JP5929702B2 - 自動評価システム及びナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、店舗の評価を自動で行う自動評価システム、及びその自動評価システムに含まれるナビゲーション装置に関するものである。
従来、飲食店等の店舗を検索する際に他人の評価を参照できるようにする技術が知られている。例えば、特許文献1には、対象とする施設について、ユーザの当該施設に対する訪問履歴情報からユーザ毎の点数を算出し、算出された点数が所定値以上であるユーザの投稿情報を、投稿情報要求コマンドの発信元に返信する技術が開示されている。
特許文献1に開示の技術では、ユーザが携帯電話の画面上の仮想ボタンを押下することで、施設に関する位置情報、施設情報、訪問日時情報、投稿情報、累積訪問回数情報、累積投稿回数情報が含まれる訪問履歴情報が携帯電話からサーバに送信され、訪問履歴情報がサーバに登録される。また、特許文献1には、ユーザごとの点数は、訪問回数、投稿回数、最新投稿時期から算出され、投稿回数、最新投稿時期について最高点であっても、訪問回数が最低10回以上でなければ総得点が所定値以上とならないことが記載されている。
特開2011−192181号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、店舗を推奨するための評価を行うために、ユーザが携帯電話の画面上の仮想ボタンを押下する必要があり、その操作が煩わしいという問題がある。
一方で、ユーザが店舗に立ち寄ったときに、自動的に訪問履歴情報の登録を行い、その店舗を推奨することも考えられるが、立ち寄った先の全ての店舗を自動的に登録して推奨するようにすると、そのデータ数が多大となってしまい、店舗を推奨する信憑性が低くなってしまうとの問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、ユーザの操作を必要とせずに、信憑性の高い店舗を推奨可能となる自動評価システム及びナビゲーション装置を提供することにある。
動評価システムに係る第1の発明は、車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、複数の車両のナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)であって、ナビゲーション装置は、ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、S1、S2、S3)と、立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、S4)と、カウント手段でカウントした累積回数が2回となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、S7)と、推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗の情報を自動的にセンタに送信する投稿手段(25、S10)、カウント手段でカウントした累積回数が1回の店舗であって、前回のカウントから第1の所定期間以上経過した店舗が存在する場合には、その店舗を非推奨店舗と決定する第1非推奨店舗決定手段(25、S24)とを備え、センタは、複数の車両のナビゲーション装置から受信した推奨店舗の情報を送信元ごとに登録する登録手段(32)を備え、投稿手段は、第1非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗の情報も自動的にセンタに送信し、センタの登録手段は、ナビゲーション装置から受信した非推奨店舗の情報も送信元ごとに登録することを特徴としている。
1回に限らず2回目も通う店舗は、ユーザが気に入ったお勧めの店舗である可能性が高いため、評価の信憑性も確保することができる。2回目も通う店舗がお勧めの店舗である傾向は、特に女性のユーザの場合に高くなる。
また、店舗への立ち寄りの判定、及び推奨店舗の情報のセンタへの送信は自動的に行うので、ユーザがわざわざ評価専用のボタン等を操作する手間がなく、このような操作の手間を嫌って店舗の評価を行わないユーザからも、店舗の評価を得ることが可能になる。よって、上述の手間を厭わずに店舗の評価を行うユーザに含まれる可能性のある偽客による店舗の評価の割合を減らすことができ、店舗の評価の信憑性を高めることが可能になる。
従って、本発明の自動評価システムによれば、ユーザの操作を必要とせずに、信憑性の高い店舗が推奨可能となる。
動評価システムに係る第2の発明は、車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、複数の車両の前記ナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)において、ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、32、S1、S2、S3)と、立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、32、S4)と、カウント手段でカウントした累積回数がn回(nは2以上の数)となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、32、S7)と、推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗を自動的に登録する登録手段(25、32、S10)、登録手段で登録された推奨店舗に関する情報を表示する表示手段(25)とをセンタ及びナビゲーション装置のいずれかに備え、センタ及びナビゲーション装置のいずれか一方は、カウント手段でカウントした累積回数がn回未満の店舗であって、前回のカウントから第1の所定期間以上経過した店舗が存在する場合には、その店舗を非推奨店舗と決定する第1非推奨店舗決定手段(25、32、S24)を備え、登録手段は、第1非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗も自動的に登録し、表示手段は、登録手段で登録された非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴としている。
自動評価システムに係る第3の発明は、車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、複数の車両のナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)において、ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、32、S1、S2、S3)と、立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、32、S4)と、カウント手段でカウントした累積回数がn回(nは2以上の数)となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、32、S7)と、推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗を自動的に登録する登録手段(25、32、S10)と、舗登録手段で登録された推奨店舗に関する情報を表示する表示手段(25)とをセンタ及びナビゲーション装置のいずれかに備え、センタ及びナビゲーション装置のいずれか一方は、第2の所定期間内にカウント手段でカウントした累積回数がn回以上となる店舗が存在する場合に、その店舗を非推奨店舗と決定する第2非推奨店舗決定手段(25、32、S9)を備え、登録手段は、第2非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗も自動的に登録し、表示手段は、登録手段で登録された非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴としている。
ナビゲーション装置に係る第4の発明は、第1の発明〜第3の発明のいずれかの自動評価システムに用いることを特徴としている。
2回以上の複数回通う店舗は、ユーザが気に入ったお勧めの店舗である可能性が高いため、評価の信憑性も確保することができる。また、店舗への立ち寄りの判定、及び推奨店舗の情報のセンタへの送信は自動的に行うので、ユーザがわざわざ評価専用のボタン等を操作する手間がなく、このような操作の手間を嫌って店舗の評価を行わないユーザからも、店舗の評価を得ることが可能になる。よって、上述の手間を厭わずに店舗の評価を行うユーザに含まれる可能性のある偽客による店舗の評価の割合を減らすことができ、店舗の評価の信憑性を高めることが可能になる。従って、本発明の自動評価システムによれば、ユーザの操作を必要とせずに、信憑性の高い店舗が推奨可能となる。
自動評価システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 ナビゲーション装置1の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 制御装置25でのチェックイン処理や投稿処理に関連する処理のフローの一例を示すフローチャートである。 立ち寄った累積回数が1回の店舗についての制御装置25での非推奨判定処理のフローの一例を示すフローチャートである。 センタ3の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1におけるセンタ3での配信処理に関連する処理のフローの一例を示すフローチャートである。 自車両の乗員が1人か複数人かの判別結果に応じて案内する推奨店舗を変更する処理のフローの一例を示すフローチャートである。 実施形態2におけるセンタ3での配信処理に関連する処理のフローの一例を示すフローチャートである。 実施形態2における制御装置25での案内処理に関連する処理のフローの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明が適用された自動評価システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。図1に示す自動評価システム100は、ナビゲーション装置1及びセンタ3を含んでいる。
