JP2004072472A - 通信端末装置および通信システム - Google Patents
通信端末装置および通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004072472A JP2004072472A JP2002229943A JP2002229943A JP2004072472A JP 2004072472 A JP2004072472 A JP 2004072472A JP 2002229943 A JP2002229943 A JP 2002229943A JP 2002229943 A JP2002229943 A JP 2002229943A JP 2004072472 A JP2004072472 A JP 2004072472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broadcast
- information
- terminal device
- communication terminal
- base station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】通信端末装置1では、放送基地局4から放送を受信する。放送情報記憶部7は、スイッチ8が押された時に通信端末装置1で放送されている放送情報6を記憶する。次に、スイッチ9が押されると、無線通信部3は、放送情報記憶部7で記憶された放送情報6を無線基地局2に送信する。そして、無線通信部3は、放送情報6に基づいた放送関連情報10を無線基地局2から受信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は通信端末装置および通信システムに関し、特に、ユーザの視聴を妨げることなく、ユーザに豊富な種類の情報を提供することのできる通信端末装置および通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話は、従来の通話機能だけではなく、電子メール機能やインターネット閲覧機能などが付加され、広く普及している。一方、現在日本国内で視聴されている地上波アナログ放送に代わる新しい放送として、2003年より地上デジタルテレビ放送が開始される予定になっている。
【0003】
この地上デジタルテレビ放送の技術規格ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting)では、変調方式に多数の搬送波(キャリア)を使うOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用され、ビルによる反射など複数の伝播経路(マルチパス)によるゴースト妨害も抑制が可能となる。また、ISDB−Tではキャリア間隔を規定する伝送モードやキャリアごとの変調方式、有効シンボル長ごとに設ける時間軸方向のガードインターバルがそれぞれ複数規定されており、極めて多数の信号形式が規格の上では許容されている。実際にはこれらの中から、固定受信や移動受信などのサービスに応じて最適な形式が選択されることになる。また、ISDB−Tでは1つのチャンネル(帯域約5.6MHz)を13セグメント(1セグメント=約430KHz)に分割し、これを単位に変調方式を変えることになる。これによって、1つのチャンネルで音声放送とハイビジョン放送、標準固定放送と移動体放送といったように、放送局は任意に信号構成を決定することができる。さらに、ISDB−Tは時間軸方向のインターリブを取入れており、利用する電波も移動体への伝送に適していることから、車載テレビなどの移動体受信機やPDA(Personal Digital Assistants)や携帯電話などの携帯端末でも安定した受信が可能となることが大きな特徴の1つとして挙げられる。
【0004】
以上のことから、近年、携帯電話と地上デジタルテレビ放送とを結び付けた通信・放送融合サービスが期待されている。具体的には、携帯電話上で地上デジタルテレビ放送を視聴し、テレビ放送に関連する情報を通信を介して取得できるようなサービスが提案されている。
【0005】
図5および図6に、地上デジタルテレビ放送の視聴と放送に関連する情報の取得が可能な携帯電話の動作例を示す。図5に示すように、地上デジタルテレビ放送受信機能を内蔵した携帯電話28において、表示部29の上部にテレビ画面30が表示され、表示部29の下部にテレビ放送に関連する情報を取出すためのメニュー画面31が表示される。ここでは、テレビ放送に関連する情報として、番組の登場人物が着用している時計に関する情報、番組の背景で流れているBGM(Back Ground Music)の情報、番組に関するクイズの情報、番組のホームページへのリンクの情報の計4つがメニューとなっている。メニュー画面31に表示される4つのメニューのうち、選択候補になっている1つのメニューの表示色が異なっており、どのメニューが選択候補になっているかが示される。選択候補のメニューは方向スイッチ32の操作により入替わり、決定スイッチ33が押された時の選択候補のメニューが選択されるようになっている。例えば、図5に示すように時計の情報が選択された場合、図6に示すように表示部29の下部に情報画面34が表示され、この中に時計に関する情報が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の携帯電話28においては、以下のような問題がある。
【0007】
すなわち、テレビ画面30とメニュー画面31とが同時に表示されるので、メニュー画面31に気を取られてテレビ画面30に表示されるテレビ番組(コンテンツ)を集中して視聴することができなくなるという問題がある。
