JP4821572B2 - 車両用情報収集提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種施設に関する情報を収集し提示するための車両用情報収集提示装置に関する。
従来のカーナビゲーション装置には、スポーツ施設、娯楽施設あるいは観光地のホテルなどの情報をユーザの嗜好に合わせてタイミング良く提示するものがあった。
つまり、車両の走行状態に関する情報、年齢、性別、当日の予定といったユーザ情報、スポーツ施設に行った後は温泉施設に行くといったユーザの嗜好などに基づいて施設利用情報の提示タイミングを推定し、適切なタイミングでユーザの嗜好に合った施設利用情報の提示を可能にして、ドライブ時の快適性を高めるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平2005−339279号公報
ところが、このカーナビゲーション装置によって提示される施設利用情報は、インターネットなどを検索して得られる情報である。したがって、情報の信頼度が低い可能性があるという問題がある。
つまり、インターネットで得られる情報にはその内容が正確なものでない場合などがあるため、提示された施設利用情報に基づいてある施設に行ったところ、提示された施設利用情報の内容とは全く異なる施設であることもある。さらに極端な場合には、得られた施設利用情報が虚偽の情報であったため、施設が存在しなかったということも考えられるのである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、ユーザにできるだけ信頼度の高い施設利用情報を提示することができる車両用情報収集提示装置を提供することを目的としている。
かかる問題を解決するためになされた請求項1に記載の車両用情報収集提示装置(5:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、車両駐車検出手段(10)、現在位置検出手段(20)、乗員情報出力手段(30)、入力手段(40)、施設利用情報取得手段(70)、施設利用情報出力手段(70)、情報提示手段(50)及び制御手段(60)を備えている。
車両駐車検出手段(10)は、車両が駐車状態であることを検出し、現在位置検出手段(20)は、車両の現在位置を検出する。また、乗員情報出力手段(30)は、車両に乗車している乗員を特定し、予め記憶された複数の乗員情報から特定された乗員に関する乗員情報を出力し、
入力手段(40)は、乗員の操作により乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報を入力する。
さらに、施設利用情報取得手段(70)は、施設利用情報データベース(105)から、入力手段(40)により入力された乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報に基づいて、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報及び施設利用情報を取得する。
施設利用情報データベース(105)は、施設の位置情報及び施設に関する施設利用情報が格納され、施設に関する新たな情報を施設の位置情報に関連付けて、外部から入力して格納することができる。
また、情報提示手段(50)は、施設利用情報取得手段(70)で取得された施設利用情報を乗員に提示し、施設利用情報出力手段(70)は、施設利用情報データベース(105)へ施設に関する新たな施設利用情報を出力する。
制御手段(60)は、乗員に施設利用情報を提示するための制御を行うものであり、入力手段(40)で入力された乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報に基づき、当該施設の施設利用情報を施設利用情報取得手段(70)を介して施設利用情報データベース(105)から取得し、情報提示手段(50)に提示する。
また、制御手段(60)は、車両駐車検出手段(10)で車両が駐車状態になったことが検出されたか否かを判定し、車両が駐車状態になったと判定した場合、現在位置検出手段(20)で検出された車両の現在位置を取得し、取得した車両の現在位置が乗員が立ち寄りを希望する施設の位置から所定の範囲内にあるときには、施設に、その施設と提携している駐車場があるか否かを判定し、施設と提携している駐車場がある場合には、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び乗員情報出力手段(30)から出力される乗員情報を、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて、施設利用情報出力手段(70)を介して施設利用情報データベース(105)に格納する。
以上のような車両用情報収集提示装置(5)によれば、施設利用情報データベース(105)に格納される情報の信頼度を上げることができる。以下これについて説明する。
乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報を入力すると、施設利用情報データベース(105)から乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報と施設利用情報が取得され、そのうち施設利用情報が情報提示手段(50)に提示される。
また、車両が駐車状態になった場合、その車両の現在位置が、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置から所定の範囲内にあるときには、施設に、その施設と提携している駐車場があるか否かを判定し、施設と提携している駐車場がある場合には、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び乗員情報出力手段(30)で特定された乗員情報が、立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納される。
つまり、請求項1に記載の車両用情報収集提示装置(5)によれば、乗員が立ち寄りを希望する施設に車両が実際に到達した場合には、施設に、その施設と提携している駐車場があるか否かを判定し、施設と提携している駐車場がある場合には、その施設に立ち寄ったこと(到達したこと)及び立ち寄った乗員の乗員情報とが、施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納されていく。