ナビゲーション装置1は、経路探索や経路案内等の公知のナビゲーション機能の他に、後述するチェックイン機能や投稿機能を備えている。ここで、図2を用いてナビゲーション装置1の概略的な構成について説明を行う。
図2に示すようにナビゲーション装置1は、位置検出器11、地図データベース(DB)16、外部メモリ17、表示装置18、音声出力装置19、操作スイッチ群20、リモートコントロール端末(以下リモコン)21、リモコンセンサ22、外部入力インターフェース(I/F)23、通信機24、及び制御装置25を備えている。
位置検出器11は、いずれも周知の地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、走行距離を算出するための車速(距離)センサ14、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機15を有しており、自車両の現在位置や進行方向を逐次検出する。例えば、自車両の現在位置(以下、自車位置)は、緯度・経度で表される座標であって、自車両の進行方向は、北を基準とする方位角であるものとする。
これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器11を上述した内の一部で構成しても良い。
地図DB16は、道路地図のデータ、各種施設のPOI(Points Of Interest)のデータ等が記憶されている。道路地図のデータは、ノードデータ及びリンクデータからなる道路データ、地形等を示す背景データ、地名等を表示するための文字データなどからなる。POIのデータは、施設の名称や住所、位置、属性を示すデータ等である。
POIの位置のデータは、例えば緯度・経度で表される座標とする。また、POIの属性のデータは、POIの種別や性質を表すデータとする。POIの種別の一例としては、店舗については、レストラン、カフェ、居酒屋、コンビニ、ドラッグストア等が挙げられる。また、店舗以外の施設としては、コインパーキングや病院等が挙げられる。POIの性質の一例としては、一人で行く店舗か複数人で行く店舗かといったものが挙げられる。よって、地図DB16が請求項の店舗情報記憶手段に相当する。
地図DB16のデータは、図示しない通信I/Fを通じてインターネット等のネットワークから制御装置25がダウンロードする構成としてもよいし、予め格納している構成としてもよい。地図DB16としては、例えばCD−ROM、DVD−ROM、メモリカード、HDD等の記憶媒体を用いる構成としてもよい。
外部メモリ17は、書き込み可能なHDD等の大容量記憶装置である。外部メモリ17には大量のデータや電源をオフしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図DB16からコピーして利用したりする等の用途がある。なお、外部メモリ17は、比較的記憶容量の小さいリムーバブルなメモリであってもよい。
表示装置18は、車両の走行を案内するための地図、および目的地選択画面等を表示するものであって、例えばフルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いて構成することができる。また、音声出力装置19は、スピーカ等から構成され、制御装置25の指示に基づいて、経路案内時の案内音声等を出力する。
操作スイッチ群20は、例えば表示装置18と一体になったタッチスイッチ若しくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、スイッチ操作により制御装置25へ各種機能の操作指示を行う。
リモコン21には複数の操作スイッチ(図示せず)が設けられ、スイッチ操作によりリモコンセンサ22を介して各種指令信号を制御装置25に入力することにより、操作スイッチ群20と同じ機能を制御装置25に対して実行させることが可能である。
外部入力I/F23は、自車両に搭載されたECUやセンサから、車両状態の情報を制御装置25が取得するためのインターフェースである。例えば、外部入力I/F23には、CAN(controller area network)などの通信プロトコルに準拠した車内LAN等を介して自車両に搭載されたECUやセンサから車両状態の情報が入力されてくるものとする。
車両状態の情報の一例としては、シフトポジションセンサの信号、パーキングブレーキスイッチのオンオフの信号、ドアカーテシスイッチのオンオフの信号、イグニッション電源のオンオフの信号、助手席の着座センサの信号等がある。
通信機24は、基地局やネットワークを介してセンタ3との間で通信を行う。通信機24は、例えば車両に搭載されるDCM(data communication module)等のテレマティクス通信に用いられる車載通信モジュールを通じてセンタ3との通信を行う構成とすればよい。他にも、通信機24は、センタ3との通信を、DSRC通信用モジュールを通じて行う構成としてもよいし、Bluetooth(登録商標)等で接続した携帯端末を通じて行う構成としてもよい。
制御装置25は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される。そして、制御装置25は、位置検出器11、地図DB16、外部メモリ17、操作スイッチ群20、リモコンセンサ22、外部入力I/F23、通信機24から入力された各種情報に基づき、経路探索や経路案内といったナビゲーション機能としての処理やチェックイン機能としての処理(以下、チェックイン処理)や投稿機能としての処理(以下、投稿処理)等を実行する。
なお、ナビゲーション装置1は必ずしも車載のナビゲーション装置に限らない。例えば車両に持ち込んで用いることが可能な、ナビゲーション機能を有する携帯電話機やタブレットPC等の携帯端末であってもよい。携帯端末をナビゲーション装置1として用いる場合には、車両のECU等からの情報の取得は、Bluetooth(登録商標)等の公知の無線通信によって行う構成としてもよいし、有線通信によって行う構成としてもよい。
ここで、図3のフローチャートを用いて、制御装置25でのチェックイン処理や投稿処理に関連する処理のフローについての説明を行う。図3のフローは、例えば自車両のイグニッション電源がオンになるごとに開始されるものとする。
ステップS1では、自車両が駐車したことを検出することで、ユーザが施設へ立ち寄ったことを推定する。自車両が駐車したことは、イグニッション電源がオフになったこと、パーキングブレーキがオンになったこと、シフトポジションが駐車位置(P)になったこと、ドアが開放されたことなどから検出する構成とすればよい。
イグニッション電源がオフになったことは、イグニッション電源のオンオフの信号から、パーキングブレーキがオンになったことは、パーキングブレーキスイッチのオンオフの信号から検出する構成とすればよい。また、シフトポジションが駐車位置(P)になったことは、シフトポジションセンサの信号から、ドアが開放されたことは、ドアカーテシスイッチのオンオフの信号から検出する構成とすればよい。
ステップS1では、自車両が駐車したことを検出した場合(ステップS1でYES)には、ステップS2に移る。一方、自車両が駐車したことを検出していない場合(ステップS1でNO)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。
ステップS2では、施設特定処理を行って、ステップS3に移る。施設特定処理では、自車両の駐車を検出した位置(以下、駐車検出位置)に該当する施設を、地図DB16に格納されているPOIの位置データをもとに特定する。駐車検出位置は、位置検出器11から取得する構成とすればよい。また、駐車検出位置に該当する施設の特定の方法の一例として、POIの位置データが示す位置が、駐車検出位置に最も近い施設を特定する構成とすればよい。
ステップS3では、施設特定処理で特定した施設(以下、特定済施設)が、チェックイン処理の対象に該当する種別の店舗(以下、該当店舗)であるか否かを判定する。つまり、ステップS1〜ステップS3の処理によって、ユーザが該当店舗にあたる店舗に立ち寄ったか否かを車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する。よって、ステップS1〜ステップS3までの処理が請求項の立ち寄り判定手段に相当する。
該当店舗の種別は、制御装置25の不揮発性メモリに格納してあるものとする。制御装置25は、特定済施設の種別が、この予め格納してある該当店舗の種別に一致するか否かによって、特定済施設が該当店舗か否かを判定する。特定済施設の種別は、POIの属性のデータをもとに特定する構成とすればよい。
予め格納してある該当店舗の種別の一例としては、レストラン、カフェ、居酒屋といった飲食店や雑貨屋やアミューズメントストア等がある。該当店舗から除く施設の種別の一例としては、コインパーキングや病院といった店舗以外の施設、お奨めを必要としない傾向が強かったり、飛び込みで立ち寄る可能性が低かったりする店舗等がある。該当店舗から除く店舗の例としては、コンビニエンスストアやドラッグストアやカラオケ店やアパレルショップ等がある。
ステップS3では、特定済施設が該当店舗であると判定した場合(ステップS3でYES)には、ステップS4に移る。一方、特定済施設が該当店舗でないと判定した場合(ステップS3でNO)には、フローを終了する。
ステップS4では、チェックイン処理を行って、ステップS5に移る。チェックイン処理では、ステップS3で該当店舗であると判定した特定済施設(以下、立ち寄り店舗)について、立ち寄った累積回数をカウントする。よって、このステップS4の処理が請求項のカウント手段に相当する。
