JP4813424B2 - 金型交換設備 - Google Patents

金型交換設備 Download PDF

Info

Publication number
JP4813424B2
JP4813424B2 JP2007158208A JP2007158208A JP4813424B2 JP 4813424 B2 JP4813424 B2 JP 4813424B2 JP 2007158208 A JP2007158208 A JP 2007158208A JP 2007158208 A JP2007158208 A JP 2007158208A JP 4813424 B2 JP4813424 B2 JP 4813424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
exchange
forging press
mold
die holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007158208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008307579A (ja
Inventor
良亘 山田
諭史 田幡
Original Assignee
住友重機械テクノフォート株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友重機械テクノフォート株式会社 filed Critical 住友重機械テクノフォート株式会社
Priority to JP2007158208A priority Critical patent/JP4813424B2/ja
Publication of JP2008307579A publication Critical patent/JP2008307579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4813424B2 publication Critical patent/JP4813424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

本発明は、金型交換設備に関する。
プレス機械の金型を交換する設備として、特許文献1の装置が開発されている。
図5に示すように、特許文献1の金型交換装置は、プレス101の前方にレール102を設け、このレール102上に、レール102に沿って移動可能な2台の台車103を有しており、この2台の台車103がプレス101の前方位置に交互に達するようになっている。そして、一方の台車103がプレス101のボルスタ107から金型を受け取り、レール102の一端の待機位置に退避した後、新しい金型が載せられた他方の台車103を、レール102の他端の待機位置からプレス101の前方位置に移動させる。すると、他方の台車103上の金型をプレス101のボルスタ107に供給できるから、プレス101の金型を交換することができる。
しかるに、通常のプレスラインでは、鍛造されるビレットの搬送方向(図5では左右方向)に沿って、プレスにビレットを供給する装置や鍛造された鍛造品を搬出する装置が設けられており、ラインによっては、2台以上の鍛造プレスが並んで設けられる場合がある。
ところが、上記金型交換装置の場合、プレスラインと平行にレール102が配設されているので、金型交換装置の付属機器、例えば待機位置にある台車103上の金型を交換する機器等もレール102に並設して設けられる。すると、プレスラインの付属機器と金型交換装置の付属機器とが干渉しないように各器機を配置しなければならず、各機器の配置が制約される。
とくに、上下の金型をダイホルダとともに交換する場合、プレスから取り外された上金型を交換するには、上ダイホルダを吊り上げ反転する装置(反転装置)が必要となる。しかし、かかる反転装置は非常に大型であり、上記金型交換装置の場合、台車103上から直接上ダイホルダを吊り上げて反転させる反転装置を設けることは、実際上困難である。すると、上ダイホルダを吊り上げて反転させるには、レール102とは離れた別の場所に反転装置を設けなければならない。そして、台車103上のダイホルダ等を反転装置まで移動させる設備も必要となるから、プレス設備が大型化し、各装置のレイアウトも複雑になる。
特開平9−271860号
本発明は上記事情に鑑み、金型交換設備を設けてもプレスラインのレイアウトの自由度を高くすることができ、金型交換の自動化を促進することができる金型交換設備を提供することを目的とする。
