JP4816283B2 - 通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体に関し、例えば、集合住宅などの建物において、不審者の侵入や災害発生などの異常が発生したときに警報を報知する通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
不審者の侵入や災害発生などの異常が発生したときに警報を報知するホームセキュリティシステムが一般家庭に普及してきている。ホームセキュリティシステムは、警戒モードと非警戒モードとのいずれかを選択できるようになっている。警戒モードは、センサが異常を検知すると警報を出力できる状態を言う。非警戒モードはセンサが異常を検知しても警報として出力しない状態を言う。
警戒モードには、外出モードと、在宅モードとがある。外出モードは、家屋内に人がいない状態であり、複数のセンサが配置されているときに、全てのセンサを警戒状態にするモードである。在宅モードは、家屋内に人がいるものの、不審者が家屋内部へ侵入することを検知したい場合に選択されるモードである。外出モードにおいては、センサが異常を検知すると、公衆電話回線を介して外出中の人に携帯電話で警報を報知したり、あるいは警備保障会社に異常を通報することが行われている。
しかし、外出モードにおいて、公衆電話回線が侵入者などにより故意に切断されたり、侵入者がホームセキュリティシステムのコントローラを故意に破壊してしまうと、公衆電話回線を介して外出中の人や警備保障会社に警報を知らせることができなくなる。
そこで、公衆電話回線不通時の迂回通報システムが特開平11−283160号公報(特許文献1)に記載されている。このシステムでは、異常を検知し、公衆電話回線が使用不能に陥った場合に、自動検針システムを構成するガスメータの無線ユニットを通して隣家の公衆電話回線にその情報を伝える迂回路を設けることで自動的に警備保障会社に通報するものである。
特開平11−283160号公報(要約)
特許文献1に記載されたシステムでは、公衆電話回線が不通になったときには外部に通知できるが、無線ユニットをコントロールするコントローラ自体が破壊されたときは通知できない。
そこで、この発明は、コントローラが破壊されても通報を可能にしてセキュリティ性を高めることのできる通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
この発明は、端末装置と、外部との通信が可能な主制御装置と、外部との通信が可能なバックアップ装置とを含む通知システムであって、端末装置は、監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、検知手段から出力された検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、第1の通信手段による通信の成否を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって通信ができなかったことが検出されたことに応じて、検知手段から出力された検知情報をバックアップ装置に出力する第2の通信手段とを備える。ここで、端末装置は、検知手段、第1の通信手段、第1の検出手段、および第2の通信手段の有する動作を当該端末装置側から実行することができる。
好ましくは、主制御装置は、具体的には、外部との通信を行う外部通信手段と、外部通信手段による通信の成否を検出する第2の検出手段とを含み、第2の検出手段によって通信ができなかったことが検出されたことに応じて、検知情報をバックアップ装置に出力する第3の通信手段とを備える。
好ましくは、バックアップ装置は、具体的には、外部との通信を行う外部通信手段を含み、端末装置および主制御装置のいずれか一方から検知情報を受信したことに応じて、検知情報を外部通信手段によって外部に出力する。
より好ましくは、端末装置および主制御装置は、複数の監視対象のうちの少なくとも1つに配置されており、バックアップ装置は、端末装置および主制御装置をバックアップするものであり、該端末装置および該主制御装置が配置されている監視対象以外の監視対象のうちの少なくとも1つに配置される。
好ましくは、端末装置および主制御装置は、複数の監視対象のうちの少なくとも2つに配置されており、主制御装置のうちの少なくとも1つは、該主制御装置が配置されている監視対象以外の監視対象に配置された端末装置および主制御装置のバックアップ装置として作動する。
好ましくは、端末装置は、検知情報にあわせて、バックアップ装置を指定する機器情報を第2の通信手段によりバックアップ装置に出力する。
好ましくは、主制御装置は、検知情報にあわせて、バックアップ装置を指定する機器情報を第3の通信手段によりバックアップ装置に出力する。
好ましくは、バックアップ装置は、検知情報にあわせて、通報先を指定する通報先指定情報を外部通信手段により外部に出力する。
好ましくは、第1の通信手段と、第2の通信手段は兼用される。
この発明の他の局面は、外部との通信が可能な主制御装置に対して通信を行う通知システムの端末装置であって、監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、検知手段から出力された検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、検知手段によって、通信ができなかったことが検知されたことに応じて、主制御装置とは異なる装置を介して、検知情報を外部に出力する端末制御手段とを備える。ここで、この端末装置は、検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を当該端末装置側から実行することができる。
