JP5669961B2 - ホームセキュリティシステムおよびそれに利用される車載システム - Google Patents

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Description

この発明は、各種センサを搭載した車載システムを利用したホームセキュリティシステムに関するものである。
近年の自動車は、各種安全・安心機能のために様々なセンサが取り付けられている。それらは、走行中にのみ使用されており、駐車中には使用されていないのが現状である。しかし、駐車時に車載センサを使うことにより周辺の安全・安心を高めることが可能となるはずである。そこで、自宅に駐車している自動車のセンサ情報を活用し、ホームセキュリティを高めることが考えられている。
例えば特許文献1には、家と車を接続することで動作をし、接続車両の周りに存在する不審者に対して警告を行うセキュリティシステムが開示されている。また、例えば特許文献2には、自動車に取り付けられているカメラ等の各種センサの情報を、電力線を用いて車−家間で共有することにより、自宅や敷地内を監視して、自宅にいるユーザや警備会社に異常を通知するセキュリティシステムが開示されている。また、例えば特許文献3には、自動車が物理的に自宅の給電コンセントに接続された充電中である場合に、自動車に取り付けられたカメラ等の各種センサの情報を基に異常感知を行い、異常を感知した場合は、登録されている連絡先に対し、異常が感知された旨を通知する監視装置が開示されている。
特開2010−92221号公報 特開2007−72686号公報 特開2010−140451号公報
しかしながら、例えば特許文献1〜3に示すような従来技術では、車と家とが物理的なケーブルで接続されている充電中の状態においてのみ作動されるシステムであり、車が駐車されていたとしても、家と物理的に接続されていない場合には作動しないという課題があった。また、例えば特許文献1に示すような従来技術では、そのセキュリティシステムの機能は、車の周辺の不審者の感知や、電力・車両の盗難防止に限定されており、火災や停電などの異常が発生した場合には対処できないという課題もあった。また、特許文献2,3のような従来技術でも、自宅にいるユーザや特定の連絡先に異常を通知することはできても、例えば火災などが発生した場合に、近隣住民に即座にその異常を知らせることはできない、という課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、車載システムを利用したホームセキュリティシステムであって、車と家とが物理的に接続されていなくても通信により作動できるとともに、家庭内システムが異常を検知した場合に車載システムを利用して近隣住民に異常を通知することができるホームセキュリティシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、家庭内システムと車載システムとを備えたホームセキュリティシステムであって、家庭内システムは、家庭内に取り付けられた家の状態を検出可能な家庭内センサと、車載システムと通信可能な家庭内通信モジュールとを備え、家庭内センサの情報から異常を感知するものであり、車載システムは、車に搭載されている車外出力可能な車載機器と、家庭内通信モジュールを介して家庭内システムと通信可能な車載通信モジュールとを備え、家庭内システムが異常を感知した場合に、家庭内通信モジュールおよび車載通信モジュールを介して家庭内システムから指示を受け取り、当該指示にしたがって車載機器を用いて異常に対処し、車載システムは、車に搭載されている車の周囲または内部の状態を検出可能な車載センサをさらに備え、家庭内システムは、異常を感知した場合に、家庭内センサおよび車載センサの情報を外部端末から閲覧することを許可することを特徴とする。
この発明のホームセキュリティシステムによれば、車と家とが物理的に接続されていなくても通信により作動できるとともに、家庭内システムが異常を検知した場合に車載システムを利用して近隣住民に異常を通知することができる。
実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの起動から車載機器一覧を取得するまでの処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの基本処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの異常対処処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの起動から基本処理までの別の例を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2におけるホームセキュリティシステムの通常時のアクセス制限処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるホームセキュリティシステムのアクセス操作可否権限の確認処理を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの音声対話機能起動処理を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの音声データ受信および出力の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの音声データ送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態4におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4におけるホームセキュリティシステムの自律走行モジュール起動処理を示すフローチャートである。 実施の形態5におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態5におけるホームセキュリティシステムの停電確認処理を示すフローチャートである。 実施の形態6におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態6におけるホームセキュリティシステムの緊急時近隣車両利用機能の動作処理を示すフローチャートである。 実施の形態7におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態7におけるホームセキュリティシステムの故障発見時の代替車両探索処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム1と車載システム2とにより構成されており、車載システム2を利用したホームセキュリティシステムである。
家庭内システム1は、セキュリティシステムを導入している家庭内におけるシステムであり、家庭内センサ11、センサ処理部12、家庭内システムマネージャ13、家庭内通信モジュール14、連絡先データベース(連絡先DB)15、充電モジュール16を有している。
また、車載システム2は、車載センサ21、車載機器22、車載機器コントローラ23、車載記憶媒体24、搭載機器データベース(搭載機器DB)25、車載通信モジュール26、車載バッテリ27を有している。
家庭内センサ11は、家庭内に取り付けられた家の状態を検出可能なカメラ、温度センサ等の各種センサであり、車載センサ21は、車に搭載されている車の周囲または内部の状態を検出可能なカメラ、超音波センサ等の各種センサである。また、車載機器22は、車に搭載されているスピーカやライト等、車外出力可能な機器である。
センサ処理部12は、家庭内センサ11および車載センサ21の情報(データ)を一括して処理し、それらセンサ情報から異常の有無を判断する。
また、連絡先データベース15は、センサ処理部12が異常を感知した場合に、家の持ち主、警備会社、消防署、警察署等、その異常を連絡する送信先(異常時の連絡先)が予め登録されているデータベースである。
家庭内システムマネージャ13は、家庭内のセキュリティシステムの統括を行うシステムマネージャ(コントローラ)であり、家庭内システム1と車載システム2との間で通信が確立すると、2つのシステムを組み合わせた統合システムの統括を行う。統合システムでは、各モジュールからデータを取得したり、各モジュールに対して指令を与えたりする。例えば、家庭内センサ11および車載センサ21によるセンサ情報をセンサ処理部12に渡した結果として異常が感知された場合に、車載システム2の車載機器コントローラ23に対して、スピーカ(車載機器)22からメッセージを流すよう命令を送る。
車載記憶媒体24は、車に搭載されている記憶媒体であり、家庭内センサ11および車載センサ21による各種センサ情報を記録するものである。ただし、そのセンサ情報を記録するための専用媒体である必要はないので、例えばカーナビの記憶領域であっても構わない。
また、搭載機器データベース25は、車に搭載されている機器の一覧情報を予め記憶しておくものである。システムが利用可能な車載機器を確認するときには、このデータベースを参照する。
そして、車載機器コントローラ23は、各種車載機器22の操作、車載記憶媒体24とのデータの読み書き、搭載機器データベース25を用いた車載機器一覧の取得等を行う。
家庭内通信モジュール14は、家(家庭内システム1)と車(車載システム2)との間でデータや命令の授受を行うための通信モジュールである。通信方法としては、無線通信や電力線通信等が考えられる。また、外部端末と通信を行ってもよい。ただし、異常発生時に、例えば家庭内通信モジュール14が不審者によって壊されたり、火災によって焼失したり等の理由で、この家庭内通信モジュール14が使用できない可能性があることを考慮して、車載システム2を利用したホームセキュリティシステム作動時には、主に車載通信モジュール26を用いて外部との通信を行うものとする。
車載通信モジュール26は、家庭内通信モジュール14との通信、および、異常感知時に予め登録してある登録者(家の持ち主、家族、親戚等)や登録機関(警備会社、消防署、警察署等)の外部端末への通知を行う。車載通信モジュール26は、車内に備えられているため、家庭内の異常に左右されずに動作することができるので、外部端末との通信手段としては、主にこの車載通信モジュール26を利用する。ただし、家庭内通信モジュール14による外部端末との通信を制限するものではないので、外部端末と通信する時のサブモジュールとして家庭内通信モジュール14を用いるようにしてもよい。外部端末との通信は、無線通信で行う。家庭内通信モジュール14との通信方法としては、無線通信や電力線等を用いた有線通信とのいずれを用いても構わない。
なお、車載バッテリ27は、車に搭載されているバッテリである。また、充電モジュール16は、車載バッテリ27を充電するためのモジュールである。
次に、システムの処理について説明する。図2は、実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの起動から車載機器一覧を取得するまでの処理を示すフローチャートである。
車載機器コントローラ23と家庭内システムマネージャ13との間で通信が確立するまで(ステップST1のNOの場合)は、家庭内システム1が通常のセキュリティシステムを稼動させているだけであり、車載システム2を利用したホームセキュリティシステムは起動していない。この際、車載機器コントローラ23と家庭内システムマネージャ13との間の通信方法としては、無線通信または有線通信のいずれであっても構わない。そして、無線通信の場合には、車側または車載通信モジュールと通信する外部機器から、通信確立要求のためのボタン等をユーザが押すことにより、通信が確立する。また、有線通信の場合には、物理的に充電用のケーブルが接続されたことにより、通信が確立する。
そして、車載機器コントローラ23と家庭内システムマネージャ13との間で通信が確立すると(ステップST1のYESの場合)、異常対処のためにどのような車載機器が利用可能かを調べるために、家庭内システムマネージャ13が車載機器コントローラ23に対して車に搭載されている車載機器一覧取得要求を通知する(ステップST2)。そして、車載機器コントローラ23は、家庭内システムマネージャ13からの要求を受けて、搭載機器データベース25から、車に搭載されている車載機器一覧を取得する(ステップST3)。そして、搭載されている車載機器一覧を取得した車載機器コントローラ23は、家庭内システムマネージャ13にそれを通知する(ステップST4)。そして、家庭内システムマネージャ13は、異常発生時に、このステップST4で通知された車載機器一覧を基に、利用可能な車載機器を操作して異常対処を行うよう車載機器コントローラ23に対して指示を出す。そして、家庭内システムマネージャ13からの指示を受け取った車載機器コントローラ23は、当該指示にしたがって異常に対処する。なお、この異常発生時の処理については、後述する。
図3は、実施の形態1におけるホームセキュリティシステムが、システム起動後に一定の時間間隔で実施する基本処理を示すフローチャートである。
家庭内システムマネージャ13は、一定時間ごとに家庭内センサ11からセンサ情報を取得し(ステップST11)、取得した家庭内センサの情報を車載記憶媒体24に保存する(ステップST12)。家庭内においては、家庭内センサ11から取得したセンサ情報はセンサ処理部12に保存されるが、家庭内のみにセンサ情報を保存すると、侵入者や火災などの災害により破損する可能性があるからである。このように、車載記憶媒体24への記憶を可能にすることで、そのような破損時にもデータを漏らさず記憶することができる。また、異常発生の有無にかかわらず保存することにより、異常の見落としが発生した場合であっても、後からその時の状況を確認することが可能になる。
その後、家庭内システムマネージャ13は、取得したセンサ情報をセンサ処理部12に通知し、異常の有無を確認させる(ステップST13)。そして、センサ処理部12が異常であると確認・判断した場合、その処理結果を家庭内システムマネージャ13に通知することにより、家庭内システムマネージャ13は異常を感知する。すなわち、センサ処理部12が異常を感知した結果、家庭内システムマネージャ13が異常が発生したと認識した場合(ステップST14のYESの場合)、家庭内システムマネージャ13は、図2のステップST4において通知されて取得した車載機器一覧を基に、車載機器コントローラ23に対して、利用可能な車載機器を用いた異常対処命令を通知する(ステップST15)。
図4は、実施の形態1におけるホームセキュリティシステムが、異常感知時に行う異常対処処理を示すフローチャートである。
図3に示すステップST14の判断において、異常を感知した場合(ステップST14のYESの場合)、車載機器コントローラ23に対して異常対処命令を通知した結果、車載通信モジュール26から登録者や登録機関への通知が行われる(ステップST21)。家で何か異常が生じた場合、ユーザはいち早くどのような異常が発生したかを知ることを望むので、異常発生時に登録者に対し、異常発生の旨とどのような異常が発生したかを通知するのである。また、火災等の災害の場合や不審者の侵入の場合の対応は、個人では困難な場合が多い。そのため、消防署、警察署等の、感知した異常の対処に相応しい機関に対しても通知を行うことにより、異常時に対処することが可能となる。なお、ここでは車載通信モジュール26から通知を行うものとして説明したが、家庭内通信モジュール14が外部と通信可能であれば、家庭内通信モジュール14を用いて通知を行ってもよい。
この際、異常発生の旨とどのような異常が発生したかが通知されただけでは、現状を把握することはできないが、現場に到着する前に現場の現状を把握することにより、異常に対して迅速に対応することが可能となる。そのため、例えば家庭内センサ11のひとつであるカメラ画像を、外部からリアルタイムで閲覧することができるようにすること、すなわち、外部から家庭内システム1のセンサ情報を閲覧可能にすることが望まれる。ただし、誰でも閲覧できてしまうことはプライバシーの点等で問題であるため、異常を感知した場合に、連絡先データベース15に登録されている登録者・登録機関に対してのみ、家庭内センサ11や車載センサ21の情報を外部端末から閲覧することを許可するよう、システムへのアクセス権限の変更を行う(ステップST22)。
具体的には、例えば、このシステムがステップST21における登録者や登録機関への通知をメールで行い、その通知メールに、外部端末からシステムにアクセスするためのURLを記載しておく。それと同時に、ステップST22におけるシステムへのアクセス権限の変更を行っておく。これにより、異常の通知を受けた登録者や登録機関の人が、その通知されたメールに記載されているURLへアクセスすることにより、家庭内システム1のセンサ情報を閲覧することができる。
ここで、図3のステップST14で感知した異常が不審者の侵入であった場合(ステップST23のYESの場合)には、車に搭載されているライトで照らしたり、ブザーを鳴らしたり、車載カメラで撮影する等、車載機器22を用いて不審者を威嚇する出力を行う(ステップST24)。これにより、不審者が自宅敷地内に侵入した場合に、一刻も早く不審者を追い払うことが可能になる、という効果がある。
そして、異常が不審者であった場合でも他の異常であった場合でも、異常を感知した旨を近隣に伝えるために、車外出力可能なスピーカ等の車載機器22から、周囲へメッセージを通知する(ステップST25)。これは、登録者や登録機関への通知後、ユーザがかけつけたり登録機関から派遣された人員が現場に到着するまでには時間がかかるが、その間にも状況は刻々と変化していくため、人員到着までの間に何か対処が必要であったり、また、近隣の人々の力により対処可能なことがあるからである。そこで、近隣の人々に対し、助けを求めるとともに、どのような異常が発生したかを伝えることで、異常発生から初期対処までにかかる時間を短縮することができる。伝えるメッセージとしては、例えば、火災を感知した場合には「火事です」というメッセージを流し、不審者を感知した場合には「不審者がいるので気をつけて」というメッセージを流す等、感知した異常に応じて変化させて通知する。なお、このメッセージは変更可能とする。
なお、この実施の形態1では、車載機器コントローラ23と家庭内システムマネージャ13との間で通信が確立すると(図2に示すフローチャートのステップST1のYESの場合)、このホームセキュリティシステムが起動するものとして説明したが、別の処理フローの例として、異常を感知したら起動するようにしてもよい。
図5は、実施の形態1におけるホームセキュリティシステムの起動から基本処理までの別の例を示すフローチャートである。
ステップST31〜ST33までの処理については、図3に示すステップST11〜ST13と同じであるので、説明を省略する。そして、家庭内システムマネージャ13が異常が発生したと判断した場合(ステップST34のYESの場合)、さらに、車載機器コントローラ23と家庭内システムマネージャ13との間で通信が確立しているか否かを判断する(ステップST35)。この通信が確立している場合(ステップST35のYESの場合)には、異常対処のために利用可能な車載機器一覧を、家庭内システムマネージャ13が車載機器コントローラ23から取得する(ステップST36)。なお、このステップST36の処理は、図2に示すステップST2〜ST4の処理をまとめて記載したものである。
そして、家庭内システムマネージャ13は、取得した車載機器一覧を基に、車載機器コントローラ23に対して利用可能な車載機器を用いた異常対処命令を通知する(ステップST37)。なお、異常感知時の処理については、図4に示すフローチャートおよび説明と同じである。
以上のように、この実施の形態1によれば、車と家とが物理的に接続されていなくても通信により作動できるとともに、家庭内システムが異常を検知した場合に車に搭載されている車載機器を利用して近隣住民に異常を通知することができる。
また、異常が不審者によるものであった場合、車載機器を用いて不審者を威嚇したり、不審者の特徴や行動を記録することができる。
さらに、家庭内センサおよび車載センサの情報を、車載記憶媒体に記憶することにより、仮に家庭内の記憶媒体が故障したり容量が一杯になったりした場合であっても、車載記憶媒体に保存されている情報から原因を分析すること等が可能になる。
また、異常発生時に、異常発生した旨を登録者に伝えるだけでなく、警察や消防署等の対処に相応しい機関に通報することにより、異常に対する迅速な対処を可能とする。
さらに、異常発生時に、家庭内センサおよび車載センサの情報を外部端末から閲覧可能にすることにより、その場で何が起こっているのかを把握するための手助けを行うことができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム3と車載システム4とにより構成されており、車載システム4を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態2における家庭内システム3は、実施の形態1に示す家庭内システム1に比べると、連絡先データベース(連絡先DB)17の内容が実施の形態1における連絡先データベース15とは異なり、またさらに、ゲートウェイモジュール18および家庭内システムアクセス権限データベース(家庭内システムアクセス権限DB)19を備えている。また、実施の形態2における車載システム4は、実施の形態1に示す車載システム2に比べると、搭載機器データベース(搭載機器DB)28の内容が実施の形態1における搭載機器データベース25とは異なり、またさらに、車載機器コントローラ29で行う機能が、実施の形態1における車載機器コントローラ23とは異なる。
連絡先データベース17は、連絡先データベース15のように異常時の連絡先一覧を保持するだけではなく、さらに、各登録者・登録機関のアクセス権限情報を保持しているアクセス先データベースである。ここで言うアクセス権限とは、通常時と異常感知時それぞれにおける、システム内へのアクセス可否を指すものである。
そして、ゲートウェイモジュール18は、この連絡先データベース17に記載されているアクセス権限を参照することにより、外部端末からのリクエストを家庭内システムマネージャ13に通知するべきか否かを判断する。
また、家庭内システムアクセス権限データベース19は、家庭内システム3の中の各家庭内センサ11の操作可否情報を保持する家庭内システム操作権限データベースである。
搭載機器データベース28は、搭載機器データベース25のように車に搭載されていて利用可能な車載機器一覧を保持するだけでなく、各車載センサ21および各車載機器22の操作可否情報も保持する搭載機器および車載システム操作権限データベースである。
そして、車載機器コントローラ29は、この搭載機器データベース28に記載されている情報を基に、各車載センサ21、各車載機器22の操作可否を判断する機能も備える。
異常発生時だけでなく、通常時も家庭内システム3および車載システム4に対して全登録者・全登録機関がアクセス可能であると、プライバシーの観点から問題がある。そこで、この実施の形態2では、異常発生時とは別に通常時のシステムへのアクセス制限としてゲートウェイモジュールを設けて、外部端末からのアクセスの際に、ゲートウェイモジュールを経由させることにより、プライバシーを保護するものである。
図7は、実施の形態2におけるホームセキュリティシステムの通常時のアクセス制限処理を示すフローチャートである。
まず、ゲートウェイモジュール18は、車載通信モジュール26経由で、外部端末からのリクエストを受信すると(ステップST41のYESの場合)、連絡先データベース17を参照して、リクエスト送信主の通常時でのシステムへのアクセス権限を確認する(ステップST42)。アクセス権限があると判断された場合(ステップST43のYESの場合)には、ゲートウェイモジュール18が家庭内システムマネージャ13にリクエストを通知する(ステップST44)。そして、家庭内システムマネージ13は、受け取ったリクエストに応じて、各モジュールを操作する。
なお、外部端末からのリクエストとしては、家庭内センサ11や車載センサ21の情報を閲覧するだけでなく、異常を感知した場合には、状況確認や対処等のために家庭内センサ11、車載センサ21、車載機器22を操作したいというリクエストも考えられる。この場合にも、ゲートウェイモジュール18を介することによりセキュリティを強化しているので、連絡先データベース17に予め登録されている登録者または登録機関の外部端末に対しては、ゲートウェイモジュール18を介して、家庭内センサ11、車載センサ21、車載機器22を操作することを許可するようにしてもよい。
一方、アクセス権限がないと判断された場合(ステップST43のNOの場合)には、ゲートウェイモジュール18はリクエスト送信主からの通信を拒絶する(ステップST45)。この際、そのリクエストを無視してもよいし、送信主に対してリクエスト拒絶の旨を通知するようにしてもよい。
また、異常の有無にかかわらず、状況確認等のために各センサ11,21や車載機器22を動かしたい場合がある。そのため、このシステム内の各センサ11,21および車載機器22を通常時にも操作可能にすることが望まれる。一方で、誰でもアクセス操作可能であると、システムを乗っ取られる等、セキュリティ的に問題である。そこで、システム内にアクセス操作可否権限を登録した家庭内システムアクセス権限データベース19を備え、そのアクセス権限情報を管理・参照することにより、登録者以外の各センサ11,21および車載機器22へのアクセスを許可またはブロックする。
図8は、実施の形態2におけるホームセキュリティシステムのアクセス操作可否権限の確認処理を示すフローチャートである。
まず、外部端末から家庭内システムマネージャ13に対して、車載通信モジュール26経由でシステム内の各センサ11,21・車載機器22の操作要求が送信されると、ゲートウェイモジュール18でのシステムへのアクセス操作可否権限の確認(図7のフローチャートに示す処理)を経て、家庭内システムマネージャ13はそのリクエストを受信する。そのようにして、家庭内システムマネージャ13がシステム内の各センサ11,21・車載機器22の操作要求を受信すると(ステップST51のYESの場合)、その操作要求が家庭内センサ11に対するものであった場合には、家庭内システムアクセス権限データベース19から、該当するセンサの操作可否情報を取得して確認する。また、その操作要求が車載センサ21または車載機器22に対するものであった場合には、車載システムの搭載機器データベース28から、該当するセンサまたは車載機器の操作可否情報を取得して確認する(ステップST52)。
そして、家庭内システムマネージャ13が、操作要求のあったセンサや車載機器を操作可能であると判断した場合(ステップST53のYESの場合)、家庭内システムマネージャ13は該当する各センサ11,21または車載機器22の操作を行う(ステップST54)。
以上のように、この実施の形態2によれば、ゲートウェイモジュールを設けたことにより、異常発生時だけではなく通常時においても、システムへのアクセス制限ができ、プライバシーを保護することができる。
また、外部から閲覧可能なだけではなく、操作可能とすることにより、より広範囲の状況を知ることができるようになり、その場で何が起こっているかをより正確に把握することができる手助けを行うことができる。
この際、ゲートウェイモジュールだけではなく、アクセス権限DBも備えていることにより、よりセキュリティや個人情報保護にも効果がある。
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム1と車載システム5とにより構成されており、車載システム5を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態3における家庭内システム1は、実施の形態1に示す家庭内システム1と同じ構成である。また、実施の形態3における車載システム5は、実施の形態1に示す車載システム2に比べると、マイク30をさらに備え、車載機器コントローラ31は、実施の形態1における車載機器コントローラ23の機能に加え、マイク30の電気信号をエンコードするためのエンコーダや、スピーカ(車載機器22)にその音を流すための音声データをデコードするためのデコーダの機能も備える。
このような構成とすることにより、車両周辺に人がいる場合には、異常感知時に外部端末から車両周辺の人と対話をすることが可能となる。例えば、外部端末からアクセスしてカメラ画像を閲覧することができたとしても、必ず死角は存在するため、見たいものが見えないという状況が起こりうる。また、その他にも、センサ情報だけでは得られない情報があると考えられる。そこで、このようにマイクを追加して、車両周辺の人と対話をする機能を追加することにより、センサ情報だけでは得られない情報まで得ることができる。
図10は、この発明の実施の形態3におけるホームセキュリティシステムが、異常を感知してから音声対話機能を起動するまでの処理を示すフローチャートである。
家庭内システムマネージャ13が家庭内センサ11のセンサ情報を取得して処理した結果、異常を感知すると(ステップST61のYESの場合)、家庭内システムマネージャ13が、連絡先データベース15を参照して異常を知らせるべき連絡先(予め登録してある登録者や登録機関)の情報を取得する(ステップST62)。家庭内システムマネージャ13は、取得した連絡先情報に異常発生の旨を通知するよう、車載機器コントローラ31へ命令を出す。そして、その命令を受けた車載機器コントローラ31は、通知された連絡先へ異常発生の旨を通知するために、車載通信モジュール26経由でその連絡先の外部端末に電話をかける(ステップST63)。
図11は、この発明の実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの音声データ受信および出力の処理を示すフローチャートである。
図10のステップST63で外部端末へ電話をかけた結果、外部端末のユーザと対話可能な状態になると、車載機器コントローラ31は、外部端末から送信された音声データを、車載通信モジュール26を経由して受信する(ステップST71)。車載機器コントローラ31は、受信した音声データを自身の持つデコーダでデコードし(ステップST72)、車外出力可能なスピーカ(車載機器22)に出力することにより、音声を出力する(ステップST73)。
また、図12は、この発明の実施の形態3におけるホームセキュリティシステムの音声データ送信処理を示すフローチャートである。
図10のステップST63で外部端末へ電話をかけた結果、外部端末のユーザと対話可能な状態になったときに、車両周辺に人がいる場合には、その車両周辺の人による音声情報をマイク30によって取得する(ステップST74)。車載機器コントローラ31は、取得した音声データを自身の持つエンコーダでエンコードし(ステップST75)、車載通信モジュール26を経由して外部端末へと転送(送信)する(ステップST76)。
以上のように、この実施の形態3によれば、マイクを介して車周辺の人と外部端末のユーザとの対話を可能にしたことにより、外部端末のユーザにとってセンサ情報だけではわからないより詳細な情報を収集する手助けを行うことができる。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム1と車載システム6とにより構成されており、車載システム6を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1〜3で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態4における家庭内システム1は、実施の形態1に示す家庭内システム1と同じ構成である。また、実施の形態4における車載システム6は、実施の形態1に示す車載システム2に比べると、自律走行モジュール32をさらに備え、車載機器コントローラ33は、実施の形態1における車載機器コントローラ23の機能に加え、この自律走行モジュール32に起動指示を出す機能も備える。
これは、自宅敷地面積が広い場合や、駐車場が奥の方にある場合など、異常を感知した場合に、車外出力可能なスピーカ等の車載機器22から周囲へメッセージを通知するだけでは、近隣の人々にメッセージが届かないような状況を考慮して追加された機能である。すなわち、できるだけ周囲へメッセージを通知することができるよう、駐車場から近隣の家々に近いところまで車が移動した上で、より多くの人にメッセージを伝えることができるようにしたものである。
図14は、この発明の実施の形態4におけるホームセキュリティシステムの自律走行モジュール起動処理を示すフローチャートである。
まず、例えば充電中など、車と家とが物理的にケーブルで接続されている場合(ステップST81のYESの場合)には、自律走行モジュール32を起動させることは危険なため、最初にこの確認を行い、物理的に接続されている場合には自律走行モジュール32を起動させない。
一方、車と家とが物理的には接続されていない場合(ステップST81のNOの場合)に、システムが異常を感知したら(ステップST82のYESの場合)、車載機器コントローラ33が自律走行モジュール32に起動指示を出す(ステップST83)。
自律走行モジュール32は、車載センサ21の情報を用いることにより障害物を認識し、どのように走行に関係する車載機器22を操作するべきかを車載機器コントローラ33へ通知する。そして、車載機器コントローラ33は、通知された結果を基に、車載機器22を操作する。このようにして、車は障害物を避けながら、自宅の敷地内であって、近隣の家々に近いところまで移動することができる。
その後、車外出力可能なスピーカ等の車載機器22から、周囲へメッセージを通知する(ステップST84)。これにより、異常感知時に確実に近隣にメッセージを流すことができ、より多くの人にメッセージを伝えることができるので、より効果的に周囲へ助けを求めたり、注意喚起を行ったりすることができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、自律走行モジュールを備えるようにしたことにより、自宅敷地面積が広い場合や、駐車場が奥の方にある場合など、異常に関する情報を周囲に伝える効果が薄い場合であっても、より広範囲に情報発信することができる。
実施の形態5.
図15は、この発明の実施の形態5におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム1と車載システム7とにより構成されており、車載システム7を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1〜4で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態5における家庭内システム1は、実施の形態1に示す家庭内システム1と同じ構成である。また、実施の形態5における車載システム7は、実施の形態1に示す車載システム2に比べると、停電感知モジュール34をさらに備えている。
停電感知モジュール34は、家で停電が発生したか否かを感知するためのモジュールであり、家庭内システムマネージャ13と車載機器コントローラ23との間の通信が突然途切れた場合に、停電が発生したか否かの確認を行う。
停電が発生した場合には、家のセキュリティシステムがダウンしてしまい作動しなくなるので、不審者の侵入や火災などの異常を検知することができなくなってしまう。そこで、この実施の形態5では、停電が発生したか否かを確認し、停電が発生した場合には、車載バッテリ27から家に対して充電を行い、家のセキュリティシステムを動かすのに必要な電力を供給しようというものである。
図16は、この発明の実施の形態5におけるホームセキュリティシステムの停電確認処理を示すフローチャートである。
家庭内システムマネージャ13と車載機器コントローラ23との間の通信が確立して、このホームセキュリティシステムが作動している最中に、突然通信が切断された場合(ステップST91のYESの場合)、停電感知モジュール34が、その通信切断の原因が停電が発生したことによるものであるか否かを確認する(ステップST92)。
停電が発生したか否かの確認方法としては様々なものが考えられるが、例えば、近隣の車と通信し、それぞれの車の充電状況を問い合わせることにより確認する。可能であれば、近隣の車とその家庭内システムと通信状況を問い合わせる。この時、一定数以上の近隣の車が充電もしくは家庭内システムとの通信が突然途切れたと回答した場合、その地域で停電が発生したと判断する。
また、他の確認方法として、例えば、電力会社のサーバと通信を行い、近隣の停電情報を問い合わせる。計画的な停電であったり、工事等の影響による停電である場合には、電力会社がその情報を有しているはずである。その結果、家の周囲で停電を行っているとの回答を得た場合、通信が途切れた原因は停電であると判断する。
そして、停電であると判断された場合(ステップST93のYESの場合)には、家庭内システム作動のために必要な電力を、車載バッテリ27から供給する(ステップST94)。一方、停電ではないと判断された場合(ステップST94のNOの場合)には、故意に、または、電気の使い過ぎ等によりブレーカーが落ちたものと考えられるので、充電は行わずに処理を終了する。
停電が発生した場合(ステップST93のYESの場合)には、家庭内のセキュリティシステムは、非常用バッテリ(補助バッテリ)を持っていない限り動作を停止してしまう。その結果、不審者の侵入や火災等の異常事態が発生しても、異常を感知することも、その異常に対処することもできなくなってしまう。
そこで、この実施の形態5では、システムに補助バッテリ機能を持たせるため、システムの構成要素として停電感知モジュール34を加えたのである。システムは停電感知モジュール34が停電を感知すると、充電モジュール16を経由して、車載バッテリ27から家庭内システム1にセキュリティシステム動作維持に必要な電力を供給する。この機能により、停電時のセキュリティの低下を防ぐことが可能となる。
以上のように、この実施の形態5によれば、停電感知モジュールを備え、停電を感知した場合に車載バッテリから家庭内セキュリティシステムを動作させるのに必要な電力を供給するようにしたことにより、停電時に家に非常用バッテリがない場合であっても、家庭内セキュリティシステムが停止しないようにして、家庭内のセキュリティを維持することができる。
実施の形態6.
図17は、この発明の実施の形態6におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム8と車載システム2とにより構成されており、車載システム2を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1〜5で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態6における家庭内システム8は、実施の形態1に示す家庭内システム1に比べると、利用可能車両情報管理データベース(利用可能車両情報管理DB)35と、利用可能車両情報管理モジュール36とをさらに備え、家庭内システムマネージャ37は、実施の形態1における家庭内システムマネージャ13の機能に加え、利用可能車両情報管理モジュール36に対して指示を出したり、情報を受け取る機能も有している。また、実施の形態6における車載システム2は、実施の形態1に示す車載システム2と同じ構成である。
利用可能車両情報管理データベース35は、異常発生時に利用可能な近隣の車両情報が予め登録されており、その車両情報一覧を保存している。
利用可能車両情報管理モジュール36は、異常発生時に利用可能な近隣の車両情報を利用可能車両情報管理データベース35に登録したり、また、異常感知時にそのデータベース35を参照・確認したりする。
これは、家との通信が確立されている車だけではなく、近隣の車を操作することにより、セキュリティ上有用な場合があるからである。例えば、不審者を感知した場合、近隣の車のカメラ画像を獲得することで、不審者の足取りを追うことが可能になる。また例えば、火災の発生を感知した場合には、近くで火災が発生している旨を近隣のより多くの人々に伝えることができる。ただし、他人の車を無断で使用したのでは法律的に問題であるため、予め、近隣の車の所有者の同意のもとに、近隣の利用可能な車の情報を登録して保持しておき、異常感知時にはこの情報を基に、利用する車を選定する。
図18は、この発明の実施の形態6におけるホームセキュリティシステムの緊急時近隣車両利用機能の動作処理を示すフローチャートである。
家庭内システムマネージャ37が家庭内センサ11のセンサ情報を取得して処理した結果、異常を感知すると(ステップST101のYESの場合)、家庭内システムマネージャ37は、利用可能車両情報管理モジュール36に対して、近隣の利用可能な車両の調査命令を通知する(ステップST102)。それを受けて、利用可能車両情報管理モジュール36は、利用可能車両情報データベース35から近隣の利用可能な車両の情報を引き出し、家庭内システムマネージャ37に結果を返す。
家庭内システムマネージャ37はその結果を受けて、利用可能な近隣の車に搭載されている車載システムに対して、異常に対処するよう異常処理要求を通知する(ステップST103)。ただし、各車両で装備が異なることから、例えば火災発生時であれば「火災発生の旨を通知する」というような抽象的な指令を送り、その実行方法は各車両に任せるものとする。
以上のように、この実施の形態6によれば、家との通信が確立されている車の車載システムだけではなく、近隣の車の車載センサや車載機器も利用することにより、不審者の足取りを追うことができたり、火災発生の旨をより多くの人々に伝えることができる等、異常発生時により有効な対処をすることができる。
実施の形態7.
図19は、この発明の実施の形態7におけるホームセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。このホームセキュリティシステムは、家庭内システム8と車載システム9とにより構成されており、車載システム9を利用したホームセキュリティシステムである。なお、実施の形態1〜6で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以下に示す実施の形態7における家庭内システム8は、実施の形態6に示す家庭内システム8と同じ構成である。また、実施の形態7における車載システム9は、実施の形態1または6の車載システム2に比べると、自己診断モジュール38をさらに備え、車載機器コントローラ39は、実施の形態1または6の車載機器コントローラ23の機能に加え、自己診断モジュール38が故障を発見した場合に、故障したセンサや車載機器を家庭内システムマネージャ37に通知する機能も有している。
自己診断モジュール38は、通常時(非異常感知時)に、各車載センサ21や車載機器22が故障していないか否かを判断する。判断方法としては、例えば入力に対する出力結果をサンプル値と比較することにより行う。ただし、それぞれのセンサや機器ごとに確認方法は異なるため、それぞれの車載センサ21や車載機器22に合ったテストを行うことにより、故障の有無を確認する。
これは、異常感知時に対処するときになって初めてセンサや機器の故障を発見し、それから代替の近隣の車両を探索していたのでは、探索によるタイムロスが生じるからである。緊急時の対応は1分1秒を争うため、このタイムロスは問題である。
そこで、車載システム9に自己診断モジュール38を備えるようにし、この自己診断モジュール38によって定期的に車載センサ21および車載機器22の故障の有無を確認する。そして、故障を発見した場合には、車の保有者に警告を発するとともに、異常感知時にどの車を使用するかという目星をつけておくことにより、代替の近隣の車探索にかかるタイムロスをなくすことができる。
図20は、この発明の実施の形態7におけるホームセキュリティシステムの故障発見時の代替車両探索処理を示すフローチャートである。
自己診断モジュール38は、常に定期的に、すべての車載センサ21および車載機器22について、それぞれのセンサや機器に適した方法で故障の有無を確認している。そして、自己診断モジュール38が、車載センサ21または車載機器22の故障を発見すると(ステップST111)、車載機器コントローラ39が、その故障発見の通知を受けて、どの車載センサ21または車載機器22が故障しているのかを家庭内システムマネージャ37に通知する(ステップST112)。
家庭内システムマネージャ37はその故障発見の通知を受けて、利用可能車両情報管理モジュール36に対して、近隣の利用可能な車両を探索するよう通知する(ステップST113)。それを受けて、利用可能車両情報管理モジュール36は、利用可能車両情報データベース35から近隣の利用可能な車両の情報を引き出し、その引き出した情報を、例えば家からの距離順でソートし、ソート結果を保持しておく(ステップST114)。以降、家庭内システムマネージャ37が異常感知時に、利用可能車両情報管理モジュール36に対して近隣の利用可能な車両情報を要求してきた場合(図18に示すフローチャートのステップST102の調査命令があった場合)に、ステップST114において優先順位を付けて保持した結果を返す。そして、異常感知時には、その優先順位を付けて保持した結果に基づいて、近隣の車に搭載されている車載システムに対して異常に対処するよう指示する。
なお、優先順位の付け方については、上記のように家からの距離順以外に、利用可能車両情報データベース35に登録した登録順など、他の指標によるものであっても構わない。
以上のように、この実施の形態7によれば、自己診断モジュールにより故障を検知することにより、予め代替車両を探索して優先順位を付けて保持しておくようにしたので、異常感知時に車載センサや車載機器が故障していた場合に、その代替車両の探索にかかるタイムロスをなくすことができ、迅速に近隣の車を利用して異常に対処することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係るホームセキュリティシステムおよびそれに利用される車載システムは、車と家とが物理的に接続されていない場合であっても、車載システムを有効に利用することができ、防犯効果の高いホームセキュリティシステムとして利用することができる。
1,3,8 家庭内システム、2,4,5,6,7,9 車載システム、11 家庭内センサ、12 センサ処理部、13,37 家庭内システムマネージャ、14 家庭内通信モジュール、15 連絡先データベース(連絡先DB)、16 充電モジュール、17 連絡先データベース(連絡先DB),アクセス先データベース、18 ゲートウェイモジュール、19 家庭内システムアクセス権限データベース(家庭内システムアクセス権限DB),家庭内システム操作権限データベース、21 車載センサ、22 車載機器、23,29,31,33,39 車載機器コントローラ、24 車載記憶媒体、25 搭載機器データベース(搭載機器DB)、26 車載通信モジュール、27 車載バッテリ、28 搭載機器データベース(搭載機器DB),搭載機器および車載システム操作権限データベース、30 マイク、32 自律走行モジュール、34 停電感知モジュール、35 利用可能車両情報データベース(利用可能車両情報DB)、36 利用可能車両情報管理モジュール、38 自己診断モジュール。

Claims (19)

  1. 家庭内システムと車載システムとを備えたホームセキュリティシステムであって、
    前記家庭内システムは、
    家庭内に取り付けられた家の状態を検出可能な家庭内センサと、前記車載システムと通信可能な家庭内通信モジュールとを備え、
    前記家庭内センサの情報から異常を感知するものであり、
    前記車載システムは、
    車に搭載されている車外出力可能な車載機器と、前記家庭内通信モジュールを介して前記家庭内システムと通信可能な車載通信モジュールとを備え、
    前記家庭内システムが異常を感知した場合に、前記家庭内通信モジュールおよび前記車載通信モジュールを介して前記家庭内システムから指示を受け取り、当該指示にしたがって前記車載機器を用いて前記異常に対処し、
    前記車載システムは、
    前記車に搭載されている車の周囲または内部の状態を検出可能な車載センサをさらに備え、
    前記家庭内システムは、
    前記異常を感知した場合に、前記家庭内センサおよび前記車載センサの情報を外部端末から閲覧することを許可する
    ことを特徴とするホームセキュリティシステム。
  2. 前記家庭内システムは、
    前記家庭内通信モジュールと前記車載通信モジュールとにより前記家庭内システムと前記車載システムとの通信が確立した場合に、前記車にどのような車載機器が搭載されているのかを確認する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  3. 前記車載システムは、
    前記家庭内システムが前記異常を感知した場合に、前記車載機器であるスピーカを用いて前記車の周囲にメッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  4. 前記車載システムは、
    前記家庭内システムが前記異常を感知した場合であって、前記異常が不審者によるものであると判断された場合に、前記車載機器を用いて前記不審者を威嚇する出力を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  5. 前記車載システムは、
    車載記憶媒体をさらに備え、
    前記家庭内通信モジュールと前記車載通信モジュールとにより前記家庭内システムと前記車載システムとの通信が確立した場合に、前記家庭内センサ情報を、前記車載記憶媒体に常時保存する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  6. 前記家庭内システムは、
    異常発生時に異常を通知する登録者または登録機関を予め登録しておく連絡先データベースをさらに備え、
    前記異常を感知した場合に、前記家庭内通信モジュールおよび前記車載通信モジュールを介して、前記異常を感知した旨を、前記連絡先データベースに予め登録してある登録者または登録機関へ通知する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  7. 前記家庭内システムは、
    前記ホームセキュリティシステムに外部端末からアクセス可能な登録者または登録機関を予め登録しておくアクセス先データベースと、当該アクセス先データベースに基づいてアクセス制限を行うゲートウェイモジュールとをさらに備え、
    前記外部端末からのアクセスの際に、前記車載通信モジュールおよび前記ゲートウェイモジュールを経由させる
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  8. 記家庭内システムは、
    前記異常を感知した場合に、前記アクセス先データベースに予め登録されている登録者または登録機関の外部端末から、前記ゲートウェイモジュールを介して、前記家庭内センサ、前記車載センサおよび前記車載機器を操作することを許可する
    ことを特徴とする請求項記載のホームセキュリティシステム。
  9. 前記車載システムは、
    前記ホームセキュリティシステムにアクセス可能な登録者または登録機関のうち、前記車載システムに対する外部からの操作可否情報も保持する車載システム操作権限データベースをさらに備え、
    前記家庭内システムは、
    前記アクセス先データベースに予め登録されている登録者または登録機関のうち、前記家庭内システムに対する外部からの操作可否情報も保持する家庭内システム操作権限データベースをさらに備え、
    前記家庭内システム操作権限データベースおよび前記車載システム操作権限データベースを参照することにより、前記アクセス先データベースに予め登録されている登録者または登録機関の外部端末からの操作権限を管理する
    ことを特徴とする請求項記載のホームセキュリティシステム。
  10. 前記車載システムは、マイクをさらに備え、
    前記家庭内システムは、前記異常を感知した場合に、前記連絡先データベースに予め登録してある登録者または登録機関の外部端末に電話をかける
    ことを特徴とする請求項6記載のホームセキュリティシステム。
  11. 前記車載システムは、
    自律走行モジュールをさらに備え、
    前記家庭内システムが前記異常を感知した場合に、前記自律走行モジュールを起動した上で、前記車載システムの前記車載機器を用いて前記車の周囲にメッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  12. 前記家庭内システムは、充電モジュールをさらに備え、
    前記車載システムは、
    車載バッテリおよび停電感知モジュールをさらに備え、
    前記停電感知モジュールが前記家庭内システムの停電を感知した場合に、前記車載バッテリから前記充電モジュールに対して、前記家庭内システムを動作させるのに必要な電力を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  13. 前記家庭内システムは、
    異常発生時に利用可能な近隣の車を予め登録した利用可能車両情報データベースをさらに備え、
    前記異常を感知した場合に、前記利用可能車両情報データベースに予め登録してある近隣の車に搭載されている車載システムに対して前記異常に対処するよう指示する
    ことを特徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  14. 前記車載システムは、
    前記車載センサおよび前記車載機器の故障を発見する自己診断モジュールをさらに備え、
    前記家庭内システムは、
    前記故障した車載センサまたは車載機器の代替として利用可能な近隣の車を前記利用可能車両情報データベースから探索して優先順位を付けて保持しておき、
    前記異常を感知した場合に、前記優先順位を付けて保持した結果に基づいて、前記近隣の車に搭載されている車載システムに対して前記異常に対処するよう指示する
    ことを特徴とする請求項13記載のホームセキュリティシステム。
  15. 家庭内の異常を感知する家庭内システムを備えたホームセキュリティシステムに利用される車載システムであって、
    車に搭載されている車外出力可能な車載機器と、前記家庭内システムと通信可能な車載通信モジュールとを備え、
    前記家庭内システムが異常を感知した場合に、前記車載通信モジュールを介して前記家庭内システムから指示を受け取り、当該指示にしたがって前記車載機器を用いて前記異常に対処し、
    前記車載システムは、前記車に搭載されている車の周囲または内部の状態を検出可能な車載センサをさらに備え、
    前記家庭内システムが前記異常を感知した場合に、家庭内に取り付けられた家の状態を検出可能な家庭内センサおよび前記車載センサの情報を外部端末から閲覧することを許可する
    ことを特徴とする車載システム。
  16. 前記家庭内システムが異常を感知した場合に、前記車載機器であるスピーカを用いて前記車の周囲にメッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項15記載の車載システム。
  17. 前記家庭内システムが異常を感知した場合であって、前記異常が不審者によるものであると判断された場合に、前記車載機器を用いて前記不審者を威嚇する出力を行う
    ことを特徴とする請求項15記載の車載システム。
  18. 自律走行モジュールをさらに備え、
    前記家庭内システムが異常を感知した場合に、前記自律走行モジュールを起動した上で、前記車載機器であるスピーカを用いて前記車の周囲にメッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項15記載の車載システム。
  19. 車載バッテリおよび停電感知モジュールをさらに備え、
    前記停電感知モジュールが前記家庭内システムの停電を感知した場合に、前記車載バッテリから前記家庭内システムに対して、前記家庭内システムを動作させるのに必要な電力を供給する
    ことを特徴とする請求項15記載の車載システム。
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