン39であることを
除けば、携帯電話等における公知のメール作成処理と同
様であるので、詳細説明は省略する。
【0094】そして、次のステップ306において、サ
ブルーチン304で作成したメール情報をメインメモリ
64に記憶した後、メインルーチンのステップ122に
リターンする。
【0095】ステップ122では、赤外線受信部56か
ら入力インタフェース66を介して入力される信号を監
視し、メール転送指示がなされるのを待つ。ここで、メ
ール転送指示ボタンとしては、例えばリモコン39の番
号12のボタンなどを用いることができる。
【0096】そして、リモコン39の番号12のボタン
が押され、メール転送指示がなされると、これに応答し
て、ステップ124に進み、メインメモリ64内に記憶
されているメール情報を、通信回路54及びアンテナ4
6を介して、無線にてファクシミリ装置34に転送する
とともに、出力インタフェース68を介してテレビ/ビ
デオの切り換え信号をテレビジョン受信機38に出力し
た後、ステップ104に戻る。これにより、ファクシミ
リ装置34により、電話回線33、Lモード網14及び
Lモードゲートウェイ30、ISP16n、インターネ
ット網12等を順次介して、あて先のメールサーバにメ
ール情報が転送される。これとともに、上記のテレビ/
ビデオの切り換え信号の入力により、テレビジョン受信
機38は、メール作成開始前の放映中のチャンネルに戻
る。
【0097】一方、上記ステップ116における判断が
否定された場合、すなわち消音ボタンが押された後、所
定時間内に音量増加ボタン及び音量減少ボタン以外のい
ずれかのボタンが押された場合には、これを無視してス
テップ104に戻る。このような状況が生じるのは、ユ
ーザが、セットトップボックスに対してではなくテレビ
ジョン受信機38に対して消音の指示に続いて何らかの
指示を行った場合か、あるいはユーザが登録若しくはメ
ール作成要求をしようとしたが、途中で取りやめた場合
のいずれかである。
【0098】この一方、ファクシミリ装置34に対して
電話回線33を介して外部から着信、具体的には、電話
若しくはメールの着信があった場合には、その着信情報
がファクシミリ装置34から、無線にて送信され、CP
U60は、その着信情報をアンテナ46及び通信回路5
4を介して受信する。これにより、ステップ104にお
ける判断が肯定され、ステップ106に進んで、出力イ
ンタフェース68を介してテレビジョン受信機38の空
いているビデオチャンネルを指定してテレビ/ビデオの
切り換え信号(第1の切り換え信号)を出力した後、ス
テップ108の着信時処理のサブルーチンに移行する。
ここで、前述と同様、上記の切り換え信号の入力に応答
して、テレビジョン受信機38の制御系では、それまで
番組を放映中のチャンネルから空いているビデオ入力画
面に切り換える。これにより、テレビジョン受信機38
の表示状態が切り換えられる。なお、テレビジョン受信
機38の主電源は入っているが、表示電源(CRTディ
スプレイやスピーカ等の電源)が入っていない、いわゆ
るスリープモードの時は、テレビジョン受信機38の制
御系では、上記の切り換え信号の入力に応答して、表示
電源をオン(ON)にする。
【0099】サブルーチン108では、まず、図7のス
テップ402において、受信した着信情報をメインメモ
リ64内の所定の着信情報格納領域に格納する。
【0100】次のステップ404では、メインメモリ6
4に格納した着信情報に発信番号の情報が含まれている
か否かを判断する。そして、この判断が否定された場合
には、ステップ412に移行し、着信情報格納領域内の
着信情報をメインメモリ64内の別の領域、すなわち着
信通知情報格納領域に複写(コピー)した後、ステップ
414に進む。
【0101】一方、ステップ404における判断が肯定
された場合、すなわち着信情報に発信番号の情報が含ま
れている場合には、ステップ406に進んでその発信番
号をキーとしてメモリ70内の既登録情報を検索し、発
信番号に対応する情報の有無を調べる。
【0102】そして、次のステップ408では、検索の
結果、目的の情報、すなわち発信番号に対応する情報が
見つかったか否かを判断する。そして、この判断が否定
された場合には、ステップ412に移行する。一方、ス
テップ408の判断が肯定された場合、すなわち発信番
号に対応する情報、具体的には、発信番号に対応する着
メロ情報及び発信者を表すアニメ画像の情報を含む登録
情報が、見つかった場合には、ステップ410に進む。
このステップ410では、その登録情報をメモリ70内
から読み出すとともに、この情報とメインメモリ64内
の着信情報格納領域内の着信情報とに基づいて、着メロ
情報及び発信者を表すアニメ画像の情報を含む着信通知
情報を作成し、この作成した着信通知情報をメインメモ
リ64内の着信通知情報格納領域に記憶した後、ステッ
プ414に移行する。
【0103】ステップ414では、着信通知情報格納領
域内にある着信通知情報を、出力インタフェース68を
介してテレビジョン受信機38に対して出力する。ここ
で、このステップ414では、以下のように情報の出力
が行われ、これに応じてテレビジョン受信機38によ
り、以下のような外部に対する表示(音を含む)が実行
される。なお、テレビジョン受信機38は、着信通知情
報を表示中は、リモコン39からの信号を無視するよう
になっている。
【0104】すなわち、例えば、着信情報に発信番号が
含まれていない電話(又はメール)の着信である場合、
電話(又はメール)であることの識別情報を含む、電話
(又はメール)の着信通知情報が出力され、この結果、
テレビジョン受信機38の画面上に、例えば「電話着信
!」(又は「メール着信!」)などが表示される。
【0105】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れているが、予め登録されている発信者でない場合に
は、電話(又はメール)であることの識別情報とともに
発信番号を含む、電話(又はメール)の着信通知情報が
出力され、この結果、テレビジョン受信機38の画面上
に、例えば「0300001234 電話着信(又はメ
ール着信)!」などが表示される。但し、この場合に、
その発信元が、ファクシミリ装置34に予め登録されて
いる発信者である場合には、その発信者の氏名等も併せ
て表示される場合がある。
【0106】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れ、かつ予め登録されている発信者からのメールの着信
である場合には、メールであることの識別情報と発信番
号とアニメ画像と着メロとの情報を含む着信通知情報が
出力され、その結果、テレビジョン受信機38の画面上
に、例えば図1に示されるような表示が行われる。この
場合、合わせて、そのメール発信者に対応する着信メロ
ディーがスピーカから流れる。
【0107】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れ、かつ予め登録されている発信者からの電話の着信で
ある場合には、図1において、「メール着信!」に代え
て「電話着信!」との表示がなされることは勿論であ
る。
【0108】図7に戻り、ステップ416では、メイン
メモリ64内の着信情報格納領域に格納されている着信
情報に基づき、ステップ414で出力した着信通知情報
が電話に関する着信通知情報であるか否かを判断する。
そして、この判断が肯定された場合には、ステップ42
8に進み、切り換え指示がなされるのを待つ。この切り
換え指示は、ユーザが例えばリモコン39のテレビ/ビ
デオの入力切り換えボタンを押すことにより行うことが
できる。
【0109】そして、ユーザにより例えばリモコン39
のテレビ/ビデオの入力切り換えボタンが押され、切り
換え指示がなされると、ステップ430に進んで、出力
インタフェース68を介してテレビ/ビデオの切り換え
信号をテレビジョン受信機38に出力するとともに、メ
インメモリ64内の着信情報格納領域等のデータをクリ
アした後、メインルーチンのステップ104にリターン
する。ここで、上記のテレビ/ビデオの切り換え信号の
入力により、テレビジョン受信機38は、着信前の放映