この発明のさらに他の局面は、監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、検知手段から出力された検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、主制御装置とは異なる装置を介して、検知情報を外部に出力する端末制御手段とを有し、検知手段、第1の通信手段、検出手段、および端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から出力された検知情報を、外部に出力する通知システムの主制御装置であって、外部との通信を行う外部通信手段と、外部通信手段を介して検知情報を出力できなかったことに応じて、他の装置から外部に検知情報を出力させる主制御手段とを備える。
この発明のさらに他の局面は、監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、検知手段から出力された検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、バックアップ装置を介して検知情報を外部に出力する端末制御手段とを有し、検知手段、第1の通信手段、検出手段、および端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から、主制御装置に検知情報を出力できないときに、検知情報を外部に出力するバックアップ装置であって、端末装置から与えられる検知情報を受ける情報入力手段と、情報入力手段から与えられた検知情報を外部に出力する出力手段とを備える。
この発明のさらに他の局面は、監視対象の状態を検知して検知情報を端末装置から主制御装置を介して外部へ出力する通知方法であって、監視対象の状態を端末装置によって検知する検知ステップと、検知ステップによって検知された検知情報を端末装置から主制御装置に出力する第1の通信ステップと、端末装置から主制御装置への検知情報の通信の成否を検出する検出ステップと、端末装置から主制御装置へ検知情報を出力できなかったことに応じて、検知情報を端末装置からバックアップ装置に出力する第2の通信ステップと、検知情報をバックアップ装置から外部に出力するステップとを備える。ここで、検知ステップ、第1の通信ステップ、検出ステップ、および第2の通信ステップは、端末装置側から実行される。
この発明のさらに他の局面は、監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、前記検知手段から出力された前記検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、前記第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、前記検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、バックアップ装置を介して前記検知情報を外部に出力する端末制御手段とを有し、前記検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から、検知情報を主制御装置に出力できないときに、検知情報を外部に出力するバックアップコンピュータのプログラムであって、端末装置から与えられる検知情報を受ける情報入力手段と、情報入力手段から与えられた検知情報を外部に出力する出力手段としてバックアップコンピュータを機能させる。
この発明のさらに他の局面は、前記プログラムを記録する記録媒体である。
この発明によれば、端末装置から主制御装置を介して検知情報を外部に出力する通知システムにおいて、検知情報を主制御装置から外部に出力できないときに、バックアップ装置を介して外部に出力するようにしたので、セキュリティ性を高めることができる。
図1は、この発明の前提となるホームセキュリティシステムを示すブロック図である。図1において、監視対象としてのA宅10Aには警報通知システム20Aが導入されており、警報通知システム20Aは、メインコントローラ25Aと、ルータ26Aと、センサ21A、カメラ22Aと、アクチュエータ23A、カーモニタ24A、および火災検知器29Aとを備えている。
センサ21Aは、窓やドアーなどに設けられて外部から監視領域への不審者の侵入や災害発生などの建物内外の異常状態を検知する機器である。センサ21Aは、状態の変化を識別できるものであればよい。カメラ22Aは、監視領域の状態を撮影する。アクチュエータ23Aは、警戒モードにおいて、異常が発生した際に、外部に向けて異常を知らせたり、不審者などを威嚇したりするものであり、例えば警報ブザーやサイレンなどを含む。なお、アクチュエータ23Aはメインコントローラ25Aに含まれていてもよい。カーモニタ24Aは、例えば、自動車の周囲を不審者がうろついたり、自動車に振動や衝撃が加えられたりしたことを検知する。火災検知器29Aは、火災の発生を検知する。
