JP6855968B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
例えば、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等、数日前まで営業していた店舗が突然閉店し、違う店舗になることがある。このような場合に、現在のナビゲーションシステムでは、人手で集めた情報に基づいて、地図情報におけるPOI(Point Of Interest)のデータを更新している。そのため、現実の状況に対してPOI情報の鮮度が古くなる可能性が有る。
そこで、地理オブジェクトについて、検索エンジンの検索結果における出現回数の時系列な変化が、当該地理オブジェクトの存在を支持しないルールに合致するか否かに基づいて、当該地理オブジェクトを地図から消去して良いか否かを判断する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2010−164688号公報
しかしながら、特許文献1では、検索エンジンにおいて、閉店した店舗の情報が、検索エンジンの情報源であるウェブ上に直ちに反映されるとは限らない。また、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等の店舗は数多く存在し、ウェブ情報で特定の店舗を特定するのは困難である。したがって、特定の店舗の閉店等を高い精度で検出するのは困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させること目的とする。
本発明の実施の形態において車両に搭載された車載器と通信可能な情報処理装置は、
前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得部と、
前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得部と、
前記第2の取得部により取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出部と、
前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定部と、
を有する。
このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される所定位置に関する画像に基づいて、所定位置の状況の変化を検出することができる。
したがって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の他の実施の形態の情報処理装置では、
前記第1の取得部は、案内の対象となる地点の付近における前記車両の車両情報を取得してもよい。
このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される、案内の対象となる地点の付近に関する画像に基づいて、所定位置の状況の変化を検出することができる。
したがって、案内の対象となる施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の他の実施の形態の情報処理装置では、
前記所定位置は、前記案内の対象が存在する位置としてもよい。
このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される、案内の対象となる地点の付近に関する画像に基づいて、当該地点の状況の変化を検出することができる。
したがって、案内の対象となる施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の他の実施の形態の情報処理装置では、
前記車両情報は、前記車両が駐車した位置の位置情報を含み、
前記所定位置は、前記位置情報に基づいて特定される位置であ
ここで、或る施設等の利用時において、当該施設の付近で車両の駐車が行われる。そうすると、車両が駐車した位置は、利用された施設等の位置を示すと考えられる。
したがって、施設等の利用状況に基づいて、当該施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の他の実施の形態の情報処理装置では、
前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する
ここで、駐車の頻度が低下傾向にある施設等は、利用頻度の低下が推測される。利用頻度の低下の原因としては、当該施設等の廃業等の状況の変化の可能性が推測される。
したがって、状況の変化の可能性の高い施設等の画像を処理対象とすることができ、処理負荷等の軽減を期待することができる。
本発明の他の実施の形態の情報処理装置では、
前記検出部は、前記画像の輝度値、前記画像から抽出される駐車車両の数、及び前記画像から抽出される歩行者の数のいずれか1以上に基づいて、前記所定位置における状況の変化を検出してもよい。
このため、施設等の建造物が存在した状態であっても、当該施設等の輝度値(明るさ)、当該施設における駐車車両の数、及び当該施設の付近の歩行者の数等に基づいて、当該施設等の廃業等の状況の変化を検出できる。
したがって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態の情報処理方法では、
車両に搭載された車載器と通信可能な情報処理装置が、
前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得手順と、
前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得手順と、
前記第2の取得手順において取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出手順と、
前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定手順と、
を実行する。
このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される所定位置に関する画像に基づいて、所定位置の状況の変化を検出することができる。
したがって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態において車両に搭載された車載器と、前記車載器と通信可能な情報処理装置とを含む情報処理システムでは、
前記情報処理装置は、
前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得部と、
前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得部と、
前記第2の取得部により取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出部と、
