JPH06334766A - 遠隔制御装置 - Google Patents
遠隔制御装置Info
- Publication number
- JPH06334766A JPH06334766A JP12283693A JP12283693A JPH06334766A JP H06334766 A JPH06334766 A JP H06334766A JP 12283693 A JP12283693 A JP 12283693A JP 12283693 A JP12283693 A JP 12283693A JP H06334766 A JPH06334766 A JP H06334766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slave station
- command
- station
- master station
- instruction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話回線の占有時間を短くしながら親局が子
局を介して制御対象の応動状態を確認すること。 【構成】 親局1が電話回線2を通じて子局3に命令を
与えると、これに応じて子局3は子局側装置4を制御す
る。その応動信号をタイマ32bの時間毎に入力部34
を介して入力し、メモリ32aに記憶した命令と比較
し、応動信号に対応する命令と不一致のとき、子局3が
親局1に電話をかけて警報信号を送信する。 【効果】 命令の出力時と警報の出力時とのみ回線が占
有されるので占有時間が短くなり、しかも親局が応動結
果を確認することができる。
局を介して制御対象の応動状態を確認すること。 【構成】 親局1が電話回線2を通じて子局3に命令を
与えると、これに応じて子局3は子局側装置4を制御す
る。その応動信号をタイマ32bの時間毎に入力部34
を介して入力し、メモリ32aに記憶した命令と比較
し、応動信号に対応する命令と不一致のとき、子局3が
親局1に電話をかけて警報信号を送信する。 【効果】 命令の出力時と警報の出力時とのみ回線が占
有されるので占有時間が短くなり、しかも親局が応動結
果を確認することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は親局と子局とを電話回
線で結び、親局からの命令を受けて子局が制御対象を制
御するように成された遠隔制御装置に関するものであ
る。
線で結び、親局からの命令を受けて子局が制御対象を制
御するように成された遠隔制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線を用いた遠隔制御装
置として、ビルの空調やボイラ等の装置の発停、その他
の遠隔操作を行うものが知られている。このような遠隔
制御装置においては、親局が子局に電話をかけた後、命
令を出して制御対象を遠隔操作したとき、制御対象が命
令通りに動作したか否かを親局が確認しないことが多
い。
置として、ビルの空調やボイラ等の装置の発停、その他
の遠隔操作を行うものが知られている。このような遠隔
制御装置においては、親局が子局に電話をかけた後、命
令を出して制御対象を遠隔操作したとき、制御対象が命
令通りに動作したか否かを親局が確認しないことが多
い。
【0003】また、どうしても確認する必要がある場合
は次の2つの方法が用いられている。 (1)子局が制御対象の動作を確認し、その結果を親局
に伝える。その場合、命令を出してから確認がとれるま
で電話回線を接続したままにして置く。
は次の2つの方法が用いられている。 (1)子局が制御対象の動作を確認し、その結果を親局
に伝える。その場合、命令を出してから確認がとれるま
で電話回線を接続したままにして置く。
【0004】(2)親局は命令を出したあと一旦回線を
遮断し、制御対象の動作の確認がとれる頃を見計らって
再び親局が電話をかけて子局を呼び出し、確認の結果を
調べる。
遮断し、制御対象の動作の確認がとれる頃を見計らって
再び親局が電話をかけて子局を呼び出し、確認の結果を
調べる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話回線を用い
た遠隔制御装置では、親局が動作の確認をとらない場合
は電話回線の使用時間としては命令を出すときのみの短
い時間で済むが、制御対象が命令通り動作したか否かを
確認しないまま次の命令を出したりすると不都合が生じ
ることがある。
た遠隔制御装置では、親局が動作の確認をとらない場合
は電話回線の使用時間としては命令を出すときのみの短
い時間で済むが、制御対象が命令通り動作したか否かを
確認しないまま次の命令を出したりすると不都合が生じ
ることがある。
【0006】また、確認をとる場合、上記(1)の方法
では、回線を接続している時間が長くなる。特に、制御
対象の応動に時間がかかる場合(例えばボイラの停止命
令に対してボイラが完全に停止するまでには時間がかか
る)には、回線がふさがって他の子局等との通信が行え
なくなると共に電話料金もかさむ等の問題があった。
では、回線を接続している時間が長くなる。特に、制御
対象の応動に時間がかかる場合(例えばボイラの停止命
令に対してボイラが完全に停止するまでには時間がかか
る)には、回線がふさがって他の子局等との通信が行え
なくなると共に電話料金もかさむ等の問題があった。
【0007】また、上記(2)の方法は、回線の占有時
間は(1)の場合より短かくて済むが、親局は1つの命
令に対して常に2回以上電話をかけなくてはならず、そ
の分だけ回線の使用時間が増えると共に、次の命令を出
すまで時間がかかったりして、操作の手順が複雑になる
という問題があった。
間は(1)の場合より短かくて済むが、親局は1つの命
令に対して常に2回以上電話をかけなくてはならず、そ
の分だけ回線の使用時間が増えると共に、次の命令を出
すまで時間がかかったりして、操作の手順が複雑になる
という問題があった。
【0008】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、電話回線の使用時間を短くしなが
ら制御対象の動作の確認をとることのできる子局として
の制御装置を提供することを目的としている。
めになされたもので、電話回線の使用時間を短くしなが
ら制御対象の動作の確認をとることのできる子局として
の制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遠隔制御
装置は、制御対象からの応動信号に基づいて動作状況を
監視し、命令通りに動作が行われていない場合、回線接
続を行なって親局に信号を送るようにしたものである。
装置は、制御対象からの応動信号に基づいて動作状況を
監視し、命令通りに動作が行われていない場合、回線接
続を行なって親局に信号を送るようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明における遠隔制御装置は、制御対象が
命令通りに動作しなかった場合にのみ、子局側から親局
を呼び出してその旨を知らせるので、回線の使用時間が
短く、かつ親局は確実に動作の確認をとることができ
る。
命令通りに動作しなかった場合にのみ、子局側から親局
を呼び出してその旨を知らせるので、回線の使用時間が
短く、かつ親局は確実に動作の確認をとることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は親局、2は一般公衆用の電話
回線(以下、回線と言う)、3は回線2を通じて親局1
と通信を行う子局、4は親局1の命令に応じて子局3を
介して制御される制御対象であり、以下、子局側装置と
呼ぶものとする。尚、子局3は複数個が回線2を通じて
接続されているが、ここでは1個のみ図示されている。
する。図1において、1は親局、2は一般公衆用の電話
回線(以下、回線と言う)、3は回線2を通じて親局1
と通信を行う子局、4は親局1の命令に応じて子局3を
介して制御される制御対象であり、以下、子局側装置と
呼ぶものとする。尚、子局3は複数個が回線2を通じて
接続されているが、ここでは1個のみ図示されている。
【0012】親局1において、11は子局側装置4を遠
隔操作する命令を出す操作命令部、12は命令信号を変
調して送信すると共に子局3からの信号を復調するモデ
ム、13はモデム12で復調した信号に基づいて警報を
表示する警報表示部である。
隔操作する命令を出す操作命令部、12は命令信号を変
調して送信すると共に子局3からの信号を復調するモデ
ム、13はモデム12で復調した信号に基づいて警報を
表示する警報表示部である。
【0013】子局3において、31は親局1からの命令
信号を復調すると共に子局側から送信する信号を変調す
るモデム、32は命令に応じて子局側装置4を制御する
制御手段であると共に、子局側装置4からの応動信号に
基づいて子局側装置4を監視し、命令通りに動作が行わ
れなかった場合に親局1を呼び出して信号を送出する監
視手段としての制御監視部、32aは制御監視部32内
に設けたメモリ、32bは同じくタイマである。
信号を復調すると共に子局側から送信する信号を変調す
るモデム、32は命令に応じて子局側装置4を制御する
制御手段であると共に、子局側装置4からの応動信号に
基づいて子局側装置4を監視し、命令通りに動作が行わ
れなかった場合に親局1を呼び出して信号を送出する監
視手段としての制御監視部、32aは制御監視部32内
に設けたメモリ、32bは同じくタイマである。
【0014】33は制御監視部32からの命令に応じた
制御信号を子局側装置4に出力する出力部、34は子局
側装置4からの応動信号を制御監視部32に入力する入
力部である。
制御信号を子局側装置4に出力する出力部、34は子局
側装置4からの応動信号を制御監視部32に入力する入
力部である。
【0015】次に上記構成による動作について図2のA
〜Hに沿って説明する。 A.親局1は操作命令部11において出力すべき命令を
判断し、選択する。
〜Hに沿って説明する。 A.親局1は操作命令部11において出力すべき命令を
判断し、選択する。
【0016】B.親局1は子局3をダイヤル呼び出しし
て回線2を接続する。
て回線2を接続する。
【0017】C.回線接続後、上記選択した命令を出力
し、モデム12で変調した後、命令信号として回線2に
送出する。子局3は命令信号を復調して制御監視部32
に送る。
し、モデム12で変調した後、命令信号として回線2に
送出する。子局3は命令信号を復調して制御監視部32
に送る。
【0018】D.親局1は命令を送出した後、回線2を
遮断する。子局3は命令に応じた制御信号を制御監視部
32から出力部33を介して子局側装置4に与えると共
に、命令をメモリ32aに記憶し、さらにタイマ32b
を始動する。
遮断する。子局3は命令に応じた制御信号を制御監視部
32から出力部33を介して子局側装置4に与えると共
に、命令をメモリ32aに記憶し、さらにタイマ32b
を始動する。
【0019】E.制御監視部32は子局側装置4のセン
サ等からフィールドバックされて来る応動信号を入力部
34を介して入力する。タイマ32bがタイムアップす
ると、入力した応動信号とメモリ32aに記憶した命令
とを比較し、応動信号に対応する命令と記憶した命令と
が一致すれば正常状態であるとして次の命令を待つ。ま
た、上記比較の結果が不一致であれば、次のFに進む。
サ等からフィールドバックされて来る応動信号を入力部
34を介して入力する。タイマ32bがタイムアップす
ると、入力した応動信号とメモリ32aに記憶した命令
とを比較し、応動信号に対応する命令と記憶した命令と
が一致すれば正常状態であるとして次の命令を待つ。ま
た、上記比較の結果が不一致であれば、次のFに進む。
【0020】F.監視制御部32は上記不一致の比較結
果を受けて親局1にダイヤルして回線2を接続する。
果を受けて親局1にダイヤルして回線2を接続する。
【0021】G.制御監視部32は上記不一致の結果に
応じた応動警報データ等の信号を出力し、この信号はモ
デム31で変調されて送出される。
応じた応動警報データ等の信号を出力し、この信号はモ
デム31で変調されて送出される。
【0022】H.親局1は上記信号をモデム12で復調
し、警報表示部13に送り、警報が表示される。子局1
は上記信号を送出すると回線2を遮断して、次の命令を
待つ。
し、警報表示部13に送り、警報が表示される。子局1
は上記信号を送出すると回線2を遮断して、次の命令を
待つ。
【0023】以上のように、親局1は子局側装置4の応
動に異常があったことを確実に知ることができる。ま
た、親局1が回線2を占有するのは命令を出すときのみ
でよく、さらに子局3は異常があったときのみ回線2を
使用し、正常なときは回線2を使用しなくてよいので、
全体として回線2の占有時間を短くすることができる。
動に異常があったことを確実に知ることができる。ま
た、親局1が回線2を占有するのは命令を出すときのみ
でよく、さらに子局3は異常があったときのみ回線2を
使用し、正常なときは回線2を使用しなくてよいので、
全体として回線2の占有時間を短くすることができる。
【0024】また、子局側装置4の応動時間がまちまち
なものに対してはタイマ32bの設定値を変更すること
によって対応することができ、その場合も回線2の占有
時間は同じである。
なものに対してはタイマ32bの設定値を変更すること
によって対応することができ、その場合も回線2の占有
時間は同じである。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、制御対象からの応動
信号に基づいて、制御対象が命令通りに動作しなかった
場合に子局側から親局に電話をかけて信号を送るように
構成したことにより、親局は制御対象の動作を確認する
ことができると共に、電話回線の占有時間を大巾に短縮
することができる効果が得られる。
信号に基づいて、制御対象が命令通りに動作しなかった
場合に子局側から親局に電話をかけて信号を送るように
構成したことにより、親局は制御対象の動作を確認する
ことができると共に、電話回線の占有時間を大巾に短縮
することができる効果が得られる。
【図1】この発明の一実施例による遠隔制御装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】上記遠隔制御装置の動作説明図である。
1 親局 2 電話回線 3 子局 4 子局側装置(制御対象) 32 制御監視部(制御手段、監視手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 親局から電話回線を通じて子局に命令を
送り、この命令に応じて上記子局が制御対象を制御する
遠隔制御装置において、上記命令を受けて上記制御対象
を制御する制御手段と、上記制御対象からの応動信号に
基づいて上記制御対象の動作を監視し、上記命令に応じ
た動作が行われなかったとき、信号を上記電話回線を通
じて親局に伝える機能を有する監視手段とを前記子局に
備えたことを特徴とする遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12283693A JPH06334766A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12283693A JPH06334766A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 遠隔制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06334766A true JPH06334766A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14845839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12283693A Pending JPH06334766A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06334766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000211837A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-08-02 | Inventio Ag | エレベ―タ設備の遠隔制御 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12283693A patent/JPH06334766A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000211837A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-08-02 | Inventio Ag | エレベ―タ設備の遠隔制御 |
JP4498497B2 (ja) * | 1998-09-17 | 2010-07-07 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | エレベータ設備の遠隔制御 |
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