JP2001310633A - 車両の透光パネル取り付け構造 - Google Patents

車両の透光パネル取り付け構造

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JP2001310633A JP2000131106A JP2000131106A JP2001310633A JP 2001310633 A JP2001310633 A JP 2001310633A JP 2000131106 A JP2000131106 A JP 2000131106A JP 2000131106 A JP2000131106 A JP 2000131106A JP 2001310633 A JP2001310633 A JP 2001310633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両において、透光パネルをフレームに取付
ける際に、この透光パネルを確実にシールすることがで
きる透光パネル取り付け技術を提供する。 【解決手段】 自動車のサンルーフパネル20の取り付
け構造においては、サンルーフパネル20が取り付けら
れるフレーム10、サンルーフパネル20の端縁部をシ
ールするウエザーストリップ30、接着剤40、弾性シ
ール材50等が設けられている。ウエザーストリップ3
0は、脚部32の下端から斜め上方へ突出し、弾性をも
ってサンルーフパネル20の端面20cに当接する当接
リップ34を備え、サンルーフパネル20が熱膨張や熱
収縮する際に、端面20cとの当接状態を維持するよう
に構成されている。また、脚部32と当接リップ34と
の間には、弾性シール材50が入り込むことができる領
域が形成されていないため、弾性シール材50によって
当接リップ34の動きが規制されるのを阻止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用サン
ルーフのサンルーフパネルや、これに類するその他の車
両用透光パネルをフレームに取り付ける際に用いられる
車両の透光パネル取り付け技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の車体において、車
内を明るくしたり、車内の開放感を向上させるために、
車体のルーフパネルにサンルーフが設けられている。こ
のサンルーフの採光部としてのサンルーフパネル(透光
パネル)は、ガラス製や合成樹脂製で、例えば、サンル
ーフパネルを接着剤により金属フレームに固定し、サン
ルーフパネルとフレームの端縁部にウエザーストリップ
を配置することで、ンルーフパネルのシールを行う取り
付け構造が用いられている。そして、前述の様にフレー
ムを用いるサンルーフでは、サンルーフパネルと一体と
なったフレームが、水平移動のためのスライドレール構
造や、揺動のためのリンク構造を介して、車体のルーフ
パネルに取り付けられている。前記従来のサンルーフパ
ネルの取り付け構造のなかには、フレームとサンルーフ
パネルとの間のシールを行う上で、金属製のフレーム
と、ガラス製又は合成樹脂製のサンルーフパネルとの、
線膨張係数の違いによる相対移動を考慮したものも提案
されていた。特に、合成樹脂製のサンルーフパネルを用
いた場合には、熱膨張、熱収縮によるサンルーフパネル
の変形量が、ガラスや金属と比較し顕著なため、前記の
対策が重要となる。前記問題に対応する取り付け構造に
ついて、本出願人が以前に出願したサンルーフパネルの
取り付け構造を、図8および図9を参照しながら説明す
る。
【0003】図8の部分断面図に示すように、サンルー
フパネル120は、フレーム110に接着剤140によ
り相対移動可能に接合され、フレーム110にはウエザ
ーストリップ130が装着されている。ウエザーストリ
ップ130は、本体部131と脚部132を有し、これ
らの間にはスリット状の溝部133が形成されている。
この溝部133にフレーム110の突出縁部112が圧
入されることで、フレーム110は、サンルーフパネル
120の裏面120b側に取付けられている。また、ウ
エザーストリップ130には、脚部132からサンルー
フパネル120の端面120c方向へ突出する、例えば
V字形の当接リップ134が形成されている。
【0004】この当接リップ134は弾性を有し、サン
ルーフパネル120が図8中の矢印160あるいは16
2方向に熱膨張や熱収縮によって伸縮する際に、サンル