前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定部と、
を有する。


このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される所定位置に関する画像に基づいて、所定位置の状況の変化を検出することができる。
したがって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させることができる。
施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるセンタ10のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における車載器20のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における車載器20及びセンタ10の機能構成例を示す図である。 車載器20が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 車両情報の受信に応じてセンタ10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 車両情報記憶部111の構成例を示す図である。 撮像指示エリアの特定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 集計結果記憶部113の構成例を示す図である。 撮像指示エリア記憶部114の構成例を示す図である。 撮像指示エリアにおいて撮像された画像データの解析処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 輝度値テーブルの構成例を示す図である。 状況テーブルの構成例を示す図である。 撮像指示エリアの状況の変化の検出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 係数記憶部116の構成例を示す図である。 目的地の設定時における車載器20での表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。図1において、情報処理システム1は、車載器20と、センタ10とを含む。車載器20とセンタ10とは、多数の基地局を末端とする無線通信網である移動体通信網やインターネット網等を含む所定の通信ネットワークNW1を介して通信可能である。なお、図1では、便宜上、1つの車両40のみが示されているが、複数の車両40のそれぞれの車載器20が、ネットワークNW1を介してセンタ10と通信可能とされる。
車載器20は、車両40に搭載され、情報処理機能及び通信機能を有する装置である。例えば、車載器20は、ナビゲーションシステムを含んでもよい。本実施の形態において、車載器20は、車両40の前方を撮像可能なように車両40に設置されたカメラ30に接続され、カメラ30によって撮像される画像を入力する。カメラ30は、例えば、ドライブレコーダや運転支援の目的で設置されているカメラであってもよい。
センタ10は、1以上のコンピュータ(情報処理装置)の集合である。本実施の形態において、センタ10は、各車両40の車載器20から収集される車両情報に基づいて各車両40のカメラ30によって所定位置で撮像された画像を用いて、当該所定位置の状況の変化を検出するための処理を実行する。
図2は、本発明の実施の形態におけるセンタ10のハードウェア構成例を示す図である。図2のセンタ10は、ドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
センタ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってセンタ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
図3は、本発明の実施の形態における車載器20のハードウェア構成例を示す図である。図3の車載器20は、ドライブ装置200、補助記憶装置202、メモリ装置203、CPU204、通信装置205、表示装置206、入力装置207、及びGPS受信機208等を有する。
車載器20での処理を実現するプログラムは、SDメモリカード等の記録媒体201によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体201がドライブ装置200にセットされると、プログラムが記録媒体201からドライブ装置200を介して補助記憶装置202にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体201より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置202は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置203は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置202からプログラムを読み出して格納する。CPU204は、メモリ装置203に格納されたプログラムに従って車載器20に係る機能を実現する。通信装置205は、無線通信によってネットワークに接続するための装置である。通信装置205は、例えば、DCM(Data Communication Module)を用いて実現されてもよい。表示装置206は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置207は、ユーザから様々な操作指示を入力させるために用いられる。例えば、入力装置207は、タッチパネルでもよい。GPS受信機208は、GPS(Global Positioning System)衛星から送信されるGPS信号を受信して、当該GPS信号に基づき車両40の現在位置を測定する。
図4は、本発明の実施の形態における車載器20及びセンタ10の機能構成例を示す図である。図4において、車載器20は、HMI部21、画像取得部22、画像抽出部23、位置情報解析部24及び送受信部25等を含む。これら各部は、車載器20にインストールされた1以上のプログラムがCPU204に実行させる処理により実現される。車載器20は、また、画像記憶部211、位置情報記憶部212及び地図情報記憶部213等を有する。これら各記憶部は、例えば、メモリ装置203又は補助記憶装置202等を利用して実現可能である。
HMI部21は、車載器20の表示装置206等を介して、変更が発生した可能性の有る位置又は場所(例えば、POI(Point Of Interest)等)をユーザ(ドライバ等)に通知する等、HMI(Human Machine Interface)を実現する。変更とは、例えば、店舗や施設の閉店(廃業)等である。なお、POIとは、店舗や施設等のようにナビゲーションシステムにおいて案内(ガイダンス)の対象とされる地点(すなわち、目的地の候補となる地点)の一例である。