したがって、施設利用情報データベース(105)には、例えば、施設に関する紹介情報等に加え、実際にその施設に立ち寄ったことがある乗員の乗員情報が付加されて格納される。換言すれば、実際に乗員がその施設に立ち寄ったことがなければ、施設利用情報として施設利用情報データベース(105)に格納されない。
したがって、施設利用情報データベース(105)に施設利用情報はあるが、実際には、その施設が存在しないといったような状況が発生しないので、施設利用情報データベース(105)に格納される施設利用情報の信頼度が向上するのである。
なお、「乗員情報」とは、乗員の氏名、ニックネーム、年齢、性別、立ち寄り施設に到達した日の予定など、乗員を識別するため情報、乗員の行動予定情報あるいは乗員の嗜好に関する情報などを意味する。
また、「乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報」とは、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報や施設利用情報を施設利用情報データベース(105)において検索する際のキーワードとなる情報を意味する。例えば、施設の名称、施設の住所などである。
さらに、「施設利用情報」とは、施設の紹介情報、施設近隣のどの駐車場と提携しているか、あるいは、施設や提携駐車場の利用料金といった、施設を利用するために必要となる情報や施設を利用する際に便利な情報を意味している。
また、「前記乗員が立ち寄りを希望する施設の位置から所定の範囲内にある」とは、当該施設から所定の範囲にある場所に位置するということであり、例えば、当該施設の駐車場や当該施設の近くの土地、道路などに駐車している場合をいう。
また、請求項2に記載のように、制御手段(60)は、施設と提携している駐車場があると判定した場合には、さらに、施設と提携している駐車場が複数あるか否かを判定し、施設と提携している駐車場が複数ない場合には、施設が複合施設である否かを判定し、複合施設でない場合には、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び乗員情報出力手段から出力される乗員情報を、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて、施設利用情報出力手段(70)を介して施設利用情報データベース(105)に格納するようにしてもよい。
また、請求項3に記載のように、車両の乗降用ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段(16)と、車両のエンジンが停止状態であるか否かを検出するエンジン停止検出手段(14)と、を備え、制御手段(60)は、車両が駐車状態になったと判定した場合、開閉手段で検出した乗降用ドアの開閉状態が開又は閉のいずれであるかを判定し、乗降用ドアが閉のままであると判定した場合、エンジン停止検出手段(14)で検出したエンジンの停止状態が停止であるか否かを判定し、エンジンが停止状態であると判定した場合には、位置検出手段(20)で検出した車両の現在位置データと、施設利用情報取得手段(70)により施設利用情報データベース(105)から取得された施設の位置情報と、を比較して、車両の現在位置がガソリンスタンドであるか否かを判定し、車両の現在位置がガソリンスタンドであると判定した場合に、乗員が立ち寄りを希望する施設がガソリンスタンドであるとして、位置情報に関連づけて、施設利用情報出力手段(70)を介して施設利用情報データベース(105)に格納するようにしてもよい。
さらに、請求項4に記載のように、車両の乗降用ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段(16)と、車両のエンジンが停止状態であるか否かを検出するエンジン停止検出手段(14)と、車両の窓の開閉状態を検出する窓開閉検出手段(18)と、を備え、制御手段(60)は、車両が駐車状態になったと判定した場合、窓開閉検出手段(18)で検出した乗降用ドアの開閉状態が開又は閉のいずれであるかを判定し、乗降用ドアが閉のままであると判定した場合、エンジン停止検出手段(14)で検出したエンジンの停止状
態が停止であるか否かを判定し、エンジンが停止状態でないと判定した場合には、一定時間が経過したか否かを判定し、一定時間が経過したと判定した場合、窓開閉検出手段(18)で検出した窓の開閉状態が開であると判定した場合には、乗員が立ち寄りを希望する施設がドライブスルー施設であるとして、位置情報に関連づけて、施設利用情報出力手段(70)を介して施設利用情報データベースに格納するようにしてもよい。
また、請求項5に記載のように、車両駐車検出手段は、車両の速度を検出する速度検出手段(20)と、乗員が車室内に居るか否かを検出する乗員検出手段を備え、制御手段(60)は、速度検出手段(20)で検出した車両の速度が0であり、かつ、乗員検出手段で乗員が車室内に居ないことが検出された場合に、車両が駐車状態になったことが検出されたと判定するようにしてもよい。
ところで、施設利用情報が提示されるだけでなく、施設利用情報の提示を受けて実際にその施設に立ち寄った乗員が、提示された施設利用情報に満足したか否かがわかると、次に情報提示を受ける者にとって施設利用情報の価値が向上する。
そこで請求項に記載のように、入力手段(40)は、乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報以外に、乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報が入力可能に構成され、制御手段(60)は、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び乗員情報に加え、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を、乗員が立ち寄りを希望した施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納するようにするとよい。
このようにすると、施設利用情報の提示を受けて実際にその施設に立ち寄った乗員が提示された施設利用情報に満足したか否かがわかるので、情報提示を受ける者にとって施設利用情報の価値が向上し、使いやすい車両用情報収集提示装置(5)となる。
