JP2005350235A - プリンタおよびその姿勢判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録紙ロールを投げ入れて収納するタイプのプリンタにおいて、そのニアエンドを正確に検出できる新規な構成を提案する。
【解決手段】 ロール状の記録紙を収納する収納部に第1のセンサと第2のセンサを有するプリンタであって、
第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、第2のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在及び使用済直前の記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される。
【選択図】 図3
【解決手段】 ロール状の記録紙を収納する収納部に第1のセンサと第2のセンサを有するプリンタであって、
第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、第2のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在及び使用済直前の記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される。
【選択図】 図3
Description
この発明はプリンタに関する。更に詳しくは、POSシステムに用いられるレシートプリンタ等の小型で、場合によっては縦置き又は横置きを選択可能なプリンタの改良に関する。
上記のようなプリンタは使用環境に応じて縦置き若しくは横置きが選択される。このプリンタには、機械的構成を簡素化するために、記録紙(レシート紙)のロールをプリンタ本体内の収納部へ投げ入れて、当該収納部の周壁で記録紙ロールを保持するタイプのものがある。また、プリンタでは印字ヘッドを保護するため、記録紙ロールの終端を検出する必要がある。そのため、特許文献1に記載のプリンタでは接触式の検出子で記録紙の巻芯部を検出し、もって記録紙ロールの終端(ニアエンド)を検出している。
また、特許文献1に記載のプリンタでは、径の小さくなった記録紙ロールを縦置き/横置きに対応して収納する案内部が複数設けられている。既述の検出子は各案内部において記録紙ロールの巻芯部を検出することができるように設計されている。
接触式の検出子の代わりに各案内部に光センサなどの非接触式の検出子を配置し、この光センサにより案内部に収納された記録紙ロールの巻芯部を検出することも考えられる。
その他、本件発明に関連する文献として特許文献2〜5を参照されたい。
特開平9−295436号公報
特開2002−234223号公報
特開2001−171866号公報
実公平1−14597号公報
実公平61−3872号公報
接触式の検出子の代わりに各案内部に光センサなどの非接触式の検出子を配置し、この光センサにより案内部に収納された記録紙ロールの巻芯部を検出することも考えられる。
その他、本件発明に関連する文献として特許文献2〜5を参照されたい。
上記タイプのプリンタによれば記録紙ロールのニアエンドを検出することができる。
上記タイプのプリンタにはより一層の軽量化及びそれに伴う携帯性が求められている。本発明者らはかかる要望に対処すべく鋭意検討を重ねてきたところ、軽量化されたプリンタではプリンタ自体が動きやすくなるため、記録紙ロールが安定せず、その結果記録紙ロールのニアエンド検出を安定してかつより一層正確に行う必要のあることに気が付いた。
上記タイプのプリンタにはより一層の軽量化及びそれに伴う携帯性が求められている。本発明者らはかかる要望に対処すべく鋭意検討を重ねてきたところ、軽量化されたプリンタではプリンタ自体が動きやすくなるため、記録紙ロールが安定せず、その結果記録紙ロールのニアエンド検出を安定してかつより一層正確に行う必要のあることに気が付いた。
この発明は上記課題を解決するためになされたものである。即ち、ロール状の記録紙を収納する収納部に第1のセンサと第2のセンサを有するプリンタであって、
前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、前記第2のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在及び使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される、ことを特徴とするプリンタ。
前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、前記第2のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在及び使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される、ことを特徴とするプリンタ。
このように構成されたプリンタによれば、異なる位置に設置された第1のセンサと第2のセンサを併用して記録紙ロールのニアエンドと、プリンタの姿勢が検出される。従来のように1つのセンサを用いるものに比べて、記録紙ロールのニアエンドと、プリンタの姿勢とが検出が同時に、安定してかつ正確に行われることとなる。
以下、この発明の実施例を図例を参照して説明する。