画像取得部22は、カメラ30によって撮像された画像を所定の形式で取得し、当該画像をMP4等の動画形式で画像記憶部211へ保存する。
画像抽出部23は、位置情報解析部24から指定される日時に対応する静止画を、画像記憶部211に記憶されている動画から抽出するとともに、当該静止画等をセンタ10へ送信する。
位置情報解析部24は、車両40のアクセサリ電源がON(ACC−ON)の状態において、GPS受信機208によって測定される位置情報を一定時間間隔で位置情報記憶部212へ記録する。位置情報解析部24は、また、車両40においてアクセサリ電源のOFFの操作(以下、「ACC−OFF」という。)が発生した場合に、ACC−OFFの発生地点の位置情報をGPS受信機208から取得し、当該位置情報を含む車両情報をセンタ10へ送信する。なお、当該位置情報は、車両40が駐車したことが推定される位置を示す情報としての意味を有する。位置情報解析部24は、更に、センタ10によって撮像範囲として指定されたエリア(以下、「撮像指示エリア」という。)を示す情報をセンタ10から受信すると、撮像指示エリアを走行中の日時を位置情報記憶部212を参照して特定し、当該日時に対応する静止画について、センタ10への送信を画像抽出部23へ要求する。
地図情報記憶部213には、ナビゲーションシステムにおいて利用される地図情報が記憶されている。地図情報には、POI情報等も含まれる。
送受信部25は、車載器20とセンタ10との通信を制御する。
一方、センタ10は、車両情報取得部11、統計分析部12、撮像指示エリア送信部13、画像処理部14、変化検出部15及び送受信部16等を有する。これら各部は、センタ10にインストールされた1以上のプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。センタ10は、また、車両情報記憶部111、地図情報記憶部112、集計結果記憶部113、撮像指示エリア記憶部114、画像処理結果記憶部115、係数記憶部116及び廃業リスト記憶部117等を利用する。これら各記憶部は、センタ10が有する補助記憶装置102又はセンタ10とネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
車両情報取得部11は、車両40においてACC−OFFが発生した際に当該車両40の車載器20から送信される当該車両40の位置情報を含む車両情報を受信し、当該車両情報を車両情報記憶部111に記憶する。したがって、車両情報記憶部111には、各車両40のACC−OFF地点の位置情報の履歴が蓄積される。
統計分析部12は、車両情報記憶部111に記憶された車両情報、及び地図情報記憶部112に記憶されている地図情報等に基づいて、ACC−OFFの頻度が低下傾向にある位置(POI)を特定し、特定されたPOIを含む周辺エリアを撮像指示エリアとして特定する。撮像指示エリアを示す情報は、撮像指示エリア記憶部114に記憶される。集計結果記憶部113には、統計分析部12がACC−OFFの頻度が低下傾向にあるPOIを特定するために実行する車両情報の集計処理の結果が記憶される。
撮像指示エリア送信部13は、撮像指示エリアを示す情報を、各車両40の車載器20に送信する。
画像処理部14は、撮像指示エリアにおいて各車両40によって撮像された画像から、明るさ(輝度値)の変化、駐車車両数、歩行者数等を検出し、検出結果を画像処理結果記憶部115に保存する。
変化検出部15は、画像処理結果記憶部115された情報と、明るさ(輝度値)の変化、駐車車両数、歩行者数のそれぞれに応じて係数記憶部116に記憶されている係数とに基づいて、各撮像指示エリアの状況の変化(POIの改廃等)を検出する。変化検出部15は、変化が検出された撮像指示エリアに係るPOIを廃業リスト記憶部117に記録する。
送受信部16は、車載器20とセンタ10間の通信を制御する。
以下、車載器20又はセンタ10によって実行される各処理手順について説明する。図5は、車載器20が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
車両40がACC−ONの状態(例えば、車両40が走行中や信号待ち等で停止中の間)において、画像取得部22は、カメラ30によって撮像される動画を継続的に取得し、画像記憶部211に保存する(S101)。動画には日時情報も含まれる。なお、画像記憶部211の容量が不足しそうになった場合には、撮像時期が古い動画に対して上書きが行われてもよい。また、動画の保存と並行して、位置情報解析部24は、車両40の現在位置を示す位置情報と現在の車両40の走行方向を示す情報とを、現在の日時情報に関連付けて定期的に位置情報記憶部212に記録する。位置情報は、GPS受信機208によって測定される。
位置情報解析部24は、車両40が停止し、ACC−OFFの発生を検知すると(S102でYes)、GPS受信機208によって測定される車両40の現在地点(すなわち、駐車位置)の位置情報(緯度及び経度)と、現在位置に対応する静止画と、車両40のID(以下「車両ID」という。)とを含む車両情報を、センタ10へ送信する(S103)。車両IDは、各車両40を区別可能な情報であれば、どのような情報が用いられてもよい。また、現在位置に対応する画像は、現在時刻に対応する静止画を画像記憶部211に記憶されている動画から抽出することで取得可能である。
続いて、位置情報解析部24は、センタ10からの応答を受信する(S104)。すなわち、センタ10は、車載器20から位置情報を受信すると、撮像指示エリアの有無を確認し、撮像指示エリアが有る場合には、当該撮像指示エリアを示す情報(以下「撮像指示エリア情報」という。)を含む応答を車載器20に返信する。撮像指示エリア情報は、例えば、撮像指示エリアに対応するPOIのID(以下、「POI_ID」という。)と、撮像指示エリアの範囲を示す情報(エリア範囲)とを含む。複数の撮像指示エリアが有る場合には、各撮像指示エリアの撮像指示エリア情報が応答に含まれる。一方、撮像指示エリアが無い場合、センタ10は、撮像指示エリアが無いことを示す応答を車載器20に返信する。
センタ10からの応答に撮像指示エリア情報が含まれていない(S105でNo)、図5の処理手順は終了する。センタ10からの応答に撮像指示エリア情報が含まれている場合(S105でYes)、続いて、位置情報解析部24は、位置情報記憶部212を参照して、撮像指示エリア情報が示すいずれかの撮像指示エリアを車両40が通過した日時及びその際の走行方向を特定する(S106)。すなわち、位置情報記憶部212に記憶されている位置情報の履歴の中から、いずれかの撮像指示エリアに含まれる位置情報が検索され、当該位置情報に関連付けられて記憶されている日時及び走行方向が取得される。なお、位置情報の記録間隔が非常に短い(微小な)場合、或る撮像指示エリアの1回の通過に対して複数の位置情報が検索される。この場合、検索されたそれぞれの位置情報に対応する複数の日時及び走行方向が取得される。
