JP2005349746A - プリンタおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタが軽量になりその姿勢が頻繁に変更される可能性があると、使用者は印刷を実行する度にプリンタの姿勢を確認しなければならず、使い勝手が悪くなる。
【解決手段】 第1の姿勢及び第2の姿勢に設置可能に構成されたプリンタ本体と、プリンタ本体の姿勢を検出する姿勢検出部と、プリンタ本体の第1の姿勢に対応する第1の印刷モードと前記第2の姿勢に対応する第2の印刷モードとを実行可能な印刷部と、姿勢検出部の検出結果に基づき、印刷部の実行する印刷モードを選択する印刷モード制御部と、を備えてなるプリンタ。
【選択図】 図3

Description

この発明はプリンタに関する。更に詳しくは、POSシステムに用いられるレシートプリンタ等の小型で、横置き(第1の姿勢)又は縦置き(第2の姿勢)を選択可能なプリンタの改良に関する。
上記のようなプリンタは使用環境に応じて横置き若しくは縦置きが選択される。プリンタを横置きした場合、図1に示すように、レシートには通常状態で印刷がなされ、これを正立印刷モードによる印刷とする。他方、プリンタを縦置きした場合には、使用者に対する視認性を考慮して図2に示すように、レシートに対する印刷方向が、正立印刷モードに対して180度回転して印刷がなされ、これを倒立印刷モードによる印刷とする。
図1及び図2に示すような印刷モードの変換は、ホストPCからプリンタへ送られる印刷コマンドへ印刷モードを特定するコマンドを付加することによりなされていた。
本発明に関連する技術に開示する文献として特許文献1及び特許文献2を参照されたい。
特開平6−293159号公報 特開2003−191564号公報
上記のように印刷モードをホスト側で指定することにより確かにプリンタの姿勢に応じた印刷態様を実行することができる。しかしながら、プリンタが軽量になりその姿勢が頻繁に変更される可能性があると、使用者は印刷を実行する度にプリンタの姿勢を確認して印刷モードの指定をしなければならず、使い勝手が悪くなる。
この発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その構成は次の通りである。
第1の姿勢及び第2の姿勢に設置可能に構成されたプリンタ本体と、前記プリンタ本体の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記プリンタ本体の第1の姿勢に対応する第1の印刷モードと前記第2の姿勢に対応する第2の印刷モードとを実行可能な印刷部と、前記姿勢検出部の検出結果に基づき、印刷部の実行する印刷モードを選択する印刷モード制御部と、を備えてなるプリンタ。
このように構成されたプリンタによれば、姿勢検出部によりプリンタ本体の現在の姿勢を検出し、検出された姿勢に応じた印刷モードが印刷モード制御部により選択される。従って、ホスト側から何らコマンドを送信しなくても、プリンタの姿勢に適合した印刷モードが自動的に選択され、実行できることとなる。よって、使用者にとって使い勝手のよいプリンタとなる。
この発明の他の局面によれば、前記印刷モード制御部は、所定の信号に基づき、前記複数の印刷モードの一つに固定する。
このように構成されたプリンタによれば、プリンタの使用態様に応じて印刷モードを自動的に選択したり、また印刷モードを固定したりできるので、より一層使い勝手のよいものとなる。
この発明の他の局面によれば、前記プリンタ本体は第1の設置面と第2の設置面とを備え、前記第1の設置面を下側にすると前記プリンタ本体は第1の姿勢をとり、前記第2の設置面を下側にすると前記プリンタ本体は第2の姿勢をとり、
前記姿勢検出部として、前記プリンタ本体内においてロール状の記録紙を収納する収納部において前記第1の設置面側に第1のセンサ、前記第2の設置面側に第2のセンサが備えられ、
前記プリンタ本体が第1の姿勢のとき、前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ前記第2のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、
前記プリンタ本体が第2の姿勢のとき、前記第2のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ前記第1のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、
前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第1の姿勢と判断され、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第2の姿勢と判断される。
このように構成されたプリンタによれば、2つのセンサを用いてプリンタの姿勢を検出するので、当該姿勢判断を安定して行えることとなる。