メインコントローラ25Aは、センサ21A,カメラ22A,アクチュエータ23A,カーモニタ24Aおよび火災検知器29Aを制御することにより、警報通知システム20Aの全体を制御し、異常状態の発生を判断すると警報情報を出力する。メインコントローラ25Aは、ルータ26Aから有線回線である公衆電話回線27Aを介してインターネット回線30に接続されている。インターネット回線30には基地局32が接続されている。警報通知システム20Aが自己のID番号と、警報情報と、連絡先の連絡先情報であるメールアドレスとを出力すると、これらの情報が公衆電話回線27A、インターネット回線30から基地局32を介して、例えば、外出中のA宅10Aの居住者が所持している携帯電話機33などに警報情報をメールなどにより通知する。
なお、集合住宅のように住宅が多い場合は、各住宅の異常を集中して管理できるように管理サーバ31をインターネット回線30に接続してもよい。
図2は、この発明の一実施形態における通知システムの全体の構成を示すブロック図である。この通知システムは、図1に示したホームセキュリティシステムの構成を基本としている。以下の説明では、この発明を集合住宅に設置されたホームセキュリティシステムに適用した例について説明する。
図2において、集合住宅内のA宅10Aと、B宅10Bとが互いに隣接しており、それぞれに警報通知システム20A,20Bが導入されている。A宅10Aの警報通知システム20Aは、図1に示したメインコントローラ25Aと、ルータ26と、センサ21Aと、カメラ22Aと、アクチュエータ23Aとを含んでおり、図1に示したカーモニタ24A、および火災検知器29Aは図示を省略している。メインコントローラ25Aは、ルータ26Aから有線回線である公衆電話回線27Aを介してインターネット回線30に接続されている。インターネット回線30には基地局32が接続されている。
B宅10Bの警報通知システム20Bも略同様にして、センサ21Bと、カメラ22Bと、アクチュエータ23Bと、主制御装置としてのメインコントローラ25Bとを備える。メインコントローラ25Bもルータ26Bから公衆電話回線27Bを介してインターネット回線30に接続されている。A宅10Aのメインコントローラ25Aと、B宅10Bのメインコントローラ25Bは、図2の点線で示すように、相互に無線回線である無線LANなどで接続可能にされており、相互にバックアップする機能を有している。
また、A宅10Aのセンサ21Aで検知された異常検知信号は、B宅10Bのメインコントローラ25Bに無線回線である無線LANなどにより送信可能に構成されている。さらに、B宅10Bのセンサ21Bで検知された異常検知信号はA宅10Aのメインコントローラ25Aに対して無線LANなどで送信可能にされている。
この発明の一実施形態では、例えばA宅10Aに不審者が侵入して、ルータ26Aを破損したり、公衆電話回線27Aを切断すると、メインコントローラ25Aは、異常を検知して、無線LANを介して隣接するB宅10Bのバックアップ先であるメインコントローラ25Bにアクセスし、メインコントローラ25Bを介して警報情報を公衆電話回線27Bに出力する。逆に、B宅10Bのルータ26Bが破損されたり、公衆電話回線27Bが切断された場合は、B宅10Bのメインコントローラ25Bからバックアップ先であるA宅10Aのメインコントローラ25Aを介して警報情報を公衆電話回線27Aに出力する。
また、A宅10Aのセンサ21Aおよびカメラ22AもB宅10Bのメインコントローラ20Bと無線LANで接続可能にされている。B宅10Bのセンサ21Bとカメラ22BもA宅10Aのメインコントローラ25Aと無線LANにより接続可能にされている。
もし、A宅10Aのメインコントローラ25Aが侵入者により破損されると、例えばA宅のセンサ21Aは、無線LANを介してバックアップ先であるB宅10Bのメインコントローラ25Bにアクセスし、メインコントローラ25Bを介して異常検知信号に基づく警報情報を公衆電話回線27Bに出力する。逆に、B宅10Bのメインコントローラ25Bが侵入者により破損されると、例えばB宅10Bのセンサ21Bは、無線LANを介してバックアップ先であるA宅10Aのバックアップ手段としてのメインコントローラ25Aにアクセスし、メインコントローラ25Aを介して異常検知信号に基づく警報情報を公衆電話回線27Aに出力する。
なお、バックアップ先としてA宅10AとB宅10Bのいずれか一方のみを設定しておいてもよい。すなわち、A宅10Aのセンサ21Aおよびカメラ22Aおよびメインコントローラ25Aのバックアップ先としてB宅10Bのメインコントローラ25Bを設定しておき、メインコントローラ25AはB宅10Bのセンサ21Bとカメラ22Bおよびメインコントローラ25Bに対するバックアップ先の機能を有しないように構成してもよい。
図3は図1に示したセンサ21Aのブロック図であり、図4は図3に示した記億部54に記憶されている識別情報を示す図である。
図3において、センサ21Aは、検知手段として作動する検知部51と、端末制御手段として作動するセンサ制御部52と、第1および第2の通信手段として作動するセンサ通信部53と、記憶部54と、第1の検出手段として作動する通信状態判別部55とを含む。
検知部51は、例えばドアーに設置することにより、ドアーの振動を検知したり、ピッキングなどの鍵を触る際の音や振動を検知したり、ドアーが開けられたことを検知したりする。窓に設置された場合も同様である。例えば振動センサ、焦電センサ、リードスイッチ、ドップラーセンサ、MIR(Micro Impulse Radar)センサなどを用いることができる。振動センサは、例えば、窓やドアーなどに設置することにより、ドアーが開かれたときの振動を検知したり、ピッキングなどの鍵を触る際の音や振動を検知できる。焦電センサやドップラーセンサを設置すれば、人の存在や物体移動を検知できる。また、リードスイッチやMIRセンサをドアーや窓に設置すれば、ドアーや窓の開閉を検知したり、窓ガラスが割られたことなどを検知できる。なお、MIRセンサは、反射を見て物体を検知するものである。