図1に実施例のプリンタ1の斜視図を示す。プリンタ1はプリンタ本体2を有し、プリンタ本体2は記録紙の排出部3、フロントパネル4及び上部カバー6を有する。オープンボタン5を矢印B方向へ押下すると、プリンタ本体2に対する上部カバー6の係合が外れて上部カバー6は図中矢印Aで示すように開く。
プリンタ本体2は第1の設置面7と第2の設置面8を有する。第1の設置面7を下側にしたときプリンタ本体2は横置きとなり、第2の設置面8を下側にしたときプリンタ本体2は縦置きとなる。従ってこの第1の設置面と第2の設置面とをほぼ直交させることが好ましい。なお、プリンタ本体2に要求される設置姿勢に応じて第1の設置面と第2の設置面の角度は任意に設計可能である。
図1に実施例のプリンタ1の斜視図を示す。プリンタ1はプリンタ本体2を有し、プリンタ本体2は記録紙の排出部3、フロントパネル4及び上部カバー6を有する。オープンボタン5を矢印B方向へ押下すると、プリンタ本体2に対する上部カバー6の係合が外れて上部カバー6は図中矢印Aで示すように開く。
プリンタ本体2は第1の設置面7と第2の設置面8を有する。第1の設置面7を下側にしたときプリンタ本体2は横置きとなり、第2の設置面8を下側にしたときプリンタ本体2は縦置きとなる。従ってこの第1の設置面と第2の設置面とをほぼ直交させることが好ましい。なお、プリンタ本体2に要求される設置姿勢に応じて第1の設置面と第2の設置面の角度は任意に設計可能である。
プリンタ本体2にはプリンタ機構10が内蔵されている。図2はこのプリンタ機構10の斜視図であり、図3及び図4は同じく縦断面図である。
このプリンタ機構10は金属等からなる本体フレーム11とこれに軸支されるカバーフレーム13とを備えている。本体フレーム11には記録紙ロールRの収納部15が形成されている。収納部15には2つの案内部17、18が形成されている。この案内部17又は18へ使用済直前で小径となった記録紙ロールRが落とし込まれる。図3に示すように、第1の案内部17はプリンタ1の第1の設置面7側(図示下側)に設置され、プリンタ1が横置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第1の案内部17へ落とし込まれる。他方第2の案内部18は、図4に示すように、第2の設置面8側に設けられて、プリンタ1が縦置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第2の案内部18へ落とし込まれる。
このプリンタ機構10は金属等からなる本体フレーム11とこれに軸支されるカバーフレーム13とを備えている。本体フレーム11には記録紙ロールRの収納部15が形成されている。収納部15には2つの案内部17、18が形成されている。この案内部17又は18へ使用済直前で小径となった記録紙ロールRが落とし込まれる。図3に示すように、第1の案内部17はプリンタ1の第1の設置面7側(図示下側)に設置され、プリンタ1が横置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第1の案内部17へ落とし込まれる。他方第2の案内部18は、図4に示すように、第2の設置面8側に設けられて、プリンタ1が縦置き状態で使用済直前の記録紙ロールRが当該第2の案内部18へ落とし込まれる。
第1の光センサ21及び第2の光センサ22は、以下の様に配置される。すなわち、プリンタに許容される最大外径のロール紙が収納部15に投入された場合、横置き状態ではロール紙の中心Cから第2の光センサまでの距離D2とロール紙の中心Cから第1の光センサまでの距離D1は、D2>D1となり、縦置きの状態では、D1>D2となるように、収納部15の形状が決定される。
上記構成により、第1案内部17及び第2の案内部18にはそれぞれ反射式の第1の光センサ21及び第2の光センサ22が配置されその対向する部分に記録紙ロールRが存在するか否かを検出する。即ち、記録紙ロールRが存在する場合、各光センサ21、22からはオン信号が出力され、記録紙ロールRが存在しない場合は各光センサ21、22からオフ信号が出力されるか、若しくは無信号となる。
この実施例では、光センサ21、22は記録紙ロールRの側面へ光を照射してその反射光の有無によりオン、オフを検出しているが、記録紙ロールRの周面へ光を照射してその反射光によりオン、オフの検出をすることも可能である。
また、反射式の代わりに透過式の光センサを用いることも可能である。この場合、センサの出力が反射式のものと反転する。即ち、透過式の光センサでは当該センサに記録紙ロールが対向するときその出力がオフとなる。
記録紙ロールRの存在を検出するセンサとして、上記の光センサの外に、機械式のマイクロスイッチを用いることもできる。上記第1、第2の光センサの配置に基づいて、本プリンタに用いられるロール紙Rの最大外径をプリンタの仕様に加えておけば、縦置き、横置きの判定は極めて容易となる。
上記構成により、第1案内部17及び第2の案内部18にはそれぞれ反射式の第1の光センサ21及び第2の光センサ22が配置されその対向する部分に記録紙ロールRが存在するか否かを検出する。即ち、記録紙ロールRが存在する場合、各光センサ21、22からはオン信号が出力され、記録紙ロールRが存在しない場合は各光センサ21、22からオフ信号が出力されるか、若しくは無信号となる。
この実施例では、光センサ21、22は記録紙ロールRの側面へ光を照射してその反射光の有無によりオン、オフを検出しているが、記録紙ロールRの周面へ光を照射してその反射光によりオン、オフの検出をすることも可能である。
