JP2959283B2 - 免震構造を有する装置 - Google Patents
免震構造を有する装置Info
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Description
構成するフレームを支持する免震構造を有する装置に係
り、特に前記装置の地震対策と輸送時の安全対策とを兼
備した免震構造を有する装置に関する。
を示す模式的要部側断面図であって、(a) は支持装置が
稼働している時の状態を示し、(b) は支持装置の輸送時
の状態をそれぞれ示す。
に、装置フレーム50側に設けられたネジ孔 (図示せず)
に対応する高さ調整ネジ部7と保持用ネジ部8を備えた
軸部40と、この軸部40の先端部に設けられた着地面2を
下方から保持する擂鉢状面11を備えた受皿部45とによっ
て構成されている。
(例えばスパナ等) を装着するための工具装着部、12は
受皿部45と床 (図示せず) 間の滑りを防止すると共に、
装置フレーム50の緩衝部材として作動するライナー、15
は擂鉢状面11の周囲を囲む形で設けられた外周壁部、O
は擂鉢状面11の中心(最も凹んでいる部分)、O1 は軸
部40の回転中心をそれぞれ示す。
レーム50に振動が加わった時のみ軸部40が、受皿部45内
の擂鉢状面11上を、例えば2点鎖線で示す位置に移動し
て地震の振動エネルギーを吸収する。この擂鉢状面11は
断面形状が擂鉢状になっているので地震のエネルギーを
軸部40が前記擂鉢状面11の斜面を登ることで吸収するこ
とになる。その後、地震が終息して振動が無くなると軸
部40は重心の作用で自然に受皿部45の中心位置O上に復
帰する。
図7(b) に示すように前記免震台足80は受皿部45の底部
に前記ライナー12を装備しているので振動によって床
(この場合は運搬台60がこれに該当する) との間に滑り
を生じることはない。しかしながら装置フレーム50を支
持する軸部40は運搬時の振動によって前記擂鉢状面11上
を移動することになるので“装置フレーム50の据わり具
合い”が極めて悪い。このために従来は装置フレーム50
を輸送する時はこの免震台足80の代替として輸送用台足
90を用いることになる。
足80と同様に高さ調整ネジ部7と工具装着部4を備える
と共に、その下端部分に台座部91を備えている。なお、
この輸送用台足90は台座部91を上から固定金具95で押圧
されることによって運搬台60に固定される。図中、96は
この固定金具95を運搬台60に固定する固定ボルトであ
る。
なように、従来の免震台足80は、装置フレーム50を輸送
する時に一旦この免震台足80を装置フレーム50から取り
外してこれを輸送用台足90と交換しなければならない。
従って、この免震台足80を使用すると装置フレーム50を
輸送する時 (運搬時) は台足の交換作業を伴うことから
手間が掛かるという欠点があった。
部間にアダプタを介入させた免震台足構造とすることに
より、装置フレームの輸送時においても当該台足をその
まま使用できるようにして輸送作業効率を格段に向上さ
せた免震台足、即ち、免震構 造を有する装置を実現しよ
うとするものである。
本発明に係る免震構造を有する装置は、図1に示すよう
に、装置を構成するフレーム(以下、装置フレームと称
する)50の支持面を上下動可能に保持する軸部1と、該
軸部1の着地面2を下方から保持し、振動により前記装
置が横方向に移動した際に該振動のエネルギーを吸収
し、かつ移動した前記軸部1を初期設定位置の方向に引
き戻すための擂鉢状面11と、その周囲を囲むように配設
され、かつ固定用雌ネジ部13が形成された外周壁部15と
を備えた受皿部10と、前記軸部1に形成された保持用ネ
ジ部8に螺合可能な雌ネジ部(第1のネジ部)21と、前
記固定用雌ネジ部13に対応する雄ネジ部 (第2のネジ
部) 22とを有するアダプタ20とを備えた構成とされてい
る。
タ20は、前記軸部1と前記擂鉢状面11とが当接触した状
態で前記雌ネジ部 (第1のネジ部) 21が前記保持用ネジ
部8と螺合され、かつ雄ネジ部 (第2のネジ部) 22が前
記受皿部10の固定用雌ネジ部13に螺合され、前記装置の
設置時に、前記アダプタ20は、前記受皿部10から離間さ
れ、前記雌ネジ部(第1のネジ部)21が前記保持用ネジ
部8に螺合されて前記軸部1と一体的に保持されてなる