該当する日時及び走行方向が特定されない場合、すなわち、車両40がいずれの撮像指示エリアも通過していない場合(S107でNo)、図5の処理手順は終了する。該当する日時及び走行方向が特定された場合(S107でYes)、すなわち、車両40がいずれかの撮像指示エリアを通過していた場合、位置情報解析部24は、当該撮像指示エリアごとに、POI_ID、当該撮像指示エリア内における1以上の位置情報、各位置情報の日時、及び各位置情報に係る位置における車両40の走行方向を画像抽出部23に通知する。
画像抽出部23は、通知された各日時に対応する静止画を画像記憶部211に記憶されている動画から抽出する(S108)。位置情報通知部から通知された全ての日時に対応する全ての静止画(すなわち、1つの撮像指示エリアにおいて連続的に撮像されている全ての画像)が動画から抽出される。この際、位置情報通知部から通知された全ての日時に対応する全ての静止画を抽出すると非常に大きなデータとなる場合には、抽出対象の静止画が間引かれてもよい。間引きは、例えば、距離や時間に基づいて行われてもよい。例えば、走行距離が1m間隔の静止画が抽出されるようにしてもよい。1m間隔の静止画は車両40速度と走行時間から算出することができる。但し、1つの撮像指示エリアに対して複数の静止画が抽出されるのが望ましい。
続いて、画像抽出部23は、静止画が抽出された撮像指示エリアごとに、当該撮像指示エリアに対応するPOI_ID、当該撮像指示エリアについて抽出された1以上の静止画(以下、単に「画像データ」という。)、各画像データの撮像位置の位置情報、各画像データの撮像日時、及び各画像データの撮像時の走行方向を含む情報(以下、「撮像情報」という。)をセンタ10へ送信する(S109)。
撮像情報の送信は、ACC−OFF操作の発生から実際にアクセサリ電源が落ちるまでの時間内に送信可能な範囲で行われればよい。具体的には、複数の撮像情報を送信する必要が有る場合には、例えば、ステップS104において受信される応答に含まれている優先順位が高い方の撮像指示エリアに係る撮像情報から順に送信されてもよい。送信しきれない撮像情報は、次回のACC−OFF時に送信されるようにしてもよい。
なお、撮像指示エリア外に車両40が位置した際の画像データを含む車両情報もセンタ10へ送信されるようにしてもよい。例えば、車両40の走行中の一定時間間隔ごとの画像データを含む車両情報がセンタ10へ送信されてもよい。この場合、例えば、センタ10の車両情報取得部11が、撮像指示エリア内の車両情報のみを抽出するようにしてもよい。但し、上記したように、撮像指示エリアに係る車両情報が送信対象とされることで、ネットワーク負荷やセンタ10の処理負荷等を軽減することができる。
続いて、図5のステップS103において車載器20から送信される車両情報の受信に応じて、センタ10が実行する処理手順について説明する。図6は、車両情報の受信に応じてセンタ10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
センタ10の車両情報取得部11は、車載器20から送信された車両情報を受信すると、当該車両情報を含むレコードを車両情報記憶部111に保存する(S201)。
図7は、車両情報記憶部111の構成例を示す図である。図7に示されるように、車両情報記憶部111には、ACC−OFFが発生した各車両40から送信される車両ID、位置情報、及び駐車位置において撮像された画像等を含む車両情報と、当該車両情報が受信された日時とが関連付けられて記憶される。以下においては、当該日時も含む情報を車両情報という。
続いて、撮像指示エリア送信部13は、撮像指示エリア記憶部114に1以上の撮像指示エリア情報が記憶されているか否かを判定する(S202)。撮像指示エリア記憶部114に1以上の撮像指示エリア情報が記憶されている場合(S202でYes)、撮像指示エリア送信部13は、撮像指示エリア記憶部114に記憶されている全ての撮像指示エリア情報を含む応答を、車両情報の送信元の車載器20へ返信する(S203)。
一方、撮像指示エリア記憶部114に撮像指示エリア情報が記憶されていない場合(S202でNo)、撮像指示エリア送信部13は、撮像指示エリアが無いことを示す応答を、車両情報の送信元の車載器20へ返信する(S204)。
続いて、車両情報記憶部111に記憶された情報に基づいて、統計分析部12がバッチ的に実行する処理手順について説明する。図8は、撮像指示エリアの特定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図8の処理手順は、例えば、1週間等の一定期間T1ごとに実行される。
ステップS301において、統計分析部12は、直近の一定期間T1に受信された車両情報を車両情報記憶部111から取得する。具体的には、日時の値が、当該一定期間T1に含まれる車両情報群が、車両情報記憶部111から取得される。
続いて、統計分析部12は、ステップS301において取得された各車両情報に含まれている位置情報に基づいて、当該車両情報に対応するPOIを特定し、特定されたPOIを各車両情報に関連付ける(S302)。すなわち、車両情報に係る車両40の駐車位置として推定されるPOIが特定される。POIの特定方法は、所定の方法に限定されない。例えば、車両情報に含まれている位置情報が示す位置に最寄りのPOIが、当該車両情報に対応するPOIとして特定されてもよい。最寄りのPOIは、POIの位置情報に基づいて特定可能である。各POIの位置情報は、地図情報記憶部112を参照して特定可能である。すなわち、地図情報記憶部112には、POIごとに、店舗や施設等のPOI_ID、名称、カテゴリ(ジャンル)、及び位置(緯度及び経度)等を含むPOI情報が記憶されている。
又は、各POI間の境界を推定することで、各POIの範囲が推定されてもよい。すなわち、POIは、点の情報(1次元の情報)であるが、POIごとにその範囲(2次元の情報)が推定されてもよい。例えば、POIを中心として所定の距離(例えば、数メートル)を半径とする円形領域、又はPOIを対角線の交点とし、所定の距離(例えば、数メートル)の辺を有する矩形領域等が各POIの範囲とされてもよい。この場合、複数のPOIの範囲が重複する部分については、当該POI間の中間の位置によって境界が定められてもよい。この場合、車両情報に含まれている位置情報を含む範囲に対応するPOIが、当該車両情報に対応するPOIとして特定されればよい。
又は、各POIに対応する建造物の2次元の輪郭(境界)を示す情報が地図情報記憶部112に記憶されていてもよい。この場合、車両情報に含まれている位置情報を含む境界内に位置するPOIが、当該車両情報に対応するPOIとして特定されればよい。