また、反射式の代わりに透過式の光センサを用いることも可能である。この場合、センサの出力が反射式のものと反転する。即ち、透過式の光センサでは当該センサに記録紙ロールが対向するときその出力がオフとなる。
記録紙ロールRの存在を検出するセンサとして、上記の光センサの外に、機械式のマイクロスイッチを用いることもできる。上記第1、第2の光センサの配置に基づいて、本プリンタに用いられるロール紙Rの最大外径をプリンタの仕様に加えておけば、縦置き、横置きの判定は極めて容易となる。
プリンタ機構10には印字部25及び記録紙フィードローラ26が備えられ、中央制御装置30により制御されている。図5は実施例のプリンタ1の制御系の構成を示す。
中央制御装置30はCPUからなり、メモリ32に保存される制御プログラムに基づいてバス31に連結された各要素を制御する。センサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力からオン、オフ(即ち記録紙ロールRの存否)を判断する。なお、このセンサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力を所定期間保持する機能を有する。これにより、不測の外力が軽量なプリンタ1へ加えられて記録紙ロールRがプリンタ1内で不規則に変動したときの誤認識を未然に防止することができる。
中央制御装置30はCPUからなり、メモリ32に保存される制御プログラムに基づいてバス31に連結された各要素を制御する。センサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力からオン、オフ(即ち記録紙ロールRの存否)を判断する。なお、このセンサ制御部33は第1及び第2の光センサの出力を所定期間保持する機能を有する。これにより、不測の外力が軽量なプリンタ1へ加えられて記録紙ロールRがプリンタ1内で不規則に変動したときの誤認識を未然に防止することができる。
印刷制御部35は印刷部25を制御し、用紙搬送制御部36はフィードローラ26を制御して記録紙の紙送りを調整する。表示制御部27はプリンタ1のオン・オフ、エラーモード、印刷モードなどを表示するため、表示部9のLEDの点灯を制御する。通信インターフェース38を介してプリンタ1はホストPCへ連結される。通信インターフェース38は有線、無線を問わない。
次に実施例のプリンタ1の動作を説明する。
ホストPCからの印刷要求に対してこのプリンタ1の印刷部25及びフィードローラ26の動作は汎用的なものである。
横置き状態のプリンタ1へ記録紙ロールRをセットすると、図3Aに示すように、第1の光センサ21が横置き状態のプリンタ1において記録紙ロールRの側面を検出してオンとなり、他方第2の光センサは記録紙ロールRから外れてオフとなる。このように、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットした状態で第1の光センサ21はオン、第2の光センサ22はオフとなる。従って、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットしたとき、記録紙ロールRの中心からみて第1の光センサ21はその半径内に位置し、第2の光センサ22はその半径外に位置する。また、記録紙ロールRの中心と第1及び第2の光センサとのなす角αはほぼ90度とする。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第1の光センサ21がオン、第2の光センサがオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第1の案内部17へ落ち込む。この状態になると、第1の光センサ21には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図3B参照)、第1の光センサ21の出力はオフになる。即ち、第2の光センサ22がオフ状態を維持しかつ第1の光センサ21がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
ここに、この実施例では第2の光センサ22の出力と第1の光センサ21の出力とに基づいてニアエンドの検出をしているので、単一の光センサの出力のみに基づいて当該ニアエンドを検出する方式に比べて、より安定した検出を行うことができる。
ホストPCからの印刷要求に対してこのプリンタ1の印刷部25及びフィードローラ26の動作は汎用的なものである。
横置き状態のプリンタ1へ記録紙ロールRをセットすると、図3Aに示すように、第1の光センサ21が横置き状態のプリンタ1において記録紙ロールRの側面を検出してオンとなり、他方第2の光センサは記録紙ロールRから外れてオフとなる。このように、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットした状態で第1の光センサ21はオン、第2の光センサ22はオフとなる。従って、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を横置き状態のプリンタ1にセットしたとき、記録紙ロールRの中心からみて第1の光センサ21はその半径内に位置し、第2の光センサ22はその半径外に位置する。また、記録紙ロールRの中心と第1及び第2の光センサとのなす角αはほぼ90度とする。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第1の光センサ21がオン、第2の光センサがオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第1の案内部17へ落ち込む。この状態になると、第1の光センサ21には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図3B参照)、第1の光センサ21の出力はオフになる。即ち、第2の光センサ22がオフ状態を維持しかつ第1の光センサ21がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