第1発明の金型交換設備は、鍛造プレスと、該鍛造プレスに対してビレットおよび鍛造品の搬送を行う機器を備えたプレスラインにおける金型交換設備であって、前記鍛造プレスの前方に設けられ、前記プレスラインにおけるビレットおよび鍛造品の搬送方向と交差する方向に沿って配設された一組のレール対と、各レール対上にそれぞれ設けられた2台の交換台車とを有し、上下の金型と該上下の金型を保持する上下のダイホルダからなるダイホルダアッセンブリを交換する金型交換装置を備えており、前記一組のレール対は、前記鍛造プレスの前方位置において一端部同士が互いに交差しており、かつ、前記鍛造プレスから離間するに従って互いの距離が離れるように配設されており、前記2台の交換台車のうち、一の交換台車の移動経路には、前記ダイホルダアッセンブリの上ダイホルダを反転させる反転装置が設けられており、前記一の交換台車が設けられている前記レール対上には、前記鍛造プレスに対して前記交換台車よりも遠方に、前記反転装置によって反転された上ダイホルダが載せられる反転台車が設けられていることを特徴とする。
第2発明の金型交換設備は、第1発明において、前記プレスラインは2台の鍛造プレスを備えており、各鍛造プレスにそれぞれ前記金型交換装置が設けられており、一方の前記金型交換装置における一のレール対と、該一のレール対と隣接する他方の金型交換装置における一のレール対とが、前記鍛造プレスから離間した端部で交差しており、両レール対が交差している位置に、前記反転装置が設けられており、交差しているレール対のうち、一方のレール対に前記反転台車が設けられていることを特徴とする。
第3発明の金型交換設備は、第2発明において、前記2つの交換台車は、前記鍛造プレスに金型を供給する交換台車と、該鍛造プレスから金型を搬出する交換台車とからなり、該鍛造プレスから金型を搬出する交換台車には、前記鍛造プレスの前後方向に沿って設けられた、前記ダイホルダアッセンブリの移動を案内する案内レールが設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、一組のレール対は、一端がプレスの前方に位置しており、しかもプレスラインと交差する方向に沿って配置されている。このため、一組のレール対の他端部は、いずれもプレスラインから離間した位置に配置されるので、交換台車上の金型を交換する装置等の付属機器をプレスラインから離間した位置に配設することができる。すると、金型交換装置の付属機器とプレスラインの付属機器とが干渉することを防ぐことができるので、プレスラインのレイアウトの自由度を高くすることができる。また、両レール対は、鍛造プレスから離間するに従って互いの距離が離れるように配設されており、両レール対間に十分な空間を設けることができるから、両レール対に設けられた付属機器同士が干渉することも防ぐことができる。さらに、反転装置によって交換台車上から吊り上げられた上ダイホルダを、交換台車から反転台車上に簡単に移し変えることができる。そして、反転台車専用のレールを設ける必要がないので、設備が複雑化することを防ぐことができる。
第2発明によれば、2台の金型交換装置において、反転装置および反転台車を共用することができるので、設備を簡素化することができ、金型交換の自動化を促進することができる。
第3発明によれば、鍛造プレスの前後方向と交換台車の移動方向が交差していても、ダイホルダアッセンブリを安定した状態で鍛造プレスから交換台車に移動させることができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の金型交換設備の概略平面図である。図2は反転装置20を除いた状態における本実施形態の金型交換設備の概略平面図である。図3は鍛造プレスを2台有するプレスラインに本実施形態の金型交換設備を適用した場合における概略平面図である。
以下では、本実施形態の金型交換設備が、上下の金型とこの上下の金型を保持する上下のダイホルダからなるダイホルダアッセンブリを交換する設備である場合を説明するが、本実施形態の金型交換設備は、金型のみを交換する設備にも採用できる。
なお、図1〜図3には、本実施形態の金型交換設備の構成を分かり易くするために、レール対上に設けられる各台車は平面視の外縁のみを示しており、各台車の概略平面図は図4に記載している。
また、実際のプレスラインや金型交換装置の周辺には複数の付属機器が設けられているが、本実施形態の金型交換設備の構成を分かり易くするために、図1〜図3には、これら付属機器は記載していない。
図1および図2において、符号1は鍛造プレスであり、符号2はビレットを鍛造プレス1に供給するビレット供給装置であり、符号3は鍛造プレス1において鍛造された鍛造品を次工程に搬送する搬出装置である。この鍛造プレス1とビレット供給装置2、搬出装置3がプレスラインを構成しており、ビレットおよび鍛造品は、図1および図2では、左から右に向かって搬送される。
なお、以下では、ビレット等の搬送方向(図1、2では左右方向)をプレスの左右方向とし、この方向と直交する方向(図1、2では上下方向)を前後方向として説明する。また、図1、2における鍛造プレス1の下方を、鍛造プレス1の前方として説明する。