【0008】
さらに、メニューの選択操作をして情報の取得および表示を行なうと、より一層テレビ番組に集中できなくなるという問題もある。例えば、ドラマを観ていて登場人物の時計が気に入り、その時計の情報を知らせるメニューに沿って操作して情報を見ようとすると、肝心なドラマを集中して観ることができなくなり、ドラマの面白みが減少してしまうという問題がある。
【0009】
また、番組の進行に従い取得できる情報が入替わって、それによってメニュー画面31に表示されるメニューが入替わることによっても、気を取られてテレビ番組に集中できなくなるという問題がある。
【0010】
また、メニュー画面31の広さは、表示部29からテレビ画面30を除いた広さに制限されているため、一度に表示できるメニューの数には限度がある。そのため、取得できる情報の種類が制限されるという問題もある。
【0011】
また、視聴者のメニュー選択は、番組の進行とは直接関係ないタイミングで行なわれるため、視聴者が番組のどのタイミングで興味を持ったかを伝えることができないという問題もある。例えば、「今映った時計の情報が欲しい。」「今放送された映像をもう一度見たい。」という番組の進行に関わる要求に答えることができないという問題である。また、通信システムにおいて視聴者が番組のどのタイミングで興味を持ったかを把握することができないため、メニュー選択の情報を集計してマーケティングに利用することも難しい。
【0012】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、番組視聴に集中でき、取得できる情報の種類を増やすことができ、視聴者が番組のどのタイミングで興味を持ったかを把握することができる通信端末装置および通信システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、通信端末装置は、基地局と通信を行なう通信手段と、放送基地局からの放送を受信する放送受信手段と、受信した放送に含まれる放送情報を記憶する放送情報記憶手段とを備える通信端末装置であって、放送情報記憶手段は、ユーザの指示があった時に行なわれている放送に含まれる前記放送情報を記憶し、通信手段は、放送情報記憶手段で記憶された放送情報を基地局に送信し、基地局より放送情報に関連する放送関連情報を受信することを特徴とする。
【0014】
また、上述の放送情報は、受信した放送が行なわれた時刻を表わす時間情報と、チャンネルを表わすチャンネル情報とを含むことが望ましい。
【0015】
また、上述の放送関連情報は、放送情報に基づき、基地局に接続されたネットワーク上のサーバから抽出されることが望ましい。
【0016】
また、上述の放送関連情報は、受信した放送の画像情報と音声情報との少なくとも一方を含むことが望ましい。
【0017】
また、上述の放送関連情報は、受信した放送の画像と音声との少なくとも一方で表わされた物品に関する物品情報を含むことが望ましい。
【0018】
また、上述の放送関連情報は、受信した放送に付随するデータ情報を含むことが望ましい。
【0019】
また、上述の通信手段は、ユーザからの指示があった時に、放送情報を基地局に送信することが望ましい。
【0020】
また、上述の通信手段は、携帯電話システムの無線通信手段であることが望ましい。
【0021】
また、上述の放送受信手段は、地上デジタルテレビ放送システムの放送受信手段であることが望ましい。
【0022】
また、上述の通信手段は、基地局より放送関連情報に含まれる情報の種類を示す情報リストを受信し、情報リストの中から選択された情報を示す情報選択信号を基地局に送信することが望ましい。
【0023】
本発明の他の局面に従うと、通信システムは、上述の通信端末装置と、通信端末装置と通信を行なう基地局とからなる通信システムであって、基地局は、通信端末装置から放送情報を受信し、複数の受信した放送情報を集計して放送視聴情報を抽出する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0025】
図1は、本実施の形態における通信システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態における通信システムには、通信端末装置1と、無線基地局2とが含まれる。上述の通信端末装置1と無線基地局2とは、無線による通信を行なう。また、通信端末装置1は、放送基地局4からの放送を受信する。さらに、無線基地局2は、ネットワーク13を介して、サーバ14と通信を行なう。
【0026】
さらに図1を参照して、本実施の形態における通信端末装置1は、無線基地局2との間で送信および受信を行なう無線通信部3と、放送基地局4からの放送を受信する放送受信部5と、放送基地局4から受信した放送に含まれる放送情報6を記憶する放送情報記憶部7とを備える。そして、通信端末装置1では、放送受信部5で放送基地局4から受信した放送に対する処理を実行する。ここでの放送に対する処理の実行は、放送基地局4から放送受信部5が放送を受信したタイミングと同時に実行されるものとして説明を行なう。すなわち、放送されている時と、放送受信部5が放送を受信した時とが同じであるものとして説明を行なう。しかし、放送に対する処理の実行の時は、上述のタイミングに限定されるものではない。
【0027】
放送情報記憶部7は、スイッチ8が押された時に放送されている、放送情報6を記憶する。
【0028】
無線通信部3は、スイッチ9が押された時に、放送情報記憶部7で記憶された放送情報6を無線基地局2に送信する。