ここに、この実施例では第2の光センサ22の出力と第1の光センサ21の出力とに基づいてニアエンドの検出をしているので、単一の光センサの出力のみに基づいて当該ニアエンドを検出する方式に比べて、より安定した検出を行うことができる。
プリンタ1が縦置き状態になると、図4に示すように、縦置き状態のプリンタ1において第2の光センサ22が記録紙ロールRの側面を検出してオンとなり、他方第1の光センサ21は記録紙ロールRから外れてオフとなる。このように、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を縦置き状態のプリンタ1にセットした状態で第2の光センサ22はオン、第1の光センサ21はオフとなる。従って、未使用の記録紙ロールR(最大径の記録紙ロールR)を縦置き状態のプリンタ1にセットしたとき、記録紙ロールRの中心からみて第2の光センサ22はその半径内に位置し、第1の光センサ21はその半径外に位置する。また、記録ロールRの中心と第1及び第2の光センサとのなす角αはほぼ90度である。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第2の光センサ22がオン、第1の光センサ21がオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第2の案内部18へ落ち込む。この状態になると、第2の光センサ22には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図4B参照)、第2の光センサ22の出力はオフになる。即ち、第1の光センサ21がオフ状態を維持しかつ第2の光センサ22がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
記録紙ロールRが消費されてその径が小さくなっていっても、記録紙ロールRが使用可能状態においては第2の光センサ22がオン、第1の光センサ21がオフの状態は維持される。そして、記録紙ロールRが使用済直前となると(即ちニアエンドの検出が必要な状態となると)、記録紙ロールRは第2の案内部18へ落ち込む。この状態になると、第2の光センサ22には記録紙ロールRの芯の空洞部分が対向するので(図4B参照)、第2の光センサ22の出力はオフになる。即ち、第1の光センサ21がオフ状態を維持しかつ第2の光センサ22がオンからオフになったときが記録紙ロールRのニアエンド検出時となる。ニアエンドの検出にともない、表示装置9に当該ニアエンド状態を表示させる。
第1及び第2の光センサ21、22の出力からプリンタ1の姿勢を判断することができる。即ち、第1の光センサ21がオンでありかつ第2の光センサ22がオフのとき、プリンタ1は横置き状態である。他方第1の光センサ21がオフでありかつ第2の光センサ22がオンのときプリンタ1は縦置き状態である。
第1及び第2の光センサ21、22の出力とプリンタ1の姿勢、及びニアエンド検出との関係を表1に纏めた。
なお、プリンタ1へ不測の外力が加わるとプリンタ1内で記録紙ロールRが移動し、当該記録紙ロールRが使用可能なもの(ニアエンドに非ず)であるにも拘わらず第1の光センサ21及び第2の光センサ22の出力がともにオフとなる場合がある。かかる出力状態をキャンセルするため、第1の光センサ21及び第2の光センサ22の出力がともにオフとなる時間が所定の閾値を超えた場合にのみ、ニアエンドと判断されるようにすることがこのましい。
同様に、横置き状態及び縦置き状態の判断も、各光センサの出力状態が所定の閾値期間を超えて一定であるときにのみ有効とすることが好ましい。
この実施例では第1の案内部17及び第2の案内部18の近傍にそれぞれ第1の光センサ21と第2の光センサ22とを配置させた。表1の関係を実現できる位置であれば、各光センサの配設位置は特に限定されるものではない。
同様に、横置き状態及び縦置き状態の判断も、各光センサの出力状態が所定の閾値期間を超えて一定であるときにのみ有効とすることが好ましい。
この実施例では第1の案内部17及び第2の案内部18の近傍にそれぞれ第1の光センサ21と第2の光センサ22とを配置させた。表1の関係を実現できる位置であれば、各光センサの配設位置は特に限定されるものではない。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1 プリンタ
2 プリンタ本体
7 第1の設置面
8 第2の設置面
10 プリンタ機構
15 収納部
17 第1の案内部
18 第2の案内部
21 第1の光センサ
22 第2の光センサ
2 プリンタ本体
7 第1の設置面
8 第2の設置面