ーフパネル120の端面120cとの当接状態を維持す
るように構成されている。すなわち、図9の二点鎖線で
示すように、当接リップ134はサンルーフパネル12
0の端面120cの動きに追従して移動するように構成
されている。また、サンルーフパネル120とフレーム
110とウエザーストリップ130とで囲まれる空間に
は、弾性および粘着性を有する弾性シール材150が充
填され、サンルーフパネル120の裏面120b、フレ
ーム110、当接リップ134のそれぞれに圧着されて
いる。また、サンルーフパネル120の端面120cに
は、この端面120cからの押圧によって起こる弾性シ
ール材150のせん断等を防止するための斜面120d
が形成されている。
【0005】従って、上記のような構成のサンルーフパ
ネル取り付け構造によれば、サンルーフパネル120が
熱膨張あるいは熱収縮した場合でも、ウエザーストリッ
プ130の当接リップ134および弾性シール材150
によって、例えば外部からの水の浸入を防止することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成において、フレーム110にサンルーフパネ
ル120を取付ける際に、弾性シール材150の塗布に
ばらつきが生じ、弾性シール材150が脚部132と当
接リップ134との間に形成される領域135に廻り込
んだ場合には、当接リップ134は、特に図8中の矢印
162方向の動きが規制されることがある。そして、当
接リップ134の動きが規制されると、サンルーフパネ
ル120が熱膨張あるいは熱収縮した際に、当接リップ
134はサンルーフパネル120の端面120cの図8
中の矢印160あるいは162方向への動きに追従する
ことができなくなり、サンルーフパネル120をシール
するのに支障を来すという問題が生じる。また、図9に
示すように、サンルーフパネル120が熱膨張あるいは
熱収縮した際には、当接リップ134と、サンルーフパ
ネル120の端面120c側に形成された斜面120d
とのなす角が図8に示す基準角B1から、B2やB3に
変化するが、この角度変化が大きい場合には、当接リッ
プ134から弾性シール材150が剥離するという問題
がある。
【0007】そこで本発明は、以上のような点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、車両に
おいて、透光パネルをフレームに取付ける際に、この透
光パネルを確実にシールすることができる透光パネル取
り付け技術を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の車両の透光パネル取り付け構造は、請求項
1〜6に記載の通りに構成されている。ここで、請求項
1、また他の請求項及び発明の詳細な説明に記載した用
語については特に限定的要件を加えない限り以下のよう
に解釈する。 (1)「車両」には、自動車以外に電車、汽車等の各種
の車体がこれに含まれる。
【0009】請求項1に記載の車両の透光パネル取り付
け構造によれば、ウエザーストリップの脚部と当接リッ
プとの間に弾性シール材が入り込み、当接リップの動き
が規制されるのを阻止することができる。これにより、
当接リップの動きは弾性シール材によって規制されず、
例えば透光パネルが熱膨張あるいは熱収縮する場合で
も、当接リップは透光パネルの端面との当接状態を維持
することができる。従って、透光パネルを確実にシール
することができる。
【0010】また、請求項2に記載の車両の透光パネル
取り付け構造によれば、ウエザーストリップの脚部と当
接リップとの間に弾性シール材が入り込む領域を有して
いないため、例えば、弾性シール材が脚部と当接リップ
との間に移動しても、この間に弾性シール材は入り込む
ことができず、したがって当接リップの動きが規制され
ることはない。従って、弾性シール材によって当接リッ
プの動きが規制されるのを確実に阻止することができ
る。
【0011】また、請求項3に記載した車両の透光パネ
ル取り付け構造によれば、移動防止手段によって、ウエ
ザーストリップの脚部と当接リップとの間の方向へ弾性
シール材が移動するのを防止することができる。これに
より、例えば、脚部と当接リップとの間に弾性シール材
が入り込むことができる領域が形成されている場合であ
っても、移動防止手段によってこの領域の方向へ弾性シ
ール材が移動するのを防止することができる。従って、
脚部と当接リップとの間に弾性シール材が入り込むのを
確実に防止することができる。
【0012】ここで、当接リップは、請求項4に記載の
ように、脚部の下端から突出するように形成されている
ことが好ましい。このように構成すれば、脚部から突出
する当接リップの長さを長くすることができ、透光パネ
ルが熱膨張あるいは熱収縮した場合の当接リップの角度
変化を少なくすることができる。これにより、当接リッ
プの角度変化が大きくなることで起こる弾性シール材の
剥離を極力抑えることができる。
【0013】また、請求項5に記載の車両の透光パネル
取り付け構造によれば、中空部を有する形状の当接リッ
プを用いることで、中空部を有していない当接リップに
比して、透光パネルの伸縮に対する追従性がよい。
【0014】また、請求項6に記載の車両の透光パネル
取り付け構造によれば、脚部と当接リップとの境界位置
に切欠き部が形成されているため、この切欠き部によっ
て当接リップの動きの円滑性を高めることができる。
【0015】なお、本発明では、ウエザーストリップの
脚部と当接リップとの間に、弾性シール材が入り込む領
域を形成しないこと、あるいは、ウエザーストリップの
脚部と当接リップとの間の方向へ弾性シール材が移動す
るのを防止する移動防止手段を設けることによって、ウ
エザーストリップの脚部と当接リップとの間に弾性シー
ル材が入り込むことにより当接リップの動きが規制され
るのを阻止するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における第1〜第
4実施の形態の車両の透光パネル取り付け構造について
図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、本発
明における車両としての自動車のサンルーフに設けられ
るサンルーフパネルの取り付け構造について説明するも
のである。
【0017】〔第1実施の形態〕まず、第1実施の形態
の透光パネル取り付け構造を、図1〜図4を参照しなが
ら説明する。ここで、図1は自動車の車体を車外側から
見た斜視図である。図2は、図1中のII−II線断面
矢視図であって、本発明の第1実施の形態の透光パネル
取り付け構造の部分断面図である。また、図3は同じく
図1中のII−II線断面矢視図であって、透光パネル
が図2に示す基準状態から熱膨張した状態を示してい
る。また、図4は同じく図1中のII−II線断面矢視
図であって、透光パネルが図2に示す基準状態から熱収
縮した状態を示している。
【0018】図1に示すように、自動車の車体のルーフ
パネル1には、サンルーフパネル20により採光部が形
成されるサンルーフ2が設けられている。なお、図1中
の矢印FRは車体前方を示し、矢印UPは車体上方を示
す。
【0019】図2に示すように、第1実施の形態の透光
パネル取り付け構造においては、本発明における透光パ
ネルとしてのサンルーフパネル20、このサンルーフパ
ネル20が取り付けられるフレーム10、サンルーフパ
ネル20の端縁部をシールするウエザーストリップ3
0、接着剤40、弾性シール材50等が設けられてい
る。以下、順に詳述する。
【0020】フレーム10は、例えば鋼材で形成され、
ほぼ平板枠状をなす主板部11と、この主板部11を折
り曲げて形成された突出縁部12とを有している。サン
ルーフパネル20は平板状であり、例えば、ポリメチル
メタクリレート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート
樹脂等を用いた合成樹脂製である。また、サンルーフパ
ネル20の表裏面には、保護コート層(図示省略)が形
成されている。また、サンルーフパネル20の裏面20
bは、フレーム10の主板部11に接着剤40により接
合されている。なお、接着剤40としては、半硬化型接
着剤、例えばウレタン接着剤が用いられており、フレー
ム10とサンルーフパネル20とは相対移動可能に接合
されている。
【0021】ウエザーストリップ30は、本体部31
と、本体部31と対向する脚部32とを有し、これらの
間には、フレーム10の突出縁部12を嵌め込み可能な
スリット状の溝部31aが形成されている。ウエザース
トリップ30は、例えば、エチレンプロピレンゴム、ク
ロロプレンゴム等のソリッドゴム、及び発泡スポンジゴ
ム、軟質塩化ビニル樹脂製等のゴムにより形成されてい
る。また、ウエザーストリップ30は、本体部31の上
端から内側方向(図2の右側方向)へ突出し、サンルー
フパネル20の表面20aに面接触する表側リップ33
aと、本体部31の上端から外側方向(図2の左側方
向)へ突出し、ルーフパネル1側に形成された窓開口部
(図示省略)の内側面と当接する外側リップ33bとを
備えている。
【0022】ウエザーストリップ30は、さらに、脚部
32の下端からサンルーフパネル20の端面20cに向
けて斜め上方へ突出し、弾性をもってサンルーフパネル
20の端面20cに当接する一片の当接リップ34を備
えている。この当接リップ34は、弾性を有しているた
め、サンルーフパネル20が熱膨張や熱収縮しその端面
20cが図2中の矢印60あるいは62方向へ移動した
際に、サンルーフパネル20の端面20cとの当接状態
を維持するように構成されている。当接リップ34がサ
ンルーフパネル20の端面20cに向けて斜め上方へ突
出しており、また、脚部32と当接リップ34との間に
弾性シール材50が入り込むことができる領域を有して
いない。これにより、弾性シール材50が当接リップ3
4に沿って脚部32方向へ移動したとしても、脚部32
と当接リップ34との間に弾性シール材50が入り込む
ことはできず、したがって当接リップ34の動きは規制
されず、サンルーフパネル20が熱膨張や熱収縮した場
合でも、サンルーフパネル20のシールを維持すること
ができる。なお、このような態様が、本発明でいう「脚
部と当接リップとの間に弾性シール材が入り込むことに
より当接リップの動きが規制されるのを阻止する」に対
応している。
【0023】ウエザーストリップ30は、フレーム10
の突出縁部12が本体部31と脚部32との間の溝部3
1aに嵌め込まれることにより、フレーム10に装着さ
れている。この状態で、ウエザーストリップ30の表側
リップ33aは、サンルーフパネル20の表面20aに
弾性をもって面接触し、サンルーフパネル20の端縁部
をシールする。
【0024】また、フレーム10の主板部11、当接リ
ップ34、サンルーフパネル20の裏面20bで囲まれ
る空間Sには、弾性および粘着性を有する弾性シール材
50が充填されている。この弾性シール材50として
は、サンルーフパネル20が熱膨張して圧縮状態になっ
ても高い応力が発生しないうえに、サンルーフパネル2
0が熱収縮して引張り応力を受けた場合でも、サンルー
フパネル20の端面20cや当接リップ34から剥がれ
たり、材料破壊が生じない性能の材料、例えば、ゴム系
ホットメルト弾性シール材等が好ましい。
【0025】また、サンルーフパネル20の端面20c
には、表面20aに対し鋭角θをなす斜面20dが形成
されている。そして、この斜面20dと、当接リップ3
4とが所定の角度をなしている。サンルーフパネル20
の端面20cに斜面20dを設けることにより、端面2
0cからの押圧によって起こる弾性シール材50のせん
断等を防止することができる。なお、ウエザーストリッ
プ30の当接リップ34は、脚部32の下端から突出し
ているため、当接リップ34の長さが長くなり、当接リ
ップ34とサンルーフパネル20の斜面20dとのなす
角を極力小さくすることができる。これにより、サンル
ーフパネル20が熱膨張あるいは熱収縮して、ウエザー
ストリップ30に対する端面20cの位置が移動した場
合に、当接リップ34と斜面20dとのなす角の角度変
化を小さくすることができ、この角度変化が大きくなる
ことで起こる弾性シール材50の当接リップ34からの
剥離を極力抑えることができる。
【0026】上記したパネル取り付け構造において、例
えば図2に示す基準状態からサンルーフパネル20が熱
膨張したときは、図3の部分断面図に示すように、サン
ルーフパネル20の端面20cの図中の矢印64方向へ
の移動に伴って、当接リップ34は端面20cによって
基準状態よりも強い押圧力で押圧される。そして、当接
リップ34は、サンルーフパネル20の端面20cとの
当接を維持した状態で、例えば二点鎖線で示す位置から
実線で示す位置まで移動する。この際、ウエザーストリ
ップ30の当接リップ34とサンルーフパネル20の斜
面20dとがなす角A2は、基準状態の角A1よりも小
さくなる。また、サンルーフパネル20の斜面20dに
当接する弾性シール材50は圧縮変形することで、サン
ルーフパネル20の熱膨張を吸収する。このように本実
施の形態では、ウエザーストリップ30の当接リップ3
4と、弾性シール材50とのシール構造によって、サン
ルーフパネル20の確実なシールを可能とするものであ
る。
【0027】一方、例えば図2に示す基準状態からサン
ルーフパネル20が熱収縮したときは、図4に部分断面
図に示すように、サンルーフパネル20の端面20cの
図中の矢印66方向への移動に伴って、端面20cが当
接リップ34を押圧する押圧力は基準状態よりも弱めら
れる。そして、当接リップ34は、サンルーフパネル2
0の端面20cとの当接を維持した状態で、その復元力
によって例えば二点鎖線で示す位置から実線で示す位置
まで移動する。この際、ウエザーストリップ30の当接
リップ34とサンルーフパネル20の斜面20dとがな
す角A3は、基準状態の角A1よりも大きくなる。ま
た、この際、サンルーフパネル20の斜面20dに当接
する弾性シール材50は、その弾性復元力と粘着性との
作用によって、剥離が防止される。
【0028】以上のように構成した第1実施の形態のパ
ネル取り付け構造によれば、当接リップ34がサンルー
フパネル20の端面20cに向けて斜め上方へ突出し、
また、脚部32と当接リップ34との間には弾性シール
材50が入り込むことができる領域を有していないた
め、弾性シール材50が当接リップ34に沿って脚部3
2方向へ移動したとしても、弾性シール材50が入り込
むことにより当接リップ34の動きが規制される領域が
なく、したがって当接リップ34の動きは規制されな
い。よって、弾性シール材50によって当接リップ34
の動きが規制されるのを確実に防止することができる。
また、当接リップ34を脚部32の下端から突出させ、
当接リップ34の長さを長くしたため、サンルーフパネ
ル20が熱膨張あるいは熱収縮して、ウエザーストリッ
プ30に対して端面20cが移動した場合でも、当接リ
ップ34と斜面20dとのなす角の角度変化を小さくす
ることができ、この角度変化が大きくなることで起こる
弾性シール材50の剥離を極力抑えることができる。従
って、ウエザーストリップ30の当接リップ34と、弾
性シール材50とのシール構造によって、サンルーフパ
ネル20を確実にシールすることができる。
【0029】〔第2実施の形態〕次に、第2実施の形態
のパネル取り付け構造を図5を参照しながら説明する。
ここで、図5は本発明の第2実施の形態のパネル取り付
け構造を示す部分断面図である。なお、図5において、
図2〜図4と同一の要素には同一の符号を付している。
【0030】図5に示すように、第2実施の形態の当接
リップ34は、第1実施の形態と同様に、脚部32の下
端からサンルーフパネル20の端面20cに向けて斜め
上方へ突出し、弾性をもってサンルーフパネル20の端
面20cに当接している。また、この当接リップ34
は、第1実施の形態と同様に一片で形成されている。ま
た、当接リップ34の弾性シール材50側には、弾性シ
ール材50が脚部32方向へ移動するのを防止する移動
防止手段としての凸部36が形成されている。また、脚
部32と当接リップ34との境界位置には、凹状の切欠
き部37が設けられている。このような当接リップ34
の凸部36の形状が、本発明でいう「脚部と当接リップ
との間に弾性シール材が入り込むことにより当接リップ
の動きが規制されるのを阻止する」に対応している。
【0031】従って、以上のように構成した第2実施の
形態のパネル取り付け構造によれば、当接リップ34の
弾性シール材50側に設けられた凸部36によって、弾
性シール材50が脚部32方向へ移動するのを防止する
ことができ、例えば、脚部32と当接リップ34との間
に弾性シール材50が入り込むことができる領域が形成
されている場合であっても、脚部32と当接リップ34
との間の方向へ弾性シール材50が移動するのを防止す
ることができ、したがってこの領域に弾性シール材50
が入り込むことがない。また、脚部32と当接リップ3
4との境界位置に設けられた切欠き部37によって当接
リップ34の動きの円滑性を高めることができる。な
お、第1実施の形態では、サンルーフパネル20の端面
20cに斜面20dを設けたが、図5に示すようにこの
斜面20dは省略することもできる。
【0032】〔第3実施の形態〕次に、第3実施の形態
のパネル取り付け構造を図6を参照しながら説明する。
ここで、図6は本発明の第2実施の形態のパネル取り付
け構造を示す部分断面図である。なお、図6において、
図5と同一の要素には同一の符号を付している。
【0033】図6に示すように、第3実施の形態の当接
リップ34は、脚部32のほぼ中段位置からサンルーフ
パネル20の端面20cに向けて斜め上方へ突出し、弾
性をもってサンルーフパネル20の端面20cに当接し
ている。また、この当接リップ34は、第1実施の形態
と同様に一片で形成されている。なお、第1実施の形態
で記載したように、当接リップ34は、脚部32の下端
から突出していることが好ましいが、必ずしも脚部32
の下端から突出していなくてもよい。脚部32に対する
当接リップ34の配置は限定されず、必要に応じて変更
することができる。
【0034】〔第4実施の形態〕次に、第4実施の形態
のパネル取り付け構造を図7を参照しながら説明する。
ここで、図7は本発明の第4実施の形態のパネル取り付
け構造を示す部分断面図である。なお、図7において、
図5と同一の要素には同一の符号を付している。
【0035】図7に示すように、第4実施の形態の当接
リップ34は、上部片38aと下部片38bとを有し、
脚部32と当接リップ34とで囲まれる位置に中空部3
9が形成されている。この中空形状の当接リップ34
は、他の実施の形態と同様に、脚部32からサンルーフ
パネル20の端面20cに向けて斜め上方へ突出し、弾
性をもってサンルーフパネル20の端面20cに当接し
ている。なお、上部片38aおよび下部片38bは、他
の実施の形態の当接リップよりも薄肉状に形成されてい
る。従って、以上のように構成した第4実施の形態のパ
ネル取り付け構造によれば、当接リップ34は、サンル
ーフパネル20の端面20cに対する追従性がよい。
【0036】なお、本発明は上記の実施の形態のみに限
定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられ
る。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実
施することもできる。
【0037】(A)上記実施の形態では、脚部32と当
接リップ34との間に弾性シール材50が入り込むこと
ができる領域が形成されない場合について記載したが、
第2実施の形態に記載したような移動防止手段を備えて
いれば、脚部32と当接リップ34との間に弾性シール
材50が入り込むことができる領域が形成されていても
よい。
【0038】(B)また、上記第1実施および第3実施
の形態では、脚部32の下端から当接リップ34が突出
する場合について記載したが、当接リップ34が突出す
る位置は限定されず、例えば、図6に示すように脚部3
2の中段位置に当接リップ34を設けることもできる。
【0039】(C)また、上記第2実施の形態では、弾
性シール材50の移動防止手段として、当接リップ34
に凸部36を設ける場合について記載したが、移動防止
手段の数、形状等は限定されず必要に応じて種々変更可
能である。例えば、移動防止手段が、かぎ型形状の突起
であってもよい。また、移動防止手段の設置位置は当接
リップ34に限定されず、例えば、脚部32側に設ける
こともできる。また、弾性シール材50の移動防止手段
としての例えば凸部36を、第2実施の形態以外の他の
実施の形態に適用することもできる。
【0040】(D)また、上記実施の形態では、合成樹
脂製のサンルーフパネル20について記載したが、透光
パネルの材質は合成樹脂には限定されない。例えば、ガ
ラス製の透光パネルと金属製のフレームとの組合せに適
用することも可能である。前記組合せは、合成樹脂製の
サンルーフパネルと金属製のフレームとの組合せに対
し、線膨張係数の差は少ない。しかし、透光パネルの端
部における相対的な変位量は、透光パネルのサイズにも
比例するため、特に透光パネルのサイズが大きい時に
は、本発明を有効に適用することが可能である。つま
り、透光パネルとフレームに線膨張係数の異なる材質を
採用する場合には、本発明を適用することができる。
【0041】(E)また、上記実施の形態では、自動車
のサンルーフ2におけるサンルーフパネル20の取り付
け構造について記載したが、サンルーフ2以外の箇所に
設けられるパネルや、自動車以外の各種の車両に取り付
けられるパネルの取り付け構造について本発明を適用す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両において、透光パネルをフレームに取付ける際に、
この透光パネルを確実にシールすることができる透光パ
ネル取り付け技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体を車外側から見た斜視図である。
【図2】図1中のII−II線断面矢視図であって、本
発明の第1実施の形態の透光パネル取り付け構造の部分
断面図である。
【図3】同じく図1中のII−II線断面矢視図であっ
て、透光パネルが図2に示す基準状態から熱膨張した状
態を示している。
【図4】同じく図1中のII−II線断面矢視図であっ
て、透光パネルが図2に示す基準状態から熱収縮した状
態を示している。
【図5】本発明の第2実施の形態の透光パネル取り付け
構造の部分断面図である。
【図6】本発明の第3実施の形態の透光パネル取り付け
構造の部分断面図である。
【図7】本発明の第4実施の形態の透光パネル取り付け
構造の部分断面図である。
【図8】従来の車両の透光パネル取り付け構造を示す部
分断面図である。
【図9】図8中の当接リップの動きを説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ルーフパネル 2…サンルーフ 10…フレーム 20…サンルーフパネル(透光パネル) 20a…表面、20b…裏面、20c…端面、20d…
斜面 30…ウエザーストリップ 31…本体部 31a…溝部 32…脚部 33a…表側リップ、30b…裏側リップ 34…当接リップ 37…切欠き部 39…中空部 40…接着剤 50…弾性シール材 S…空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 宏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3D024 AA25 AB06 AB17 AB21 AB24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両において、フレームに透光パネルを
    取り付ける際に、前記透光パネルの端縁部に装着される
    とともに前記フレームの突出縁部によって保持されるウ
    エザーストリップと、前記透光パネルと前記フレームと
    前記ウエザーストリップとで囲まれる空間に充填される
    弾性シール材とを用いた車両の透光パネル取り付け構造
    であって、 前記ウエザーストリップは、前記透光パネルの端面に対
    向する脚部と、該脚部から突出し前記透光パネルの端面
    に当接する当接リップとを有し、 前記脚部と前記当接リップとの間に前記弾性シール材が
    入り込むことにより前記当接リップの動きが規制される
    のを阻止することを特徴とする車両の透光パネル取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載した車両の透光パネル取り
    付け構造であって、 前記脚部と前記当接リップとの間には、前記弾性シール
    材が入り込む領域が形成されていないことを特徴とする
    車両の透光パネル取り付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した車両の透光パネル取
    り付け構造であって、 前記脚部と前記当接リップとの間の方向へ前記弾性シー
    ル材が移動するのを防止する移動防止手段が設けられて
    いることを特徴とする車両の透光パネル取り付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載した車両
    の透光パネル取り付け構造であって、 前記当接リップは、前記脚部の下端から突出するように
    形成されていることを特徴とする車両の透光パネル取り
    付け構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載した車両
    の透光パネル取り付け構造であって、 前記当接リップは、中空部を有する形状に形成されてい
    ることを特徴とする車両の透光パネル取り付け構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載した車両
    の透光パネル取り付け構造であって、 前記脚部と前記当接リップとの境界位置には、切欠き部
    が設けられていることを特徴とする車両の透光パネル取
    り付け構造。
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