【0029】
無線通信部3は、放送情報6に関連する放送関連情報10を無線基地局2より受信する。
【0030】
ここで、放送情報6は、受信した放送が行なわれた時刻を表わす時間情報11と、チャンネルを表わすチャンネル情報12とを含む。また、上述以外の、受信した放送に関する情報が含まれていてもよい。
【0031】
また、放送関連情報10は、放送情報6に基づき、無線基地局2に接続されたネットワーク13上のサーバ14から抽出される情報であって、受信した放送の画像情報15と、音声情報16と、受信した放送の画像または音声で表わされた物品に関する物品情報17と、受信した放送に付随するデータ情報18とを含む。また、上述以外の、受信した放送に関する情報が含まれていてもよい。
【0032】
ここで、無線通信部3は、携帯電話システムの無線通信手段であり、放送受信部5は、地上デジタルテレビ放送システムの放送受信手段である。
【0033】
なお、本実施の形態における通信端末装置1は、一般的な携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の通信端末であって、上述の構成要素以外に、CPU(Central Processing Unit)等の構成要素も含むものとする。なお、以下の説明においては、上述の通信端末装置1を、具体的に携帯電話19であるものとする。
【0034】
次に、図1に示す本実施の形態の通信端末装置1である携帯電話19において、放送関連情報10を取得する際の具体例を図2、図3、図4に示す。図2〜図4に基づいて、以下に、本実施の形態の通信システムにおける通信処理について説明する。なお、以下の通信処理は、通信端末装置1である携帯電話19と無線基地局2に備えられる装置(図示せず)のCPU(図示せず)が、ROM(ReadOnly Memory)等の記憶装置(図示せず)に記憶されているプログラムを読出して実行することによって実現される。
【0035】
まず、図2を参照して、地上デジタルテレビ放送受信機能を内蔵した携帯電話19においては、表示部20の上部にテレビ画面21が表示される。
【0036】
この場合、視聴者は、例えばドラマを観ていて登場人物の時計を気に入り、時計の情報が欲しいと思った時には、スイッチ22を押す。これにより、スイッチ22が押された時点の時間情報11とチャンネル情報12とを含む放送情報6が、放送情報記憶部7に記憶される。なお、上述のスイッチ22は、上述の通信端末装置1についての説明における、スイッチ8に該当する。
【0037】
さらに、視聴者は、ドラマを観終わった後などの任意の時間に、スイッチ23を押す。すると、無線通信部3は、放送情報記憶部7に記憶された放送情報6を無線基地局2に対して送信する。なお、上述のスイッチ23は、上述の通信端末装置1についての説明における、スイッチ9に該当する。
【0038】
携帯電話19から放送情報6を受信した無線基地局2は、ネットワーク13を介して、サーバ14から、放送情報6に関連する放送関連情報10を抽出する。そして、放送関連情報10に含まれる情報の種類を表わす情報リストを携帯電話19に送信する。
【0039】
無線通信部3において無線基地局2から情報リストを受信した携帯電話19は、図3に示すように、表示部20に、テレビ放送に関連する情報を取出すためのメニュー画面24を表示する。ここでは、テレビ放送に関連する情報として、スイッチ22が押された時に番組の登場人物が着用していた服と時計と帽子とに関する情報と、番組の登場人物がいた店とその店のある街との情報と、番組の登場人物を演じていた役者の情報と、番組の背景で流れていたBGMの情報と、スイッチ22が押された時の番組の再視聴と、番組に関するクイズの情報と、番組のホームページへのリンクの情報との計10個がメニューとなっている。
【0040】
メニュー画面24に表示される10つのメニューのうち、選択候補になっている1つのメニューの表示色が異なっており、どのメニューが選択候補になっているかが示される。選択候補のメニューは、方向スイッチ25の操作により入替わり、決定スイッチ26が押された時の選択候補のメニューが選択されるようになっている。
【0041】
例えば、図3に示すように時計の情報が選択された場合、携帯電話19は、無線通信部3より、無線基地局2に対して、情報リストの中から時計の情報が選択されたことを表わす情報選択信号を送信する。
【0042】
上述の情報選択信号を携帯電話19より受信すると、無線基地局2は、時計の情報を、ネットワーク13を介して、サーバ14より取得する。そして、取得した時計の情報を、携帯電話19に送信する。
【0043】
時計の情報を無線基地局2から受信した携帯電話19は、図4に示すように、表示部20に表示される情報画面27の中に時計に関する情報を表示する。
【0044】
また例えば、メニュー画面24に表示される10つのメニューから再視聴のメニューが選択された場合は、スイッチ22が押された時に放送されていた所定時間(前後数秒間など)の番組の画像情報と音声情報とが、上述と同様にサーバ14から取得される。そして、携帯電話19は、受信した再視聴のための情報をテレビ画面21に表示する。なお、取得される画像情報と音声情報との時間は、再視聴のメニューを選択した時に時間入力メニューを表示して視聴者が指定するようになっていてもよい。
【0045】
なお、図4で示した情報画面27は、図6に示すように、テレビ画面と同時に表示してもよい。また、スイッチ22とスイッチ23とは異なるスイッチとしたが、同一のスイッチであってもよい。
【0046】