構造となっている。
台足80では、軸部1の保持用ネジ部8に螺合されたアダ
プタ20の雄ネジ部(第2のネジ部)22を、前記受皿部10
の外周壁部15の内面に設けられた固定用雌ネジ部13に螺
合させ、該受皿部10内に確りと螺嵌させてロックするこ
とにより、軸部1の着地面2の回転中心O 1 が前記受皿
部10の擂鉢状面11の中心O上に位置決めされた形で固定
されるので、前記装置の輸送用の台足としてそのまま用
いることができる。
タ20を受皿部10内より螺出させてロ ックを解除して離間
し、該アダプタ20の雌ネジ部(第1のネジ部)21を前記
軸部1の保持用ネジ部8に螺合させて該軸部1と一体的
に保持させることにより、前記軸部1の着地面2の回転
中心O 1 が前記受皿部10内の擂鉢状面11上を横方向に自
在に移動して、地震等により前記装置が横方向に移動し
た際の振動のエネルギーを吸収し、その後、前記軸部1
の着地面2を前記受皿部10内の擂鉢状面11上の初期設定
位置に引き戻すようにした免震構造とされているので、
同じ一つの台足を耐震用と輸送用とに兼用することがで
きるので極めて効率的である。
明する。図1(a) と(b) は本発明の免震構造を有する装
置の一実施例を示す一部断面を有する模式的側面図、図
2(a) と(b) は構成部材の一構造例を示す模式的側面図
と一部断面を有する模式的側面図とその平面図、図3
(a) と(b) は構成部材の一構造例を示す一部断面を有す
る模式的側面図とその平面図、図4は本発明の他の実施
例を示す一部断面を有する模式的側面図、図5(a) と
(b) は本発明の一応用例を示す一部断面を有する模式的
側面図、図6は本発明の一変形例を示す一部断面を有す
る模式的側面図であり、前記図7と同一部分にはそれぞ
れ同一符号を付している。
免震台足70は、図1(a) と(b) に示すように、装置フレ
ーム50の支持面を上下動可能に保持する高さ調整ネジ部
7と保持用ネジ部8を備えた軸部1と、該軸部1の着地
面2を下方から保持し、振動により前記装置が横方向に
移動した際に該振動のエネルギーを吸収し、かつ移動し
た前記軸部1を初期設定位置の方向に引き戻すための擂
鉢状面11と、その周囲を囲むように配設され、かつ内周
面に固定用雌ネジ部13が形成された外周壁部15とを備え
た受皿部10と、前記軸部1に形成された保持用ネジ部8
に螺合可能な雌ネジ部(第1のネジ部)21と、前記固定
用雌ネジ部13に対応する雄ネジ部 (第2のネジ部) 22と
を有するアダプタ20とを備えた構成からなっている。
設けた雄ネジ部 (第2のネジ部) 22が前記受皿部10の外
周壁部15の内周面に設けた固定用雌ネジ部13に螺合さ
れ、かつ該受皿部10内に螺嵌することにより固定される
と同時に、軸部1が前記受皿部10の擂鉢状面11の中心上
に位置決めされた形で該受皿部10に固定される。また前
記アダプタ20を、前記受皿部10から螺出させ離間させ
て、前記雌ネジ部(第1のネジ部)21が前記軸部1の保
持用ネジ部8に螺合されて前記軸部1と一体的に保持さ
れることにより、軸部1の着地面2が前記受皿部10の擂
鉢状面11上を横方向に自在に移動し得るような構造にな
っている。
に示すように軸部1の保持用ネジ部8に螺合されたアダ
プタ20の外周面に設けられた雄ネジ部(第2のネジ部)
22を、前記受皿部10の外周壁部15の内面に設けられた固
定用雌ネジ部13に螺合させ、かつ該受皿部10内に確りと
螺嵌させてロックすることにより、軸部1の着地面2の
回転中心O 1 が前記受皿部10内の擂鉢状面11の中心O上
に位置決めされた形で固定される。よって、装置フレー
ム50を直接的に保持する軸部1と、当該軸部1を間接的
に保持する受皿部10とがアダプタ20を介して機械的に結
合された形になるので、前記装置の輸送用の台足として
そのまま用いることができ、前記装置の輸送を安定な状
態で安全に行うことができる。
示すように前記軸部1の保持用ネジ部8に螺合されたア
ダプタ20を受皿部10内より螺出させてロックを解除し、
離間させて該アダプタ20の雌ネジ部(第1のネジ部)21
を前記軸部1の保持用ネジ部8に螺合させて該軸部1と
一体的に保持させることにより、前記軸部1の着地面2
が前記受皿部10内の擂鉢状面11上を横方向に自由に移動
させることができる。 よって、この状態の時に地震が発