中のチャンネルに戻る。この場合、ユーザは、図1に示
される受話器(ハンドセット)42(又は不図示のコー
ドレス子機)を用いて通話する。
【0110】この一方、上記ステップ416における判
断が否定された場合、すなわちステップ414で出力し
た着信通知情報が電子メールに関する着信通知情報であ
る場合には、ステップ417に進んで赤外線受信部56
からの入力情報を監視することにより、何かボタンが押
されるのを待つ。そして、ボタンが押されたことを入力
情報により確認すると、ステップ418に進んで、その
ボタンがメールの読み出し指示であるか否かを判断す
る。この場合、メールの読み出し指示としては、ユーザ
が例えばリモコン39の番号12のボタンを押すことに
より、行うこととすることができる。
【0111】そして、上記ステップ417においてユー
ザによりリモコン39の番号12のボタンが押され、読
み出し指示がなされた場合には、ステップ420に進ん
で、電子メールデータの転送を、通信回路54及びアン
テナ46を介してファクシミリ装置34に指示する。
【0112】そして、次のステップ422で電子メール
データが転送されるのを待つ。そして、ファクシミリ装
置34から無線にてアンテナ46及び通信回路54を介
して電子メールデータが転送されると、ステップ424
に進んでその転送された電子メールデータを受信してメ
インメモリ64の所定領域に一時的に記憶する。
【0113】次のステップ426では、その電子メール
データを読み出して、表示情報として出力インタフェー
ス68を介してテレビジョン受信機38に対して出力し
た後、ステップ428に移行する。電子メールデータの
出力により、電子メールの内容がディスプレイの画面上
に表示されることになる。
【0114】これまでの説明からわかるように、本実施
形態に係るセットトップボックス36及びこれを含むテ
レビシステム10によると、一例として、父親が外部か
ら携帯電話99(図1参照)を用いてメールを送信した
場合に、例えばテレビ番組を見ていた子供が、図1に示
されるような画面表示等により、父親からのメールの着
信を例えば台所で料理中の母親に知らせたりすることが
できるようになる。この場合において、子供が、前述し
たメールの読み出し指示の操作を実行した場合には、そ
のメールの表示を見て、その用件をも認識し、知らせる
ことも可能となる。
【0115】この一方、上記ステップ418における判
断が否定された場合には、ステップ419に進んで切り
換え指示がなされたか否かを判断する。ここで、このよ
うな判断を行うこととしたのは、必ずしも電子メールの
内容をテレビ受信機38の画面上に表示したくない場合
があることを考慮したものである。
【0116】従って、上記ステップ417において、ユ
ーザにより例えばリモコン39のテレビ/ビデオの入力
切り換えボタンが押されて切り換え指示がなされている
場合には、ステップ430に移行する。このステップ4
30で、前述の如く、出力インタフェース68を介して
テレビ/ビデオの切り換え信号が出力され、これによ
り、テレビジョン受信機38は着信前の放映中のチャン
ネルに戻る。そして、ユーザによりファクシミリ装置3
4(又はコードレス子機)が操作されメールが読み出さ
れることとなる。
【0117】一方、上記ステップ419における判断が
否定された場合、すなわちステップ417でメール読み
出し指示及び切り換え指示ボタン以外のボタンが誤って
押された場合には、ステップ417に戻る。これによ
り、ボタンの誤操作は無視されることとなる。
【0118】以上詳細に説明したように、本実施形態に
係るセットトップボックス36及びテレビシステム10
によると、視聴者は、外部からファクシミリ装置34に
着信(電話、メール)があったとき、テレビジョン受信
機38により外部に表示(音の出力を含む)された情報
に基づき、その着信があったことを直ちに認識すること
が可能となる。また、ファクシミリ装置34とコンピュ
ータ58との情報通信は、無線にて行われるので、ファ
クシミリ装置34は、コンピュータ58との無線通信が
可能な圏内であればその設置場所は問題とならない。
【0119】これまでの説明から明らかなように、本実
施形態では、メモリ70により、第1記憶装置、第2記
憶装置及び辞書データ記憶装置が構成されている。ま
た、本実施形態では、コンピュータ58、より具体的に
はCPU60とソフトウェアプログラムとによって、ア
ンテナ46、通信回路54、赤外線受信部56、カメラ
48及びマイク50等を除く、インタフェース装置とし
てのセットトップボックス36の構成部分が実現されて
いる。すなわち、CPU60が行う、ステップ104の
処理によって受信手段が実現され、ステップ106の処
理によって着信時切り換え信号出力手段が実現され、サ
ブルーチン108、より正確にはステップ402〜41
4の処理によって情報出力手段が実現されている。ま
た、CPU60が行う、ステップ404〜410の処理
により選択手段が実現され、ステップ418〜420の
処理により送信手段が実現されている。また、CPU6
0が行う、ステップ422〜426の処理によりメール
情報出力手段が実現されている。また、CPU60が行
う、ステップ109〜112の処理によって登録要求時
切り換え信号出力手段が実現され、サブルーチン114
の処理により登録手段が実現されている。また、CPU
60が行う、ステップ109、110、116及び11
8の処理によってメール作成要求時切り換え信号出力手
段が実現され、サブルーチン120の処理によってメー
ル作成手段が実現され、ステップ122、124の処理
によってメール転送手段が実現されている。さらに、C
PU60が行う、ステップ120、122及び124の
処理によって相手先情報送信手段が実現されている。
【0120】しかしながら、本発明がこれに限定される
ものではないことは勿論である。すなわち、上記実施形
態は一例に過ぎず、上記のCPUによるソフトウェアプ
ログラムに従う処理によって実現した構成各部の少なく
とも一部をハードウェアによって構成することとしても
良いし、あるいは後述する第2の実施形態のように全て
の構成部分をハードウェアによって構成することとして
も良い。
【0121】なお、上記実施形態では、登録時、メール
作成時、及び着信時の処理等の全てを含む単一のソフト
ウェアプログラムが予めROM62内に格納され、実行
時にこれをメインメモリ64にロードして全ての処理を
行うものとしたが、これに限らず、登録時、メール作成
時、及び着信時などの処理プログラムを別々のプログラ
ムとして予め用意し、それぞれの要求があったときに、
それをトリガーとして対応するプログラムをメインメモ
リ64にロードして必要な処理を行う、あるいは、割り
込み処理的に行うようにしても良い。このようなこと
は、ソフトウェアの変更により容易に実現できる。
【0122】また、上記実施形態において、メールの着
信に関しては、着信したメールの全て、あるいは予め登
録した発信者からのメールであれば全て、着信と同時に
自動的に画面上に表示する、モードの設定を可能にして
も良い。
【0123】一方、前述した着信時の切り換え、及び着
信時処理が、常に自動的に実行されることが望ましくな
い場合には、かかる自動実行を阻止するモード設定が可
能な構成としても良い。
【0124】また、上記実施形態では、登録時、メール
作成時、及び着信時の処理等の全てを含む単一のソフト
ウェアプログラムが予めROM62内に格納され、メモ
リ70内には、複数の着信メロディーのデータ、複数人
の似顔絵のデータ、辞書データ(フロント・エンド・プ
ロセッサ(FEP)のデータを含む)、及びソフトウェ
アキーボードのデータその他の諸データが予め格納され
ているものとした。しかし、これに限らず、上記複数の
着信メロディーのデータ、複数人の似顔絵のデータ、辞
書データ(フロント・エンド・プロセッサ(FEP)の
データを含む)、及びソフトウェアキーボードのデータ
その他の諸データとともに上記の単一のソフトウェアプ
ログラムを、予めメモリ70に格納しておき、このメモ
リ70を外付けでスロット53に装着するようにしても
良い。かかる場合には、ROM62は必ずしも設ける必