以上のように、本実施の形態における通信端末装置1は、無線基地局2より、放送情報6に基づいた放送関連情報10を受信するので、図3に示すように、多くの種類の情報を取得することができる。また、スイッチ22が押されたタイミングは番組の進行と関連付けられるため、通信端末装置1は、視聴者が番組のどのタイミングで興味を持ったかを無線基地局2に伝えることができる。
【0047】
また、放送情報6が、受信した放送が行なわれた時刻を表わす時間情報11とチャンネルを表わすチャンネル情報12とを含むので、視聴者がいつの、どのチャンネルの放送に関する情報を欲しているかを無線基地局2に容易に伝えることができる。
【0048】
また、無線基地局2は、放送情報6に基づいて放送関連情報10を、無線基地局2に接続されたネットワーク13上のサーバ14から抽出する。そのため、通信端末装置1は、ネットワーク13を介して多くの関連情報を得ることができる。
【0049】
また、放送関連情報10が、受信した放送の画像情報15または音声情報16を含むので、受信した放送と同じ内容あるいはそれに準ずる内容を再び視聴することができる。
【0050】
また、放送関連情報10が、受信した放送の画像または音声で表された物品に関わる物品情報を含むので、視聴者は、放送で提示された物品情報を容易に得ることができる。
【0051】
また、放送関連情報10が、受信した放送に付随するデータ情報を含むので、放送に関するデータ情報を容易に得ることができる。
【0052】
また、本実施の形態の通信端末装置1では、所定のスイッチ8が押された時の放送情報6が記憶され、所定のスイッチ9が押された時に、記憶された放送情報6が無線通信部3から送信される。このため、視聴者は、番組の視聴を妨げられることなく、番組に関する情報を記憶されることができ、そして、記憶させておいた情報に基づいて、任意の時間にメニュー画面24を表示して情報を取得することができる。そのため、視聴者は、番組視聴に集中することができる。また、番組の視聴後にメニュー画面24を表示部20の全体に表示させることもできる。このため、視聴者の番組視聴を妨げないので、メニュー画面24が広くすることができ、一度に表示できるメニューの数を増やすことができる。なお、上述において、放送情報6を記憶するタイミングおよび送信するタイミングは、所定のスイッチ8および9が押された時である説明を行なったが、これらのタイミングはスイッチ操作に限定されず、その他の視聴者からの指示であってもよい。
【0053】
また、本実施の形態の通信端末装置1では、無線通信部3が携帯電話システムの無線通信手段であるので、無線通信を容易に行なうことができ、ネットワーク13からの情報取得も容易になる。
【0054】
また、本実施の形態の通信端末装置1では、放送受信部5が地上デジタルテレビ放送システムの放送受信手段であるので、移動中でも安定してテレビ視聴することができ、受信した放送が行なわれた時刻を表わす時間情報11とチャンネルを表わすチャンネル情報12とを放送基地局4より容易に得ることができる。
【0055】
また、本実施の形態の通信端末装置1では、無線通信部3が放送関連情報10に含まれる情報の種類を表わす情報リストを無線基地局2より受信し、情報リストの中から選択された情報を指し示す情報選択信号を無線基地局2へ送信するので、放送関連情報10に含まれる多くの情報から所望の情報を選択しやすくなる。
【0056】
[変形例]
次に、本発明の実施の形態の変形例における通信システムを、図1を用いて説明する。
【0057】
変形例における通信システムには、複数の通信端末装置1が含まれる。そして、複数の通信端末装置1から発信された複数の放送情報6を、無線基地局2で受信する。
【0058】
無線基地局2は、複数の放送情報6を集計することにより、放送視聴情報を抽出する。すなわち、放送情報6には、個々の視聴者が情報を欲しいと考えた時の、放送が行なわれた時刻を表わす時間情報11とチャンネルを表わすチャンネル情報12とが含まれている。そして、無線基地局2は、複数の視聴者から送られる放送情報6を集計することにより、視聴者がいつの、どのチャンネルの放送に関する情報に興味を示したかという放送視聴情報を抽出する。
【0059】
本実施の形態の変形例における通信システムがこのような構成であることによって、視聴者が番組のどのタイミングで興味を持ったかを把握することができ、マーケティングに利用することが容易になる。
【0060】
さらに、上述の通信システムにおいて行なわれる通信方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0061】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0062】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における通信システムの構成の具体例を示す図である。
【図2】図1に示す本実施の形態の通信端末装置1である携帯電話19において、放送関連情報10を取得する際の具体例を示す図である。
【図3】図1に示す本実施の形態の通信端末装置1である携帯電話19において、放送関連情報10を取得する際の具体例を示す図である。
【図4】図1に示す本実施の形態の通信端末装置1である携帯電話19において、放送関連情報10を取得する際の具体例を示す図である。
【図5】従来の通信端末装置において、放送関連情報を取得する際の具体例を示す図である。