また、車両情報に含まれている画像(すなわち、駐車時に撮像された画像)に基づいてPOIの特定精度の向上が図られてもよい。具体的には、上記のいずれかの方法によって1つの車両情報に対して複数のPOIが特定される場合(例えば、最寄りのPOIが複数有る場合)、当該画像に対して文字認識や看板認識(看板のデザイン等の認識)を行うことで、店舗名等を特定し、当該車両情報に対応するPOIが一意に特定されてもよい。
なお、いずれの方法であっても、1つの車両情報に対して1つのPOIが特定され、特定されたPOIの情報(POI情報)が、各車両情報に関連付けられる。
続いて、統計分析部12は、関連付けられたPOI情報が共通する車両情報群ごとに、時間帯及び曜日別に該当する車両情報の数を集計し、集計結果を集計結果記憶部113に記録する(S303)。
図9は、集計結果記憶部113の構成例を示す図である。図9に示されるように、集計結果記憶部113には、一定期間T1ごとに当該一定期間T1の集計結果が記録されるテーブル(以下、「集計テーブル」という。)が記憶される。集計テーブルの1つのレコードは、POI_ID、時間帯、曜日区分、車両ID列及びACC−OFF台数等を含む。
POI_IDは、POIのIDである。時間帯は、時間帯の区分である。例えば、昼(14:00〜15:00)、夕(17:00〜18:00)等の時間帯区分が設定されてもよいし、24時間を1時間等の時間幅で区切った時間帯が設定されてもよい。曜日区分は、月、火、水、木、金、土、日であってもよいし、定休日、定休日以外の区分であってもよい。各POIの定休日は、地図情報記憶部112に記憶されているPOI情報に含まれていてもよいし、他の記憶部に記憶されていてもよい。車両ID列は、車両情報群のうち、関連付けられたPOI情報及び日時が、POI_ID、時間帯、及び曜日区分に該当する各車両情報に含まれている車両IDの配列である。すなわち、直近の一定期間T1において、当該POI_IDに係るPOIに駐車したことが推定される各車両40の車両IDである。但し、車両ID列において、同一の車両IDの重複は除去される。不特定の人による店舗等の利用状況を把握するためのである。すなわち、仮に、車両ID列に含まれる車両IDが全て同じであった場合、特定の人のみが駐車していたことになり、当該車両ID列に基づいて店舗等の存否の判定を行うのは適切でないと考えられるからである。ACC−OFF台数は、車両ID列に含まれる車両IDの数である。すなわち、ACC−OFF台数は、直近の一定期間T1において、POI_IDに係るPOIに駐車したことが推定される車両40数(但し、同一車両の重複カウントは除く)である。なお、同一車両の重複カウントの除去は、必須の要件ではない。したがって、重複カウントが許容されてもよい。
なお、イベントの日時や新装開店の日時等の情報を取得可能な場合には、近隣においてイベントが開催された日時や新装開店等が有った日時に対応する車両情報が集計対象から除外されるようにしてもよい。近隣においてイベントや新装開店等が有る場合には、駐車台数が通常時に対して乖離する可能性が有り、そのようなレコードを集計対象に含めると、通常時の駐車台数として適切でない値が得られる可能性が有るからである。
続いて、統計分析部12は、最新の集計テーブル(すなわち、直近の一定期間T1に対する集計テーブル)の各レコードに係るPOI、時間帯区分及び曜日区分ごとに、ACC−OFF台数の上限及び下限を、過去の集計テーブルに基づいて特定する(S304)。ここで、過去の集計テーブルとは、最新の集計テーブルがn番目の集計テーブルであるとすると、n−m番目(m>1)〜n−1番目までの集計テーブルである。mの値は任意に設定されればよい。ACC−OFF台数の上限とは、n−m番目〜n−1番目までの集計テーブルのうちの該当レコードにおけるACC−OFF台数の最大値をいう。ACC−OFF台数の下限とは、n−m番目〜n−1番目までの集計テーブルのうちの該当レコードにおけるACC−OFF台数の最小値をいう。
続いて、統計分析部12は、最新の集計テーブルの各レコードから、ACC−OFF台数の値が、当該レコードについて特定された上限及び下限によって規定される範囲外であるレコードを抽出し、当該レコードのPOI_IDに係るPOIを撮像対象として特定する(S305)。このようなPOIは、直近の一定期間における駐車台数に大きな変化が認められ、廃業等の可能性が考えられるからである。なお、集計テーブルのレコードは、POIごとではなく、POI、時間帯区分、及び曜日区分ごとの単位で記憶されている。したがって、1つのPOIについて、複数のレコードが集計テーブルに記憶されている可能性が有る。このようなPOIについては、少なくともいずれか1つのレコードが上限及び下限の範囲外であることが撮像対象とされる条件とされてもよいし、全部のレコードがそれぞれの上限及び下限の範囲外であることが撮像対象とされる条件とされてもよいし、所定の割合以上のレコードがそれぞれの上限及び下限の範囲外であることが撮像対象とされる条件とされてもよい。
続いて、統計分析部12は、撮像対象とされたPOIごとに、当該POIの位置を含む周辺エリアを撮像指示エリアとし、当該撮像指示エリアを示す撮像指示エリア情報を撮像指示エリア記憶部114に記録する(S306)。
図10は、撮像指示エリア記憶部114の構成例を示す図である。図10に示されるように、撮像指示エリア記憶部114の各レコードは、POI_ID、エリア範囲、及び優先順位等を含む。
POI_IDは、撮像対象とされたPOIのPOI_IDである。エリア範囲は、当該POIに対する撮像指示エリアの範囲を示す情報である。エリア範囲は、例えば、円形領域であれば、中心点と半径とによって特定されてもよい。この場合、中心点は、POIの位置情報によって特定されてもよい。又は、エリア範囲が矩形領域であれば、対角の頂点(右上及び左下、又は左上及び右下)のそれぞれの緯度及び経度によって特定されてもよい。例えば、ステップS303において、POIごとに範囲が特定された場合、当該範囲の周辺に所定分だけ拡大した範囲が、エリア範囲とされてもよい。なお、エリア範囲には、POIの周辺の道路が含まれることが望ましい。POIの周辺の道路の走行中に、POIに対応する施設等を含む画像が撮像されるようにするためのである。
優先順位は、撮像指示エリア間の優先順位である。当該優先順位は、例えば、ステップS305において決定されてもよい。すなわち、上限又は下限からの外れ度合いが大きいPOIに係る撮像指示エリアほど、優先順位が高くされてもよい。
このような撮像指示エリア情報が、図6のステップS203において返信される応答に含められる。
なお、図8の処理手順は、各車両40のACC−OFF地点(駐車位置)の履歴に基づいて、ACC−OFFの発生頻度が低下傾向にあるPOIを特定し、当該POIを含む範囲を撮像指示エリアとして特定することを目的とする処理手順である。同様の目的を達成可能な処理手順であれば、図8以外の処理手順によって撮像指示エリアが特定されてもよい。
例えば、過去の集計結果テーブルの車両ID列に基づいて、継続的(例えば、定期的)に特定のPOIにおいてACC−OFFが検出されている1以上の車両IDを特定し、当該1以上の車両IDが最新の集計結果テーブル又は最新から数個の集計結果テーブルに含まれていないPOIを含む周辺エリアが、撮像指示エリアとして特定されてもよい。常連客が通わなくなった店舗は廃業した可能性が有ると考えられるからである。
続いて、図5のステップS109において車載器20から送信される撮像情報(POI_ID、1以上の画像データ、日時及び走行方向等)の受信に応じてセンタ10が実行する処理手順について説明する。
図11は、撮像指示エリアにおいて撮像された画像データの解析処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、画像処理部14は、車載器20から送信された撮像情報を受信すると、受信された撮像情報ごと(撮像されたPOIごと)に、当該撮像情報に含まれる画像データの輝度値を、画像処理結果記憶部115に記憶されている輝度値テーブルに登録されている過去の輝度値と比較することで、輝度値の変化(明るさの変化)の有無を判定する。当該撮像情報に含まれる画像データの輝度値は、例えば、当該撮像情報に含まれるいずれかの画像データの各画素の輝度値の平均値である。又は、当該画像データにおいて、当該撮像情報に含まれるPOI_IDに係るPOIの近辺に対応する部分の輝度値の平均値であってもよい。当該撮像情報に含まれている走行方向と、当該POIの位置情報と、当該画像データの撮像位置の位置情報と、当該撮像位置における車両40の走行方向とに基づけば、当該画像データにおけるPOIの位置を推定することができる。当該位置を含む周辺部分が、当該POIの近辺に対応する部分として特定されてもよい。又は、例えば、画像データを4分割等した場合のいずれかの領域が当該POIの近辺に対応する部分として特定されてもよい。
一方、輝度値テーブルに登録されている過去の輝度値とは、当該撮像情報に対応するPOIに関する過去の撮像情報に含まれていた画像データのうち、今回受信された撮像情報の撮像日時に対応する時間帯において撮像された画像データの輝度値の平均値である。
図12は、輝度値テーブルの構成例を示す図である。図12に示されるように、輝度値テーブルには、過去に撮像情報が受信された撮像指示エリアごとに、POI_ID、輝度値1〜4が記憶されている。
POI_IDは、撮像指示エリアに対応するPOIのPOI_IDである。輝度値1は、当該POIの営業日の朝の時間帯に撮像された画像データの輝度値である。輝度値2は、当該POIの営業日の夕の時間帯に撮像された画像データの輝度値である。輝度値3は、当該POIの定休日の朝の時間帯に撮像された画像データの輝度値である。輝度値4は、当該POIの定休日の夕の時間帯に撮像された画像データの輝度値である。なお、各輝度値は、各画像データの各画素の(又は、各画像データにおいてPOIの近辺に対応する部分の画像の)輝度値の平均値である。
ステップS401では、受信された撮像情報に含まれる画像データの撮像日時が、当該撮像情報に含まれるPOI_IDに係るPOIの営業日の朝に該当すれば、当該画像データの輝度値と、当該POI_IDに関して輝度値テーブルに記憶されている輝度値1とが比較される。当該撮像情報に含まれる画像データの撮像日時が、当該撮像情報に含まれるPOI_IDに係るPOIの営業日の夕に該当すれば、当該画像データの輝度値と、当該POI_IDに関して輝度値テーブルに記憶されている輝度値2とが比較される。当該撮像情報に含まれる画像データの撮像日時が、当該撮像情報に含まれるPOI_IDに係るPOIの定休日の朝に該当すれば、当該画像データの輝度値と、当該POI_IDに関して輝度値テーブルに記憶されている輝度値3とが比較される。当該撮像情報に含まれる画像データの撮像日時が、当該撮像情報に含まれるPOI_IDに係るPOIの定休日の夕に該当すれば、当該画像データの輝度値と、当該POI_IDに関して輝度値テーブルに記憶されている輝度値4とが比較される。各POIの定休日は、地図情報記憶部112から取得されてもよい。また、朝及び夕は、予め決められた時間帯によって区別すればよい。
なお、受信された撮像情報に含まれる画像データについての輝度値の比較後に、輝度値テーブルにおいて比較対象とされた輝度値が当該画像データの輝度値によって置換されてもよい。すなわち、輝度値テーブルには、最新の画像データの輝度値が登録されるようにしてもよい。一方、当該画像データについて比較対象となる輝度値が輝度値テーブルに記憶されていない場合、当該画像データの輝度値が、輝度値テーブルにおいて比較対象の輝度値が記憶されるべき項目に登録される。
ステップS401では、輝度値の比較が行われた場合、輝度値の変化の有無が出力される。この際、輝度値の相違に対する閾値αが予め設定され、閾値αを超える相違が有る場合に「(変化)有り」と判定され、輝度値の相違が閾値α以内である場合に「(変化)無し」と判定されてもよい。一方、輝度値の比較が行われなかった場合、すなわち、比較対象の輝度値が輝度値テーブルに登録されていなかった場合、判定結果として「不明」が出力される。
続いて、画像処理部14は、受信された撮像情報ごとに、当該撮像情報に含まれている画像データ等に基づいて、当該撮像情報に係るPOIにおける駐車車両数を推定する(S402)。例えば、画像処理部14は、或る撮像情報に複数の画像データが含まれている場合、当該複数の画像データにおいて、移動していない車両40(以下、「停止車両」という。)を特定する。画像処理部14は、停止車両のうち、画像データにおいて当該撮像情報に係るPOIの近辺に位置する車両40を当該POIにおける駐車車両とし、当該駐車車両の数をカウントする。画像データにおける当該POIの近辺の特定方法は、ステップS401において説明した通りである。
続いて、画像処理部14は、受信された撮像情報ごとに、当該撮像情報に含まれている画像データ等に基づいて、当該撮像情報に係るPOIを目的地とする(当該POIに係る施設の利用者である)歩行者の数を推定する(S403)。斯かる歩行者の数の推定は、ステップS402における「車両40」を「歩行者」に置き換えた方法によって実現されてもよい。そうすることで、当該POIに並んでいる歩行者の数が推定されてもよい。
続いて、画像処理部14は、受信された撮像情報ごとに、ステップS401〜S403の処理結果を画像処理結果記憶部115内の状況テーブルに記録する(S404)。
図13は、状況テーブルの構成例を示す図である。図13に示されるように、状況テーブルの各レコードは、POI_ID、輝度値変化、駐車車両数、歩行者数及び日時等を含む。