10 プリンタ機構
15 収納部
17 第1の案内部
18 第2の案内部
21 第1の光センサ
22 第2の光センサ
Claims (11)
- ロール状の記録紙を収納する収納部に第1のセンサと第2のセンサを有するプリンタであって、
前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、前記第2のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在及び使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される、ことを特徴とするプリンタ。 - 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは前記記録紙ロールの側面若しくは周面へ照射された光を検出する、ことを特徴とする、請求項1に記載のプリンタ。
- 前記第1のセンサが検出状態かつ前記第2のセンサが非検出状態から前記第1のセンサが非検出状態かつ前記第2のセンサが非検出状態となったとき、前記記録紙のニアエンド(用紙切れ間近)状態を出力する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
- 第1の設置面を下側にする横置き若しくは第2の設置面を下側にする縦置きを選択可能であり、ロール状の記録紙を収納する収納部において前記第1の設置面側に第1のセンサ、前記第2の設置面側に第2のセンサが備えられ、
プリンタ本体が横置きのとき、前記第1のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、前記第2のセンサは使用可能前記な記録紙ロールの存在及び使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、
プリンタ本体が縦置きのとき、前記第2のセンサは使用可能な記録紙ロールの存在を検出可能であって、かつ使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置され、前記第1のセンサは使用可能な前記記録紙ロールの存在及び使用済直前の前記記録紙ロールの存在を非検出な状態に配置される、ことを特徴とするプリンタ。 - 前記第1の設置面と前記第2の設置面とはほぼ直交している、ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
- 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは前記記録紙ロールの側面若しくは周面へ照射された光を検出する、ことを特徴とする、請求項4又は5に記載のプリンタ。
- 前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき、前記プリンタ本体は横置き状態と判断され、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は縦置き状態と判断される、ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のプリンタ。
- 前記第1のセンサ又は前記第2のセンサが検出状態から非検出状態になったとき、前記記録紙のニアエンド(用紙切れ間近)状態を出力する、ことを特徴とする4〜7のいずれかに記載のプリンタ。
- 請求項4に記載のプリンタにおける姿勢判定方法であって、前記第1のセンサが検出状態でありかつ前記第2のセンサが非検出状態のとき、前記プリンタ本体は横置き状態と判定し、前記第2のセンサが検出状態でありかつ前記第1のセンサが非検出状態のとき前記プリンタ本体は縦置き状態と判定する、プリンタの姿勢判定方法。
- 横置き又は縦置きが可能なプリンタにおいて、
記録紙ロールの収納部に2つのセンサが設けられ、
未使用の記録紙ロールを前記収納部へ収納した状態で、前記一方のセンサは前記未使用の記録紙ロールの軸を中心にして該記録紙ロールの最大外径よりも内側に配置され、他方のセンサは該記録紙ロールの最大外径よりも外側に配置される、
ことを特徴とするプリンタ。 - 前記2つのセンサは、前記未使用の記録紙ロールの軸を中心として略90度の角で配置されることを特徴とする請求項10に記載のプリンタ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7549814B1 (en) | 2007-12-18 | 2009-06-23 | International Business Machines Corporation | Compact low paper sensor mechanism |
CN103085509A (zh) * | 2013-01-16 | 2013-05-08 | 深圳市乐州光电技术有限公司 | 卷纸用尽检测装置、打印设备和卷纸用尽的检测方法 |
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2004
- 2004-06-11 JP JP2004173942A patent/JP2005350235A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070403 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |