JP4814958B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、A相、B相、C相の各相のガス遮断器を含む遮断器モジュール、A相、B相、C相の各相の第1回路配線を含む第1の回路配線モジュール、およびA相、B相、C相の各相の第2回路配線を含む第2の回路配線モジュールを備え、前記A相のガス遮断器が、前記A相の第1回路配線とA相の第2回路配線との間の電気接続を、前記B相のガス遮断器が、前記B相の第1回路配線とB相の第2回路配線との間の電気接続を、また前記C相のガス遮断器が、前記C相の第1回路配線とC相の第2回路配線の間の電気接続を、それぞれ開閉するガス絶縁開閉装置に関するものである。
特開平11−8916号公報(特許文献1)の図1〜3には、A相、B相、C相の各相のガス遮断器を、それらの軸線長さの方向に、互いにモジュール寸法Mだけずらして、共通の水平配置面上に配置し、A相、B相、C相の各相の第1回路配線を、各相のガス遮断器と直交するように、互いに平行に配置したガス絶縁開閉装置が開示されている。また、特許文献1の図8、図9には、A相、B相、C相の各相のガス遮断器を、互いにずらすことなく、共通の水平配置面上に配置し、A相、B相、C相の各相の第1回路配線を、互いに垂直方向に軸間隔sだけずらし、各相のガス遮断器と直交するように、互いに平行に配置したガス絶縁開閉装置が開示されている。
特開平11−8916号公報、とくにその図1〜3とその説明、およびその図8、図9とその説明
しかし、特許文献1の図1〜3に開示されたガス絶縁開閉装置では、各相のガス遮断器が、それらの軸線長さの方向に、互いにモジュール寸法Mだけずらして配置されるので、各相のガス遮断器を配置するスペースが、ガス遮断器の軸線長さの方向に、拡大する。また、特許文献1の図8、図9に開示されたガス絶縁開閉装置では、各相の第1回路配線が、互いに垂直方向に軸間隔sだけずらして配置されるので、第1回路配線を配置するスペースが垂直方向に拡大する。
この発明は、このような配置スペースの拡大を抑制し、よりコンパクトなスペースに配置することのできる改良されたガス絶縁開閉装置を提案する。
この発明によるガス絶縁開閉装置は、A相、B相、C相の各相のガス遮断器を含み、前記各相のガス遮断器の軸線が、共通の水平配置面上で、第1の方向に互いに平行に延びるように配置された遮断器モジュール、前記各相のガス遮断器のそれぞれの一端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第1垂直管、前記遮断器モジュールの上部に配置され、前記各相の第1垂直管を通じて前記各相のガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の各相の第1回路配線を含む第1の回路配線モジュール、前記各相のガス遮断器のそれぞれの他端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第2垂直管、および前記各相の第2垂直管を通じて前記各相のガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の第2回路配線を含む第2の回路配線モジュールを備え、前記A相のガス遮断器が、前記A相の第1回路配線と前記A相の第2回路配線との間の電気接続を、前記B相のガス遮断器が、前記B相の第1回路配線と前記B相の第2回路配線との間の電気接続を、また前記C相のガス遮断器が、前記C相の第1回路配線と前記C相の第2回路配線との間の電気接続をそれぞれ開閉するガス絶縁開閉装置であって、前記各相の第1垂直管は、前記水平配置面と直交する第1の垂直面上に配置され、前記各相の第2垂直管は、前記第1の垂直面と平行な第2の垂直面上に配置され、前記遮断器モジュールの各相のガス遮断器は、前記第1、第2の垂直面の間で互いに同じ基準軸線長さを有し、前記第1の回路配線モジュールの前記各相の第1回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第1回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第1回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第1の垂直面と第2の垂直面の間でそれらに平行な第3の垂直面上に配置され、前記C相の第1回路配線は、前記第1の垂直面と第3の垂直面の間でそれらに平行な第4垂直面上に配置されたことを特徴とする。
この発明によるガス絶縁開閉装置では、前記各相の第1垂直管は、前記水平配置面と直交する第1の垂直面上に配置され、前記各相の第2垂直管は、前記第1の垂直面と平行な第2の垂直面上に配置され、前記遮断器モジュールの各相のガス遮断器は、前記第1、第2の垂直面の間で互いに同じ基準軸線長さを有し、前記第1の回路配線モジュールの前記各相の第1回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第1回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第1回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第1の垂直面と第2の垂直面の間でそれらに平行な第3の垂直面上に配置され、前記C相の第1回路配線は、前記第1の垂直面と第3の垂直面の間でそれらに平行な第4の垂直面上に配置されるので、各相のガス遮断器モジュールを配置するスペースを縮小することができ、また、第1の回路配線モジュールの各相の第1回路配線を配置するスペースを垂直方向に縮小することができ、よりコンパクトなガス絶縁開閉装置を実現することができる。
この発明の目的、特徴、観点および効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかとされる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態1の左側面図、図2はその平面図、図3Aは、そのA相の垂直配置面VSAに対応する正面図、図3Bは、そのB相の垂直配置面VSBに対応する正面図、図3Cは、そのC相の垂直配置面VSCに対応する正面図、図4は、図3A、図3B、図3CのZ−Z線による断面図である。
この図1、図2、図3A、図3B、図3C、図4に示された実施の形態1のガス絶縁開閉装置100は、送電線ユニットまたは変圧器ユニットと呼ばれるガス絶縁開閉装置である。このガス絶縁開閉装置100は、遮断器モジュール10と、第1の回路配線モジュール50と、第2の回路配線モジュール60と、第3の回路配線モジュール70を含む。第1、第3の回路配線モジュール50、70は、複母線構造を構成し、これらの第1、第3の回路配線モジュール50、70と、第2の回路配線モジュール60との間の電気接続を、遮断器モジュール10が開閉する。なお、図2では、第2の回路配線モジュール60を省略している。
遮断器モジュール10は、A相のガス遮断器11Aと、B相のガス遮断器11Bと、C相のガス遮断器11Cと、共通の架台13を含む。架台13は、図1、図3A、図3B、図3Cに示すように、据付面14上に固定される。各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、架台13上に固定される。各相のガス遮断器11A、11B、11Cは円筒状に構成され、図1、図4に示すように、それぞれ軸線12a、12b、12cを有する。各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、水平配置平面HS0上に配置され、それぞれ架台13に取り付けられる。
実施の形態1のガス絶縁開閉装置100の構成を説明するために、x軸とy軸とz軸を含む3軸直交座標を想定し、水平配置平面HS0がこの3軸直交座標のx、y平面に存在するものとする。各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、図1、図4に示すように、それぞれの軸線12a、12b、12cが、xy平面上に位置し、しかもそれぞれの軸線12a、12b、12cが、第1の方向に沿って、互いにほぼ平行に延びるように、配置される。ここで、第1の方向は、3軸直交座標のx軸の方向である。
遮断器モジュール10に関連して、図1、図2、図4に示すように、A相の垂直配置面VSAと、B相の垂直配置面VSBと、C相の垂直配置面VSCを設定する。A相の垂直配置面VSAは、水平配置平面HS0と垂直であって、A相のガス遮断器11Aの軸線12aを含む垂直平面である。B相の垂直配置面VSBは、水平配置平面HS0と垂直であって、B相のガス遮断器11Bの軸線12bを含む垂直平面である。C相の垂直配置面VSCは、水平配置平面HS0と垂直であって、C相のガス遮断器11Cの軸線12cを含む垂直平面である。これらのA相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCは、3軸直交座標のx、z平面に平行であり、互いに平行な平面である。図1、図2に示す垂直配置面VSA、VSBの相間間隔mと、垂直配置面VSB、VSCの相間間隔mは、互いに等しい。図3Aは、A相の垂直配置面VSAに対応する正面図、図3Bは、B相の垂直配置面VSBに対応する正面図、図3Cは、C相の垂直配置面VSCに対応する正面図である。
各相のガス遮断器11A、11B、11Cの左端部上に、A相、B相、C相の各相の第1垂直管21A、21B、21Cが、垂直に結合される。同様に、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの右端部上に、A相、B相、C相の第2垂直管31A、31B、31Cが、垂直に結合される。各相の第1垂直管21A、21B、21Cに関連して、第1の垂直平面VS1を設定し、各相の第2垂直管31A、31B、31Cに関連して、第2に垂直平面VS2を設定する。第1の垂直平面VS1は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの左端部に交差する垂直平面である。第2の垂直平面VS2は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの右端部に交差する垂直平面である。第1、第2垂直平面VS1、VS2は、3軸直交座標のyz平面と平行であり、互いに平行な平面であって、A相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCにそれぞれ直交する。第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間には、遮断器モジュール10の上部に回路配線スペースCSが形成される。この回路配線スペースCSは、水平方向の幅W0が、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間の間隔に等しく、A相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCを横切り、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間を延びている。
第1垂直管21A、21B、21Cは、それぞれの軸線が、第1の垂直平面VS1上に位置するようにして、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの左端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第1垂直管21Aは、図2に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器11Aの左端部上に結合される。B相の第1垂直管21Bは、図2に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器11Bの左端部上に結合される。同様に、C相の第1垂直管21Cは、図2に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器11Cの左端部上に結合される。
各相の第2垂直管31A、31B、31Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの右端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第2垂直管31Aは、図2に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器11Aの右端部上に結合される。B相の第2垂直管31Bは、図2に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器11Bの右端部上に結合される。同様に、C相の第2垂直管31Cは、図2に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器11Cの右端部上に結合される。
各相の第1垂直管21A、21B、21Cは、互いに等しい垂直長さLV1を有し、また各相の第2垂直管31A、31B、31Cは、互いに等しい垂直長さLV2を有する。垂直長さLV1と垂直長さLV2は、互いに等しい長さとされ、LV1=LV2である。
各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間に、それぞれ基準軸線長さLSを有する。各相のガス遮断器11A、11B、11Cの基準軸線長さLSは、互いに同じ長さとされる。この基準軸線長さLSは、回路配線スペースCSの水平方向の幅W0に等しい。各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、それぞれの基準軸線長さLSの中間点をPとして、各相のガス遮断器11A、11B、11Cのそれぞれの軸線長さLSの中間点Pが、y軸と平行な第2の方向に整列するようにして、配置される。ここで、第2の方向は、y軸と平行な方向である。結果として、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの両端面で規制される配置スペース幅WSは、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの基準軸線長さLSに、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの両端部の端部長さを加えた長さとなり、各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、この配置スペース幅WSの中に、コンパクトに配置される。
各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、それぞれ2点切りと呼ばれるガス遮断器で構成され、図3A、図3B、図3Cに示すように、それぞれ内部に、2つの遮断用開閉スイッチ11a、11bを含む。これらの遮断用開閉スイッチ11a、11bは、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの内部に、それぞれ軸線12a、12b、12cに沿って配置され、互いに直列に接続される。各相のガス遮断器11A、11B、11Cの下部には、図1、図3A、図3B、図3Cに示すように、スイッチ駆動機構15A、15B、15Cが取り付けられる。スイッチ駆動機構15A、15B、15Cは、それぞれ各相のガス遮断器11A、11B、11Cの各遮断用開閉スイッチ11a、11bを同時に開閉するように駆動する。各相のガス遮断器11A、11B、11Cがそれぞれ、軸線12a、12b、12cに沿って配置された2つの直列接続された遮断用開閉スイッチ11a、11bを含むので、それぞれの基準軸線長さLSは、比較的大きな寸法となり、回路配線スペースCSも比較的大きな寸法となる。
各相の第1垂直管21A、21B、21Cの上端には、図1、図3A、図3B、図3C、図4に示すように、それぞれA相、B相、C相の各相の第1水平管22A、22B、22Cが連結される。この各相の第1水平管22A、22B、22Cは、それぞれ水平配置平面HS0と平行な第1の水平平面HS1上に、第1の方向、すなわちx軸の方向に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第1水平管22Aは、図4に示すように、第1の水平平面HS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第1水平管22Bは、第1水平平面HS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第1水平管22Cは、第1水平平面HS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。
A相、B相、C相の第1水平管22A、22B、22C上には、図1、図3A、図3B、図3Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第3垂直管23A、23B、23Cが結合される。この各相の第3垂直管23A、23B、23Cは、対応する各相の第1垂直管21A、21B、21Cと同軸に配置される。各相の第3垂直管23A、23B、23Cは、各相の第1垂直管21A、21B、21Cとともに、第1の垂直平面VS1上に、水平配置平面HS0に垂直に配置される。A相の第3垂直管23Aは、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第3垂直管23Bは、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第3垂直管23Cは、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。
各相の第3垂直管23A、23B、23C上端に、それぞれA相、B相、C相の第3水平管24A、24B、24Cが結合される。この各相の第3水平管24A、24B、24Cは、水平配置平面HS0と平行な第2の水平平面S2上に、第1の方向、すなわちx軸の方向に、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。A相の第3水平管24Aは、第2の水平平面S2とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第3水平管24Bは、第2の水平平面S2とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第3水平管24Cは、第2の水平平面S2とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。