図1および図2に示すように、鍛造プレス1の前方には、本実施形態の金型交換設備の金型交換装置10が設けられている。この金型交換装置10は、3本のレール11rからなる第1レール対11と、3本のレール12rからなる第2レール対12とを備えており、各レール対11,12には、それぞれそれぞれ交換台車13,14が設けられている。
交換台車13は、新しいダイホルダアッセンブリを搬送し、鍛造プレス1に対して新しいダイホルダアッセンブリを供給するための台車である。この交換台車13は、第1レール対11に沿って移動可能であり、鍛造プレス1の前方の位置(図1、2ではIの位置(以下、交換位置Iという))と、鍛造プレス1から離間した位置(図1、2ではIIの位置(以下、待機位置IIという))との間を移動するようになっており、通常は、待機位置IIで待機している。そして、待機位置II近傍には、図示しないが、交換台車13に新しいダイホルダアッセンブリを載せる装置が設けられている。
また、交換台車14は、使用後のダイホルダアッセンブリを鍛造プレス1から受け取り搬送するための台車である。この交換台車14は、第2レール対12に沿って移動可能であり、鍛造プレス1の前方の位置(図1、2ではIの位置(以下、交換位置Iという))と、鍛造プレス1から離間した位置(図1、2ではIIIの位置(以下、反転位置IIIという))との間を移動するようになっており、通常は、交換位置Iと反転位置IIIの間の位置(図1、2ではIIの位置(以下、待機位置IIという))で待機している。そして、待機位置II近傍には、図示しないが、交換台車14からに使用後のダイホルダアッセンブリを取り外す装置が設けられている。
この交換台車14には、鍛造プレス1の前後方向に沿って延びた案内レールGLが設けられており(図4(B)参照)、この案内レールGLに沿って第2レール対12と交差する方向に沿って、使用後のダイホルダアッセンブリが鍛造プレス1から交換台車14に向かって移動するようになっている。そして、交換台車14は、案内レールGLを鍛造プレス1の前後方向と平行に保ったまま移動するようになっているのであるが、その理由は後述する。
図1および図2に示すように、前記各レール対11,12は、各レール対11,12のレール11r,12rの軸方向がいずれもプレスラインのビレット等の搬送方向に対して交差する方向に沿って配設されている。つまり、各レール対11,12は、その上を移動する交換台車13,14が、いずれも鍛造プレス1に対して斜めから接近離間するように配設されているのである。
そして、レール対11,12は、その一端部同士が鍛造プレス1の前方において交差しており、両交換台車13,14の交換位置Iが同じ位置となるように構成されている。そして、レール対11,12は、他端に向かうに従って、両レール対11,12間の距離が離れるように配設されている。つまり、一組のレール対11,12は、鍛造プレス1の前方に頂点を有するV字状に形成されているのである。
以上のごとく、本実施形態の金型交換設備では、金型交換装置10のレール対11,12は、その他端部がいずれもプレスラインから離間した位置に配置されているから、交換台車13,14上の金型を交換する装置等の付属装置をプレスラインから離間した位置に配設することができる。すると、これらの付属装置をレール対11,12近傍に配設しても、付属装置がプレスラインの付属装置等と干渉することを防ぐことができるので、プレスラインのレイアウトの自由度を高くすることができる。
また、両レール対11,12は、鍛造プレス1から離間するに従って互いの距離が離れるように配設されており、両レール対11,12同士の間にも十分な空間を設けることができるから、レール対11,12近傍に設けた付属装置同士の干渉も防ぐことができる。
また、図1に示すように、交換台車14の移動経路における反転位置IIIには、反転装置20が配設されている。この反転装置20は、交換台車14上に載せられているダイホルダアッセンブリのうち、上ダイホルダを吊上げて反転させるものである。
そして、図1および図2に示すように、第2レール対12において、鍛造プレス11に対して交換台車14より遠方には、反転台車17が設けられている。この反転台車17は、反転装置20によって交換台車14から吊上げられ反転された上ダイホルダを、反転装置20から受け取り搬送するための台車である。この反転台車17は、反転位置IIIと第2レール対12の他端との間を移動するものであり、通常は、第2レール対12の他端で待機している。なお、第2レール対12の他端には、図示しないが、この反転台車17から上ダイホルダを受け取る装置が設けられている。
