JP6707482B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
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Description
このため、上記のガス絶縁開閉装置においては、ガス絶縁主母線の軸長がネックとなり、三相個別の三つの遮断器から一対のガス絶縁主母線までを予め組み付けた状態で電力施設内に搬送することがむずかしかった。
最初に、図1〜図4を参照して、第1の実施形態のガス絶縁開閉装置1について説明する。
図1は、本実施形態のガス絶縁開閉装置1の構成例を示す単線結線図である。
図1に示すように、ガス絶縁開閉装置1は、第1ガス絶縁主母線11A、及び、第2ガス絶縁主母線11Bと、線路側ガス絶縁母線16と、遮断器12(12R,12C,12L)と、を備えている。遮断器12(12R,12C,12L)と第1ガス絶縁主母線11A、及び、第2ガス絶縁主母線11Bの間には、主母線側計器用変流器13Aと、第1断路器14A、第2断路器14B、作業用接地開閉器15Aが介装されている。また、遮断器12(12R,12C,12L)と線路側ガス絶縁母線16の間には、線路側計器用変流器13Bと、作業用接地開閉器15B、線路側断路器14C、線路側接地開閉器15C、計器用変圧器17が介装されている。また、ガス絶縁開閉装置1の線路側ガス絶縁母線16よりも線路側には、避雷器18とブッシング19が設けられている。
第1ガス絶縁主母線11Aと第2ガス絶縁主母線11Bは、後述する相分岐部23R,23C,23L(図2〜図4参照)によって軸方向に離間した三箇所で相毎に分岐している。
線路側ガス絶縁母線16は、ブッシング19と逆側の端部が後述する線路側分岐母線28(図2,図3参照)によって相毎に三つに分岐している。
なお、ガス絶縁開閉装置1の構成は、上記例に限定されない。例えば、ガス絶縁開閉装置1は、ブッシング19に代えて、変圧器等を有しても良い。
図2は、ガス絶縁開閉装置1の側面図であり、図3は、ガス絶縁開閉装置1の平面図である。また、図4は、図2のIV−IV矢視図である。
第1ガス絶縁主母線11Aと第2ガス絶縁主母線11Bは、同一高さで相互に平行を成すように配置されている。第1ガス絶縁主母線11Aと第2ガス絶縁主母線11Bは、これらの軸方向と直交する方向に設定距離、離間して配置されている。
なお、線路側接続部24aから線路側分岐母線28に至る経路も、導線部や構成部品がガス絶縁容器内に収容されて構成されている。
なお、第1断路器14Aと第2断路器14Bの操作装置、主母線側の作業用接地開閉器15Aの操作装置、線路側断路器14Cの操作装置、線路側の作業用接地開閉器15Bと線路側接地開閉器15Cの操作装置は、いずれも地上から1.5〜2m程度の低位置に配置され、作業者が作業用のプラットフォーム等を使用せずにそのまま作業を容易に行えるようになっている。
各遮断器12R,12C,12Lから上方に立ち上がるガス絶縁分岐母線25R,25C,25Lの合流部25aは、その軸心o2が、対応する遮断器12R,12C,12Lの軸心o1と上下方向で略直角に交差している。装置幅方向の中央のガス絶縁分岐母線25Cは、分岐部25b,25cの各軸心o2aが合流部25aの軸心o2と装置前後方向で略直角に交差している。これに対し、装置幅方向外側の各ガス絶縁分岐母線25R,25Lは、分岐部25b,25cの各軸心o2bが合流部25aの軸心o2と交差せず、軸心o2の位置から装置幅方向内側にずれている。
ただし、装置幅方向外側に配置される相分岐部23R,23Lのうちの、主母線本体側の接合部の軸心位置が、対応する相のガス絶縁分岐母線25R,25Lの合流部25aの軸心位置よりも装置幅方向内側に位置される構造であれば、必ずしもこの構造でなくても良い。
特に、本実施形態においては、各ガス絶縁分岐母線25R,25C,25Lの合流部25aのガス絶縁容器の内部に主母線側計器用変流器13Aだけでなく、着脱装置10と作業用接地開閉器15Aも内蔵されている。このため、遮断器12R,12C,12Lからガス絶縁分岐母線25R,25C,25Lの上端部までの距離を短くするうえでより有利となる。
次に、図5、図6を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置101は、装置幅方向外側のガス絶縁分岐母線25R,25Lの構成が第1の実施形態と異なり、その他の構成は第1の実施形態とほぼ同様とされている。
装置幅方向の中央に位置されるガス絶縁分岐母線25Cは、分岐部25b,25cの軸心o2aが、合流部25aの軸心o2から装置前後方向に沿うように、分岐部25b,25cが合流部25aに接合されている。したがって、ガス絶縁分岐母線25Cの分岐部25b,25cの軸心o2aは、下方の遮断器12Cに直上位置において遮断器12Cの軸心と平行に延出している。
このため、第1ガス絶縁主母線11Aと第2ガス絶縁主母線11Bの対応する相分岐部23R,23Lの各軸心o3は、分岐部25b,25cが設定角度θだけ傾斜している分だけ、合流部25aの軸心o2や遮断器12R,12Lの軸心o1に対し、装置幅方向内側にずれた位置に配置されている。本実施形態の場合も、図5に示すように、隣接する相分岐部23R,23C,23Lの各軸心o3b,o3a間の距離L2は、隣接する遮断器12R,12C、12C,12Lの各軸心o1間の距離L1よりも短くなっている。
Claims (3)
- 同一高さで相互に平行をなすように配置された三相一括形の第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線と、
前記第1ガス絶縁主母線、及び、前記第2ガス絶縁主母線の下方に、長手方向がこれらと直交する方向を向き、かつ同一高さで相互に平行をなすように並列に配置された三相個別の三つの遮断器と、
前記第1ガス絶縁主母線の軸方向に相毎に離間して設けられた三箇所の相分岐部にそれぞれ接続された第1断路器と、
前記第2ガス絶縁主母線の軸方向に相毎に離間して設けられた三箇所の相分岐部にそれぞれ接続された第2断路器と、
下端が対応する相の前記遮断器の主母線側接続部に接続される合流部と、該合流部の上部から相反方向に分岐して対応する相の前記第1断路器と前記第2断路器とに接続される一対の分岐部と、を有する三つのガス絶縁分岐母線と、
各前記遮断器の線路側接続部に接続される線路側断路器と、を備え、
前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の各軸方向外側寄りに配置される相の前記相分岐部の主母線本体側の接合部は、その軸心位置が、対応する相の前記ガス絶縁分岐母線の前記合流部の軸心位置よりも前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の軸方向中央側にずれた位置に配置されているガス絶縁開閉装置。 - 前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の軸方向外側寄りに配置される相の前記ガス絶縁分岐母線は、各前記分岐部の軸心位置が、前記合流部の軸心位置から前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の軸方向中央側にずれるように、前記分岐部が前記合流部に接合されている請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の軸方向外側寄りに配置される相の前記ガス絶縁分岐母線は、各前記分岐部の軸心が、前記合流部の軸心から前記第1ガス絶縁主母線、及び、第2ガス絶縁主母線の軸方向中央側に傾斜するように、前記分岐部が前記合流部に接合されている請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
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JP2017042632A JP6707482B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | ガス絶縁開閉装置 |
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