JP4814050B2 - 浮上搬送ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、カラーフィルタ等のワークを浮上させ、非接触で搬送する浮上搬送ユニットに関する。
LCDやPDPといったフラットパネルディスプレイ(FPD)に用いられるガラス基板は、画面の大型化の要望に応じ、サイズが大型化する傾向にある。
従来のFPD製造工程では、ガラス基板をローラで搬送していたが、ガラス基板とローラとの間の摩擦、ガラス基板に与えるストレスの問題等により、ガラス基板を圧縮空気で浮上させて搬送することが考えられている。例えば特許文献1に開示された浮上搬送ユニットでは、正圧空気を発生させるための圧搾空気供給源に加え、吸引力を発生させるための負圧空気供給源をも必要とする。
しかし、特許文献1に開示された浮上搬送ユニットでは、使用する際の設備が増えるとともに、使用者が、正圧供給口への加圧コンプレッサーの接続と、負圧供給口への負圧空気供給源の接続とを区別して行わなければならないため、使用する際の操作が煩雑である。
特開2004−331265号公報
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、設備を減少させることができ、容易に使用することができる浮上搬送ユニットを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る浮上搬送ユニットは、加圧流体が供給されることにより、流体吸引口から吸引するとともに流体噴出口から加圧流体を排出する負圧発生手段と、前記流体噴出口から排出された加圧流体を被搬送物の搬送路面の裏面側に供給する加圧流体排出路と、前記搬送路面を形成するとともに、前記加圧流体排出路から供給された加圧流体を前記搬送路面側に通過させる流体通過体と、前記搬送路面の所定位置に開口するように前記流体通過体を貫通し、前記流体吸引口による負圧によって吸気される少なくとも1つの吸引孔と、を有することを特徴としている。
第1態様では、上記の負圧発生手段を設けているので、負圧発生手段に外部から負圧を供給することなく加圧流体のみを供給することによって、負圧発生手段に正圧と負圧とを発生させて搬送路面側にこの正圧と負圧とを供給することができる。従って、使用する際の設備を減少させることができるとともに、使用者が、正圧供給口への加圧コンプレッサーの接続と、負圧供給口への負圧空気供給源の接続とを区別して行う必要がないので、使用する際の操作が容易である。
また、負圧発生手段(例えばエジェクタ)に加圧流体を供給することにより、負圧発生手段の流体吸引口から吸引されるとともに負圧発生手段の流体噴出口から加圧流体が排出される。流体噴出口から排出された加圧流体は、加圧流体排出路を経由して搬送路面の裏面側に供給され、更に、搬送路面を形成している流体通過体の裏面側から搬送路面側へ通過する。この結果、この加圧流体は流体通過体に形成されている空隙を通過して搬送路面側から噴出し、流体通過体の搬送路面がエアベアリング面となる。これにより、ワークに反りを発生させずに浮上させて搬送することが可能となる。
また、上記の吸引孔は、搬送路面の所定位置に開口し、流体吸引口による負圧によって吸引される。従って、流体通過体の全面から噴出する流体によって浮上しているワークを部分的に吸引することで、ワークの浮上高さを安定させることができる。
本発明の第2態様に係る浮上搬送ユニットは、前記加圧流体排出路の下流端側には、加圧流体を前記流体通過体の裏面側で分散させる溝部が設けられていることを特徴としている。
これにより、流体通過体の全面から流体を噴出させることができ、流体通過体の全面をエアベアリング面とすることができるので、流体通過体のベアリング面の平坦度をより小さく(より平坦に)することができる。
本発明の第3態様に係る浮上搬送ユニットは、前記流体通過体の裏面側には、前記加圧流体排出路から供給される加圧流体を分散させる溝部が形成されていることを特徴としている。
これにより、簡易な構成で流体通過体の全面から流体を噴出させることができ、流体通過体の全面をエアベアリング面とすることができる。
なお、第3態様では、加圧流体排出路の下流端側に、加圧流体を流体通過体の裏面側で分散させる溝部が形成されていてもよい。これにより、加圧流体排出路の下流端側に形成された溝部と、流体通過体の裏面側に形成された溝部とで組み合わされた形状の溝部とすることができ、溝形状のバリエーションが広がる。
本発明の第4態様に係る浮上搬送ユニットは、前記流体通過体の裏面が平坦化面として形成されていることを特徴とする。
これにより、流体通過体の搬送路面の平坦化度を小さく(より平坦に)することができる。
本発明の第5態様に係る浮上搬送ユニットは、前記流体通過体の裏面側が気密空間とされ、前記気密空間は、前記吸引孔及び前記流体吸引口に連通する少なくとも1つの吸引室と、前記吸引室とは区画され、前記加圧流体排出路に連通する少なくとも1つの噴出室と、で構成されていることを特徴としている。
これにより、確実に流体通過体から流体を噴出できるとともに、吸引口から流体を吸引することができる。
本発明の第6態様に係る浮上搬送ユニットは、前記吸引孔が複数形成されていて、少なくとも1つの前記吸引室は複数の前記吸引孔に連通していることを特徴とする。
これにより、ワークの浮上高さを更に安定させることができ、しかも、吸引孔からの吸引によってワークに反り等の悪影響が生じることを確実に回避することができる。
本発明の第7態様に係る浮上搬送ユニットは、前記吸引孔が複数形成されていて、前記吸引孔が前記流体吸引口にそれぞれ接続するように前記負圧発生手段が前記吸引孔と同数設けられていることを特徴とする。
これにより、各吸引孔からの吸引量を個別に確実に制御することが可能になる。
本発明の第8態様に係る浮上搬送ユニットは、前記吸引室が複数形成されていて、前記吸引室にそれぞれ接続する前記負圧発生手段が前記吸引室と同数設けられていることを特徴とする。
これにより、吸引室からの加圧流体の吸引をより急速で効率的に行うことができる。
本発明は上記構成としたので、設備を減少させて容易に使用できる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付して、その説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3には、本実施形態に係る浮上搬送ユニット10が組み込まれた露光装置12が示されている。なお、本実施形態では露光装置を例に挙げて説明するが、検査装置などにも本発明を適用することが可能であり、本発明の適用範囲は露光装置に限られない。
この露光装置12は、レール14と横材16で長枠状に構成された組付けフレーム18を備えている。組付けフレーム18は、ポスト20で枠状のベースフレーム22の上方に支持されている。ベースフレーム22には、キャスタ24とストッパ26が取付けられており、露光装置12が作業エリア内で移動設置可能となっている。
また、レール14の間には複数本の梁材28が架け渡されている。梁材28の上には、本実施形態に係る浮上搬送ユニット10が3列にされて組み込まれている。各列の構成は同じなので、以下、この3列のうちの1つの列についてその構成を説明し、他の列の説明を省略する。
浮上搬送ユニット10は、気密空間を有するチャンバー36と、チャンバー36の気密空間に負圧流体、正圧流体を供給するエジェクタ29と、チャンバー36の上側に設けられ、ワーク(ガラス基板P)の搬送路面Fを上面側に形成している流体通過体からなる多孔質板76と、を備えている。
チャンバー36の一方の端部側の梁材28の上には、第1コンプレッサー32からチューブ34を介して加圧空気が供給される上記のエジェクタ29が配置されている。このエジェクタ29は、第1コンプレッサー32から供給された加圧空気によって負圧と正圧とを発生させる構成にされている。なお、コンプレッサーから供給するものは空気に限らず、窒素やアルゴン、ヘリウム等の不活性ガス、二酸化炭素等の気体でもよい。また、水等の液体でもよい。
また、エジェクタ29が配置されていない梁材28の上には、チャンバー36の高さ調整をする高さ調整部材30が配置されている。
チャンバー36の底板には、エジェクタ29に接続されて空気吸引される1つの負圧供給口56M(図8参照)と、エジェクタ29に接続されて加圧空気が供給される2つの正圧供給口60M1、60M2(図8参照)とが形成されている。
さらに、図1で示すレール14の右方には、レール14の間へ支持プレート38が架け渡されている。なお、この支持プレート38には、後述の第2実施形態に係る浮上搬送ユニット40がセットされている。
さらに、手前側のレール14には、リニア式の搬送装置50が搭載されている。この搬送装置50には、バキューム式の吸盤52を複数備えており、浮上したガラス基板Pの下面をチャックして、矢印方向に搬送する構成である。
浮上搬送ユニット10の上方で浮上されたガラス基板Pは、搬送装置50により浮上搬送される。浮上搬送されたガラス基板Pは、浮上搬送ユニット40の上方で浮上状態が維持されたまま、図示しない露光手段により露光され、所定の回路パターンが形成される。
次に、第1実施形態に係る浮上搬送ユニット10の具体的な構成を説明する。
図8に示すように、浮上搬送ユニット10を構成するエジェクタ29は、上側にチャンバー36を載せている基体29Bを備えている。基体29Bの内部には、図1に示すチューブ34が接続され加圧空気(圧縮空気)が供給される加圧流体供給口29Cと、加圧流体供給口29Cから流入した空気を噴出させるためのノズル部29Nと、ノズル部29Nの下流側に配置されたディフューザ29Dと、が設けられている。
ディフューザ29Dの下流端側には加圧流体排出路29Sが接続されている。この加圧流体排出路29Sは2本に分岐しており、この2本の下流端29E1、29E2はチャンバー36の2つの正圧供給口60M1、60M2にそれぞれ接続されている。
更に、エジェクタ29には、チャンバー36の負圧供給口56Mに接続された真空吸引口29Iが形成されている。そして、ノズル部29N、ディフューザ29D、及び、真空吸引口29Iはエジェクタ29を構成する拡散室29Zに連通している。
図4〜図9に示すように、浮上搬送ユニット10を構成するチャンバー36は、断面が長方形状の長い筒体であり、内側に設けられた2枚の隔壁54で内部空間が、中央の略三角断面の吸引室56と、台形断面の噴出室58,60とに区画されている。そして、図8に示すように、チャンバー36の端面に側板62を接合することで、チャンバー36の吸引室56、噴出室58,60は気密空間となる。吸引室56の底壁には負圧供給口56Mが形成され、噴出室58,60の底壁にはそれぞれ正圧供給口60M1,60M2が形成されている。
図6に示すように、チャンバー36の端面には、ねじ穴150が形成された台座部152が設けられている。また、側板62には、取付穴154が形成されている。このねじ穴150と取付穴154は、チャンバー36の端面に側板62を重ねたときに、ねじ穴150と取付穴154が対向する位置関係で形成されている。そして、ねじ穴150と取付穴154が対向した状態で、取付穴154とねじ穴150にねじ156が挿通されることにより、チャンバー36と側板62が螺合される。
なお、チャンバー36と側板62との接合には、ねじ156による螺合の他、接着剤などの他の手段によって行うことも可能である。
しかし、チャンバー36と側板62とを接着剤によって接合することとした場合には、接着剤の硬化時間が必要となるため製造効率の向上を図ることができないこと、および接合後に分解することが困難となるためメンテナンスや部品交換を行い難くなることから、チャンバー36と側板62との接合を前記のようにねじ156によって行うことが好ましい。
また、チャンバー36の側面には、軽量化を図るため長溝64が長手方向に沿って形成されている。
一方、チャンバー36の天井壁には、4つの区画に分けられ、それぞれ同心円状のサークル溝部66と、サークル溝部66の両側に格子状の格子溝部68が形成されている。なお、区画に分けてサークル溝部66、格子溝部68をそれぞれ形成したのは、天井壁に接合される多孔質板76へ、均一に空気を供給することが可能となるためである。ただし、本発明では、サークル溝部66と格子溝部68が形成される区画の数が限定されるものではなく、1つの区画によってチャンバー36を構成してもよい。
格子溝部68の溝底には通気孔74が貫通し、直線上に複数並んでいる。この通気孔74は、噴出室58と連通している。また、サークル溝部66の中心には吸気孔70が形成され、吸引室56に連通している。そして、吸気孔70の同心円上には、半径方向に並んで溝底に通気孔72が形成されている。この通気孔72は、噴出室60に連通している。
このように溝部が形成されたチャンバー36の天井壁には、板状に加工された多孔質板76が接合される。この多孔質板76は、例えば多孔質カーボン、焼結金属、多孔質セラミックス、多孔質樹脂などを使用することが出来るが、多孔質カーボンを使用すると、軽量化の向上、機械的強度の向上、製造費の低廉化、表面の平坦度向上を図れるとともに、ガラス基板Pと接触してしまった場合に、ガラス基板Pの損傷を少なくすることができる。
チャンバー36と多孔質板76とが接合された状態で、チャンバー36に形成された吸気孔70と、多孔質板76に形成された吸引孔78とが互いに対向して連通する。
接合方法としては、多孔質板76のエアベアリング面となる面を下にして多孔質板76を定盤の上へ置き、チャンバー36の天井壁に接着剤を塗布し多孔質板76に重ね合わせ、錘を載せて固定する方法が一例として挙げられる。なお、接着剤は、サークル溝部66、格子溝部68に食み出さないように塗布することが望ましい。
ここで、サークル溝部66と格子溝部68とを多孔質板76の裏面に形成せずに、チャンバー36の天井壁に形成したのは、多孔質板76の裏面に溝部を形成する場合と比較して、チャンバーの天井部に溝部を形成した方が、精度良く、容易に溝部を形成することができるからである。
特に、ガラス基板Pの浮上量のばらつきを少なくして安定して浮上させるためには、多孔質板76のベアリング面の平坦度を小さく(より平坦に)する必要があるが、多孔質板76の裏面に溝部を形成すると、多孔質板76のベアリング面の平坦度を小さくすることが困難になる。
これに対して、本実施形態では、多孔質板76の裏面に溝部が形成されていないことから、多孔質板76のベアリング面の平坦度を小さくすることが可能となるため、ガラス基板Pの浮上量にばらつきを少なくして安定して浮上させることができる。
なお、多孔質板76の裏面側に溝部を形成することも勿論可能である。この場合、チャンバー36の天井壁に溝部を形成し、多孔質板76の裏面側に形成された溝部との両者によって溝形状が決まる構造にすることも可能である。
ここで、多孔質板76の空隙から空気が噴出して全面をエアベアリング面とするメカニズムについて簡単に説明する。
多孔質板76には、互いに連通する複数の微細な空隙が形成されている。サークル溝部66と格子溝部68とから噴出された空気は、サークル溝部66と格子溝部68と多孔質板76の下面とで形成された空気通路を伝わりながら多孔質板76の空隙を通過し、多孔質板76のベアリング面から外部へ向けて噴出する。このとき、微細な空隙は互いに連通していることから、空気通路の上方だけでなく、ベアリング面の全面から噴出する。
次に、第1実施形態に係る浮上搬送ユニット10の作用、効果を説明する。
第1コンプレッサー32から、加圧空気をエジェクタ29の加圧流体供給口29Cに供給する。すると、加圧空気はノズル部29Nで絞られて拡散室29Zに高速で放出される。
拡散室29Zに放出された加圧空気は膨張拡散しながら加圧流体排出路29Sに流入し、このとき拡散室29Z内の圧力はベルヌーイの定理によって低下する。
拡散室29Z内の圧力が低下すると、この拡散室29Zと連通する負圧流体流入路29L内の圧力も低下する。そのため、負圧流体流入路29Lと連通する真空吸引口29Iを介してチャンバー36に形成された吸引室56内の空気も吸引されて、吸引室56内の圧力が低下する。
一方、拡散室29Z内に放出された加圧空気は、吸引された吸引室56内の空気とともに、ディフューザ29D及び加圧流体排出路29Sを通過して下流端29E1、29E2へ流れ、この下流端29E1、29E2と接続された正圧供給口60M1、60M2を介して噴出室58、60へ供給される。
従って、本実施形態では、エジェクタ29を設けることにより、エジェクタ29に外部から負圧を供給することなく加圧空気のみを第1コンプレッサー32から供給することによって、エジェクタ29に正圧と負圧とを発生させて搬送路面Fの側にこの正圧と負圧とを発生させることができる。
噴出室58,60へ供給された空気は、通気孔72,74から噴出し、多孔質板76の下面とサークル溝66又は格子溝部68とで形成された空気通路を伝って、多孔質板76の下面に均等に行き渡り、多孔質板76の空隙から噴出する。
つまり、多孔質板76の全面から空気が噴出して、多孔質板76の全面がエアベアリング面となるため、ガラス基板Pに反りを発生させずに浮上させて、多孔質板76と非接触で搬送することが可能となる。この浮上したガラス基板Pを吸盤52がチャックして矢印方向に搬送装置50が搬送する。
また、吸引室56に供給された負圧により、吸気孔70を介して多孔質板76に形成された吸引孔78にガラス基板Pを吸引する力を発生させる。この吸気孔70によって発生した吸引力は、多孔質板76から噴出した空気によって浮上したガラス基板Pの浮上量を規制するものである。従って、この吸引力を制御することによって、ガラス基板Pの浮上量を制御することが可能となる。
吸気孔70の上方周囲では、吸気孔70によって発生した吸引力によって浮上されたガラス基板Pが下方向(多孔質板76方向)に撓む。
しかし、吸気孔70の周囲には同心円状にサークル溝部66が形成され、このサークル溝部66から多孔質板76へ正圧の空気が噴出するため、ガラス基板Pに生じた下方向への撓みは上方向(多孔質板76と反対方向)へ押圧される。
従って、ガラス基板Pを平坦な状態で搬送することが可能となる。特に、ガラス基板Pのサイズが大型化すると、ガラス基板Pを撓みなく平坦に搬送することが困難となるが、本発明によれば、大型化したガラス基板Pであっても撓みを生じさせることなく搬送することが可能となる。
特に、本実施形態では、この吸気孔70及び吸引孔78はそれぞれ複数形成されていて、吸引室56は複数の吸気孔70及び吸引孔78に連通しているので、これにより、この効果は一層顕著なものとなっている。
通気孔72から噴出する空気の圧力P1は通気孔74から噴出する空気の圧力P2よりも大きいこと(P1>P2)が好ましく、P1をP2の2倍(P1=2P2)とすることが、さらに好ましい。
P1とP2との関係をこのように構成すると、ガラス基板Pへの撓み発生を効果的に抑制することができるとともに、ガラス基板Pを安定して浮上させることが可能となる。
また、この吸気孔70及び吸引孔78は、ガラス基板Pを浮上させる円状の噴出空気の中心に位置しているため、浮上力と吸引力のバランスを取り易く、ガラス基板Pの浮上高さを規制し易くすることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明では第2実施形態に関係する部分を説明し、浮上搬送ユニット10と同様のことについては説明を省略する。
図1〜3に示したように、第2実施形態に係る浮上搬送ユニット40は、支持プレート38の下面側に取付けられたエジェクタ29と支持プレート38の上面側に設けられたチャンバー80と、チャンバー80の上側に設けられた流体通過体からなる多孔質板82とを備えている。
エジェクタ29では、第2コンプレッサー44からチューブ46を介して供給された加圧空気により負圧と正圧とが発生する。そして、エジェクタ29から、浮上搬送ユニット40のチャンバー80の底板に形成された負圧供給口及び正圧供給口(何れも図示省略)へそれぞれ負圧と正圧の空気が供給される。
また、図10、図11に示すように、チャンバー80の天井壁には、長手方向に4本の縦溝部97と幅方向に複数の横溝部102が形成されており、縦溝部97と横溝部102で複数の離島86が所定の間隔で形成されている。横溝部102の溝底には通気孔92が形成されている。この通気孔92は、図示しない噴出室に連通している。また、離島86には、吸引室と連通する吸気孔90が形成されている。
一方、多孔質板82の表面には、チャンバー80の天井壁と重ね合わせたとき、吸気孔90と対応する位置に吸引孔96が形成されている。また、多孔質板82の両側には、貫通孔101が形成されており、チャンバー80に形成された取付孔94へビスを挿入して、多孔質板82をチャンバー80に固定できるようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、エジェクタ29を設けることにより、第1実施形態の浮上搬送ユニット10と同様に、エジェクタ29に外部から負圧を供給することなく加圧空気のみを第2コンプレッサー44から供給することによって、エジェクタ29に正圧と負圧とを発生させて搬送路面F側にこの正圧と負圧とを発生させることができる。従って、負圧空気を供給しなくても、ガラス基板Pに反り等の悪影響を発生させることなく良好に搬送することができる。
また、多孔質板82の表面に貫通孔101を形成することでビス止めが可能となる。また、多孔質板82に溝加工しないので、多孔質板82の平坦度が維持できる。さらに、吸気孔を等間隔に配置することで、ガラス基板Pの浮上量をバランスよく規制することができる。
なお、図1〜図9に示す実施形態では、浮上搬送ユニット10がチャンバー36の天井壁に4枚の多孔質板76が接合されて構成されている。また、図10及び図11に示す実施形態では、浮上搬送ユニット40が、チャンバー80の天井壁に1枚の多孔質板82が接合されている。しかし、本発明は、多孔質板の数が限定されるものではない。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図12は、本実施形態に係る浮上搬送ユニット110の短手方向に沿って吸引孔78を通過する垂直断面における断面形状を示す側面断面図である。
図12に示すように、本実施形態に係る浮上搬送ユニット110では、エジェクタ29が吸引孔78と同数(すなわち吸気孔70と同数)設けられており、各エジェクタ29の真空吸引口29Iが各吸引孔78にそれぞれ接続されている。
これにより、各吸気孔からの吸引流量を個別に確実に制御することが可能になる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図13〜図15は本実施形態に係る浮上搬送ユニット130が示されている。図13〜図15に示すように、本実施形態に係る浮上搬送ユニット130では、チャンバー136と、チャンバー136の搬送方向上流端部又は搬送方向下流端部に組み込まれているエジェクタ129と、流体通過体からなる多孔質板176と、が設けられている。
図13(A)に示すように、チャンバー136は梁材28に載せられており、図13(A)、(C)に示すように、チャンバー136はパチン錠140などの取外し可能な係合部によって梁材28に着脱自在に固定されている。また、チャンバー136には、搬送方向に沿った両側部に吸引室158、160が形成され、吸引室158と吸引室160との間に噴出室157が形成されている。なお、チャンバー136の底部には脚部138(図13(C)、図15(D)参照)が形成されており、脚部138が梁材28に当接している。
図14に示すように、エジェクタ129は基体129Bを備えている。基体129Bの内部には、第1実施形態で説明した拡散室29Z、ディフューザ29D、ノズル部29Nと同様の構成部位を有するエジェクタ心臓部128が設けられている。また、基体129Bの下面側には、加圧空気が供給される加圧流体供給口129Cが形成されており、加圧流体供給口129Cから供給された加圧空気がエジェクタ心臓部128に送り込まれるようになっている。
更に、基体129Bには、図14に示すように、ディフューザの下流端側に接続された加圧流体排出路129Sが形成されている。この加圧流体排出路129Sの下流端である加圧流体排出口157Eはチャンバー136の噴出室157に連通している。
また、基体129Bには、エジェクタ心臓部128に接続されて2本に分岐した真空吸引路129J1、129J2が形成されている。真空吸引路129J1、129J2の各下流端である真空吸引口129I1、129I2は、それぞれ、吸引室158、160に連通している。
図15に示すように、チャンバー136には、チャンバー36と同様に、縦溝部197、横溝部202、離島186が形成されている。また、チャンバー136には、噴出室157に連通するとともに多孔質板176の通気孔に連通する通気孔192と、吸引室158又は吸引室160に連通するとともに多孔質板176の吸引孔に連通する吸気孔190と、が形成されている。
本実施形態では、エジェクタ129を設けることにより、エジェクタ129に外部から負圧を供給することなく加圧空気のみを第1コンプレッサー32から供給することによって、エジェクタ129に正圧と負圧とを発生させて搬送路面Fの側にこの正圧と負圧とを発生させることができる。
噴出室157へ供給された空気は、多孔質板176の空隙から噴出する。つまり、多孔質板176の全面から空気が噴出して、多孔質板176の全面がエアベアリング面となるため、ガラス基板Pに反りを発生させずに浮上させて、多孔質板176と非接触で搬送することが可能となる。この浮上したガラス基板Pを吸盤52(図1参照)がチャックして矢印方向に搬送装置50(図1、図2参照)が搬送する。
また、本実施形態では、多孔質板176に吸引孔を形成することによってガラス基板P(ワーク)を吸引する力を発生させる。この吸引する力は、多孔質板176から噴出した空気によって浮上したガラス基板Pの浮上量を規制するものである。従って、この吸引力を制御することによって、ガラス基板Pの浮上量を制御することが可能となる。
従って、第1実施形態と同様に、ガラス基板Pを平坦な状態で搬送することが可能となる。
なお、本実施形態ではパチン錠140などの係合部を設けることによりチャンバー136を着脱容易としているが、パチン錠140などの係合部を第1〜第3実施形態で設けてもよい。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図16に示すように、本実施形態では、第4実施形態に比べ、エジェクタ心臓部を2つ配置したエジェクタ229をエジェクタ129に代えて設けている。
エジェクタ229では、真空吸引口129I1の近くにエジェクタ心臓部228Aが配置され、真空吸引口129I2の近くにエジェクタ心臓部228Bが配置されている。エジェクタ心臓部228A、228Bの構成はエジェクタ心臓部128と同様である。
また、エジェクタ229には、加圧流体排出路129Sからチャンバ幅方向に分岐してエジェクタ心臓部228A、228Bにそれぞれ接続された接続配管230A、230Bが設けられている。
更に、エジェクタ229には、エジェクタ心臓部228Aに接続されて下方へ延びる流量調整手段232Aと、エジェクタ心臓部228Bに接続されて下方へ延びる流量調整手段232Bとが設けられている。流量調整手段232A、232Bは、配管状であって、加圧流体の流量を調整して真空度を調整するために設けられている。
また、エジェクタ229には、エジェクタ心臓部228Aに接続されてチャンバー側壁(横壁)に開口し加圧流体(空気)を排出する排出路234Aと、エジェクタ心臓部228Bに接続されてチャンバー側壁に開口し加圧流体を排出する排出路234Bと、が設けられている。
本実施形態により、噴出室157への加圧流体(空気)の噴出、及び、吸引室158、160からの加圧流体の吸引を、第4実施形態よりも急速で効率的に行うことができる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
例えば、図1〜図15に示す実施形態では、本発明の浮上搬送ユニットが露光装置に組み込まれたものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、露光装置以外に、ガラス基板を搬送するための装置に使用できるものである。
さらに、図1〜図15に示す実施形態では、本発明に係る浮上搬送ユニットにより搬送される被搬送体としてガラス基板を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、樹脂板や金属板等、ガラス基板以外の被搬送体を搬送するものであってもよい。
第1実施形態に係る浮上搬送ユニットと第2実施形態に係る浮上搬送ユニットが組付けられた露光装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットと第2実施形態に係る浮上搬送ユニットが組付けられた露光装置を示す側面図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットと第2実施形態に係る浮上搬送ユニットが組付けられた露光装置を示す平面図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットの斜視図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットの分解斜視図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットの側板の取付構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットの拡大平面図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットのエジェクタ及びチャンバーの構成を示す側断面図である。 第1実施形態に係る浮上搬送ユニットの側断面図である。 第2実施形態に係る浮上搬送ユニットのチャンバーの平面図である。 第2実施形態に係る浮上搬送ユニットの多孔質板の平面図である。 第3実施形態に係る浮上搬送ユニットのエジェクタ及びチャンバーの構成を示す側断面図である。 図13(A)から(C)は、それぞれ、第4実施形態に係る浮上搬送ユニットを構成するチャンバーの部分斜視図、エジェクタの斜視図、及び、矢視13C−13Cのチャンバ断面図である。である。 図14(A)及び(B)は、それぞれ、第4実施形態に係る浮上搬送ユニットの部分平面断面図(図14(B)の矢視14A−14Aの断面図)、及び、部分側面断面図(図14(A)の矢視14B−14Bの断面図)である。 図15(A)から(D)は、それぞれ、第4実施形態に係る浮上搬送ユニットを構成するチャンバーの平面図、側面図、背面図、及び、図15(B)の矢視15D−15Dの断面図である。 図16(A)及び(B)は、それぞれ、第5実施形態に係る浮上搬送ユニットの部分平面図、及び、正面図である。
符号の説明
10 浮上搬送ユニット
29 エジェクタ(負圧発生手段)
29I 真空吸引口(流体吸引口)
29S 加圧流体排出路
29D ディフューザ(流体噴出口)
40 浮上搬送ユニット
42 エジェクタ(負圧発生手段)
56 吸引室
58 噴出室
60 噴出室
66 サークル溝部(溝部)
76 多孔質板(流体通過体)
78 吸引孔
82 多孔質板(流体通過体)
96 吸引孔
110 浮上搬送ユニット
120 浮上搬送ユニット
129 エジェクタ(負圧発生手段)
129S 加圧流体排出路
129I1 真空吸引口(流体吸引口)
129I2 真空吸引口(流体吸引口)
130 浮上搬送ユニット
157 噴出室
158 吸引室
160 吸引室
176 多孔質板(流体通過体)
229 エジェクタ
F 搬送路面

Claims (7)

  1. 気密空間とされた少なくとも1つの吸引室と、気密空間とされ、前記吸引室とは区画された少なくとも1つの噴出室とを有するチャンバーと、
    加圧流体を前記噴出室に供給する加圧流体排出路と、
    前記加圧流体が供給されることにより、前記吸引室に連通する流体吸引口から吸引するとともに流体噴出口から前記加圧流体を前記加圧流体排出路に排出する負圧発生手段と、
    前記チャンバー上に配置され、被搬送物の搬送路面を形成するとともに、前記噴出室から供給され加圧流体を前記搬送路面側に通過させて、前記被搬送物を浮上させる流体通過体と、
    前記吸引室に連通し、前記搬送路面の所定位置に開口するように前記流体通過体を貫通し、前記流体吸引口による負圧によって吸気されることにより前記被搬送物を吸引して前記被搬送物の浮上量を規制する少なくとも1つの吸引孔と、
    を有することを特徴とする浮上搬送ユニット。
  2. 前記流体通過体側の前記チャンバー表面には、加圧流体を前記流体通過体の裏面側で分散させる溝部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浮上搬送ユニット。
  3. 前記流体通過体の裏面側には、前記加圧流体排出路から供給される加圧流体を分散させる溝部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浮上搬送ユニット。
  4. 前記流体通過体の裏面が平坦化面として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか1項に記載の浮上搬送ユニット。
  5. 前記吸引孔が複数形成されていて、
    前記吸引室は複数の前記吸引孔に連通していることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか1項に記載の浮上搬送ユニット。
  6. 前記吸引孔が複数形成されていて、
    前記吸引孔が前記流体吸引口にそれぞれ接続するように前記負圧発生手段が前記吸引孔と同数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか1項に記載の浮上搬送ユニット。
  7. 前記吸引室が複数形成されていて、
    前記吸引室にそれぞれ接続する前記負圧発生手段が前記吸引室と同数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか1項に記載の浮上搬送ユニット。
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