要はない。あるいは、上記の諸データ及びソフトウェア
プログラムを予めCD−ROM、MO、その他の情報記
憶媒体に記憶しておいても良い。かかる場合には、筐体
44に設けられたスロット53に代えて、あるいはこれ
とともに、CD−ROM等の情報記憶媒体のドライブ装
置を設ければ良い。そして、CD−ROM等からメイン
メモリ64にプログラム等をインストールすることとす
れば良い。
【0125】また、上記実施形態中では特に説明しなか
ったが、筐体44に、マイク50及びカメラ48を設け
ているのは、セットトップボックス36を用いて一種の
テレビ電話として用いることができるようにするためで
ある。勿論、このような必要がないのであれば、マイク
50及びカメラ48の一方のみを設けても良いし、マイ
ク50及びカメラ48の両者を設けなくとも良い。
【0126】また、上記実施形態では、登録時処理及び
メール作成処理を選択する際に、2つのボタンを組み合
わせているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、リモコン39に、テレビ/セットトップボックス切
り換えボタンを設けても良い。勿論、セットトップボッ
クス36側に、テレビ/セットトップボックス切り換え
スイッチを設けても良い。
【0127】なお、上記実施形態では、メール作成処理
において、相手先のメールアドレスの代わりに、URL
を入力することにより、例えばインターネット網12上
のコンテンツ・プロバイダ18にアクセスすることが可
能である。
【0128】≪第2の実施形態≫次に、本発明の第2の
実施形態を図8に基づいて説明する。ここで、前述した
第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分について
は同一の符号を用いるととともに、その説明を簡略化し
若しくは省略するものとする。
【0129】この実施形態は、インタフェース装置とし
てのセットトップボックスの構成が、第1の実施形態と
異なるのみであるから、以下ではこの相違点を中心とし
て説明する。
【0130】図8には、第2の実施形態に係るセットト
ップボックス36’の構成がブロック図にて示されてい
る。このセットトップボックス36’は、構成各部がハ
ードウェアにて構成されている点に特徴を有する。
【0131】このセットトップボックス36’は、前述
した第1の実施形態に係るセットトップボックス36と
同様に、筐体44と、該筐体44の外部に大部分が露出
した状態で筐体44に取り付けられたアンテナ46とを
備えている。また、筐体44の前面(図8における紙面
右側の面)には、カメラ48、マイク50、赤外線受信
部56の一部を構成する例えばPIN型フォトダイオー
ド等の受光素子52等が設けられている。また、セット
トップボックス36’を構成する筐体44の内部には、
図8に示されるように、通信回路54、端子71、受信
部72、切り換え信号出力部74、発信番号検出部7
6、出力情報作成部78、情報出力部80、検索部8
2、送信転送部84、外部入力インタフェース86、メ
ール作成部88、登録部90、送信部92、及びメール
受信部94等が設けられている。
【0132】前記登録部90の入力側は、前記発信番号
検出部76及び外部入力インタフェース86と接続され
ている。また、この登録部90は、前記端子71を介し
て前記メモリ70にも接続されている。更に、登録部9
0の出力側は、前記切り換え信号出力部74及び情報出
力部80に接続されている。
【0133】前記メール作成部88の入力側は、前記発
信番号検出部76及び外部入力インタフェース86と接
続されている。また、このメール作成部88は、前記端
子71を介して前記メモリ70及び送信転送部84にも
接続されている。更に、メール作成部88の出力側は、
前記切り換え信号出力部74及び情報出力部80に接続
されている。
【0134】また、登録部90とメール作成部88は、
相互に接続されており、お互いの稼動状態を通知してい
る。
【0135】以下、上記の構成各部について、その作用
とともに説明する。
【0136】通信回路54は、アンテナ46に接続され
るとともに、受信部72及び送信部92に接続されてい
る。通信回路54は、アンテナ46を介して受信部7
2、送信部92とファクシミリ装置34との間の情報の
やり取りを仲介する通信インタフェースである。受信部
72、送信部92は、通信回路54及びアンテナ46を
介して前述したファクシミリ装置34との間で、無線に
て後述するような種々の情報の受信、送信を行うように
なっている。
【0137】前記受信部72は、ファクシミリ装置34
に電話又は電子メールの着信があったとき、その着信情
報を無線にてアンテナ46及び通信回路54を介して受
信する。
【0138】また、受信部72は、その後段にそれぞれ
配置された発信番号検出部76及びメール受信部94そ
れぞれの入力端に接続されている。そして、受信部72
は、受信した着信情報を発信番号検出部76に出力し、
受信した電子メールデータをメール受信部94に出力す
る。受信部72のその他の役割については、後述する。
【0139】前記発信番号検出部76は、受信部72か
ら着信情報を受け取ると、自分自身の動作モードを待機
モードから着信モードに変更し、後段の前記切り換え信
号出力部74に対し、前述した第1の切り換え信号の出
力を指示するとともに、着信情報に発信番号の情報が含
まれているか否かをチェックする。そして、発信番号検
出部76は、発信番号の情報を検出した場合には、この
発信番号を検索部82に出力して検索の指示を与える。
また、発信番号検出部76は、登録部90、メール作成
部88、及びメール受信部94に対して着信モードであ
ることを通知する。これによって、登録部90とメール
作成部88は、何も動作しない、いわゆるスリープ状態
となる。一方、メール受信部94は、発信番号検出部7
6からの次の情報を待つ、いわゆる待機状態となる。
【0140】切り換え信号出力部74は、発信番号検出
部76からの指示に応答して、前述したテレビジョン受
信機38に対し、表示状態を切り換える第1の切り換え
信号を出力する。この第1の切り換え信号は、テレビジ
ョン受信機38に対するテレビ/ビデオの切り換えを指
示する信号である。
【0141】検索部82は、発信番号検出部76の指示
に応じて発信番号をキーとしてメモリ70内の後述のよ
うにして予め登録された既登録情報を検索し、発信番号
に対応する情報の有無を調べる。そして、検索部82
は、検索の結果、目的の情報、すなわち発信番号に対応
する情報、具体的には、発信番号に対応する着メロ情報
及び発信者を表すアニメ画像の情報を含む登録情報が見
つかった場合には、その登録情報をメモリ70内から読
み出し、発信番号検出部76に送る。この場合、発信番
号検出部76は、着信情報と登録情報とを前記出力情報
作成部78に出力する。一方、検索部82は、目的の情
報が見つからなかった場合には、検索できなかった旨の
情報を発信番号検出部76に送る。この場合、発信番号
検出部76は、着信情報のみを出力情報作成部78に出
力する。
【0142】出力情報作成部78は、発信番号検出部7
6からの情報に基づいて、着信通知情報を作成し、この
作成した着信通知情報を情報出力部80に出力する。こ
れを更に詳述すると、出力情報作成部78は、発信番号
検出部76から着信情報と登録情報とを受け取った場合
には、着メロ情報及び発信者を表すアニメ画像の情報を
含む着信通知情報を作成し、情報出力部80に出力す
る。一方、出力情報作成部78は、発信番号検出部76
から着信情報のみを受け取った場合には、着信情報に基
づいて着信通知情報を作成し、情報出力部80に出力す
る。
【0143】前記情報出力部80は、入力された情報、
ここでは、着信通知情報に画像情報と音情報とが含まれ
ている場合には、画像情報と音情報とに分けてテレビジ
ョン受信機38に対して出力する。
【0144】ここで、ファクシミリ装置34に対する電
話又は電子メールの着信時には、前述した第1の実施形
態におけるステップ404と同様に、情報出力部80か
ら種々の着信通知情報が出力され、それに応じてテレビ
ジョン受信機38により外部に対する表示(音の出力を
