JPH098929A - テレコントロールシステム - Google Patents

テレコントロールシステム

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JPH098929A
JPH098929A JP15430995A JP15430995A JPH098929A JP H098929 A JPH098929 A JP H098929A JP 15430995 A JP15430995 A JP 15430995A JP 15430995 A JP15430995 A JP 15430995A JP H098929 A JPH098929 A JP H098929A
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terminal
communication
meter
network control
control device
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Application number
JP15430995A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Minoru Tanabe
稔 田部
Tsuguro Honma
嗣朗 本間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】端末網制御装置を介して通信を行う端末装置と
センタ装置との通信が不能の場合、バックアップに切換
えて行う。 【構成】 受信信号の内容や受信間隔によって通信先切
り換え部11の制御を行う通信制御部12とを備え、第
1の端末網制御装置2Aが、検針メータ1と情報の送受
信を行う第1の端末通信部21と、電話回線を介してセ
ンタ装置3と第1の端末通信部21との情報の送受信の
中継を行う第1の通信中継部22とを備え、第2の端末
網制御装置2Bが、検針メータ1と情報の送受信を行う
第2の端末通信部23と、電話回線を介してセンタ装置
3と端末通信部23との情報の送受信の中継を行う第2
の通信中継部24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末網制御装置によっ
て通信機能を有する端末装置を電話回線を介してセンタ
装置と接続して通信を行う情報通信システムで、特に端
末網制御装置に検針メータが接続されたような自動検針
システム等のテレコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5はテレコントロールシステムの一つ
である従来の自動検針システムの構成図である。同図に
おいて、1は端末装置としての需要家宅のガスメータ等
の検針メータで、ガス、水道、電気等の供給源の使用量
である検針値を機器情報として記憶し伝送したり遮断機
構によってその供給源の遮断制御を行うものである。2
は端末網制御装置で、普通は需要家宅の各家屋の外壁に
設置して、検針メータ1からの信号を電話回線に送出し
たり、電話回線からの信号を検針メータ1へ伝送した
り、電話回線の接続切断等の制御を行う。3はセンタ装
置で、検針値等を管理するための管理センタなどに設置
され、電話回線を介して検針値の受信、検針メータ1や
端末網制御装置2の制御を行う。また、一般に検針メー
タ1と端末網制御装置2はそれぞれ各需要家宅に1台ず
つ設置されており、1対1で対応して第1の検針メータ
1Aは第1の端末網制御装置2Aを介し、隣家の第2の
検針メータ1Bは第2の端末網制御装置2Bを介してそ
れぞれセンタ装置3と通信を行う。
【0003】上記のように構成された従来の自動検針シ
ステムによる検針の手順について図6を参照して以下に
説明する。
【0004】(1)オペレータは、センタ装置3におい
て第1の検針メータ1Aへの検針要求を行うための操作
を行う。またはセンタ装置3内部の適用業務プログラム
は、そこに記述された第1の検針メータ1Aへの検針要
求を行うためのコマンドを実行することで、第1の検針
メータ1Aの接続されている第1の端末網制御装置2A
に対して電話回線を介して接続する。接続の方法は通常
の公衆電話網サービスによる方法やノーリンギング通信
サービスを用いた方法などが用いられる。
【0005】(2)センタ装置3は、第1の端末網制御
装置2Aと接続すると検針要求信号を送信する。第1の
端末網制御部2Aは、検針要求信号を受信するとこれを
第1の検針メータ1Aへ送出する。
【0006】(3)第1の検針メータ1Aは、検針要求
信号を受けると記憶している検針値を送出する。第1の
端末網制御装置2Aは、第1の検針メータ1Aから受け
たデータ(この場合は検針値)を電話回線を介してセン
タ装置3へ送信する。
【0007】(4)センタ装置3は、受信した検針値が
正常なデータであれば、終了信号を送信し、回線を切断
する。第1の端末網制御装置2Aは、終了信号を受信す
るとこれを第1の検針メータ1Aに送出する。第1の検
針メータ1Aは、あらかじめ定めた時間内に終了信号を
受けると通信を正常終了する。
【0008】第2の検針メータ1Bの検針も全く同様の
手順で第2の端末網制御装置2Bを介したセンタ装置3
との間の通信によって行われる。
【0009】上記手順(4)のあらかじめ定めた時間以
内に第1の検針メータ1Aが信号を受信しないことは、
第1の端末網制御装置2Aの故障や電話線の切断によっ
て起こることがある。こういった回線異常時の対策とし
ては、通常通信に用いる回線とは別にあらかじめ予備の
公衆回線を用意しておき、回線異常の発生時のみバック
アップ回線に切り換えるという方法がデータ通信のバッ
クアップ方法として広く利用されている(特公昭63−
193653号公報など)。
【0010】また、検針メータは、ガス漏れ等の異常を
検出して、接続されている端末網制御装置を介してガス
漏れ通報等の緊急通報をセンタ装置へ送信したりする。
【0011】さらに、検針メータは設備機器としてのガ
ス漏れ警報器や給湯器に接続してガス漏れ情報の受信
や、使用状況や故障情報などの機器情報の受信を行うこ
とで、機器状態を記憶したり遮断機構によって供給源の
遮断制御を行ったり、この情報を端末網制御装置を介し
てセンタ装置へ通知することも行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、一般に家庭の電話回線は1つなので、端末
網制御装置の故障等によってその端末網制御装置に接続
された検針メータとの通信ができなくなると、センタ装
置からの検針メータの検針や検針メータからのセンタ装
置へのガス漏れ等の緊急通報ができなくなり、また特公
昭63−193653号公報などにみられるようにバッ
クアップ回線を予備に用意するには余計なコストがかか
るという課題があった。
【0013】また、検針メータとその通信中継を行うた
めの端末網制御装置は各家屋に一台づつ設置されるのが
一般的で、ある検針メータを隣家の端末網制御装置に接
続して通信するためには家屋間の配線を行う必要があっ
た。
【0014】また、端末網制御装置は普段は自家の検針
メータとの通信のみを行っているので検針メータが通信
不能になったときのセンタ装置に対する通報の方法がな
かった。
【0015】また、端末装置である検針メータに接続さ
れるガス漏れ警報器や給湯器のような設備機器が、検針
メータを経由してガスもれ通報や故障通報を行っている
と検針メータの通信機能の故障や通信中継による遅延等
によってセンタ装置に対する緊急通報ができないまたは
遅くなるという課題があった。
【0016】本発明は上記第1の課題を解決するため
に、一つの端末網制御装置を介した端末装置とセンタ装
置間の通信ができなくなっても、センタ装置からの検針
やセンタ装置へのガス漏れ等の緊急通報ができるテレコ
ントロールシステムを提供することを目的としたもので
ある。
【0017】また、第2の課題を解決するために、端末
装置を隣家の端末網制御装置にも容易に接続して通信で
きるテレコントロールシステムを提供することを目的と
したものである。
【0018】また、第3の課題を解決するために、端末
装置が接続された端末網制御装置を介してセンタ装置と
通信できなくなったときにセンタ装置に通報できるテレ
コントロールシステムを提供することを目的としたもの
である。
【0019】また、第4の課題を解決するために、設備
機器からの緊急を要するような通報は端末装置を介さず
にセンタ装置へ通報できるテレコントロールシステムを
提供することを目的としたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記第1の目
的を達成するために、(1)端末装置が、情報の送受信
先を第1の端末網制御装置か第2の端末網制御装置かを
切り換えて情報の送受信を行う通信先切り換え部と、送
信情報を生成したり受信情報を解析したり前記通信先切
り換え部の制御を行う通信制御部とを備え、前記第1の
端末網制御装置が、前記端末装置と情報の送受信を行う
第1の端末通信部と、電話回線を介してセンタ装置と前
記第1の端末通信部との情報の送受信の中継を行う第1
の通信中継部とを備え、前記第2の端末網制御装置が、
前記端末装置と情報の送受信を行う第2の端末通信部
と、電話回線を介して前記センタ装置と前記端末通信部
との情報の送受信の中継を行う第2の通信中継部とを備
える。
【0021】また、第2の目的を達成するために、
(2)端末装置の通信先切り換え部が、通信先を第2の
端末網制御装置に切り換えたときは無線で信号の送受信
を行う機能を備え、前記第2の端末網制御装置の第2の
通信中継部が、前記端末装置と無線での信号の送受信を
行う機能を備える。
【0022】また、第3の目的を達成するために、
(3)端末装置の通信先切り換え部が、第2の端末網制
御装置との通信を開始するときに無線でリンク要求信号
を送出する機能を備え、前記第2の端末網制御装置の第
2の端末通信部が、前記端末装置から無線でリンク要求
信号を受信して前記端末装置とリンク接続を行い信号の
送受信を行う機能を備える。
【0023】または、(4)第1の端末網制御装置が、
端末装置と情報の送受信を行う第1の端末通信部と、第
2の端末網制御装置と無線による情報の送受信を行う第
1の無線通信部と、電話回線を介して前記センタ装置と
前記端末通信部または第1の無線通信部との情報の送受
信の中継を行う第1の通信中継部とを備え、前記第2の
端末網制御装置が、第1の端末網制御装置と無線による
情報の送受信を行う第2の無線通信部と、前記端末装置
と情報の送受信を行う第2の端末通信部と、電話回線を
介して前記センタ装置と前記第2の端末通信部または第
2の無線通信部との情報の送受信の中継を行う第2の通
信中継部とを備える。
【0024】また、第4の目的を達成するために、
(5)端末装置と接続すると共に電話回線を介してセン
タ装置と接続して前記端末装置と前記センタ装置との通
信を中継する端末網制御装置と、機器の制御を行う機器
制御部と、その機器制御部に接続されて情報の送受信先
を送信情報の内容によって前記端末装置か前記端末網制
御装置かを切り換えて信号の送受信を行う機器通信制御
部とを備えた設備機器とで構成する。
【0025】
【作用】本発明のテレコントロールシステムは前述した
第1の構成により、端末装置の通信制御部は、通信先切
り換え部に対して通信先を第2の端末網制御装置へ切り
換えるように制御を行うことで、端末装置は、第2の端
末網制御装置を介してセンタ装置との通信を行う。
【0026】また、上記第2の構成により、端末装置は
第2の端末網制御装置との通信を無線で行うことで、第
2の端末網制御装置装置を介したセンタ装置との通信を
行う。
【0027】また、上記第3の構成により、端末装置の
通信先切り換え部が、第2の端末網制御装置に対してリ
ンク要求信号を出力すると、第2の端末網制御装置は、
端末装置とのリンクをつなぎ電話回線を介してセンタ装
置と端末装置の通信を中継する。
【0028】また、上記第4の構成により、第1の無線
通信部から第2の無線通信部を介して第1の端末網制御
装置と第2の端末網制御装置との通信を行うことで、第
1の端末網制御装置からの信号を第2の端末網制御装置
を介してセンタ装置へ送信する。
【0029】また、上記第5の構成により、端末装置の
機器通信制御部によって、送信情報の内容により送信先
を端末装置または端末網制御装置に切り換えて通信を行
う。
【0030】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例におけるテレコ
ントロールシステムの一例としての自動検針システムの
構成図である。
【0031】同図のように、従来例である図5との違い
は、検針メータ1が第2の端末網制御装置2Bにも接続
されている点である。検針メータ1において、11は通
信先切り換え部で、情報の送受信先を第1の端末網制御
装置2Aか第2の端末網制御装置2Bに切り換えて情報
の送受信を行い、12は通信制御部で、送信情報を生成
したり受信情報を解析したり受信情報の内容や受信信号
の間隔によって通信先切り換え部11の制御を行い、1
3は検針制御部で、流量の計測や供給源の遮断制御を行
う。また、第1の端末網制御装置2Aにおいて、21は
第1の端末通信部で、端末装置1と情報の送受信を行
い、22は第1の通信中継部で、電話回線を介してセン
タ装置3と第1の端末通信部21との情報を中継するた
めに信号の変復調処理や電話回線の接続や切断処理を行
う。さらに、第2の端末網制御装置2Bにおいて、23
は第2の端末通信部で、端末装置1と情報の送受信を行
い、24は第2の通信中継部で、電話回線を介してセン
タ装置3と第2の端末通信部23との情報を中継するた
めに信号の変復調処理や電話回線の接続や切断処理を行
う。
【0032】次に第1の実施例における動作を詳しく示
す。通常時の端末装置1とセンタ装置3との通信は、従
来例と同様にセンタ装置3からの検針は、第1の端末網
制御装置2Aによって以下の手順で中継される。
【0033】(1)オペレータは、センタ装置3におい
て第1の検針メータ1Aへの検針要求を行うための操作
を行う。またはセンタ装置3内部の適用業務プログラム
は、そこに記述された第1の検針メータ1Aへの検針要
求を行うためのコマンドを実行することで、第1の端末
網制御装置2Aに対して電話回線を介して接続要求を行
う。
【0034】(2)第1の端末網制御装置2Aの第1の
通信中継部22は、センタ装置3からの接続要求に応じ
て接続を行う。接続の方法は通常の公衆電話網サービス
による方法やノーリンギング通信サービスを用いた方法
などが用いられる。
【0035】(3)センタ装置3は、第1の端末網制御
装置2Aと接続すると検針要求信号を送信する。
【0036】(4)第1の通信中継部22は、検針要求
信号を受信するとこれを第1の端末通信部21を介して
第1の検針メータ1Aへ送出する。
【0037】(5)第1の検針メータ1Aの通信制御部
12は、第1の端末網制御装置2Aから通信先切り換え
部11を介して検針要求信号を受けとると、検針制御部
13から検針値を読み出して送信情報として生成し、通
信先切り換え部11を介して第1の端末網制御部2Aへ
検針値を送出する。
【0038】(6)第1の端末網制御装置2Aは、第1
の端末通信部21を介して第1の検針メータ1Aから受
けた検針値を第1の通信中継部22によって電話回線へ
送信することでセンタ装置3へ通知する。
【0039】(7)センタ装置3は、受信した検針値が
正常なデータであれば、終了信号を送信し、回線を切断
する。
【0040】(8)第1の端末網制御装置2Aは、終了
信号を受信すると検針要求信号と同様に、これを第1の
検針メータ1Aに送出する。
【0041】(9)第1の検針メータ1Aは、あらかじ
め定めた時間内に終了信号を受けると通信を正常終了す
る。
【0042】ところが、通信制御部12は、受信信号が
異常であったりあらかじめ定めた時間以内に終了信号を
受信しない時には、通信先切り換え部11を制御して通
信先を第2の端末網制御装置2Bに切り換える。その
後、検針メータ1は、第2の端末網制御装置2Aを介し
てセンタ装置3との通信を行い、第1の端末網制御装置
2Aとの通信が異常であることを通報する。また、セン
タ装置3は、第1の端末網制御装置2Aが正常に動作す
るまで、第2の端末網制御装置2Bを介して検針メータ
1との通信を行うことによって検針を行う。
【0043】上述のように本実施例の自動検針システム
においては、検針メータの通信中継先を第2の端末網制
御装置に切り換えることによって、第1の端末網制御装
置の故障や電話線の切断時でも検針や通報を行うことが
できる。
【0044】図2は、本発明の第2の実施例における自
動検針システムの構成図である。本実施例の第1の実施
例との違いは、検針メータ1が第2の端末網制御装置2
Bとは有線接続されていない点である。検針メータ1に
おいて、11の通信先切り換え部は、第2の端末網制御
装置2Bとの通信を開始するときにリンク要求信号を送
出してリンク接続されると第2の端末網制御装置2Bと
無線通信を行う機能を備え、第2の端末網制御装置2B
の第2の端末通信部23は、端末装置1からのリンク要
求信号を受信して端末装置1とのリンク接続を行い端末
装置1との無線通信を行う機能を備えている。
【0045】次に第2の実施例における動作を示す。通
常時は従来例と全く同様ある。ところが、検針メータ1
の通信制御部12が、あらかじめ定めた時間以内に終了
信号を受信しない時には、以下の手順で処理を行う。
【0046】(1)通信制御部12は、通信先切り換え
部11を制御して通信先を第2の端末網制御装置2Bに
切り換える。
【0047】(2)通信制御部12は、第1の端末網制
御装置2Aの通信異常を通知するために異常通知信号を
生成して通信先切り換え部11へ送出する。
【0048】(3)通信先切り換え部11は、第2の端
末網制御装置2Bとの通信の開始なので、第2の端末網
制御装置2Bに対してリンク接続要求信号を送出する。
【0049】(4)第2の端末網制御装置2Bの第2の
端末通信部23は、端末装置1からのリンク接続要求信
号を受信すると、端末装置1とのリンク接続を行う。
【0050】(5)通信先切り換え部11は、第2の端
末網制御装置2Bとのリンクが接続されると、異常通知
信号を第2の端末網制御装置2Bを介してセンタ装置3
に送信する。
【0051】(6)センタ装置3は、電話回線を介して
第2の端末網制御装置2Bから異常通知信号を受信する
ことで第1の端末網制御装置2Aの通信異常を検知す
る。
【0052】また、センタ装置3は、第1の端末網制御
装置2Aが正常に動作することを通知されるまで、電話
回線を介して第2の端末網制御装置2Bに接続し、さら
に第2の端末網制御装置2Bを介して検針メータ1との
通信を行うことによって検針を行う。
【0053】上述のように本実施例の自動検針システム
においては、検針メータと第2の端末網制御装置は無線
で接続されるので配線の必要がなく、また、検針メータ
から第2の端末網制御装置を介して通信異常をセンタ装
置に通報することができる。
【0054】図3は、本発明の第3の実施例における自
動検針システムの構成図である。本実施例の第2の実施
例との違いは、第1の端末網制御装置2Aに、第2の端
末網制御装置2Bと無線による情報の送受信を行う第1
の無線通信部25を備え、第1の端末通信部21が、第
2の検針メータ1Bとの通信を開始するときにリンク要
求信号を送出して通信を行ったり第1の検針メータとの
信号の送受信を行う機能を備え、第2の端末網制御装置
2Bに、第1の端末網制御装置2Aと無線による情報の
送受信を行う第2の無線通信部26を備え、第2の端末
通信部23が、第1の検針メータ1Aとの通信を開始す
るときにリンク要求信号を送出して通信を行ったり第2
の端末装置1Bとの信号の送受信を行う機能を備え、検
針メータ1Aにおいて、第1の通信先切り換え部11A
が、第2の端末網制御装置2Bからのリンク要求信号を
受信してリンクを接続して信号の送受信を行う機能を備
え、検針メータ1Bにおいて、第2の通信先切り換え部
11Bが、第1の端末網制御装置2Aからのリンク要求
信号を受信してリンクを接続して信号の送受信を行う機
能を備えている点である。
【0055】次に第3の実施例における動作を示す。通
常時の動作は従来例と全く同様ある。ところが、第1の
端末網制御装置2Aが、電話線の切断などのためにセン
タ装置3との通信ができなくなったり、端末装置1Aと
の通信ができなくなった時には、以下の手順で処理を行
う。
【0056】(1)第1の端末網制御装置2Aの通信中
継部22は、センタ装置3との通信ができなくなったり
端末通信部21を介した端末装置1Aとの通信ができな
くなると、第1の無線通信部25を介して異常通報信号
を送出する。
【0057】(2)第2の端末網制御装置2Bの無線通
信部26は、第1の端末網制御装置2Aからの異常通報
信号を受信すると、これを第2の通信中継部24を介し
てセンタ装置へ送信する。
【0058】(3)センタ装置3は、第1の端末網制御
装置2Bより異常通報信号を受信すると第1の端末装置
1Aへの通信に異常が発生していることを認知する。
【0059】(4)センタ装置3は、第1の端末装置1
Aの検針を行うときは、第1の端末網制御装置2Aが正
常に動作することを通知されるまで、電話回線を介して
第2の端末網制御装置2Bに接続して第1の端末装置1
Aの検針要求信号をする。
【0060】(5)第2の端末網制御装置2Bの第2の
通信中継部24は、センタ装置3から第1の端末装置1
Aに対する検針要求信号を受信すると、第2の端末通信
部23を介して検針メータ1Aとの無線リンクを接続し
て通信を行うことによって検針を行う。
【0061】検針メータ1Bと第2の端末網制御装置2
Bを介したセンタ装置3との通信に異常が発生した場合
も同様に、センタ装置3は第1の端末網制御装置2Aか
らの通報信号によって認知し、第1の端末網制御装置2
Aを介して第2の端末装置1Bの検針を行う。
【0062】なお、第1および第2の実施例の場合も、
第2の端末網制御装置に第2の端末装置1Bを接続した
第3の実施例と同様の構成をとることも考えられる。
【0063】また、これまでの実施例では第1の検針メ
ータに接続された第1の端末網制御装置と第2の端末網
制御装置の間での関係を示したが、例えば第1の端末網
制御装置の通信異常があれば第2の端末網制御装置を介
してセンタ装置との通信を行い、第2の端末網制御装置
にも通信異常があれば第3の端末網制御装置を介すると
いうように、異常時の通信先の優先順位を設定すること
で切り換える先を2つ以上にしても同様な手順で異常通
報や検針を行うことができる。
【0064】上述のように本実施例の自動検針システム
においては、第1の端末網制御装置を介した第1の端末
装置との通信異常を第2の端末網制御装置によってセン
タ装置へ通報することができる。
【0065】図4は、本発明の第4の実施例におけるテ
レコントロールシステムの構成図である。
【0066】同図において、4は設備機器としてのガス
機器で、その動作状況を送信したり受信信号により動作
制御する機能を備えている。41は機器通信制御部で、
検針メータ1または端末網制御装置2からの信号を受信
したり、検針メータ1への機器状態等の送信や端末網制
御装置2への異常通報の送信を行う。42は機器制御部
で、ガス機器の本来の動作を行い、機器通信制御部41
からの信号に従って機器を制御したり、機器の状態を機
器通信制御部41へ送出したりする。また、検針メータ
1の通信制御部12は、検針制御部13と端末網制御装
置2との通信の中継を行うだけでなくガス機器4との信
号の送受信を行う。さらに、端末網制御装置2の端末通
信部21は、検針メータ1との信号の送受信を行うだけ
でなくガス機器4との信号の送受信を行う。
【0067】次に第4の実施例における動作を示す。セ
ンタ装置3から検針メータ1に対する検針や検針メータ
1からセンタ装置3に対する通報は従来例と全く同様の
手順で行う。
【0068】また、ガス機器4からの信号送出は、以下
のように行われる。ガス機器4の機器制御部42は、機
器の動作状態の変化時や一定時間毎に機器の動作状況信
号を機器通信制御部41へ送出し、機器の故障等の異常
時には機器異常信号を機器通信制御部41へ送出する。
機器通信制御部41は、動作状況信号を受けるとこれを
検針メータ1へ送信する。検針メータ1の通信制御部1
2は、ガス機器4から動作状況信号を受信してガス機器
4の異常の有無を判断して検針制御部13によって供給
源の遮断制御を行ったり端末網制御装置2への異常通報
信号の送信を行う。機器通信制御部41は、機器制御部
42より機器異常信号を受けるとこれを端末網制御装置
2へ送信する。端末網制御装置2の端末通信部21は、
検針メータ1から異常通報信号を受信したりガス機器4
からの機器異常信号を受信すると、その信号を通信中継
部22を介してセンタ装置3へ送信する。さらに、セン
タ装置3は、端末網制御装置2を介して直接にガス機器
4と通信することで、ガス機器4の詳細情報を読み出し
たり制御したりする。
【0069】上述のように本実施例のテレコントロール
システムにおいては、ガス機器から直接端末網制御装置
を介してセンタ装置へ機器異常通報を行うことができ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明のテレコントロールシステムは、
第1の構成によって、端末装置が第1の端末網制御装置
を介したセンタ装置との通信ができなくなっても、第2
の端末網制御装置を介して通信を行うことによってセン
タ装置からの検針や端末装置からの通報を行うことがで
きるため、検針不可能になることやガス漏れ警報を通報
できなくなる可能性が減るので保守や安全向上に非常に
有効である。
【0071】また、第2の構成によって、第2の端末網
制御装置と端末装置の間は無線で通信できるので、第1
の端末網制御装置および端末装置と第2の端末網制御装
置とを家屋間のような離れた場所に設置することが可能
になる。
【0072】また、第3の構成によって、端末装置が第
2の端末網制御装置へリンク接続を要求することによ
り、第2の端末網制御装置は端末網制御装置と接続して
通信を行えるので、端末装置が第1の端末網制御装置を
介した通信ができなくなったことを第2の端末網制御装
置を介してセンタ装置へ通報することができ、センタ装
置で電話回線や第1の端末網制御装置の異常を速やかに
認知することが可能になる。
【0073】また、第4の構成によって、第1の端末網
制御装置と第2の端末網制御装置の間で無線で通信する
ことができるので、一方の端末網制御装置の通信異常を
他方の端末網制御装置へ送信することでセンタ装置に通
信異常を通報することができ、センタ装置で電話回線や
端末装置の異常を速やかに認知することが可能になる。
【0074】また、第5の構成により、設備機器の故障
通知を端末装置を介さずに端末網制御装置からセンタ装
置に通報できるので、センタ装置が設備機器の異常を速
やかに認知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレコントロー
ルシステムのブロック構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるテレコントロー
ルシステムのブロック構成図
【図3】本発明の第3の実施例におけるテレコントロー
ルシステムのブロック構成図
【図4】本発明の第4の実施例におけるテレコントロー
ルシステムのブロック構成図
【図5】従来のテレコントロールシステムの構成図
【符号の説明】
1 検針メータ(端末装置) 2 端末網制御装置 3 センタ端末 4 ガス機器(設備機器) 11 送信先切り換え部 12 通信制御部 13 検針制御部 21 第1の端末通信部 22 第1の通信中継部 23 第2の端末通信部 24 第2の通信中継部 25 第1の無線通信部 26 第2の無線通信部 41 機器通信制御部 42 機器制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 嗣朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の入出力を行う端末装置と、前記端末
    装置の制御を行うセンタ装置と、前記端末装置に接続さ
    れ電話回線を介し前記センタ装置との通信を中継する端
    末網制御装置で構成されるテレコントロールシステムに
    おいて、前記端末装置は、情報の送受信先を第1の端末
    網制御装置か第2の端末網制御装置かに切り換えて情報
    の送受信を行う通信先切り換え部と、送信情報の生成や
    受信情報の解析および前記通信先切り換え部の制御を行
    う通信制御部とを備え、前記第1の端末網制御装置は、
    前記端末装置と情報の送受信を行う第1の端末通信部
    と、電話回線を介して前記センタ装置と前記第1の端末
    通信部との情報の送受信の中継を行う第1の通信中継部
    とを備え、前記第2の端末網制御装置は、前記端末装置
    と情報の送受信を行う第2の端末通信部と、電話回線を
    介し前記センタ装置と前記端末通信部との情報の送受信
    の中継を行う第2の通信中継部とを備えたテレコントロ
    ールシステム。
  2. 【請求項2】端末装置の通信先切り換え部が通信先を第
    2の端末網制御装置に切り換えたときは、第2の通信中
    継部は、前記端末装置と無線で送受信を行う請求項1記
    載のテレコントロールシステム。
  3. 【請求項3】端末装置の通信先切り換え部が第2の端末
    網制御装置との通信を開始するときは、第2の端末通信
    部は、前記端末装置から無線でリンク要求信号を受信し
    送受信を行う請求項1記載のテレコントロールシステ
    ム。
  4. 【請求項4】第1の端末網制御装置には、第1の通信中
    継部に接続され第2の端末網制御装置と無線による送受
    信を行う第1の無線通信部を備え、前記第2の端末網制
    御装置には、第2の通信中継部に接続され前記第1の端
    末網制御装置と無線による送受信を行う第2の端末通信
    部を備えた請求項1記載のテレコントロールシステム。
  5. 【請求項5】端末装置と接続すると共に電話回線を介し
    センタ装置と接続し中継する端末網制御装置と、機器の
    制御を行う機器制御部と、その機器制御部に接続されて
    情報の送受信先を前記端末装置か前記端末網制御装置か
    に切り換えて信号の送受信を行う機器通信制御部とを備
    えた設備機器とで構成されたテレコントロールシステ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005326A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Omron Corp 通知システム、通知システムの端末装置、主制御装置、バックアップ装置、通知方法、プログラムおよび記録媒体
JP2010187328A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 遠隔検針システム
JP2014123790A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Sharp Corp 無線テレメータシステム

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