JPH07154078A - 電子装置用筺体 - Google Patents

電子装置用筺体

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JPH07154078A
JPH07154078A JP29875693A JP29875693A JPH07154078A JP H07154078 A JPH07154078 A JP H07154078A JP 29875693 A JP29875693 A JP 29875693A JP 29875693 A JP29875693 A JP 29875693A JP H07154078 A JPH07154078 A JP H07154078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
frame
caster
wheel
floor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29875693A
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English (en)
Inventor
Eiji Makabe
英二 真壁
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH07154078A publication Critical patent/JPH07154078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筺体の底部に免震台足と、キャスタとが併設
される電子装置用筺体に関し、地震の発生によってキャ
スタが免震台足に激突するがないように形成することを
目的とする。 【構成】 電子機器を収納する筺体と、該筺体の底部に
設けられ、該筺体を床より支持する免震台足と、該免震
台足に併設され、該筺体を該床に沿って移動させるキャ
スタとを備えた電子装置用筺体であって、前記キャスタ
は前記底部に固着されるブロックと、回動軸を介して該
ブロックに回動自在に係止されるフレームと、該床に沿
って駆動するよう該フレームによって保持される車輪と
を有し、該車輪が前記免震台足から離れる方向に回動さ
れるよう該フレームが該回動軸を中心に回動されるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筺体の底部に免震台足
と、キャスタとが併設される電子装置用筺体に関する。
【0002】電子機器を収納した筺体には、通常、床に
沿って移動されるキャスタと、床に設置する台足とが備
えられ、筺体の設置に際しては、キャスタによって筺体
を設置すべき所定箇所に移動させ、筺体の位置決め後は
台足によって筺体を支持することが行われる。
【0003】また、このような台足は、近年、地震によ
り電子機器が損傷を受けることがないよう地震による衝
撃を緩衝する免震台足が用いられている。したがって、
筺体には移動するキャスタと、設置を行う免震台足とが
併設されるようになった。
【0004】
【従来の技術】従来は、図4の従来の説明図に示すよう
に構成されていた。図4の(a) は正面図,(b)は筺体底部
の要部拡大図,(c)は筺体底部の要部平面図である。
【0005】図4の(a) に示すように、電子機器12を収
納した筺体1 の底部1Aのコーナには免震台足3 とキャス
タ21とが設けられ、筺体1 はキャスタ21によって床11に
沿って移動され、免震台足3 によって床11に設置される
ように形成されている。
【0006】この免震台足3 は図4の(b) に示すよう
に、ネジ部4Bが底部1Aに螺着される調整ネジ4 と、床11
に載置される円板状の受皿5 とによって構成され、調整
ネジ4の当接部4Cが受皿5 に形成された摺動面5Aに当接
することによって筺体1 が床11から支持され、更に、調
整ネジ4 のナット部4Aを廻すことにより床11と底部1Aと
の隙間S が増減され、床11のレベル差を調整ネジ4 によ
って調節することが行われると共に、地震により筺体1
に矢印A に示す衝撃が加わる場合は、当接部4Cが摺動面
5Aに沿って摺動することによってその衝撃が緩衝され、
筺体1 に収納された電子機器12に対して衝撃力が加わる
ことのないように配慮されている。
【0007】一方、免震台足3 に近接することによって
併設されるキャスタ21は、床11に沿って回転する車輪21
C と、車輪21C を保持するフレーム21B と、車輪21C の
向きが自在となるようフレーム21B を矢印B 方向に回転
する如く係止するブロック21A とによって構成され、ブ
ロック21A が底部1Aに固着されることによって車輪21C
により筺体1 の重量を受け、筺体1 が車輪21C の回転に
より移動されるように形成されている。
【0008】また、このような調整ネジ4 の螺着および
ブロック21A の固着は、図4の(c)に示すように、組立
が容易なように筺体1 の底部1Aの4 角のコーナに設けら
れた台座1Bに行われる。
【0009】そこで、筺体1を床11の所定箇所に設置す
る場合は、先づ、調整ネジ4 の突出量を小さくなるよう
廻し、キャスタ21によって筺体1 の重量を受ける状態に
することによってキャスタ21によ筺体1 を移動させ、筺
体1 が所定の設置箇所に位置決めされた後、次に、調整
ネジ4 の真下に受皿5 を置き、調整ネジ4 を廻し、突出
量を大きくし、キャスタ21の車輪21C が床11から離れた
状態になるよう調整ネジ4 の当接部4Cを摺動面5Aに当接
させ、筺体1 の重量を調整ネジ4 によって受け、筺体1
が垂直に直立するように形成される。
【0010】したがって、筺体1 の設置は、調整ネジ4
によって重量を支持し、しかも、調整ネジ4 の調節によ
り筺体1 が直立するように形成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような筺
体1 の底部1Aに免震台足3 と、キャスタ21とを併設する
構成では、図4の(c) に示す互いの距離L が小さいと、
地震によって筺体1 が摺動した時、車輪21C が受皿5 に
激突し、地震に於ける緩衝効果がなくなる。
【0012】また、このような激突を防ぐことは、距離
L を大きくすることが考えられるが、距離L を大きくす
ることでは、台座1Bの外形が大となり、底部1Aに於ける
デッドスペースが広くなり好ましくなく、更に、キャス
タ21の間のピッチが小さくなり筺体1 の支持が不安定と
なる問題を有していた。
【0013】そこで、本発明では、距離L を大きくする
ことなく、地震によって車輪21C が受皿5 に激突するこ
とがないように形成し、緩衝効果が得られるようにする
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1に示すように、電子機器12を収納する筺
体1 と、該筺体1 の底部1Aに設けられ、該筺体1 を床11
より支持する免震台足3 と、該免震台足3 に併設され、
該筺体1 を該床11に沿って移動させるキャスタ6 とを備
えた電子装置用筺体であって、前記キャスタ6 は前記底
部1Aに固着されるブロック7 と、回動軸8 を介して該ブ
ロック7 に回動自在に係止されるフレーム9 と、該床11
に沿って駆動するよう該フレーム9 によって保持される
車輪10とを有し、該車輪10が前記免震台足3 から離れる
方向F に回動されるよう該フレーム9 が該回動軸8 を中
心に回動されるように構成する。
【0015】このように構成することによって前述の課
題は解決される。
【0016】
