JPH1159688A - 重量物箱体の移動用脚体 - Google Patents

重量物箱体の移動用脚体

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JPH1159688A
JPH1159688A JP24183997A JP24183997A JPH1159688A JP H1159688 A JPH1159688 A JP H1159688A JP 24183997 A JP24183997 A JP 24183997A JP 24183997 A JP24183997 A JP 24183997A JP H1159688 A JPH1159688 A JP H1159688A
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JP
Japan
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leg
box
box body
hole
installation
Prior art date
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Pending
Application number
JP24183997A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kajiwara
満 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大勢の人手,箱体への加工を要さず、簡単に
箱体を移動できるようにする。 【解決手段】 監視制御用,配電用等の機器が収納され
た重量物箱体1の,底板2の隅部の据付用透孔5に上方
からボルト7を挿通し、ボルト7を枠状の架台4の隅部
の螺孔8に螺合し、箱体1を架台4に固定する箱体1
を、箱体1を固定前に移動する際に用いる移動用脚体で
あって、プラスチックからなり,偏平な柱状の脚部10
と、脚部10の下面の周縁部に形成された面取り部11
と、脚部10の上面の中央に一体に突設され,箱体1の
据付用透孔5に下方から挿通される軸部12と、脚部1
0の上面に接着され,箱体1の下面に吸着するマグネッ
ト板14とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視制御用,配電
用等の機器が収納された重量物箱体を、架台に固定する
前に、室内,工場内で移動する際に用いる重量物箱体の
移動用脚体に関し、さらに詳しくは箱体の架台への据付
用透孔を利用する脚体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記重量物箱体を室内等で検査,
調整等のために移動する際、人手で持ち上げて移動する
場合、手押し車を用いる場合、或いは図6に示すよう
に、重量物箱体1の底板2の下面の4隅にキャスタ3を
ねじにより取り付けて移動する場合がある。
【0003】そして、箱体1を枠状の架台4に据え付け
る場合、箱体1の底板2の隅部に予め透設された据付用
透孔5に上方からワッシャ6を介してボルト7を挿通
し、架台4の隅部に予め形成された螺孔8に螺合し、箱
体1を架台4に固定して据え付けている。なお、図示9
は箱体1の前面扉である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、箱体1を人手で
持ち上げて移動する場合は、大勢の人手を要する上危険
であり、また、人手では持ち上げられない場合がある。
【0005】また、手押し車を用いる場合は、箱体1の
大きさによっては手押し車に乗らない場合があり、大き
い手押し車を準備する必要がある。
【0006】そして、図6のキャスタ3を用いる場合
は、キャスタ3の取付け用のねじ孔を箱体1の底板2に
加工せねばならず、その上、多数のねじの取付け及び取
外しを要し、作業がきわめて煩雑であるという問題点が
ある。
【0007】本発明は、前記の点に留意し、大勢の人手
を要することなく、また、箱体に移動のための加工を要
せず、簡単に箱体を移動できる重量物箱体の移動用脚体
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の重量物箱体の移動用脚体
は、監視制御用,配電用等の機器が収納された重量物箱
体の,底板の隅部の据付用透孔に上方からボルトを挿通
し、前記ボルトを枠状の架台の隅部の螺孔に螺合し、前
記箱体を前記架台に固定する前記箱体を、前記箱体を固
定前に移動する際に用いる移動用脚体であって、プラス
