JP4822788B2 - 機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置 - Google Patents

機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置 Download PDF

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Description

本発明は、車輪と前記車輪を遊転支持する軸部が取り付けられた車輪フレームとからなり、載置部に対して機器を支持するキャスタを備えた機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置に関する。
従来、重量の大きな機器を支持すると共に該機器を容易に移動させることのできる支持機構としてキャスタが汎用されている。
例えば、以下に示す特許文献1には、固定してから使用しなければならない移動装置のキャスタの為に、ストッパーの作動中を検出できるようにすることを目的として、移動装置の底部から下方に伸びる固定軸は平面状ベアリングの中心から立設し、該ベアリングによって回動する車輪フレームには固定軸の真下から偏心して固定軸と直交する車軸を設け、車軸に車輪を取付けて移動装置を任意方向に移動可能とすると共に、該車軸には車軸を中心にシーソー運動をして車輪をロックするロック板を設け、ロック板の一方に設けた操作部が上に動いて解除、下に動いてロックするロック機構付きキャスタにおいて、固定軸を中心とする円盤状の押板を固定軸に遊嵌し、移動装置の底部には可動端を押板にのぞませたスイッチを設け、前記ロック板の操作部の反対の駆動端はロック時に押板と当接し、バネ力もしくは重力に抗して上昇する押板が可動端を介してスイッチを切換えることを特徴とするロック検出機構付きキャスタが提案されている。
近年、地震等の災害により破損した機器による火災等の二次災害を回避すべく、機器に安全装置を設ける必要性が高まっているが、地震による振動を検出するような加速度センサは一般に高価であり、そのようなセンサを用いて機器の姿勢を検出するためには複数のセンサを配置しなければならないという問題がある。
そのような機器の設置姿勢を検出して機器が転倒したときに電源を遮断する安全装置として、特許文献2には、支持基板の下面に設けた可動板の第1の接点と、上記第1の接点に対峙して第2の接点を設けた固定板と、機器本体の底面より突出する上下に摺動自在の摺動体とを設け、機器本体が設置面に設置した第1の状態では自重によって上記摺動体が上記可動板を押圧して上記第1及び第2の接点を短絡させ、機器本体が設置面より前あるいは後に転倒した第2の状態では上記摺動体が上記可動板のバネ性により押圧を解除させて、上記第1及び第2の接点間を開成状態にする転倒スイッチを設けて、機器が転倒したときに機器への全ての給電を停止する姿勢検出機構を構成する技術が提案されている。
特開平11−165501号公報 特開平10−12106号公報
上述した従来の姿勢検出機構を、上述のキャスタにより支持される重量の大きな機器にそのまま取り付けることは機構、サイズ、強度等の観点で困難であり、また機器の底面からそのような姿勢検出機構が延出配置されると美観を損なうという問題もある。さらに、キャスタにより機器を移動させるような場合に、姿勢検出機構が床面に引っかかり破損する虞もある。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、美観を損なわず、また、容易に破損することなく、確実に機器の設置姿勢の異常を検出できる機器の支持機構及びそのような支持機構を備えてなる画像形成装置の安全装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による機器の支持機構の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、車輪と前記車輪を遊転支持する軸部が取り付けられた車輪フレームとからなり、載置部に対して機器を支持するキャスタを備えた機器の支持機構であって、前記載置部に接当して前記機器を支持する支持姿勢と、前記支持姿勢とは異なる非支持姿勢とに切替自在な姿勢切替機構を介して前記キャスタを前記機器の底部に取り付けるとともに、前記キャスタが前記支持姿勢であるか前記非支持姿勢であるかを検出する姿勢検出機構を設けてあり、前記姿勢切替機構を前記軸部に平行な軸心周りに揺動可能なヒンジ機構で構成して、前記姿勢検出機構を前記車輪フレームの上面が前記底部と接当する前記支持姿勢と、前記ヒンジ機構により揺動して前記車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢の何れであるかを検出するように構成してある点にある。
