JP4810690B2 - 力検知素子 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲージ部を有する力検知素子に関する。
ピエゾ抵抗効果を有するゲージ部の抵抗値は、ゲージ部に印加される力に応じて変化する。この現象を利用して、ゲージ部に印加される力を検知する力検知素子が開発されている。この種のゲージ部は、印加される力の他に、環境温度の変化に応じても抵抗値が変化することが知られている。特許文献1及び特許文献2には、環境温度の変化の影響を補償するために、ゲージ部に対して直列にダイオードを接続する技術を提案している。ダイオードは、ゲージ部の抵抗温度係数と正負が逆の抵抗温度係数を有している。これにより、ゲージ部の抵抗温度係数とダイオードの抵抗温度係数が相殺され、ゲージ部とダイオードの合計の抵抗温度係数が小さく調整される。
特開平8−181331号公報 特開2007−263667号公報
特許文献1に開示されるように、ゲージ部は、n型の半導体層の表層部にp型不純物を導入して形成されることが多い。温度補償用のダイオードは、そのp型のゲージ部に隣接してn型の半導体領域を形成し、それらp型のゲージ部とn型の半導体領域によって構成される。しかしながら、n型の半導体層の表層部にp型のゲージ部を形成すると、n型の半導体層とp型のゲージ部の間に寄生のダイオードが存在することになる。このため、環境温度が高温になると、この寄生のダイオードを介してリーク電流が流れるという問題がある。温度補償用ダイオードを形成しても、寄生ダイオードに対して何ら対策しなければ、環境温度の変化に応じて正確な検知が行えない事態が発生してしまう。本発明は、寄生ダイオードによるリーク電流を抑制し、温度補償された力検知素子を提供することを目的としている。
本明細書で開示される1つの力検知素子は、基板と、その基板上に設けられている絶縁層と、その絶縁層上に設けられているとともに、厚肉部と薄肉部を有するp型の半導体層と、その半導体層上に設けられているとともに、間隔を置いて配置されている第1電極及び第2電極と、を備えており、半導体層には、第1電極に電気的に接続されるとともにp型の不純物濃度が残部よりも濃いゲージ部と、第2電極に電気的に接続されるn型領域が形成されており、厚肉部は、第1電極と第2電極を結ぶ方向に沿って伸びるとともにゲージ部が形成されている凸状部を有している。
本明細書で開示される他の1つの力検知素子は、基板と、その基板上に設けられている絶縁層と、その絶縁層上に設けられているp型の半導体層と、その半導体層上に設けられているとともに間隔を置いて配置されている第1電極及び第2電極を備えている。半導体層には、第1電極に電気的に接続されるとともにp型の不純物濃度が残部よりも濃いゲージ部が形成されている。半導体層にはさらに、第2電極に電気的に接続されるn型領域が形成されている。
本明細書で開示される力検知素子は、半導体層がp型であることを1つの特徴としている。p型の半導体層内にp型の不純物濃度が濃いゲージ部を形成すれば、半導体層とゲージ部の間に寄生のダイオードが存在しない。このため、寄生のダイオードを介したリーク電流の発生が防止される。さらに、本明細書で開示される力検知素子は、基板と絶縁層と半導体層が積層した積層基板を利用することを1つの特徴としている。仮に、積層基板を利用せずにp型の半導体層内にゲージ部を形成すると、そのp型の半導体層の膜厚が大きいために、ゲージ部以外のp型の半導体層の寄生抵抗が小さくなり、ゲージ部に流れる電流が減少し、検知精度が悪化するという問題がある。一方、積層基板を利用すると、p型の半導体層の膜厚を小さくすることができるので、ゲージ部以外のp型の半導体層の寄生抵抗が大きくなり、寄生抵抗を流れる電流をほぼ無視できるようになる。第1電極と第2電極間の電流がゲージ部をほぼ流れるようになる。
本明細書で開示される技術によると、p型の半導体層を利用することと、積層基板を利用することを組合せたことにより、温度補償と優れた検知精度を兼ね備えた力検知素子が実現される。

半導体層は、第1電極と第2電極を結ぶ方向に沿って伸びる凸状部を有しているのが好ましい。さらに、ゲージ部がその凸状部内に形成されていることが好ましい。ゲージ部の形態を凸状にすることで、検知感度を向上させることができる。
半導体層は、厚肉部と薄肉部を有しているのが好ましい。さらに、凸状部が厚肉部に形成されていることが好ましい。
この形態の半導体層は、次のように製造されることを特徴としている。まず、凸状部に要求される所定高さよりも厚い半導体層を有する積層基板を用意する。その半導体層の表面から所定深さだけエッチングして薄肉部と厚肉部を形成する。ここで、仮に、半導体層を貫通するようにエッチングし、壁状のゲージ部のみを形成すると、半導体層の厚みのバラツキに基づいてゲージ部の高さもばらついてしまう。一方、本明細書で開示される技術によると、半導体層の厚みがばらついていても、半導体層の表面から規格化された所定深さだけエッチングすることによって、凸状部の高さを規格化することができる。これにより、規格化された検知特性を有する力検知素子を量産することができる。
本明細書で開示される技術によると、寄生ダイオードによるリーク電流を抑制し、温度補償された力検知素子を提供することができる。
以下に、本明細書で開示される技術の形態を整理しておく。
(第1形態)p型の半導体層の不純物濃度は、1×1017cm−3以下の範囲が好ましい。
(第2形態)p型の半導体層の厚みは、1〜5μmの範囲が好ましい。
(第3形態)第1電極は、定電流生成回路に接続されていることが好ましい。
(第4形態)ゲージ部とn型領域は、第1電極と第2電極を結ぶ方向で接していることが好ましい。
(第1実施例)
図1に、力検知素子100の分解斜視図を模式的に示す。図2に、図1のII−II線に沿った縦断面図を模式的に示す。図3に、図1のIII−III線に沿った縦断面図を模式的に示す。図4に、図1のIV−IV線に沿った縦断面図を模式的に示す。なお、図2〜図4に示すように、積層基板40の表面には薄い絶縁性保護膜62が存在しているが、図1の分解斜視図ではその絶縁性保護膜62を便宜の上で省略して示す。なお、この絶縁性保護膜62は、必要に応じて除去してもよい。
図1に示すように、力検知素子100は、積層基板40と力伝達ブロック50を備えている。積層基板40は、シリコン基板10と絶縁層20とデバイス層(半導体層の一例)30を備えている。積層基板40には、SOI(Silicon on Insulator)基板が用いられる。シリコン基板10は、p型又はn型の不純物を含む単結晶シリコン(Si)で形成されている。絶縁層20は、シリコン基板10の表面に設けられており、酸化シリコン(SiO2)で形成されている。デバイス層30は、絶縁層20の表面に設けられており、p型の不純物を含む単結晶シリコンで形成されている。
図1に示すように、デバイス層30の表層部は、エッチング技術によって加工されている。デバイス層30は、一対の電極部32a,32bと、その一対の電極部32a,32b間を伸びる凸状部34と、凸状部34の側方に設けられている一対の台座部35を備えている。一対の電極部32a,32bと凸状部34と一対の台座部35は、デバイス層30の表面から所定深さだけエッチングすることによって形成される。図3に示すように、エッチング前のデバイス層30の厚みはT3であり、所定深さT2だけエッチングすることによって、凸状部34や一対の台座部35(一対の電極部32a,32bも同様。図2及び図4参照)が形成される。なお、所定深さT2はデバイス層30の厚みT3よりも小さく設定されているので、エッチング後にはデバイス層30に厚みT1の薄肉部が残存する。本明細書では、デバイス層30のうちエッチングされた部分の底を薄肉部といい、エッチングされなかった部分を厚肉部という。ここで、デバイス層30の厚みT3は1〜5μmの範囲が好ましく、所定深さT2は1〜3μmの範囲が好ましい。
一対の電極部32a,32bは、略矩形の形状を有しており、間隔を置いて配置されている。一方の電極部32a(以下、正側電極部32aという)の表面には、アルミニウムを材料とする正側電極(第1電極の一例)60aが設けられている。他方の電極部32b(以下、負側電極部32bという)の表面には、アルミニウムを材料とする負側電極(第2電極の一例)60bが設けられている。
凸状部34は、一端が正側電極部32aに接続しており、他端が負側電極部32bに接続している。凸状部34はメサ形状を有しており、正側電極部32aと負側電極部32bの間を直線状に伸びている。