累積回数は、店舗ごとに制御装置25の不揮発性メモリに格納され、イグニッション電源がオフになった場合にも消去されず、同一店舗についてカウントされるごとに更新するものとする。一例として、店舗ごとの累積回数には、カウントが行われるごとに、カウントが行われた日時を示すタイムスタンプを付与する構成とすればよい。また、最新のカウントから所定の回数以内のカウントについてのタイムスタンプを除いて、タイムスタンプを逐次消去していく構成とすればよい。
ステップS5では、前述の立ち寄り店舗に立ち寄った累積回数が2回以上であった場合(ステップS5でYES)には、ステップS6に移る。一方、立ち寄った累積回数が1回であった場合(ステップS5でNO)には、フローを終了する。
ステップS6では、前述の立ち寄り店舗に立ち寄った累積回数が2回であった場合(ステップS6でYES)には、ステップS7に移る。一方、立ち寄った累積回数が2回でなかった場合(ステップS6でNO)には、ステップS8に移る。
ステップS7では、推奨決定処理を行って、ステップS10に移る。推奨決定処理では、立ち寄った累積回数が2回であった前述の立ち寄り店舗を、ナビゲーション装置1のユーザのお奨めする店舗(以下、推奨店舗)と決定する。よって、このステップS7の処理が請求項の推奨店舗決定手段に相当する。
1回に限らず2回目も通う店舗は、ユーザが気に入ったお勧めの店舗である可能性が高いため、本実施形態によれば、店舗についての評価を短期間で行いながらも、評価の信憑性も確保することができる。2回目も通う店舗がお勧めの店舗である傾向は、特に女性のユーザの場合に高くなるため、本実施形態のナビゲーション装置1は、女性のユーザにより好適である。
ステップS6で累積回数が2回でなかった場合のステップS8では、所定期間内に立ち寄った累積回数が所定回数以上であるか否かを判定する。所定期間内に立ち寄った累積回数は、カウントごとに付与されるタイムスタンプをもとに算出する構成とすればよい。
また、ここで言うところの所定回数は、2回よりも多い任意の回数であって、ユーザの職場等の所定期間内に頻繁に訪れる店舗を除外することを目的に設定される値である。本実施形態では、一例として2週間以内にカウントした累積回数が10回以上であるか否かを判定するものとして以降の説明を続ける。
そして、2週間以内に立ち寄った累積回数が10回以上であると判定した場合(ステップS8でYES)には、ステップS9に移る。一方、2週間以内に立ち寄った累積回数が10回未満と判定した場合(ステップS8でNO)には、フローを終了する。
ステップS9では、非推奨決定処理を行って、ステップS10に移る。ステップS9の非推奨決定処理では、2週間以内に立ち寄った累積回数が10回以上であった前述の立ち寄り店舗を、ナビゲーション装置1のユーザのお奨めしない店舗(以下、非推奨店舗)と決定する。よって、このステップS9の処理が請求項の第2非推奨店舗決定手段に相当する。
ステップS10では、投稿処理を行って、フローを終了する。投稿処理では、推奨決定処理で推奨店舗の決定が行われていた場合には、自動的にこの推奨店舗の情報を通信機24からセンタ3に送信させる。また、非推奨決定処理で非推奨店舗の決定が行われていた場合には、自動的にこの非推奨店舗の情報を、通信機24を介してセンタ3に送信する。よって、このステップS10の処理が請求項の投稿手段に相当する。
推奨店舗の情報とは、例えば推奨店舗であることを示す情報、店舗の位置座標、店舗の名称、店舗の住所等である。非推奨店舗の情報とは、例えば非推奨店舗であることを示す情報、店舗の位置座標、店舗の名称、店舗の住所等である。店舗の位置座標、店舗の名称、店舗の住所の情報については、地図DB16に格納されているPOIのデータから得る構成とすればよい。
また、投稿処理では、例えば推奨店舗の情報に対応付けて、推奨店舗の情報の送信元のユーザを特定するための識別情報、及び当該ユーザのカテゴリを特定するためのカテゴリ特定情報も、通信機24を介してセンタ3に送信するものとする。
識別情報は、自車両の車両IDであってもよいし、ナビゲーション装置1の機器IDであってもよい。ナビゲーション装置1がGPS機能付きの携帯端末のように持ち運び可能なものであって、ユーザが別の車両にも持ち込むことができる場合を想定すると、識別情報はナビゲーション装置1の機器IDであることがより好ましい。
カテゴリ特定情報には、例えばユーザの乗車する車両の車種、ユーザの嗜好する音楽ジャンル、ユーザの使用する携帯機種、ユーザの生活圏、ユーザの友人知人関係等の情報がある。
車種の情報については、自車両のECU等から取得する構成とすればよい。嗜好する音楽ジャンルの情報については、自車両のカーオーディオやユーザの使用するポータブルオーディオ・携帯端末の演奏履歴から演奏回数の最も多いジャンルを特定することで得る構成とすればよい。携帯機種の情報については、ユーザの使用する携帯端末から取得する構成とすればよい。
生活圏の情報については、自車両の走行履歴から所定回数以上走行したことのある領域を特定し、その領域を生活圏とする構成としてもよいし、ユーザの自宅の位置する市、町、村、区といった行政区画を生活圏とする構成としてもよいし、ユーザの自宅から所定距離内の範囲を生活圏とする構成としてもよい。ナビゲーション装置1が車載のナビゲーション装置である場合には、ユーザの自宅や走行履歴の情報は、自装置の情報を利用する構成とすればよい。また、ナビゲーション装置1が携帯端末の場合には、自装置に登録されているユーザの自宅の情報を利用する構成とすればよい。
友人知人関係の情報については、ユーザの使用する携帯端末のアドレス帳から友人知人のアドレスや電話番号を取得する構成とすればよい。友人知人のアドレスや電話番号は、ユーザの使用する携帯端末のソーシャルネットワークサービスを利用して取得する構成としてもよい。友人知人関係の情報をカテゴリ特定情報としてセンタ3へ送信させる場合には、ユーザ自身のアドレスや電話番号も、ユーザ自身のアドレスであることを示す情報とともに送信させるものとする。
ナビゲーション装置1が車載のナビゲーション装置の場合であって、ポータブルオーディオや携帯端末の情報を取得する構成とする場合には、自装置がBluetooth等での無線通信やUSB接続等での有線通信をポータブルオーディオや携帯端末との間で行っているときに取得する構成とすればよい。また、ナビゲーション装置1が携帯端末の場合であって、携帯端末の情報を取得する構成とする場合には、自装置の情報を利用する構成とすればよい。
なお、本実施形態では、同一の店舗に立ち寄った累積回数が2回であった場合に推奨決定処理を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば前回のカウントと同じ曜日に2回目がカウントされた場合や前回のカウントと同じ時間帯に2回目がカウントされた場合のように店舗への立ち寄りに周期性があると制御装置25で推定される場合には、推奨決定処理を行わなかったり、非推奨店舗と決定したりする構成としてもよい。これによれば、ユーザのパート先等の周期的に立ち寄る店舗を、そのユーザの推奨店舗から除外することができ、店舗の評価の信憑性をさらに向上させることができる。
他にも、前回のカウントが行われてから一週間以内に2回目がカウントされた場合のように、前回のカウントが行われてから所定期間内に2回目をカウントした場合には、推奨決定処理を行わなかったり、非推奨店舗と決定したりする構成としてもよい。ここで言うところの所定の期間は、任意に設定可能な値であって、店舗の種別ごとに予め設定されている構成としてもよい。
続いて、図4のフローチャートを用いて、立ち寄った累積回数が1回の店舗についての制御装置25での非推奨判定処理についての説明を行う。図4のフローは、図3のフローとは独立に、例えば自車両のイグニッション電源がオンになるごとに開始する構成とすればよい。他にも、図4のフローの処理を、図3のフローにおいて、ステップS4の処理以前に行う構成としてもよい。
まず、ステップS21では、立ち寄った累積回数が格納されている店舗のうち、累積回数が1回の店舗が存在するか否かを判定する。そして、累積回数が1回の店舗が存在する場合(ステップS21でYES)には、ステップS22に移る。一方、累積回数が1回の店舗が存在しない場合(ステップS21でNO)には、フローを終了する。
ステップS22では、立ち寄った累積回数が1回の店舗について、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過しているか否かを判定する。1回目のカウントを行ってからの期間は、1回目のカウント時に付与したタイムスタンプと現在の日時とから算出する構成とすればよい。
ここで言うところの一定期間とは、任意に設定可能な値であって、店舗の種別ごとに異なる一般的な利用頻度を考慮して設定されることが好ましい値である。例えば、一般的な利用頻度が数日単位の店舗は例えば一定期間として数週間を設定し、一般的な利用頻度が週単位の店舗は例えば一定期間として1ヶ月を設定したりなどすればよい。
また、具体的な構成の一例としては、店舗の種類と期間の値との対応関係を制御装置25の不揮発性メモリに予め記憶しておき、制御装置25が、この対応関係を参照して店舗の種類に応じた期間を設定する構成とすればよい。よって、制御装置25が請求項の対応関係記憶手段に相当する。
そして、ステップS22では、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過していると判定した場合(ステップS22でYES)には、ステップS23に移る。一方、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過していないと判定した場合(ステップS22でNO)には、フローを終了する。
ステップS23では、地元のユーザによるチェックインか否かを判定する。一例としては、カウントを行った店舗の位置のデータと前述のユーザの生活圏の情報とをもとに、カウントを行った店舗の位置がユーザの生活圏内の場合には、地元のユーザによるチェックインと判定する構成とすればよい。また、カウントを行った店舗の位置がユーザの生活圏外の場合には、地元のユーザによるチェックインでないと判定する構成とすればよい。よって、このステップS23の処理が請求項の内外判別手段に相当する。