POI_IDは、撮像情報に含まれていたPOI_IDである。輝度値変化は、当該撮像情報についてのステップS401の処理結果であり、その値は「有り」、「不明」、又は「無し」である。「有り」は、輝度値に変化が有ったことを示す。「不明」は、輝度値の変化の有無が不明であることを示す。「無し」は、輝度値に変化が無かったことを示す。駐車車両数は、当該撮像情報についてステップS402においてカウントされた駐車車両の数である。歩行者数は、当該撮像情報についてステップS403においてカウントされた歩行者の数である。日時は、当該レコードが示す状況(輝度値変化、駐車車両数、歩行者数)が検出された日時である。当該日時には、例えば、撮像情報に含まれている日時が記録されればよい。
続いて、状況テーブルに基づいて、各撮像指示エリア(POI)の状況の変化(例えば、店舗の廃業等)を検出する処理について説明する。
図14は、撮像指示エリアの状況の変化の検出処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図14の処理手順は、例えば、一週間に1回等、一定期間T2ごとにバッチ的に実行される。なお、一定期間T2=一定期間T1でもよい。
ステップS501において、変化検出部15は、撮像指示エリア記憶部114(図10)に記憶されているレコードのうちの1つのレコードを処理対象とする。処理対象とするレコードの順番は特に限定されない。当該レコードを「対象エリアレコード」という。
続いて、変化検出部15は、対象エリアレコードのPOI_IDを含むレコード群を状況テーブル(図13)から取得する(S502)。この際、取得対象は、日時が直近の一定期間T2に含まれるレコードに限定されてもよい。以下、取得されたレコード群を「対象状況レコード群」という。
続いて、変化検出部15は、対象状況レコード群と係数記憶部116に記憶されている係数とに基づいて、対象エリアレコードに係るPOIについて廃業スコアを算出する(S503)。廃業スコアとは、POIに係る施設等が廃業等している(営業していない)可能性を数値で示す指標である。
図15は、係数記憶部116の構成例を示す図である。図15に示されるように、係数記憶部116には、輝度値変化係数テーブルC1、駐車車両数係数テーブルC2、及び歩行者数係数テーブルC3等が記憶されている。以下、これらの各テーブルを区別しない場合、単に「係数テーブル」という。
輝度値変化係数テーブルC1には、輝度値の変化が「有り」、「不明」、又は「無し」のそれぞれの場合の係数(輝度値変化係数)が記憶されている。駐車車両数係数テーブルC2には、駐車車両数がX以上、0を超えるX未満、又は0のそれぞれの場合の係数(駐車車両数係数)が記憶されている。なお、Xには、駐車車両数が多いと考えられる値が設定されればよい。歩行者数係数テーブルC3には、歩行者数がY以上、0を超えるY未満、又は0のそれぞれの場合の係数(歩行者数係数)が記憶されている。なお、Yには、歩行者数が多いと考えられる値が設定されればよい。
各係数は、状況に変化が有る可能性が高い場合にプラス方向にその絶対値が大きな値となり、状況に変化が有る可能性が低い場合にマイナス方向にその絶対値が大きな値となる。
このような係数テーブルに基づいて、対象エリアレコードに対する廃業スコアは、次の式で算出される。
廃業スコア=Σ(輝度値変化係数+駐車車両+歩行者数係数)
ここで、Σは、対象状況レコード群に含まれるレコードごとに算出される(輝度値変化係数+駐車車両+歩行者数係数)についての、対象状況レコード群での総和を意味する。なお、廃業スコアが負の値になる場合には、0に補正され、100を超える場合には100に補正されてもよい。
続いて、変化検出部15は、廃業スコアを閾値β(例えば、50)と比較する(S504)。廃業スコアが閾値β以上である場合(S504でYes)、変化検出部15は、対象エリアレコードのPOI_IDを廃業リスト記憶部117に追加的に記憶する(S505)。すなわち、当該POI_IDに係るPOIが廃業した(状況が変化した)可能性が有ることが検出される。廃業スコアが閾値β未満である場合(S504でNo)、ステップS505は実行されない。
ステップS501〜S504又はS505までが、撮像指示エリア記憶部114(図10)に記憶されている全てのレコードについて実行されると(S506でYes)、図14の処理は終了する。
なお、上記では、輝度値、駐車車両数、及び歩行者数の全てが利用される例について説明したが、輝度値、駐車車両数、及び歩行者数のうちのいずれか1つ又は2つに基づいて廃業スコアが算出されてもよい。この場合、閾値βの値が調整されればよい。
なお、廃業リスト記憶部117に記憶されたPOI_ID群は、任意のタイミングで各車両40の車載器20に通知されればよい。例えば、車載器20において、或るPOIが目的地(ガイダンス(案内)の対象)として設定された場合に、車載器20は、当該POIが廃業リスト記憶部117に記憶されているか否かをセンタ10に問い合わせてもよい。センタ10は、当該問い合わせに係るPOIが廃業リスト記憶部117に記憶されているか否かを示す応答を返信すればよい。当該POIが廃業リスト記憶部117に記憶されている場合、車載器20は、例えば、目的地として設定されたPOIが存在しない(廃業している)可能性を示す情報を表示してもよい。
図16は、目的地の設定時における車載器20での表示例を示す図である。図16には、目的地o1付近の地図が示されている。ここで、目的地o1のPOI_IDが、廃業リスト記憶部117に記憶されている場合、車載器20は、マークm1を表示して、目的地o1が存在しない可能性が有ることをドライバ等に通知してもよい。斯かる通知は、音声によって行われてもよいし、目的地o1のアイコンの表示態様を変化させる(例えば、小さくしたり暗くしたりする)ことで行われてもよい。また、目的地o1に関して最後に撮像された画像データが車両情報記憶部111から取得され、当該画像データがマークm1と共に、又はマークm1の代わりに表示されてもよい。
なお、上記では、ACC−OFFの頻度の変化に基づいて、廃業等の可能性の有るPOIが特定される例について説明したが、ACC−OFFの地点の位置情報の代わりに、ACC−ONの状態で所定時間以上停車した位置の位置情報や、速度が一定以下に低下した状態が所定時間継続した位置の位置情報等が用いられてもよい。
又は、車載器20において目的地が設定され、当該目的地に車両40が到着した際に、ACC−OFFされずに当該目的地と同じジャンルの異なる施設に目的地が変更された場合に、位置情報解析部24は、最初の目的地の位置情報を含む車両情報をセンタ10へ送信するようにしてもよい。すなわち、当該位置情報が、ACC−OFF地点の位置情報の代わりに利用されてもよい。この場合、最初の目的地が廃業している可能性が推定されるからである。