この発明の他の局面によれば、前記第1の設置面と前記第2の設置面とはほぼ直交している。
これにより、プリンタを縦置き及び横置きとして安定して設置することが可能になる。
この発明の他の局面によれば、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは前記記録紙ロールの側面若しくは周面へ照射された光を検出する。
第1のセンサ及び第2のセンサとして光センサを用いることにより、プリンタを構成する部品点数を可及的に少なくすることができ、もって安価かつ軽量なプリンタの提供が可能となる。
本発明は、更に、ロール紙を収納可能な収納部と、ロール紙のコアを中心として、略直角に配置された第1、第2のロール紙センサとを有するプリンタにおいて、 前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第1の姿勢と判断し、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第2の姿勢と判断し、前記第1、第2のセンサの検出状態に応じて、前記ロール紙に対して倒立印刷をする倒立印刷モードか、正立印刷をする正立印刷モードかを選択することを特徴とするプリンタの制御方法を提供することができる。
これにより、2つのセンサで、ロール紙の有無、またはニアエンド、更にはプリンタの姿勢が効率的に検出可能となる。
以下、この発明の実施例を図例を参照して説明する。
図3に実施例のプリンタ1の斜視図を示す。プリンタ1はプリンタ本体2を有し、プリンタ本体2は記録紙の排出部3、上部カバー6を有する。オープンボタン5を矢印B方向に押下すると、プリンタ本体2に対する上部カバー6の係合が外れて上部カバー6は図中矢印Aで示すように開くように構成されている。
プリンタ本体2は第1の設置面7と第2の設置面8を有する。第1の設置面7を下側にしたときプリンタ本体2は横置きとなり、第2の設置面8を下側にしたときプリンタ本体2は縦置きとなる。従って、この第1の設置面と第2の設置面とをほぼ直交させることが好ましい。なお、プリンタ本体2に要求される設置姿勢に応じて第1の設置面と第2の設置面の角度は任意に設計可能である。
プリンタ本体2にはプリンタ機構10が内蔵されている。図4はこのプリンタ機構10の斜視図であり、図5及び図6は同じく縦断面図である。
このプリンタ機構10は金属等からなる本体フレーム11とこれに軸支されるカバーフレーム13とを備えている。本体フレーム11には記録紙ロールRの収納部15が形成されている。収納部15には2つの案内部17、18が形成されている。この案内部17又は18へ使用済直前で小径となった記録紙ロールRが落とし込まれる。図5に示すように、第1の案内部17はプリンタ1の第1の設置面7側(図示下側)に設置され、プリンタ1が横置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第1の案内部17へ落とし込まれる。他方第2の案内部18は、図6に示すように、第2の設置面8側に設けられて、プリンタ1が縦置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第2の案内部18へ落とし込まれる。
第1の光センサ21及び第2の光センサ22は、以下の様に配置される。すなわち、プリンタに許容される最大外径のロール紙が収納部15に投入された場合、横置き状態ではロール紙の中心Cから第2の光センサまでの距離D2とロール紙の中心Cから第1の光センサまでの距離D1は、D2>D1となり、縦置きの状態では、D1>D2となるように、収納部15の形状が決定される。
上記構成により、第1の案内部17及び第2の案内部18にはそれぞれ反射式の第1の光センサ21及び第2の光センサ22が配置されその対向する部分に記録紙ロールRが存在するか否かを検出する。即ち、記録紙ロールRが存在する場合、各光センサ21、22からはオン信号が出力され、記録紙ロールRが存在しない場合は各光センサ21、22からオフ信号が出力されるか、若しくは無信号となる。
この実施例では、光センサ21、22は記録紙ロールRの側面へ光を照射してその反射光の有無によりオン、オフを検出しているが、記録紙ロールRの周面へ光を照射してその反射光によりオン、オフの検出をすることも可能である。
また、反射式の代わりに透過式の光センサを用いることも可能である。この場合、センサの出力が反射式のものと反転する。即ち、透過式の光センサでは当該センサに記録紙ロールRが対向するときその出力がオフとなる。
記録紙ロールRの存在を検出するセンサとして、上記の光センサの外に、機械式のマイクロスイッチを用いることもできる。
上記第1、第2の光センサの配置に基づいて、本プリンタに用いられるロール紙Rの最大外径をプリンタの仕様に加えておけば、縦置き、横置きの判定は極めて容易となる。
図7は実施例のプリンタ1の制御系の構成図を示す。プリンタ機構10には印字部25及び記録紙フィードローラ26が備えられ、中央制御装置30により制御されている。