各相の第2垂直管31A、31B、31Cの上端には、図3A、図3B、図3Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第2水平管32A、32B、32Cが連結される。この各相の第2水平管32A、32B、32Cは、それぞれ第1の水平平面HS1上に、第1の方向、すなわちx軸の方向に沿って、回路配線スペースCSの外側に向かって水平に延長される。具体的には、A相の第2水平管32Aは、第1の水平平面HS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第2水平管32Bは、第1水平平面HS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第2水平管32Cは、第1水平平面HS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。
第1の回路配線モジュール50は、水平配置平面HS0の上部において、回路配線スペースCSに配置され、A相、B相、C相の各相の第1回路配線51A、51B、51Cを含む。これらの各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、それぞれガス絶縁母線で構成される。これらの各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、それぞれ回路配線スペースCS内において、回路配線ラインL1、L2、L3上に配置される。これらの回路配線ラインL1、L2、L3は、A相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCと直交する直線であり、第2の方向、すなわち3軸直交座標のy軸と平行に配置される。
具体的には、図3A、図3B、図3Cに示すように、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2との間の回路配線スペースCSに、第1、第2の垂直平面VS1、VS2に平行な第3の垂直平面VS3を設定する。この第3の垂直平面VS3は、具体的には、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2とのちょうど中間に位置し、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの各基準軸線長さLSの中間点Pを通る垂直平面である。この第3の垂直平面VS3と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔は2αであり、また第3の垂直平面VS3と第2の垂直平面VS2との水平方向の間隔も2αである。また、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3との間に、それらに平行な第4の垂直平面VS4を設定する。この第4の垂直平面VS4は、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3とのちょうど中間に位置する。この第4の垂直平面VS4と第3の垂直平面VS3との水平方向の間隔はαであり、また第4の垂直平面VS4と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔もαである。
回路配線ラインL1、L2は、第3の垂直平面VS3上に位置するように設定される。回路配線ラインL1は、回路配線ラインL2の真上に位置する。これらの回路配線ラインL1、L2の垂直方向の間隔はαである。回路配線ラインL1は、第1の水平平面HS1と第3の垂直平面VS3との交差線上に設定される。回路配線ラインL3は、第4の垂直平面VS4上に設定され、回路配線ラインL2から水平方向に間隔αだけ離れている。
回路配線ラインL1、L2、L3は、また、直角二等辺三角形の各頂点に設定される。回路配線ラインL1、L3の間がその直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL1、L2は、その直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に位置する。回路配線ラインL2、L3は、直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に位置する。
結果として、第1の回路配線モジュール50の各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、第1の方向(x軸の方向)と直交する第2の方向(y軸の方向)に沿って互いに平行に延び、また、各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第1回路配線51A、51Bは、直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2の間でそれらに平行な第3の垂直平面VS3上に配置され、C相の第1回路配線51Cは、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3の間でそれらに平行な第4の垂直平面VS4上に配置される。
A相の第1回路配線51Aは、図3Aに示すように、A相の第1水平管22Aと、A相の第1垂直管21Aとを通じて、A相のガス遮断器11Aの左端部に接続される。同様に、B相の第1回路配線51Bは、図3Bに示すように、B相の第1水平管22Bと、B相の第1垂直管21Bを通じてB相のガス遮断器11Bの左端部に接続される。またC相の第1回路配線51Cは、図3Cに示すように、C相の第1水平管22Cと、C相の第1垂直管21Cを通じてC相のガス遮断器11Cの左端部に接続される。各相の水平管22A、22B、22Cは、第1の回路配線モジュール50の各相の第1回路配線51A、51B、51のそれぞれに対応する断路器DSを内蔵する。また、各相の第1垂直管21A、21B、21Cは、第1の回路配線モジュール50の各相の第1回路配線51A、51B、51Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
第2の回路配線モジュール60は、図3A、図3B、図3Cに示すように、配置スペース幅WSの外側に配置される。第2の回路配線モジュール60は、A相、B相、C相の各相の第2回路配線61A、61B、61Cを含む。これらの第2回路配線61A、61B、61Cは、ガス絶縁開閉装置100が送電線ユニットとして構成される場合には、各相の送電線に接続され、またガス絶縁開閉装置100が変圧器ユニットとして構成される場合には、変圧器の各相コイルに接続される。
各相の第2回路配線61A、61B、61Cは、それぞれ図3A、図3B、図3Cに示すように、各相の第2水平管32A、32B、32Cと、各相の第2垂直管31A、31B、31Cを通じて、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの各右端部に接続される。各相の第2水平管32A、32B、32Cは、第2の回路配線モジュール60の各相の第2回路配線61A、61B、61Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵し、また各相の第2垂直管31A、31B、31Cは、第2の回路配線モジュール60の各相の第2回路配線61A、61B、61Cに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
第3の回路配線モジュール70は、回路配線スペースCSにおいて、第1の回路配線モジュール50のさらに上部に配置される。この第3の回路配線モジュール70は、A相、B相、C相の第3回路配線71A、71B、71Cを含む。これらの各相の第3回路配線71A、71B、71Cも、各相の第1回路配線51A、51B、51Cと同様に、ガス絶縁母線で構成され、各相の第1回路配線51A、51B、51Cとともに複母線構造を構成する。A相、B相、C相の各相の第3回路配線71A、71B、71Cは、それぞれ回路配線ラインL5、L6、L7上に配置される。各回路配線ラインL5、L6、L7は、回路配線スペースCS内に、第2の方向、すなわちy軸の方向に各垂直配置面VSA、VSB、VSCと直交する直線であり、回路配線ラインL1、L2、L3と平行に延びる。
回路配線ラインL5、L6は、第3の垂直平面VS3上に配置され、回路配線ラインL7は、第4の垂直平面VS4上に配置される。回路配線ラインL5、L6、L7は、また、それぞれ直角二等辺三角形の各頂点に配置される。回路配線ラインL5と回路配線ラインL7との間が直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL5、L6は、直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に位置する。回路配線ラインL5は、回路配線ラインL6の真下に配置され、それらの垂直方向の間隔はαである。回路配線ラインL5は、第2の水平平面HS2と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置する。回路配線ラインL6、L7は、直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に位置する。回路配線ラインL6、L7の水平方向の間隔もαである。回路配線ラインL5は、回路配線ラインL1の上に位置し、それらの垂直方向の間隔はβである。この間隔βは、2α≦β≦3αの条件を満足するように設定される。
結果として、第3の回路配線モジュール70の各相の第3回路配線71A、71B、71Cは、第2の方向(y軸の方向)に沿って互いに平行に延び、また、各相の第3回路配線71A、71B、71Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第3回路配線71A、71Bは、直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第3の垂直平面VS3上に配置され、また、C相の第3回路配線71Cは、第4の垂直平面VS4上に配置される。
A相の第3回路配線71Aは、図3Aに示すように、A相の第3水平管24Aと、A相の第3垂直管23Aと、A相の第1水平管22Aと、A相の第1垂直管21Aを通じて、A相のガス遮断器11Aの左端部に接続される。同様に、B相の第3回路配線71Bは、図3Bに示すように、B相の第3水平管24Bと、B相の第3垂直管23Bと、B相の第1水平管22Bと、B相の第1垂直管21Bを通じてB相のガス遮断器11Bの左端部に接続される。またC相の第3回路配線71Cは、図3Cに示すように、C相の第3水平管24Cと、C相の第3垂直管23Cと、C相の第1水平管22Cと、C相の第1垂直管21Cを通じてC相のガス遮断器11Cの左端部に接続される。各相の第3水平管24A、24B、24Cは、第3の回路配線モジュール70の各相の第1回路配線71A、71B、71Cにそれぞれ対応する断路器DSを内蔵する。なお、各相の第1垂直管21A、21B、21Cに内蔵された計器用変流器CTは、それぞれ第3の回路配線モジュール70の各相の第3回路配線71A、71B、71Cのそれぞれにも対応する。
実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、A相のガス遮断器11Aは、第1の回路配線モジュール50のA相の第1回路配線51Aと、第2の回路配線モジュール60のA相の第2回路配線61Aとの間の電気接続、および第3の回路配線モジュール70のA相の第3回路配線71Aと、第2の回路配線モジュール60のA相の第2回路配線61Aとの間の電気接続を開閉する。B相のガス遮断器11Bは、第1の回路配線モジュール50のB相の第1回路配線51Bと、第2の回路配線モジュール60のB相の第2回路配線61Bとの間の電気接続、および第3の回路配線モジュール70のB相の第3回路配線71Bと、第2の回路配線モジュール60のB相の第2回路配線61Bとの間の電気接続を開閉する。同様に、C相のガス遮断器11Cは、第1の回路配線モジュール50のC相の第1回路配線51Cと、第2の回路配線モジュール60のC相の第2回路配線61Cとの間の電気接続、および第3の回路配線モジュール70のC相の第3回路配線71Cと、第2の回路配線モジュール60のC相の第2回路配線61Cとの間の電気接続を開閉する。
実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、各相の第1垂直管21A、21B、21Cは、各相のガス遮断器11A、11B、11Cが配置された水平配置平面HS0と直交する第1の垂直平面VS1上に配置され、また各相の第2垂直管31A、31B、31Cは、第1の垂直平面VS1と平行な第2の垂直平面VS2上に配置され、遮断器モジュール10の各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間で互いに同じ基準軸線長さLSを有し、それぞれの基準軸線長さLSの中間点Pが、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの軸線が延長される第1の方向と直交する第2の方向に整列するように配置されるので、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの基準軸線長さLSを中心として、コンパクトな配置スペース幅WS内にガス絶縁開閉装置100を構成することができる。併せて、第1の回路配線モジュール50の各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、それぞれガス絶縁母線で構成され、第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、各相の第1回路配線51A、51B、51Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第1回路配線51A、51Bは、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2の間でそれらに平行な第3の垂直平面VS3上に配置され、C相の第1回路配線51Cは、第1垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3の間でそれらに平行な第4の垂直平面VS4上に配置されるので、第1の回路配線モジュール50の垂直方向の寸法も小さくすることができ、ガス絶縁開閉装置100の垂直方向の寸法も小さくすることができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、特に第3の垂直平面VS3が、各相のガス遮断器の基準軸線長さの中間点Pを通るように設定することにより、A相とB相の各相の第1回路配線51A、51Bを、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の中間に配置することができ、第1の回路配線モジュール50を確実に、垂直平面VS1、VS2の間の回路配線スペースCS内に配置することができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、各相のガス遮断器11A、11B、11Cは、一対の遮断用開閉スイッチ11a、11bを含み、これらの各遮断用開閉スイッチ11a、11bが、前記各相のガス遮断器11A、11B、11Cの軸線12a、12b、12cに沿って配置されるので、各相のガス遮断器11A、11B、11Cの基準軸線長さLSに所定長さを確保し、第1の回路配線モジュール50を確実に、垂直平面VS1、VS2の間の回路配線スペースCS内に配置することができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、さらに第1の回路配線モジュール50の上部に配置された第3の回路配線モジュール70を備え、この第3の回路配線モジュール70は、A相、B相、C相の各相の第3回路配線71A、71B、71Cを含み、これらの各相の第3回路配線71A、71B、71Cもガス絶縁母線で構成され、それぞれ各相の第1垂直管21A、21B、21Cを通じて各相のガス遮断器11A、11B、11Cに接続され、また、各相の第3回路配線71A、71B、71Cは、第2方向に沿って互いにほぼ平行に延び、また、各相の第3回路配線71A、71B、71Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第3回路配線71A、71Bは、直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第3の垂直平面VS3上に配置され、C相の第3回路配線71Cは、第4の垂直平面VS4上に配置されるので、第1の回路配線モジュール50ともに複母線構造を構成する第3の回路配線モジュール70の垂直方向の寸法も小さくすることができ、ガス絶縁開閉装置100の垂直方向の寸法も小さくすることができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、各相の第1垂直管21A、21B、21Cに、A相、B相、C相の各相の第1の計器用変流器CTがそれぞれ配置され、また、前記各相の第2垂直管31A、31B、31Cに、A相、B相、C相の各相の第2の計器用変流器CTがそれぞれ配置されるので、各相の計器用変流器CTを、第1垂直管21A、21B、21Cおよび第2垂直管31A、31B、31Cを利用して、コンパクトに配置することができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、さらに、各相の第1垂直管21A、21B、21Cの上端部に水平に連結されたA相、B相、C相の各相の水平管22A、22B、22Cを備え、各相の第1回路配線51A、51B、51Cが、それぞれ各相の水平管22A、22B、22Cと、各相の第1垂直管21A、21B、21Cを通じて各相のガス遮断器11A、11B、11Cに接続されるので、垂直平面VS1、VS2の間に配置された各相の第1の回路配線51A、51B、51Cを、配置スペース幅WSからはみ出すことなく、コンパクトに各相のガス遮断器11A、11B、11Cに接続することができる。
また、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、各相の水平管22A、22B、22Cに、A相、B相、C相の各相の断路器DSがそれぞれ配置されるので、各相の水平管22A、22B、22Cを利用して、各相の断路器DSをコンパクトに配置することができる。
さらに、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100では、各相の第1垂直管21A、21B、21Cが互いにほぼ同じ垂直長さLV1を有し、また各相の第2垂直管31A、31B、31Cが互いにほぼ同じ垂直長さLV2を有し、しかも各相の第1垂直管21A、21B、21Cの垂直長さLV1と、各相の第2垂直管31A、31B、31Cの垂直長さLV2とが互いにほぼ等しくされるので、各垂直管21A、21B、21Cおよび垂直管31A、31B、31Cを、互いに同じ部品で安価に構成することができる。
実施の形態2.
実施の形態2のガス絶縁開閉装置200は、母線区分ユニットと呼ばれるガス絶縁開閉装置である。この実施の形態2のガス絶縁開閉装置200は、互いに隣接して配置された2つのガス絶縁開閉ユニット300、400を含む。第1のガス絶縁開閉ユニット300は、第1の遮断器モジュール310と、第1の回路配線モジュール350と、第2の回路配線モジュール360を含み、第1の回路配線モジュール350と第2の回路配線モジュール360との間の電気接続を、第1の遮断器モジュール310により開閉する。第2のガス絶縁開閉ユニット400は、第2の遮断器モジュール410と、第3の回路配線モジュール450と、第4の回路配線モジュール460を含み、第3の回路配線モジュール450と第4の回路配線モジュール460との間の電気接続を、第2の遮断器モジュール410により開閉する。第1の回路配線モジュール350の上部に第3の回路配線モジュール450が配置される。第2の回路配線モジュール360は、第1の回路配線モジュール350と関連して、小さい配置スペースに配置され、また第4の回路配線モジュール460は、第3の回路配線モジュール450と関連して、小さい配置スペースに配置される。
図5、図6、図7A、図7B、図7C、図8は、第1のガス絶縁開閉ユニット300を示し、図5はその左側面図、図6はその平面図、図7Aは、そのA相の垂直配置面VSA1に対応する正面図、図7Bは、そのB相の垂直配置面VSB1に対応する正面図、図7Cは、そのC相の垂直配置面VSC1に対応する正面図、図8は、図7A、7B、7CにおけるY−Y線による断面図である。
まず、第1のガス絶縁開閉ユニット300について、図5、図6、図7A、図7B、図7C、および図8を参照して説明する。この第1のガス絶縁開閉ユニット300は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100と基本的に同じ発想で構成される。第1、第2の回路配線モジュール350、360は、母線区分ユニットを構成するために、実施の形態1の第1、第2の回路配線モジュール50、60から変形される。
第1の遮断器モジュール310は、実施の形態1の遮断器モジュール10と同じに構成される。この第1の遮断器モジュール310は、A相のガス遮断器311Aと、B相のガス遮断器311Bと、C相のガス遮断器311Cと、共通の架台313を含む。架台313は、図5、図7A、図7B、図7Cに示すように、据付面14上に固定される。各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、架台313上に固定される。各相のガス遮断器311A、311B、311Cは円筒状に構成され、図5、図8に示すように、それぞれ軸線312a、312b、312cを有する。各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、水平配置平面HS0上に配置され、それぞれ架台313に取り付けられる。
実施の形態2のガス絶縁開閉装置200の構成を説明するために、x軸とy軸とz軸を含む3軸直交座標を想定し、水平配置平面HS0がこの3軸直交座標のx、y平面に存在するものとする。第1のガス絶縁開閉ユニット300における第1の遮断器モジュール310の各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、図5、図8に示すように、それぞれの軸線312a、312b、312cが、xy平面上に位置し、しかもそれぞれの軸線312a、312b、312cが、第1の方向に沿って、互いにほぼ平行に延びるように、配置される。ここで、第1の方向は、3軸直交座標のx軸の方向である。
第1のガス絶縁開閉ユニット300に関連して、図5、図6、図8に示すように、A相の垂直配置面VSA1と、B相の垂直配置面VSB1と、C相の垂直配置面VSC1を設定する。A相の垂直配置面VSA1は、水平配置平面HS0と垂直であって、A相のガス遮断器311Aの軸線312aを含む垂直平面である。B相の垂直配置面VSB1は、水平配置平面HS0と垂直であって、B相のガス遮断器311Bの軸線312bを含む垂直平面である。C相の垂直配置面VSC1は、水平配置平面HS0と垂直であって、C相のガス遮断器311Cの軸線312cを含む垂直平面である。これらのA相、B相、C相の垂直配置面VSA1、VSB1、VSC1は、3軸直交座標のx、z平面に平行であり、互いに平行な平面である。図5、図6に示す垂直配置面VSA1、VSB1の相間間隔mと、垂直配置面VSB1、VSC1の相間間隔mは、互いに等しい。
第1の遮断器モジュール310の各相のガス遮断器311A、311B、311Cの左端部上に、A相、B相、C相の各相の第1垂直管321A、321B、321Cが、垂直に結合される。同様に、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの右端部上に、A相、B相、C相の第2垂直管331A、331B、331Cが、垂直に結合される。第1の遮断器モジュール310に関連して、第1、第2の垂直平面VS1、VS2を設定する。第1の垂直平面VS1は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの左端部に交差する垂直平面である。第2の垂直平面VS2は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの右端部に交差する垂直平面である。第1、第2垂直平面VS1、VS2は、yz平面と平行であり、互いに平行な平面であって、A相、B相、C相の垂直配置面VSA1、VSB1、VSC1にそれぞれ直交する。第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間には、第1の遮断器モジュール310の上部に回路配線スペースCSが形成される。この回路配線スペースCSは、水平方向の幅W0が、第1、第2の垂直平面VS1、VS2と間隔に等しく、A相、B相、C相の垂直配置面VSA1、VSB1、VSC1を横切り、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間を延びている。
第1垂直管321A、321B、321Cは、それぞれの軸線が、第1の垂直平面VS1上に位置するようにして、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの左端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第1垂直管321Aは、図6に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSA1との交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器311Aの左端部上に結合される。B相の第1垂直管321Bは、図6に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSB1との交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器311Bの左端部上に結合される。同様に、C相の第1垂直管321Cは、図6に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSC1との交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器311Cの左端部上に結合される。
第2垂直管331A、331B、331Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの右端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第2垂直管331Aは、図6に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSA1との交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器311Aの右端部上に結合される。B相の第2垂直管331Bは、図6に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSB1との交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器311Aの右端部上に結合される。同様に、C相の第2垂直管331Cは、図6に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSC1との交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器311Aの右端部上に結合される。
各相の第1垂直管321A、321B、321Cは、互いに等しい垂直長さLV1を有し、また各相の第2垂直管331A、331B、331Cは、互いに等しい垂直長さLV2を有する。垂直長さLV1と垂直長さLV2は、互いに等しい長さとされ、LV1=LV2である。
各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間に、それぞれ基準軸線長さLSを有する。各相のガス遮断器311A、311B、311Cの基準軸線長さLSは、互いに同じ長さとされる。また、各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、それぞれの基準軸線長さLSの中間点をPとして、各相のガス遮断器311A、311B、311Cのそれぞれの軸線長さLSの中間点Pが、y軸と平行な第2の方向に整列するようにして、配置される。ここで、第2の方向は、3軸直交座標のy軸と平行な方向である。結果として、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの両端面で規制される配置スペース幅WSは、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの基準軸線長さLSに、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの両端部の端部長さを加えた長さとなり、各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、この配置スペース幅WSの中に、コンパクトに配置される。
各相のガス遮断器311A、311B、311Cは、2点切りと呼ばれるガス遮断器で構成され、図7A、図7B、図7Cに示すように、それぞれ内部に、2つの遮断用開閉スイッチ11a、11bを含む。これらの遮断用開閉スイッチ11a、11bは、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの内部に、それぞれ軸線312a、312b、312cに沿って配置され、互いに直列に接続される。各相のガス遮断器311A、311B、311Cの下部には、図5、図7A、図7B、図7Cに示すように、スイッチ駆動機構315A、315B、315Cが取り付けられる。スイッチ駆動機構315A、315B、315Cは、それぞれ各相のガス遮断器311A、311B、311Cの各遮断用開閉スイッチ11a、11bを同時に開閉するように駆動する。各相のガス遮断器311A、311B、311Cがそれぞれ、軸線312a、312b、312cに沿って配置された2つの直列接続された遮断用開閉スイッチ11a、11bを含むので、それぞれの基準軸線長さLSは、比較的大きな寸法となり、回路配線スペースCSも比較的大きな寸法となる。
各相の第1垂直管321A、321B、321Cの上端には、図5、図7A、図7B、図7C、図8に示すように、それぞれA相、B相、C相の各相の第1水平管322A、322B、322Cが連結される。この各相の第1水平管322A、322B、322Cは、それぞれ水平配置平面HS0と平行な第1の水平平面HS1上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第1水平管322Aは、図8に示すように、第1の水平平面HS1とA相の垂直配置面VSA1との交差線上に配置され、B相の第1水平管322Bは、第1水平平面HS1とB相の垂直配置面VSB1との交差線上に配置され、またC相の第1水平管322Cは、第1水平平面HS1とC相の垂直配置面VSC1との交差線上に配置される。
各相の第2垂直管331A、331B、331Cの上端には、図7A、図7B、図7Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第3垂直管332A、332B、332Cが、垂直に連結される。第3垂直管332A、332B、332Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相の第2垂直管331A、331B、331Cの上端に垂直に連結される。具体的には、A相の第3垂直管332Aは、図7Aに示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSA1との交差線上に位置するようにして、A相の第2垂直管331A上に結合される。B相の第3垂直管332Bは、図7Bに示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSB1との交差線上に位置するようにして、B相の第2垂直管331B上に結合される。同様に、C相の第3垂直管332Cは、図7Cに示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSC1との交差線上に位置するようにして、C相の第2垂直管331C上に結合される。
各相の第3垂直管332A、332B、332Cの上端には、図7A、図7B、図7Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第2水平管333A、333B、333Cが連結される。この各相の第2水平管333A、333B、333Cは、それぞれ第1の水平平面HS1の上部に第1の水平平面HS1と平行に位置する第3の水平平面HS3上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第2水平管333Aは、第3の水平平面HS3とA相の垂直配置面VSA1との交差線上に配置され、B相の第2水平管333Bは、第3の水平平面HS3とB相の垂直配置面VSB1との交差線上に配置され、またC相の第2水平管333Cは、第3の水平平面HS3とC相の垂直配置面VSC1との交差線上に配置される。第1の水平平面HS1と第3の水平平面HS3との垂直方向の間隔はαである。
第1の回路配線モジュール350は、A相、B相、C相の各相の第1回路配線351A、351B、351Cを含み、これらの各相の第1回路配線351A、351B、351Cは、それぞれガス絶縁母線で構成される。また、第2の回路配線モジュール360は、A相、B相、C相の各相の第2回路配線361A、361B、361Cを含み、これらの各相の第2回路配線も、それぞれガス絶縁母線で構成される。
第1のガス絶縁開閉ユニット300では、第1の回路配線モジュール350の各相の第1回路配線351A、351B、351Cと、第2の回路配線モジュール360の各相の第2回路配線361A、361B、361Cとが、回路配線ラインL1、L2、L3、L4を一部で共用しながら、水平配置平面HS0の上部の回路配線スペースCSにコンパクトに配置される。回路配線ラインL1、L2、L3、L4は、回路配線スペースCS内に、第2の方向(y軸の方向)に沿って、A相、B相、C相の各垂直配置面VSA、VSB、VSCと直交する直線であり、互いに平行に延びるように設定される。
回路配線ラインL1、L2、L3、L4に関連して、図6、図7A,図7B、図7Cに示すように、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2との間に、それらに平行な第3の垂直平面VS3を設定する。この第3の垂直平面VS3は、具体的には、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2とのちょうど中間に位置し、各相のガス遮断器311A、311B、311Cの各基準軸線長さLSの中間点Pを通る垂直平面である。第3の垂直平面VS3と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔は2αであり、また、第3の垂直平面VS3と第2の垂直平面VS2との水平方向の間隔も2αである。また、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3との間に、それらに平行な第4の垂直平面VS4を設定する。この第4の垂直平面VS4は、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3とのちょうど中間に位置する。第4の垂直平面VS4と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔はαであり、第4の垂直平面VS4と第3の垂直平面VS3との間隔もαである。
回路配線ラインL1、L2、L4は、第3の垂直平面VS3上に互いに平行に位置する。回路配線ラインL1は、第1の水平平面HS1と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置する。回路配線ラインL4は、第3の水平平面HS3と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置する。第3の垂直平面VS3上では、回路配線ラインL1が、回路配線ラインL2、L4の中間に位置し、回路配線ラインL2が回路配線ラインL1の真下に、また、回路配線ラインL4が回路配線ラインL2の真上に位置する。回路配線ラインL1、L2の垂直方向の間隔はαであり、また回路配線ラインL1、L4の垂直方向の間隔もαである。回路配線ラインL3は、第4の垂直平面VS4上に位置するように配置される。
回路配線ラインL1、L2、L3は、それぞれ直角二等辺三角形の各頂点に配置される。回路配線ラインL1と、回路配線ラインL3との間が、直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL1、L2は、前記直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に配置される。また、回路配線ラインL2、L3は、前記直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に配置される。回路配線ラインL2、L3の水平方向の間隔もαである。
第1の回路配線モジュール350のA相の第1回路配線351Aは、図7A、図8に示すように回路配線ラインL1上に位置し、A相のガス遮断器311Aの上に延在するが、B相、C相のガス遮断器311B、311Cの上には延びていない。第1の回路配線モジュール350のB相の第1回路配線351Bは、図7A、図7B、図8に示すように、回路配線ラインL2上に位置し、A相、B相のガス遮断器311A、311Bの上に延在するが、C相のガス遮断器311Cの上には延びていない。第1の回路配線モジュール350のC相の第1回路配線351Cは、図7A、図7B、図7C、図8に示すように回路配線ラインL3上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器311A、311B、311Cの上部に延在している。
第2の回路配線モジュール360のA相の第2回路配線361Aは、図7A、図7B、図7C、図8に示すように、回路配線ラインL4上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器311A、311B、311Cの上部に延在している。第2の回路配線モジュール360のB相の第2回路配線361Bは、図7B、図7C、図8に示すように、回路配線ラインL1上に、A相の第1回路配線351Aと同軸に位置し、B相、C相のガス遮断器311B、311Cの上部に延在するが、A相の第1回路配線351Aが延在するガス遮断器311Aの上部には、延在しない。また、第2の回路配線モジュール360のC相の第2回路配線361Cは、図7C、図8に示すように、回路配線ラインL2上に、B相の第1回路配線351Bと同軸に位置し、C相のガス遮断器311Cの上部に延在するが、B相の第1回路配線351Bが延在するA相、B相のガス遮断器311A、311Bの上部には延在しない。
第1の回路配線モジュール350のA相の第1回路配線351Aは、図7Aに示すように、A相の第1回路配線351Aと第1水平管322Aとを接続する接続管352Aと、A相の第1水平管322Aと、第1垂直管321Aを通じてA相のガス遮断器311Aの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール360のA相の第2回路配線361Aは、A相の第2回路配線361Aと第2水平管333Aとを接続する接続管362Aと、A相の第2水平管333Aと、第3垂直管332Aと、第2垂直管331Aを通じて、A相のガス遮断器311Aの右端部に接続される。これらのA相の第1回路配線351Aと第2回路配線361Aとの間の電気接続は、A相のガス遮断器311Aにより開閉される。接続管352A、362Aは、ガス絶縁接続管で構成される。
第1の回路配線モジュール350のB相の第1回路配線351Bは、図7Bに示すように、B相の第1回路配線351Bと第1水平管322Bとを接続する接続管352Bと、B相の第1水平管322Bと、第1垂直管321Bとを通じてB相のガス遮断器311Bの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール360のB相の第2回路配線361Bは、B相の第2回路配線361Bと第2水平管333Bとを接続する接続管362B、363Bと、B相の第2水平管333Bと、第3垂直管332Bと、第2垂直管331Bを通じて、B相のガス遮断器311Bの右端部に接続される。これらのB相の第1回路配線351Bと第2回路配線361Bとの間の電気接続は、B相のガス遮断器311Bにより開閉される。接続管352B、362B、363Bも、ガス絶縁接続管で構成される。
第1の回路配線モジュール350のC相の第1回路配線351Cは、図7Cに示すように、C相の第1回路配線351Cと第1水平管322Cとを接続する接続管352Cと、C相の第1水平管322Cと、第1垂直管321Cとを通じてC相のガス遮断器311Cの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール360のC相の第2回路配線361Cは、C相の第2回路配線361Cと第2水平管333Cとを接続する接続管362C、363C、364Cと、C相の第2水平管333Cと、第3垂直管332Cと、第2垂直管331Cを通じて、C相のガス遮断器311の右端部に接続される。これらのC相の第1回路配線351Cと第2回路配線361Cとの間の電気接続は、C相のガス遮断器311Cにより開閉される。接続管352C、362C、363C、364Cも、ガス絶縁接続管で構成される。
各相の第1水平管322A、322B、322Cは、第1の回路配線モジュール350の各相の第1回路配線351A、351B、351Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵する。また、各相の第1垂直管321A、321B、321Cは、第1の回路配線モジュール350の各相の第1配線351A、351B、351Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
各相の第2水平管333A、333B、333Cは、第2の回路配線モジュール360の各相の第2回路配線361A、361B、361Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵し、また各相の第2垂直管331A、331B、331Cは、第2の回路配線モジュール360の各相の第2回路配線361A、361B、361Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
実施の形態2の第1のガス絶縁開閉ユニット300では、A相のガス遮断器311Aは、第1の回路配線モジュール350のA相の第1回路配線351Aと、第2の回路配線モジュール360のA相の第2回路配線361Aとの間の電気接続を開閉する。B相のガス遮断器311Bは、第1の回路配線モジュール350のB相の第1回路配線351Bと、第2の回路配線モジュール360のB相の第2回路配線361Bとの間の電気接続を開閉する。同様に、C相のガス遮断器311Cは、第1の回路配線モジュール350のC相の第1回路配線351Cと、第2の回路配線モジュール360のC相の第2回路配線361Cとの間の電気接続を開閉する。
次に実施の形態2における第2のガス絶縁開閉ユニット400について、図9、図10、図11A、図11B、図11C、図12を参照して説明する。図9、図10、図11A、図11B、図11C、図12は、第2のガス絶縁開閉ユニット400を示し、図9はその左側面図、図10はその平面図、図11Aは、そのA相の垂直配置面VSA2に対応する正面図、図11Bは、そのB相の垂直配置面VSB2に対応する正面図、図11Cは、そのC相の垂直配置面VSC2に対応する正面図、図12は、図11A、図11B、図11CにおけるX−X線による断面図である。
この第2のガス絶縁開閉ユニット400は、第2の遮断器モジュール410と、第3の回路配線モジュール450と、第4の回路配線モジュール460を含む。第2のガス絶縁開閉ユニット400も、第1のガス絶縁開閉ユニット300と同様に、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100と基本的に同じ発想で構成される。第3、第4の回路配線モジュール450、460は、母線区分ユニットを構成するために、実施の形態1の第1、第2の回路配線モジュール50、60から変形される。
第2のガス絶縁開閉ユニット400の第2の遮断器モジュール410は、実施の形態1の遮断器モジュール10と同様に構成される。この遮断器モジュール410は、A相のガス遮断器411Aと、B相のガス遮断器411Bと、C相のガス遮断器411Cと、共通の架台413を含む。架台413は、図9、図11A、図11B、図11Cに示すように、据付面14上に固定される。据付面14は、第1のガス絶縁開閉ユニット300の据付面14と同じである。架台413は、第1のガス絶縁開閉ユニット300における架台313を延長して共用することもできる。各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、架台413上に固定される。各相のガス遮断器411A、411B、411Cは円筒状に構成され、図9、図12に示すように、それぞれ軸線412a、412b、412cを有する。各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、水平配置平面HS0上に配置され、それぞれ架台413に取り付けられる。水平配置平面HS0は、第1のガス絶縁開閉ユニット300における水平配置平面HS0と同じ平面である。
実施の形態2のガス絶縁開閉装置200の構成を説明するために想定した3軸直交座標のx、y平面に、水平配置平面HS0が存在するものとする。第2のガス絶縁開閉ユニット400における第2の遮断器モジュール410の各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、図9、図12に示すように、それぞれの軸線412a、412b、412cが、水平配置平面HS0とともにxy平面上に位置し、しかもそれぞれの軸線412a、412b、412cが、第1の方向に沿って、互いにほぼ平行に延びるように、配置される。ここで、第1の方向は、前記3軸直交座標のx軸の方向である。
第2のガス絶縁開閉ユニット400に関連して、図9、図10、図12に示すように、A相の垂直配置面VSA2と、B相の垂直配置面VSB2と、C相の垂直配置面VSC2を設定する。A相の垂直配置面VSA2は、水平配置平面HS0と垂直であって、A相のガス遮断器411Aの軸線412aを含む垂直平面である。B相の垂直配置面VSB2は、水平配置平面HS0と垂直であって、B相のガス遮断器411Bの軸線412bを含む垂直平面である。C相の垂直配置面VSC2は、水平配置平面HS0と垂直であって、C相のガス遮断器411Cの軸線412cを含む垂直平面である。これらのA相、B相、C相の垂直配置面VSA2、VSB2、VSC2は、3軸直交座標のx、z平面に平行であり、それぞれ第1のガス絶縁開閉ユニット300の各相の垂直配置面VSA1、VSB1、VSC1と平行な平面として構成された垂直平面である。図9、図10に示す垂直配置面VSA2、VSB2の相間間隔mと、垂直配置面VSB2、VSC2の相間間隔mは、互いに等しい。また、これらの相間間隔mは、第1のガス絶縁開閉ユニット300における相間間隔mとも等しい。
第2の遮断器モジュール410の各相のガス遮断器411A、411B、411Cの左端部上に、A相、B相、C相の各相の第4垂直管421A、421B、421Cが、垂直に結合される。同様に、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの右端部上に、A相、B相、C相の第5垂直管431A、431B、431Cが、垂直に結合される。第2のガス遮断器モジュール410に関連して、第1、第2の垂直平面VS1、VS2を設定する。第1の垂直平面VS1は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの左端部に交差する垂直平面である。第2の垂直平面VS2は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの右端部に交差する垂直平面である。第1、第2垂直平面VS1、VS2は、yz平面と平行であり、互いに平行な平面であって、A相、B相、C相の垂直配置面VSA2、VSB2、VSC2にそれぞれ直交する。これらの第1、第2垂直平面VS1、VS2は、それぞれ第1のガス絶縁開閉ユニット300における第1、第2垂直平面VS1、VS2と同じ平面として構成された垂直平面であり、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間には、第2の遮断器モジュール410の上部に回路配線スペースCSが形成される。この回路配線スペースCSは、第1のガス絶縁開閉ユニット300における回路配線スペースCSを延長したもので、水平方向の幅W0が、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間隔に等しく、A相、B相、C相の垂直配置面VSA2、VSB2、VSC2を横切り、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間を延びている。
第4垂直管421A、421B、421Cは、それぞれの軸線が、第1の垂直平面VS1上に位置するようにして、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの左端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第4垂直管421Aは、図10に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器411Aの左端部上に結合される。B相の第4垂直管421Bは、図10に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器411Bの左端部上に結合される。同様に、C相の第4垂直管421Cは、図10に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器411Cの左端部上に結合される。
第5垂直管431A、431B、431Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの右端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第5垂直管431Aは、図10に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器411Aの右端部上に結合される。B相の第5垂直管431Bは、図10に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器411Bの右端部上に結合される。同様に、C相の第5垂直管431Cは、図10に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器411Cの右端部上に結合される。
各相の第4垂直管421A、421B、421Cは、互いに等しい垂直長さLV1を有し、この垂直長さLV1は、第1のガス絶縁開閉ユニット300における垂直長さLV1と等しい。また各相の第5垂直管431A、431B、431Cは、互いに等しい垂直長さLV2を有し、この垂直長さLV2も第1のガス絶縁開閉ユニット300における垂直長さLV2に等しい。垂直長さLV1と垂直長さLV2は、互いに等しい長さとされ、LV1=LV2である。
各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間に、それぞれ基準軸線長さLSを有する。各相のガス遮断器411A、411B、411Cの基準軸線長さLSは、互いに同じ長さとされる。この基準軸線長さLSは、第1のガス絶縁開閉ユニット300における基準軸線長さLSと同じとされる。また、各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、それぞれの基準軸線長さLSの中間点をPとして、各相のガス遮断器411A、411B、411Cのそれぞれの軸線長さLSの中間点Pが、第2の方向(y軸の方向)に整列するようにして、配置される。各相のガス遮断器411A、411B、411Cの基準軸線長さLSの中間点Pは、第1のガス絶縁開閉ユニット300における各相のガス遮断器311A、311B、311Cの基準軸線長さLSの中間点Pとも、同じ直線上に整列する。結果として、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの両端面で規制される配置スペース幅WSは、第1のガス絶縁開閉ユニット300における配置スペース幅WSと等しくなり、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの基準軸線長さLSに、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの両端部の端部長さを加えた長さとなり、各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、この配置スペース幅WSの中に、コンパクトに配置される。
各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、2点切りと呼ばれるガス遮断器で構成され、とくに図11A、図11B、図11Cに示すように、それぞれ内部に、2つの遮断用開閉スイッチ11a、11bを含む。これらの遮断用開閉スイッチ11a、11bは、各相のガス遮断器411A、411B、411Cの内部に、それぞれ軸線412a、412b、412cに沿って配置され、互いに直列に接続される。各相のガス遮断器411A、411B、411Cの下部には、とくに図9、図11A、図11B、図11Cに示すように、スイッチ駆動機構415A、415B、415Cが取り付けられる。スイッチ駆動機構415A、415B、415Cは、それぞれ各相のガス遮断器411A、411B、411Cの各遮断用開閉スイッチ11a、11bを同時に開閉するように駆動する。各相のガス遮断器411A、411B、411Cがそれぞれ、軸線412a、412b、412cに沿って配置された2つの直列接続された遮断用開閉スイッチ11a、11bを含むので、それぞれの基準軸線長さLSは、比較的大きな寸法となり、回路配線スペースCSも比較的大きな寸法となる。
各相の第4垂直管421A、421B、421Cの上端には、図9、図11A、図11B、図11C、図12に示すように、それぞれA相、B相、C相の各相の第6垂直管422A、422B、422Cが、垂直に連結される。第6垂直管422A、422B、422Cは、それぞれの軸線が、第1の垂直平面VS1上に位置するようにして、各相の第4垂直管421A、421B、421Cの上端に垂直に連結される。具体的には、A相の第6垂直管422Aは、その軸線が、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に位置するようにして、A相の第4垂直管421A上に結合される。B相の第6垂直管422Bは、その軸線が、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に位置するようにして、B相の第4垂直管421A上に結合される。同様に、C相の第6垂直管423Cは、その軸線が、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に位置するようにして、C相の第4垂直管421C上に結合される。
さらに、各相の第6垂直管422A、422B、422Cの上端には、図9、図11A、図11B、図11C、図12に示すように、それぞれA相、B相、C相の各相の第3水平管423A、423B、423Cが連結される。この各相の第3水平管423A、423B、423Cは、それぞれ水平配置平面HS0と平行な第2の水平平面HS2上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。第2の水平平面HS2は、第1のガス絶縁開閉ユニット300における第3の水平平面HS3の上部に設定される。第2の水平平面HS2と第3の水平平面HS3との垂直方向の間隔はαであり、第2の水平平面HS2と第1のガス絶縁開閉ユニット300における第1の水平平面HS1との垂直方向の間隔はβである。この間隔βは、2α≦β≦3αの関係を満たすように設定される。A相の第3水平管423Aは、図12に示すように、第2の水平平面HS2とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に配置され、B相の第3水平管423Bは、第2の水平平面HS2とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に配置され、またC相の第3水平管423Cは、第2の水平平面HS2とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に配置される。
各相の第5垂直管431A、431B、431Cの上端には、図11A、図11B、図11Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第7垂直管432A、432B、432Cが、垂直に連結される。第7垂直管432A、432B、432Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相の第5垂直管431A、431B、431Cの上端に垂直に連結される。具体的には、A相の第7垂直管432Aは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に位置するようにして、A相の第5垂直管431A上に結合される。B相の第7垂直管432Bは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に位置するようにして、B相の第5垂直管431B上に結合される。同様に、C相の第7垂直管432Cは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に位置するようにして、C相の第5垂直管431C上に結合される。
各相の第7垂直管432A、432B、432Cの上端には、図11A、図11B、図11Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第4水平管433A、433B、433Cが連結される。この各相の第4水平管433A、433B、433Cは、それぞれ第2の水平平面HS2上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第4水平管433Aは、第2の水平平面HS2とA相の垂直配置面VSA2との交差線上に配置され、B相の第4水平管433Bは、第2の水平平面HS2とB相の垂直配置面VSB2との交差線上に配置され、またC相の第4水平管433Cは、第2の水平平面HS2とC相の垂直配置面VSC2との交差線上に配置される。
各相の第6垂直管422A、422B、422Cは、互いに等しい垂直長さLV3を有し、この垂直長さLV3は、各相の第4垂直管421A、421B、421Cの垂直長さLV1より長い。また各相の第7垂直管432A、432B、432Cは、互いに等しい垂直長さLV4を有し、この垂直長さLV4は、各相の第5垂直管431A、431B、431Cの垂直長さLV2より長い。垂直長さLV3と垂直長さLV4は、互いに等しい長さとされ、LV3=LV4である。
第3の回路配線モジュール450は、A相、B相、C相の各相の第3回路配線451A、451B、451Cを含み、これらの各相の第3回路配線451A、451B、451Cは、それぞれガス絶縁母線で構成される。また、第4の回路配線モジュール460は、A相、B相、C相の各相の第4回路配線461A、461B、461Cを含み、これらの各相の第4回路配線も、それぞれガス絶縁母線で構成される。
第2のガス絶縁開閉ユニット400では、第3の回路配線モジュール450の各相の第3回路配線451A、451B、451Cと、第4の回路配線モジュール460の各相の第4回路配線461A、461B、461Cとが、3相の回路配線ラインL4、L5、L6、L7を一部で共用しながら、水平配置平面HS0の上部の回路配線スペースCSにコンパクトに配置される。回路配線ラインL4は、第1のガス絶縁開閉ユニット300について、図7A、図7B、図7C、図8に示すように設定された回路配線ラインである。回路配線ラインL5、L6、L7は、回路配線スペースCS内に、第2の方向(y軸の方向)に沿って、A相、B相、C相の各垂直配置面VSA、VSB、VSCと直交する直線であり、互いに平行に延びるように設定される。
回路配線ラインL5、L6は、第3の垂直平面VS3上に互いに平行に位置する。回路配線ラインL5は、第2の水平平面HS2と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置する。回路配線ラインL5は、回路配線ラインL4の真上に位置し、回路配線ラインL6は、回路配線ラインL5の真上に位置する。回路配線ラインL5、L4の垂直方向の間隔はαであり、回路配線ラインL5、L6の垂直方向の間隔もαである。回路配線ラインL7は、第4の垂直平面VS4上に位置するように配置される。回路配線ラインL6、L7の水平方向の間隔もαである。
回路配線ラインL5、L6、L7は、それぞれ直角二等辺三角形の各頂点に配置される。回路配線ラインL5と、回路配線ラインL7との間が、直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL5、L6は、前記直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に配置される。また、回路配線ラインL6、L7は、前記直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に配置される。
第3の回路配線モジュール450のA相の第3回路配線451Aは、図11A、図12に示すように、回路配線ラインL5上に位置し、A相のガス遮断器411Aの上に延在するが、B相、C相のガス遮断器411B、411Cの上には延在していない。第3の回路配線モジュール450のB相の第3回路配線451Bは、図11A、図11B、図12に示すように、回路配線ラインL6上に位置し、A相、B相のガス遮断器411A、411Bの上に延在するが、C相のガス遮断器411Cの上には延びていない。第3の回路配線モジュール450のC相の第3回路配線451Cは、図11A、図11B、図11C、図12に示すように、回路配線ラインL7上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器411A、411B、411Cの上部に延在している。
第4の回路配線モジュール460のA相の第4回路配線461Aは、図11A、図11B、図11C、図12に示すように、回路配線ラインL4上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器411A、411B、411Cの上部に延在している。第4の回路配線モジュール460のB相の第4回路配線461Bは、図11B、図11C、図12に示すように、回路配線ラインL5上に、A相の第3回路配線451Aと同軸に位置し、B相、C相のガス遮断器411B、411Cの上部に延在するが、A相の第3回路配線451Aが延在するガス遮断器411Aの上部には、延在しない。また、第4の回路配線モジュール460のC相の第4回路配線461Cは、図11C、図12に示すように、回路配線ラインL6上に、B相の第3回路配線451Bと同軸に位置し、C相のガス遮断器411Cの上部に延在するが、B相の第3回路配線451Bが延在するA相、B相のガス遮断器411A、411Bの上部には延在しない。
第3の回路配線モジュール450のA相の第3回路配線451Aは、図11Aに示すように、A相の第3回路配線451Aと第3水平管423Aとを接続する接続管452Aと、A相の第3水平管423Aと、第6垂直管422Aと、第4垂直管421Aを通じてA相のガス遮断器411Aの左端部に接続される。また、第4の回路配線モジュール460のA相の第4回路配線461Aは、A相の第4回路配線461Aと第4水平管433Aとを接続する接続管462A、463Aと、A相の第4水平管433Aと、第7垂直管432Aと、第5垂直管431Aを通じて、A相のガス遮断器411Aの右端部に接続される。これらのA相の第3回路配線451Aと第4回路配線461Aとの間の電気接続は、A相のガス遮断器411Aにより開閉される。
第3の回路配線モジュール450のB相の第3回路配線451Bは、図11Bに示すように、B相の第3回路配線451Bと第3水平管423Bとを接続する接続管452Bと、B相の第3水平管423Bと、第6垂直管422Aと、第4垂直管421Bとを通じてB相のガス遮断器411Bの左端部に接続される。また、第4の回路配線モジュール460のB相の第4回路配線461Bは、B相の第4回路配線461Bと第4水平管433Bとを接続する接続管462Bと、B相の第4水平管433Bと、第7垂直管432Bと、第5垂直管431Bを通じて、B相のガス遮断器411Bに右端部に接続される。これらのB相の第3回路配線451Bと第4回路配線461Bとの間の電気接続は、B相のガス遮断器411Bにより開閉される。
第3の回路配線モジュール450のC相の第3回路配線451Cは、図11Cに示すように、C相の第3回路配線451Cと第3水平管423Cとを接続する接続管452Cと、C相の第3水平管423Cと、第6垂直管422Cと、第4垂直管421Cとを通じてC相のガス遮断器411Cの左端部に接続される。また、第4の回路配線モジュール460のC相の第4回路配線461Cは、C相の第4回路配線461Cと第4水平管433Cとを接続する接続管462C、463Cと、C相の第4水平管433Cと、第7垂直管432Cと、第5垂直管431Cを通じて、C相のガス遮断器411Bに右端部に接続される。これらのC相の第3回路配線451Cと第4回路配線461Cとの間の電気接続は、C相のガス遮断器411Cにより開閉される。
各相の第3水平管423A、423B、423Cは、第3の回路配線モジュール450の各相の第3回路配線451A、451B、451Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵する。また、各相の第4垂直管421A、421B、421Cは、第3の回路配線モジュール450の各相の第3回路配線451A、451B、451Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
各相の第4水平管433A、433B、433Cは、第4の回路配線モジュール460の各相の第4回路配線461A、461B、461Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵し、また各相の第5垂直管431A、431B、431Cは、第4の回路配線モジュール460の各相の第4回路配線461A、461B、461Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
実施の形態2のガス絶縁開閉ユニット400では、A相のガス遮断器411Aは、第3の回路配線モジュール450のA相の第3回路配線451Aと、第4の回路配線モジュール460のA相の第4回路配線461Aとの間の電気接続を開閉する。B相のガス遮断器411Bは、第3の回路配線モジュール450のB相の第3回路配線451Bと、第4の回路配線モジュール460のB相の第4回路配線461Bとの間の電気接続を開閉する。同様に、C相のガス遮断器411Cは、第3の回路配線モジュール450のC相の第3回路配線451Cと、第4の回路配線モジュール460のC相の第4回路配線461Cとの間の電気接続を開閉する。
実施の形態2のガス絶縁開閉装置200においても、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100と同様な効果を得ることができる。加えて、実施の形態2のガス絶縁開閉装置200における第1のガス絶縁開閉ユニット300では、第1の回路配線モジュール350のA相の第1回路配線351Aは、第3の垂直平面VS3上でA相のガス遮断器311Aの上部に延在し、B相の第1回路配線351Bは、第3の垂直平面VS3上で、A相とB相の各ガス遮断器311A、311Bの上部に延在し、C相の第1回路配線351Cは、第4の垂直平面VS4上でA相、B相、C相の各ガス遮断器311A、311B、311Cの上部に延在し、また、第2の回路配線モジュール360のA相、B相、C相の各相の第2回路配線361A、361B、361Cは、それぞれガス絶縁母線で構成され、A相の第2回路配線361Aは、A相の第1回路配線351Aと平行に、第3の垂直平面VS3上に配置され、A相、B相、C相の各相のガス遮断器311A、311B、311Cの上部に延在し、B相の第2回路配線361Bは、第3の垂直平面VS3上に、A相の第1回路配線351Aと同軸に配置され、B相とC相のガス遮断器311B、311Cの上部に延在し、C相の第2回路配線361Cは、第3の垂直平面VS3上に、B相の第1回路配線351Bと同軸上に配置され、C相のガス遮断器311Cの上部に延在するので、第1、第2の回路配線モジュール350、360をコンパクトに配置することができる。
また、実施の形態2のガス絶縁開閉装置200の第1のガス絶縁開閉ユニット300では、さらに、前記A相、B相、C相の各相の第2垂直管331A、331B、331C上に垂直に連結されたA相、B相、C相の各相の第3垂直管332A、332B、332C、およびこれらの各相の第3垂直管332A、332B、332Cの上に第1の方向に延びるように連結されたA相、B相、C相の各相の水平管333A、333B、333Cを備え、A相の第2回路配線361Aは、A相の水平管333AとA相の第3垂直管332AとA相の第2垂直管331Aを通じてA相のガス遮断器311Aに、B相の第2回路配線361Bは、B相の水平管333BとB相の第3垂直管332BとB相の第2垂直管331Bを通じてB相のガス遮断器311Bに、またC相の第3回路配線361Cは、C相の水平管333CとC相の第3垂直管332CとC相の第2垂直管331Cを通じてC相のガス遮断器311Cに、それぞれ接続されるので、第2の回路配線モジュール360を簡単に各相のガス遮断器311A、311B、311Cに接続することができる。
また、実施の形態2のガス絶縁開閉装置200は、さらに第2のガス絶縁開閉ユニット400について、A相、B相、C相の各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cを含み、各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cの軸線412a、412b、412cが、水平配置平面HS0上で、第1の方向に互いに平行に延びるように配置された第2の遮断器モジュール410、各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cのそれぞれの一端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第4垂直管421A、421B、421C、第2の遮断器ユニット410の上部に配置され、各相の第4垂直管421A、421B、421Cを通じて各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cにそれぞれ接続されたA相、B相、C相の各相の第3回路配線451A、451B、451Cを含む第3の回路配線モジュール450、各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cのそれぞれの他端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第5垂直管431A、431B、431C、および各相の第5垂直管431A、431B、431Cを通じて各相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cにそれぞれ接続されたA相、B相、C相の第4回路配線461A、461B、461Cを含む第4の回路配線モジュール460を備え、A相の第2ガス遮断器411Aが、A相の第3回路配線451AとA相の第4回路配線461Aとの間の電気接続を、B相の第2ガス遮断器411Bが、B相の第3回路配線451BとB相の第4回路配線461Bとの間の電気接続を、またC相の第2ガス遮断器411Cが、C相の第3回路配線451CとC相の第4回路配線461Cとの間の電気接続をそれぞれ開閉するものであって、各相の第4垂直管421A、421B、421Cは、第1の垂直平面VS1上に配置され、各相の第5垂直管431A、431B、431Cは、第2の垂直平面VS2上に配置され、第2の遮断器モジュール410の各相のガス遮断器411A、411B、411Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間で互いに同じ長さの基準軸線長さLSを有し、第3の回路配線モジュール450の各相の第3回路配線451A、451B、451Cは、それぞれガス絶縁母線で構成され、第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、各相の第3回路配線451A、451B、451Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第3回路配線451A、451Bは、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第3の垂直平面VS3上に配置され、C相の第3回路配線451Cは、第4の垂直平面VS4上に配置されるので、第2の遮断器モジュール410、第3の回路配線モジュール450、および第4の回路配線モジュール460を小さな配置スペースにコンパクトに配置することができる。
また、実施の形態2のガス絶縁開閉装置200では、第2のガス絶縁開閉ユニット400について、A相の第3回路配線451Aは、第3の垂直平面VS3上でA相の第2ガス遮断器411Aの上部に延在し、B相の第3回路配線451Bは、第3の垂直平面VS3上でA相とB相の各第2ガス遮断器411A、411Bの上部に延在し、C相の第3回路配線451Cは、第4の垂直平面VS4上でA相、B相、C相の各ガス遮断器411A、411B、411Cの上部に延在し、A相、B相、C相の各相の第4回路配線461A、461B、461Cは、それぞれガス絶縁母線で構成され、A相の第4回路配線461Aは、A相の第3回路配線451Aと平行に、第3の垂直平面VS3上に配置され、A相、B相、C相の第2ガス遮断器411A、411B、411Cの上部に延在し、B相の第4回路配線461Cは、第3の垂直平面VS3上に、A相の第3回路配線451Aと同軸に配置され、B相、C相の第2ガス遮断器411B、411Cの上部に延在し、またC相の第4回路配線461Cは、第3の垂直平面VS3上に、B相の第3回路配線451Bと同軸に配置され、C相の第2ガス遮断器411Cの上部に延在するので、第3、第4の回路配線モジュール450、460をコンパクトに配置することができる。
また、実施の形態2のガス絶縁開閉装置200では、A相のガス遮断器311AおよびA相の第2ガス遮断器411A上において、それぞれ、第3の垂直平面VS3上に、下から上に向かって、B相の第1回路配線351Bと、A相の第1回路配線351Aと、A相の第2回路配線361Aと、A相の第3回路配線451Aと、B相の第3回路配線461Bが配置され、第3の垂直平面VS3上におけるA相とB相の各第1回路配線351A、351Bの間隔をαとし、第3の垂直平面VS3上におけるA相とB相の各第3回路配線451A、451Bの間隔をαとし、第3の垂直平面上VS3におけるA相の第1回路配線351AとA相の第3回路配線451Aの間隔βを、2α≦β≦3αとしたので、第1〜第4の回路配線モジュール350、360、450、460を、垂直高さを抑えながら、コンパクトに配置できる。
また実施の形態2のガス絶縁開閉装置200では、さらに、第1の垂直平面VS1と第4の垂直平面VS4との間隔をαとし、第3の垂直平面VS3と第4の垂直平面VS4との間隔をαとし、第2の垂直平面VS2と第3の垂直平面VS3との間隔を2αとしたので、第3の垂直平面VS3の両側において各回路配線モジュール350、360、450、460を遮断器モジュール310、410に効果的に接続できる。
実施の形態3.
実施の形態3のガス絶縁開閉装置500は、母線連結ユニットと呼ばれるガス絶縁開閉装置である。この実施の形態3のガス絶縁開閉装置500は、遮断器モジュール510と、第1の回路配線モジュール550と、第2の回路配線モジュール560を含む。このガス絶縁開閉装置では、第1の回路配線モジュール550と第2の回路配線モジュール560との間の電気接続を、遮断器モジュール510により開閉する。遮断器モジュール510の上部に第1の回路配線モジュール550が配置され、第1の回路配線モジュール550の上部に第2の回路配線モジュール560が配置される。第2の回路配線モジュール560は、第1の回路配線モジュール550と関連して、小さい配置スペースに配置される。
図13、図14、図15A、図15B、図15C、図16は、実施の形態3のガス絶縁開閉装置500を示し、図13はその左側面図、図14はその平面図、図15Aは、そのA相の垂直配置面VSAに対応する正面図、図15Bは、そのB相の垂直配置面VSBに対応する正面図、図15Cは、そのC相の垂直配置面VSCに対応する正面図、図16は、図15A、15B、15CにおけるW−W線による断面図である。
このガス絶縁開閉装置500は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置100と基本的に同じ発想で構成される。第1、第2の回路配線モジュール550、560は、母線連絡ユニットを構成するために、実施の形態1の第1、第2の回路配線モジュール50、60から変形される。
遮断器モジュール510は、実施の形態1の遮断器モジュール10と同じに構成される。この遮断器モジュール510は、A相のガス遮断器511Aと、B相のガス遮断器511Bと、C相のガス遮断器511Cと、共通の架台513を含む。架台513は、図13、図15A、図15B、図15Cに示すように、据付面14上に固定される。各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、架台513上に固定される。各相のガス遮断器511A、511B、511Cは円筒状に構成され、図13、図16に示すように、それぞれ軸線512a、512b、512cを有する。各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、水平配置平面HS0上に配置され、それぞれ架台513に取り付けられる。
実施の形態3のガス絶縁開閉装置500の構成を説明するために、x軸とy軸とz軸を含む3軸直交座標を想定し、水平配置平面HS0がこの3軸直交座標のx、y平面に存在するものとする。遮断器モジュール510の各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、図13、図16に示すように、それぞれの軸線512a、512b、512cが、水平配置平面HS0(xy平面)上に位置し、しかもそれぞれの軸線512a、512b、512cが、第1の方向(x軸の方向)に沿って、互いにほぼ平行に延びるように、配置される。
ガス絶縁開閉装置500に関連して、図13、図14、図16に示すように、A相の垂直配置面VSAと、B相の垂直配置面VSBと、C相の垂直配置面VSCを設定する。A相の垂直配置面VSAは、水平配置平面HS0と垂直であって、A相のガス遮断器511Aの軸線512aを含む垂直平面である。B相の垂直配置面VSBは、水平配置平面HS0と垂直であって、B相のガス遮断器511Bの軸線512bを含む垂直平面である。C相の垂直配置面VSCは、水平配置平面HS0と垂直であって、C相のガス遮断器511Cの軸線512cを含む垂直平面である。これらのA相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCは、3軸直交座標のx、z平面に平行であり、互いに平行な平面である。図13、図14に示す垂直配置面VSA、VSBの相間間隔mと、垂直配置面VSB、VSCの相間間隔mは、互いに等しい。
各相のガス遮断器511A、511B、511Cの左端部上に、A相、B相、C相の各相の第1垂直管521A、521B、521Cが、垂直に結合される。同様に、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの右端部上に、A相、B相、C相の第2垂直管531A、531B、531Cが、垂直に結合される。ガス絶縁開閉装置500に関連して、第1、第2の垂直平面VS1、VS2を設定する。第1の垂直平面VS1は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの左端部に交差する垂直平面である。第2の垂直平面VS2は、水平配置平面HS0と垂直であって、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの右端部に交差する垂直平面である。第1、第2の垂直平面VS1、VS2は、yz平面と平行であり、互いに平行な平面であって、A相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCにそれぞれ直交する。図15A、図15B、図15Cに示すように、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間には、遮断器モジュール510の上部に回路配線スペースCSが形成される。この回路配線スペースCSは、水平方向の幅W0が、第1、第2の垂直平面VS1、VS2と間隔に等しく、A相、B相、C相の垂直配置面VSA、VSB、VSCを横切り、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間を延びている。
第1垂直管521A、521B、521Cは、それぞれの軸線が、第1の垂直平面VS1上に位置するようにして、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの左端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第1垂直管521Aは、図14に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器511Aの左端部上に結合される。B相の第1垂直管521Bは、図14に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器511Bの左端部上に結合される。同様に、C相の第1垂直管521Cは、図14に示すように、その軸線が、第1の垂直平面VS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器511Cの左端部上に結合される。
第2垂直管531A、531B、531Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの右端部上に垂直に結合される。具体的には、A相の第2垂直管531Aは、図14に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に位置するようにして、A相のガス遮断器511Aの右端部上に結合される。B相の第2垂直管531Bは、図14に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に位置するようにして、B相のガス遮断器511Bの右端部上に結合される。同様に、C相の第2垂直管531Cは、図14に示すように、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に位置するようにして、C相のガス遮断器511Cの右端部上に結合される。
各相の第1垂直管521A、521B、521Cは、互いに等しい垂直長さLV1を有し、また各相の第2垂直管531A、531B、531Cは、互いに等しい垂直長さLV2を有する。垂直長さLV1と垂直長さLV2は、互いに等しい長さとされ、LV1=LV2である。
各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、第1、第2の垂直平面VS1、VS2の間に、それぞれ基準軸線長さLSを有する。各相のガス遮断器511A、511B、511Cの基準軸線長さLSは、互いに同じ長さとされる。また、各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、それぞれの基準軸線長さLSの中間点をPとして、各相のガス遮断器511A、511B、511Cのそれぞれの軸線長さLSの中間点Pが、第2の方向(y軸の方向)と平行な第2の直線上に整列するようにして、配置される。結果として、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの両端面で規制される配置スペース幅WSは、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの基準軸線長さLSに、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの両端部の端部長さを加えた長さとなり、各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、この配置スペース幅WSの中に、コンパクトに配置される。
各相のガス遮断器511A、511B、511Cは、2点切りと呼ばれるガス遮断器で構成され、図15A、図15B、図15Cに示すように、それぞれ内部に、2つの遮断用開閉スイッチ11a、11bを含む。これらの遮断用開閉スイッチ11a、11bは、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの内部に、それぞれ軸線512a、512b、512cに沿って配置され、互いに直列に接続される。各相のガス遮断器511A、511B、511Cの下部には、図13、図15A、図15B、図15Cに示すように、スイッチ駆動機構515A、515B、515Cがそれぞれ取り付けられる。スイッチ駆動機構515A、515B、515Cは、それぞれ各相のガス遮断器511A、511B、511Cの各遮断用開閉スイッチ11a、11bを同時に開閉するように駆動する。各相のガス遮断器511A、511B、511Cがそれぞれ、軸線512a、512b、512cに沿って配置された2つの直列接続された遮断用開閉スイッチ11a、11bを含むので、それぞれの基準軸線長さLSは、比較的大きな寸法となり、回路配線スペースCSには、回路配線モジュール550、560を配置するに充分な幅を持つ。
各相の第1垂直管521A、521B、521Cの上端には、それぞれA相、B相、C相の各相の第1水平管522A、522B、522Cが連結される。この各相の第1水平管522A、522B、522Cは、図15A、図15B、図15Cに示すように、それぞれ水平配置平面HS0と平行な第1の水平平面HS1上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第1水平管522Aは、図16に示すように、第1の水平平面HS1とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第1水平管522Bは、第1水平平面HS1とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第1水平管522Cは、第1水平平面HS1とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。
各相の第2垂直管531A、531B、531Cの上端には、図15A、図15B、図15Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第3垂直管532A、532B、532Cが、垂直に連結される。第3垂直管532A、532B、532Cは、それぞれの軸線が、第2の垂直平面VS2上に位置するようにして、各相の第2垂直管531A、531B、531Cの上端に垂直に連結される。具体的には、A相の第3垂直管532Aは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に位置するようにして、A相の第2垂直管531A上に結合される。B相の第3垂直管532Bは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に位置するようにして、B相の第2垂直管531B上に結合される。同様に、C相の第3垂直管532Cは、その軸線が、第2の垂直平面VS2とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に位置するようにして、C相の第2垂直管531C上に結合される。
第3垂直管532A、532B、532Cは、それぞれ互いに同じ垂直長さLV4を有する。この垂直長さLV4は、垂直長さLV1、LV2よりも長い。
各相の第3垂直管532A、532B、532Cの上端には、図15A、図15B、図15Cに示すように、それぞれA相、B相、C相の第2水平管533A、533B、533Cが連結される。この各相の第2水平管533A、533B、533Cは、それぞれ第1の水平平面HS1の上部に第1水平平面HS1と平行に位置する第2水平平面HS2上に、第1の方向(x軸の方向)に沿って、回路配線スペースCSに向かって水平に延長される。具体的には、A相の第2水平管533Aは、第2の水平平面HS2とA相の垂直配置面VSAとの交差線上に配置され、B相の第2水平管533Bは、第2の水平平面HS2とB相の垂直配置面VSBとの交差線上に配置され、またC相の第2水平管533Cは、第2の水平平面HS2とC相の垂直配置面VSCとの交差線上に配置される。第1、第2の水平平面HS1、HS2の垂直方向の間隔はβである。
第1、第2の回路配線モジュール550、560は、回路配線スペースCSに配置される。第1の回路配線モジュール550は、回路配線スペースCS内に、遮断器モジュール510の上部に配置される。第2の回路配線モジュール560は、回路配線スペースCS内に、第1の回路配線モジュール550の上部に配置される。第1の回路配線モジュール550は、A相、B相、C相の各相の第1回路配線551A、551B、551Cを含み、これらの各相の第1回路配線551A、551B、551Cは、それぞれガス絶縁母線で構成される。また、第2の回路配線モジュール560は、A相、B相、C相の各相の第2回路配線561A、561B、561Cを含み、これらの各相の第2回路配線も、それぞれガス絶縁母線で構成される。
第1の回路配線モジュール550の各相の第1回路配線551a、551B、551Cは、回路配線スペースCS内において、それぞれ回路配線ラインL1、L2、L3上に配置される。また、第2の回路配線モジュール560の各相の第2回路配線561A、561B、561Cは、回路配線スペースCS内において、それぞれ回路配線ラインL5、L6、L7上に配置される。回路配線ラインL1〜L3、L5〜L7は、回路配線スペースCS内に、第2の方向(y軸の方向)に沿って、A相、B相、C相の各垂直配置平面VSA、VSB、VSCと直交する直線であり、互いに平行に延びるように設定される。
回路配線ラインL1〜L3、L5〜L7に関連して、図14、図15A,図15B、図15Cに示すように、第1垂直平面VS1と第2垂直平面VS2との間に、それらに平行な第3の垂直平面VS3を設定する。この第3の垂直平面VS3は、具体的には、第1の垂直平面VS1と第2の垂直平面VS2とのちょうど中間に位置し、各相のガス遮断器511A、511B、511Cの各基準軸線長さLSの中間点Pを通る垂直平面である。第3の垂直平面VS3と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔は2αであり、また第3の垂直平面VS3と第2の垂直平面VS2との水平方向の間隔も2αである。また、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3との間に、それらに平行な第4の垂直平面VS4を設定する。この第4の垂直平面VS4は、第1の垂直平面VS1と第3の垂直平面VS3とのちょうど中間に位置する。第4の垂直平面VS4と第1の垂直平面VS1との水平方向の間隔はαであり、第4の垂直平面VS4と第3の垂直平面VS3との水平方向の間隔もαである。
回路配線ラインL1、L2、L5、L6は、第3の垂直平面VS3上に互いに平行に位置する。回路配線ラインL1が、第1の水平平面HS1と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置し、回路配線ラインL2が回路配線ラインL1の真下に位置する。また、回路配線ラインL5が、第2の水平平面HS2と第3の垂直平面VS3との交差線上に位置し、回路配線ラインL6が回路配線ラインL5の真上に位置する。回路配線ラインL1、L2の垂直方向の間隔はαとされる。回路配線ラインL5、L6の垂直方向の間隔もαとされる。回路配線ラインL1、L5の垂直方向の間隔はβとされる。この間隔βは、2α≦β≦3αの関係を満足するように設定される。回路配線ラインL3、L7は、第4の垂直平面VS4上に位置する。回路配線ラインL3、L2の水平方向の間隔はαであり、回路配線ラインL5、L7の水平方向の間隔もαである。
回路配線ラインL1、L2、L3は、図15Aに示すように、それぞれ直角二等辺三角形の各頂点に配置される。回路配線ラインL1と、回路配線ラインL3との間が、直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL1、L2は、前記直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に配置される。また、回路配線ラインL2、L3は、前記直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に配置される。回路配線ラインL5、L6、L7も、図15Cに示すように、それぞれ二等辺三角形の各頂点に配置される。回路配線ラインL5と、回路配線ラインL7との間が、直角二等辺三角形の斜辺、すなわち長辺である。回路配線ラインL5、L6は、前記直角二等辺三角形の第1の短辺の両端に配置される。また、回路配線ラインL6、L7は、前記直角二等辺三角形の第2の短辺の両端に配置される。
第1の回路配線モジュール550のA相の第1回路配線551Aは、図15A、図16に示すように回路配線ラインL1上に位置し、A相のガス遮断器511Aの上に延在するが、B相、C相のガス遮断器511B、511Cの上には延在しない。第1の回路配線モジュール550のB相の第1回路配線551Bは、図15A、図15B、図16に示すように、回路配線ラインL2上に位置し、A相、B相のガス遮断器511A、511Bの上に延在するが、C相のガス遮断器511Cの上には延在しない。第1の回路配線モジュール550のC相の第1回路配線551Cは、図15A、図15B、図15C、図16に示すように回路配線ラインL3上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器511A、511B、511Cの上部に延在している。
第2の回路配線モジュール560のA相の第2回路配線561Aは、図15A、図15B、図15C、図16に示すように、回路配線ラインL5上に位置し、A相、B相、C相のガス遮断器511A、511B、511Cの上部に延在している。第2の回路配線モジュール560のB相の第2回路配線561Bは、図15B、図15C、図16に示すように、回路配線ラインL6上に位置し、B相、C相のガス遮断器511B、511Cの上部に延在するが、ガス遮断器511Aの上部には、延在しない。また、第2の回路配線モジュール560のC相の第2回路配線561Cは、図15C、図16に示すように、回路配線ラインL7上に位置し、C相のガス遮断器511Cの上部に延在するが、A相、B相のガス遮断器511A、511Bの上部には延在しない。
第1の回路配線モジュール550のA相の第1回路配線551Aは、図15Aに示すように、A相の第1回路配線551Aと第1水平管522Aとを接続する接続管552Aと、A相の第1水平管522Aと、第1垂直管521Aを通じてA相のガス遮断器511Aの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール560のA相の第2回路配線561Aは、A相の第2回路配線561Aと第2水平管533Aとを接続する接続管562Aと、A相の第2水平管533Aと、第3垂直管532Aと、第2垂直管531Aを通じて、A相のガス遮断器511Aに右端部に接続される。これらのA相の第1回路配線551Aと第2回路配線561Aとの間の電気接続は、A相のガス遮断器511Aにより開閉される。接続管552A、562Aは、ガス絶縁接続管で構成される。
第1の回路配線モジュール550のB相の第1回路配線551Bは、図15Bに示すように、B相の第1回路配線551Bと第1水平管522Bとを接続する接続管552Bと、B相の第1水平管522Bと、第1垂直管521Bとを通じてB相のガス遮断器511Bの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール560のB相の第2回路配線561Bは、B相の第2回路配線561Bと第2水平管533Bとを接続する接続管562B、563Bと、B相の第2水平管533Bと、第3垂直管532Bと、第2垂直管531Bを通じて、B相のガス遮断器511Bに右端部に接続される。これらのB相の第1回路配線551Bと第2回路配線561Bとの間の電気接続は、B相のガス遮断器511Bにより開閉される。接続管552B、562B、563Bは、ガス絶縁接続管で構成される。
第1の回路配線モジュール550のC相の第1回路配線551Cは、図15Cに示すように、C相の第1回路配線551Cと第1水平管522Cとを接続する接続管552Cと、C相の第1水平管522Cと、第1垂直管521Cとを通じてC相のガス遮断器511Cの左端部に接続される。また、第2の回路配線モジュール560のC相の第2回路配線561Cは、C相の第2回路配線561Cと第2水平管533Cとを接続する接続管562C、563C、564C、565C、566Cと、C相の第2水平管533Cと、第3垂直管532Cと、第2垂直管531Cを通じて、C相のガス遮断器511Cの右端部に接続される。これらのC相の第1回路配線551Cと第2回路配線561Cとの間の電気接続は、C相のガス遮断器511Cにより開閉される。接続管552C、562C、563C、564C、565C、566Cは、ガス絶縁接続管で構成される。
図15Cに示すように、接続管562C、563Cは、第4の垂直平面VS4に配置される。また接続管565Cは、第3の垂直平面VS3を横切り、第1、第2の水平平面HS1、HS2のちょうど中間を水平に延びる。言い換えれば、接続管565Cは、回路配線ラインL1、L5のちょうど中間を水平方向に延びる。接続管564Cは、接続管563C、565Cを連結し、また接続管566Cは、接続管565Cと第2水平管533Cとを連結する。接続管565Cが、回路配線ラインL1、L5の間のスペース、すなわち第1、第2の水平平面HS1、HS2の間隔βを利用して配置されるので、第1、第2の回路配線550、560がコンパクトに配置される。
各相の第1水平管522A、522B、522Cは、第1の回路配線モジュール550の各相の第1回路配線551A、551B、551Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵する。また、各相の第1垂直管521A、521B、521Cは、第1の回路配線モジュール550の各相の第1回路配線551A、551B、551Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
各相の第2水平管533A、533B、533Cは、第2の回路配線モジュール560の各相の第2回路配線561A、561B、561Cのそれぞれに対応する断路器DSを内蔵し、また各相の第2垂直管531A、531B、531Cは、第2の回路配線モジュール560の各相の第2回路配線561A、561B、561Cのそれぞれに対応する計器用変流器CTを内蔵する。
実施の形態3のガス絶縁開閉ユニット500では、A相のガス遮断器511Aは、第1の回路配線モジュール550のA相の第1回路配線551Aと、第2の回路配線モジュール560のA相の第2回路配線561Aとの間の電気接続を開閉する。B相のガス遮断器511Bは、第1の回路配線モジュール550のB相の第1回路配線551Bと、第2の回路配線モジュール560のB相の第2回路配線561Bとの間の電気接続を開閉する。同様に、C相のガス遮断器511Cは、第1の回路配線モジュール550のC相の第1回路配線551Cと、第2の回路配線モジュール560のC相の第2回路配線561Cとの間の電気接続を開閉する。
実施の形態3のガス絶縁開閉装置500でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。加えて、実施の形態3のガス絶縁開閉装置500では、第2の回路配線モジュール560は、A相、B相、C相の各相の第2回路配線561A、561B、561Cを含み、これらの各相の第2回路配線561A、561B、561Cもガス絶縁母線で構成され、それぞれ各相の第2垂直管531A、531B、531Cを通じて各相のガス遮断器511A、511B、511Cに接続され、各相の第2回路配線561A、561B、561Cは、第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第2回路配線561A、561B、561Cは、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、A相とB相の各相の第2回路配線561A、561Bは、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、第3の垂直平面VS3上に配置され、C相の第2回路配線561Cは、第4の垂直平面VS4上に配置されるので、第2の回路配線モジュール560の垂直方向の寸法を縮小し、ガス絶縁開閉装置500の垂直方向の寸法を小さくすることができる。
また、実施の形態3のガス絶縁開閉装置500は、さらに、A相、B相、C相の各相の第2垂直管531A、531B、531C上に垂直に連結されたA相、B相、C相の各相の第3垂直管532A、532B、532C、およびこれらの各相の第3垂直管532A、532B、532Cの上に、第1の方向に延びるように連結されたA相、B相、C相の各相の第2水平管533A、533B、533Cを備え、A相の第2回路配線561Aは、A相の第2水平管533Aと、A相の第3垂直管532Aと、A相の第2垂直管531Aを通じてA相のガス遮断器511Aに、B相の第2回路配線561Bは、B相の第2水平管533Bと、B相の第3垂直管532Bと、B相の第2垂直管531Bを通じてB相のガス遮断器に、またC相の第2回路配線561Cは、C相の第2水平管533Cと、C相の第3垂直管532Cと、C相の第2垂直管531Cを通じてC相のガス遮断器に、それぞれ接続されるので、第2の回路配線モジュール560を簡単に各相のガス遮断器511A、511B、511Cに接続することができる。
また、実施の形態3のガス絶縁開閉装置500では、C相のガス遮断器511C上において、A相の第1回路配線551Aを配置する回路配置ラインL1と、A相の第2回路配線561Aを配置する回路配置ラインL5との間に、第1の方向に延びるC相の接続管565Cが第3の垂直平面VS3を横切るように配置され、C相の第2回路配線561Cは、C相の接続管565Cと、C相の第2水平管533Cと、C相の第3垂直管532Cと、C相の第2垂直管531Cを通じて、C相のガス遮断器511Cに接続されるので、C相の第2回路配線561Cを効果的にC相のガス遮断器511Cに接続することができる。
また、実施の形態3のガス絶縁開閉装置500では、第3の垂直平面VS3上に、下から上に向かって、B相の第1回路配線551Bを配置する回路配線ラインL2と、A相の第1回路配線551Aを配置する回路配線ラインL1と、C相の接続管565Cと、A相の第2回路配線561Aを配置する回路配線ラインL5と、B相の第2回路配線561Bを配置する回路配線ラインL6が位置し、第3の垂直平面VS3上における回路配線ラインL1、L2の間隔をαとし、第3の垂直平面VS3上における回路配線ラインL5、L6の間隔をαとし、第3の垂直平面上における回路配線ラインL1、L5の間隔βを、2α≦β≦3αとしたので、回路配線ラインL1、L5の間隔を利用して、C相の接続管565Cを効率的に配置することができる。
また、実施の形態3のガス絶縁開閉装置では、さらに、第1の垂直平面VS1と第4の垂直平面VS4との間隔をαとし、第3の垂直平面VS3と第4の垂直平面VS4との間隔をαとし、第2の垂直平面VS2と第3の垂直平面VS3との間隔を2αとしたので、第3の垂直平面VS3の両側において各回路配線モジュール550、560を遮断器モジュール510に効果的に接続することができる。
この発明の各種の変形または変更は、関連する熟練技術者が、この発明の範囲と精神を逸脱しない中で実現可能であり、この発明に記載された実施の形態には制限されないことを理解されるべきである。
この発明によるガス絶縁開閉装置は、電力系統の開閉装置として利用される。
この発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態1を示す左側面図である。 実施の形態1の平面図である。 実施の形態1のA相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態1のB相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態1のC相の垂直配置面に対応する正面図である。 図3A、図3B、図3CのZ−Z線による断面図である。 この発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態2における第1のガス絶縁開閉ユニットを示す左側面図である。 実施の形態2における第1のガス絶縁開閉ユニットの平面図である。 実施の形態2における第1のガス絶縁開閉ユニットのA相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態2における第1のガス絶縁開閉ユニットのB相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態2における第1のガス絶縁開閉ユニットのC相の垂直配置面に対応する正面図である。 図7A、図7B、図7CのY−Y線による断面図である。 この発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態2における第2のガス絶縁開閉ユニットを示す左側面図である。 実施の形態2における第2のガス絶縁開閉ユニットの平面図である。 実施の形態2における第2のガス絶縁開閉ユニットのA相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態2における第2のガス絶縁開閉ユニットのB相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態2の第1のガス絶縁開閉ユニットのC相の垂直配置面に対応する正面図である。 図11A、図11B、図11CのX−X線による断面図である。 この発明によるガス絶縁開閉装置の実施の形態3を示す左側面図である。 実施の形態3の平面図である。 実施の形態3のA相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態3のB相の垂直配置面に対応する正面図である。 実施の形態3のC相の垂直配置面に対応する正面図である。 図15A、図15B、図15CのW−W線による断面図である。
符号の説明
10、310、410、510:遮断器モジュール、
11A、11B、11C、311A、311B、311C、411A、411B、
411C、511A、511B、511C:ガス遮断器、
21A、21B、21C、321A、321B、321C、521A、521B、
521C:第1垂直管、
31A、31B、31C、331A、331B、331C、531A、531B、
531C:第2垂直管、
50、350、550:第1の回路配線モジュール、
60、360、560:第2の回路配線モジュール、70:第3の回路配線モジュール、
450:第3の回路配線モジュール、460:第4の回路配線モジュール、
51A、51B、51C、351A、351B、351C、551A、551B、55
1C:第1回路配線、
61A、61B、61C、361A、361B、361C、561A、561 B、
561C:第2回路配線、
451A、451B、451C:第3回路配線、
461A、461B、461C:第4回路配線。

Claims (19)

  1. A相、B相、C相の各相のガス遮断器を含み、前記各相のガス遮断器の軸線が、共通の水平配置面上で、第1の方向に互いに平行に延びるように配置された遮断器モジュール、
    前記各相のガス遮断器のそれぞれの一端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第1垂直管、
    前記遮断器モジュールの上部に配置され、前記各相の第1垂直管を通じて前記各相のガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の各相の第1回路配線を含む第1の回路配線モジュール、
    前記各相のガス遮断器のそれぞれの他端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第2垂直管、および
    前記各相の第2垂直管を通じて前記各相のガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の第2回路配線を含む第2の回路配線モジュールを備え、
    前記A相のガス遮断器が、前記A相の第1回路配線と前記A相の第2回路配線との間の電気接続を、前記B相のガス遮断器が、前記B相の第1回路配線と前記B相の第2回路配線との間の電気接続を、また前記C相のガス遮断器が、前記C相の第1回路配線と前記C相の第2回路配線との間の電気接続をそれぞれ開閉するガス絶縁開閉装置であって、
    前記各相の第1垂直管は、前記水平配置面と直交する第1の垂直面上に配置され、
    前記各相の第2垂直管は、前記第1垂直面と平行な第2の垂直面上に配置され、
    前記遮断器モジュールの各相のガス遮断器は、前記第1、第2の垂直面の間で互いに同じ基準軸線長さを有し、
    前記第1の回路配線モジュールの前記各相の第1回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第1回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第1回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第1の垂直面と第2の垂直面の間でそれらに平行な第3の垂直面上に配置され、前記C相の第1回路配線は、前記第1の垂直面と第3の垂直面の間でそれらに平行な第4の垂直面上に配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、前記第3の垂直面が、前記各相のガス遮断器の基準軸線長さの中間点を通るように設定されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、前記各相のガス遮断器は、一対の遮断用開閉スイッチを含み、これらの各遮断用開閉スイッチが、前記各相のガス遮断器の軸線に沿って配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記第1の回路配線モジュールの上部に配置された第3の回路配線モジュールを備え、
    この第3の回路配線モジュールは、A相、B相、C相の各相の第3回路配線を含み、これらの各相の第3回路配線もガス絶縁母線で構成され、それぞれ前記各相の第1垂直管を通じて前記各相のガス遮断器に接続され、
    前記各相の第3回路配線は、前記第2方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第3回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第3回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第3の垂直面上に配置され、前記C相の第3回路配線は、前記第4の垂直面上に配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、前記各相の第1垂直管に、A相、B相、C相の各相の第1の計器用変流器がそれぞれ配置され、また、前記各相の第2垂直管に、A相、B相、C相の各相の第2の計器用変流器がそれぞれ配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  6. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記各相の第1垂直管の上端部に水平に連結されたA相、B相、C相の各相の水平管を備え、前記各相の第1回路配線が、それぞれ前記各相の水平管と、前記各相の第1垂直管を通じて前記各相のガス遮断器に接続されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  7. 請求項6記載のガス絶縁開閉装置であって、前記各相の水平管に、A相、B相、C相の各相の断路器がそれぞれ配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  8. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、前記各相の第1垂直管が互いに同じ垂直長さを有し、また前記各相の第2垂直管が互いに同じ垂直長さを有し、しかも前記各相の第1垂直管の垂直長さと、前記各相の第2垂直管の垂直長さとが互いに等しくされたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  9. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、
    前記A相の第1回路配線は、前記第3の垂直面上で前記A相のガス遮断器の上部に延在し、
    前記B相の第1回路配線は、前記第3の垂直面上で前記A相とB相の各ガス遮断器の上部に延在し、
    前記C相の第1回路配線は、第4の垂直面上で前記A相、B相、C相の各ガス遮断器の上部に延在し、
    また、前記第2の回路配線モジュールのA相、B相、C相の各相の第2回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、
    前記A相の第2回路配線は、前記A相の第1回路配線と平行に、前記第3の垂直面上に配置され、前記A相、B相、C相の各相のガス遮断器の上部に延在し、
    前記B相の第2回路配線は、前記第3の垂直面上に、前記A相の第1回路配線と同軸に配置され、前記B相とC相のガス遮断器の上部に延在し、
    また前記C相の第2回路配線は、前記第3の垂直面上に、前記B相の第1回路配線と同軸上に配置され、前記C相のガス遮断器の上部に延在することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  10. 請求項9記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記A相、B相、C相の各相の第2垂直管上に垂直に連結されたA相、B相、C相の各相の第3垂直管、およびこれらの各相の第3垂直管の上に前記第1方向に延びるように連結されたA相、B相、C相の各相の水平管を備え、
    前記A相の第2回路配線は、前記A相の水平管と前記A相の第3垂直管と前記A相の第2垂直管を通じて前記A相のガス遮断器に、前記B相の第2回路配線は、前記B相の水平管と前記B相の第3垂直管と前記B相の第2垂直管を通じて前記B相のガス遮断器に、また前記C相の第2回路配線は、前記C相の水平管と前記C相の第3垂直管と前記C相の第2垂直管を通じて前記C相のガス遮断器に、それぞれ接続されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  11. 請求項10記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、
    A相、B相、C相の各相の第2ガス遮断器を含み、前記各相の第2ガス遮断器の軸線が、前記水平配置面上で、前記第1の方向に互いに平行に延びるように配置された第2の遮断器モジュール、
    前記各相の第2ガス遮断器のそれぞれの一端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第4垂直管、
    前記第2の遮断器モジュールの上部に配置され、前記各相の第4垂直管を通じて前記各相の第2ガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の各相の第3回路配線を含む第3の回路配線モジュール、
    前記各相の第2ガス遮断器のそれぞれの他端部上に垂直に結合されたA相、B相、C相の各相の第5垂直管、および
    前記各相の第5垂直管を通じて前記各相の第2ガス遮断器にそれぞれ接続されたA相、B相、C相の第4回路配線を含む第4の回路配線モジュールを備え、
    前記A相の第2ガス遮断器が、前記A相の第3回路配線と前記A相の第4回路配線との間の電気接続を、前記B相の第2ガス遮断器が、前記B相の第3回路配線と前記B相の第4回路配線との間の電気接続を、また前記C相の第2ガス遮断器が、前記C相の第3回路配線と前記C相の第4回路配線との間の電気接続をそれぞれ開閉するガス絶縁開閉装置であって、
    前記各相の第4垂直管は、前記第1の垂直面上に配置され、
    前記各相の第5垂直管は、前記第2の垂直面上に配置され、
    前記第2の遮断器モジュールの各相のガス遮断器は、前記第1、第2の垂直面の間で互いに同じ基準軸線長さを有し、
    前記第3の回路配線モジュールの前記各相の第3回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、前記第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第3回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第3回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第3の垂直面上に配置され、前記C相の第3回路配線は、前記第4の垂直面上に配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  12. 請求項11記載のガス絶縁開閉装置であって、
    前記A相の第3回路配線は、前記第3の垂直面上で前記A相の第2ガス遮断器の上部に延在し、
    前記B相の第3回路配線は、前記第3の垂直面上で前記A相とB相の各第2ガス遮断器の上部に延在し、
    前記C相の第3回路配線は、前記第4の垂直面上で前記A相、B相、C相の各ガス遮断器の上部に延在し、
    前記A相、B相、C相の各相の第4回路配線は、それぞれガス絶縁母線で構成され、
    前記A相の第4回路配線は、前記A相の第3回路配線と平行に、前記第3の垂直面上に配置され、前記A相、B相、C相の第2ガス遮断器の上部に延在し、
    前記B相の第4回路配線は、前記第3の垂直面上に、前記A相の第3回路配線と同軸に配置され、前記B相、C相の第2ガス遮断器の上部に延在し、
    また前記C相の第4回路配線は、前記第3の垂直面上に、前記B相の第3回路配線と同軸に配置され、前記C相の第2ガス遮断器の上部に延在することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  13. 請求項12記載のガス絶縁開閉装置であって、前記A相のガス遮断器上において、それぞれ、前記第3の垂直面上に、下から上に向かって、前記B相の第1回路配線と、A相の第1回路配線と、前記A相の第2回路配線と、前記A相の第3回路配線と、前記B相の第3回路配線が配置され、前記第3の垂直面上における前記A相とB相の各第1回路配線の間隔をαとし、前記第3の垂直面上における前記A相とB相の各第3回路配線の間隔をαとし、前記第3の垂直面上における前記A相の第1回路配線と前記A相の第3回路配線の間隔βを、2α≦β≦3αとしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  14. 請求項13記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記第1の垂直面と第4の垂直面との間隔をαとし、前記第3の垂直面と第4の垂直面との間隔をαとし、前記第2の垂直面と第3の垂直面との間隔を2αとしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  15. 請求項1記載のガス絶縁開閉装置であって、前記第2の回路配線モジュールは、A相、B相、C相の各相の第2回路配線を含み、これらの各相の第2回路配線もガス絶縁母線で構成され、それぞれ前記各相の第2垂直管を通じて前記各相のガス遮断器に接続され、
    前記各相の第2回路配線は、前記第2の方向に沿って互いに平行に延び、また、前記各相の第2回路配線は、直角二等辺三角形の各頂点に位置し、前記A相とB相の各相の第2回路配線は、前記直角二等辺三角形の短辺の両端に位置して、前記第3の垂直面上に配置され、前記C相の第2回路配線は、前記第4の垂直面上に配置されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  16. 請求項15記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記A相、B相、C相の各相の第2垂直管上に垂直に連結されたA相、B相、C相の各相の第3垂直管、およびこれらの各相の第3垂直管の上に前記第1方向に延びるように連結されたA相、B相、C相の各相の水平管を備え、
    前記A相の第2回路配線は、前記A相の水平管と前記A相の第3垂直管と前記A相の第2垂直管を通じて前記A相のガス遮断器に、前記B相の第2回路配線は、前記B相の水平管と前記B相の第3垂直管と前記B相の第2垂直管を通じて前記B相のガス遮断器に、また前記C相の第2回路配線は、前記C相の水平管と前記C相の第3垂直管と前記C相の第2垂直管を通じて前記C相のガス遮断器に、それぞれ接続されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  17. 請求項16記載のガス絶縁開閉装置であって、前記C相のガス遮断器上において、前記A相の第1回路配線を配置する回路配線ラインと前記A相の第2回路配線を配置する回路配線ラインとの間に、前記第1の方向に延びるC相の接続管が前記第3の垂直面を横切るように配置され、前記C相の第2回路配線は、前記C相の接続管と、前記C相の水平管と、前記C相の第3垂直管と、前記C相の第2垂直管を通じて、前記C相のガス遮断器に接続されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  18. 請求項17記載のガス絶縁開閉装置であって、前記第3の垂直面上に、下から上に向かって、前記B相の第1回路配線を配置する回路配線ラインと、A相の第1回路配線を配置する回路配線ラインと、前記C相の接続管と、前記A相の第2回路配線を配置する回路配線ラインと、前記B相の第2回路配線を配置する回路配線ラインが位置し、前記A相の第1回路配線を配置する回路配線ラインとB相の第1回路配線を配置する回路配線ラインとの間隔をαとし、前記A相の第2回路配線を配置する回路配線ラインとB相の第2回路配線を配置する回路配線ラインとの間隔をαとし、前記A相の第1回路配線を配置する回路配線ラインと前記A相の第2回路配線を配置する回路配線ラインの間隔βを、2α≦β≦3αとしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  19. 請求項18記載のガス絶縁開閉装置であって、さらに、前記第1の垂直面と第4の垂直面との間隔をαとし、前記第3の垂直面と第4の垂直面との間隔をαとし、前記第2の垂直面と第3の垂直面との間隔を2αとしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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