チックからなり,偏平な円柱状の脚部と、前記脚部の下
面の周縁部に形成された面取り部と、前記脚部の上面の
中央に一体に突設され,前記箱体の据付用透孔に下方か
ら挿通される軸部と、前記脚部の上面に接着され,前記
箱体の下面に吸着するマグネット板とからなるものであ
る。
【0009】従って、偏平な柱状の脚部の下面の周縁部
に面取り部が形成され、脚部の上面中央に軸部が一体に
突設され、脚部の上面にマグネット板が接着されている
ため、箱体の移動に際し、箱体を若干傾け、脚体の軸部
を箱体の底板の隅部の透孔に挿入するのみで、マグネッ
ト板により脚体が箱体に吸着され、脚体が箱体から落下
しなく、かつ、脚部の面取り部により箱体の移動が円滑
に行われる。また、脚体の箱体からの取り外しも、箱体
を若干傾け、脚体を箱体の底板からもぎとることによ
り、脚体を簡単に取り外すことができる。
【0010】つぎに、本発明の請求項2記載の脚体は、
脚部の上面の軸部の周面に螺溝が形成され、上面にマグ
ネット板が接着された板体が、軸部に螺合しているた
め、軸部が箱体の底板の透孔に挿通され、底板に吸着し
た板体に対し、脚部を回転することにより、底板の下面
に対する脚部の底面の高さ位置を自在に変化させて調節
することができ、箱体の載置される床面に凹凸があって
不均一な場合でも、脚体の底面が床面から離れて箱体が
がたつくことがなく、安定に位置決めすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1ない
し図5を参照して説明する。それらの図において、図6
と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。 (形態1)形態1を図1及び図2について説明する。1
0は脚体の脚部であり、偏平な円柱状で、例えば商標名
ジュラコンと称されるアセタール・コポリマー(ポリプ
ラスチックス)などのプラスチックからなる。11は脚
部10の下面の周縁部に形成された例えばR10の面取
り部、12は脚部10の上面の中央に脚部10から一体
に突設された軸部であり、前記図6の箱体1の底板2の
据付用透孔5に挿入し得るよう、透孔5より小なる径に
なっている。
【0012】13は脚部10の上面の軸部12の根元に
形成された断面半円形の環状溝であり、軸部12にかか
る応力により軸部12の根元の破損を防止している。1
4は例えばゴム磁石からなる円形のマグネット板であ
り、脚部10と同じ径を有し、中央の挿通孔15に軸部
12が挿通され、接着剤によりマグネット板14が脚部
10の上面に接着されている。
【0013】そして、重量物箱体1の移動に際し、箱体
1を若干傾け、脚体の軸部12を箱体1の底板2の少な
くとも4隅の据付用透孔5に下方から挿入し、箱体1を
移動する。
【0014】この時、脚体はマグネット板14が鉄製の
底板2に吸着しているため落下することはなく、また、
脚部10はプラスチック製であり、その下面の周縁部に
面取り部11が形成されているため、移動が円滑であ
る。
【0015】そして、箱体1を前記架台4に据え付ける
場合等、脚体を取り外す時は、箱体1を若干傾け、脚体
を底板2からもぎとって脚体を簡単に取り外すことがで
き、図6に示すように、架台4上に箱体1を載置し、据
付用透孔5に上方からワッシャ6を介してボルト7を挿
通し、架台4の螺孔8に螺合し、箱体1を架台4に固定
して据え付ける。
【0016】なお、脚部10の形状は、円柱状に限ら
ず、楕円柱或いは四角柱,六角柱等の多角柱であっても
よい。
【0017】(形態2)形態2を図3及び図4について
説明する。脚部10の上面の中央の軸部12の周面に螺
溝16が形成され、正方形の板体17の中央の螺孔18
が螺溝16に螺合し、板体17の上面に正方形のマグネ
ット板19が接着されており、板体17の回転により脚
部10に対するマグネット板19の高さ位置を自在に調
整できる。
【0018】従って、例えば、箱体1を組立工場で組立
て、試験場へ移動したりするのが容易であり、しかも、
この試験場で試験の間、載置される床面に凹凸があって
不均一な場合でも、箱体1の底板2の下面に吸着した板
体17に対し、脚部10を回転することにより、脚部1
0の底面の高さ位置を調整することができ、箱体1がが
たつくことがなく、箱体1を安定に位置決めすることが
できる。
【0019】(形態3)形態3を図5について説明す
る。この形態は、脚部10の底面に凹部20が形成さ
れ、脚部10の上面に凹部20に連通した螺孔21が形
成され、ボルト22の軸部23が脚部10の下方から螺
孔21に挿通されて螺合し、脚部10と軸部23が接着
剤,かしめ等により固着され、軸部23に前記形態2の
マグネット板19付きの板体17が螺合したものであ
る。
【0020】また、凹部20をボルト22の頭部の嵌入
する断面六角孔とし、螺孔21をばか孔とし、脚部10
とボルト22の頭部または軸部23とを固着するように
してもよい。
【0021】この場合、図3に示す形態2のように、脚
部10と一体の軸部12に螺溝16を形成する加工を要
さず、ボルト22をそのまま利用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。請求項1記
載の脚体は、偏平な柱状の脚部10の下面の周縁部に面
取り部が形成され、脚部10の上面中央に軸部12が一
体に突設され、脚部10の上面にマグネット板14が接
着されているため、箱体1の移動に際し、箱体1を若干
傾け、脚体の軸部12を箱体1の底板2の隅部の据付用
透孔5に挿入するのみで、マグネット板14により脚体
が箱体1に吸着され、脚体が箱体1から落下せず、か
つ、脚部10の面取り部11により箱体1の移動が円滑
に行われる。また、脚体の箱体1からの取り外しも、箱
体1を若干傾け、脚体を箱体1の底板2からもぎとるこ
とにより、脚体を簡単に取り外すことができる。
【0023】つぎに、請求項2記載の脚体は、脚部10
の上面の軸部12の周面に螺溝16が形成され、上面に
マグネット板19が接着された板体17が、軸部12に
螺合しているため、軸部12が箱体1の底板2の据付用
透孔5に挿通され、底板2に吸着した板体17に対し、
脚部10を回転することにより、底板1の下面に対する
脚部10の底面の高さ位置を自在に変化させて調整する
ことができ、箱体1の仮に載置される床面に凹凸があっ
て不均一な場合でも、脚体の底面が床面から離れて箱体
1ががたつくことがなく、安定に位置決めすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A.Bは本発明の実施の形態1の正面図,平面
図である。
【図2】A.Bは図1の使用時の斜視図,一部の断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態2の斜視図である。
【図4】A.Bは図3の使用時の一部の断面図,床面が
不均一な場合の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態3の切断正面図である。
【図6】Aは従来例の使用時の斜視図、Bは架台に据付
時の斜視図、CはBの一部の断面図である。
【符号の説明】
1 重量物箱体 2 底板 4 架台 5 据付用透孔 7 ボルト 8 螺孔 10 脚部 11 面取り部 12 軸部 14 マグネット板 16 螺溝 17 板体 19 マグネット板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御用,配電用等の機器が収納され
    た重量物箱体の,底板の隅部の据付用透孔に上方からボ
    ルトを挿通し、前記ボルトを枠状の架台の隅部の螺孔に
    螺合し、前記箱体を前記架台に固定する前記箱体を、前
    記箱体を固定前に移動する際に用いる移動用脚体であっ
    て、 プラスチックからなり,偏平な柱状の脚部と、 前記脚部の下面の周縁部に形成された面取り部と、 前記脚部の上面の中央に一体に突設され,前記箱体の据
    付用透孔に下方から挿通される軸部と、 前記脚部の上面に接着され,前記箱体の下面に吸着する
    マグネット板とからなる重量物箱体の移動用脚体。
  2. 【請求項2】 監視制御用,配電用等の機器が収納され
    た重量物箱体の,底板の隅部の据付用透孔に上方からボ
    ルトを挿通し、前記ボルトを枠状の架台の隅部の螺孔に
    螺合し、前記箱体を前記架台に固定する前記箱体を、前
    記箱体を固定前に移動する際に用いる移動用脚体であっ
    て、 プラスチックからなり,偏平な柱状の脚部と、 前記脚部の下面の周縁部に形成された面取り部と、 前記脚部の上面の中央に一体に突設され,前記箱体の据
    付用透孔に下方から挿通される軸部と、 前記軸部の周面に形成された螺溝と、 前記軸部の螺溝に螺合した板体と、 前記板体の上面に接着され,前記箱体の下面に吸着する
    マグネット板とからなる重量物箱体の移動用脚体。
JP24183997A 1997-08-21 1997-08-21 重量物箱体の移動用脚体 Pending JPH1159688A (ja)

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