含む)がなされる。なお、テレビジョン受信機38は、
着信通知情報を表示中は、リモコン39からの信号を無
視するようになっている。
【0145】すなわち、例えば、着信情報に発信番号が
含まれていない電話(又はメール)の着信である場合、
電話(又はメール)であることの識別情報を含む、電話
の着信通知情報が情報出力部80から出力され、この結
果、テレビジョン受信機38の画面上に、例えば「電話
着信!」(又は「メール着信!」)などが表示される。
【0146】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れているが、予め登録されている発信者でない場合に
は、電話であることの識別情報(又はメールであること
の識別情報)とともに発信番号を含む、電話(又はメー
ル)の着信通知情報が情報出力部80から出力され、こ
の結果、テレビジョン受信機38の画面上に、例えば
「0300001234 電話着信(又はメール着信)
!」などが表示される。但し、この場合に、その発信元
が、ファクシミリ装置34に予め登録されている発信者
である場合には、その発信者の氏名等も併せて表示され
る場合がある。
【0147】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れ、かつ予め登録されている発信者からのメールの着信
である場合には、メールであることの識別情報と発信番
号とアニメ画像と着メロとの情報を含む着信通知情報が
出力され、その結果、テレビジョン受信機38の画面上
に、例えば前述した図1に示されるような表示が行われ
る。この場合、合わせて、そのメール発信者に対応する
着信メロディーがスピーカから流れる。
【0148】また、例えば、着信情報に発信番号が含ま
れ、かつ予め登録されている発信者からの電話の着信で
ある場合には、図1における「メール着信!」に代えて
「電話着信!」との表示がなされる。
【0149】登録部90は、スリープ状態でない時に、
例えば、第1の実施形態と同様に、ユーザにより例えば
リモコン39の消音ボタン(ミュートボタン)に続いて
音量増加ボタンが押され、外部から登録要求がなされた
とき、切り換え信号出力部74に対し登録要求信号を出
力する。また、メール作成部88は、スリープ状態でな
い時に、例えば、第1の実施形態と同様に、ユーザによ
り例えばリモコン39の消音ボタン(ミュートボタン)
に続いて音量減少ボタンが押され、外部からメール作成
要求がなされたとき、切り換え信号出力部74に対しメ
ール作成要求信号を出力する。
【0150】切り換え信号出力部74は、登録部90か
ら登録要求信号が入力されると、その要求信号の入力に
応答して、テレビジョン受信機38に対し、表示状態を
切り換える第2の切り換え信号を出力する。また、切り
換え信号出力部74は、メール作成部88からメール作
成要求信号が入力されると、その要求に応答して、テレ
ビジョン受信機38に対し、表示状態を切り換える第3
の切り換え信号を出力する。いずれの切り換え信号も、
テレビジョン受信機38に対するテレビ/ビデオの切り
換えを指示する信号である。従って、テレビジョン受信
機38では、上記のテレビ/ビデオの切り換え信号の入
力により、放映中のチャンネルから空いているビデオ入
力画面に切り換える。
【0151】また、切り換え信号出力部74の入力端に
は、外部入力インタフェース86を介して赤外線受信部
56の受信情報が入力されるようになっている。
【0152】また、発信番号検出部76は、着信情報が
電話の着信情報であるか、メールの着信情報であるかに
ついても着信情報に含まれる識別情報に基づいて識別
し、メールの着信情報であることを識別した場合には、
メール受信部94に対してメール読み出し指示の入力に
備えるように指示を与える。これにより、メール受信部
94は、外部入力インタフェース86からの入力信号
(すなわち、赤外線受信部56の受信情報)を監視する
スタンバイ状態となる。一方、発信番号検出部76は、
電話の着信情報であると識別した場合には、メール受信
部94に対してメールでない旨を通知する。これによ
り、メール受信部94はスリープ状態となる。
【0153】上述の場合において、着信通知情報として
電話に関する着信通知情報が情報出力部80から出力さ
れた場合、ユーザにより例えばリモコン39のテレビ/
ビデオの入力切り換えボタンを押すことにより、切り換
え指示がなされることとなる。そして、赤外線受信部5
6から外部入力インタフェース86を介して切り換え信
号出力部74に切り換え指示信号(テレビ/ビデオの入
力切り換え指示信号)が入力される。この切り換え指示
信号の入力に応答して、切り換え信号出力部74は、テ
レビジョン受信機38に対してテレビ/ビデオの入力切
り換え信号を出力する。このテレビ/ビデオの切り換え
信号の入力により、テレビジョン受信機38は、着信前
の放映中のチャンネルに戻る。この場合、ユーザは、図
1に示される受話器(ハンドセット)42(又は不図示
のコードレス子機)を用いて通話する。また、切り換え
信号出力部74は、発信番号検出部76に対して、入力
切り換え信号を出力したことを通知する。これに応答し
て、発信番号検出部76は、自分自身の動作モードを着
信モードから待機モードに変更するとともに、メール受
信部94、登録部90及びメール作成部88に対して、
着信モードの解除を通知する。これにより、登録部90
及びメール作成部88は、スリープ状態が解除され、外
部入力インタフェース86からの入力信号(すなわち、
赤外線受信部56の受信情報)を監視するスタンバイ状
態となる。一方、メール受信部94は、スリープ状態を
継続する。
【0154】一方、着信通知情報としてメールに関する
着信通知情報が情報出力部80から出力された場合に
は、ユーザにより例えばリモコン39の番号12のボタ
ンを押すことにより、メールの読み出し指示が行われる
こととなる。この場合、前述の如く、メール受信部94
は、スタンバイ状態であり、メール読み出し指示が行わ
れる可能性のあることを認識している。そこで、メール
受信部94は、外部入力インタフェース86からの入力
情報を監視することにより、メール読み出し指示がなさ
れるのを待つ。そして、ユーザにより例えばリモコン3
9の番号12のボタンが押され、メール読み出し指示が
なされると、赤外線受信部56から外部入力インタフェ
ース86を介してメール受信部94にメール読み出し指
示の指令が与えられる。この指令に応答して、メール受
信部94は、電子メールデータの転送を送信部92に指
示する。送信部92は、通信回路54及びアンテナ46
を介してメールの転送要求をファクシミリ装置34に送
信する。
【0155】そして、ファクシミリ装置34から無線に
てアンテナ46、通信回路54及び受信部72を介して
電子メールデータが転送されると、メール受信部94は
これを情報出力部80に送る。情報出力部80は、この
電子メールデータの表示情報を表示用の情報に変換して
テレビジョン受信機38に対して出力する。これによ
り、電子メールの内容がディスプレイの画面上に表示さ
れることになる。
【0156】この場合、メールを読み終わった後、ユー
ザにより例えばリモコン39のテレビ/ビデオの入力切
り換えボタンが押されると、赤外線受信部56から外部
入力インタフェース86を介して切り換え信号出力部7
4に切り換え指示信号(テレビ/ビデオの入力切り換え
指示信号)が入力される。この切り換え指示信号の入力
に応答して、切り換え信号出力部74から、テレビジョ
ン受信機38に対してテレビ/ビデオの入力切り換え信
号が出力され、テレビジョン受信機38は、着信前の放
映中のチャンネルに戻る。また、切り換え信号出力部7
4は、発信番号検出部76に対して、入力切り換え信号
を出力したことを通知する。これに応答して、発信番号
検出部76は、自分自身の動作モードを着信モードから
待機モードに変更するとともに、メール受信部94、登
録部90及びメール作成部88に対して、着信モードの
解除を通知する。これにより、登録部90及びメール作
成部88は、スリープ状態が解除され、外部入力インタ
フェース86からの入力信号(すなわち、赤外線受信部
56の受信情報)を監視するスタンバイ状態となる。一
