JP6676092B2 - 車体補強構造、及び車体補強構造の製造方法 - Google Patents

車体補強構造、及び車体補強構造の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、車体骨格部の内部空間に充填された高剛性発泡接着部材を有する車体補強構造、及び車体補強構造の製造方法に関する。
自動車などの車両の車体補強構造としては、例えば、特許文献1に記載のバックドアの補強構造が挙げられる。特許文献1に記載のバックドアの補強構造は、バックウインドーガラス用の窓枠部(車体骨格部)を有するインナパネルと、窓枠部の上部から下部に亘って窓枠部の両側面に配設した金属製のヒンジリインフォースメントとを備える。また、バックドアの補強構造は、ヒンジリインフォースメントを介してインナパネル上に高さ方向に間隔を有して対向配置されたアッパーアウタパネル及びロアアウタパネルを備える。そして、インナパネルとアウタパネルとから構成された閉断面構造の内部空間にヒンジリインフォースメントが配置され、このヒンジリインフォースメントにより、バックドアの剛性が高められている。
特開2011−136606号公報
バックドアには、特許文献1のように、アッパーアウタパネルとロアアウタパネルの境界付近、すなわち、窓枠部の下部付近で屈曲した構造を有するものがあり、その屈曲部では、閉断面構造を構成するパネルの断面積が小さくなるため、屈曲部の剛性を高めることが求められている。また、バックドア以外にも、車両のフロントピラーやセンタピラーといった車体骨格部においても剛性を高めることが求められている。剛性を高める方法として、インナパネル、アウタパネル、及びリインフォースメントの板厚を増加したり、リインフォースメントを増設することが考えられるが、この場合には、補強構造の重量が増加し、車体重量が増加して好ましくない。
本発明の目的は、重量増加を抑制しつつ剛性を高めることができる車体補強構造、及び車体補強構造の製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するための車体補強構造は、車体骨格部の閉断面構造内に配置されたパネル状であるとともに、板厚方向に貫通した貫通孔を有する補強部材と、前記補強部材よりも車外側に配置された第1パネルと、前記第1パネルと前記車体骨格部の前記閉断面構造を構成し、前記補強部材よりも車内側に配置された第2パネルと、前記閉断面構造の内部空間に充填された高剛性発泡接着部材と、を有し、前記補強部材の貫通孔を貫通している前記高剛性発泡接着部材によって前記第1パネルと前記第2パネルとが接着されているとともに、前記内部空間のうち前記第1パネルと前記補強部材との間、及び前記第2パネルと前記補強部材との間に前記高剛性発泡接着部材が充填されていることを要旨とする。
これによれば、高剛性発泡接着部材が補強部材の貫通孔を貫通しているため、第1パネルと第2パネルの間に補強部材が配置された構造であっても、第1パネルと第2パネルとを高剛性発泡接着部材によって接着できる。そして、第1パネルと第2パネルとの間に補強部材が配置され、第1パネルと第2パネルの間を高剛性発泡接着部材により補強して車体骨格部の剛性を高めることができる。よって、第1パネル、第2パネル、補強部材、及び高剛性発泡接着部材を備える車体骨格部において、補強部材を増設したり、補強部材や各パネルの板厚を増加したりせずに、車体骨格部の剛性を高めることができる。
また、車体補強構造について、前記補強部材、前記第1パネル、及び前記第2パネルは、前記第1パネルと前記第2パネルの接合方向に並び、前記高剛性発泡接着部材は、前記第1パネルと前記第2パネルの間で前記接合方向に延在していてもよい。
これによれば、閉断面構造は、第1パネルと第2パネルの接合方向に潰れやすいが、接合方向に高剛性発泡接着部材を延在させることで、接合方向への剛性を高めることができる。
また、車体補強構造について、前記第1パネルはアウタパネルであり、前記第2パネルはインナパネルであり、前記補強部材は、リインフォースメントであってもよい。
これによれば、アウタパネルとインナパネルで構成された閉断面構造内に配置されたリインフォースメントに貫通孔を設け、高剛性発泡接着部材を貫通孔に貫通させているため、リインフォースメントを用いた車体骨格部の剛性を高めることができる。
また、車体補強構造について、前記リインフォースメントを複数枚備えていてもよい。
これによれば、複数のリインフォースメントに貫通孔を設け、高剛性発泡接着部材を貫通孔に貫通させているため、複数のリインフォースメントを用いた車体骨格部の剛性を高めることができる。
上記問題点を解決するための車体補強構造の製造方法は、車体骨格部の閉断面構造内に配置されたパネル状であるとともに、板厚方向に貫通した貫通孔を有する補強部材と、前記補強部材よりも車外側に配置された第1パネルと、前記第1パネルと前記車体骨格部の前記閉断面構造を構成し、前記補強部材よりも車内側に配置された第2パネルと、前記閉断面構造の内部空間に充填された高剛性発泡接着部材と、を有し、前記補強部材に対し間隔を空けて前記第1パネル及び前記第2パネルが配置されて形成された前記閉断面構造の前記内部空間に、前記高剛性発泡接着部材の前駆体を配置し、前記前駆体を加熱することで、前記前駆体を発泡させ、発泡した前記前駆体を前記貫通孔を貫通させて前記補強部材と前記第1パネルとの間、及び前記補強部材と前記第2パネルとの間に充填することを要旨とする。
これによれば、補強部材に貫通孔を設けることで、発泡した前駆体を貫通孔を貫通させ、補強部材を挟む第1パネル及び第2パネルまで発泡した前駆体を到達させ、さらに、前駆体が硬化し、高剛性発泡接着部材となることで、高剛性発泡接着部材によって第1パネルと第2パネルを接着することができる。また、発泡した前駆体を貫通孔を貫通させることで、補強部材と第1パネルとの間、及び補強部材と第2パネルとの間に高剛性発泡接着部材を充填することができる。
本発明によれば、重量増加を抑制しつつ剛性を高めることができる。
(a)はバックドアを示す正面図、(b)はバックドアを示す側面図。 バックドアの補強構造を示す図1(a)の2−2線断面図。 第1リインフォースメント及び第2リインフォースメントを示す正面図。 高剛性発泡接着部材の前駆体を配置した状態を示す正面図。 高剛性発泡接着部材の前駆体を配置した状態を示す断面図。 周波数と音圧との関係を示すグラフ。 別例の補強構造を示す断面図。
以下、車体補強構造、及び車体補強構造の製造方法をバックドアの補強構造及びその製造方法に具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1(a)に示すように、バックドア10は、車体骨格部としてのバックドアフレーム11と、車両用ウインドウパネル12と、を備えている。バックドアフレーム11はアルミニウム製である。図1(b)に示すように、バックドア10は、車両用ウインドウパネル12を車幅方向に挟む位置に屈曲部14を備える。バックドア10は、屈曲部14により、前後方向に屈曲する形状である。
図2に示すように、バックドアフレーム11は、車内側に配置されるインナパネル21と、車外側に配置されるアウタパネル31と、を有する。また、バックドアフレーム11は、インナパネル21とアウタパネル31から構成された閉断面構造Hの内部空間Sに配置された第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51を備えるとともに、高剛性発泡接着部材61を備える。高剛性発泡接着部材61は、屈曲部14を跨ぐように配置されている。アウタパネル31は、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51よりも車外側に配置された第1パネルを構成し、インナパネル21は、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51よりも車内側に配置された第2パネルを構成する。
図2又は図3に示すように、インナパネル21は、窓枠部22を有するアルミニウム製である。インナパネル21は車幅方向の両側に車内側に凹む凹部23を備え、各凹部23は車両上下方向に延び、屈曲部14を跨いで設けられている。各凹部23は、底面23aと、底面23aの上下方向に延びる各縁部から車外側に延出する側面23bとから画定されている。また、インナパネル21は、各凹部23の側面23bのうち、車幅方向内側の側面23bから車幅方向に延出した接合面24を備える。
インナパネル21の各凹部23には、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51の一部が配置されている。第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51はアルミニウム製のパネル状である。
第1リインフォースメント41は、車両上下方向に長手が延びる形状であり、長手方向に直交する断面が略ハット形状である。第1リインフォースメント41は、車両上下方向に長手が延びる第1底壁42と、第1底壁42の一対の長縁部から突出した第1側壁43と、一対の第1側壁43のうち、車幅方向内側の第1側壁43から延出した第1フランジ44とを備える。
第1リインフォースメント41は、第1底壁42を板厚方向に貫通した第1貫通孔42aを複数備える。複数の第1貫通孔42aは、車両上下方向に並設されている。第1リインフォースメント41は、第1底壁42及び第1側壁43が凹部23に収容された状態でインナパネル21に配置されている。第1底壁42は、凹部23の底面23aから離間している。各第1側壁43は、凹部23の側面23bに沿って配置されている。第1リインフォースメント41は、第1側壁43をインナパネル21に溶接して接合されている。また、第1リインフォースメント41の第1フランジ44は、インナパネル21の接合面24に重ねられた状態で溶接によって接合されている。
第2リインフォースメント51は、車両上下方向に長手延びる形状であり、長手方向に直交する断面が略ハット形状である。第2リインフォースメント51は、車両上下方向に長手が延びる第2底壁52と、第2底壁52の一対の長縁部から突出した第2側壁53と、一対の第2側壁53のうち、車幅方向内側の第2側壁53から延出した第2フランジ54とを備える。第2リインフォースメント51は、第2底壁52を板厚方向に貫通した第2貫通孔52aを複数備える。複数の第2貫通孔52aは、車両上下方向に並設されている。
第2リインフォースメント51は、第2底壁52及び第2側壁53が、第1リインフォースメント41の一対の第1側壁43の内側に収容された状態でインナパネル21に配置されている。よって、第2リインフォースメント51は、凹部23に収容された第1リインフォースメント41の内側に配置されている。第2底壁52は、第1リインフォースメント41の第1底壁42から離間している。また、第2底壁52の第2貫通孔52aは、第1リインフォースメント41の第1貫通孔42aに対向している。
各第2側壁53は、第1リインフォースメント41の各第1側壁43に沿って配置されている。そして、第2リインフォースメント51は、第2側壁53を第1リインフォースメント41の第1側壁43に溶接して接合されている。また、第2リインフォースメント51の第2フランジ54は、インナパネル21の接合面24に対し、第1フランジ44と重ならない位置で溶接によって接合されている。
アウタパネル31は、インナパネル21の接合面24に接合され、車幅方向に沿った窓枠部22の両側には、アウタパネル31とインナパネル21とで形成された閉断面構造Hが形成されている。本実施形態の閉断面構造Hにおいて、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51が貫通孔を有する補強部材となる。そして、補強部材の一つである第2リインフォースメント51よりも車外側に位置するアウタパネル31が第1パネルを構成し、もう一つの補強部材である第1リインフォースメント41よりも車内側に位置するインナパネル21が第2パネルを構成している。
閉断面構造Hには、内部空間Sが区画され、内部空間Sには高剛性発泡接着部材61が充填されている。高剛性発泡接着部材61は、エポキシ系発泡材製であり、発泡層を構成することで所要の剛性を有するとともに、粘着性を有する。
高剛性発泡接着部材61は、その前駆体62を加熱し、発泡させることで形成されている。図4又は図5に示すように、前駆体62は、車両上下方向に延びる細長いブロック状の本体部62aと、本体部62aから延設された棒状の脚部62bとを有する。本体部62aは、第2リインフォースメント51の内側に配置され、脚部62bは、第2貫通孔52a及び第1貫通孔42aに挿入されている。高剛性発泡接着部材61の前駆体62は、ほぼ板状の樹脂製の保持部材63に一体に保持されている。前駆体62は、保持部材63に形成されたクリップなどの不図示の係止部により、第2リインフォースメント51に取り付けられている。なお、係止部の数、及び場所は、第2リインフォースメント51の形状に対応して設けられる。そして、第2リインフォースメント51の内側に前駆体62が配置された状態において、係止部によって第2リインフォースメント51に前駆体62が装着されている。前駆体62は、その本体部62aが第2リインフォースメント51の第2底壁52との間に保持部材63が介在する状態で配置されている。
ここで、バックドア10の補強構造の製造方法を説明する。
まず、インナパネル21に第1リインフォースメント41が接合されるとともに、第1リインフォースメント41に第2リインフォースメント51が接合される。次に、第2リインフォースメント51に前駆体62が配置され、保持部材63の係止部によって、第2リインフォースメント51に前駆体62が取り付けられる。このとき、前駆体62の脚部62bは、第2リインフォースメント51の第2貫通孔52a及び第1リインフォースメント41の第1貫通孔42aに挿入される。その後、アウタパネル31がインナパネル21に接合される。すると、インナパネル21とアウタパネル31によって閉断面構造Hが形成されるとともに、閉断面構造Hの内部空間Sに前駆体62が配置される。
図5に示すように、内部空間Sに前駆体62が配置された状態では、前駆体62とアウタパネル31との間には、空間が存在する。また、第2リインフォースメント51の第2底壁52と、第1リインフォースメント41の第1底壁42とは脚部62bを除いた部分で間隔を空けて配置され、第1底壁42とインナパネル21とは、間隔を空けて配置されている。
次に、バックドア10に対し塗装工程が施され、その後、乾燥工程が行われる。乾燥工程において、バックドア10が150〜200℃に加熱されると、乾燥時の熱によって前駆体62が加熱される。すると、前駆体62が発泡する。
発泡した前駆体62の本体部62aは、内部空間Sのうち、第2底壁52とアウタパネル31との間を埋める。また、発泡した前駆体62の脚部62bは、第2底壁52と第1底壁42との間に入り込むとともに、第1底壁42とインナパネル21の底面23aとの間に入り込み、閉断面構造Hの内部空間Sに充填される。前駆体62は、その状態で硬化し、高剛性発泡接着部材61となり、バックドア10の補強構造が完成する。
図2に示すように、バックドア10の補強構造において、高剛性発泡接着部材61の一部は、アウタパネル31と第2リインフォースメント51との間に充填され、アウタパネル31と第2リインフォースメント51とを接着している。また、高剛性発泡接着部材61の一部は、第2リインフォースメント51の第2貫通孔52aを貫通し、第2リインフォースメント51の第2底壁52と、第1リインフォースメント41の第1底壁42との間に充填され、第2底壁52と第1底壁42とを接着している。さらに、高剛性発泡接着部材61は、第1リインフォースメント41の第1貫通孔42aを貫通し、第1リインフォースメント41の第1底壁42と、インナパネル21の底面23aとを接着している。
そして、高剛性発泡接着部材61は、アウタパネル31とインナパネル21とを接着するとともに、アウタパネル31とインナパネル21との間に柱状に介在し、バックドア10の屈曲部14付近を補強している。つまり、高剛性発泡接着部材61は、インナパネル21とアウタパネル31の接合方向に沿って柱状に介在して窓枠部22の屈曲部14付近を補強している。また、閉断面構造Hにおいて、アウタパネル31とインナパネル21の接合方向に、第1リインフォースメント41の第1底壁42及び第2リインフォースメント51の第2底壁52が並設されている。よって、閉断面構造Hでは、接合方向に沿って、第1底壁42、第2底壁52及び高剛性発泡接着部材61の一部が積層されている。
次に、バックドア10の補強構造の作用を記載する。
バックドア10において、窓枠部22の屈曲部14付近は、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51によって補強されるとともに、高剛性発泡接着部材61によって補強され、剛性が高められている。
また、バックドア10は、屈曲部14を回動起点として、屈曲部14より下側が車両前後方向に微振動しやすい形状であり、しかも、アルミニウムといった鉄系材料に比べてヤング率が小さい材質でもある。しかし、インナパネル21とアウタパネル31とに高剛性発泡接着部材61を接着させ、両パネル21,31を高剛性発泡接着部材61で繋ぐことにより、インナパネル21及びアウタパネル31の微振動を抑制している。
車両の車体、及びバックドア10には、それぞれ車両走行時や開閉時等の外力が加わった際、内部的な力で振動が続く固有振動が発生する。
図6のグラフにおいて、実線にて実施形態におけるバックドア10の振動特性を示し、破線にて閉断面構造Hに高剛性発泡接着部材61を充填していない比較例1のバックドアの振動特性を示している。また、図6のグラフにおいて、一点鎖線にて閉断面構造Hに高剛性発泡接着部材61を充填しつつ、第2リインフォースメント51とアウタパネル31のみを高剛性発泡接着部材61で接着した比較例2のバックドアの振動特性を示す。比較例2では、高剛性発泡接着部材61は、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51を貫通していない。図6のグラフの横軸に周波数を示し、縦軸に音圧の大きさを示す。
図6に実線で示すように、本実施形態では、補強構造を備えたことで、バックドア10の固有振動数の周波数が比較例1及び比較例2よりも高くなっている。車体の固有振動数の周波数は、45Hz付近であることから、実施形態のバックドア10の固有振動数は、比較例1及び比較例2と比べて車体の固有振動数から大きく離れており、車体とバックドア10との共振がより回避されている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)高剛性発泡接着部材61を第1貫通孔42a及び第2貫通孔52aに貫通させ、高剛性発泡接着部材61によってインナパネル21とアウタパネル31を接着した。このため、インナパネル21とアウタパネル31の間に、第1及び第2リインフォースメント41,51が配置された補強構造であっても、インナパネル21とアウタパネル31を高剛性発泡接着部材61を介して接着できる。加えて、第2リインフォースメント51と第1リインフォースメント41との間、及び第1リインフォースメント41とインナパネル21の間に高剛性発泡接着部材61を充填できる。その結果、閉断面構造Hの断面積が小さい屈曲部14付近であっても、リインフォースメントを増設したり、各パネル21,31や各リインフォースメント41,51の板厚を増加させずに剛性を高めることができる。
(2)バックドア10において、窓枠部22の屈曲部14付近に高剛性発泡接着部材61を充填して剛性を高め、バックドア10の微振動を抑制する構成とした。このため、バックドア10の固有振動数を車体の固有振動数から大きく離し、車体とバックドア10の共振を回避することができる。
(3)第1貫通孔42a及び第2貫通孔52aによって、第1リインフォースメント41と第2リインフォースメント51、及び第1リインフォースメント41とインナパネル21を高剛性発泡接着部材61によって接着できる。このため、インナパネル21と第1リインフォースメント41の第1底壁42とが溶接できなくても、高剛性発泡接着部材61によってインナパネル21と第1リインフォースメント41を接合でき、剛性を高めることができる。
(4)高剛性発泡接着部材61がインナパネル21とアウタパネル31の間に介在することで、高剛性発泡接着部材61は、インナパネル21とアウタパネル31の接合方向の剛性を高めている。このため、閉断面構造Hにおいて、潰れやすい方向への剛性を高めることができる。
(5)塗装工程後の乾燥工程において、高剛性発泡接着部材61の前駆体62を加熱し、発泡させることで、体積の膨張した前駆体62が閉断面構造Hの内部空間Sに充満していく。このため、第2リインフォースメント51と第1リインフォースメント41の間、及び第1リインフォースメント41とインナパネル21の間といった狭い空間であっても高剛性発泡接着部材61を充填することができる。また、バックドア10のシール性を考慮すると、溶接を行うことができないインナパネル21の底面23aと第1リインフォースメント41の第1底壁42であっても高剛性発泡接着部材61によって接着できる。
(6)インナパネル21、第1リインフォースメント41、及び第2リインフォースメント51は、それぞれアルミニウム製であるため、それら3枚を一括して溶接することができず、溶接箇所を増やして剛性を高めることは困難である。しかし、高剛性発泡接着部材61を充填することで、インナパネル21、第1リインフォースメント41、及び第2リインフォースメント51を互いに接着して一体化でき、バックドア10の剛性を高めることができる。
(7)バックドア10の軽量化のため、インナパネル21、アウタパネル31、第1リインフォースメント41及び第2リインフォースメント51をアルミニウム製とした。アルミニウムは鉄系材料に比べるとヤング率が小さい。高剛性発泡接着部材61を内部空間Sに充填し、インナパネル21、第1リインフォースメント41、第2リインフォースメント51、及びアウタパネル31を互いに接着することで、微振動を抑制できる。その結果として、バックドア10の固有振動数を車体の固有振動数から大きく離すことができ、車体とバックドア10との共振を回避して、車室内で乗員が感じる騒音・振動を低減させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図7に示すように、第2リインフォースメント51の第2底壁52のみに第2貫通孔52aを形成し、第1リインフォースメント41に第1貫通孔42aを形成しない構成とする。そして、第2貫通孔52aを有する第2リインフォースメント51を補強部材とし、第2リインフォースメント51よりも車外側に配置されたアウタパネル31を第1パネルとし、第2リインフォースメント51よりも車内側に配置された第1リインフォースメント41を第2パネルとする。そして、第2リインフォースメント51の第2貫通孔52aに高剛性発泡接着部材61を貫通させ、高剛性発泡接着部材61により、アウタパネル31と第1リインフォースメント41を接着した構造としてもよい。このように構成しても、アウタパネル31と第1リインフォースメント41の間に高剛性発泡接着部材61が介在することで、閉断面構造Hの剛性を高めることができる。
○ 図示しないが、第1リインフォースメント41の第1底壁42のみに第1貫通孔42aを形成し、第2リインフォースメント51に第2貫通孔52aを形成しない構成とする。そして、第1貫通孔42aを有する第1リインフォースメント41を補強部材とし、第1リインフォースメント41よりも車外側の第2リインフォースメント51を第1パネルとし、第1リインフォースメント41よりも車内側のインナパネル21を第2パネルとする。第1リインフォースメント41の第1貫通孔42aに高剛性発泡接着部材61を貫通させ、高剛性発泡接着部材61により、インナパネル21と第2リインフォースメント51を接着した構造としてもよい。このように構成しても、インナパネル21と第2リインフォースメント51の間に高剛性発泡接着部材61が介在することで、閉断面構造Hの剛性を高めることができる。
○ インナパネル21よりも車内側に意匠面を持つサイドパネルが配置されている場合、例えば、実施形態において、インナパネル21に貫通孔を設け、第2貫通孔52a、第1貫通孔42a、及びインナパネル21に設けた貫通孔に高剛性発泡接着部材61を貫通させ、サイドパネルとアウタパネル31を高剛性発泡接着部材61で接着してもよい。この場合、インナパネル21、第1リインフォースメント41、及び第2リインフォースメント51が補強部材となり、第2リインフォースメント51よりも車外側のアウタパネル31が第1パネルとなり、インナパネル21よりも車内側のサイドパネルが第2パネルとなる。
○ 実施形態では、第1リインフォースメント41の第1底壁42に第1貫通孔42aを設け、第2リインフォースメント51の第2底壁52に第2貫通孔52aを設けたが、貫通孔を設ける場所は変更してもよい。例えば、第1リインフォースメント41の第1側壁43に貫通孔を設け、第1側壁43を貫通した高剛性発泡接着部材61をインナパネル21の側面23bに接着してもよい。又は、第2リインフォースメント51の第2側壁53に貫通孔を設け、第2側壁53を貫通した高剛性発泡接着部材61を第1リインフォースメント41の第1側壁43に接着してもよい。
この場合であっても、高剛性発泡接着部材61によって閉断面構造Hの剛性を高めることができる。
○ 補強構造は、バックドア10以外に適用してもよい。例えば、補強構造を、フロントピラー、センタピラー、リアピラー、ルーフサイドレールといった、アウタパネルとインナパネルを接合して閉断面構造を有する車体骨格部に適用してもよい。
○ 閉断面構造Hの内部空間Sに配置されるリインフォースメントは、1枚だけであってもよい。この場合、1枚のリインフォースメントが補強部材となり、アウタパネル31が第1パネル、インナパネル21が第2パネルとなる。
○ 実施形態では、前駆体62の加熱は、バックドア10の製造工程における、塗装工程後の加熱工程で行ったが、これに限らない。例えば、インナパネル21、第1リインフォースメント41、第2リインフォースメント51、前駆体62、及びアウタパネル31を組付けた後、塗装工程を行う前に加熱してもよい。
○ インナパネル21、第1リインフォースメント41、及び第2リインフォースメント51の材質は、アルミニウム以外の金属であってもよい。
H…閉断面構造、S…内部空間、11…車体骨格部としてのバックドアフレーム、21…第2パネルとしてのインナパネル、31…第1パネルとしてのアウタパネル、41…第1リインフォースメント、42a…第1貫通孔、51…第2リインフォースメント、52a…第2貫通孔、61…高剛性発泡接着部材、62…前駆体。

Claims (3)

  1. 車体骨格部の閉断面構造内に配置されたパネル状であるとともに、板厚方向に貫通した貫通孔を有する補強部材と、
    前記補強部材よりも車外側に配置された第1パネルと、
    前記第1パネルと前記車体骨格部の前記閉断面構造を構成し、前記補強部材よりも車内側に配置された第2パネルと、
    前記閉断面構造の内部空間に充填された高剛性発泡接着部材と、を有し、
    前記補強部材の貫通孔を貫通している前記高剛性発泡接着部材によって前記第1パネルと前記第2パネルとが接着されているとともに、前記内部空間のうち前記第1パネルと前記補強部材との間、及び前記第2パネルと前記補強部材との間に前記高剛性発泡接着部材が充填されており、
    前記第1パネルはアウタパネルであり、前記第2パネルはインナパネルであり、前記補強部材は、リインフォースメントであり、
    前記アウタパネルと前記インナパネルとの間に前記リインフォースメントを複数枚備えることを特徴とする車体補強構造。
  2. 前記リインフォースメント前記アウタパネル及び前記インナパネルは、前記アウタパネル前記インナパネルの接合方向に並び、前記高剛性発泡接着部材は、前記アウタパネル前記インナパネルの間で前記接合方向に延在している請求項1に記載の車体補強構造。
  3. 車体骨格部の閉断面構造内に配置されたパネル状であるとともに、板厚方向に貫通した貫通孔を有する補強部材と、
    前記補強部材よりも車外側に配置された第1パネルと、
    前記第1パネルと前記車体骨格部の前記閉断面構造を構成し、前記補強部材よりも車内側に配置された第2パネルと、
    前記閉断面構造の内部空間に充填された高剛性発泡接着部材と、を有し、
    前記第1パネルはアウタパネルであり、前記第2パネルはインナパネルであり、前記補強部材は、リインフォースメントであり、
    前記アウタパネルと前記インナパネルとの間に前記リインフォースメントを複数枚備え、
    複数枚の前記リインフォースメントに対し間隔を空けて前記アウタパネル及び前記インナパネルが配置されて形成された前記閉断面構造の前記内部空間に、前記高剛性発泡接着部材の前駆体を配置し、
    前記前駆体を加熱することで、前記前駆体を発泡させ、発泡した前記前駆体を前記貫通孔を貫通させて前記リインフォースメント前記アウタパネルとの間、及び前記リインフォースメント前記インナパネルとの間に充填することを特徴とする車体補強構造の製造方法。
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