ところで、乗員が立ち寄りを希望する施設が多数の店舗を有する大型のショッピングセンタなどの複合施設であった場合、車両をその駐車場に駐車しても、実際には複合施設のどの店舗に立ち寄ったのかが分からない場合がある。そこで、請求項に記載のように、携帯型端末装置(110)を用いるとよい。
携帯型端末装置(110)は、乗員が携帯し、乗員がどの施設に立ち寄ったかを示す立ち寄り情報を取得して記憶する。また、車両用情報収集提示装置(5)は、携帯型端末装置(110)から立ち寄り情報を取得するための端末情報取得手段(80)を備え、制御手段(60)は、車両駐車検出手段(10)で、車両が駐車状態であることが検出されたと判定した後、端末情報取得手段(80)から取得した立ち寄り情報及び乗員情報を立ち寄り施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納する。
このようにすると、例えば、乗員が複合施設の駐車場に車両を駐車した後、携帯型端末装置(110)を携帯して行動すれば、その携帯型端末装置(110)では乗員が複合施設内のどの店舗などに立ち寄ったかを示す立ち寄り情報が取得されて記憶される。
したがって、車両用情報収集提示装置(5)では、端末情報取得手段(80)により携帯型端末装置(110)に記憶されている立ち寄り情報を取得し、取得した立ち寄り情報及び乗員情報とを立ち寄り施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納すれば、複合施設においても各施設ごとの施設利用情報が施設利用情報データベース(105)に格納されるので、施設利用情報データベース(105)の施設利用情報の信頼度を向上させることができる。
また、携帯型端末装置(110)を利用する場合、請求項に記載のように、携帯型端末装置(110)を、乗員がどの施設に立ち寄ったかを示す立ち寄り情報を取得して記憶すると共に、乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を入力して記憶可能とする。
また、端末情報取得手段(80)は、立ち寄り情報及び施設利用情報の満足度情報を取得し、制御手段(60)は、車両駐車検出手段(10)で、車両が駐車状態であることが検出されたと判定した後、端末情報取得手段(80)から取得した立ち寄り情報、施設利用情報の満足度情報及び乗員情報を立ち寄り施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース(105)に格納するようにしてもよい。
このようにすると、携帯型端末装置(110)では、どの施設に立ち寄ったかだけでなく、その施設に関する施設利用情報の満足度情報を収集できる。したがって、例えば、乗員が複合施設を訪れたときなどには、各々の店舗に関する施設利用情報の満足度情報も収集され施設利用情報データベース(105)に格納されるので、施設利用情報データベース(105)に格納される情報の信頼度がさらに向上する。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
(車両用情報収集提示システムの構成)
図1は、車両用情報収集提示装置5を用いた車両用情報収集提示システム1の概略構成を示すブロック図である。車両用情報収集提示システム1は、図1に示すように、車両用情報収集提示装置5、施設利用情報センタ100、携帯型端末装置110から構成される。
車両用情報収集提示装置5は、車両駐車検出部10、GPS車載器20、乗員情報記憶部30、タッチセンサ40、ディスプレイ50、制御部60、送受信部70及び携帯型端末装置データ受信部80を備えている。
車両駐車検出部10は、車両が駐車状態であることを検出するものであり、エンジンキーセンサ12、車両電源スイッチセンサ14(以下、車両電源SWセンサ14とも呼ぶ。)、ドアセンサ16、窓センサ18とを備える。
エンジンキーセンサ12は、エンジンキーが抜かれているか否かを検出し、検出結果をエンジンキーデータとして出力する。
車両電源SWセンサ14は、車両に搭載されているバッテリから供給される電源がオンであるかオフであるかを検出し、車両電源SWデータとして出力する。
ドアセンサ16は、車両のドアが開状態であるか閉状態であるかを検出し、ドア開閉データとして出力する。
窓センサ18は、車両の運転者側の窓が開状態であるか閉状態であるかを検出し窓開閉データとして出力する。
GPS車載器20は、車両の現在位置及び車速を検出し、現在位置データ及び車速データとして出力する。
乗員情報記憶部30は、車両に乗車している乗員を特定し、予め記憶された複数の乗員情報から特定された乗員に関する乗員情報を出力する。具体的には、乗員情報が記憶されたメモリスティックなどの携帯可能なメモリであり、乗員がメモりスティックなどを制御部60に装着することにより、車両の乗員を特定して乗員情報を制御部60に出力する。
タッチセンサ40は、乗員の操作により乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報を入力すると共に、乗員が立ち寄りを希望する施設を特定する情報以外に乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報が入力できるように構成されている。
タッチセンサ40は、ディスプレイ50の画面部分に設置され、ディスプレイ50に表示される入力を促す画面部分に対応した部分で乗員の指などが接触したことや近接したことを感知し、入力を促す画面部分の表示内容に対応した情報の入力が行われる。
送受信部70は、施設利用情報センタ100からタッチセンサ40により入力された乗員が立ち寄りを希望する施設を特定する情報(以下、施設特定情報とも呼ぶ。)に基づいて乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報及び施設利用情報を取得すると共に、施設利用情報センタ100へ施設に関する新たな施設利用情報を出力する。
具体的には、送受信部70は、施設利用情報センタ100へ施設特定情報を送信する。施設利用情報センタ100では、施設特定情報を受信して、施設利用情報データベース105で施設特定情報に合致する施設を検索し、検索した結果得られる当該施設にの位置情報、施設利用情報を送受信部70へ送信する。
そして、送受信部70では、施設利用情報センタ100から送信されてくる当該施設に関する位置情報や施設利用情報を受信することによってそれらの情報を取得するのである。