【図6】従来の通信端末装置において、放送関連情報を取得する際の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信端末装置、2 無線基地局、3 無線通信部、4 放送基地局、5 放送受信部、6 放送情報、7 放送情報記憶部、8,9,22,23 スイッチ、10 放送関連情報、11 時間情報、12 チャンネル情報、13 ネットワーク、14 サーバ、15 画像情報、16 音声情報、17 物品情報、18 データ情報、19 携帯電話、20 表示部、21 テレビ画面、24 メニュー画面、25 方向スイッチ、26 決定スイッチ、27 情報画面、28 従来の携帯電話、29 従来の携帯電話の表示部、30 従来の携帯電話のテレビ画面、31 従来の携帯電話のメニュー画面、32 従来の携帯電話の方向スイッチ、33 従来の携帯電話の決定スイッチ、34 従来の携帯電話の情報画面。
Claims (11)
- 基地局と通信を行なう通信手段と、
放送基地局からの放送を受信する放送受信手段と、
前記受信した放送に含まれる放送情報を記憶する放送情報記憶手段とを備える通信端末装置であって、
前記放送情報記憶手段は、ユーザの指示があった時に行なわれている放送に含まれる前記放送情報を記憶し、
前記通信手段は、前記放送情報記憶手段で記憶された放送情報を前記基地局に送信し、前記基地局より前記放送情報に関連する放送関連情報を受信することを特徴とする、通信端末装置。 - 前記放送情報は、前記受信した放送が行なわれた時刻を表わす時間情報と、チャンネルを表わすチャンネル情報とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記放送関連情報は、前記放送情報に基づき、前記基地局に接続されたネットワーク上のサーバから抽出されることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記放送関連情報は、前記受信した放送の画像情報と音声情報との少なくとも一方を含むことを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記放送関連情報は、前記受信した放送の画像と音声との少なくとも一方で表わされた物品に関する物品情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記放送関連情報は、前記受信した放送に付随するデータ情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記通信手段は、ユーザからの指示があった時に、前記放送情報を前記基地局に送信する、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記通信手段は、携帯電話システムの無線通信手段であることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記放送受信手段は、地上デジタルテレビ放送システムの放送受信手段であることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記通信手段は、前記基地局より前記放送関連情報に含まれる情報の種類を示す情報リストを受信し、前記情報リストの中から選択された情報を示す情報選択信号を前記基地局に送信することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の通信端末装置と、
前記通信端末装置と通信を行なう基地局とからなる通信システムであって、
前記基地局は、前記通信端末装置から放送情報を受信し、複数の前記受信した放送情報を集計して放送視聴情報を抽出する、通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002229943A JP2004072472A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 通信端末装置および通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002229943A JP2004072472A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 通信端末装置および通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004072472A true JP2004072472A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32016166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002229943A Pending JP2004072472A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 通信端末装置および通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004072472A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005277783A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Omron Entertainment Kk | 端末装置、サーバ装置、通信ネットワークシステム、端末装置の制御方法、サーバ装置の制御方法、通信ネットワークの制御方法、プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
WO2005109831A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 放送受信機能付き携帯電話機 |