中央制御装置30はCPUを有し、メモリ32に保存される制御プログラムに基づいてバス31に連結された各要素を制御する。センサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力からオン、オフ(即ち記録紙ロールRの存否)を判断する。なお、このセンサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力を所定期間保持する機能を有する。これにより、不測の外力が軽量なプリンタ1へ加えられて記録紙ロールRがプリンタ1内で不規則に変動したときの誤認識を未然に防止することができる。
印刷制御部35は印刷部25を制御し、正立印刷モードと倒立印刷モードとを選択的に実行することができる。また、ホストより印刷モードを固定するコマンド(信号)が入力されている場合は、常に一定の印刷モードを実行する。用紙搬送制御部36はフィードローラ26を制御して記録紙の紙送りを調整する。表示制御部27はプリンタ1のオン・オフ、エラーモード、印刷モードなどを表示するため、表示部9のLEDの点灯を制御する。通信インターフェース38を介してプリンタ1はホストPCへ連結される。通信インターフェース38は有線、無線を問わない。
次に実施例のプリンタ1の動作を説明する。
横置き状態のプリンタ1へ記録紙ロールRをセットすると、図5Aに示すように、第1の光センサ21が横置き状態のプリンタ1において記録紙ロールRの側面を検出してオンとなり、他方第2の光センサは記録紙ロールRから外れてオフとなる。このように、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットした状態で第1の光センサ21はオン、第2の光センサ22はオフとなる。従って、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットしたとき、記録紙ロールRの中心からみて第1の光センサ21はその半径内に位置し、第2の光センサ22はその半径外に位置する。また、記録紙ロールRの中心と第1及び第2の光センサとのなす角αはほぼ90度とする。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第1の光センサ21がオン、第2の光センサがオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第1の案内部17へ落ち込む。この状態になると、第1の光センサ21には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図3B参照)、第1の光センサ21の出力はオフになる。即ち、第2の光センサ22がオフ状態を維持しかつ第1の光センサ21がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
ここに、この実施例では第2の光センサ22の出力と第1の光センサ21の出力とに基づいてニアエンドの検出をしているので、単一の光センサの出力のみに基づいて当該ニアエンドを検出する方式に比べて、より安定した検出を行うことができる。
プリンタ1が縦置き状態になると、図6に示すように、プリンタ1において第2の光センサ22が記録紙ロールRの側面を検出してオンとなり、他方第1の光センサ21は記録紙ロールRから外れてオフとなる。このように、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を縦置き状態のプリンタ1にセットした状態で第2の光センサ22はオン、第1の光センサ21はオフとなる。従って、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を縦置き状態のプリンタ1にセットしたとき、記録紙ロールRの中心からみて第2の光センサ22はその半径内に位置し、第1の光センサ21はその半径外に位置する。また、記録ロールRの中心と第1及び第2の光センサとのなす角αはほぼ90度である。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第2の光センサ22がオン、第1の光センサ21がオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第2の案内部18へ落ち込む。この状態になると、第2の光センサ22には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図6B参照)、第2の光センサ22の出力はオフになる。即ち、第1の光センサ21がオフ状態を維持しかつ第2の光センサ22がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