ディスプレイ50は、送受信部70で取得された施設利用情報を乗員に表示するためのものであり、液晶ディスプレイやCRTなどが使用される。
携帯型端末装置データ受信部80は、携帯型端末装置110に記憶された施設位置情報や施設利用情報などを受信し、制御部60へ出力する。
施設利用情報センタ100には、施設利用情報データベース105があり、施設利用情報データベース105に格納されている情報を送受信部70へ送信したり、格納するデータを送受信部70から受信する。また、施設利用情報データベース105は、施設の位置情報及び前記施設に関する施設利用情報が格納され、施設に関する新たな施設利用情報を前記施設の位置情報に関連付けて、外部から入力して格納することができる。
携帯型端末装置110は、乗員が携帯し、乗員がどの施設に立ち寄ったかを示す立ち寄り情報及び立ち寄った施設の施設利用情報の満足度情報を取得して記憶する。また、記憶した各情報を携帯型端末装置データ受信部80に送信する。
制御部60は、図示しないCPU、ROM、RAM及びI/Oなどから構成されており、以下の(1)〜(4)に示す機能を有している。
(1)タッチセンサ40で入力された施設特定情報に基づき、当該施設の施設利用情報を送受信部70を介して施設利用情報センタ100から取得し、ディスプレイ50に表示する。
(2)車両駐車検出部10で車両が駐車状態になったことが検出されたか否かを判定し、車両が駐車状態になったことが検出されたと判定した場合、GPS車載器20から車両の現在位置を取得する。
(3)GPS車載器20から取得した車両の現在位置が乗員が立ち寄りを希望する施設の位置から所定の範囲内にあるときには、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨、乗員情報記憶部30から出力される乗員情報及び乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を、乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて、送受信部70を介して施設利用情報センタ100へ送信する。
(4)車両駐車検出部10で、車両が駐車状態であることが検出されたと判定した後、携帯型端末装置データ受信部80から取得した立ち寄り情報、乗員情報及び乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を立ち寄り施設の位置情報に関連づけて、送受信部70を介して施設利用情報センタ100へ送信する。
(制御部における処理)
次に、図2〜図5に基づいて制御部60で実行される処理について説明する。図2は、制御部60で実行されるメイン処理のフローチャートであり、図3は、サブルーチンである施設利用情報提示処理のフローチャートであり、図4及び図5は、サブルーチンである立ち寄り判定処理のフローチャートであり、図6は、同じくサブルーチンである施設利用情報収集・送信処理のフローチャートである。
制御部60では、このメインルーチンが定期的に起動されて実行される。メインルーチンでは、図2に示すように、S100において、タッチセンサ40から施設特定情報が入力される。
続くS105では、施設特定情報に基づいて施設利用情報を提示する施設利用情報提示処理が実行される。
S110では、S105の施設利用情報提示処理において取得された施設の位置情報や施設利用情報に基づいて、乗員が立ち寄りを希望した施設に立ち寄ったか否かを判定する立ち寄り判定処理が行われる。
続く、S115では、乗員が立ち寄った施設に関する施設情報の収集及び送信をする施設情報収集・送信処理が行われ、メイン処理が終了となる。
(施設利用情報提示処理)
次に、図3に基づいて施設利用情報提示処理について説明する。施設利用情報提示処理では、図3に示すように、S200にて、メインルーチンのS100において入力された施設特定情報に合致する施設の位置情報及び施設利用情報が施設利用情報センタ100の施設利用情報データベース105において検索される。
具体的には、施設特定情報が送受信部70を介して施設利用情報センタ100へ送信される。施設利用情報センタ100では、施設特定情報で特定される施設に関する位置情報及び施設利用情報が施設利用情報データベース105において検索され、検索結果が車両用情報収集提示装置5へ送信される。車両用情報収集提示装置5では、送受信部70において検索結果が受信される。
続くS205では、S200において検索した施設利用情報データベース105から施設特定情報に合致する施設の施設位置、施設利用情報及びそれらの情報が更新された日時が取得される。具体的には、施設利用情報センタ100から送信された検索結果を送受信部70において受信することによって、施設の位置情報や施設利用情報を取得するのである。
そして、S210では、S205において取得された各種情報がディスプレイ50に表示される。表示の例を図8(a)〜図8(c)に示す。
図8(a)は、施設特定情報に合致する施設が多い場合の表示例を示している。図8(a)において、「リンク」が3つあるのは、施設利用情報データベース105に施設特定情報に合致する施設が3箇所存在したことを示している。また、「リンク」の下段の「説明文」は、信頼度が向上した施設利用情報等があることを示している。
「説明文」の詳細とは、情報の更新日時、施設に実際に立ち寄ったことがある者(利用者)の年齢、性別、人数などである。
なお、「リンク」が表示されなければ、施設特定情報に合致する施設がなかったことを意味しており、「リンク」は表示されたが「説明文」が表示されない場合には信頼度が向上した施設利用情報等がないことを意味している。
図8(b)は、施設特定情報に合致する施設が少ない場合の表示例を示している。図8(b)においては、施設特定情報としてレストランが2つ(レストランA、レストランB)あり、それぞれのレストランに対する信頼度が向上した施設利用情報(情報の更新日や利用者に関する情報)が1画面中に表示されている。
図8(c)は、信頼度が向上した情報以外に下段部分に他の情報、この場合インターネット情報、を表示した例を示している。
(立ち寄り判定処理)
次に、図4及び図5に基づいて立ち寄り判定処理について説明する。立ち寄り判定処理では、図4に示すように、S300において、GPS車載器20から車速データ及び車両の現在位置データが入力される。