上述したように、本実施の形態によれば、車両情報に基づいて、所定位置(撮像指示エリア)で画像が撮像され、当該画像に基づいて、当該所定位置における状況の変化が検出される。このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される所定位置に関する画像に基づいて、状況の変化を検出することができる。したがって、施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、案内の対象となる地点の付近における車両40の車両情報が取得される。このため、車両情報に基づいて状況の変化が推定される、案内の対象となる地点の付近に関する画像に基づいて、所定位置の状況の変化を検出することができる。したがって、案内の対象となる施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、案内の対象が存在する位置で撮像された画像に基づいて、当該位置の状況の変化が検出される。したがって、案内の対象となる施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、車両40が駐車した位置の位置情報に基づいて特定される位置(POI)について画像が撮像され、当該画像に基づいて当該位置の状況の変化が検出される。ここで、或る施設等の利用時において、当該施設の付近で車両の駐車が行われる。そうすると、車両が駐車した位置は、利用された施設等の位置を示すと考えられる。したがって、施設等の利用状況に基づいて、当該施設等に関する状況の変化の検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置が車載器20に通知される。ここで、駐車の頻度が低下傾向にある施設等は、利用頻度の低下が推測される。利用頻度の低下の原因としては、当該施設等の廃業等の状況の変化の可能性が推測される。したがって、状況の変化の可能性の高い施設等の画像を処理対象とすることができ、処理負荷等の軽減を期待することができる。
また、本実施の形態では、画像の輝度値、画像から抽出される駐車車両の数、及び画像から抽出される歩行者の数のいずれか1以上に基づいて、施設等における状況の変化が検出される。このため、施設等の建造物が存在した状態であっても、当該施設等の輝度値(明るさ)、当該施設における駐車車両の数、及び当該施設の付近の歩行者の数等に基づいて、当該施設等の廃業等の状況の変化を検出できる。したがって、所定位置の状況の変化の検出精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、センタ10は、情報処理装置の一例である。車両情報取得部11は、第1の取得部の一例である。画像処理部14は、第2の取得部の一例である。変化検出部15は、検出部の一例である。統計分析部12は、特定部の一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 センタ
11 車両情報取得部
12 統計分析部
13 撮像指示エリア送信部
14 画像処理部
15 変化検出部
16 送受信部
20 車載器
21 HMI部
22 画像取得部
23 画像抽出部
24 位置情報解析部
25 送受信部
30 カメラ
40 車両
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 車両情報記憶部
112 地図情報記憶部
113 集計結果記憶部
114 撮像指示エリア記憶部
115 画像処理結果記憶部
116 係数記憶部
117 廃業リスト記憶部
200 ドライブ装置
201 記録媒体
202 補助記憶装置
203 メモリ装置
204 CPU
205 通信装置
206 表示装置
207 入力装置
208 GPS受信機
211 画像記憶部
212 位置情報記憶部
213 地図情報記憶部

Claims (6)

  1. 車両に搭載された車載器と通信可能な情報処理装置であって、
    前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得部と、
    前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得部と、
    前記第2の取得部により取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出部と、
    前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の取得部は、案内の対象となる地点の付近における前記車両の車両情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記所定位置は、前記案内の対象が存在する位置である、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記検出部は、前記画像の輝度値、前記画像から抽出される駐車車両の数、及び前記画像から抽出される歩行者の数のいずれか1以上に基づいて、前記所定位置における状況の変化を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至いずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 車両に搭載された車載器と通信可能な情報処理装置が、
    前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得手順と、
    前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得手順と、
    前記第2の取得手順において取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出手順と、
    前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定手順と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  6. 車両に搭載された車載器と、前記車載器と通信可能な情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記車両が駐車した位置の位置情報を含む車両情報を前記車載器から取得する第1の取得部と、
    前記車両情報に基づいて、前記位置情報に基づいて特定される所定位置で撮像された画像を前記車載器から取得する第2の取得部と、
    前記第2の取得部により取得された画像に基づき、前記所定位置における状況の変化を検出する検出部と、
    前記位置情報の履歴に基づいて、駐車の頻度が低下傾向にある位置を特定し、当該位置を前記所定位置として前記車載器に通知する特定部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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