JP4815484B2 - 蓋物部品及び蓋物部品の製造方法 - Google Patents

蓋物部品及び蓋物部品の製造方法 Download PDF

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この発明は自動車や大型家電製品等に用いる所謂蓋物といわれる開口部を覆う蓋状の蓋物部品を補強する構造にかかり、詳細には、蓋物部品を製造する際に製造工程を少なくして効率の良い蓋物部品の補強構造に関する。
例えば自動車のドアやボンネットは、開口部を開閉させるための蓋物といわれる部品であり蓋物部品という。
以下、バックドアを例に従来例を説明する。
従来の蓋物部品100はハッチバック開口を開閉可能なバックドアであり、従来例図である図4に表すように、開口部の内側となるインナーパネル101と、開口部の外側となるアウターパネル102とを合わせて形成し、インナーパネル101及びアウターパネル102はポリプロピレンを成形加工されてなる。
インナーパネル101とアウターパネル102との間には、蓋物部品100の剛性を確保するために鋼板リンフォースR/Fを、剛性が確保できる位置に固定される。更に、蓋物部品100を開口部に取り付けて開閉可能とするためのヒンジ103が上部に取り付けられる。更に下部には、蓋物部品100が開口部を閉塞した状態でロック可能なように鋼板ロック104を設ける。
このような構造を持つ蓋物部品100では、リンフォースR/Fはインナーパネルにボルトにより締結していた。またヒンジ103や鋼板ロック104も同様にボルト等によりインナーパネル101へ固定していた。
インナーパネル101へリンフォースR/F等を締結固定した後に、インナーパネル101の周囲部等所定の場所にウレタン接着剤105を塗布し、図5に表すようにインナーパネル101とアウターパネル102とを接着固定して蓋物部品100を製造していた。また、リアウィンドーは、アウターパネル102の開口部周囲にやはりウレタン接着剤105を塗布し、ウィンドーガラス106をアウターパネル102へ接着固定していた。
は、製造後の従来の蓋物部品100を表全体斜視説明図であり、図6図5のA−A線断面説明図である。図6から判るとおり、従来の蓋物部品100は、インナーパネル101とアウターパネル102との間にリンフォースR/Fが位置されており、図には表れないが、リンフォースR/Fは他の部位でインナーパネル101と強固に締結されている必要があった。
上記のように蓋物部品100を形成する場合、リンフォースR/Fをボルト締結する工程を経て後、インナーパネル101及びアウターパネル102を接着固定する工程とを必要とし、製造にはこの2工程が必須となっていた。
また、リンフォースR/Fは、インナーパネル101及びアウターパネル102並びに接着剤105が軽量な素材であるにも拘らず鋼板により形成しているので、全体の重量に占める割合が大きく、樹脂成形した蓋物部品100の総重量をそれほど軽いものにできないという問題点を有した。
この発明は、上記問題点に鑑み、樹脂成形した蓋物部品100の総重量を更に軽減すると共に製造工程を簡略化可能な蓋物部品を提供する。
本発明の蓋物部品は、樹脂成形されたインナーパネルと、前記インナーパネルに対して位置固定され、前記インナーパネルとの間に間隙を形成するアウターパネルと、前記間隙内に位置し、複数の発泡孔が穿設される金属体と、前記金属体に内包され、加熱されることによって発泡し冷却時に当接した部位に接着して硬化する発泡性接着剤であって、前記インナーパネルと前記アウターパネルとが付き合わされた状態で前記金属体に通電することによって加熱発泡し前記発泡孔から出て前記インナーパネルと前記アウターパネルと前記金属体との間に入り込み、前記金属体を介して前記インナーパネル及び前記アウターパネルを接着固定させる発泡性接着剤と、を有する。
本発明の蓋物部品の製造方法は、樹脂成形されたインナーパネルにアウターパネルを接着固定して形成される蓋物部品の製造方法であり、加熱によって発泡し冷却時に当接した部位に接着して硬化する発泡性接着剤を内包し複数の発泡孔が穿設された金属体を、前記インナーパネル及び前記アウターパネルの間に設置する段階と、前記インナーパネルと前記アウターパネルとを付き合わせて位置固定する段階と、前記金属体に通電することで前記発泡性接着剤を加熱発泡させ前記発泡孔からはみ出させて前記インナーパネルと前記アウターパネルと前記金属体との間に入り込ませ、前記金属体を介して前記インナーパネルと前記アウターパネルとを接着固定させる段階と、を有する。
上記発明では、樹脂成形されたインナーパネルとアウターパネルとを有らせた状態で、金属体により形成される発泡接着剤包含金属体に通電し、発泡接着剤包含金属体に内包する発泡性接着剤を発泡させる。すると、発泡された発泡性接着剤は発泡接着剤包含金属体内に収まらなくなり金属体に穿設した発泡孔から外部へとはみ出して膨張を続けることとなる。
膨張した発泡性接着剤は、発泡接着剤包含金属体外でインナーパネル及びアウターパネルに到達して発泡接着剤包含金属体を包含してインナーパネル及びアウターパネルを接着固定する。
すると、インナーパネルとアウターパネルとが接着されると共に、接着された両パネル間で金属体である発泡接着剤包含金属体が位置固定される。従って、発泡接着後の蓋物部品は、インナーパネル、アウターパネル、発泡接着剤包含金属体、発砲後の発泡性接着剤によって構成され、それぞれが接着固定されることで蓋物部品に必要な剛性を備えている。尚、これとは別に、剛性を必要とする場合にはリンフォースを設ける場合もある。
また、発泡接着剤包含金属体としてリンフォースを用いて良い。
この場合、剛性確保等の目的で使用されるリンフォースが発泡接着剤包含金属体を兼ねるので、部品点数を減らすことができる。
そしてこの場合には、樹脂成形されたインナーパネルとアウターパネルとを有らせた状態で、金属体により形成されるリンフォースに通電し、リンフォースに内包する発泡性接着剤を発泡させる。すると、発泡された発泡性接着剤はリンフォース内に収まらなくなり金属体に穿設した発泡孔から外部へとはみ出して膨張を続けることとなる。
膨張した発泡性接着剤は、リンフォース外でインナーパネル及びアウターパネルに到達してリンフォースを包含してインナーパネル及びアウターパネルを接着固定する。
すると、インナーパネルとアウターパネルとが接着されると共に、接着された両パネル間で金属体であるリンフォースが位置固定される。従って、発泡接着後の蓋物部品は、インナーパネル、アウターパネル、リンフォース、発砲後の発泡性接着剤によって構成され、それぞれが接着固定されることで蓋物部品に必要な剛性を備えている。
従って、この発明によれば、蓋物部品の製造工程が、インナーパネルとアウターパネルとの間にリンフォースを位置させた状態でインナーパネルとアウターパネルとを突き合わせて位置させた状態で通電するだけで製造可能となり、ボルトによる締結等を有する従来の製造工程に比し短時間で製造が可能となるという効果を有する。そして、リンフォースの固定とウレタン接着時によるインナーパネルとアウターパネルとの接着を同時に下降可能となるため、作業時間の短縮に加え製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、蓋物部品が発泡性接着剤によってインナーパネルとアウターパネルとの間にリンフォースを包含した状態で固定されるので、リンフォースに複数の発泡孔を有するものの、金属体内に包含されて固まった発泡性接着剤によって更に補強されるので、充分な剛性を得ることが可能となり、且つ、軽量化を図れるという効果を有する。
更にまた、この発明に用いる発泡性接着剤に、低線膨張樹脂発泡剤を用いることにより、インナーパネル及びアウターパネルの熱膨張抑制が可能であり、インナーパネルとアウターパネルとの製造時の熱変形をも防止可能である。
以下に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施例を表す斜視組立説明図であり、図2は図1の一部拡大断面説明図であり(a)は加工前の状態を表し、(b)は加工後の状態を表し、図3はこの発明の部品の配置を表し、(a)は加工前を、(b)は加工後をそれぞれ表す。
1はこの発明にかかる蓋物部品である。蓋物部品1は、この実施例では自動車のハッチバック開口部を開閉するためのバックドアを蓋物部品1として説明するが、開口部に取り付けて開口部を被覆するための部品であれば、ハッチバック開口部以外のどの様な開口部に設けるものであってもよい。
蓋物部品1は、インナーパネル2とアウターパネル3とを付け合わせて固定して形成し、内部には蓋物部品1の剛性を得るためのリンフォース4を内包している。また、蓋物部品1は、この実施例ではバックドアなので、上部にリアウィンドー開口部11を開口してなり、従って、インナーパネル2及びアウターパネル3にもこの開口が穿設されている。尚、この実施例では、リンフォース4に発泡接着剤包含金属体を兼ねさせるので、リンフォース4が発泡接着剤包含金属体を構成する。
インナーパネル2は、樹脂により所定形状に成形されてなる。インナーパネル2を構成する樹脂は、この実施例ではポリプロピレングラスファイバーを用いてなる。インナーパネル2の周囲部及びリアウィンドー開口部11周囲部には、インナーパネル2をアウターパネル3と接着固定するためのウレタン接着剤5が塗布される。
アウターパネル3は、インナーパネル2と同様にポリプロピレンによって、アウターパネル3とインナーパネル2とを当接した際に両パネル2、3間に間隙を形成する所定形状に形成されてなる。また、アウターパネル3には、ウィンドー開口部11の周囲部に予めウレタン接着剤を塗布してバックウィンドーガラス31が予め接着される。なお、アウターパネル3は、ポリプロピレン以外に、ポリカーボネート樹脂やABS樹脂などにより形成しても良く、適宜選択されればよい。
リンフォース4は、左右対称な所定形状の2部品からなり、底部で鋼板ロック6によりより連結され、2部品それぞれの上部には鋼板ヒンジ7が固定される。なお、この実施例では、左右対称のリンフォース4へ、鋼板ロック6及び鋼板ヒンジ7を組立時にそれぞれ固定してリンフォース4全体の形状を形成したが、別工程などで予めリンフォース4へ鋼板ロック6及び鋼板ヒンジ7を固定しておいても良く、あるいはどちらか一方のみを予め固定しておいても良い。リンフォース4は、インナーパネル2とアウターパネル3との間隙形状に合わせた形状であれば良く、この実施例では左右対称の2部品からなるが、特に左右対称である必要はない。
上記のような形状を成すリンフォース4は、図3(a)に表すように、構造体となる金属板をプレス加工成形して形成したリンフォース本体41と、折曲加工されたリンフォース本体41内に内包される発泡性接着剤42とからなる。
リンフォース本体41は、複数の発泡孔43が内方まで貫通するように穿設されてなる。従って、リンフォース本体41は、剛性を備えながら且つ発泡孔43を穿設していれば良く、例えばパンチングメタルやエキスパンドメタル等をプレス成形して形成してもよい。但し発泡孔43は、リンフォース本体41に内包する発泡性接着剤42が発泡して発泡孔43からリンフォース本体41外部へ溢れ出したときに、リンフォース本体41全体を包み込んで、且つ、外方に位置するインナーパネル2及びアウターパネル3へと到達できるように、満遍なく穿設されているのが好ましい。従って、従来のような構造のリンフォースも利用可能であるが、従来のリンフォースに所々穿設されるような軽量化を目的とした孔のみでは足りない場合があるので、この場合には更に数の発泡孔43を穿設しておく。
リンフォース本体41に内包される発泡性接着剤42は、この発明では、低線膨張樹脂発泡剤であり、具体的にはエポキシ系の高剛性発泡接着剤を用いる。そして、発泡性接着剤42は、加熱されることで発泡し、冷却時には発泡時に当接した部位と接着して硬化し該部位と接着固定される。
尚、この実施例では、リンフォース4が発泡接着剤包含金属体を形成するので、発泡接着剤包含金属体を別途設けないが、リンフォース4としての機能を有しない金属体に複数の発泡孔を穿設し、該金属体に発泡性接着剤42を包含させてインナーパネル2及びアウターパネル3間に位置させるようにしても良い。この場合、発泡性接着剤42が比較的堅い場合には、金属体を所謂エキスパンドパネルなど、低剛性のものでも何ら支障はない。
鋼板ロック6は、従来同様、蓋物部品1を車輌のバックドア開口へ閉塞固定されるための部品である。鋼板ロック6は、従来の自動車同様に鋼板ロック6を開閉操作することでバックドアの開閉が可能となっている。鋼板ロック6は、従来の鋼板ロックと何ら変更ないが、2部品からなるリンフォース本体41を電気的に接続するために導電性部材から形成される。
鋼板ヒンジ7は、従来から用いられているヒンジと何ら変わらない。鋼板ヒンジ7は、金属体を成形してなり導電性を有している。鋼板ヒンジ7は、2部品からなるリンフォース本体41のそれぞれの上部に電気的に導通状態を保つように固定される。
従って、上記のように鋼板ロック6及び鋼板ヒンジ7を固定させたリンフォース本体41は、2つの鋼板ヒンジ7に電極をつなげて電圧を印加すると導通状態となる。
尚、この実施例では、リンフォース本体41を左右対称な2部品から形成して底部で鋼板ロック6が電気的に連結するように形成するが、リンフォース本体41を下部が連結されている1部品から形成してもよい。
8は電源である。電源8は、電圧を印加可能な一対の電極81を備える。電極81は、リンフォース4に取り付けられた2つの鋼板ヒンジ7それぞれ接続される。そして、電源8は、電圧を印加した際に発泡性接着剤42が発泡可能な電力を供給可能であればよい。
次に、上記のように形成する蓋物部品1の製造方法を順を追って説明する。
先ず、ウレタン接着剤5をインナーパネル2及びアウターパネル3の所定箇所へ塗布する。また、リンフォース4をインナーパネル2の所定位置に設置する。この時、リンフォース4には、それぞれのリンフォース本体41に鋼板ロック6及び鋼板ヒンジ7が予め固定されている。
この状態でアウターパネル3をインナーパネル2と付き合わせて位置固定する。
アウターパネル3には、予めウレタン接着剤5によってバックウィンドーガラス31が取り付けられている。
次いで、鋼板ヒンジ7に電源8の電極81を接続する。
この状態で、電源8により電気を印加すると、鋼板ヒンジ7を通してリンフォース4に電流が流れ、リンフォース本体41が加熱される。リンフォース本体41の加熱によってリンフォース本体41に内包された発泡性接着剤42が所定温度となり発泡される。
発泡性接着剤42が発泡すると、図2(b)及び図3(b)に表すように、膨張して体積を増した発泡性接着剤42がリンフォース本体41に穿設した発泡孔43から外部へと発泡を続け、やがて、インナーパネル2及びアウターパネル3へと到達することとなる。
この時、図2に表すようなリンフォース4周囲部が狭小の部位では、発泡性接着剤42がインナーパネル2とアウターパネル3との間隙に充満した状態となる。また、蓋物部品1の中間部のようにリンフォース4が設置されたインナーパネル2とアウターパネル3との間隙周囲部に大きく空間を有する部位でも、発泡性接着剤42が四方に発泡するので、少なくともインナーパネル2及びアウターパネル3側の発泡孔43から発泡して出た発泡性接着剤42は、他の周囲から発泡して出た発泡性接着剤42によって他方への行き場を制限されるので、インナーパネル2及びアウターパネル3へと到達することとなる。
そして、電源8による所定時間の通電を終了すると、発泡性接着剤42が冷却して硬化し、インナーパネル2とアウターパネル3とをリンフォース4のリンフォース本体41を介して接着させることとなり、蓋物部品1は所定の機械的強度を持って形成される。
この発明は、自動車等の開口部を被覆する蓋物部品の製造に利用可能である。
この発明の実施例を表す斜視組立説明図 図1の一部拡大断面説明図であり(a)は加工前の状態、(b)は加工後の状態 この発明の部品の配置を表し、(a)は加工前の状態、(b)は加工後の状態 従来例を表す斜視組立説明図 従来例の組立終了状態を表す斜視組立説明図 のA−A線断面を表す断面説明図
符号の説明
1 蓋物部品
11 リアウィンドー開口部
2 インナーパネル
3 アウターパネル
31 バックウィンドーガラス
4 リンフォース
41 リンフォース本体
42 発泡性接着剤
43 発泡孔
5 ウレタン接着剤
6 鋼板ロック
7 鋼板ヒンジ
8 電源
81 電極

Claims (6)

  1. 樹脂成形されたインナーパネルと、
    前記インナーパネルに対して位置固定され、前記インナーパネルとの間に間隙を形成するアウターパネル
    前記間隙内位置し、複数の発泡孔穿設される金属体と、
    前記金属体に内包され、加熱されることによって発泡し冷却時に当接した部位に接着して硬化する発泡性接着剤であって、前記インナーパネルと前記アウターパネルとが付き合わされた状態で前記金属体に通電することによって加熱発泡し前記発泡孔から出て前記インナーパネルと前記アウターパネルと前記金属体との間に入り込み、前記金属体を介して前記インナーパネル及び前記アウターパネルを接着固定させる発泡性接着剤と、
    を有する蓋物部品。
  2. 前記金属体は、前記間隙に合わせた形状を成すリンフォースであり、
    前記リンフォースに通電加熱して前記発泡性接着剤を発泡させ、前記リンフォースを介して前記インナーパネル及び前記アウターパネル接着固定さ、請求項1記載の蓋物部品。
  3. 樹脂成形されたインナーパネルにアウターパネルを接着固定して形成される蓋物部品の製造方法であり、
    熱によって発泡し冷却時に当接した部位に接着して硬化する発泡性接着剤を内包複数の発泡孔穿設された金属体を、前記インナーパネル及び前記アウターパネルの間に設置する段階と、
    前記インナーパネルと前記アウターパネルとを付き合わせて位置固定する段階と
    前記金属体に通電することで前記発泡性接着剤を加熱発泡させ前記発泡孔からはみ出させて前記インナーパネルと前記アウターパネルと前記金属体との間に入り込ませ、前記金属体を介して前記インナーパネルと前記アウターパネルとを接着固定させる段階と、
    を有する蓋物部品の製造方法。
  4. 前記金属体は、前記インナーパネルと前記アウターパネルとの間に形成された間隙に合わせた形状を成すリンフォースであり、
    前記リンフォースに通電加熱して前記発泡性接着剤を発泡させ、前記リンフォースを介して前記インナーパネル及び前記アウターパネル接着固定、請求項1記載の蓋物部品の製造方法。
  5. 前記発泡性接着剤に、低線膨張樹脂発泡剤を用いる請求項1または請求項2に記載の蓋物部品。
  6. 前記発泡性接着剤に、低線膨張樹脂発泡剤を用いる請求項3または請求項4に記載の蓋物部品の製造方法。
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