センサ制御部52は、センサ21Aの全体を制御するものであり、検知部51から与えられた検知信号に基づいて異常であるか否かを判別する。センサ制御部52は、異常であると判別した場合には、異常検知情報の一例の異常検知信号をセンサ通信部53に出力する。
センサ通信部53は、センサ21Aがメインコントローラ25Aと通信を行うためのインタフェースである。センサ通信部53は、メインコントローラ25Aと無線LANなどの無線回線で通信を行うが、バックアップ装置であるB宅10B内のメインコントローラ25Bとの通信も可能にされている。センサ制御部52からの異常検知信号は、センサ通信部53を介してメインコントローラ25Aに送信される。なお、センサ通信部53として、メインコントローラ25Aとの通信を行う第1の通信手段と、バックアップ装置であるB宅10B内のメインコントローラ25Bとの通信を行う第2の通信手段とを別個に設けてもよい。
通信状態判別部55は、センサ通信部53とメインコントローラ25Aとの通信状態を判別し、通信が正常であればセンサ制御部52に対して、A宅10A内のメインコントローラ25Aを指定するためのID番号により、メインコントローラ25Aに対して異常検知信号を送信するようにセンサ通信部53を制御する。通信状態判別部55によって通信が不能であると判別されると、センサ制御部52はB宅10B内のメインコントローラ25Bを指定するためのID番号により、メインコントローラ25Bに対して異常検知信号を送信するようにセンサ通信部53を制御する。
記憶部54は、図4に示すように、記憶領域541〜543を有しており、識別情報を予め記憶している。すなわち、記憶領域541には機器としてのセンサ21AのID番号、記憶領域542にはアクセス先としてA宅10A内のメインコントローラ25AのID番号、記憶領域543にはバックアップ先として隣接するB宅10B内のメインコントローラ25BのID番号がそれぞれ記憶されている。
B宅10B内のメインコントローラ25BのID番号は、前述のごとくセンサ21Aがメインコントローラ25Aに対してアクセスできない場合に、隣接するB宅10B内のメインコントローラ25Bをアクセスして異常検知信号を出力するために記憶されている。
なお、図2に示したカメラ22Aもセンサ21Aと同様にして、センサ通信部53と、通信状態判別部55と、記憶部56と、その他にセンサ制御部52のそれぞれに相当する構成を有している。そして、カメラ22Aは、A宅10Aのメインコントローラ25Aへの画像の送信が不能であれば、B宅10Bのメインコントローラ25Bに対して画像を送信する。
B宅10Bのセンサ21B,カメラ22BもA宅10Aのセンサ21A,カメラ22Bと同様にして構成されており、それぞれの記憶部には自己の機器のID番号と、メインコントローラ25BのID番号と、バックアップ先としてA宅10Aのメインコントローラ25AのID番号とが記憶されている。
図5は、図2に示したメインコントローラ25Aを示すブロック図であり、図6は図5に示した記憶部87に記憶される識別情報を示す図である。
図5に示すようにメインコントローラ25Aは、情報入力手段として作動する第1通信部81と、第3の通信手段として作動する第3通信部83と、外部通信手段として作動する外部通信部84と、主制御手段および出力手段として作動する制御部85と、第2の検出手段として作動する通信状態判別部86と、記録媒体として作動する記憶部87とを有している。なお、必要に応じて第2通信部82が設けられる。
制御部85は、メインコントローラ25A全体を制御するものであり、通信制御部88と、セキュリティ管理制御部89とを備えている。通信制御部88は、第1通信部81と、第2通信部82と、第3通信部83と、外部通信部84とを制御する。セキュリティ管理制御部89は、警報通知システム20Aが非警戒モードであるかあるいは警戒モードであるか、さらに在宅モードであるかあるいは外出モードであるかのモード設定を行ったり、センサ21Aから与えられる異常検知信号に基づいて異常である旨を知らせる警報情報を居住者に通知するための制御を行う。
通信状態判別部86は、外部通信部84と電話回線27Aとの通信状態を判別する。通信状態判別部86は、通信が正常に行われるか否かを制御部52に通知する。制御部52は通信が正常に行われるようであれば、外部通信部84により公衆電話回線27Aを介して警報情報を出力させ、通信が不能であれば、第3通信部83によりB宅10B内のメインコントローラ25Bを介して公衆電話回線27Bに警報情報を出力させる。
記憶部87は、図6に示すような記憶領域871〜878を有しており、識別情報を記憶している。すなわち、記憶領域871にはメインコントローラ25AのID番号、記憶領域872には警報通知システム20Aに含まれているセンサ21Aとカメラ22Aとアクチュエータ23Aの各端末機器ID番号、記憶領域873には、A宅10Aの居住者の携帯電話機33などのメールアドレスがそれぞれ記憶されている。
記憶領域874にはメインコントローラ25BのID番号、記憶領域875にはセンサ21B,カメラ22B,アクチュエータ23Bの各端末機器ID番号、記憶領域876にはB宅10Bの居住者の携帯電話機などのメールアドレスがそれぞれ記憶されている。メールアドレスはそれぞれ複数記憶されていてもよい。複数記憶されていれば、居住者の家族全員に通知したり、あるいは居住者の携帯電話と職場のパソコンの両方に通知したりすることができる。第1通信部81は、センサ21A、カメラ22A、アクチュエータ23Aなどの端末装置と通信を行うインタフェースである。