生すると、装置フレーム50を支持している前 記軸部1は
前記受皿部10内の擂鉢状面11上を横方向に自由に移動し
て地震による振動のエネルギーを吸収するし、その後に
地震が終息して振動が静まると、前記軸部1の着地面2
は前記受皿部10内の擂鉢状面11の誘導によって受皿部10
内の中心Oの初期設定位置に引き戻される免震構造とさ
れているので、同じ一つの台足を耐震用と輸送用とに兼
用することができるので極めて便利で効率的である。
例を示す図であって、(a) は模式的側面図、(b) は一部
断面を有する模式的側面図、(c) は平面図、図3(a) と
(b)は構成部材の一構造例を示す図であって、(a) は一
部断面を有する模式的側面図、(b) はその平面図であ
り、前記図1と同一部分にはそれぞれ同一符号を付して
いる。
ネジ部7と、保持用ネジ部8が工具装着部4を介して上
下2段に別れて形成されると共に、その先端部分には後
述する受皿部10の擂鉢状面11に当接する着地面2が形成
されている。この軸部1の上部に形成されている高さ調
整ネジ部7は装置フレーム50に設けられているネジ孔に
螺入される雄ネジである。
れた保持用ネジ部8にアダプタ20の中心部に設けられて
いる雌ネジ部 (第1のネジ部)21を螺入することによっ
て図1(b) に示すように、アダプタ20は受皿部10内より
離間して解放される。なお、軸部1の下部側に形成され
ている保持用ネジ部8は後述するアダプタ20の中心に設
けられている雌ネジ部(第1のネジ部)21が螺入する雄
ネジである。
ネジ部8は連続的に形成するようにしても良いが、この
実施例の場合は前記軸部1を回転させるための工具(例
えばスパナ等)を装着する工具装着部4をその中間部分
に設ける必要があることから、結果的に前記保持用ネジ
部8が上下に2分割された形になっている。
タ20は前記軸部1の保持用ネジ部8に対応する雌ネジ部
(第1のネジ部)21が中心部に形成され、かつ前記受皿
部10の外周壁部15の内周面に形成されている固定用雌ネ
ジ部13に対応する雄ネジ部 (第2のネジ部)22 が外周部
分に形成された円板形の部材である。
ジ部)21が前記軸部1の保持用ネジ部8に螺入され、更
に前記雄ネジ部 (第2のネジ部)22 が前記受皿部10の外
周壁部15の内周面に設けられた固定用雌ネジ部13に螺入
されている時は、図1(a) に示すように前記軸部1は受
皿部10に固定され、雌ネジ部(第1のネジ部)21のみが
軸部1の保持用ネジ部8に螺入されている時は、図1
(b) に示すように前記受皿部10から解放された形となっ
て軸部1と一緒にその位置が移動する。
は、内部に擂鉢状面11を備えると共に、その外周部分に
設けられている外周壁部15の内周面に前記アダプタ20の
雄ネジ部 (第2のネジ部)22 に対応する固定用雌ネジ部
13が形成された皿状の部材である。この受皿部10は、内
部に擂鉢状面11を備えていることから、その面上に立て
た状態の前記軸部1の着地面2を載せると、軸部1の回
転中心O1 は重力の作用で自然に前記受皿部10内の擂鉢
状面11の中心O上に誘導される。
て説明する。この実施例が前記図1による一実施例と異
なる点は、図4に示すように、軸部1の保持用ネジ部8
に対応する雌ネジ部(第1のネジ部)21が中心部分に形
成され、その軸部1の保持用ネジ部8に雌ネジ部(第1
のネジ部)21が螺入されて受皿部10A の外周壁部15によ
って取り囲まれた領域に嵌合状態に嵌め込まれるように
形成されたアダプタ20A を用いていることである。
足70X は、アダプタ20A の中心部分に形成された雌ネジ
部(第1のネジ部)21を、軸部1の固定用雌ネジ部13に
螺入させながら該アダプタ20A を前記受皿部10A の外周
壁部15によって取り囲まれた領域に嵌合状態に嵌め込ん
で該受皿部10A の外周壁部15に付設された止め手段、例
えば止めネジ35を螺入させることにより、簡単に該アダ
プタ20A を前記受皿部 10A 内に固定することができる。
10A 内の擂鉢状面11の中心O上に位置決めされ、前記図
1の一実施例と同様に前記装置の輸送用の台足としてそ
のまま用いることができる。
入されたアダプタ20A への止めネジ35の螺入を戻してロ
ックを解除し、該アダプタ20A を逆に螺出させて前記受
皿部10A 内より離間し、該アダプタ20A の雌ネジ部(第