以上のごとき構成であるから、鍛造プレス1から搬出され交換台車14上に載せられているダイホルダアッセンブリの上ダイホルダを、反転装置20によって反転台車17上に簡単に移し変えることができる。そして、反転台車17を走行させるレールとして交換台車14用の第2レール対12を使用でき、反転台車17専用のレールを設ける必要がなくなるから、ダイホルダアッセンブリを交換する場合であっても、金型交換設備を簡素化することができる。
つぎに、本実施形態の金型交換設備による金型交換作業を説明する。
金型交換作業を開始する前に、交換台車13上に次の鍛造に使用する新しいダイホルダアッセンブリを載せておき、交換台車14からは前回の金型交換作業で鍛造プレス1から取り外された下ダイホルダは取り外しておく。
金型交換作業では、まず、交換台車14が鍛造プレス1前方の交換位置Iまで走行し、交換位置Iで停止する。
鍛造プレス1では、通常、上ダイホルダと下ダイホルダとが分離されているが、スライドを上下させることで下ダイホルダの上に上ダイホルダを載せたダイホルダアッセンブリとすることができる。そして、ダイホルダアッセンブリは、鍛造プレス1から交換台車14に移動される。
なお、ダイホルダアッセンブリでは、下金型がセットされた下ダイホルダの上に、上金型をセットした上ダイホルダが載せられている。
交換台車14上にダイホルダアッセンブリが移動されると、交換台車14は待機位置IIまで後退する。
交換台車14が待機位置IIまで後退すると、次の鍛造に使用する新しいダイホルダアッセンブリを載せた交換台車13が交換位置Iまで移動する。そして、交換台車13から新しいダイホルダアッセンブリが鍛造プレス1内に移動され、下ダイホルダはベッドに、上ダイホルダはスライドにそれぞれ取り付けられる。
新しいダイホルダアッセンブリを鍛造プレス1に供給した交換台車13が交換位置Iから待機位置IIに戻れば、ダイホルダアッセンブリの金型交換作業は終了する。
以上の手順でダイホルダアッセンブリの金型交換作業は終了するが、つぎの金型交換作業に備えて、交換台車14上のダイホルダアッセンブリにおける上ダイホルダを反転させて、交換台車14上から反転台車17上に移動させなければならない。
上ダイホルダを交換台車14上から反転台車17上に移動させる作業は以下の手順で行われる。
まず、使用後のダイホルダアッセンブリを載せた交換台車14は、待機位置IIから反転位置IIIまで移動する。そして、交換台車14が反転位置IIIで停止すると、反転装置20によって上ダイホルダが吊り上げられる。上ダイホルダが吊り上げられ、下ダイホルダが載った交換台車14は、反転位置IIIから待機位置IIに移動する。すると、反転台車17が反転位置IIIに移動してくるが、この間に、反転装置20において上ダイホルダが反転される。反転台車17が反転位置IIIに停止すると、反転された上ダイホルダが、上金型を上方に向けた状態で反転装置20によって反転台車17上に載せられる。最後に、反転台車17が第2レール対12の他端まで移動すると、上ダイホルダを交換台車14上から反転台車17上に移動させる作業が終了する。
なお、上ダイホルダを交換台車14上から反転台車17上に移動させる作業は、金型交換作業の終了後、鍛造作業中に行ってもよいが、交換台車14を交換位置Iから反転位置IIIまで直接移動させて、交換台車13によって新しいダイホルダアッセンブリを鍛造プレス1に対して供給している間に行ってもよい。
上記の例では、プレスラインに1台の鍛造プレス1のみが設けられている場合を説明したが、プレスラインに並列して2台の鍛造プレス1が設けられている場合における本実施形態の金型交換設備を以下に説明する。
図3は鍛造プレスを2台有するプレスラインに本実施形態の金型交換設備を適用した場合における概略平面図である。同図において、符号1、5が鍛造プレス、符号2、6がビレットを鍛造プレス1に供給するビレット供給装置,符号3、7が鍛造プレス1において鍛造された鍛造品を次工程に搬送する搬出装置である。この金型交換設備は、各鍛造プレス1,5用の金型交換装置10,30を備えている。
図3において、鍛造プレス1の金型交換装置10は、鍛造プレス1のダイホルダアッセンブリを交換する、上述したレール対11,12と、各レール対11,12上に設けられた交換台車13,14と、反転装置20と、反転台車17とを有する金型交換装置であり、鍛造プレス5用の金型交換装置30側に上述した第2レール対12が配置されている。
鍛造プレス5用の金型交換装置30は、実質的に鍛造プレス1用の金型交換装置10と同様の構成を有する装置であり、第1レール対31と、第2レール対32とを備えている。このレール対31,32は、レール対11,12と同様に、鍛造プレス1の前方に頂点を有するV字状が形成されるように配設されている。
各レール対31,32には、それぞれそれぞれ交換台車33,34が設けられている。
