JPH0319862Y2 - - Google Patents

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JPH0319862Y2
JPH0319862Y2 JP1984023140U JP2314084U JPH0319862Y2 JP H0319862 Y2 JPH0319862 Y2 JP H0319862Y2 JP 1984023140 U JP1984023140 U JP 1984023140U JP 2314084 U JP2314084 U JP 2314084U JP H0319862 Y2 JPH0319862 Y2 JP H0319862Y2
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JP
Japan
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rail
fixing
fixing part
medical
locking edge
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JP1984023140U
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JPS60135118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、手術台等の医療装置や、治療室等
の医療施設に手術台の上肢台や消毒盤台等の医療
用載置台を容易に取付けることのできる固定器に
関するものである。
従来、医療用載置台、例えば手術台に取りつけ
て使用される上肢台の手術台への固定は、第1図
に示すような固定器を介して行なわれている。こ
の固定器は、図に示すように、手術台の上肢台を
螺子等によつて取付ける板状の取付部1と、手術
台に設けられている固定用レール2に着脱自在に
固定する固定部3とから構成されている。この固
定器の固定部3は、図に示すように、断面略コ字
状に成形されており、その上部3a開口端は下方
に折れ曲がり、係止縁部3bとなつている。上記
固定部3の上部3a下面の係止縁部3bの内側部
と下部3cとの間隔が上記レール2の高さ寸法よ
り幾分大きく形成され、かつ下部3cと上記係止
縁部3bとの間隔が上記レール2の高さ寸法より
小さく形成されるとともに、上記係止縁部3bと
側部3dとの間隔が上記レール2の幅寸法より若
干大きく形成されている。また、上記固定部3の
下部3cの略中央には、この固定部3の内部に向
かつて出没自在にレール固定用螺子部材4が螺着
されている。従つて、この螺子部材4を固定部3
内に位置させたレール2に向かつて締めあげるこ
とにより、この固定器がレール2に固定されるこ
とになる。
ところで、上記固定器には、下記のような欠点
があり、その解決が望まれている。
すなわち、上記固定器の取付け、取りはずし作
業には、螺子部材4を締めたり、緩めたりしなけ
ればならず、手間がかかるという欠点がある。ま
た、螺子部材4の把手部分は、取付スペースとの
関係から、それ程大きなものではないものなの
で、操作しにくいという欠点があり、さらにこの
螺子部材4を操作する人の力が弱い場合、確実に
固定することができない場合も生じるという欠点
もある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
取付け、取りはずし作業が行ないやすく、取付
け、取りはずしを容易、短時間、確実に行なうこ
とのできる医療用載置台の固定器を提供すること
を目的とするものである。
以下、この考案を図面を参照して説明する。第
2図はこの考案の一実施例を説明するためのもの
で、図中符号5は取付部を示し、符号6は固定部
を示すものである。
上記取付部5は前記従来の固定器の取付部1と
同形同寸法に形成されており、この固定器を上肢
台用に形成した場合のものである。
上記固定部6は前記従来の固定器の固定部3と
略同形、同寸法に形成されているが、下記の諸点
で異なつている。すなわち、その下部6cの開口
端に立ち上がるようにして薄肉な係止縁部6eが
形成されていること、上記係止縁部6eが立ち上
がつたことにより下部6c上面に溝状凹部7が形
成されたこと、さらに固定部6の上部6aの下
面、側部6dの内面にそれぞれ比較的高弾性なゴ
ム板(弾性部材)8,9が貼着され、溝状凹部7
に嵌着された金属板10aにゴム板(レール挾持
用弾性部材)10bが取り付けられていること、
下部6c、金属板10aにそれぞれ螺子孔12、
孔13が形成されていること、上部6aの取付部
5から離間した係止縁部6bの内側角部は面とり
加工されていることが異なつている点である。側
部6dに貼着されているゴム板9の幅寸法(図で
は上下寸法)は、側部6dの内面の上下寸法より
短かく設定されており、このゴム板9と上記ゴム
板8との間に所定の間隙が設けられている。
また、上記下部6cの上面の溝状凹部7には、
嵌着板10が螺子11a,11bによつて取り付
けられている。この嵌着板10は、一枚構成の金
属板10aと、この金属板10aの中央部を空け
るようにしてこの金属板10aの両端部に貼着さ
れている上記ゴム板(レール挾持用弾性部材)1
0b,10bとから構成されている。これらゴム
板10b,10bは上記ゴム板8,9と同材質の
ものである。
なお、上記下部6cの中央および上記金属板1
0aの中央には、それぞれ螺子孔12および孔1
3が、通常は必要としないが、特別強度を要する
ような万一の場合に備えて、螺子部材を螺合でき
るように形成されており、図示しないレール固定
用螺子部材が必要に応じて螺着できるようになつ
ている。
次に、上記構成の嵌着式固定器の使用方法を第
3図a,b,cを参照して説明する。まず、固定
器をその固定部6を下方にするように傾けなが
ら、固定用レール2の上端に固定部6の係止縁部
6bを係止させる(第3図a)。この状態でこの
固定器を、その取付部5を水平にさせるようにし
て、この固定器に力を加えると、固定器はレール
2の下方の角(図では右角2a)をゴム板10b
にくい込ませながら上記係止縁部6b内側角部を
支点として回動する(第3図b)。その結果、固
定器はレール2に対し取付部5が水平な状態とな
り、レール2は固定部6内において各ゴム板8,
9,10により挾持されることになる。
上記状態において、レール2と固定器は、ゴム
板8,9,10の弾性力により連結、固定され、
相互の位置ずれは同ゴム板8,9,10の弾性力
および高摩擦力によつて防止されているので、こ
の固定器を介して行なわれる上肢台等の医療用載
置台の固定は確実に行なわれることになる。ま
た、上記取付作業は係止縁部6bの内側角部を支
点として固定器を回動させるだけで済み、しか
も、固定器の取付部5の端部に回動力を加えるよ
うにすれば、固定部5の上部開口端下部に取付部
5から離間した係止縁部6bが設けられておりこ
の係止縁部6b端を支点として固定器を回動させ
ることができるので、てこの原理により小さい力
で固定器の取付け取り外しを行うことができる。
従つて、この嵌着式固定器によれば、医療用載置
台の医療装置や医療施設への固定を力の弱い人に
おいても、確実、容易、短時間に行なうことが可
能となる。
なお、上記実施例においては、固定器の取付部
を上肢台を支持することを考慮して板状とした
が、医療用載置台の形状によつては他の形状とし
てもよい。例えば、消毒盤台の場合は取付部を支
柱状とすればよい。
また、上記実施例において、ゴム板を固定部の
下部上面の溝状凹部ばかりでなく、側部内面およ
び上部下面にも取りつけたが、これはレールを挾
持する弾性力を大きくするためと、レールおよび
固定部内面を傷つけないためである。
以上説明したように、この考案に係る医療用載
置台の嵌着式固定器は、医療用載置台を着脱自在
に固定する取付部と、医療装置や医療施設の固定
用レールに嵌着固定される断面略コ字状の固定部
とからなり、この固定部の上部開口端下部に取付
部から離間した係止縁部を設けるとともに、上記
固定部の下部上面に溝状凹部を形成し、この溝状
凹部に、前記レールへの固定部の取り付け取り外
し時に前記レールへ弾性的に接触させられて前記
係止縁部を支点とする固定部の回動を許容するレ
ール挾持用弾性部材を取り付け、固定部の上部下
面、上記取付部側の側部内面にそれぞれ弾性部材
を取り付けたものなので、螺子部材を締め付けた
り緩めたりする必要がなくなり、係止縁部の内側
角部を支点として固定器を回動させるだけで上記
レールに取り付けることができ、しかも固定器の
取付部の端部に回動力を加えるようにすれば、固
定部の上部開口端下部に取付部から離間した係止
縁部が設けられておりこの係止縁部を支点として
固定器を回動させることができるので、てこの原
理により小さい力で固定器の取付け取り外しを行
うことができ、また、取付時、取付後に、固定部
の上部下面、上記取付部側の側部内面および溝状
凹部にそれぞれ取り付けた弾性部材を介して上記
レールに固定部が取り付けられるため、レールを
挾持する弾性力を大きくすることができ、かつレ
ールおよび固定部内面に傷を付けるのを防止する
ことができ、医療用載置台の取付け、取りはずし
作業が行ないやすく、取付け、取りはずしを容
易、確実、短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定器の斜視図、第2図および
第3図a,b,cはこの考案の一実施例を説明す
るためのもので、第2図はこの考案に係る固定器
の斜視図、第3図a,b,cは各々この固定器の
使用状態を示す側面図である。 2……固定用レール、5……取付部、6……固
定部、6a……固定部の上部、6b……固定部の
上部の係止縁部、7……溝状凹部、8,9……ゴ
ム板(弾性部材)、10……嵌着板、10b……
ゴム板(レール挾持用弾性部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 医療用載置台を着脱自在に固定する取付部と、
    医療装置や医療施設の固定用レールに嵌着固定さ
    れる断面略コ字状の固定部とからなり、前記固定
    部の上部開口端下部に前記取付部から離間した係
    止縁部が設けられるとともに前記固定部の下部上
    面に溝状凹部が形成され、この溝状凹部に、前記
    レールへの固定部の取り付け取り外し時に前記レ
    ールへ弾性的に接触させられて前記係止縁部を支
    点とする固定部の回動を許容するレール挾持用弾
    性部材が取り付けられ、前記固定部の上部下面、
    前記取付部側の側部内面にそれぞれ弾性部材が取
    り付けられていることを特徴とする医療用載置台
    の嵌着式固定器。
JP2314084U 1984-02-21 1984-02-21 医療用載置台の嵌着式固定器 Granted JPS60135118U (ja)

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JP2314084U JPS60135118U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 医療用載置台の嵌着式固定器

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JP2314084U JPS60135118U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 医療用載置台の嵌着式固定器

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JPS60135118U JPS60135118U (ja) 1985-09-07
JPH0319862Y2 true JPH0319862Y2 (ja) 1991-04-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4813361U (ja) * 1971-06-30 1973-02-14

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