そして、地元のユーザによるチェックインと判定した場合(ステップS23でYES)には、ステップS24に移る。また、地元のユーザによるチェックインでないと判定した場合(ステップS23でNO)には、フローを終了する。
ステップS24では、非推奨決定処理を行って、ステップS25に移る。ステップS24の非推奨決定処理では、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過しているとともに、地元のユーザによるチェックインが行われた店舗を、非推奨店舗と決定する。よって、このステップS24の処理が請求項の第1非推奨店舗決定手段に相当する。
観光客などの地元のユーザでないユーザは、気に入った店舗であっても再度の来店が出来なかったり、再度の来店までに上述の一定期間以上要したりすることが考えられる。この場合に、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過している店舗を非推奨店舗と決定してしまうと、ユーザが気に入った店舗を非推奨店舗と決定してしまう場合がある。これに対して、上述の構成によれば、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過している店舗であっても、地元のユーザによるチェックインでないと判定した場合には、非推奨店舗と決定しないので、店舗の評価の信憑性をさらに向上させることができる。
なお、ステップS23の処理を省略し、ステップS24の非推奨決定処理において、1回目のカウントを行ってから一定期間以上経過している店舗を非推奨店舗と決定する構成としてもよい。この場合でも、再度の来店が一定期間以上なく、ユーザが気に入らなかった可能性が比較的高い店舗を非推奨店舗と決定して、ユーザが気に入らなかった可能性が比較的高い店舗をユーザの案内しないようにすることが可能になる。
ステップS25では、投稿処理を行って、フローを終了する。ステップS25の投稿処理では、前述のステップS10の投稿処理と同様にして、ステップS24で非推奨店舗と決定した店舗についての前述の非推奨店舗の情報を、識別情報及びカテゴリ特定情報と対応付け、通信機24からセンタ3に送信させる。
なお、ステップS9の非推奨決定処理やステップS24の非推奨決定処理で非推奨店舗と決定された店舗については、ステップS3の処理において該当店舗でないと判定し、ステップS7の推奨決定処理で推奨店舗と決定されないようにする構成としてもよい。この場合、非推奨店舗と決定された店舗は、非推奨店舗として制御装置25の不揮発性メモリに登録しておく構成とすればよい。
図1に戻って、センタ3は、例えば地上に定置された基地局であって、サーバから構成されている。ここで、図5を用いて、センタ3の概略的な構成について説明を行う。センタ3は、通信部31、制御部32、及びプローブ情報データベース(以下、プローブ情報DB)33を備えている。なお、センタ3は、1つのサーバからなるものであってもよいし、複数のサーバからなっているものであってもよい。
通信部31は、ナビゲーション装置1から送信された推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報と、識別情報及びカテゴリ特定情報とを受信し、制御部32に入力する。また、通信部31は、制御部32の指示に従って、ナビゲーション装置1に推奨店舗の情報を送信する。
制御部32は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される。そして、制御部32は、通信部31、プローブ情報DB33から入力された各種情報に基づき、配信処理に関連する各種処理を実行する。
制御部32は、通信部31が受信した推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報と、識別情報及びカテゴリ特定情報との情報(以下、プローブ情報)をもとに、識別情報が示すユーザごとに、推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報と、カテゴリ特定情報とをプローブ情報DB33に登録する。よって、制御部32が請求項の登録手段に相当する。
例えば、非推奨店舗の情報を通信部31で受信した場合には、識別情報が示すユーザに割り当てられた記憶領域に、この非推奨店舗の情報とカテゴリ特定情報とを格納することで登録する構成とすればよい。また、推奨店舗の情報を通信部31で受信した場合には、識別情報が示すユーザに記憶領域を割り当て、当該記憶領域にこの推奨店舗の情報とカテゴリ特定情報とを格納することで登録する構成とすればよい。識別情報が示すユーザは、請求項の推奨店舗の情報の送信元や非推奨店舗の送信元に相当する。
ここで、図6のフローチャートを用いて、制御部32での配信処理に関連する処理のフローについての説明を行う。図6のフローは、例えばセンタ3のサーバの電源がオンになったときに開始される構成とすればよい。
まず、ステップS31では、ナビゲーション装置1からプローブ情報を受信したか否かを判定する。ナビゲーション装置1からプローブ情報を受信したことは、通信部31で受信したプローブ情報の入力を受け付けたことから判定する構成とすればよい。そして、プローブ情報を受信したと判定した場合(ステップS31でYES)には、ステップS32に移る。一方、プローブ情報を受信していないと判定した場合(ステップS31でNO)には、ステップS31のフローを繰り返す。
ステップS32では、プローブ情報のうちの識別情報と推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報とをもとに、当該識別情報が示すユーザの情報であって、且つ、推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報が示す店舗が同一の情報が、プローブ情報DB33に登録済か否かを判定する。そして、登録済と判定した場合(ステップS32でYES)には、ステップS33に移る。一方、登録済でないと判定した場合(ステップS32でNO)には、ステップS34に移る。
ステップS33では、登録済の店舗についての推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報とカテゴリ特定情報とを、新たに受信した推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報とカテゴリ特定情報とで上書きして更新し、ステップS35に移る。
例えば、前述のステップS24の非推奨決定処理の結果、非推奨店舗の情報が登録されていた場合にも、前述のステップS7の推奨決定処理の結果、同一の店舗についての推奨店舗の情報が送信されてきた場合には、非推奨店舗の情報を推奨店舗の情報に更新することになる。他にも、前述のステップS7の推奨決定処理の結果、推奨店舗の情報が登録されていた場合にも、前述のステップS9の非推奨決定処理の結果、同一の店舗についての非推奨店舗の情報が送信されてきた場合には、推奨店舗の情報を非推奨店舗の情報に更新することになる。
また、ステップS34では、受信した識別情報が示すユーザに割り当てられたプローブ情報DB33の記憶領域に、受信した推奨店舗の情報若しくは非推奨店舗の情報とカテゴリ特定情報とを格納することで登録し、ステップS35に移る。
ステップS35では、配信タイミングか否かを判定する。例えばナビゲーション装置1から情報配信の要求を、通信部31を介して受けた場合に配信タイミングと判定する構成とすればよい。情報配信の要求には、例えば送信元についての前述の識別情報も含むものとして以降の説明を続ける。
ナビゲーション装置1からの情報配信の要求は、例えばナビゲーション装置1が用いられる車両のイグニッション電源がオンになったことをトリガにして行う構成としてもよいし、ナビゲーション装置1で目的地設定や経路探索が行われたことをトリガにして行う構成としてもよい。
そして、ステップS35では、配信タイミングと判定した場合(ステップS35でYES)には、ステップS37に移る。一方、配信タイミングでないと判定した場合(ステップS35でNO)には、ステップS36に移る。
ステップS36では、ナビゲーション装置1からプローブ情報を受信したか否かを判定する。そして、プローブ情報を受信したと判定した場合(ステップS36でYES)には、ステップS32に戻ってフローを繰り返す。一方、プローブ情報を受信していないと判定した場合(ステップS36でNO)には、ステップS35に戻ってフローを繰り返す。
ステップS35で配信タイミングと判定した場合のステップS37では、同一カテゴリ抽出処理を行って、ステップS38に移る。同一カテゴリ抽出処理では、情報配信の要求の送信元のナビゲーション装置1のユーザの推奨店舗の情報を除く、当該ユーザと同一カテゴリのユーザの推奨店舗の情報を、プローブ情報DB33から抽出する。一例としては、以下の構成によって実現すればよい。
まず、情報配信の要求に含まれる識別情報をもとに、プローブ情報DB33から情報配信の要求の送信元のナビゲーション装置1のユーザのカテゴリ特定情報を読み出す。そして、読み出したカテゴリ特定情報で特定されているカテゴリと同じカテゴリに属するカテゴリ特定情報と対応付けられた推奨店舗の情報を、プローブ情報DB33から抽出する。
例えば、カテゴリ特定情報が車種や嗜好する音楽ジャンルや携帯機種の情報の場合には、同じ車種や音楽ジャンルや携帯機種の場合に同じカテゴリに属するとすればよい。カテゴリ特定情報が生活圏の情報の場合には、生活圏が一定の割合以上重なる場合に同じカテゴリに属するとしてもよいし、生活圏が一致する場合に同じカテゴリに属するとしてもよい。また、カテゴリ特定情報が友人知人関係の情報の場合には、情報配信の要求の送信元のナビゲーション装置1のユーザのアドレスや電話番号が含まれている場合に同じカテゴリに属するとすればよい。