【作用】即ち、筺体1 の底部1Aに設けられる免震台足3
に併設されるキャスタ6 は底部1Aに係止されるブロック
7 と、ブロック7 に回動軸8 を介して係止されるフレー
ム9 と、フレーム9 によって保持される車輪10とによっ
て構成し、回動軸8 によってフレーム9 が矢印F 方向に
回動されるように形成したものである。
【0017】そこで、免震台足3 と、キャスタ6 とが近
接するように併設されていても、免震台足3 によって筺
体1 の設置が行われた後は、フレーム9 が矢印F 方向に
回動させることによって車輪10は免震台足3 より離れた
箇所に位置させることが行えることになり、前述のよう
な地震によって車輪21C が受皿5 に激突することを防ぐ
ことが行え、緩衝効果を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下本発明を図2および図3を参考に詳細に
説明する。図2は本発明による一実施例の説明図で、
(a) は正面図,(b)はキャスタの拡大図, 図3は本発明の
キャスタの説明図で、(a) はキャスタの拡大図,(b)は底
部の要部拡大図である。全図を通じて、同一符号は同一
対象物を示す。
【0019】本発明は、図2の(a) に示すように筺体1
の底部1Aに設けられる免震台足3 には矢印F 方向に回動
されるキャスタ6 が併設されるように形成したものであ
る。また、キャスタ6 は、図2の(b) に示すように、底
部1A固着されるブロック7と、ブロック7 に回動軸8 を
介して回動自在に係止されるフレーム9 と、フレーム9
に保持される車輪10とによって形成され、車輪10は軸C
を中心に回動され、車輪10の向きが自在に変えられるよ
うに形成されている。
【0020】更に、ブロック7 には一端が回動ピン14に
よって係止されるステー13が設けられ、ステー13の他端
に形成されたフック部13A がフレーム9 に設けられた固
定ピン15に挿入されることによってブロック7 とフレー
ム9 とは密接された状態に形成される。
【0021】そこで、図3の(a) に示すように、固定ピ
ン15からステー13のフック部13A を取り外すと、フレー
ム9 は矢印F のように回動軸8 を中心に回動され、図3
の(b) に示すように、ステー13のフック部13A をフレー
ム9 に設けられた固定ピン16に挿入することによって回
動したフレーム9 を保持することが行える。
【0022】したがって、キャスタ6 によって筺体1 を
移送する場合は、ステー13のフック部13A が固定ピン15
に挿入される状態で行い、筺体1 を免震台足3 によって
床11から支持する設置後は、ステー13のフック部13A が
固定ピン16に挿入される状態にして車輪10が免震台足3
より離れるようにする。
【0023】このように構成すると、キャスタ6 と、免
震台足3 との併設距離L が近接された状態であっても、
フレーム9 を回動させることによって免震台足3 の受皿
5 と、車輪10との間には間隔が得られることになり、前
述のような地震によって筺体1 の全体が摺動しても車輪
10が受皿5 に激突することを避けることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
免震台足にキャスタが近接した状態で併設されても筺体
の設置後、キャスタを回動させることによって免震台足
と、キャスタの車輪との間には間隔が得られるようにす
ることができる。
【0025】したがって、免震台足とキャスタとが近接
した状態で併設されても、地震による衝撃の緩衝効果を
免震台足よって十分に得ることができ、実用的効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明による一実施例の説明図
【図3】 本発明のキャスタの説明図
【図4】 従来の説明図
【符号の説明】
1 筺体 3 免震台足 6 キャスタ 7 ブロック 8 回動軸 9 フレーム 10 車輪 11 床 12 電子機器 1A 底部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器(12)を収納する筺体(1) と、該
    筺体(1) の底部(1A)に設けられ、該筺体(1) を床(11)よ
    り支持する免震台足(3) と、該免震台足(3)に併設さ
    れ、該筺体(1) を該床(11)に沿って移動させるキャスタ
    (6) とを備えた電子装置用筺体であって、 前記キャスタ(6) は前記底部(1A)に固着されるブロック
    (7) と、回動軸(8) を介して該ブロック(7) に回動自在
    に係止されるフレーム(9) と、該床(11)に沿って駆動す
    るよう該フレーム(9) によって保持される車輪(10)とを
    有し、該車輪(10)が前記免震台足(3) から離れる方向
    (F) に回動されるよう該フレーム(9) が該回動軸(8) を
    中心に回動されることを特徴とする電子装置用筺体。
JP29875693A 1993-11-30 1993-11-30 電子装置用筺体 Withdrawn JPH07154078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29875693A JPH07154078A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子装置用筺体

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JP29875693A JPH07154078A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子装置用筺体

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JPH07154078A true JPH07154078A (ja) 1995-06-16

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ID=17863828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29875693A Withdrawn JPH07154078A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子装置用筺体

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JP (1) JPH07154078A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094265A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Kyocera Mita Corp 機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置
CN112911848A (zh) * 2020-12-23 2021-06-04 山东科技职业学院 一种工业控制网络系统实训装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094265A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Kyocera Mita Corp 機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130