金型交換装置10から遠方に位置する第1レール対31には、交換台車33が設けられている。この交換台車33は、新しいダイホルダアッセンブリを搬送し、鍛造プレス1に対して新しいダイホルダアッセンブリを供給するための台車であり、左右が逆になっている以外は、交換台車13と実質同様の構成を有するものであり、
また、金型交換装置10側に位置する第2レール対32には、交換台車34が設けられている。この交換台車34は、使用後のダイホルダアッセンブリを鍛造プレス1から受け取り搬送するための台車であり、交換台車34は、左右が逆になっている以外は、交換台車14と実質同様の構成を有するものである。
この交換台車34にも、交換台車14と同様に、鍛造プレス1の前後方向に沿って延びた案内レールGL、つまり、交換台車14の案内レールGLと平行な案内レールGLが設けられており、案内レールGLを鍛造プレス1の前後方向と平行に保ったまま移動するようになっている。
図3に示すように、2台の鍛造プレスが設けられている場合における本実施形態の金型交換設備の特徴は、金型交換装置10の第2レール対12と、金型交換装置30の第2レール対32の他端部分同士が交差しており、その交差している部分に反転装置20が設けられていることである。
かかる構成となっているので、交換台車14と交換台車34がいずれも反転装置20の位置まで移動することができる。しかも、交換台車14と交換台車34は、いずれも鍛造プレス1の前後方向に沿って延びた案内レールGLを備えており、案内レールGLを鍛造プレス1の前後方向と平行に保ったまま移動するようになっている。このため、交換台車14,34の案内レールGLに載せられたダイホルダアッセンブリは、同じ姿勢で反転装置20の位置に配置される。
すると、反転装置20に特別な機構を設けなくても、両交換台車14,34に載せられているダイホルダアッセンブリの上ダイホルダを、一台の反転装置20で反転させることができるし、両交換台車14,34から吊上げられ反転された上ダイホルダを、同じ姿勢で第2レール対12上の一台の反転台車17上に載せることができる。
つまり、金型交換装置10と金型交換装置30とで、反転装置20および反転台車17を共用することができるので、2台の鍛造プレスを有するプレスラインであっても、金型交換設備が複雑化することを防ぐことができる。
そして、設備のレイアウトなども簡略化でき、重いダイホルダアッセンブリを待機位置IIの交換台車14,34から吊り出すという作業をすることなく交換台車14,34に載せたまま楽々と反転位置IIIまで移動することができるので、金型交換の自動化を促進することができる。
ここで、交換台車14について説明する。
なお、交換台車34は、上述したように実質的に交換台車14と同等の構造を有しているので、説明は割愛するが、当然のごとく、交換台車34も以下に説明する構造は有している。
図4(B)に示すように、前記交換台車14は、鍛造プレス1の前後方向に沿って延びた2本の案内レールGLを備えている。
この2本の案内レールGLの間には、駆動機構SCが設けられている。この駆動機構SCには、案内レールGLに沿って、ダイホルダアッセンブリを鍛造プレス1から交換台車14に向けて移動させる機構を備えており、図示しないが、駆動機構SCとダイホルダアッセンブリとが着脱可能なフックにて連結と連結解除が自動でできるように構成されている。
なお、交換台車14が交換位置Iに配置されたときには、2本の案内レールGLの先端と鍛造プレス1との間に間隔ができる。しかし、鍛造プレスから交換台車14にダイホルダアッセンブリを移動させるときには、鍛造プレス1側から2本の案内レールGLに連結されるレールが準備されるので、鍛造プレス1から交換台車14に安定した状態でダイホルダアッセンブリを移動させることができる。
交換台車13、33も、上述した交換台車14と同様に、鍛造プレス1の前後方向に沿って延びた2本の案内レールGLを備えている。
この2本の案内レールGLの間には、駆動機構SCが設けられている。この駆動機構SCには、案内レールGLに沿って、ダイホルダアッセンブリを交換台車13,33から鍛造プレス1に向けて移動させる機構を備えており、上述した交換台車14と同様に、駆動機構SCとダイホルダアッセンブリとが着脱可能なフックにて連結と連結解除が自動でできるように構成されている。
なお、交換台車13、33が交換位置Iに配置されたときにも、鍛造プレス1,6側から2本の案内レールGLに連結されるレールが準備されるので、交換台車14、34から鍛造プレス1に対し安定した状態でダイホルダアッセンブリを移動させることができる。
本発明の金型交換設備は、複数の鍛造プレスを有するプレスラインにおける金型交換設備に適している。とくに、ダイホルダアッセンブリを交換する設備として適している。
本実施形態の金型交換設備の概略平面図である。 反転装置20を除いた状態における本実施形態の金型交換設備の概略平面図である。 鍛造プレスを2台有するプレスラインに本実施形態の金型交換設備を適用した場合における概略平面図である。 (A)は金型をプレスに供給する交換台車11の概略平面図であり、(B)は金型をプレスから排出する交換台車12の概略平面図であり、(C)は反転した上型が載せられる反転台車15の概略平面図である。 従来の金型交換設備の概略平面図である。
1 鍛造プレス
10 金型交換装置
11 第1レール対
12 第2レール対
13 交換台車
14 交換台車
17 反転台車
20 反転装置
30 金型交換装置
31 第1レール対
32 第2レール対
33 交換台車
34 交換台車
GL 案内レール

Claims (3)

  1. 鍛造プレスと、該鍛造プレスに対してビレットおよび鍛造品の搬送を行う機器を備えたプレスラインにおける金型交換設備であって、
    前記鍛造プレスの前方に設けられ、前記プレスラインにおけるビレットおよび鍛造品の搬送方向と交差する方向に沿って配設された一組のレール対と、各レール対上にそれぞれ設けられた2台の交換台車とを有し、上下の金型と該上下の金型を保持する上下のダイホルダからなるダイホルダアッセンブリを交換する金型交換装置を備えており、
    前記一組のレール対は、
    前記鍛造プレスの前方位置において一端部同士が互いに交差しており、かつ、前記鍛造プレスから離間するに従って互いの距離が離れるように配設されており、
    前記2台の交換台車のうち、一の交換台車の移動経路には、前記ダイホルダアッセンブリの上ダイホルダを反転させる反転装置が設けられており、
    前記一の交換台車が設けられている前記レール対上には、前記鍛造プレスに対して前記交換台車よりも遠方に、前記反転装置によって反転された上ダイホルダが載せられる反転台車が設けられている
    ことを特徴とする金型交換設備。
  2. 前記プレスラインは2台の鍛造プレスを備えており、
    各鍛造プレスにそれぞれ前記金型交換装置が設けられており、
    一方の前記金型交換装置における一のレール対と、該一のレール対と隣接する他方の金型交換装置における一のレール対とが、前記鍛造プレスから離間した端部で交差しており、
    両レール対が交差している位置に、前記反転装置が設けられており、
    交差しているレール対のうち、一方のレール対に前記反転台車が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の金型交換設備。
  3. 前記2つの交換台車は、前記鍛造プレスに金型を供給する交換台車と、該鍛造プレスから金型を搬出する交換台車とからなり、
    該鍛造プレスから金型を搬出する交換台車には、
    前記鍛造プレスの前後方向に沿って設けられた、前記ダイホルダアッセンブリの移動を案内する案内レールが設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の金型交換設備。
JP2007158208A 2007-06-15 2007-06-15 金型交換設備 Expired - Fee Related JP4813424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007158208A JP4813424B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 金型交換設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007158208A JP4813424B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 金型交換設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008307579A JP2008307579A (ja) 2008-12-25
JP4813424B2 true JP4813424B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=40235667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007158208A Expired - Fee Related JP4813424B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 金型交換設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4813424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10882677B2 (en) 2018-10-05 2021-01-05 The Procter & Gamble Company Bag in box container

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6199240B2 (ja) * 2014-06-06 2017-09-20 株式会社神戸製鋼所 等方圧加圧装置の処理品搬送システム
CN107283690B (zh) * 2017-07-10 2023-10-20 安道拓(重庆)汽车部件有限公司 轨道式换模系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101240A (ja) * 1982-12-01 1984-06-11 Toshiba Mach Co Ltd 成形機の金型交換装置
JP2622166B2 (ja) * 1988-11-21 1997-06-18 曙ブレーキ工業株式会社 金型交換式プレス装置
JP2727761B2 (ja) * 1990-11-30 1998-03-18 日産自動車株式会社 プレス装置
JP2740725B2 (ja) * 1993-09-08 1998-04-15 川崎重工業株式会社 金型反転装置とそれに使用する金型
JP3202116B2 (ja) * 1993-10-25 2001-08-27 川崎重工業株式会社 鍛造装置及び該装置に用いる金型洗浄機
JP3305564B2 (ja) * 1996-04-05 2002-07-22 菊池プレス工業株式会社 プレス機械の金型交換台車装置
JP2002160027A (ja) * 2000-11-29 2002-06-04 Hitachi Zosen Fukui Corp プレスのボルスタ走行装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10882677B2 (en) 2018-10-05 2021-01-05 The Procter & Gamble Company Bag in box container
US10919681B2 (en) 2018-10-05 2021-02-16 The Procter & Gamble Company Bag in box container

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008307579A (ja) 2008-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5344928B2 (ja) ワークロール及びバックアップロールの操作及び搬送をするための方法及び装置
KR101645623B1 (ko) 판재 반송 설비 및 그것을 사용한 판재 가공 시스템
JP4813424B2 (ja) 金型交換設備
JP2009516593A (ja) 圧延機工場においてロールを管理する方法とその方法を実施する設備
JP5355818B1 (ja) 上・下ローラーの分離取出し装置
JP2018065168A (ja) 注湯装置
CN105382616A (zh) 用于铝锭的铣削设备
JP2007137254A (ja) 走行台車搭載ロボットの搬送台車
JP2013501624A (ja) ロールスタンドにおけるロールを操作及び/又は搬送する装置
JP2006346679A (ja) ボルスター段替装置
JP2007105767A (ja) プレスライン及び同プレスラインにおけるワーク加工方法
CN104907553A (zh) 铝合金车轮强力铸造生产线布局方法
JP6190667B2 (ja) 工作機械
JP5060139B2 (ja) タンデムプレス加工装置
JP4755035B2 (ja) 金型交換装置
JP2010042427A (ja) タンデムプレス装置とその金型交換方法
JP5066157B2 (ja) 鍛造プレス運転設備
JP2000301219A (ja) 圧延機のオフラインチョック着脱装置
CN217223526U (zh) 一种连铸机的出坯和热送设备
JP2990672B2 (ja) 押出成形機の金型交換設備
JPH1119746A (ja) 鍛造プレスのボルスタ交換装置
JP4420808B2 (ja) 押出成形機の金型交換設備
CN205972768U (zh) 一种套筒导出小车装置
KR970064896A (ko) 프레스기계의 금형교환장치
JP2000016517A (ja) ワーク搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20080917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4813424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees