JP4813245B2 - 衝撃吸収構造 - Google Patents

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本発明は、ピラー本体とその車内側を覆う内装材との間にエアバッグと衝撃吸収部材とを並設した衝撃吸収構造に関する。
ピラー本体とその車内側を覆う内装材との間つまりこれらで構成されるピラーの内部に収納されたエアバッグを車両緊急時に展開させるエアバッグ装置として、例えば、車両の側面衝突時に車両側部の窓の車内側にカーテン状にエアバッグを膨張展開させるものがある。そして、このようなエアバッグ装置のエアバッグに並べてピラー本体と内装材との間に閉断面構造の衝撃吸収部材を設ける技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3722013号公報
ところで、上記のようにピラーを構成するピラー本体と内装材との間にエアバッグと閉断面構造の衝撃吸収部材とを並設する構造であると、ピラーの太さが太くなって、他の部材の配置に影響する等、設計面で不利となってしまう。
したがって、本発明は、ピラーの太さを細くでき、その結果、設計面で有利となる衝撃吸収構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ピラー本体(例えば実施形態におけるフロントピラー本体26)と、該ピラー本体の車内側を覆う内装材(例えば実施形態におけるピラーガーニッシュ27)との間に、エアバッグ(例えば実施形態におけるエアバッグ20)と衝撃吸収部材(例えば実施形態における衝撃吸収部材35)とが並設される衝撃吸収構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記内装材に取り付けられる基部(例えば実施形態における基部36)と、該基部の前記エアバッグ側の端部から前記ピラー本体に向けて延出する板状の延出部(例えば実施形態における延出部37)とからなることで断面L字形状をなし、前記延出部は、その先端部(例えば実施形態における突起部41)が前記ピラー本体に形成された孔部(例えば実施形態における孔部42)に挿入され、前記基部は、その前記エアバッグ側が、該エアバッグの展開時の前記内装材の変形によるエアバッグ通過用の開口を大きくできるように前記内装材から離間可能となっていることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記延出部には、その前記エアバッグとは反対側の面に沿ってリブ(例えば実施形態におけるリブ44)が設けられ、該リブはその厚みまたは高さが先端から基部側に向けて漸増することを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、ピラー本体とその車内側を覆う内装材との間でエアバッグに並設される衝撃吸収部材が、内装材に取り付けられる基部と、この基部からピラー本体に向けて延出する板状の延出部とからなっているため、エアバッグおよび衝撃吸収部材の収納のための専有スペースを狭くできる。したがって、ピラー本体と内装材とで構成されるピラーの太さを細くでき、あるいはピラー内の空いたスペースに他の部材を配置することができる等、設計面で有利となる。加えて、衝撃吸収部材は、内装材に取り付けられた基部から延出する延出部の先端部がピラー本体に形成された孔部に挿入されるため、内装材を介して入力される衝撃を両端が支持された延出部が良好に吸収することになる。さらに、衝撃吸収部材は、延出部の先端部がピラー本体に形成された孔部に挿入されるため、エアバッグの展開時の反力を両端が支持された延出部で受けて良好にエアバッグを展開させることができる。加えて、衝撃吸収部材は、延出部の先端部がピラー本体に形成された孔部に挿入されるため、ピラー本体に対する位置決めができる。
また、断面L字形状をなす衝撃吸収部材の基部は、延出部が延出する側であるエアバッグ側が内装材から離間可能となっているため、内装材における衝撃吸収部材との接合部よりもエアバッグ側の長さを長くできる。その結果、エアバッグ展開時の内装材の変形によるエアバッグ通過用の開口を大きくでき、よって、エアバッグを妨げることなく良好に展開させることができる。
請求項に係る発明によれば、延出部のエアバッグとは反対側の面に、先端から基部側に向けて厚みまたは高さが漸増するリブが設けられているため、エアバッグの展開時の反力を延出部が確実に受けてエアバッグをさらに良好に展開させることができる。また、内装材を介して衝撃が入力されると、延出部とともにリブがピラー本体の孔部に押し込まれようとすることになり、リブが孔部の縁と当接して一層良好に衝撃を吸収することができる。
本発明に係る衝撃吸収構造の第1実施形態を図1〜図4を参照して以下に説明する。
図1は、第1実施形態が適用された車両の車室内の右前部を示す斜視図である。なお、以下の説明における前後は車両における前後である(図2〜図5において紙面上側が車両前方)。
図1に示すように、前部座席11の側方には、フロントウインドシールド12とフロントドア13との境界にフロントピラー(ピラー)14が、フロントドア13とリヤドア15との境界にセンタピラー16が、それぞれ設けられており、また、図1に二点鎖線で示すようにフロントドア13の窓13aおよびリヤドア15の窓15aに沿ってカーテン状に展開可能なエアバッグ20が設けられている。このエアバッグ20は、展開前には、折り畳まれた状態でフロントピラー14からルーフ21の側縁部に沿って収納される。図示は略すが、このようなエアバッグ20が車室内の左側部にも設けられている。
図2および図3はフロントピラー14の部分断面図である。フロントピラー14は、車外側(図2および図3における右側)に配設される金属製のピラーアウタパネル24と、このピラーアウタパネル24の車内側(図2および図3における左側)に接合される金属製のピラーインナパネル25とを有して車体の一部を構成する閉断面構造のフロントピラー本体(ピラー本体)26と、このフロントピラー本体26の車内側のピラーインナパネル25を覆うように配設される合成樹脂製のピラーガーニッシュ(内装材)27とを備えている。
ピラーインナパネル25は、前端部において車幅方向に沿う板部25aと、この板部25aの車外側の縁部から後方に延出する板部25bと、この板部25bの後縁部から後方に後側ほど車外側に位置するように傾斜して延出する板部25cと、この板部25cの後縁部から車外側に延出する板部25dと、この板部25dの車幅方向外側の縁部から後方に後側ほど車外側に位置するように傾斜して延出する板部25eとを有している。
ピラーアウタパネル24は、車幅方向に沿う姿勢でピラーインナパネル25の板部25aに接合される板部24aと、この板部24aの車外側の縁部から前方に延出する板部24bと、この板部24bの前縁部から車外側に外側ほど後側に位置するように傾斜して延出して車外側の意匠面を構成する板部24cと、この板部24cの外縁部から車内側に内側ほど後側に位置するように傾斜して延出する板部24dと、この板部24dの内縁部から車外側に外側ほど後側に位置するように傾斜して延出する板部24eと、この板部24eの外縁部から車内側に内側ほど後側に位置するように傾斜して延出する板部24fと、この板部24fの内縁部から車外側に外側ほど後側に位置するように傾斜して延出してピラーインナパネル25の板部25eに接合される板部24gとを有している。
ピラーガーニッシュ27は、図2および図3に示す断面とは異なる断面位置で図示略のクリップ等を介してピラーインナパネル25に取り付けられる。このピラーガーニッシュ27は、互いに接合されるピラーインナパネル25の板部25aとピラーアウタパネル24の板部24aとからなる接合端末部28の車内側位置から後方に延出する板部27aと、この板部27aの後縁部から後方に後側ほど車外側に位置するように傾斜して延出する板部27bと、この板部27bの後縁部から車外側に外側ほど前側に位置するように傾斜して、ピラーインナパネル25の板部25eとピラーアウタパネル24の板部24gとからなる接合端末部29の手前まで延出する板部27cとを有している。ここで、板部27aは、ピラーインナパネル25の板部25bの車内側でこの板部25bに略平行をなして配置され、板部27bも、ピラーインナパネル25の板部25cの車内側でこの板部25cに略平行をなして配置される。
フロントピラー本体26の、上記したフロントドア13で開閉されるフロントドア開口31側の接合端末部29には、開閉するフロントドア13との隙間をシールするゴム製のウエザストリップ32が設けられている。このウエザストリップ32は、接合端末部29とピラーガーニッシュ27の板部27cとの隙間に嵌合する嵌合部32aと、嵌合部32aの外端縁部から車内側に延出して板部27cのフロントドア開口31側に接触する舌片部32bと、嵌合部32aの外端縁部から車外側に延出し、さらに接合端末部29の車外側に沿って延出する支持部32cと、この支持部32cの車外側に設けられる中空のシール部32dとを有しており、嵌合部32aと支持部32cとで接合端末部29を挟持することでフロントピラー本体26に取り付けられる。
フロントピラー本体26のピラーインナパネル25とピラーガーニッシュ27との間、より具体的にはピラーガーニッシュ27の板部27cとピラーインナパネル25の板部25cおよび板部25dの境界側との間に、車内側に展開可能なエアバッグ20が折り畳み状態でカバー34に収納されて設けられている。
そして、第1実施形態において、ピラーインナパネル25とピラーガーニッシュ27との間には、エアバッグ20と並設して合成樹脂製またはアルミニウムや鉄等の金属製の衝撃吸収部材35が設けられている。
この衝撃吸収部材35は、エアバッグ20のフロントドア開口31とは反対側に配置されており、ピラーガーニッシュ27の板部27bに沿って所定の幅で延在する板状の基部36と、この基部36のエアバッグ20側の端縁部からフロントピラー本体26に向けて所定高さ(例えば5mm〜30mm程度)延出する板状の延出部37とを有する断面L字形状をなしている。ここで、基部36は、エアバッグ20とは反対側の所定範囲に形成された延出部37とは反対側に突出する部分がピラーガーニッシュ27の板部27bに溶着で接合されて接合部38となっており、エアバッグ20側の所定範囲(例えば2mm〜30mm程度の範囲)の突出しない部分がピラーガーニッシュ27の板部27bに対し接合されずに離間する非接合部39となっている。なお、非接合部39はピラーガーニッシュ27の板部27bに対し離間可能であれば接触していても良い。また、基部36のピラーガーニッシュ27への接合は、溶着以外にも、加締めやクリップ止め等で行うことが可能であるが、その際にも、エアバッグ20側の所定範囲が板部27bから離間可能となるように接合される。
衝撃吸収部材35の延出部37の先端には、先方に突出する突起部(先端部)41が、延出部37の先端縁部の延在方向に所定の間隔をあけて複数形成されており、ピラーインナパネル25の板部25cには、これら突起部41を一対一で挿入するように、板厚方向に貫通する図3に示す孔部42が、フロントピラー本体26の延在方向に所定の間隔をあけて複数形成されている。また、衝撃吸収部材35の延出部37には、突起部41が形成された位置に、エアバッグ20とは反対側の面に沿ってリブ44が基部36から形成されている。リブ44は、その延出部37からの高さが先端から基部36側に向けて漸増する形状をなしている。なお、リブ44の厚みを先端から基部36側に向けて漸増させても良く、高さおよび厚みの両方を先端から基部36側に向けて漸増させても良い。
このような第1実施形態においては、適宜の展開条件が整うと図示略のインフレータが点火し、折り畳まれた状態のエアバッグ20がインフレータの発生するガスでカバー34を破り、ピラーガーニッシュ27の板部27cとウエザストリップ32の舌片部32bとを押し開きながら、これらの間を通って車室内側に、窓13aおよび窓15aに沿って延出するように膨張して、乗員の窓13aあるいは窓15aへの衝突の衝撃を吸収する。このとき、エアバッグ20のフロントピラー本体26とは反対側に並設された衝撃吸収部材35の延出部37がエアバッグ20の反力を受けることで、エアバッグ20が適正な方向に膨張することになる。
また、ピラーガーニッシュ27に乗員が衝突した場合には、ピラーガーニッシュ27と、これとフロントピラー本体26との間にある衝撃吸収部材35の延出部37とで衝撃を吸収することになる。
以上に述べた第1実施形態によれば、フロントピラー本体26とその車内側を覆うピラーガーニッシュ27との間でエアバッグ20と並設される衝撃吸収部材35が、ピラーガーニッシュ27に取り付けられる基部36と、この基部36からフロントピラー本体26に向けて延出する板状の延出部37とからなっているため、エアバッグ20および衝撃吸収部材35の収納のための専有スペースを狭くできる。したがって、フロントピラー本体26とピラーガーニッシュ27とで構成されるフロントピラー14の太さを細くでき、設計面で有利となる。なお、エアバッグ20および衝撃吸収部材35の収納のための専有スペースを狭くすることでフロントピラー14内の空いたスペースに他の部材を配置することも可能である。
また、衝撃吸収部材35は、ピラーガーニッシュ27に取り付けられた基部36から延出する延出部37の先端である突起部41がフロントピラー本体26に形成された孔部42に挿入されるため、ピラーガーニッシュ27を介して入力される衝撃を両端が支持された延出部37が良好に吸収することになる。
さらに、衝撃吸収部材35は、延出部37の先端である突起部41がフロントピラー本体26に形成された孔部42に挿入されるため、エアバッグ20の展開時の反力を両端が支持された延出部37が受けて良好にエアバッグ20を展開させることができる。
加えて、衝撃吸収部材35は、延出部37の先端である突起部41がフロントピラー本体26に形成された孔部42に挿入されるため、フロントピラー本体26に対する位置決めができる。
また、断面L字形状をなす衝撃吸収部材35の基部36は、延出部37が延出する側であるエアバッグ20側がピラーガーニッシュ27から離間可能となっているため、ピラーガーニッシュ27における衝撃吸収部材35との接合部38よりもエアバッグ20側の長さを長くできる。その結果、エアバッグ20の展開時のピラーガーニッシュ27の変形によるエアバッグ20の通過用の開口を大きくでき、よって、エアバッグ20を妨げることなく良好に展開させることができる。
さらに、延出部37のエアバッグ20とは反対側の面に、先端から基部36側に向けて高さが漸増するリブ44が設けられているため、エアバッグ20の展開時の反力を延出部37が確実に受けてエアバッグ20をさらに良好に展開させることができる。また、ピラーガーニッシュ27を介して衝撃が入力されると、延出部37とともにリブ44がフロントピラー本体26の孔部42に押し込まれようとすることになり、リブ44が孔部42の縁と当接して一層良好に衝撃を吸収することができる。なお、リブ44の延出部37とは反対側を鋸歯状にしたり、あるいは階段状にして、段階的に孔部42に押し込まれるようにすることで衝撃を段階的に吸収できるようにしても良い。さらに、図4に示すように、リブ44の延出部37とは反対側にRなどをつけて無段階に衝撃吸収をしても良い。また、リブ44は、場合により設けなくても良い。
次に、参考技術を図5を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
参考技術においては、第1実施形態とは異なる形状の衝撃吸収部材50が、ピラーインナパネル25とピラーガーニッシュ27との間でエアバッグ20と並設されている。衝撃吸収部材50も、第1実施形態と同様に、合成樹脂製あるいはアルミニウムや鉄等の金属製とされる。
参考技術の衝撃吸収部材50は、エアバッグ20のフロントドア開口31とは反対側に配置されており、ピラーガーニッシュ27の板部27bに沿って所定の幅で延在する板状の基部51と、この基部51の中間部からフロントピラー本体26に向けて所定高さ延出する板状の延出部52とを有する断面T字形状をなしている。つまり、基部51は、延出部52の基端位置からエアバッグ20側に延出する板部53とエアバッグ20とは反対側に延出する板部54とを有している。ここで、基部51は、その延出部52とは反対側の全面がピラーガーニッシュ27の板部27bに溶着で接合されている。なお、この場合も、基部51のピラーガーニッシュ27への接合は、溶着以外にも、加締めやクリップ止め等で行うことが可能であるが、その際にも、基部51の延出部52とは反対側が全面にわたってピラーガーニッシュ27から離間することがないように接合される。
参考技術においても、衝撃吸収部材50の延出部52の先端には、先方に突出する突起部(先端部)55が、延出部52の先端縁部の延在方向に所定の間隔をあけて複数形成されており、ピラーインナパネル25の板部25cには、これら突起部55を一対一で挿入するように、板厚方向に貫通する孔部56が、フロントピラー本体26の延在方向に所定の間隔をあけて複数形成されている。
なお、参考技術においても、衝撃吸収部材50の延出部52に、エアバッグ20とは反対側の面に沿って第1実施形態と同様、鋸状あるいは階段状等のリブ44を形成することが可能である。
以上に述べた参考技術によれば、フロントピラー本体26とその車内側を覆うピラーガーニッシュ27との間でエアバッグ20と並設される衝撃吸収部材50が、ピラーガーニッシュ27に取り付けられる基部51と、この基部51からフロントピラー本体26に向けて延出する板状の延出部52とからなっているため、これによる第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、衝撃吸収部材50は、ピラーガーニッシュ27に取り付けられた基部51から延出する延出部52の突起部55がフロントピラー本体26に形成された孔部56に挿入されるため、これによる第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、延出部52が基部51の中間部から延びることで断面T字形状をなす衝撃吸収部材50が、基部51の延出部52とは反対側の全面でピラーガーニッシュ27に接合されているため、取付時等に、エアバッグ20の近傍におけるピラーガーニッシュ27の変形を防止できる。また、衝撃吸収部材50自体の剛性も上がることからピラーガーニッシュ27を介して入力される衝撃の衝撃吸収率が上がるため、第1実施形態に比べて延出部52の長さを短くでき、フロントピラー14の太さを一層細くできる。
なお、以上の第1実施形態においては、フロントピラー14への適用例を説明したが、他のピラーにも適用可能である。
本発明に係る衝撃吸収構造の第1実施形態が適用された車両の車室内の部分斜視図である。 本発明に係る衝撃吸収構造の第1実施形態を示す断面図である。 本発明に係る衝撃吸収構造の第1実施形態を示す別の断面図である。 本発明に係る乗員保護構造の第1実施形態の衝撃吸収部材の変形例を示す断面図である。 参考技術を示す断面図である。
符号の説明
20 エアバッグ
26 フロントピラー本体(ピラー本体)
27 ピラーガーニッシュ(内装材)
35,50 衝撃吸収部材
36,51 基部
37,52 延出部
41,55 突起部(先端部)
42,56 孔部
44 リブ

Claims (2)

  1. ピラー本体と、該ピラー本体の車内側を覆う内装材との間に、エアバッグと衝撃吸収部材とが並設される衝撃吸収構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、前記内装材に取り付けられる基部と、該基部の前記エアバッグ側の端部から前記ピラー本体に向けて延出する板状の延出部とからなることで断面L字形状をなし、
    前記延出部は、その先端部が前記ピラー本体に形成された孔部に挿入され
    前記基部は、その前記エアバッグ側が、該エアバッグの展開時の前記内装材の変形によるエアバッグ通過用の開口を大きくできるように前記内装材から離間可能となっていることを特徴とする衝撃吸収構造。
  2. 前記延出部には、その前記エアバッグとは反対側の面に沿ってリブが設けられ、該リブはその厚みまたは高さが先端から前記基部側に向けて漸増することを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収構造。
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