第1及び第2の光センサ21、22の出力からプリンタ1の姿勢を判断することができる。即ち、第1の光センサ21がオンでありかつ第2の光センサ22がオフのとき、プリンタ1は横置き状態である。他方第1の光センサ21がオフでありかつ第2の光センサ22がオンのときプリンタ1は縦置き状態である。
第1及び第2の光センサ21、22の出力とプリンタ1の姿勢、及びニアエンド検出との関係を表1に纏めた。
Figure 2005349746
なお、プリンタ1へ不測の外力、例えば身体へ装着した時の移動による振動などが加わるとプリンタ1内で記録紙ロールRが振動したり、あるいは跳び跳ね、当該記録紙ロールRが使用可能なもの(ニアエンドに非ず)であるにも拘わらず第1の光センサ21及び第2の光センサ22の出力がともにオフとなる場合がある。かかる出力状態をキャンセルするため、第1の光センサ21及び第2の光センサ22の出力がともにオフとなる時間が所定の閾値を超えた場合にのみ、ニアエンドと判断されるようにすることが好ましい。
同様に、横置き状態及び縦置き状態の判断も、各光センサの出力状態が所定の閾値期間を超えて一定であるときにのみ有効とすることが好ましい。又は、印刷直前における各光センサの出力に基づいて姿勢判断を行うことで、記録紙ロールRの飛び跳ねや振動に起因するチャタリングノイズを除去することができる。
この実施例では第1の案内部17及び第2の案内部18の近傍にそれぞれ第1の光センサ21と第2の光センサ22とを配置した。表1の関係を実現できる位置であれば、各光センサの配設位置は特に限定されるものではない。
以下、この実施例のプリンタ1における姿勢検出方法及びその結果に基づく印刷制御について図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ホストから印刷コマンドが入力されると(ステップ1)、印刷モード固定コマンドの有無を確認して(ステップ3)、印刷モード固定コマンドの入力が無いときはステップ5に進む。ステップ5においては第1の光センサ21と第2の光センサ22の出力に応じ、表1の関係に従ってプリンタ1の姿勢が特定される。特定されたプリンタの姿勢に応じて印刷モードが決定され、当該印刷モードにより印刷コマンドに応じた印刷が実行される(ステップ7)。即ち、プリンタ1の姿勢が横置きのときは正立印刷モードが実行され、プリンタ1の姿勢が縦置きのときは倒立印刷モードが実行される。
ステップ3において印刷モード固定コマンドの入力が確認された場合は、プリンタ1は常に正立印刷モードを実行する。例えば、プリンタ1を、その記録紙排出部3が上側になるようにして(即ち縦置き状態)、ベルトクリップ式に使用者が携帯した場合、図9に示すように、使用者にとって正立印刷モードで印刷されたレシートが見やすくなる。使用者は常に上側から腰にくくり付けられたプリンタ1を見下ろすので、プリンタ1を90度傾斜させて横置き状態としても、やはり正立印刷モードが使用者にとって見やすい状態である。よって、この場合は、プリンタ1の姿勢の如何に拘わらず、印刷モードを固定することが好ましい。
いずれの印刷モードを選択するかは使用者が任意に選択できるものとする。
図10に他の実施例のプリンタ機構110を示す。図5及び図6と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
このプリンタ機構110では、第1の案内部17及び第2の案内部18の近傍に一般的にマイクロスイッチと呼ばれている感圧センサ121、122を配置した。図10Aに示すように、プリンタが横置き状態では記録紙ロールR若しくはこれから繰り出された紙が第1の感圧センサ121を押圧し、もって第1の感圧センサ121をオンとする。他方、プリンタを縦置きにすると、図10Bに示すように、第2の感圧センサ122が記録紙ロールR若しくはこれから繰り出された紙で押圧され、もって第2の感圧センサ122がオンとなる。これら第1の感圧センサ121と第2の感圧センサ122の出力とプリンタの姿勢との関係は前の実施例と同様である。従って、印刷モード制御も前の実施例と同様にして行われる。
図11に他の実施例のプリンタ機構210を示す。図5及び6と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
このプリンタ機構210では、アーム220が角度センサ221を介して本体フレームに回転自在に取り付けられ、アーム220の先端には反射式の光センサ222が取り付けられている。プリンタの姿勢に拘わらずアーム220は常に垂直状態を維持するので、角度センサ221の出力からプリンタの姿勢を特定することができる。このようにして特定されたプリンタの姿勢に応じて印刷モードが選択されることとなる。
光センサ222は使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であり、この記録紙ロールが使用済直前となると光センサ222は記録紙ロールの芯の空洞に対向し、もってその存在を検出不能となる。このように検出可能な状態(オン状態)から検出不能な状態(オフ状態)へ切り替わることにより、記録紙ロールのニアエンド検出を行うことができる。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