1のネジ部)21を前軸部1の保持用ネジ部8に螺合させ
た状態に該軸部1と一体的に保持させて解放させること
により、前記軸部1の着地面2の回転中心O 1 が受皿部
10A 内の擂鉢状面11上を横方向に自由に移動し得るよう
になり、その移動動作により地震等によって支持する装
置が横方向に移動した際の振動のエネルギーを吸収し、
その後、前記軸部1の着地面2は前記受皿部10A 内の擂
鉢状面11上の初期設定位置に引き戻されるという免震構
造とされている。
じ一つの台足を免震用と輸送用とに兼用することがで
き、実用上極めて効率的である。図5(a) と(b) に基づ
いて本発明の一応用例について説明する。
なる点は、図示のように前記図1による一実施例の免震
構造を有する装置からなる免震台足70と同様な免震台足
70Aの外周部を覆うように、例えば前記受皿部10の外周
壁部15を覆う本体部31と、前記アダプタ20の上面から覆
う蓋部32とが一体に構成されてなる防塵カバー30を付設
して、該アダプタ20が嵌合する前記受皿部10内の擂鉢状
面11上に異物が侵入することを防止するようにした点で
ある。
示し、図5(b) は支持した装置を稼働位置に設置して稼
働させた状態を示している。この防塵カバー30は、例え
ばゴム等のように柔軟性と弾力性とを兼ね備えた材料を
用いて製作されているので地震等によって前記軸部1の
回転中心Oと前記受皿部10内の擂鉢状面11の中心O1間
にズレ等が生じた時は適宜変形して受皿部10内に異物が
侵入する問題を防止する。
る。この実施例が前記図1による一実施例と異なる点は
図6に示すように、受皿部10B の外周壁面15の外周部分
に固定用雄ネジ部14が形成され、これに対するアダプタ
20B は前記外周壁面15を有する受皿部10B に上部より被
さるように、その外周回りに外周壁部25が形成され、そ
の外周壁部25の内周部分に、前記受皿部10Bの外周壁部1
5の外周部分に形成された固定用雄ネジ部14と螺合する
雌ネジ部(第2のネジ部)26を形成したした点である。
図1による一実施例と同様に前記装置の輸送時には、軸
部1の保持用ネジ部8に螺合されたアダプタ20B の外周
壁部25の内周部分に設けられた雌ネジ部(第2のネジ
部)26を、前記受皿部10B の外周壁部15の外周部分に設
けられた固定用雄ネジ部14に螺合させ、かつ該受皿部10
B に対して螺嵌してロックされることにより、前記軸部
1の回転中心O 1 が受皿部10B 内の擂鉢状面11の中心O
上に位置決めされて該軸部1が前記受皿部10B に確りと
固定されるので、支持する装置の輸送用の台足として使
用できる。
ように前記軸部1の保持用ネジ部8に螺合されたアダプ
タ20B を受皿部10B より螺出させてロックを解除し、離
間させて該アダプタ20B の雌ネジ部(第1のネジ部)26
を前記軸部1の上部の保持用ネジ部8に螺合させて該軸
部1と一体的に保持させることにより、前記軸部1が解
放されてその回転中心O 1 が前記受皿部10B 内の擂鉢状
面11上を横方向に自由に移動し回ることができるという
免震作用を呈する。
実施例と同様に、同じ一つの台足を 免震用と輸送用とに
兼用することができ、実用上極めて効率的である。
に係わる免震構造を有する装置によれば、装置フレーム
を支持する軸部と受皿部との間に介入させたアダプタ
を、該軸部に沿って上下方向に螺合操作して、軸部を受
皿部に固定する、或いは軸部を受皿部内の擂鉢状面上を
横方向に自由に移動し得るように解放させることによ
り、免震台足を輸送用の台足としても使用することがで
きるので、実用上極めて便利であり、かつ効率的であ
る。
側面図である。
部断面した模式的側面図とその平面図である。
的側面図とその平面図である。
的側面図である。
側面図である。
側面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】装置を構成するフレームの支持面を上下動
可能に保持する軸部と、該 軸部の着地面を下方から保持し、振動により前記装置
が横方向に移動した際に該振動のエネルギーを吸収し、
かつ、移動した前記軸部を初期設定位置の方向に引き戻
すための擂鉢状面と、その周囲を囲むように配設され、
かつ、固定用ネジ部が形成された外周壁部とを備えた受
皿部と、前記軸部に形成された保持用ネジ部に螺合可能な第1の
ネジ部と、前記固定用ネジ部に対応する第2のネジ部と
を有するアダプタとを備え 、前記装置の輸送時に、前記アダプタは、前記軸部と前記
擂鉢状面とが当接触した状態で前記第1のネジ部が前記
保持用ネジ部と螺合され、かつ、第2のネジ部が前記受
皿部の固定用ネジ部に螺合され、前記装置の設置時に、
前記アダプタは、前記受皿部から離間され、前記第1の
ネジ部が前記保持用ネジ部に螺合されて前記軸部と一体
的に保持されてなることを特徴とする免震構造を有する
装置 。 - 【請求項2】装置を構成するフレームの支持面を上下動
可能に保持する軸部と、該 軸部の着地面を下方から保持し、振動により前記装置
が横方向に移動した際に該振動のエネルギーを吸収し、
かつ移動した前記軸部を初期設定位置の方向に引き戻す
ための擂鉢状面と、その周囲を囲むように配設され、か
つ、内部への嵌合物を固定するための止め手段が付設さ
れた外周壁部とを備えた受皿部と、前記軸部に形成された保持用ネジ部に螺合可能な第1の
ネジ部を有し、前記受皿部内に嵌合するアダプタとを備
え 、前記装置の輸送時に、前記アダプタは、前記軸部と前記
擂鉢状面とが当接触した状態で前記第1のネジ部が前記
保持用ネジ部と螺合され、かつ、前記受皿部内に嵌合さ
れて外周壁部に付設された止め手段により固定され、前
記装置の設置時に、前記アダプタは、前記受皿部から離
間され、前記第1のネジ部が前記保持用ネジ部に螺合さ
れて前記軸部と一体的に保持されてなることを特徴とす
る免震構 造を有する装置 。 - 【請求項3】前記受皿部の外周壁部の外周面を囲む本体
部と前記アダプタの上面を覆う蓋部とから成る防塵カバ
ーを付設してなることを特徴とする請求項1記載の免震
構造を有する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159878A JP2959283B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 免震構造を有する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159878A JP2959283B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 免震構造を有する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062738A JPH062738A (ja) | 1994-01-11 |
JP2959283B2 true JP2959283B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=15703181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4159878A Expired - Fee Related JP2959283B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 免震構造を有する装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2959283B2 (ja) |
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Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
JPH0523021Y2 (ja) * | 1987-07-14 | 1993-06-14 | ||
JPH06719Y2 (ja) * | 1988-02-26 | 1994-01-05 | 株式会社オーディオテクニカ | 機器のポイント支持装置 |
JPH0411948U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-30 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4159878A patent/JP2959283B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|
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