方、メール受信部94は、スリープ状態となる。
【0157】登録部90は、スタンバイ状態の時に、前
述の如くして外部から登録要求がなされると、切り換え
信号出力部74に対し登録要求信号を出力する。この登
録要求信号に応答して切り換え信号出力部74は、前述
したようにテレビジョン受信機38に対し、表示状態を
切り換える第2の切り換え信号を出力する。また、登録
部90は、メール作成部88に対し、ビジー情報を通知
する。これにより、メール作成部88は、スリープ状態
となる。
【0158】また、この場合、登録部90は、登録メニ
ュー画面の表示情報を情報出力部80を介してテレビジ
ョン受信機38に対して出力する。これにより、テレビ
ジョン受信機38の表示画面には、登録メニュー画面が
表示される。なお、テレビジョン受信機38は、登録メ
ニュー画面を表示中は、リモコン39からの信号を無視
するようになっている。
【0159】登録部90は、上記の登録メニュー画面の
表示情報の出力後は、ユーザによりリモコン39を介し
て入力された指示に応じて、メモリ70に記憶された情
報を検索しつつ対話形式で電話番号情報とこれに対応す
る画像情報及び着信メロディーの情報とを含む登録情報
を作成する。この際、登録部90は、前述した第1の実
施形態のサブルーチン114と同様の手順により登録情
報を作成する。登録部90は、登録情報の作成終了時の
確定ボタンが押されると、切り換え信号出力部74に対
して、切り換え信号の出力を要求する。これに応答し
て、切り換え信号出力部74は、テレビ/ビデオの切り
換え信号をテレビジョン受信機38に出力する。これに
より、テレビジョン受信機38は、登録開始前の放映中
のチャンネルに戻る。また、登録部90は、メール作成
部88に対し、ビジー解除情報を通知する。これによ
り、メール作成部88は、スタンバイ状態となる。
【0160】なお、登録部90は、登録情報の作成終了
時の確定ボタンが押されると、作成した登録情報を、メ
モリ70の登録情報格納領域に格納する。
【0161】メール作成部88は、スタンバイ状態の時
に、前述の如くして外部からメール作成要求がなされる
と、切り換え信号出力部74に対しメール作成要求信号
を出力する。このメール作成要求信号に応答して切り換
え信号出力部74は、前述したようにテレビジョン受信
機38に対し、表示状態を切り換える第3の切り換え信
号を出力する。また、メール作成部88は、登録部90
に対し、ビジー情報を通知する。これにより、登録部9
0は、スリープ状態となる。
【0162】また、この場合、メール作成部88は、メ
ール作成画面の表示情報を情報出力部80を介してテレ
ビジョン受信機38に対して出力する。これにより、テ
レビジョン受信機38の表示画面には、メール作成画面
が表示される。なお、テレビジョン受信機38は、メー
ル作成画面を表示中は、リモコン39からの信号を無視
するようになっている。
【0163】メール作成部88は、上記のメール作成画
面の表示情報の出力後は、ユーザによりリモコン39を
介して入力された指示に応じて、メモリ70内に記憶さ
れた辞書を用いて文字変換を行いつつ、対話形式でメー
ル情報を作成する。この際、あて先、件名、本文の情報
を作成する。なお、この具体的処理内容は、入力手段が
リモコン39であることを除けば、携帯電話等における
公知のメール作成処理と同様であるので、詳細説明は省
略する。
【0164】メール作成部88は、作成したメールを送
信転送部84に送る。送信転送84では、赤外線受信部
56から外部入力インタフェース86を介して入力され
る信号を監視し、メール転送指示がなされるのを待つ。
そして、例えばリモコン39の番号12のボタンが押さ
れ、メール転送指示がなされると、送信転送指示部84
では、これに応答して、メール情報を送信部92に転送
する。送信部92は、転送されたメール情報を、通信回
路54及びアンテナ46を介して、無線にてファクシミ
リ装置34に転送する。これにより、ファクシミリ装置
34により、図1に示される電話回線33、Lモード網
14及びLモードゲートウェイ30、ISP16、イ
ンターネット網12等を順次介して、あて先のメールサ
ーバにメール情報が転送される。送信転送部84は、転
送が完了すると、メール作成部88に対し転送完了を通
知する。
【0165】メール作成部88は、送信転送部84から
転送完了を受け取ると、切り換え信号出力部74に対し
切り換え信号の出力を要求する。切り換え信号出力部7
4は、これに応答してテレビ/ビデオの切り換え信号を
テレビジョン受信機38に出力する。これにより、テレ
ビジョン受信機38は、メール作成開始前の放映中のチ
ャンネルに戻る。また、メール作成部88は、登録部9
0に対し、ビジー解除情報を通知する。これにより、登
録部90は、スタンバイ状態となる。
【0166】以上説明したように、本第2の実施形態に
よると、前述した第1の実施形態と同等の効果を得るこ
とができる。すなわち、視聴者は、外部からファクシミ
リ装置34に着信(電話、メール)があったとき、テレ
ビジョン受信機38の画面上に表示された情報に基づ
き、その着信があったことを直ちに認識することが可能
となる。また、ファクシミリ装置34とコンピュータ5
8との情報通信は、無線にて行われるので、ファクシミ
リ装置34は、コンピュータ58との無線通信が可能な
圏内であればその設置場所は問題とならない。
【0167】これまでの説明からわかるように、本第2
の実施形態では、アンテナ46、通信回路54及び受信
部72によって受信手段が構成され、出力情報作成部7
8と情報出力部80とによって、第1の切り換え信号が
出力されたとき、テレビジョン受信機38に対し外部に
表示させるための着信情報に対応する着信通知情報を出
力する情報出力手段が構成されている。また、発信番号
検出部76と切り換え信号出力部74とによって、着信
時切り換え信号出力手段が構成され、登録部90と切り
換え信号出力部74とによって、登録要求時切り換え信
号出力手段が構成され、メール作成部88と切り換え信
号出力部74とによって、メール作成要求時切り換え信
号出力手段が構成されている。さらに、発信番号検出部
76と検索部82とによって、着信情報に含まれる発信
番号に対応する情報が見つかった場合に、これを選択す
る選択手段が構成されている。また、メール作成部88
及び情報出力部80によって、メール作成手段が構成さ
れ、送信転送部84、送信部92、通信回路54及びア
ンテナ46によってメール転送手段が構成されている。
さらに、メール受信部94、送信部92、通信回路54
及びアンテナ46によって送信手段が構成され、メール
受信部94、及び情報出力部80によってメール情報出
力手段が構成されている。また、登録部90及び情報出
力部80によって登録手段が構成されている。さらに、
メール作成部88、送信転送部84、送信部92、通信
回路54及びアンテナ46によって相手先情報送信手段
が構成されている。
【0168】メモリ70は、第1の実施形態と同様に、
第1、第2の記憶装置及び辞書データ記憶装置を構成
し、複数の着信メロディーのデータ、複数人の似顔絵の
データ、辞書データ(フロント・エンド・プロセッサ
(FEP)のデータを含む)、及びソフトウェアキーボ
ードのデータその他の諸データが格納されている。
【0169】なお、上記各実施形態で説明した各種の指
示、例えば登録要求、メール作成要求、メール転送要求
などの指示を行う際のボタンの決め方は、一例に過ぎ
ず、予め取り決めておけば、如何なるボタン操作(ボタ
ン操作の組み合わせを含む)であっても良い。但し、テ
レビ受信機38の操作として通常行われないボタン操作
であることが望ましい。また、操作は簡単である方が望
ましい。
【0170】また、上記各実施形態では、登録時、メー
ル作成時、あるいは着信時に、テレビジョン受信機38
の表示画面を、空いているビデオ入力画面に切り換える
ものとしたが、これに限らず、例えばユーザ(視聴者)
のボタン操作により元のチャンネルに戻すのであれば、
いわゆる空きチャンネルを利用しても何らの支障は生じ
ない。この場合は、テレビ/ビデオの切り換え信号のか
わりにチャンネル切り換え信号がテレビジョン受信機3
8に出力される。