JP2006148830A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-08 | Nec Corp | 情報配信方法、装置及び記憶媒体 |
JP2007150443A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Nec Corp | 番組配信システム |
WO2007072827A1 (ja) * | 2005-12-21 | 2007-06-28 | Kyocera Corporation | 携帯通信端末 |
JP2007295550A (ja) * | 2007-03-29 | 2007-11-08 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
JP2008017474A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Lenovo (Beijing) Co Ltd | 移動通信ネットワークとビデオ放送ネットワークとを融合する通信システム及び通信方法 |
JP2009199459A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ提供システム、サーバ装置及びコンテンツ提供方法 |
JP2010136412A (ja) * | 2010-01-15 | 2010-06-17 | Kyocera Corp | 放送受信機能付き携帯電話機 |
JP2015526935A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-09-10 | グーグル・インコーポレーテッド | デジタルコンテンツを再生しながらコンテキストをブラウズするためのモバイルユーザインターフェース |
-
2002
- 2002-08-07 JP JP2002229943A patent/JP2004072472A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005277783A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Omron Entertainment Kk | 端末装置、サーバ装置、通信ネットワークシステム、端末装置の制御方法、サーバ装置の制御方法、通信ネットワークの制御方法、プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP4505257B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2010-07-21 | 京セラ株式会社 | 放送受信機能付き携帯電話機 |
WO2005109831A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 放送受信機能付き携帯電話機 |
JP2005328167A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 放送受信機能付き携帯電話機 |
US8428560B2 (en) | 2004-05-12 | 2013-04-23 | Kyocera Corporation | Mobile telephone having broadcast reception function |
JP2006148830A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-08 | Nec Corp | 情報配信方法、装置及び記憶媒体 |
JP4654665B2 (ja) * | 2004-11-25 | 2011-03-23 | 日本電気株式会社 | 情報配信方法、装置及び記憶媒体 |
JP2007150443A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Nec Corp | 番組配信システム |
WO2007072827A1 (ja) * | 2005-12-21 | 2007-06-28 | Kyocera Corporation | 携帯通信端末 |
KR101012974B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2011-02-11 | 교세라 가부시키가이샤 | 휴대 통신 단말 |
CN101341674B (zh) * | 2005-12-21 | 2013-03-27 | 京瓷株式会社 | 便携式通信终端 |
JP2007174179A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
US8583184B2 (en) | 2005-12-21 | 2013-11-12 | Kyocera Corporation | Portable communication terminal |
JP2008017474A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Lenovo (Beijing) Co Ltd | 移動通信ネットワークとビデオ放送ネットワークとを融合する通信システム及び通信方法 |
JP2007295550A (ja) * | 2007-03-29 | 2007-11-08 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