続くS305では、S300において取得した車速データから車両が停止したか否かが判定される。そして、車両が停止していないと判定された場合は(S305:No)、処理がS300へ戻され、GPS車載器20からの車速データの入力と停車の判定が繰り返される。一方、車両が停止したと判定された場合は(S305:Yes)、処理がS310へ移行される。
S310では、エンジンキーセンサ12からエンジンキーが抜かれているか否かを示すエンジンキーデータが入力される。そして、続くS315で、S310において入力されたエンジンキーデータに基づいて、エンジンキーが抜かれているか否かが判定される。
そして、エンジンキーが抜かれている場合は(S315:Yes)、処理がS320へ移行され、エンジンキーが抜かれていない場合は(S315:No)、処理がS360へ移行される。
S320では、提携施設があるか否かが判定される。ここで、提携施設とは、施設と提携している近隣の駐車場などのことである。そして、提携施設がないと判定された場合は(S320:No)、処理がS325へ移行され、提携施設があると判定された場合は(S320:Yes)、処理がS345へ移行される。
S325では、携帯型端末装置110があるか否かが判定される。具体的には、携帯型端末装置データ受信部80から携帯型端末装置110へ問い合わせ情報を送信させ、それに対して携帯型端末装置110から応答があれば携帯型端末装置110があると判定され、応答がなければ携帯型端末装置110はないと判定される。
携帯型端末装置110があると判定された場合は(S325:Yes)、処理がS330へ移行され、携帯型端末装置がないと判定された場合には(S325:No)、処理がS340へ移行される。
S330では、携帯型端末装置110に記憶されている立ち寄り情報及び満足度情報が携帯型端末装置データ受信部80から取得され、続くS335では、S330において取得した立ち寄り情報から携帯型端末装置110を携行した乗員がどの施設に立ち寄ったかが特定されて、立ち寄り判定処理が終了される。
一方、S340では、S300において取得した車両の現在位置データから車両の現在位置(つまり、駐車地点)に最も近い施設が立ち寄り施設として特定され、立ち寄り判定処理が終了される。
S320において、提携施設があると判定され処理がS345に移行された場合、S345では、提携施設が複数あるか否かが判定される。そして、提携施設が複数の場合は(S345:Yes)、処理が前述したS325へ移行され、複数でない場合は、(S345:No)、続くS350で、施設が複合施設であるか否かが判定される。
設が複合施設である場合は(S350:Yes)、処理がS325へ移行され、複合施設でない場合は(S350:No)、続くS355において、施設利用情報に基づいて、立ち寄り施設が特定される。
具体的には、例えば、施設利用情報に基づいて複合施設のうち今まで最も立ち寄った者が多い施設を立ち寄り施設として特定する。そして、立ち寄り施設を特定したら、立ち寄り判定処理が終了となる。
S315において、エンジンキーが抜かれていないと判定され、処理がS360へ移行した場合、S360では、ドアセンサ16からドア開閉データが入力され、続くS365でドアが開いたか否か、換言すれば、乗員がドアを開けたか否かが判定される。
乗員がドアを開けたと判定された場合は(S365:Yes)、処理が前述したS320へ移行され、ドアを開けていないと判定された場合は(S365:No)、処理が図5に示すS370へ移行される。
S370では、車両電源SWセンサ14から車両電源SWデータが入力され、続くS375でエンジンが停止したか否かが判定される。具体的には、車両電源SWデータにより車両電源SWがオンの場合にはエンジンが作動中であり、車両電源SWがオフの場合にはエンジンが停止していると判定される。
そして、S375においてエンジンが停止していると判定された場合は(S375:Yes)、処理がS380へ移行され、エンジンが停止していないと判定された場合は(S375:No)、S395へ処理が移行される。
S380では、S300において取得した車両の現在位置データと施設位置情報とが比較され車両の現在位置がガソリンスタンドであるか否かが判定される。
そして、車両の現在位置がガソリンスタンドであると判定された場合は(S380:Yes)、S385において立ち寄り施設がガソリンスタンドであると特定され、立ち寄り判定処理が終了される。車両の現在位置がガソリンスタンドではないと判定された場合は(S375:No)、S390にて立ち寄施設が特定されないで立ち寄り判定処理が終了される。
一方、S395では、S300において取得した車両の現在位置データと施設位置情報とが比較され車両の現在位置がドライブスルー施設であるか否かが判定される。
そして、車両の現在位置がドライブスルー施設でないと判定された場合は(S395:NO)、処理が前述したS390へ移行され、ドライブスルー施設であると判定された場合は(S390:Yes)、続くS400において、ドライブスルー施設内で一定時間(例えば、5分間)が経過したか否か、つまり、ドライブスルー施設に一定時間以上居たか否かが判定される。
ドライブスルー施設に一定時間以上居なかった場合は(S400:No)、処理がS390へ移行され、一定時間以上居た場合は(S400:Yes)、続くS405において、窓センサ18から窓開閉データが入力される。
続くS410では、S405において入力された窓開閉データに基づいて、運転者側の窓が開けられたか否か、つまり、乗員が運転者側の窓を開けたか否かが判定される。
そして、窓が開けられなかったと判定された場合は(S410:No)、処理がS390へ移行され、窓が開けられたと判定された場合は(S410:Yes)、続くS415において、立ち寄り施設がドライブスルー施設であると特定されて、立ち寄り判定処理が終了される。
(施設情報収集・送信処理)
次に、図6に基づいて施設情報収集・送信処理について説明する。施設情報収集・送信処理では、図6に示すようにS500において、携帯型端末装置110の有無が判定される。
そして、携帯型端末装置110があると判定された場合は(S500:Yes)、続くS505において、携帯型端末装置データ受信部80から満足度情報が取得される。携帯型端末装置110がないと判定された場合は(S500:No)、処理がS510へ移行される。
S510では、ディスプレイ50で乗員が施設に立ち寄った後の施設利用情報に満足したか否かの入力を促すための満足度情報取得表示が行われ、続くS515において、乗員の満足度情報が取得される。
つまり、S510において、図9(a)に示すように、施設利用情報の満足度の入力を促す表示がディスプレイ50に表示される。そして、乗員の指などがディスプレイ50の画面部分に設けられたタッチセンサ40の満足度情報入力部分に触れると、S515において満足度情報として取得される。例えば、乗員の指などが図9(a)に示す表示画面の「大変満足」という四角の領域内に触れると「大変満足であった」という満足度情報が取得される。
以上のようにして満足度情報の入力が終了すると、続くS520において、図9(b)に示すように、乗員の人数情報の入力を促す表示がディスプレイ50に表示され、乗員の指などがディスプレイ50の画面部分に設けられたタッチセンサ40の乗員人数入力部分に触れると、S525において乗員の人数が取得される。例えば、乗員が図9(b)に示す表示画面の「家族連れ」という四角の領域内に触れると「家族連れ」という人数情報が取得される。
以上のように乗員人数情報が取得されると、S530において、図9(c)に示すように、「ご登録ありがとうございました またご協力お願いします」といった情報取得終了表示がなされ、処理がS535へ移行される。
S535では、乗員情報記憶部30から乗員の情報を取得し、乗員を特定し、続くS540において、施設立ち寄り情報、満足度情報、乗員特定情報及び乗員人数情報を送受信部70を介して、施設利用情報センタ100へ送信し、施設情報収集・送信処理が終了される。
(施設利用情報データベースの格納処理)
次に、図7に基づいて施設利用情報センタ100で行われる施設利用情報データベースに対する施設利用情報データベースの格納処理について説明する。施設利用情報データベース格納処理では図7に示すようにS600において、送受信部70から送信されるデータが受信される。
続くS605では、S600において受信したデータが施設利用情報データベース105に既に存在しているものであるか否かが判定される。既に存在しているデータでない場合は(S605:No)、処理がS610へ移行され、既に存在しているデータの場合には(S605:Yes)、処理がS620へ移行される。
S610では、新しい施設利用情報を格納するために記憶領域にスペースが作られ、続くS615では、S610で作られた記憶領域のスペースにS600において受信したデータが格納される。
以上のようにしてデータが格納された施設利用情報データベース105の概略構成を図10に示す。施設利用情報データベースは、図10に示すように、閲覧された情報に加え、その閲覧された情報に実際に立ち寄った者の人数、立ち寄った者の人数構成及び車両のドライバ情報などが関連づけられて格納されている。
以上のような、車両用情報収集提示システム1によれば、乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報を入力すると、施設利用情報データベース105から乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報と施設利用情報が取得され、そのうち施設利用情報がディスプレイ50に提示される。
また、車両が駐車状態になった場合、その車両の現在位置が、乗員が立ち寄りを希望する施設の駐車場のように施設位置から所定の範囲内にあるときには、乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び乗員情報記憶部30で特定された乗員情報が、立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース105に格納される。
つまり、車両用情報収集提示システム1によれば、乗員が立ち寄りを希望する施設に車両が実際に到達した場合には、その施設に立ち寄ったこと(到達したこと)及び立ち寄った乗員の乗員情報とが、施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース105に格納されていく。
したがって、施設利用情報データベース105には、例えば、施設に関する紹介情報等に加え、実際にその施設に立ち寄ったことがある乗員の乗員情報が付加されて格納される。換言すれば、実際に乗員がその施設に立ち寄ったことがなければ、施設利用情報として施設利用情報データベース105に格納されない。
したがって、施設利用情報データベース105に施設利用情報はあるが、実際には、その施設が存在しないといったような状況が発生しないので、施設利用情報データベース105)に格納される施設利用情報の信頼度が向上するのである。
また、携帯型端末装置110によって、乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報以外に、乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報が入力され、その情報が、乗員が立ち寄りを希望した施設の位置情報に関連づけて施設利用情報データベース105に格納される。
したがって、立ち寄った施設が複合施設であっても、施設利用情報の提示を受けて実際にその施設に立ち寄った乗員が提示された施設利用情報に満足したか否かがわかるので、情報提示を受ける者にとって施設利用情報の価値が向上し、使いやすい車両用情報収集提示システム1となる。
[第2実施形態]
次に、第1実施形態において制御部60で実行される処理のうち、施設利用情報提示処理において、情報の信頼度に応じて自動的に情報の提示方法を変更した第2実施形態について説明する。
第2実施形態における施設利用情報提示処理では、図11に示すように、第1実施形態における施設利用情報提示処理と同じようにS200及びS205が実行された後、S207において、情報の信頼度が高いか否かが判定される。
情報の信頼度が高いか否かの判定基準としては、施設利用情報に不満足の評価がある一定数以上であるか否か、施設利用情報が一定期間(例えば1年)以上更新されているかいないか、あるいは、施設利用情報が一定期間(例えば1年)以上閲覧されているかいないかなどがある。
そして、情報の信頼度が高いと判定された場合は(S207:Yes)、第1実施形態と同じようにS210において取得した各情報がディスプレイ50に表示される。一方、情報の信頼度が高くないと判定された場合は(S207:No)、処理がS215へ移行される。
S215では、施設利用情報の表示の際、情報の信頼度が高くない旨がディスプレイ50へ表示される。例えば、信頼性の高くない情報しかない施設のマークが小さく表示されたり、施設や説明の文字の色が変更されたりして、情報の信頼度が高くない旨がディスプレイ50へ表示される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、
(1)第1実施形態では、車両駐車検出部10の構成品としてエンジンキーセンサ12、車両電源SWセンサ14、ドアセンサ16及び窓センサ18を用いていたが、乗員の座席に着座センサを設け、車速が0になった後に着座センサがオフ、つまり乗員が座席から離れたら車両が駐車状態になったと検出するようにしてもよい。
また、パーキングブレーキのオン/オフセンサを設け、車速が0になった後にパーキングブレーキのオン/オフセンサがオン、つまりパーキングブレーキが引かれたら車両が駐車状態になったと検出するようにしてもよい。
さらに、シフトレバーのポジションを検出するポジションセンサを設け、シフトレバーがPレンジになったことが検出された場合に車両が駐車状態になったと検出するようにしてもよい。
また、スマートキーによって、運転者が車両から離れたことを検出し、運転者が車両から離れた場合に車両が駐車状態になったと検出するようにしてもよい。
(2)第1実施形態では、乗員を特定するために乗員情報記憶部30としてメモリスティックを用い、メモリスティックを、乗員が制御部60に装着することによって、乗員を特定すると共に乗員情報を入力していたが、車室内にカメラを設置し、そのカメラで乗員を特定するようにしてもよい。
つまり、カメラで乗員の顔を撮影し、画像処理によって乗員を特定し、特定された乗員の情報を、予め制御部60のROMなどに格納されている乗員情報から取得するようにしてもよい。
(3)第2実施形態の施設利用情報提示処理のS215において情報の表示を行う際、利用者の年齢等の個人情報を考慮し、例えば、同年代の者が信頼している情報のみが表示されるようにしたり、友人同士の間でのみ信頼されている情報のみが表示されるようにしてもよい。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、乗員の操作により乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報の入力及び乗員が立ち寄りを希望する施設を特定する情報以外に乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報の入力のためにタッチセンサ40を用いているが、それらの代わりに他の入力装置を用いてもよい。
例えば、乗員の音声によってそれらの情報を入力する音声入力装置であってもよいし、乗員のボタン操作によって入力するような入力装置、例えばキーボードなどであってもよい。
車両用情報収集提示装置5を用いた車両用情報収集提示システム1の概略構成を示すブロック図である。 制御部60で実行されるメイン処理のフローチャートである。 サブルーチンである施設利用情報提示処理のフローチャートである。 サブルーチンである立ち寄り判定処理のフローチャートである。 サブルーチンである立ち寄り判定処理のフローチャートである。 サブルーチンである施設利用情報収集・送信処理のフローチャートである。 情報センタ100で実行される施設利用情報データベース格納処理のフローチャートである。 施設利用情報の検索結果の例を示す図である。 満足度情報の入力画面の例を示す図である。 施設利用情報データベース105の概略構成を示す図である。 サブルーチンである施設利用情報提示処理のフローチャートである。
符号の説明
1…車両用情報収集提示システム、5…車両用情報収集提示装置、10…車両駐車検出部、12…エンジンキーセンサ、14…車両電源スイッチ(SW)センサ、16…ドアセンサ、18…窓センサ、20…GPS車載器、30…乗員情報記憶部、40…タッチセンサ、50…ディスプレイ、60…制御部、70…送受信部、80…携帯型端末装置データ受信部、100…施設利用情報センタ、105…施設利用情報データベース、110…携帯型端末装置。

Claims (8)

  1. 車両が駐車状態であることを検出する車両駐車検出手段と、
    前記車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
    前記車両に乗車している乗員を特定し、予め記憶された複数の乗員情報から前記特定された乗員に関する乗員情報を出力する乗員情報出力手段と、
    前記乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報を乗員の操作により入力する入力手段と、
    施設の位置情報及び前記施設の施設利用情報が格納され、前記施設に関する新たな施設利用情報を前記施設の位置情報に関連付けて、外部から入力して格納することができる施設利用情報データベースから、前記入力手段により入力された前記乗員が立ち寄りを希望する施設を特定する情報に基づいて前記乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報及び施設利用情報を取得するための施設利用情報取得手段と、
    前記施設利用情報取得手段で取得された前記施設利用情報を前記乗員に提示する情報提示手段と、
    前記施設利用情報データベースへ前記施設に関する新たな施設利用情報を出力する施設利用情報出力手段と、
    前記乗員に前記施設利用情報を提示するための制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記入力手段で入力された前記乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報に基づき当該施設の施設利用情報を前記施設利用情報取得手段を介して前記施設利用情報データベースから取得し、前記情報提示手段に提示すると共に、前記車両駐車検出手段で前記車両が駐車状態になったことが検出されたか否かを判定し、前記車両が駐車状態になったと判定した場合、前記現在位置検出手段で検出された前記車両の現在位置を取得し、取得した車両の現在位置が前記乗員が立ち寄りを希望する施設の位置から所定の範囲内にあるときには、前記施設に、該施設と提携している駐車場があるか否かを判定し、前記施設と提携している駐車場がある場合には、前記乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び前記乗員情報出力手段から出力される乗員情報を、前記乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて、前記施設利用情報出力手段を介して前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記制御手段は、