上述の構成によれば、通常の使用状態では、支持姿勢を保つキャスタにより、載置部である床等に対して機器が所定の姿勢で支持されるが、前記機器が地震による揺れ等によって転倒したり、傾斜する際に、前記姿勢切替機構により前記キャスタが前記非支持姿勢に切替えられるようになる。前記姿勢検出機構により前記キャスタが支持姿勢であるか非支持姿勢であるかが検出されるので、それに対応して必要な対処を行なうことができるようになる。
つまり、正常な設置姿勢では、車輪フレームが機器の重量で押圧されることにより、車輪フレームの上面が前記底部と接当する前記支持姿勢に維持され、機器が転倒または振動により床面から浮き上がるような場合には、ヒンジ機構により車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢に切り替わるため、車輪フレームがその何れの姿勢であるかを姿勢検出機構により検出することができるようになる
従って、前記機器の支持機構と別途に前記姿勢検出機構を備える必要がなく、支持機構をそのまま姿勢検出のための機構に兼用させているために、部品点数を大幅に増やすことなく機器の製造コストを抑えながらも、美観を損なわず、また、容易に破損することなく、確実に機器の設置姿勢の異常を検出できるようになった。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記ヒンジ機構に前記キャスタを前記支持姿勢から前記非支持姿勢に付勢する付勢機構を設けている点にある。
上述の構成によれば、機器が転倒または振動により床面から浮き上がるような場合に、付勢機構により車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢に強制的に切替えられるので、確実に非支持姿勢を検出することができるようになる。一方、正常な設置姿勢では、車輪フレームが機器の重量で押圧されることにより、車輪フレームの上面は付勢機構による付勢力に抗して前記底部と接当する前記支持姿勢に維持される。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記非支持姿勢における前記キャスタの揺動角度を所定範囲内に規制する姿勢規制機構を備えている点にある。
上述の構成によれば、ヒンジ機構により車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢に揺動する場合に、姿勢規制機構により前記キャスタの揺動角度、つまり、車輪フレームの上面と機器の底面との成す角度が所定範囲内に規制されるので、例えば地震により機器が跳ね上がって、キャスタが揺動した状態から正常な設置姿勢に落下するような場合であっても、その揺動角度が制限されているので揺動角度が大なる逆方向へ揺動して破損するような異常な状態を回避することができるのである。
本発明による画像形成装置の安全装置の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成を備えた機器の支持機構を備え、電源トランスの一次側から第一の負荷に給電する一次側電源ラインと、前記電源トランスの二次側から第二の負荷に給電する二次側電源ラインに電源ラインが分岐され、前記第二の負荷により前記第一の負荷が制御される画像形成装置の安全装置であって、前記姿勢検出機構により前記脚部が非支持姿勢であることが検出されたときに前記一次側電源ラインへの給電を遮断する電源遮断回路を備えてある点にある。
上述の構成によれば、画像形成装置が地震による揺れ等によって床面から浮き上がったり、転倒したり、傾斜したことが前記姿勢検出機構により検出されると、電源遮断回路により一次側電源ラインへの給電が遮断されるので、大容量の一次側負荷及びその周辺に生じる異常により火災等の重大な二次災害を回避することができる一方、二次側電源ラインへの給電は維持されているので前記機器の全体の動作停止は回避することができるのである。
以上、説明した通り、本発明によれば、美観を損なわず、また、容易に破損することなく、確実に機器の設置姿勢の異常を検出できる機器の支持機構及びそのような支持機構を備えてなる画像形成装置の安全装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明による機器の支持機構を画像形成装置の安全装置に適用した場合の実施形態について説明する。
機器の一例である前記デジタル複合機1は、図1に示すように、複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能を備え、各種の動作メニューを設定する複数のメニュー設定キーや、設定されたメニューで複写動作やファクシミリ動作等を起動するスタートキー等が配置された操作部11と、原稿載置部12にセットされた一連の原稿を順次読込んで電子データに変換する画像読取部13と、前記画像読取部13によって電子データに変換された画像データに基づいて用紙上にトナー像を形成して出力する電子写真方式の画像形成部14と、用紙が収容された給紙カセット15と、底面板金17の四隅に設けられたキャスタ16等を備えて構成されている。
本発明による支持機構は、上述のキャスタ16の一つに組み込まれ、図2に示すように、前記機器1の底部17に設けられ、載置部Aである床面等に対して前記機器を支持する車輪22と前記車輪22を遊転支持する軸部23が取り付けられた車輪フレーム24とからなるキャスタ16を備えて構成されている。
前記支持機構は、載置部Aに接当して前記機器1を支持する支持姿勢と、前記支持姿勢とは異なる非支持姿勢とに切替自在な姿勢切替機構7を介して前記キャスタ16を前記機器1の底部17に取り付けるとともに、前記キャスタ16が前記支持姿勢であるか前記非支持姿勢であるかを検出する姿勢検出機構8を設けて構成されている。
前記姿勢切替機構7は、前記機器1の底部17にボルト18により締着され、前記軸部23に平行な軸心周りに揺動可能なヒンジ機構21で構成されるとともに、前記ヒンジ機構21に前記キャスタ16を前記支持姿勢から前記非支持姿勢に付勢する付勢機構29としての捻りバネが介装されている。
従って、前記機器1が正常に設置されているときには、前記車輪フレーム24が機器1の重量で押圧されることにより、前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と接当する支持姿勢に維持され、前記機器1が転倒または振動により床面から浮き上がるような場合には、ヒンジ機構21により前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と離間する非支持姿勢に切り替わるように構成されている。尚、前記機器1が転倒または振動により床面から浮き上がるような場合に、前記付勢機構29により前記車輪フレーム24が確実に非支持姿勢に切り替わるように底部17から離間する方向に揺動付勢されている。
さらに、非支持姿勢における前記キャスタ16の揺動角度を所定範囲内に規制する姿勢規制機構25を設けてある。前記姿勢制御機構25は、前記底部17にビス18で固定された姿勢制御板26と、前記姿勢制御板26に穿たれた溝穴(図中、上下の破線で囲まれる領域)に一端側が挿入された姿勢制御棒27により構成され、前記姿勢制御棒27の他端側が前記車輪フレーム24に溶着されている。
従って、ヒンジ機構により車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢に揺動する場合に、姿勢規制機構により前記キャスタの揺動角度、つまり、車輪フレームの上面と機器の底面との成す角度が所定範囲内に規制されるので、例えば地震により機器が跳ね上がって、キャスタが揺動した状態から正常な設置姿勢に落下するような場合であっても、その揺動角度が制限されているので揺動角度が大なる逆方向へ揺動して破損するような異常な状態を回避することができるのである。
前記姿勢検出機構8は、前記車輪フレーム24の上面に形成された凸部82と、前記凸部82により作動するマイクロスイッチ80とで構成され、図2(a)に示すように、前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と接当するときには、前記マイクロスイッチ80に取り付けられ下方に揺動付勢された揺動レバー81が前記凸部82により上方へ押圧揺動する、つまり支持姿勢に移行することにより設置姿勢が正常状態であると検出し、図2(b)に示すように、前記ヒンジ機構21により前記車輪フレーム24が揺動して前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と離間するときには、前記凸部82が前記揺動レバー81と離間する、つまり非支持姿勢に移行することにより設置姿勢が異常状態であると検出する。
以下に、上述の支持機構に備えられる姿勢検出機構8を画像形成装置の安全装置に適用した場合の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、図1に示した画像形成装置1が二系統の電源構成を装置内部に有しているものとして説明する。
前記デジタル複合機1の電源回路は、図4に示すように、メインスイッチ5を介して商用電源から給電される電源トランス4の一次側から第一の負荷2に給電する一次側電源ライン20と、前記電源トランス4の二次側から第二の負荷3に給電する二次側電源ライン30に電源ラインが分岐され、前記第二の負荷3により前記第一の負荷2が制御されるように構成されている。
詳述すると、前記一次側電源ライン20には前記画像形成部14に備えた定着器の熱源であるヒータが第一の負荷2として接続され、前記二次側電源ライン30には、前記電源トランス4で降圧されたAC電圧をDC電圧に変換するAC/CD変換器としての二次側電源回路31と、前記デジタル複合機1による画像形成動作に関連するモータやクラッチ等の内蔵機器群34と、前記内蔵機器群34を所定タイミングで駆動制御するマイクロコンピュータを備えた制御部32等でなる第二の負荷3が接続され、前記制御部32により前記第一の負荷2であるヒータや前記内蔵機器群34が制御されるように構成されている。
前記制御部32の構成については詳述しないが、プリンタとして作動する場合にプリントデータをスプールするメモリ、ファクシミリとして作動する場合には外部回線と接続するNCU回路、画像データの符号・複合化処理部、画像データを蓄積するメモリ等を備えている。
前記デジタル複合機1の安全装置は、前記デジタル複合機1の設置姿勢の異常を検出する上述の姿勢検出機構を備え、前記姿勢検出機構により設置姿勢の異常が検出されたときに前記一次側電源ライン20への給電を遮断する電源遮断回路6を備えて構成されている。
前記姿勢検出機構は、前記デジタル複合機1が床面Aに正常に載置されているときには、図2(a)に示すように、前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と接当するときには前記マイクロスイッチ80がオン状態となり、地震による振動等により前記デジタル複合機1が床面Aから浮き上がったり転倒するときには、図2(b)に示すように、前記車輪フレーム24の上面が前記底部17と離間し、前記マイクロスイッチ80がオフ状態となる。
前記制御部32は、前記姿勢検出機構8による検出状態に基づいて、設置姿勢が異常であると判断すると、前記電源遮断回路6を遮断して前記ヒータへの給電を停止する。具体的には、前記電源遮断回路6をリレー回路で構成し、前記制御部32による制御信号によりリレーコイルを作動または非作動状態に切替えてリレー接点の接続状態を切替えることにより実現できるものである。尚、前記マイクロスイッチ70の信号により前記リレーコイルを直接制御するように構成すれば、前記制御回路32を介さずに直接制御できるようになる。
上述の構成によれば、前記画像形成装置が地震による揺れ等によって転倒したり、専用デスクからはみ出したり落下した際に、前記一次側電源ラインへの給電を遮断するので、大容量の一次側負荷及びその周辺に異常が生じることによる重大な二次災害を回避することができる一方、二次側電源ラインへの給電は維持しているので前記画像形成装置全体の動作停止は回避することができるのである。
さらに、図5に示すように、前記第二の負荷3としての制御部32には、前記第一の負荷2としてのヒータの異常を検出する異常検出部35を備え、前記異常検出部35が前記電源遮断回路6の作動時に異常検出動作を停止するように構成することにより、前記第一の負荷2への給電が遮断された状態であっても、擬似正常状態として前記第一の負荷2以外の部分の動作を続行させることができるように構成されている。
正常状態において、前記制御部32は、前記ヒータの温度を検出するサーミスタ(図示せず)からの検出温度信号に基づいて前記定着器のローラ温度を所定温度に維持すべく、半導体リレー等を用いて前記ヒータへの供給電力を制御するように構成されており、前記異常検出部35は、前記ヒータへの給電により変動する温度が異常レベルとなるか否かをサーミスタによる検出温度信号に基づいて判断するもので、ヒータの異常と判断すると、前記操作部11に故障発生の旨の表示を行ない、装置を停止制御するように構成されている。
装置の設置姿勢が異常であると検出される場合には、前記電源遮断回路6により前記ヒータへの給電が遮断される結果、前記異常検出部35によりヒータが断線して昇温できないと判断してヒータの異常が発生したと判断されるところ、前記異常検出部35によるヒータの異常検出を停止し、或いは異常と検出しても異常状態に移行せずに擬似正常状態として装置を作動制御するのである。
その結果、重大な二次災害を回避しながらも、前記第一の負荷の異常を検出した場合に実行される前記第一の負荷以外に対する停止制御等が行われなくなるので、突然の停止等による様々な支障を回避することができるのである。
具体的には、前記デジタル複合機1がネットワークプリンタとして使用されているときには、ネットワーク上で要求されているプリントリクエストに対してプリントデータのスプール動作を継続させることが可能となり、ファクシミリとして使用されているときには、外部から送信されている画像データをメモリにバッファリングしたり外部への画像データの送信処理を継続させることができるのである。
以下に、本発明による機器の支持機構の別実施形態を説明する。尚、本実施形態においても、上述の安全装置として適用可能なことはいうまでも無い。図3に示すように、前記姿勢切替機構7を、軸部32が機器の底部に対して遠近方向に移動自在に車輪フレーム31に取り付けられる軸部移動取付機構3で構成するとともに、前記姿勢検出機構8を、前記軸部32が前記底部に近接する前記支持姿勢と、前記軸部32が前記底部から離間する前記非支持姿勢の何れであるかを検出するように構成するものであってもよい。
この場合、軸部移動取付機構3に前記軸部33を前記支持姿勢から前記非支持姿勢に付勢する付勢機構36を設けることが好ましく、軸部移動取付機構3を前記車輪フレーム31の両側面に穿たれたガイド溝37に沿って前記軸部32を移動自在に支持するように構成することが好ましい。
前記キャスタ16は、図3(a)に示すように、前記姿勢切替機構7および前記姿勢検出機構8を収容した状態で、前記車輪フレーム31を機器外部側からボルト18により締着することで、前記画像形成装置1の前記底部17に固定されている。
前記軸部移動取付機構3は、前記車輪フレーム31の両側面に穿たれたガイド溝33に沿って前記軸部32を移動自在に支持するように構成され、前記ガイド溝33上部に設けられた上凸部34と前記車軸32の端部に機器底部17方向に設けた下凸部35に両端を嵌合する押しバネ36が設けられており、ガイド溝33には前記軸部32が移動する拡径部37と前記押しバネ36が設けられている狭径部38が設けられている。
また、前記姿勢検出機構8は、軸部移動取付機構3の前記軸部32が前記底部17に近接する前記支持姿勢と前記軸部32が前記底部から離間する前記非支持姿勢の何れであるかを検出するスイッチ80と、車輪39の外円部と接当するスイッチコロ83と、前記スイッチコロ83が前記軸部32が前記底部17に近接した際に前記車輪39の外円部と接当する前記支持姿勢であるか、前記スイッチコロ83が前記軸部32が前記底部17から離間した際に前記車輪39の外円部から離間する前記非支持姿勢であるかを前記スイッチ80に伝えるスイッチレバー81により構成されている。
前記姿勢切替機構7において、前記車輪39が前記載置部Aに接当して軸部移動取付機構3の前記軸部32が前記底部17に近接し、前記画像形成装置1を支持する支持姿勢をとる場合、図3(a)に示すように、前記車輪39が前記底部17側に押圧されることで前記ガイド溝33の拡径部37を前記車軸32が前記底部17側へ押圧され拡径部37上部と接当し、前記画像形成装置1は安定した支持状態となる。