これによれば、情報配信の要求の送信元のユーザと嗜好が似ていると考えられる同一のカテゴリのユーザのナビゲーション装置1から送信されてきた推奨店舗の情報や非推奨店舗の情報に絞って以降の第1推奨判断処理や第2推奨判断処理を行うことが可能になる。よって、情報配信の要求の送信元のユーザの嗜好に沿っている可能性がより高い推奨店舗の情報を当該ユーザのナビゲーション装置1に配信し、当該ユーザに案内することが可能になる。
また、同一カテゴリ抽出処理では、カテゴリ特定情報が友人知人関係の情報と生活圏の情報とである場合のように、複数種類の情報からなる場合には、複数種類の情報のうち1種類でも同一カテゴリのユーザの推奨店舗の情報を抽出する構成としてもよい。
他にも、カテゴリ特定情報が複数種類の情報からなる場合に、種類ごとに優先度を設定し、優先度の高い種類の情報についての同一カテゴリのユーザの推奨店舗の情報の抽出から順番に行っていき、抽出数が一定数に達したところで抽出を終了する構成としてもよい。例えば同一カテゴリの場合にユーザと嗜好が似ている可能性が高いのは、上から順に、友人知人関係>生活圏>音楽ジャンル、車種、携帯機種と考えられることから、優先度もこの順に合わせる構成とすればよい。
ステップS38では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報のうちに、同一店舗について、プローブ情報DB33に推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在しているか否かを判定する。プローブ情報DB33に推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在している場合とは、同一店舗であっても、あるユーザについては推奨店舗の情報が登録されており、他方のユーザについては非推奨店舗の情報が登録されている場合である。
そして、推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在していると判定した場合(ステップS38でYES)には、ステップS39に移る。一方、推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在していないと判定した場合(ステップS38でNO)には、ステップS40に移る。ステップS38の処理は、例えば同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報に含まれる全店舗について1店舗ずつ順次行うものとする。
ステップS39では、第1推奨判断処理を行って、ステップS41に移る。第1推奨判断処理では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報のうちの、同一店舗についての推奨店舗の情報及び非推奨店舗の情報をもとに、その店舗が推奨店舗か非推奨店舗かを判断する。よって、このステップS39が請求項の推奨判断手段に相当する。
一例として、第1推奨判断処理では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報のうち、同一店舗についての推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報との登録総数に対する非推奨店舗の情報の登録数の比率が所定値以上であった場合に、その店舗を非推奨店舗と判断する。一方、上記登録総数に対する非推奨店舗の情報の登録数の比率が所定値未満であった場合には、その店舗を推奨店舗と判断する。
なお、同一店舗についての送信元ごとに登録された情報のうちに、推奨店舗の情報が1つでもある場合には、その店舗を推奨店舗と判断する構成(以下、変形例1)としてもよい。他にも、同一店舗についての送信元ごとに登録された情報のうちに、非推奨店舗の情報が1つでもある場合には、その店舗を非推奨店舗と判断する構成(以下、変形例2)としてもよい。
ステップS40では、第2推奨判断処理を行って、ステップS41に移る。第2推奨判断処理では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報のうちの、同一店舗についての送信元ごとに登録された情報が全て推奨店舗の情報であった場合には、その店舗を推奨店舗と判断する。一方、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報のうちの、同一店舗についての送信元ごとに登録された情報が全て非推奨店舗の情報であった場合には、その店舗を非推奨店舗と判断する。
ステップS41では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された情報に含まれる全店舗、つまり、対象店舗全件について、ステップS38とステップS39若しくはステップS40との処理が終了した場合(ステップS41でYES)には、ステップS42に移る。一方、終了していない場合には、ステップS38に戻り、未処理の店舗についての処理を繰り返す。
ステップS42では、配信処理を行って、ステップS31に戻り、フローを繰り返す。配信処理では、第1推奨判断処理及び第2推奨判断処理で推奨店舗と判断した店舗についての推奨店舗の情報を、通信部31を介して情報配信の要求の送信元のナビゲーション装置1に配信する。よって、このステップS42が請求項の配信手段に相当する。配信処理によって配信する推奨店舗の情報は、例えば推奨店舗であることを示す情報、及び店舗の位置座標であればよい。他にも、店舗の名称、店舗の住所等を含んでもよい。
本実施形態では、ナビゲーション装置1から情報配信の要求を受けた場合に配信タイミングと判定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、1時間ごとや1日ごとなどの一定周期ごとに、制御部32が配信タイミングと判定する構成としてもよい。この場合には、配信先となるナビゲーション装置1ごとに、ステップS38〜ステップS42の処理を行う構成とすればよい。
図1に戻って、推奨店舗の情報の配信を受けたナビゲーション装置1の制御装置25は、配信を受けた推奨店舗の情報をもとに、推奨店舗の案内処理を行う。よって、制御装置25が請求項の案内手段に相当する。
推奨店舗の案内処理の一例としては、経路案内時に表示装置18に表示させる電子地図上の推奨店舗に該当する施設に推奨店舗であることを示す矢印や三角等のマークを重畳表示させたり、推奨店舗に該当する施設を枠で囲って表示させたりするなどすればよい。
また、推奨店舗の案内処理の一例としては、推奨店舗のリストを表示装置18に表示させる構成としてもよいし、目的地検索時の目的地の候補として推奨店舗を表示装置18に表示させる構成としてもよい。例えば、目的地検索においてジャンル検索「食べる・飲む」をユーザが選択した場合に、推奨店舗のうちの飲食店を候補として表示装置18に表示させるなどすればよい。
さらに、センタ3から配信する推奨店舗の情報に、その推奨店舗について最新の推奨決定がされたときのタイムスタンプも付与しておくことで、このタイムスタンプが示す時刻が現在時刻に近いものから順に一定数の推奨店舗の情報に限定してユーザに案内する構成としてもよい。これによれば、センタ3において新たに推奨店舗と判断された可能性の高い推奨店舗の情報を優先的にユーザに案内することが可能になる。
他にも、センタ3から配信する推奨店舗の情報に、その推奨店舗について最新の推奨決定がされたときのタイムスタンプも付与しておくことで、このタイムスタンプが示す時刻が現在時刻に近いものから順に一定数の推奨店舗の情報に限定してユーザに案内する構成としてもよい。これによれば、センタ3において新たに推奨店舗と判断された可能性の高い推奨店舗の情報を優先的にユーザに案内することが可能になる。
実施形態1の構成によれば、ナビゲーション装置1は、ユーザが店舗に立ち寄ったことを、自車両の駐車を検出したことをもとに自動的に判定し、立ち寄った累積回数が2回となった店舗を推奨店舗と決定して、自動で推奨店舗の情報をセンタ3へ送信するので、店舗についての評価を短期間で行うことができる。
さらに、店舗への立ち寄りの判定、及び推奨店舗の情報のセンタ3への送信は自動的に行うので、ユーザがわざわざ評価専用のボタン等を操作する手間がなく、このような操作の手間を嫌って店舗の評価を行わないユーザからも、店舗の評価を得ることが可能になる。
評価専用のボタン等の操作を必須とする構成とした場合には、店舗の評価の信憑性が低くなるおそれがある。詳しくは、以下の通りである。評価専用のボタン等の操作を必須とする場合には、自発的に操作を行うユーザの評価しか参照できない。自発的に操作を行うユーザは、自発的に操作を行わないユーザに比べ、店舗の偽客(サクラ)が含まれる可能性があるため、自発的に操作を行うユーザからの評価しか利用できないと、偽客の評価の割合が高まり、評価の信憑性が低くなるおそれがある。
これに対して、実施形態1の構成によれば、上述の手間を厭わずに店舗の評価を行うユーザに含まれる可能性のある偽客による店舗の評価の割合を減らすことができ、店舗の評価の信憑性を高めることが可能になる。その結果、店舗についての信憑性の高い評価をより短期間で行って、ユーザに案内することが可能になる。
なお、自車両の乗員が1人か複数人かの判別結果に応じて案内する推奨店舗を変更する構成(以下、変形例3)としてもよい。ここで、図7のフローチャートを用いて、制御装置25での、自車両の乗員が1人か複数人かの判別結果に応じて案内する推奨店舗を変更する処理のフローについての説明を行う。図7のフローは、例えば自車両のイグニッション電源がオンになるごとに開始されるものとする。
まず、ステップS51では、乗員数判別処理を行って、ステップS52に移る。乗員数判別処理では、例えば助手席に設けられた着座センサで助手席への着座を検出した場合には乗員が複数人と判別する一方、助手席に設けられた着座センサで助手席への着座を検出していない場合には乗員が1人と判別する構成とすればよい。これは、ドライバ以外の乗員が乗車する場合に、助手席を空ける可能性が低いことを利用している。
なお、助手席以外にも後部座席にも着座センサを設け、自車両の乗員が1人か複数人かの判別を行う構成としてもよい。よって、このステップS51の処理が請求項の乗員数判別手段に相当する。
ステップS52では、乗員数判別処理で自車両の乗員が1人と判別していた場合(ステップS52でYES)には、ステップS53に移る。一方、乗員数判別処理で自車両の乗員が複数人と判別していた場合(ステップS52でNO)には、ステップS54に移る。
ステップS53では、1人用店舗抽出処理を行って、ステップS55に移る。1人用店舗抽出処理では、センタ3から配信された推奨店舗の情報が示す推奨店舗のうち、前述したPOIの性質が、一人で行く店舗に該当する店舗を抽出する。
ステップS54では、複数人用店舗抽出処理を行って、ステップS55に移る。複数人用店舗抽出処理では、センタ3から配信された推奨店舗の情報が示す推奨店舗のうち、前述したPOIの性質が、複数人で行く店舗に該当する店舗を抽出する。
ステップS55では、1人用店舗抽出処理や複数人用店舗抽出処理で抽出した店舗について、前述の推奨店舗の案内処理と同様にして案内処理を行い、ステップS56に移る。ステップS56では、前述のステップS1と同様にして自車両が駐車したことを検出した場合(ステップS56でYES)には、フローを終了する。一方、自車両が駐車したことを検出しなかった場合(ステップS56でNO)には、ステップS55に戻ってフローを繰り返す。
変形例3の構成によれば、自車両の乗員数に応じた推奨店舗をユーザに案内することが可能になり、ユーザにとっての利便性がさらに向上する。
なお、本実施形態では、推奨店舗をナビゲーション装置1でユーザに案内する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ノートPCや車両外に持ち出した携帯端末でセンタ3から推奨店舗の情報を受信し、ユーザに案内する構成としてもよい。ユーザへの案内には、店舗の検索時に推奨店舗を優先的に検索結果の上位に表示したりすることも含む。
(実施形態2)
本発明は前述の実施形態1に限定されるものではなく、次の実施形態2も本発明の技術的範囲に含まれる。以下では、この実施形態2について図8及び図9を用いて説明を行う。なお、説明の便宜上、前述の実施形態の説明に用いた図に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施形態2の自動評価システム100は、センタ3側で前述のステップS38〜ステップS41の処理を行わない代わりに、ナビゲーション装置1側で前述のステップS38〜ステップS41の処理に相当する処理を行う点を除けば、実施形態1の自動評価システム100と同様である。
ここで、図8のフローチャートを用いて、実施形態2におけるセンタ3での配信処理に関連する処理の説明を行う。図8のフローも、例えばセンタ3のサーバの電源がオンになったときに開始される構成とすればよい。
ステップS61〜ステップS67の処理については、前述のステップS31〜ステップS37の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS68では、配信処理を行って、ステップS61に戻り、フローを繰り返す。ステップS68の配信処理では、同一カテゴリ抽出処理で抽出された推奨店舗の情報や非推奨店舗の情報を、通信部31を介して情報配信の要求の送信元のナビゲーション装置1に配信する。よって、このステップS68も請求項の配信手段に相当する。
ステップS68の配信処理によって配信する推奨店舗の情報は、例えば推奨店舗であることを示す情報、及び店舗の位置座標であればよい。他にも、店舗の名称、店舗の住所等を含んでもよい。また、ステップS68の配信処理によって配信する非推奨店舗の情報は、例えば非推奨店舗であることを示す情報、及び店舗の位置座標であればよい。他にも、店舗の名称、店舗の住所等を含んでもよい。
続いて、図9のフローチャートを用いて、実施形態2における制御装置25での案内処理に関連する処理の説明を行う。図9のフローは、図3のフローとは独立に、例えば自車両のイグニッション電源がオンになるごとに開始する構成とすればよい。
まず、ステップS71では、センタ3からステップS68の配信処理で配信されてきた情報(以下、配信情報)を受信したか否かを判定する。配信情報を受信したことは、通信機24で受信した配信情報の入力を受け付けたことから判定する構成とすればよい。そして、配信情報を受信したと判定した場合(ステップS71でYES)には、ステップS72に移る。一方、配信情報を受信していないと判定した場合(ステップS71でNO)には、ステップS77に移る。
ステップS72では、配信情報のうちに、同一店舗について、推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在しているか否かを判定する。推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在している場合とは、同一店舗であっても、あるユーザについては推奨店舗となっており、他方のユーザについては非推奨店舗となっている場合である。
そして、推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在していると判定した場合(ステップS72でYES)には、ステップS73に移る。一方、推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報とが混在していないと判定した場合(ステップS72でNO)には、ステップS74に移る。ステップS72の処理は、例えば配信情報に含まれる全店舗について1店舗ずつ順次行うものとする。
ステップS73では、第1推奨判断処理を行って、ステップS75に移る。ステップS73の第1推奨判断処理では、配信情報のうちの、同一店舗についての推奨店舗の情報及び非推奨店舗の情報をもとに、その店舗が推奨店舗か非推奨店舗かを判断する。よって、このステップS73が請求項の推奨判断手段に相当する。
一例として、第1推奨判断処理では、配信情報のうち、同一店舗についての推奨店舗の情報と非推奨店舗の情報との登録総数に対する非推奨店舗の情報の登録数の比率が所定値以上であった場合に、その店舗を非推奨店舗と判断する。一方、上記登録総数に対する非推奨店舗の情報の登録数の比率が所定値未満であった場合には、その店舗を推奨店舗と判断する。
なお、配信情報における同一店舗についての情報のうちに、推奨店舗の情報が1つでもある場合には、その店舗を推奨店舗と判断する構成(以下、変形例4)としてもよい。他にも、配信情報における同一店舗についての情報のうちに、非推奨店舗の情報が1つでもある場合には、その店舗を非推奨店舗と判断する構成(以下、変形例5)としてもよい。
ステップS74では、第2推奨判断処理を行って、ステップS75に移る。第2推奨判断処理では、配信情報のうちの、同一店舗についての情報が全て推奨店舗の情報であった場合には、その店舗を推奨店舗と判断する。一方、配信情報のうちの、同一店舗についての情報が全て非推奨店舗の情報であった場合には、その店舗を非推奨店舗と判断する。
ステップS75では、配信情報に含まれる全店舗、つまり、対象店舗全件について、ステップS72とステップS73若しくはステップS74との処理が終了した場合(ステップS75でYES)には、ステップS76に移る。一方、終了していない場合には、ステップS72に戻り、未処理の店舗についての処理を繰り返す。
ステップS76では、第1推奨判断処理及び第2推奨判断処理で推奨店舗と判断した店舗について、実施形態1における推奨店舗の案内処理と同様にして案内処理を行い、ステップS77に移る。
ステップS77では、前述のステップS1と同様にして自車両が駐車したことを検出した場合(ステップS77でYES)には、フローを終了する。一方、自車両が駐車したことを検出しなかった場合(ステップS77でNO)には、ステップS78に移る。
ステップS78では、センタ3から配信情報を受信したか否かを判定する。そして、配信情報を受信したと判定した場合(ステップS78でYES)には、ステップS72に戻ってフローを繰り返す。一方、配信情報を受信していないと判定した場合(ステップS78でNO)には、ステップS76に戻ってフローを繰り返す。
実施形態2のような構成を採用した場合であっても、店舗についての信憑性の高い評価をより短期間で行って、ユーザに案内することが可能になるという効果を実施形態1と同様に得ることができる。
また、前述の実施形態1及び実施形態2では、ナビゲーション装置1の制御装置25でチェックイン処理や投稿処理に関連する処理を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ナビゲーション装置1から、チェックイン処理や投稿処理に必要な駐車検出位置や識別情報やカテゴリ特定情報等をセンタ3の制御部32が取得することによって、制御部32でチェックイン処理や投稿処理に関連する処理の一部又は全部に相当する処理を行う構成(以下、変形例6)としてもよい。センタ3の制御部32でも処理可能な処理としては、前述のステップS2〜ステップS9の処理が挙げられる。変形例6のような構成とする場合、制御部32が、請求項の立ち寄り判定手段、カウント手段、推奨店舗決定手段に相当することになる。
他にも、前述の実施形態1及び実施形態2では、センタ3の制御部32で配信処理に関連する処理を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ナビゲーション装置1の制御装置25において、配信処理に関連する処理の一部に相当する処理を行う構成(以下、変形例7)としてもよい。ナビゲーション装置1の制御装置25でも処理可能な処理としては、前述のステップS32〜ステップS34の処理、前述のステップS62〜S64、ステップS67の処理が挙げられる。変形例7のような構成とする場合、制御装置25が、請求項の登録手段に相当することになる。
また、前述の実施形態1及び実施形態2の自動評価システム100では、立ち寄った累積回数が2回の店舗を推奨店舗と決定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、立ち寄った累積回数が2回よりも多いn回の店舗を推奨店舗と決定して自動的に登録し、登録した推奨店舗に関する情報を表示装置18に表示する構成(以下、変形例8)としてもよい。
なお、変形例8において、累積回数のカウント、推奨店舗の決定、登録は、変形例6及び7で示したように、制御装置25と制御部32とのいずれで行う構成としてもよい。また、ここで言うところの推奨店舗に関する情報とは、前述の推奨店舗の案内処理で推奨店舗について示される情報と同様である。また、nは3〜5回などの数回程度の比較的少ない値であることが好ましい。これは、
変形例8の構成によれば、店舗への立ち寄りの判定、及び推奨店舗の登録は自動的に行うので、ユーザがわざわざ評価専用のボタン等を操作する手間がなく、このような操作の手間を嫌って店舗の評価を行わないユーザからも、店舗の評価を得ることが可能になる。その結果、店舗についての信憑性の高い評価を行って、ユーザに案内することが可能になる。
さらに、変形例8のような構成とする場合に、カウントした累積回数がn回未満の店舗であって、前回のカウントから一定期間以上経過した店舗が存在する場合には、その店舗を非推奨店舗と決定して自動的に登録し、登録した非推奨店舗に関する情報を表示装置18に表示しない構成(以下、変形例9)とすることが好ましい。
なお、累積回数のカウント、非推奨店舗の決定、登録は、変形例6及び7で示したように、制御装置25と制御部32とのいずれで行う構成としてもよい。よって、制御部32も請求項の第1非推奨店舗決定手段に相当する。また、ここで言うところの非推奨店舗に関する情報とは、前述の推奨店舗の案内処理で推奨店舗について示される情報と同様の、非推奨店舗についての情報である。一定期間については、ステップS22の処理についての説明した際の一定期間と同様であるものとする。
変形例9の構成によれば、再度の来店が一定期間以上なく、ユーザが気に入らなかった可能性が比較的高い店舗を非推奨店舗と決定して、ユーザが気に入らなかった可能性が比較的高い店舗をユーザの案内しないようにすることが可能になる。
また、変形例9のような構成とする場合に、カウントした累積回数がn回未満の店舗であって、前回のカウントから一定期間以上経過しているとともに、地元のユーザによるチェックインが行われた店舗を、非推奨店舗と決定して自動的に登録し、登録した非推奨店舗に関する情報を表示装置18に表示しない構成(以下、変形例10)とすることが好ましい。変形例10の構成では、カウントした累積回数がn回未満の店舗であって、前回のカウントから一定期間以上経過しているとともに、地元のユーザ以外によるチェックインが行われた店舗を、推奨店舗と決定して登録し、登録した非推奨店舗に関する情報を表示装置18に表示する。
観光客などの地元のユーザでないユーザは、気に入った店舗であっても再度の来店が出来なかったり、再度の来店までに上述の一定期間以上要したりすることが考えられる。この場合に、前回のカウントを行ってから一定期間以上経過している店舗を非推奨店舗と決定してしまうと、ユーザが気に入った店舗を非推奨店舗と決定してしまう場合がある。変形例10の構成によれば、前回のカウントを行ってから一定期間以上経過している店舗であっても、地元のユーザによるチェックインでないと判定した場合には、非推奨店舗と決定しないので、店舗の評価の信憑性をさらに向上させることができる。
さらに、変形例8や変形例9のような構成において、所定期間内に立ち寄った累積回数がn回以上となる店舗が存在する場合に、その店舗を非推奨店舗と決定して自動的に登録し、登録した非推奨店舗に関する情報を表示装置18に表示しない構成(変形例11)とすることが好ましい。なお、非推奨店舗の決定、登録は、変形例6及び7で示したように、制御装置25と制御部32とのいずれで行う構成としてもよい。よって、制御部32も請求項の第2非推奨店舗決定手段に相当する。
変形例11の構成によれば、ユーザの職場等の所定期間内に頻繁に訪れる店舗を推奨店舗から除外することが可能になり、店舗の評価の信憑性をさらに向上させることができる。
また、前述の推奨店舗の案内処理や推奨店舗に関する情報の表示は、情報をナビゲーション装置1以外の例えばノートPCやデスクトップ型のPCに送信することで、ナビゲーション装置1以外の通信端末で行う構成としてもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 ナビゲーション装置、3 センタ、25 制御装置(登録手段)、32 制御部(登録手段、立ち寄り判定手段、カウント手段、推奨店舗決定手段)、100 自動評価システム、S1・S2・S3 立ち寄り判定手段、S4 カウント手段、S7 推奨店舗決定手段、S10 投稿手段

Claims (18)

  1. 車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、
    複数の車両の前記ナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)であって、
    前記ナビゲーション装置は、
    ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを前記車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、S1、S2、S3)と、
    前記立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、S4)と、
    前記カウント手段でカウントした累積回数が2回となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、S7)と、
    前記推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗の情報を自動的に前記センタに送信する投稿手段(25、S10)と
    前記カウント手段でカウントした累積回数が1回の店舗であって、前回のカウントから第1の所定期間以上経過した店舗が存在する場合には、その店舗を非推奨店舗と決定する第1非推奨店舗決定手段(25、S24)とを備え、
    前記センタは、
    複数の車両の前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗の情報を送信元ごとに登録する登録手段(32)を備え
    前記投稿手段は、前記第1非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗の情報も自動的に前記センタに送信し、
    前記センタの前記登録手段は、
    前記ナビゲーション装置から受信した前記非推奨店舗の情報も送信元ごとに登録することを特徴とする自動評価システム。
  2. 請求項において、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記店舗の種類と前記第1の所定期間の値との対応関係を予め記憶している対応関係記憶手段(25)を備え、
    前記第1非推奨店舗決定手段は、前記対応関係を参照して前記店舗の種類に応じた前記第1の所定期間を設定することを特徴とする自動評価システム。
  3. 請求項又はにおいて、
    前記ナビゲーション装置は、
    ユーザの生活圏内の店舗か否かを判別する内外判別手段(25、S23)を備え、
    前記第1非推奨店舗決定手段は、前記内外判別手段で生活圏内の店舗と判別した店舗については、その店舗を非推奨店舗と決定する一方、前記内外判別手段で生活圏内の店舗でないと判別した店舗については、その店舗を非推奨店舗と決定しないことを特徴とする自動評価システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記ナビゲーション装置は、
    第2の所定期間内に前記カウント手段でカウントした累積回数が2回よりも多い店舗が存在する場合に、その店舗を非推奨店舗と決定する第2非推奨店舗決定手段(25、S9)を備え、
    前記投稿手段は、前記第2非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗の情報も自動的に前記センタに送信し、
    前記センタの前記登録手段は、
    前記ナビゲーション装置から受信した前記非推奨店舗の情報も送信元ごとに登録することを特徴とする自動評価システム。
  5. 請求項のいずれか1項において、
    前記センタの前記登録手段は、同一の前記ナビゲーション装置から異なるタイミングで、同一の店舗について前記推奨店舗の情報と前記非推奨店舗の情報とを受信した場合に、より後に受信した方を登録することを特徴とする自動評価システム。
  6. 請求項のいずれか1項において、
    前記センタは、
    前記登録手段で登録した前記推奨店舗の情報が示す推奨店舗のうち、配信先の前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗の情報が示す推奨店舗を除く、少なくとも一部の推奨店舗について、前記推奨店舗の情報を配信先のナビゲーション装置に配信する配信手段(32、S42、S68)を備え、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記センタから配信される前記推奨店舗の情報をもとに推奨店舗の案内を行う案内手段
    (25)を備えることを特徴とする自動評価システム。
  7. 請求項において、
    前記センタは、
    同一の店舗について送信元ごとに前記登録手段で登録された前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報をもとに、その店舗が推奨店舗か非推奨店舗かを判断する推奨判断手段(32、S39)を備え、
    前記配信手段(32、S42)は、前記推奨判断手段で推奨店舗と判断した店舗のうち、配信先の前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗の情報が示す店舗を除く、少なくとも一部の推奨店舗について、前記推奨店舗の情報を当該ナビゲーション装置に配信することを特徴とする自動評価システム。
  8. 請求項において、
    前記センタの前記配信手段(32、S68)は、
    前記登録手段で登録した前記推奨店舗の情報が示す推奨店舗、及び前記非推奨店舗の情報が示す非推奨店舗のうち、配信先の前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報が示す店舗を除く、少なくとも一部の店舗について、前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報を当該ナビゲーション装置に配信し、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記センタから配信を受けた前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報のうちの、同一の店舗についての前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報をもとに、その店舗が推奨店舗か非推奨店舗かを判断する推奨判断手段(25、S73)を備え、
    前記案内手段は、前記推奨判断手段で推奨店舗と判断した店舗の案内を行うことを特徴とする自動評価システム。
  9. 請求項又はにおいて、
    前記推奨判断手段は、同一店舗について送信元ごとに前記登録手段で登録された前記推奨店舗の情報及び前記非推奨店舗の情報のうちの非推奨店舗の情報の登録の比率が所定値以上であった場合に、その店舗を非推奨店舗と判断する一方、当該比率が所定値未満であった場合に、その店舗を推奨店舗と判断することを特徴とする自動評価システム。
  10. 請求項又はにおいて、
    前記推奨判断手段は、前記推奨店舗の情報が登録されている店舗については推奨店舗と判断することを特徴とする自動評価システム。
  11. 請求項又はにおいて、
    前記推奨判断手段は、前記非推奨店舗の情報が登録されている店舗については非推奨店舗と判断することを特徴とする自動評価システム。
  12. 請求項〜1のいずれか1項において、
    前記ナビゲーション装置の前記投稿手段は、前記推奨店舗の情報を、前記ナビゲーション装置のユーザのカテゴリを特定するカテゴリ特定情報と対応付けて自動的に前記センタに送信し、
    前記センタの登録手段は、前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗の情報を当該推奨店舗の情報に対応付けられたカテゴリ特定情報と対応付けて登録し、
    前記センタの前記配信手段は、前記カテゴリ特定情報をもとに、配信先の前記ナビゲーション装置のユーザと同じカテゴリのユーザの前記ナビゲーション装置から受信した前記推奨店舗を、配信先のナビゲーション装置に配信することを特徴とする自動評価システム。
  13. 請求項〜1のいずれか1項において、
    前記ナビゲーション装置は、
    店舗について、1人で行く店舗か複数人で行く店舗かの情報を予め記憶している店舗情報記憶手段(16)と、
    前記車両の乗員が1人か複数人かを判別する乗員数判別手段(25、S51)とを備え、
    前記案内手段は、前記推奨店舗の案内を行う際に、前記店舗情報記憶手段に記憶している情報をもとに、前記乗員数判別手段で乗員が1人と判別した場合には1人で行く推奨店舗を案内する一方、前記乗員数判別手段で乗員が複数人と判別した場合には複数人で行く推奨店舗を案内することを特徴とする自動評価システム。
  14. 車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、
    複数の車両の前記ナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)において、
    ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを前記車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、32、S1、S2、S3)と、
    前記立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、32、S4)と、
    前記カウント手段でカウントした累積回数がn回(nは2以上の数)となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、32、S7)と、
    前記推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗を自動的に登録する登録手段(25、32、S10)と、
    記登録手段で登録された推奨店舗に関する情報を表示する表示手段(25)とを前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれかに備え
    前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれか一方は、
    前記カウント手段でカウントした累積回数がn回未満の店舗であって、前回のカウントから第1の所定期間以上経過した店舗が存在する場合には、その店舗を非推奨店舗と決定する第1非推奨店舗決定手段(25、32、S24)を備え、
    前記登録手段は、前記第1非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗も自動的に登録し、
    前記表示手段は、前記登録手段で登録された前記非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴とする自動評価システム。
  15. 請求項1において、
    前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれか一方は、
    ユーザの生活圏内の店舗か否かを判別する内外判別手段(25、32、S23)を備え、
    前記第1推奨店舗決定手段は、前記内外判別手段で生活圏内の店舗と判別した店舗については、その店舗を非推奨店舗と決定し、
    前記推奨店舗決定手段は、前記内外判別手段で生活圏内の店舗でないと判別した店舗については、その店舗を推奨店舗と決定し、
    前記登録手段は、前記第1非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗、及び前記推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗を自動的に登録し、
    前記表示手段は、前記登録手段で登録された前記推奨店舗に関する情報を表示する一方、前記非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴とする自動評価システム。
  16. 請求項14又は15において、
    前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれか一方は、
    第2の所定期間内に前記カウント手段でカウントした累積回数がn回以上となる店舗が存在する場合に、その店舗を非推奨店舗と決定する第2非推奨店舗決定手段(25、32、S9)を備え、
    前記登録手段は、前記第2非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗も自動的に登録し、
    前記表示手段は、前記登録手段で登録された前記非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴とする自動評価システム。
  17. 車両で用いられるナビゲーション装置(1)と、
    複数の車両の前記ナビゲーション装置と通信するセンタ(3)とを含む自動評価システム(100)において、
    ユーザが店舗に立ち寄ったか否かを前記車両の車両状態の情報をもとに自動的に判定する立ち寄り判定手段(25、32、S1、S2、S3)と、
    前記立ち寄り判定手段で立ち寄ったと判定した店舗について、立ち寄った累積回数をカウントするカウント手段(25、32、S4)と、
    前記カウント手段でカウントした累積回数がn回(nは2以上の数)となった店舗を推奨店舗と決定する推奨店舗決定手段(25、32、S7)と、
    前記推奨店舗決定手段で決定した推奨店舗を自動的に登録する登録手段(25、32、S10)と、
    記登録手段で登録された推奨店舗に関する情報を表示する表示手段(25)とを前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれかに備え
    前記センタ及び前記ナビゲーション装置のいずれか一方は、
    第2の所定期間内に前記カウント手段でカウントした累積回数がn回以上となる店舗が存在する場合に、その店舗を非推奨店舗と決定する第2非推奨店舗決定手段(25、32、S9)を備え、
    前記登録手段は、前記第2非推奨店舗決定手段で決定した非推奨店舗も自動的に登録し、
    前記表示手段は、前記登録手段で登録された前記非推奨店舗に関する情報を表示しないことを特徴とする自動評価システム。
  18. 請求項1〜1のいずれか1項に記載の自動評価システムに用いることを特徴とするナビゲーション装置。
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