なお、端末装置ごとに通信内容によって異なる通信方式の通信部を複数設けるようにしてもよい。例えば、センサ21Aとの通信は、データ量が少ないので、消費電力の少ない特定小電力無線で行い、カメラ22Aとの通信は、画像の伝送などデータ量が多いので、伝送速度が速い無線LANで行ってもよい。この場合、例えば第1通信部81は特定小電力無線とし、無線LANの第2通信部82を設ければよい。外部通信部84は、メインコントローラ25Aが図2に示したルータ26Aおよび公衆電話回線27Aを介して、インターネット回線30にアクセスするためのインタフェースである。なお、第3通信部83を設けることなく、第1通信部81によりメインコントローラ25Bとの通信を行うようにしてもよい。
B宅10Bのメインコントローラ25Bもメインコントローラ25Aと同様に構成されており、対応する記憶部には、対応するメインコントローラ25BのID番号と、バックアップ先であるA宅10Aのメインコントローラ25AのID番号と、B宅10Bの居住者のメールアドレスなどが記憶されている。
図7〜図9はこの発明の一実施形態における建物の警報通知システムの動作を説明するためのフローチャートであり、図7はセンサ21Aの動作を示し、図8はA宅10Aのメインコントローラ25Aの動作を示し、図9はB宅10Bのメインコントローラ25Bの動作を示す。これらのフローチャートは、センサ21A,メインコントローラ25A,25Bに内蔵されているプログラムにより実行される。図7に示したフローチャートに基づくプログラムは記録媒体に記録されている。
図7に示すように、センサ21Aのセンサ制御部52は、ステップ(図示ではSPと略称する。)SP1において、検知部51から異常検知信号が与えられるまで待機している。異常検知信号が与えられると、ステップSP2において、通信状態判別部55の判別出力に基づいて、センサ通信部53によるメインコントローラ25Aとの通信が可能であるかどうかを判別する。通信可能であることを判別すると、ステップSP3において、メインコントローラ25Aから警報情報を出力し、通信が不可であればメインコントローラ25Bから警報情報を出力する。
すなわち、通信可能であれば、記憶部54からセンサID番号と、アクセス先のメインコントローラ25AのID番号とを読出し、センサ通信部53からメインコントローラ25Aに対して、アクセス先のメインコントローラ25AのID番号と、センサID番号とを無線LANにより送信した後、異常検知信号を送信する。
図8に示すステップSP11において、メインコントローラ25Aの制御部85は、無線LANを介してID番号が送られてくるまで待機している。ID番号が送られてきたことを判別すると、ステップSP12において、自己の警報通知システム20Aからの入力であるかどうかを判断する。すなわち、そのID番号が記憶部87の記憶領域871に記憶されている自己のメインコントローラ25AのID番号と一致しているかどうか、および送られてきたセンサID番号が記憶部87の記憶領域872に記憶されている端末機器ID番号に一致しているかを判別する。
一致していることを判別すると、ステップSP13において、第1通信部81を介してセンサ21Aから異常検知信号を受信したかどうかを判別する。センサ21Aから異常検知信号を受信していれば、ステップSP14において、通信状態判別部86の判別出力に基づいて外部通信部84と公衆電話回線27Aとの通信が可能であるかどうかを判別する。
通信が可能であれば、ステップSP15において、記憶部87の記憶領域871,873から自己のメインコントローラ25AのID番号と、A宅10Aの居住者の携帯電話機のメールアドレスとを読み出して、異常検知信号に基づく警報情報とともに、外部通信部84からルータ26Aを介して公衆電話回線27Aに出力する。これらの情報は、公衆電話回線27Aからインターネット回線30に出力され、基地局32を介して携帯電話機のメールアドレスに基づいて携帯電話機33にメールで警報情報を通知する。
制御部85は、ステップSP13において、センサ21Aから異常検知信号を受信していないことを判別したときには、例えばカメラ22Aから送られてくる画像の処理などの他の処理を行う。このように、警報通知システム20Aは、メインコントローラ25Aと公衆通信回線27Aとが正常であれば、センサ21Aで異常が検知されると、メインコントローラ25Aによりルータ26A、公衆電話回線27A、インターネット回線30から基地局32に警報情報を出力し、外出中の居住者の携帯電話機33などに警報のメールを送る。
もし、不審者がA宅10Aに侵入して、ルータ26Aを破損したり、公衆電話回線27Aを切断したりすると、センサ21Aで異常を検知しても、メインコントローラ25Aから公衆電話回線27Aを介して警報情報を出力できなくなる。
そこで、メインコントローラ25Aの制御部85は、図8に示すステップSP14において、通信状態判別部86の判別出力により、外部通信部84と公衆電話回線27Aとの通信が不能であることを判別すると、ステップSP16において、バックアップ先である隣接するB宅10Bのメインコントローラ25Bを介して警報情報を出力する。
すなわち、制御部85は、記憶部87の記憶領域874からバックアップ先である隣接するB宅10Bのメインコントローラ25BのID番号と、記憶領域871からA宅10Aのメインコントローラ25AのID番号とをそれぞれ読出し、第3通信部83から無線LANによりメインコントローラ25Bをアクセスする。そして、警報情報とともに、メインコントローラ25AのID番号をメインコントローラ25Bに出力する。
図9に示すステップSP21において、B宅10Bのメインコントローラ25Bは、ID番号が入力されるまで待機している。ID番号が入力されると、ステップSP22において、入力されたメインコントローラ25AのID番号が対応する記憶部に記憶されていることを判別し、ステップSP27において、隣接するA宅10Aのメインコントローラ25Aからの警報情報が入力されたことを判別する。ステップSP28において、メインコントローラ25Bの対応する記憶部からA宅10Aの居住者の携帯電話機33のメールアドレスを読み出し、メインコントローラ25Aから送られてきた警報情報とともに、ルータ26Bと公衆電話回線27Bとを介してインターネット回線30に出力する。
このようにA宅10Aの公衆電話回線27Aが侵入者により切断されたときなど、メインコントローラ27Aから外部へ警報情報を出力することができない場合は、B宅10Bのメインコントローラ25Bをバックアップ手段として警報情報を外部へ出力することが可能になる。
次に、不審者がA宅10Aに侵入して、メインコントローラ25Aを破損させた場合には、センサ21Aのセンサ通信部53とメインコントローラ25Aとの通信が不能になるので、センサ21Aの出力をバックアップする例について説明する。すなわち、センサ21Aの通信状態判別部55は通信が不能であることを判別すると、センサ制御部52に対して、メインコントローラ25Aとの通信が不能であることを通知する。センサ制御部52は、図7に示すステップSP2において、通信が不能であることを判別すると、ステップSP4において、記憶部54の記憶領域541からセンサID番号と、記憶領域543からバックアップ先であるB宅10B内のメインコントローラ25BのID番号とを読み出して、異常検知信号とともにセンサ通信部53を介して無線LANにより送信する。
メインコントローラ25Aとの通信が不能であることの判別は、一時的に通信状態が不安定になっている場合を考慮して、1回の通信エラーで判断するのではなく、リトライを行い、一定回数(例えば3回)連続して通信エラーを生じたときに通信不能と判断する、とするのが望ましい。
B宅10Bのメインコントローラ25Bは、図9に示すステップSP21,SP22の処理を行い、ステップSP27において、メインコントローラ25Aからの入力でないことを判別し、センサ21Aからの入力であることを判別する。ステップSP29において、メインコントローラ25Bの対応する記憶部から携帯電話機33のメールアドレスを読み出し、センサ21Aから送られてきた異常検知信号に基づく警報情報とともに、ルータ26Bと公衆電話回線27Bを介してインターネット回線30に出力する。
なお、図8に示すステップSP17〜SP19の動作は、メインコントローラ25Bからバックアップ先としてメインコントローラ25Aを介して警報情報を出力する動作であり、図9に示すステップSP27〜SP29に対応しており、図9に示すステップSP21〜SP25はメインコントローラ25Bから警報情報を出力する動作であり、図8に示すステップSP11〜SP16とほぼ同じであるため、説明は省略する。
上述のごとく、この実施形態によれば、侵入者がA宅10Aに侵入してルータ26Aを破損したり、公衆電話回線27Aを切断したりしてメインコントローラ25Aから警報情報を出力できなくなった場合には、メインコントローラ25Aからバックアップ先である隣接するB宅10Bのメインコントローラ25Bをアクセスし、B宅10Bのルータ26Bおよび公衆電話回線27Bを介してインターネット回線30に警報情報を出力することができる。
また、侵入者により、メインコントローラ25Aが破損されても、センサ21Aはバックアップ先であるB宅10Bのメインコントローラ25Bをアクセスして異常検知信号を出力し、メインコントローラ25Bからその異常検知信号に基づく警報情報をルータ26Bおよび公衆電話回線27Bを介してインターネット回線30に出力することができる。
なお、侵入者がB宅10Bに侵入してルータ26Bを破損したり、公衆電話回線27Bを切断した場合には、メインコントローラ25Bからメインコントローラ25Aをアクセスすることができ、メインコントローラ25Bを破損させたときには、センサ21Bからメインコントローラ25Aをアクセスすることができる。
これにより、警報通知システムの20A,20Bのセキュリティ性を高めることができる。
なお、A宅10Aのメインコントローラ25AがB宅10Bメインコントローラ25Bをアクセスして警報情報をA宅10Aの外出先の居住者の携帯電話機33に警報のメールを通知したとき、併せてカメラ22Aで撮影した画像も送信して携帯電話機33に表示するようにしてもよい。また、携帯電話機33からメインコントローラ25Bを介してメインコントローラ25Aに各種情報を出力するようにしてもよい。
さらに、上述の説明では、A宅10Aのメインコントローラ25Aと、B宅10Bのメインコントローラ25Bをバックアップ先として相互にリンクさせるようにしたが、これに限ることなく、3台以上のメインコントローラ同士をリンクさせるようにしてもよい。
また、メインコントローラ25A,25Bは、それぞれをバックアップコンピュータとして機能させてもよい。
さらに、図7に示したセンサ21Aの記憶部54への識別情報の設定、および図9に示したメインコントローラ25Aの記憶部87への識別情報の設定は、予め行う必要がある。すなわち、メインコントローラ25Aは、周囲にある通信可能な、例えば他のメインコントローラ25Bを検索して自己のID番号を入手し、入手したID番号をセンサ21Aに送信して登録する。メールアドレスは利用者自身が設定すればよい。
3台以上のメインコントローラをリンクさせる場合は、記憶部87での並び順を、バックアップに使う優先順位とするのが望ましい。
なお、上述の説明では、この発明をホームセキュリティシステムに適用した例について説明したが、ホームセキュリティシステム以外に、家屋以外のビル、倉庫、店舗、映画館、展示会場、イベント会場などの建物などの監視対象の状態を検知して通知するシステム
に適用してもよい。さらに、建物以外の公園、駐車場、駅、遊園地、動物園、田畑、牧場、社寺の境内、遺跡、古墳などの開空間エリアの監視対象の状態を検知して通知するシステムにこの発明を適用してもよい。さらに、異常を検知して警報を通知するシステムに限ることなく、温度監視や使用電力量監視などを行い、監視対象の状態を通知するシステムにこの発明を適用してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体は、たとえば、集合住宅などの隣接する建物内に設置されるホームセキュリティシステムなどに適用できる。
この発明の前提となるホームセキュリティシステムを示すブロック図である。 この発明の一実施形態における通知システムの全体の構成を示すブロック図である。 図2に示したセンサのブロック図である。 図3に示した記億部に記憶されている識別情報を示す図である。 図2に示したメインコントローラを示すブロック図である。 図5に示したメインコントローラの記憶部に記憶される識別情報を示す図である。 この発明の一実施形態における通知システムの動作を説明するためのフローチャートであり、センサの動作を示す。 この発明の一実施形態における通知システムの動作を説明するためのフローチャートであり、A宅のメインコントローラの動作を示す。 この発明の一実施形態における通知システムの動作を説明するためのフローチャートであり、B宅のメインコントローラの動作を示す。
符号の説明
10A A宅、10B B宅、20A,20B 警報通知システム、21A,21B センサ、22A,22B カメラ、23A アクチュエータ、25A,25B メインコントローラ 26A,26B ルータ、27A,27B 公衆電話回線、30 インターネット回線、31 管理サーバ、32 基地局、33 携帯電話機、51 検知部、52 センサ制御部、53 センサ通信部、54,87 記憶部、55,86 通信状態判別部、81 第1通信部、82 第2通信部、83 第3通信部、84 外部通信部、85 制御部、88 通信制御部、89 セキュリティ管理制御部。

Claims (15)

  1. 端末装置と、外部との通信が可能な主制御装置と、外部との通信が可能なバックアップ装置とを含む通知システムであって、
    前記端末装置は、
    監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、
    前記検知手段から出力された前記検知情報を前記主制御装置に出力する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による通信の成否を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段によって通信ができなかったことが検出されたことに応じて、前記検知情報を前記バックアップ装置に出力する第2の通信手段と、を備え
    前記検知手段、前記第1の通信手段、前記第1の検出手段、および前記第2の通信手段の有する動作を前記端末装置側から実行する、通知システム。
  2. 前記主制御装置は、
    外部との通信を行う外部通信手段と、
    前記外部通信手段による通信の成否を検出する第2の検出手段と、を含み、
    前記第2の検出手段によって通信ができなかったことが検出されたことに応じて、前記検知情報を前記バックアップ装置に出力する第3の通信手段とを備える、請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記バックアップ装置は、
    外部との通信を行う外部通信手段を含み、
    前記端末装置および前記主制御装置のいずれか一方から前記検知情報を受信したことに応じて、前記検知情報を前記外部通信手段によって外部に出力する、請求項1または2に記載の通知システム。
  4. 前記端末装置および前記主制御装置は、複数の監視対象のうちの少なくとも1つに配置されており、
    前記バックアップ装置は、前記端末装置および前記主制御装置をバックアップするものであり、該端末装置および該主制御装置が配置されている監視対象以外の監視対象のうちの少なくとも1つに配置される、請求項1から3のいずれかに記載の通知システム。
  5. 前記端末装置および前記主制御装置は、複数の監視対象のうちの少なくとも2つに個別に配置されており、
    前記主制御装置のうちの少なくとも1つは、該主制御装置が配置されている監視対象以外の監視対象に配置された端末装置および主制御装置のバックアップ装置として作動する、請求項1から4のいずれかに記載の通知システム。
  6. 前記端末装置は、前記検知情報にあわせて、前記バックアップ装置を指定する機器情報を前記第2の通信手段により前記バックアップ装置に出力する、請求項1から5のいずれかに記載の通知システム。
  7. 前記主制御装置は、前記検知情報にあわせて、前記バックアップ装置を指定する機器情報を前記第3の通信手段により前記バックアップ装置に出力する、請求項2から6のいずれかに記載の通知システム。
  8. 前記バックアップ装置は、前記検知情報にあわせて、通報先を指定する通報先指定情報を前記外部通信手段により外部に出力する、請求項3から7のいずれかに記載の通知システム。
  9. 前記第1の通信手段と、前記第2の通信手段は兼用される、請求項1から8のいずれかに記載の通知システム。
  10. 外部との通信が可能な主制御装置に対して通信を行う通知システムの端末装置であって、
    監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、
    記検知手段から出力された前記検知情報を前記主制御装置に出力する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、前記主制御装置とは異なる装置を介して、前記検知情報を外部に出力する端末制御手段と、を備え
    前記検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を前記端末装置側から実行することができる、通知システムの端末装置。
  11. 監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、
    前記検知手段から出力された前記検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、前記主制御装置とは異なる装置を介して、前記検知情報を外部に出力する端末制御手段と、を有し、
    前記検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から出力された検知情報を、外部に出力する通知システムの主制御装置であって、
    外部との通信を行う外部通信手段と、
    前記外部通信手段を介して前記検知情報を出力できなかったことに応じて、他の装置から外部に前記検知情報を出力させる主制御手段とを備える、通知システムの主制御装置。
  12. 監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、
    前記検知手段から出力された前記検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、バックアップ装置を介して前記検知情報を外部に出力する端末制御手段と、を有し、
    前記検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から、主制御装置に前記検知情報を出力できないときに、前記検知情報を外部に出力する前記バックアップ装置であって、
    前記端末装置から与えられる前記検知情報を受ける情報入力手段と、
    前記情報入力手段から与えられた前記検知情報を外部に出力する出力手段とを備える、バックアップ装置。
  13. 監視対象の状態を検知して検知情報を端末装置から主制御装置を介して外部へ出力する通知方法であって、
    監視対象の状態を前記端末装置によって検知する検知ステップと、
    前記検知ステップによって検知された前記検知情報を前記端末装置から前記主制御装置に出力する第1の通信ステップと、
    前記端末装置から前記主制御装置への前記検知情報の通信の成否を検出する検出ステップと、
    前記端末装置から前記主制御装置へ前記検知情報を出力できなかったことに応じて、前記検知情報を前記端末装置からバックアップ装置に出力する第2の通信ステップと、
    前記検知情報を前記バックアップ装置から外部に出力するステップと、を備え
    前記検知ステップ、前記第1の通信ステップ、前記検出ステップ、および前記第2の通信ステップは、前記端末装置側から実行される、通知方法。
  14. 監視対象の状態を検知して検知情報を出力する検知手段と、
    前記検知手段から出力された前記検知情報を主制御装置に出力する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段による通信の成否を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって、通信ができなかったことが検出されたことに応じて、バックアップ装置を介して前記検知情報を外部に出力する端末制御手段と、を有し、
    前記検知手段、前記第1の通信手段、前記検出手段、および前記端末制御手段の有する動作を自己の側から実行可能な端末装置から、前記検知情報を前記主制御装置に出力できないときに、前記検知情報を外部に出力する前記バックアップ装置に搭載されるバックアップコンピュータのプログラムであって、
    前記端末装置から与えられる前記検知情報を受ける情報入力手段と、
    前記情報入力手段から与えられた前記検知情報を外部に出力する出力手段と、
    して前記バックアップコンピュータを機能させるプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを格納した記録媒体。
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