図2に示すように、凸状部34には、p型のゲージ部37が形成されている。ゲージ部37は、イオン注入技術を利用して凸状部34の表層部に形成されており、その不純物濃度はデバイス層30の濃度よりも濃い。ゲージ部37は、凸状部34に沿って正側電極部32aと負側電極部32bの間を伸びている。ゲージ部37の一端は、絶縁性保護膜62に形成された正側コンタクトホール64aを介して正側電極60aに電気的に接続されている。負側電極部32bには、n型不純物を含むn型領域36が形成されている。n型領域36は、イオン注入技術を利用して負側電極部32bの表層部に形成されている。n型領域36は、ゲージ部37の他端の側面(正側電極部32aと負側電極部32bを結ぶ方向の側面)に直接的に隣接している。n型領域36は、負側コンタクトホール64bを介して負側電極60bに電気的に接続されている。なお、ゲージ部37とn型領域36は、図2に示すような直接的に隣接する例に代えて、所定距離だけ離間して設けられていてもよい。あるいは、n型領域36の一部又は全部が、ゲージ部37によって取囲まれるように設けられていてもよい。
図1に示すように、一対の台座部35は、メサ形状を有しており、凸状部34の長手方向に対して平行に伸びている。力伝達ブロック50は、凸状部34と一対の台座部35を被覆するように設けられており、積層基板40の上方において平行に固定されている。
図5に、力検知素子100の等価回路図を示す。負側電極60bは、例えば接地電位に固定される。正側電極60aは、例えば定電流生成回路に接続される。ゲージ部37とn型領域36の間に温度補償用ダイオードD100が形成されている。温度補償用ダイオードD100は、正側電極60aと負側電極60bの間において順方向に接続されている。温度補償用ダイオードD100は、負の抵抗温度係数を有している。一方、ゲージ部37は、正の抵抗温度係数を有している。これにより、温度補償用ダイオードD100の負の抵抗温度係数とゲージ部37の正の抵抗温度係数が相殺され、温度補償用ダイオードD100とゲージ部37の合計の抵抗温度係数が小さく調整される。
次に、力検知素子100の動作について説明する。
外部から力伝達ブロック50に力が印加されると、その力が力伝達ブロック50を介してゲージ部37に伝達され、ゲージ部37内に応力が発生し、ゲージ部37の抵抗値が変化する。正側電極60aが定電流生成回路に接続されているので、ゲージ部37の抵抗値の変化に応じて正側電極60aと負側電極60bの間の電圧差が変化する。この電圧差の変化量を電圧測定回路で測定し、その電圧差から力伝達ブロック50に加えられた力を換算することができる。
力検知素子100は、デバイス層30がp型であることを1つの特徴としている。p型のデバイス層30内にp型のゲージ部37が形成されている。例えば、n型のデバイス層内にp型のゲージ部を形成すると、n型のデバイス層とp型のゲージ部の間に寄生のダイオードが存在してしまう。この寄生のダイオードは、環境温度が増加するとリーク電流を増加させてしまう。一方、力検知素子100のように、p型のデバイス層30内にp型のゲージ部を形成すると、p型のデバイス層30とp型のゲージ部37の間に寄生のダイオードが存在しない。このため、寄生のダイオードを介したリーク電流が発生しない。補償用ダイオードD100とp型のデバイス層30を組合せると、温度補償に優れた特性の力検知素子100が得られる。なお、寄生抵抗を大きくするためには、デバイス層30の不純物濃度は、1×1017cm−3以下の範囲が好ましい。
さらに、力検知素子100は、シリコン基板10と絶縁層20とデバイス層30が積層した積層基板40を利用することを1つの特徴としている。積層基板40を利用すると、p型のデバイス層30の膜厚を小さくすることができる。このため、p型のデバイス層30の寄生抵抗が大きくなり、寄生抵抗を流れる電流をほぼ無視できるようになる。正側電極60aと負側電極60bの間の電流は、ほぼゲージ部37を流れるようになる。このため、検知精度に優れた特性を得ることができる。
力検知素子100はさらに、以下の特徴を有している。
(1)図3に示すように、デバイス層30は、厚みT3の厚肉部と厚みT1の薄肉部を有する。凸状部34と一対の台座部35は、厚肉部に形成されている。この形態のデバイス層30は、上記したように、所定深さT2のエッチングによって形成されることを特徴としている。具体的には、まず、凸状部34に要求される所定高さT2よりも厚い厚みT3のデバイス層30を有する積層基板40を用意する。そのデバイス層30の表面から所定深さT2だけエッチングして薄肉部と厚肉部を形成する。一般的に、市販されているSOI基板のデバイス層30の厚みは、規格化されたものであってもSOI基板毎にばらついていることが多い。このため、デバイス層30を貫通するようにエッチングし、壁状のゲージ部のみを形成すると、デバイス層30の厚みのバラツキに基づいてゲージ部の高さもばらついてしまう。ゲージ部の高さが異なると、ゲージ部に作用する外力が同じであっても、ゲージ部内に発生する応力が異なるものとなる。ゲージ部の抵抗値は、ゲージ部内に発生する応力に応じて変化することから、ゲージ部内に発生する応力がばらつけば、力検知素子毎の検出特性もばらついてしまう。一方、上記のデバイス層30では、デバイス層30の厚みがばらついていても、デバイス層30の表面から規格化された所定深さT2だけエッチングすることによって、凸状部34の高さを規格化することができる。これにより、規格化された検出特性を有する力検知素子100を量産することができる。
(2)図2に示すように、ゲージ部37の拡散深さは、絶縁層20まで達していない。このため、ゲージ部37の下方には、低濃度の底面部領域38が形成されている。しかし、これは意図したものではない。好ましくは、ゲージ部37が絶縁層20まで達するように形成するのがよい。しかし、前記したように、市販されているSOI基板のデバイス層30の厚みは、規格化されたものであってもSOI基板毎にばらついていることが多い。このため、所望の拡散深さのゲージ部37を形成すると、底面部領域38が形成されることがある。しかし、底面部領域38の不純物濃度はゲージ部37よりも十分に薄いので、底面部領域38の寄生抵抗は十分に大きい。このため、正側電極60aと負側電極60bの間の電流は、ほぼゲージ部37を流れるようになる。このため、検知精度に優れた特性を得ることができる。
(第2実施例)
図6〜図9を参照し、力検知素子200について説明する。図6に、力検知素子200の分解斜視図を模式的に示す。図7に、図6のVII−VII線に沿った縦断面図を模式的に示す。図8に、図6のVIII−VIII線に沿った縦断面図を模式的に示す。図9に、図6のIX−IX線に沿った縦断面図を模式的に示す。なお、機能が実質的に共通する構成要素に関しては共通符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、力検知素子200は、デバイス層30の表層部に一対の溝39が形成されていることを特徴としている。一対の溝39の間に凸状部34が形成されている。力検知素子200では、力伝達ブロック50によって、凸状部34が封止される。封止型の力検知素子200は、力伝達ブロック50からゲージ部34に力を伝達し易くすることができる。力検知素子200は、感度の高いという特徴を有する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施例の力検知素子の分解斜視図を模式的に示す。 図1のII−II線に沿った縦断面図を模式的に示す。 図1のIII−III線に沿った縦断面図を模式的に示す。 図1のIV−IV線に沿った縦断面図を模式的に示す。 第1実施例の力検知素子の等価回路図を示す。 第2実施例の力検知素子の分解斜視図を模式的に示す。 図6のVII−VII線に沿った縦断面図を模式的に示す。 図6のVIII−VIII線に沿った縦断面図を模式的に示す。 図6のIX−IX線に沿った縦断面図を模式的に示す。
符号の説明
10:シリコン基板
20:絶縁層
30:デバイス層
32a:正側電極部
32b:負側電極部
34:凸状部
36:n型領域
37:ゲージ部
40:積層基板
50:力伝達ブロック
60a:正側電極
60b:負側電極

Claims (2)

  1. 基板と、
    その基板上に設けられている絶縁層と、
    その絶縁層上に設けられているとともに、厚肉部と薄肉部を有するp型の半導体層と、
    その半導体層上に設けられているとともに、間隔を置いて配置されている第1電極及び第2電極と、を備えており、
    前記半導体層には、前記第1電極に電気的に接続されるとともにp型の不純物濃度が残部よりも濃いゲージ部と、前記第2電極に電気的に接続されるn型領域が形成されており、
    前記厚肉部は、前記第1電極と前記第2電極を結ぶ方向に沿って伸びるとともに前記ゲージ部が形成されている凸状部を有している力検知素子。
  2. 力伝達ブロックをさらに備えており、
    前記厚肉部は、前記凸状部の周囲に形成されている台座部をさらに有しており、
    前記凸状部と前記台座部は、前記薄肉部を介して繋がっており、
    前記力伝達ブロックは、前記凸状部と前記台座部に固定されている請求項1に記載の力検知素子。
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