図1は横置き状態のプリンタの正立印刷モードを示す。 図2は縦置き状態のプリンタの倒立印刷モードを示す。 図3はこの発明の実施例のプリンタの斜視図である。 図4は同じくプリンタ機構を示す斜視図である。 図5は横置き状態の記録紙ロールを装着したプリンタ機構の斜視図を示し、図5Aは未使用の記録紙ロールが装着された状態を示し、図5Bは使用済直前の記録紙ロールの状態を示す。 図6は縦置き状態の記録紙ロールを装着したプリンタ機構の斜視図を示し、図6Aは未使用の記録紙ロールが装着された状態を示し、図6Bは使用済直前の記録紙ロールの状態を示す。 図7は実施例のプリンタの制御系を示すブロックである。 図8は実施例のプリンタの動作を示すフローチャートである。 図9は使用者のベルトにクリップされた実施例のプリンタを示す。 図10は他の実施例のプリンタ機構を示す断面図である。 図11は他の実施例のプリンタ機構を示す断面図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 プリンタ本体
7 第1の設置面
8 第2の設置面
10 プリンタ機構
15 収納部
17 第1の案内部
18 第2の案内部
21 第1の光センサ
22 第2の光センサ

Claims (6)

  1. 第1の姿勢及び第2の姿勢に設置可能に構成されたプリンタ本体と、
    前記プリンタ本体の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記プリンタ本体の第1の姿勢に対応する第1の印刷モードと前記第2の姿勢に対応する第2の印刷モードとを実行可能な印刷部と、
    前記姿勢検出部の検出結果に基づき、印刷部の実行する印刷モードを選択する印刷モード制御部と、
    を備えてなるプリンタ。
  2. 前記印刷モード制御部は、所定の信号に基づき、前記複数の印刷モードの1つに固定する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記プリンタ本体は第1の設置面と第2の設置面とを備え、前記第1の設置面を下側にすると前記プリンタ本体は第1の姿勢をとり、前記第2の設置面を下側にすると前記プリンタ本体は第2の姿勢をとり、
    前記姿勢検出部として、前記プリンタ本体内においてロール状の記録紙を収納する収納部において前記第1の設置面側に第1のセンサ、前記第2の設置面側に第2のセンサが備えられ、
    前記プリンタ本体が第1の姿勢のとき、前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ前記第2のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、
    前記プリンタ本体が第2の姿勢のとき、前記第2のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ前記第1のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、
    前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第1の姿勢と判断され、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第2の姿勢と判断される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 前記第1の設置面と前記第2の設置面とはほぼ直交している、ことを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
  5. 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは前記記録紙ロールの側面若しくは周面へ照射された光を検出する、ことを特徴とする、請求項3又は4に記載のプリンタ。
  6. ロール紙を収納可能な収納部と、ロール紙のコアを中心として、略直角に配置された第1、第2のロール紙センサとを有するプリンタにおいて、前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第1の姿勢と判断し、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は第2の姿勢と判断し、前記第1、第2のセンサの検出状態に応じて、前記ロール紙に対して倒立印刷をする倒立印刷モードか、正立印刷をする正立印刷モードかを選択することを特徴とするプリンタの制御方法。
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