JP2009199459A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ提供システム、サーバ装置及びコンテンツ提供方法 |
JP2010136412A (ja) * | 2010-01-15 | 2010-06-17 | Kyocera Corp | 放送受信機能付き携帯電話機 |
JP2015526935A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-09-10 | グーグル・インコーポレーテッド | デジタルコンテンツを再生しながらコンテキストをブラウズするためのモバイルユーザインターフェース |
US10268343B2 (en) | 2012-06-06 | 2019-04-23 | Google Llc | Mobile user interface for contextual browsing while playing digital content |
US10928983B2 (en) | 2012-06-06 | 2021-02-23 | Google Llc | Mobile user interface for contextual browsing while playing digital content |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1641266A2 (en) | System and method for providing advertisement music | |
WO2006003490A1 (en) | Multiple services within a channel-identification in a device | |
US20070061858A1 (en) | Digital television receiving system | |
WO2003090482A1 (en) | Method, system and user terminal for collecting information on audience of broadcast media stream | |
WO2006006019A1 (en) | System and method for program guides | |
JP2004535117A (ja) | セルラー電話および他のユーザーのためのマルチメディア放送サービスおよび放送受信を可能とする修正simカード | |
JP2003209759A (ja) | データ放送受信装置およびデータ放送受信システム | |
JP5386161B2 (ja) | 情報提供システム | |
CN102685414A (zh) | 一种处理手机电视频道的方法及装置 | |
JP2004072472A (ja) | 通信端末装置および通信システム | |
US20040017388A1 (en) | Integrated content guide for interactive selection of content and services on personal computer systems with multiple sources and multiple media presentation | |
KR20060049777A (ko) | 방송 프로그램 정보 표시 장치 및 방송 프로그램 정보 표시방법 | |
JP3986863B2 (ja) | 情報配信システム、情報配信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム | |
KR101373336B1 (ko) | 방송수신 휴대단말기 | |
WO2005041505A1 (en) | Digital radio broadcast transmitting/ receiving system for providing download service of data files related to broadcast contents and method therefor | |
CN108184145A (zh) | 电视频道推荐方法、设备及计算机可读存储介质 | |
US20080134241A1 (en) | Broadcast receiver capable of enlarging broadcast-related information on screen and method of controlling the broadcast receiver | |
JP4467011B2 (ja) | ゲームシステム、プログラムおよび情報記憶媒体 | |
CN103796077B (zh) | 实现在线购物的方法和装置以及系统 | |
JP4838548B2 (ja) | 携帯端末 | |
CN103813200B (zh) | 信息处理的方法和电子设备 | |
JP2007311917A (ja) | 放送受信装置、視聴率測定システム、視聴率測定方法および視聴率測定プログラム | |
CN101467450A (zh) | 无线媒体播放器 | |
JP3990928B2 (ja) | テレビジョン放送受信装置、再生方法及びプログラム | |
JP2006333412A (ja) | 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラムおよびコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |