JPH05330336A - 車両用ウインドモールディング - Google Patents

車両用ウインドモールディング

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Publication number
JPH05330336A
JPH05330336A JP4171623A JP17162392A JPH05330336A JP H05330336 A JPH05330336 A JP H05330336A JP 4171623 A JP4171623 A JP 4171623A JP 17162392 A JP17162392 A JP 17162392A JP H05330336 A JPH05330336 A JP H05330336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
window glass
locking portion
leg
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4171623A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Yada
幸彦 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05330336A publication Critical patent/JPH05330336A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着性にすぐれかつ装飾リップの浮上がりを
防止する。 【構成】 車体パネル1の窓開口部と、窓開口部に組付
けられるウインドガラス3との間の隙間Sに嵌込まれる
脚部12と、脚部12からウインドガラス3の表面に張
出された装飾リップ16とを備える。脚部12にはウイ
ンドガラス3の周縁部背面と係合する係止部13が形成
される。係止部13は発泡剤が含有された合成樹脂・ゴ
ム等よりなり、隙間Sに脚部12が嵌挿された後、係止
部13が発泡剤の発泡作用によって膨張されることで、
ウインドガラス3の表面に装飾リップ16を密接させな
がらウインドガラス3の背面に係止部13が圧接係合す
る構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ウインドモール
ディングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ウインドモールディング
は、車体パネルの窓開口部と該窓開口部に組付けられる
ウインドガラスとの間の隙間に嵌込まれる脚部と、該脚
部からウインドガラスの表面に張出された装飾リップと
を備え、前記脚部にウインドガラスの周縁部背面と係合
する係止片が形成された構造のものが一般的であった。
【0003】また、このような構造のウインドモールデ
ィングは、脚部の係止片が弾性変形されながらその脚部
が前記隙間に嵌挿される。そして、脚部が所定長さだけ
嵌挿されることで、その係止片がウインドガラスの周縁
部背面と係合し、これによって、ウインドモールディン
グが装着されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のウインドモールディングにおいて、係止片の肉厚を
薄くして弾性変形しやすく構成すると、装着性は向上さ
れるが、ウインドガラスの周縁部背面に対する係止片の
係合力が不足し、ウインドガラス表面から装飾リップが
浮上がってシール不良をまねくという不具合が生じる。
また、係止片の肉厚を厚くして、ウインドガラスに対応
する係止片の係合力を高めると、ウインドガラス表面に
対する装飾リップの浮上がり防止に効率はあるが、装着
性が悪くなる不具合が生じる。
【0005】この発明の目的は、前記した従来の問題点
に鑑み、装着性にすぐれかつ装飾リップの浮上がりを防
止できる車両用ウインドモールディングを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1の発明は、車体パネルの窓開口
部と、該窓開口部に組付けられるウインドガラスとの間
の隙間に嵌込まれる脚部と、該脚部から前記ウインドガ
ラスの表面に張出された装飾リップとを備え、前記脚部
には前記ウインドガラスの周縁部背面と係合する係止部
が形成された車両用ウインドモールディングであって、
前記係止部は発泡剤が含有された合成樹脂・ゴム等より
なり、前記隙間に前記脚部が嵌挿された後、前記係止部
が発泡剤の発泡作用によって膨張されることで、前記ウ
インドガラスの表面に前記装飾リップを密接させながら
同ウインドガラスの背面に前記係止部が圧接係合する構
成にしてある。また、請求項2の発明は、請求項1の車
両用ウインドモールディングにおいて、所要の電流が通
電されることで発熱し係止部の発泡剤を発泡させる金属
製芯材が前記係止部にインサートされている。
【0007】
【作用】前記したように構成される請求項1の車両用モ
ールディングにおいて、車体パネルの窓開口部とウイン
ドガラスとの間の隙間に脚部が嵌挿された後、該脚部の
係止部が発泡剤の発泡作用によって膨張される構造上、
前記隙間に脚部が容易に嵌挿される。また、発泡剤の発
泡作用によって係止部が膨張されることで、ウインドガ
ラスの表面に装飾リップを密接させながら同ウインドガ
ラスの背面に係止部が圧接係合するため、ウインドガラ
スの表面に対する装飾リップの浮上がりが確実に防止さ
れる。また、請求項2の車両用ウインドモールディング
においては、脚部の係止部にインサートされている金属
製芯材に所定の電流が通電され、該芯材が発熱すること
で、係止部の発泡剤が効率よく発泡され、該係止部が膨
張される。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、この発明の実施例1を図1〜図5に
したがって説明する。図1と図2において、車体パネル
1の窓開口部を構成する窓枠部2にはウインドガラス3
がダムラバー4によって支持され、接着材5によって固
定されている。窓枠部2の周縁面とウインドガラス3の
周縁との間の隙間Sにはウインドモールディング11が
接着される。
【0009】ウインドモールディング11は、合成樹脂
・ゴム等の押出し成形によって形成されるもので、前記
隙間に嵌込まれる脚部12と、その脚部12からウイン
ドガラス3の前面及び車体パネル1の外面に向けて張出
された装飾リップ16とを一体に備えている。さらに、
脚部12の先端部内側には、ウインドガラス3の周縁部
背面と係合する係止部13が形成されている。また、脚
部12の先端部外側には窓枠部2の周壁面に弾性変形し
て圧接するシール片14が形成されている。
【0010】さて、前記係止部13は、発泡剤が含有さ
れた合成樹脂・ゴム等より形成されており、脚部12が
前記隙間Sに嵌挿される前においては図3と図4に示す
ように未発泡(半発泡も含む)の状態にあり、脚部12
の内側面からの係止部13の突出量は必要最小限に設定
されている。
【0011】また、この実施例1において、装飾リップ
16の中央部と係止部13には、ウインドモールディン
グ11の全長にわたって金属製の芯材21,22がそれ
ぞれインサートされている。
【0012】前記係止部13にインサートされている芯
材22の両端部は図3に示すようにウインドモールディ
ングの長手方向両端面よりそれぞれ所定長さだけ突出し
て露出されている。そして、係止部13の芯材22の両
端部22a,22bに対し、所要の電圧が印加され、芯
材22に電流が通電されることで、芯材22が発熱し、
その芯材22の発熱に基づく熱エネルギーによって前記
係止部13の発泡剤は発泡され、係止部13が図1に示
すように膨張されるようになっている。
【0013】この実施例1は上述したように構成され
る。したがって、図4に示すように、車体パネル1の窓
枠部2の周壁面とウインドガラス3の周縁との間の隙間
Sにウインドモールディング11を装着する場合、脚部
12の係止部13は未発泡状態にあり、脚部12の円側
面からの係止部13の突出量が小さい。このため、脚部
12は前記隙間Sに容易に嵌挿される。
【0014】図5に示すように、脚部12が隙間Sに嵌
挿されると、シール片14の弾性変形に基づく弾発力に
よって、脚部12の内側面がウインドガラス3の周縁に
押付けられる。そして、係止部13の端面13aがウイ
ンドガラス3の周縁部背面に係合して仮止めされる。
【0015】ここで、係止部13にインサートされてい
る芯材22の両端部22a,22bに対し、所要の電圧
が印加される。すると、前記芯材22に所要の電流が通
電され、これによって芯材22が発熱する。そして、芯
材22の発熱に基づく熱エネルギーによって係止部13
の発泡剤が発泡される。
【0016】前記発泡剤の発泡作用によって係止部13
が図1に示すように膨張されることで、ウインドガラス
3の表面に装飾リップ16を密接させながら同ウインド
ガラス3の周縁部背面に係止部13が圧接係合し、これ
によってウインドモールディング11の装着が完了す
る。
【0017】前記したようにウインドモールディング1
1が装着された状態において、ウインドガラス3の周縁
部背面に対する係止部13の圧接係合による係合力に基
づいて装飾リップ16の浮上がりが防止されるため、シ
ール性の向上が図られる。さらに、係止部13の膨張に
よって接着材5に対する係止部13の接触面積も増大さ
れるため、ウインドモールディング11が一層強固に固
定される。
【0018】(実施例2)次に、この発明の実施例2を
図6〜図9にしたがって説明すると、この実施例2にお
いては、脚部12の先端部12aと、該先端部12aの
内側からウインドガラス3の背面に向けて延出される係
止部13と、前記先端部12aの外側から窓枠部2の周
壁面に向けて延出されるシール片14とがそれぞれ発泡
剤が含有された合成樹脂・ゴム等より一体に形成されて
いる。
【0019】前記係止部3及びシール片14は、容易に
弾性変形されるようにそれぞれ薄肉状に形成され、脚部
12の内側面には係止部13の弾性変形を妨げないよう
に溝15が形成されている。さらに、係止部13の先端
には、ウインドガラス3の周縁部背面と係合する直角面
の切欠部13bが形成されている。また、装飾リップ1
6の内側リップ部16aの背面には凹部17が形成さ
れ、該凹部17には、発泡剤が含有された合成樹脂・ゴ
ム等よりなるシール層18が設けられている。
【0020】さらに、内側リップ部16aの凹部17
と、係止部13にはウインドモールディング11の全長
にわたって金属製の芯材21,22がそれぞれインサー
トされており、これら芯材21,22の各両端部はウイ
ンドモールディング11の長手方向両端面よりそれぞれ
所定長さだけ突出して露出されている。そして、図7に
示すように両芯材21,22の各一端部21a,22a
が相互に結線された状態のもとで、両芯材21,22の
各他端部21b,22bに対し所要の電圧が印加され、
両芯材21,22に電流が通電されることで、両芯材2
1,22が発熱し、その発熱に基づく熱エネルギーによ
って前記係止部13及びシール層18の発泡剤が発泡さ
れ、これら係止部13及びシール層18が図に示すよう
に膨張されるようになっている。
【0021】この実施例2は上述したように構成され
る。したがって車体パネル1の窓枠部2の周壁面とウイ
ンドガラス3の周縁との間の隙間Sにウインドモールデ
ィング11を装着する場合、図8に示すように脚部12
の先端部12a,係止部13,シール片14及びシール
層18はそれぞれ未発泡状態にあり、かつ係止部13及
びシール片14は容易に弾性変形される薄肉状をなす。
このため、脚部12は前記隙間Sに容易に嵌挿される。
【0022】図9に示すように脚部12が隙間Sに嵌挿
されると、係止部13先端の切欠部13bがウインドガ
ラス3の周縁部背面に係合して仮止めされる。
【0023】ここで、両芯材21,22の各他端部21
b,22bに実施例1とほぼ同様して所要の電圧が印加
される。すると、両芯材21,22に電流が通電され、
これによって両芯材21,22が発熱する。そして両芯
材21,22の発熱に基づく熱エネルギーによって、前
記脚部12の先端部12a,係止部13,シール片14
及びシール層18が発泡され膨張されることで、図6に
示すように、ウインドガラス3の表面にシール層18が
密接するとともに、ウインドガラス3の周縁部背面に係
止部13が強固に圧接する。したがって、この実施例2
においてはシール性が一層向上される。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
車体パネルの窓開口部とウインドガラスとの間の隙間に
対し、脚部を容易に嵌挿することができ、装着性の向上
を図ることができる。さらに、脚部の係止部が発泡剤の
発泡作用によって膨張されることで、ウインドガラスの
表面に装飾リップを密接させながら同ウインドガラスの
背面に係止部が圧接係合するため、ウインドガラスの表
面に対する装飾リップの浮上がりを確実に防止すること
ができシール性の向上を図ることができる。また、係止
部にインサートされている金属製芯材の通電発熱による
熱エネルギーによって係止部を効率よく発泡膨張させる
ことができるとともに、装飾リップや脚部に対しては、
前記熱の悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の車両用ウインドモールデ
ィングの装着状態を示す断面図である。
【図2】同じくウインドモールディングを車体パネルの
窓枠部に装着した状態を簡略化して示す斜視図である。
【図3】同じくウインドモールディングを示す斜視図で
ある。
【図4】同じく、ウインドモールディングを車体パネル
の窓枠部に嵌挿する前の状態を示す断面図である。
【図5】同じくウインドモールディングを車体パネルの
窓枠部に嵌挿した状態を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例2のウインドモールディング
の装着状態を示す断面図である。
【図7】同じくウインドモールディングを示す斜視図で
ある。
【図8】同じくウインドモールディングを窓枠部に嵌挿
する前の状態を示す断面図である。
【図9】同じくウインドモールディングを嵌挿した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 2 窓枠部 3 ウインドガラス 11 ウインドモールディング 12 脚部 13 係止部 16 装飾リップ 22 芯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルの窓開口部と、該窓開口部に
    組付けられるウインドガラスとの間の隙間に嵌込まれる
    脚部と、該脚部から前記ウインドガラスの表面に張出さ
    れた装飾リップとを備え、前記脚部には前記ウインドガ
    ラスの周縁部背面と係合する係止部が形成された車両用
    ウインドモールディングであって、 前記係止部は発泡剤が含有された合成樹脂・ゴム等より
    なり、前記脚部が前記隙間に嵌挿された後、前記係止部
    が発泡剤の発泡作用によって膨張されることで、前記ウ
    インドガラスの表面に前記装飾リップを密接させながら
    同ウインドガラスの背面に前記係止部が圧接係合する構
    成にしてあることを特徴とする車両用ウインドモールデ
    ィング。
  2. 【請求項2】 請求項1の車両用ウインドモールディン
    グにおいて、所要の電流が通電されることで発熱し係止
    部の発泡剤を発泡させる金属製芯材が前記係止部にイン
    サートされていることを特徴とする車両用ウインドモー
    ルディング。
JP4171623A 1992-06-04 1992-06-04 車両用ウインドモールディング Pending JPH05330336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6332640B1 (en) * 1998-09-24 2001-12-25 Saint-Gobain Recherche Window with a profiled bead comprising a covering attachment
JP2010111328A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Kanto Auto Works Ltd 蓋物部品及び蓋物部品の製造方法

Cited By (3)

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