    前記施設と提携している駐車場があると判定した場合には、さらに、前記施設と提携している駐車場が複数あるか否かを判定し、前記施設と提携している駐車場が複数ない場合には、前記施設が複合施設である否かを判定し、複合施設でない場合には、前記乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び前記乗員情報出力手段から出力される乗員情報を、前記乗員が立ち寄りを希望する施設の位置情報に関連づけて、前記施設利用情報出力手段を介して前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記車両の乗降用ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、
    前記車両のエンジンが停止状態であるか否かを検出するエンジン停止検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記車両が駐車状態になったと判定した場合、前記開閉手段で検出した前記乗降用ドアの開閉状態が開又は閉のいずれであるかを判定し、
    前記乗降用ドアが閉のままであると判定した場合、前記エンジン停止検出手段で検出した前記エンジンの停止状態が停止であるか否かを判定し、
    前記エンジンが停止状態であると判定した場合には、
    前記位置検出手段で検出した前記車両の現在位置データと、施設利用情報取得手段により施設利用情報データベースから取得された前記施設の位置情報と、を比較して、前記車両の現在位置がガソリンスタンドであるか否かを判定し、前記車両の現在位置がガソリンスタンドであると判定した場合に、前記乗員が立ち寄りを希望する施設がガソリンスタンドであるとして、位置情報に関連づけて、前記施設利用情報出力手段を介して前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記車両の乗降用ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、
    前記車両のエンジンが停止状態であるか否かを検出するエンジン停止検出手段と、
    前記車両の窓の開閉状態を検出する窓開閉検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記車両が駐車状態になったと判定した場合、前記窓開閉検出手段で検出した前記乗降用ドアの開閉状態が開又は閉のいずれであるかを判定し、
    前記乗降用ドアが閉のままであると判定した場合、前記エンジン停止検出手段で検出した前記エンジンの停止状態が停止であるか否かを判定し、
    前記エンジンが停止状態でないと判定した場合には、一定時間が経過したか否かを判定し、
    一定時間が経過したと判定した場合、前記窓開閉検出手段で検出した前記窓の開閉状態が開であると判定した場合には、前記乗員が立ち寄りを希望する施設がドライブスルー施設であるとして、位置情報に関連づけて、前記施設利用情報出力手段を介して前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記車両駐車検出手段は、
    前記車両の速度を検出する速度検出手段と、
    前記乗員が車室内に居るか否かを検出する乗員検出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記速度検出手段で検出した前記車両の速度が0であり、かつ、前記乗員検出手段で前記乗員が前記車室内に居ないことが検出された場合に、前記車両が駐車状態になったことが検出されたと判定することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記入力手段は、前記乗員が立ち寄りを希望する施設を特定するための情報以外に、前記乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報が入力可能に構成され、
    前記制御手段は、前記乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した旨及び前記乗員情報に加え、前記乗員が立ち寄りを希望する施設に到達した後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を前記乗員が立ち寄りを希望した施設の位置情報に関連づけて前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記乗員が携帯し、前記乗員がどの施設に立ち寄ったかを示す立ち寄り情報を取得して記憶する携帯型端末装置から、前記立ち寄り情報を取得するための端末情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両駐車検出手段で、前記車両が駐車状態であることが検出されたと判定した後、前記端末情報取得手段から取得した前記立ち寄り情報及び前記乗員情報を、前記立ち寄り施設の位置情報に関連づけて前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
  8. 請求項6に記載の車両用情報収集提示装置において、
    前記乗員が携帯し、前記乗員がどの施設に立ち寄ったかを示す立ち寄り情報を取得して記憶すると共に、前記乗員が立ち寄った後の当該施設に関する施設利用情報の満足度情報を入力して記憶可能に構成された携帯型端末装置から、前記立ち寄り情報及び施設利用情報の満足度情報を取得するための端末情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両駐車検出手段で、前記車両が駐車状態であることが検出されたと判定した後、前記端末情報取得手段から取得した前記立ち寄り情報、前記施設利用情報の満足度情報及び前記乗員情報を、前記立ち寄り施設の位置情報に関連づけて前記施設利用情報データベースに格納することを特徴とする車両用情報収集提示装置。
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