【0171】また、上記各実施形態では、登録時におけ
る処理に際して、着メロとともに発信者を表す画像情報
を登録することとしたが、本発明がこれに限定されるも
のではなく、着メロ、画像情報のいずれか一方のみを登
録するようにしても良い。また、音の情報は着メロに限
らず、発信者毎のベル音でも良く、同様に画像情報も発
信者の名前等の文字情報のみであっても良い。勿論、メ
モリ70内の登録情報格納領域に登録しておけば、パソ
コン等で作成した登録情報を用いることができる。
【0172】また、発信番号に関する処理、登録処理、
メール作成処理に関する機能は必須ではなく、単に電話
若しくはメールの着信時に、着信があった情報のみをテ
レビジョン受信機38を介して外部に表示するのみであ
っても良い。なお、メール作成処理において、予め定型
文をメモリ70内に登録しておくことにより、いずれか
を選択することもできる。
【0173】なお、上記各実施形態では、通信用端末機
器として、Lモード対応のファクシミリ装置を用いる場
合について説明したが、本発明に係るテレビシステムが
これに限定されるものではない。すなわち、通信用端末
機器は、Lモード対応の電話機であっても勿論良く、L
モード対応ではないが、メール送受信が可能な無線通信
機能を備えた電話機又はファクシミリ装置であっても良
い。
【0174】なお、上記各実施形態では、テレビジョン
受信機38として、子画面表示機能を有し、表示画面を
含む表示部(ディスプレイ)とチューナー(テレビチュ
ーナー)を含む本体部とが一体であるアナログ方式のテ
レビジョン受信機を用いる場合について説明したが、本
発明がこれに限定されるものではない。すなわち、表示
画面を複数画面に分割して複数の画像を同時に表示する
多画面表示機能を有していないアナログ方式のテレビジ
ョン受信機を用いても良い。ディスプレイ部とチューナ
ー部とが別体となっているテレビジョン受信機を用いて
も良い。勿論、アナログ方式のテレビジョン受信機でな
く、デジタル方式のテレビジョン受信機を用いても良
い。
【0175】デジタル方式のテレビジョン受信機には、
2画面、4画面等の多画面表示機能を備えている場合が
多いので、表示中の複数の画面の内の少なくとも1つの
画面のみを切り換え、その画面を前述した登録メニュー
画面、メール作成画面及び着信時メール表示画面等とし
て用いても良い。
【0176】また、上記各実施形態では、セットトップ
ボックス36と、テレビジョン受信機38とが別々の装
置である場合について説明したが、これらに代えて、セ
ットトップボックス36と同様のインタフェース装置と
テレビジョン受信機とが一体化されて成るテレビジョン
装置を設け、これと通信用端末機器とによってテレビシ
ステムを構成しても良い。かかる場合であっても、上記
各実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0177】この場合のテレビジョン装置は、例えば同
一筐体内にテレビジョン受信機の内部構成部分と、イン
タフェース装置の内部構成部分とを収容し、両者を電気
的に接続するのみであっても良いし、テレビジョン受信
機の内部構成部分と、インタフェース装置の内部構成部
分とが完全に一体化されたインタフェース装置兼テレビ
ジョン受信機として機能する一つのテレビジョン装置で
あっても良い。後者の場合には、赤外線受信部は共通化
し、リモコンもこれに合わせて専用のものを用意するこ
とが望ましい。このようにすると、登録要求ボタン、メ
ール作成要求ボタンなどとして専用のボタンを新たに設
けることにより、より簡易なボタン操作が可能となる。
【0178】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
タフェース装置、テレビジョン装置、及びテレビシステ
ムによれば、通信用端末機器の設置場所の如何によら
ず、しかもテレビの番組に熱中している場合であって
も、外部からの着信をテレビの視聴者に確実に認識させ
ることを可能にするというという従来にない優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る通信システム100の全
体構成を概略的に示す図である。
【図2】図1のセットトップボックスの内部構成の一例
を示すブロック図である。
【図3】図2のCPU60の制御アルゴリズムを簡略化
して示すフローチャートである。
【図4】図3のサブルーチン114の一例を示すフロー
チャートである。
【図5】登録メニュー画面の一例を示すフローチャート
である。
【図6】図3のサブルーチン120の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】図3のサブルーチン108の一例を示すフロー
チャートである。
【図8】第2の実施形態に係るセットトップボックスの
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】 10…テレビシステム、34…ファクシミリ装置(通信
用端末機器)、36…セットトップボックス(インタフ
ェース装置)、38…テレビジョン受信機、44…筐
体、46…アンテナ(受信手段の一部、送信手段の一
部、メール転送手段の一部、相手先情報送信手段の一
部)、48…カメラ、50…マイクロフォン、54…通
信回路(受信手段の一部、送信手段の一部、メール転送
手段の一部、相手先情報送信手段の一部)、58…コン
ピュータ、70…メモリ(第1記憶装置、第2記憶装
置、辞書データ記憶装置)、71…端子、72…受信部
(受信手段の一部)、74…切り換え信号出力部(着信
時切り換え信号出力手段の一部、登録要求時切り換え信
号出力手段の一部、メール作成要求時切り換え信号出力
手段の一部)、76…発信番号検出部(着信時切り換え
信号出力手段の一部、選択手段の一部)、78…出力情
報作成部(情報出力手段の一部、メール情報出力手段の
一部)、80…情報出力部(情報出力手段の一部、メー
ル情報出力手段の一部、登録手段の一部、メール作成手
段の一部)、82…検索部(選択手段の一部)、84…
送信転送部(メール転送手段の一部、相手先情報送信手
段の一部)、88…メール作成部(メール作成要求時切
り換え信号出力手段の一部、メール作成手段の一部、相
手先情報送信手段の一部)、90…登録部(登録要求時
切り換え信号出力手段の一部、登録手段の一部)、92
…送信部(送信手段の一部、メール転送手段の一部、相
手先情報送信手段の一部)、94…メール受信部(送信
手段の一部、メール情報出力手段の一部)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 5/445 Z 5K101 H04Q 7/38 H04Q 9/00 301D 9/00 301 311T 311 G06F 3/00 652A // G06F 3/00 652 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5C025 BA22 CA01 CA18 CB10 DA10 5E501 AB04 AB06 BA05 EA34 FA13 FA14 FA32 FA46 5K027 AA08 BB01 HH26 MM17 5K048 AA01 BA01 DC01 EA11 EB02 EB14 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA13 HA21 5K067 BB02 BB21 DD53 EE35 FF07 FF13 FF23 FF25 FF31 GG01 GG11 HH05 HH17 HH23 KK13 KK15 5K101 KK01 KK16 LL01 LL05 LL11 NN03 NN18 NN21 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット接続機能を持つ通信用端
    末機器とテレビジョン受信機とを無線回線で接続するイ
    ンタフェース装置であって、 前記通信用端末に着信があったとき、その着信情報を無
    線にて前記通信用端末機器から受信する受信手段と;前
    記着信情報の入力に応答して、前記テレビジョン受信機
    に対し、表示状態を切り換える第1の切り換え信号を出
    力する着信時切り換え信号出力手段と;前記第1の切り
    換え信号が出力されたとき、前記テレビジョン受信機に
    対し外部に表示させるための前記着信情報に対応する着
    信通知情報を出力する情報出力手段と;を備えるインタ
    フェース装置。
  2. 【請求項2】 前記テレビジョン受信機を介して入力さ
    れた相手先情報を、前記通信用端末機器に送信する相手
    先情報送信手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載のインタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記着信情報には、相手先の発信番号が
    含まれ、 前記情報出力手段は、前記着信通知情報として、前記着
    信情報に含まれる発信番号に関連する情報を含む情報を
    出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のイン
    タフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記着信情報に含まれる蓋然性の高い発
    信番号とこれに対応する情報とが登録された第1記憶装
    置と;前記着信情報の入力に応答して、前記第1記憶装
    置を検索し、前記着信情報に含まれる発信番号に対応す
    る情報が見つかった場合に、これを選択する選択手段
    と;を更に備え、 前記情報出力手段は、前記着信通知情報として、前記選
    択された情報を含む情報を出力することを特徴とする請
    求項3に記載のインタフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記着信通知情報には、音情報が含まれ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    のインタフェース装置。
  6. 【請求項6】 前記情報出力手段は、前記着信情報に含
    まれる発信番号に対応する音情報を含む前記着信通知情
    報を出力することを特徴とする請求項5に記載のインタ
    フェース装置。
  7. 【請求項7】 前記発信番号に対応する音情報には、着
    信メロディーが含まれることを特徴とする請求項6に記
    載のインタフェース装置。
  8. 【請求項8】 前記着信通知情報には、画像情報が含ま
    れることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記
    載のインタフェース装置。
  9. 【請求項9】 前記情報出力手段は、前記着信情報に含
    まれる発信番号に対応する画像情報を含む前記着信通知
    情報を出力することを特徴とする請求項8に記載のイン
    タフェース装置。
  10. 【請求項10】 前記発信番号に対応する画像情報に
    は、前記発信番号に対応する発信者を表す画像の情報が
    含まれることを特徴とする請求項9に記載のインタフェ
    ース装置。
  11. 【請求項11】 前記着信情報には、電話と電子メール
    との識別情報が含まれ、 前記受信手段が、前記通信用端末機器から電話であるこ
    とを示す識別情報を含む着信情報を受信したとき、 前記情報出力手段は、前記電話であることを示す識別情
    報を含む前記着信通知情報を出力することを特徴とする
    請求項1〜10のいずれか一項に記載のインタフェース
    装置。
  12. 【請求項12】 前記着信情報には、電話と電子メール
    との識別情報が含まれ、 前記受信手段が、前記通信用端末機器から電子メールで
    あることを示す識別情報を含む着信情報を受信したと
    き、 前記情報出力手段は、前記電子メールであることを示す
    識別情報を含む前記着信通知情報を出力することを特徴
    とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のインタフ
    ェース装置。
  13. 【請求項13】 前記情報出力手段が、前記電子メール
    であることを示す識別情報を含む前記着信通知情報を出
    力したとき、外部からのメール読み出し指示に応答し
    て、前記電子メールデータの転送を前記通信用端末機器
    に無線にて指示する送信手段と;前記電子メールデータ
    が転送されたとき、その転送された電子メールデータを
    前記受信手段を介して受け取り、前記電子メールデータ
    を表示情報として、前記テレビジョン受信機に対して出
    力するメール情報出力手段と;を更に備えることを特徴
    とする請求項12に記載のインタフェース装置。
  14. 【請求項14】 予め複数の画像情報及び着信メロディ
    ーの情報の少なくとも一方が記憶された第2記憶装置
    と;前記通信用端末機器に着信がない状態で、外部から
    登録要求がなされたとき、その要求に応答して、前記テ
    レビジョン受信機に対し、表示状態を切り換える第2の
    切り換え信号を出力する登録要求時切り換え信号出力手
    段と;前記第2の切り換え信号が出力されたとき、前記
    テレビジョン受信機に対して登録メニュー画面の表示情
    報を出力するとともに、前記登録メニュー画面の表示情
    報の出力後は、前記テレビジョン受信機の操作用リモコ
    ンを介して入力された指示に応じて、前記第2記憶装置
    に記憶された情報を検索しつつ対話形式で電話番号情報
    とこれに対応する前記画像情報及び前記着信メロディー
    の情報の少なくとも一方とを含む登録情報を作成し、前
    記第1の記憶装置に登録する登録手段と;を更に備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のインタフェース装
    置。
  15. 【請求項15】 予め辞書データが記憶された辞書デー
    タ記憶装置と;前記通信用端末機器に着信がない状態
    で、外部からメール作成要求がなされたとき、その要求
    に応答して、前記テレビジョン受信機に対し、表示状態
    を切り換える第3の切り換え信号を出力するメール作成
    要求時切り換え信号出力手段と;前記第3の切り換え信
    号が出力されたとき、前記テレビジョン受信機に対して
    メール作成画面の表示情報を出力するとともに、前記メ
    ール作成画面の表示情報の出力後は、前記テレビジョン
    受信機の操作用リモコンを介して入力された指示に応じ
    て、前記辞書データ記憶装置に記憶された辞書を用いて
    文字変換を行いつつ、対話形式でメール情報を作成する
    メール作成手段と;前記操作用リモコンを介してメール
    の送信指示が入力されたとき、これに応答して前記作成
    されたメールを前記通信用端末機器に転送するメール転
    送手段と;を更に備えることを特徴とする請求項1〜1
    4のいずれか一項に記載のインタフェース装置。
  16. 【請求項16】 インターネット接続機能を持つ通信用
    端末機器とテレビジョン受信機とを無線回線で接続する
    インタフェース装置であって、 筐体と;前記筐体の外部に少なくとも一部が露出した状
    態で前記筐体に取り付けられたアンテナと;前記アンテ
    ナを介して前記通信用端末機器との間で無線通信を行う
    通信回路と;所定のプログラムに従って、前記アンテナ
    及び前記通信回路を介して前記通信用端末機器との間で
    情報通信を行うとともに、通信される情報に関連する情
    報を前記テレビジョン受信機を介して外部に出力するコ
    ンピュータと;を備えるインタフェース装置。
  17. 【請求項17】 前記コンピュータは、前記通信用端末
    機器に着信があったとき、その着信情報を前記通信用端
    末機器から前記アンテナ及び前記通信回路を介して受信
    する手順と、前記着信情報の入力に応答して、前記テレ
    ビジョン受信機に対し、その表示状態を切り換える第1
    の切り換え信号を出力するとともに、外部に表示させる
    ための前記着信情報に対応する着信通知情報を出力する
    手順とを実行することを特徴とする請求項16に記載の
    インタフェース装置。
  18. 【請求項18】 前記着信情報に相手先の発信番号が含
    まれている場合に、前記コンピュータは、前記着信通知
    情報として、前記着信情報に含まれる発信番号に関連す
    る情報を含む情報を出力することを特徴とする請求項1
    7に記載のインタフェース装置。
  19. 【請求項19】 前記着信情報に含まれる蓋然性の高い
    発信番号とこれに対応する情報とが登録された第1記憶
    装置を更に備え、 前記コンピュータは、前記第1の切り換え信号を出力し
    たとき、前記着信情報に含まれる発信番号に対応する情
    報を発見すべく前記第1記憶装置内部の情報を検索し、
    前記情報が見つかった場合にその情報を含む情報を前記
    着信通知情報として出力することを特徴とする請求項1
    8に記載のインタフェース装置。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータは、前記着信通知情
    報として、音情報を含む情報を出力することを特徴とす
    る請求項17〜19のいずれか一項に記載のインタフェ
    ース装置。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータは、前記着信情報に
    含まれる発信番号に対応する着信メロディーの情報を含
    む前記着信通知情報を出力することを特徴とする請求項
    20に記載のインタフェース装置。
  22. 【請求項22】 前記着信通知情報には、画像情報が含
    まれることを特徴とする請求項17〜21のいずれか一
    項に記載のインタフェース装置。
  23. 【請求項23】 前記コンピュータは、前記着信情報に
    含まれる発信番号に対応する発信者を表す画像の情報を
    含む前記着信通知情報を出力することを特徴とする請求
    項22に記載のインタフェース装置。
  24. 【請求項24】 前記着信情報には、電話と電子メール
    との識別情報が含まれ、 前記コンピュータは、電話であることを示す識別情報を
    含む着信情報を前記通信回路を介して受信したとき、前
    記電話であることを示す識別情報を含む前記着信通知情
    報を出力することを特徴とする請求項17〜23のいず
    れか一項に記載のインタフェース装置。
  25. 【請求項25】 前記着信情報には、電話と電子メール
    との識別情報が含まれ、 前記コンピュータは、電子メールであることを示す識別
    情報を含む着信情報を前記通信回路を介して受信したと
    き、前記電子メールであることを示す識別情報を含む前
    記着信通知情報を出力することを特徴とする請求項17
    〜23のいずれか一項に記載のインタフェース装置。
  26. 【請求項26】 前記コンピュータは、前記電子メール
    であることを示す識別情報を含む前記着信通知情報を出
    力したとき、外部からのメール読み出し指示に応答し
    て、前記電子メールデータの転送を前記通信用端末機器
    に対して前記通信回路を介して無線にて指示する手順
    と、前記電子メールデータが転送されたとき、その転送
    された電子メールデータを前記通信回路を介して受け取
    る手順と、前記電子メールデータを表示情報として、前
    記テレビジョン受信機に対して出力する手順とを順次実
    行することを特徴とする請求項25に記載のインタフェ
    ース装置。
  27. 【請求項27】 予め複数の画像情報及び着信メロディ
    ーの情報の少なくとも一方が記憶された第2記憶装置を
    更に備え、 前記コンピュータは、前記通信用端末機器に着信がない
    状態で、外部から登録要求がなされたとき、その要求に
    応答して、前記テレビジョン受信機に対し、表示状態を
    切り換える第2の切り換え信号を出力する手順と、前記
    テレビジョン受信機に対して登録メニュー画面の表示情
    報を出力する手順と、前記テレビジョン受信機の操作用
    リモコンを介して入力された指示に応じて、前記第2記
    憶装置内部の情報を検索しつつ対話形式で電話番号情報
    とこれに対応する前記画像情報及び前記着信メロディー
    の情報の少なくとも一方とを含む登録情報を作成して前
    記第1記憶装置に登録する手順とを順次実行することを
    特徴とする請求項19に記載のインタフェース装置。
  28. 【請求項28】 予め辞書データが記憶された辞書デー
    タ記憶装置を更に備え、 前記コンピュータは、前記通信用端末機器に着信がない
    状態で、外部からメール作成要求がなされたとき、その
    要求に応答して、前記テレビジョン受信機に対し、表示
    状態を切り換える第3の切り換え信号を出力する手順
    と、前記テレビジョン受信機に対してメール作成画面の
    表示情報を出力する手順と、その後、前記テレビジョン
    受信機の操作用リモコンを介して入力された指示に応じ
    て、前記辞書データ記憶装置に記憶された辞書を用いて
    文字変換を行いつつ、対話形式でメール情報を作成する
    手順と、前記操作用リモコンを介してメールの送信指示
    が入力されたとき、これに応答して前記作成されたメー
    ルを前記通信用端末機器に転送する手順と、を順次実行
    することを特徴とする請求項17〜27のいずれか一項
    に記載のインタフェース装置。
  29. 【請求項29】 前記筐体には、前記所定のプログラム
    が格納された情報記憶媒体を外部から装着可能な端子が
    設けられていることを特徴とする請求項16〜28のい
    ずれか一項に記載のインタフェース装置。
  30. 【請求項30】 前記所定のプログラムが格納された情
    報記憶媒体のドライブ装置を更に備えることを特徴とす
    る請求項16〜28のいずれか一項に記載のインタフェ
    ース装置。
  31. 【請求項31】 前記筐体に設けられたマイクロフォン
    及びカメラの少なくとも一方を更に備えることを特徴と
    する請求項16〜30のいずれか一項に記載のインタフ
    ェース装置。
  32. 【請求項32】 請求項1〜15のいずれか一項に記載
    のインタフェース装置と、該インタフェース装置に電気
    的に接続されたテレビジョン受信機とを備え、前記イン
    タフェース装置と前記テレビジョン受信機とが一体化さ
    れて成ることを特徴とするテレビジョン装置。
  33. 【請求項33】 電話回線に接続されたインターネット
    接続機能を持つ通信用端末機器と;前記通信用端末機器
    に無線回線で接続された請求項1〜31のいずれか一項
    に記載のインタフェース装置と;前記インタフェース装
    置に接続されたテレビジョン受信機と;を備えるテレビ
    システム。
  34. 【請求項34】 前記通信用端末機器は、文字や簡易な
    画像を中心とした情報検索や、電子メールの送受信等の
    インターネットサービスが利用できる加入者サービスに
    対応した通信用端末機器であることを特徴とする請求項
    33に記載のテレビシステム。
  35. 【請求項35】 前記テレビジョン受信機は、表示画面
    を複数画面に分割して複数の画像を同時に表示する多画
    面表示機能を有していることを特徴とする請求項33又
    は34に記載のテレビシステム。
  36. 【請求項36】 前記テレビジョン受信機は、表示画面
    を含む表示部と、チューナーを含む本体部とが別体で構
    成されていることを特徴とする請求項33〜35のいず
    れか一項に記載のテレビシステム。
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