逆に前記車輪39が前記載置部Aを離間して軸部移動取付機構3の前記軸部32が前記底部17から離間し、前記画像形成装置1を支持しない前記非支持姿勢をとる場合、図3(b)に示すように、前記車輪39が前記底部17側から離間することで前記車軸32が前記ガイド溝33の前記拡径部37上部と離間し、前記画像形成装置1は非支持状態となる。
前記姿勢検出機構8において、前記画像形成装置1が支持状態である場合は、図3(a)に示すように、前記軸部32が前記底部17に近接した際には前記スイッチコロ83が前記車輪39の外円部と接当し、前記スイッチ80は前記画像形成装置1が前記支持姿勢であることを検知する。
逆に、前記画像形成装置1が非支持状態である場合は、図3(b)に示すように、前記軸部32が前記底部17から離間した際には前記スイッチコロ83が前記車輪39の外円部から離間し、前記スイッチは前記画像形成装置1が前記非支持姿勢であることを検知する。
なお、上述の実施形態では、前記スイッチコロ83が前記車輪39の外円部と接当する、または前記車輪39の外円部から離間することを検出することで、前記支持状態または非支持状態であることを検出したが、前記スイッチコロ83が設けられているスイッチレバー81の任意の屈折角をもって、支持状態または非支持状態を検知する構成であってもよい。
上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることはいうまでもない。
画像形成装置の全体構成を示す斜視図 (a)は画像複写装置の軸部に平行な軸心周りに揺動可能なヒンジ機構を備えたキャスタの支持姿勢での断面図、(b)は非支持姿勢での断面図 (a)は画像複写装置の姿勢切替機構7を前記軸部が前記底部に対して遠近方向に移動自在に前記車輪フレームに取り付けられる軸部移動取付機構を備えたキャスタの支持姿勢での断面図、(b)は非支持姿勢での断面図 画像形成装置の安全装置に係る機能ブロック構成図 異常検出部を備えた画像形成装置の安全装置に係る機能ブロック構成図
1:画像形成装置
3:軸部移動取付機構
7:姿勢切替機構
8:姿勢検出機構
16:キャスタ
17:底部
21:ヒンジ機構
22:車輪
23:軸部
24:車輪フレーム
25:姿勢制御機構
26:姿勢制御板
27:姿勢制御棒
31:車輪フレーム
32:軸部
33:ガイド溝
34:上凸部
35:下凸部
36:押しバネ
37:拡径部
38:狭径部
39:車輪
80:スイッチ
81:スイッチレバー
82:凸部
83:スイッチコロ
A:載置部

Claims (4)

  1. 車輪と前記車輪を遊転支持する軸部が取り付けられた車輪フレームとからなり、載置部に対して機器を支持するキャスタを備えた機器の支持機構であって、
    前記載置部に接当して前記機器を支持する支持姿勢と、前記支持姿勢とは異なる非支持姿勢とに切替自在な姿勢切替機構を介して前記キャスタを前記機器の底部に取り付けるとともに、前記キャスタが前記支持姿勢であるか前記非支持姿勢であるかを検出する姿勢検出機構を設けてあり、
    前記姿勢切替機構を前記軸部に平行な軸心周りに揺動可能なヒンジ機構で構成して、前記姿勢検出機構を前記車輪フレームの上面が前記底部と接当する前記支持姿勢と、前記ヒンジ機構により揺動して前記車輪フレームの上面が前記底部と離間する前記非支持姿勢の何れであるかを検出するように構成してある機器の支持機構。
  2. 前記ヒンジ機構に前記キャスタを前記支持姿勢から前記非支持姿勢に付勢する付勢機構を設けている請求項記載の機器の支持機構。
  3. 前記非支持姿勢における前記キャスタの揺動角度を所定範囲内に規制する姿勢規制機構を備えている請求項または記載の機器の支持機構。
  4. 請求項1からの何れかに記載の機器の支持機構を備え、電源トランスの一次側から第一の負荷に給電する一次側電源ラインと、前記電源トランスの二次側から第二の負荷に給電する二次側電源ラインに電源ラインが分岐され、前記第二の負荷により前記第一の負荷が制御される画像形成装置の安全装置であって、前記姿勢検出機構により前記脚部が非支持姿勢であることが検出されたときに前記一次側電源ラインへの給電を遮断する電源遮断回路を備えてある画像形成装置の安全装置。
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