JP4045979B2 - 圧力検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板にピエゾ抵抗素子から構成された圧力検出用のブリッジ回路と抵抗素子から構成された温度検出用のブリッジ回路とを形成してなる圧力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の圧力検出装置は、一面にピエゾ抵抗素子からなる圧力検出用のブリッジ回路が形成された半導体基板を有するとともに、この半導体基板には抵抗素子からなる温度検出用のブリッジ回路が形成されてなるものである(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
ここで、一般的な温度検出用のブリッジ回路について、図4を参照して説明する。温度検出用のブリッジ回路は、一般に図4に示すように、R1〜R4の抵抗値を有する四つの抵抗素子がホイートストンブリッジを構成しているものである。
【0004】
つまり、電源端子T1には抵抗素子R1とR2が接続され、接地端子T2には抵抗素子R3とR4が接続され、抵抗素子R1とR4、R2とR3はそれぞれ中点T3、T4にて接続されている。このような回路における温度検出の原理は次の通りである。
【0005】
このブリッジ回路において、各中点T3、T4の電位をVtp、Vtmとした場合、Vtp=Vtmのとき、それぞれの抵抗の関係は、R1・R3=R2・R4となる。この式を以下、式1ということにする。
【0006】
ここで、従来では通常、抵抗R1とR3は互いに同じ抵抗種a、抵抗R2とR4は互いに同じもう一つの抵抗種bを用いる。二つの抵抗種a、bは互いに異なる温度特性を有する。つまり、抵抗種が異なることは、一つ抵抗種aともう一つの抵抗種bとでは温度による抵抗変化が異なることを意味する。
【0007】
そして、例えば室温(例えば、25℃)で平衡状態すなわちVtp=Vtmを保っていた場合において、より高温の状態になったとき、上記式1の関係は崩れ、Vtp≠Vtmとなり、両中点T3、T4間に電位差Veを生じる。この電位差Veの温度変化により、温度検出が可能となる。
【0008】
さらに、圧力検出装置においては、この検出された温度情報を用いて圧力検出回路から出力された圧力情報を補正することにより、温度補償がなされた出力値を得るようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−153503号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平10−281912号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の圧力検出装置においては、温度検出用のブリッジ回路における両中点間の電位差Veが応力によっても生じるため、より温度検出の精度を高めようとした場合には、この応力による電位差Veが問題となってくる。
【0012】
上記従来の圧力検出装置においては、温度検出用のブリッジ回路を半導体基板における応力感度の最も鈍感な位置に形成してはいるが、多少なりとも温度検出用のブリッジ回路に応力が印加されることは避けられない。
【0013】
すると、この応力の印加によって、温度検出用の抵抗素子の抵抗値が変化し、実際には温度が変化していない場合であっても、上記した両中点間の電位差Veの変化が生じてしまう。
【0014】
そのため、応力が加わった場合、その電位差Veは温度変化によるものだけとは言えなくなってしまい、正確な温度検出ができない。その結果、出力値における正確な温度補償が困難となってしまう。
【0015】
そこで、本発明は上記問題に鑑み、半導体基板にピエゾ抵抗素子から構成された圧力検出用のブリッジ回路と抵抗素子から構成された温度検出用のブリッジ回路とを形成してなる圧力検出装置において、温度検出用のブリッジ回路における応力の印加による電位差の変化を極力抑制することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面にピエゾ抵抗素子(5、6、7、8)からなる圧力検出用のブリッジ回路(40)が形成された半導体基板(1)を有するとともに、半導体基板には抵抗素子(9、10、11、12)からなる温度検出用のブリッジ回路(50)が形成されてなる圧力検出装置において、温度検出用のブリッジ回路における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子は、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものであることを特徴としている。
【0017】
それによれば、温度検出用のブリッジ回路における電源端子に接続される一対の抵抗素子および接地端子に接続される一対の抵抗素子のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子が、互いに異なる抵抗種により構成されるため、ブリッジ回路の特性から温度変化による電位差を検出できる。
【0018】
また、上記少なくとも一方の一対の抵抗素子が互いに同じ導電型を有するものであるため、当該一対の抵抗素子同士では、応力に対する抵抗値変化の方向が同じものにできる。
【0019】
より具体的に述べると、温度検出用のブリッジ回路における電源端子に接続される一対の抵抗素子をR1とR2、接地端子に接続される一対の抵抗素子をR3とR4とする(図4参照)。また、電源端子側の一対の抵抗素子R1とR2について、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものとする。
【0020】
この場合、温度検出は、上記式1:R1・R3=R2・R4の関係に基づいてなされる。つまり、抵抗素子R1とR2とが異なる抵抗種により構成されるため、温度変化が生じたときに当該ブリッジ回路における両中点間に電位差が生じ、その結果、温度を検出できる。
【0021】
また、電源端子側の一対の抵抗素子R1とR2が互いに同じ導電型であるため、例えば、応力の印加によって電源端子側の一対の抵抗素子R1とR2の抵抗値変化は増加する方向になる。そのため、温度検出用のブリッジ回路に対して応力が印加されたとしても、上記式1全体を見た場合、左辺および右辺とも増加するため、全く等しくなるとは言わないまでも極力平衡状態を維持することができる。
【0022】
つまり、この場合、電源端子側の一対の抵抗素子R1とR2とに印加された応力は、大幅にキャンセルされる。そして、同様のことが、接地端子に接続される一対の抵抗素子R3とR4についても言える。
【0023】
このように、本発明によれば、半導体基板に圧力検出用のブリッジ回路と温度検出用のブリッジ回路とを形成してなる圧力検出装置において、温度検出用のブリッジ回路における応力の印加による電位差の変化を極力抑制することができる。
【0024】
ここで、請求項2に記載の発明では、温度検出用のブリッジ回路(50)における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)の両方の一対の抵抗素子が、それぞれの一対の抵抗素子において一方と他方とで互いに異なる抵抗種により構成されるとともに、温度検出用のブリッジ回路における抵抗素子(9〜12)のすべてが同じ導電型を有するものであることを特徴としている。
【0025】
それによれば、温度検出用のブリッジ回路における電源端子に接続される一対の抵抗素子および接地端子に接続される一対の抵抗素子のうちの片方の一対の抵抗素子が、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものである場合に比べて、より高いレベルで請求項1の発明の効果を発揮することができる。
【0026】
また、請求項に記載の発明では、温度検出用のブリッジ回路(50)における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子(9、10)は、第1の分割素子(9a、10a)と第2の分割素子(9b、10b)とに分割されており、この分割が行われた一対の抵抗素子においては、四つの分割素子(9a、9b、10a、10b)は、仮想矩形線の各頂点に位置するとともに、一方の抵抗素子(9)における第1および第2の分割素子(9a、9b)同士が対角線上に位置し、他方の抵抗素子(10)における第1および第2の分割素子(10a、10b)同士が対角線上に位置するような関係にて、互いに配置されていることを特徴としている。
【0027】
それによれば、分割が行われた一対の抵抗素子における各分割素子を、上記したたすき掛けの関係となるように配置することにより、当該一対の抵抗素子の一方と他方とで印加される応力が平均化される。そして、例えば、どちらか一方の抵抗素子に極端に大きな応力が印加されることが抑制される。
【0028】
そのため、上記分割された一対の抵抗素子同士における応力による抵抗値変化の差も小さくなる。つまり、本発明を採用すれば、温度検出用のブリッジ回路における応力の印加による電位差の変化を極力抑制するためには、好ましい。
【0029】
また、請求項に記載の発明では、一面にピエゾ抵抗素子(5、6、7、8)からなる圧力検出用のブリッジ回路(40)が形成された半導体基板(1)を有するとともに、半導体基板には抵抗素子(9、10、11、12)からなる温度検出用のブリッジ回路(50)が形成されてなる圧力検出装置において、温度検出用のブリッジ回路における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子(9、10)は、第1の分割素子(9a、10a)と第2の分割素子(9b、10b)とに分割されており、この分割が行われた一対の抵抗素子においては、四つの分割素子(9a、9b、10a、10b)は、仮想矩形線の各頂点に位置するとともに、一方の抵抗素子(9)における第1および第2の分割素子(9a、9b)同士が対角線上に位置し、他方の抵抗素子(10)における第1および第2の分割素子(10a、10b)同士が対角線上に位置するような関係にて、互いに配置されていることを特徴としている。
【0030】
それによれば、上記請求項の発明と同様、分割が行われた一対の抵抗素子における各分割素子を、上記したたすき掛けの関係となるように配置することにより、当該一対の抵抗素子の一方と他方とで印加される応力が平均化される。そして、例えば、どちらか一方の抵抗素子に極端に大きな応力が印加されることが抑制される。
【0031】
そのため、上記分割された一対の抵抗素子同士における応力による抵抗値変化の差も小さくなり、その結果、本発明によっても、温度検出用のブリッジ回路における応力の印加による電位差の変化を極力抑制することができる。
【0032】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る圧力検出装置における半導体基板1を示す図であり、図1において上側には半導体基板1の平面を示し、その下にはY−Y断面を示す。
【0034】
半導体基板1は、本実施形態ではシリコン基板であり、この半導体基板1は、表面が(110)面をなすP型シリコン基板1aの上にN型エピタキシャル層1bを成長させたものを使用している。
【0035】
P型シリコン基板1aの中央部には凹部2が形成され、凹部2の底面部2aにより薄肉部3が形成されるとともにその周囲の四角枠部が厚肉部4となっている。より詳しくは、電気化学ストップエッチング法を用いてP型シリコン基板1aの所定領域をエッチングしてPN接合部にてそのエッチングを停止させることにより凹部2を形成したものである。
【0036】
半導体基板1の薄肉部3はセンサダイアフラムとなり、この薄肉部3よりなるダイアフラムに圧力が印加されると歪みが生じる。このように、厚肉の半導体基板1の一部領域にダイアフラムとなる薄肉部3が形成されている。
【0037】
半導体基板1の薄肉部3の表層部すなわち一面には、P型不純物拡散層よりなるピエゾ抵抗素子5、6、7、8が形成され、当該ピエゾ抵抗素子5〜8による圧力検出用のブリッジ回路からの出力にて圧力を測定することができるようになっている。
【0038】
また、半導体基板1の厚肉部4の表層部には、P型不純物拡散層よりなる温度検出用ピエゾ抵抗素子9、10、11、12が形成されており、当該抵抗素子9〜12による温度検出用のブリッジ回路からの出力にて温度を測定することができるようになっている。また、これら温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12は、応力に関して一番鈍感な〈100〉方向に延設されている。
【0039】
ここで、図2は、半導体基板1における温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12の配置構成を模式的に示す概略断面図である。図2において、N型エピタキシャル層1bは、素子分離用P型拡散層23にて素子分離が行われ、一つの島においてN型エピタキシャル層1bの表層部には高濃度P型不純物拡散層よりなるピエゾ抵抗素子(拡散抵抗)10、12が形成されている。
【0040】
一方、他の島においてN型エピタキシャル層1bの表層部には低濃度P型不純物拡散層よりなるピエゾ抵抗素子(拡散抵抗)9、11が形成されている。このように、温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12は、低濃度P型不純物拡散層よりなるピエゾ抵抗素子9、11と高濃度P型不純物拡散層よりなるピエゾ抵抗素子10、12との異なる抵抗種からなる。
【0041】
そして、各温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12は、アルミ配線26、27、28により電気的に接続され、温度検出用のブリッジ回路を構成している。なお、N型エピタキシャル層1bの上面は、シリコン酸化膜29にて覆われ、その上にアルミ配線26〜28が配置されるとともに、アルミ配線26〜28は保護膜30にて覆われている。
【0042】
次に、本圧力検出装置における圧力検出用のブリッジ回路40を図3に、温度検出用のブリッジ回路50を図4に示す。
【0043】
このうち、図3に示す圧力検出用のブリッジ回路40は、図1のピエゾ抵抗素子5〜8にて構成されている。つまり、検出対象となる圧力の印加に応じてピエゾ抵抗効果によりその抵抗値が変化する感圧抵抗素子R11、R12、R13、R14を有して構成されている。
【0044】
このため、抵抗素子R12およびR13の中点電位Vd1は、該圧力の印加量に応じて低くなり、逆に、抵抗素子R11およびR14の中点電位Vd2は同圧力の印加量に応じて高くなる。そして、これら中点電位の電位差(Vd2−Vd1)が、同ブリッジ回路40によるブリッジ出力として取り出されるようになる。
【0045】
つまり、圧力検出用のブリッジ回路40のブリッジ出力が圧力情報Dとなる。そして、このブリッジ回路40による出力電圧Dは、上記印加される圧力の他、当該圧力検出装置の温度にも依存したものとなっている。
【0046】
一方、図4に示す温度検出用のブリッジ回路50は、図1のピエゾ抵抗素子9〜12を用いてブリッジ接続されている。つまり、図4に示すように、検出装置自身の温度に応じて抵抗値変化を生じる感温抵抗素子R1、R2、R3、R4により、ブリッジ回路50が構成されている。
【0047】
より詳しくは、図1の温度検出用ピエゾ抵抗素子9(抵抗R1)、10(抵抗R2)、11(抵抗R3)、12(抵抗R4)の四つがホイートストンブリッジを構成しているものである。
【0048】
そして、電源端子T1には抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)が接続され、接地端子T2には抵抗素子11(抵抗R3)と12(抵抗R4)が接続され、抵抗素子9(抵抗)R1と12(抵抗R4)、10(抵抗R2)と11(抵抗R3)はそれぞれ中点T3、T4にて接続されている。
【0049】
このことから、本実施形態において、各温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12における抵抗種および導電型の関係について次のことが言える。
【0050】
温度検出用のブリッジ回路50における電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)とでは、一方の抵抗素子9(抵抗R1)が低濃度P型不純物拡散層よりなり、他方の抵抗素子10(抵抗R2)が高濃度P型不純物拡散層よりなる。
【0051】
一方、同ブリッジ回路50における接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11(抵抗R3)と12(抵抗R4)とでは、一方の抵抗素子11(抵抗R3)が低濃度P型不純物拡散層よりなり、他方の抵抗素子12(抵抗R4)が高濃度P型不純物拡散層よりなる。
【0052】
このように、本実施形態では、温度検出用のブリッジ回路50において、電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9、10および接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11、12の両方の一対の抵抗素子が、それぞれの一対の組において一方と他方とで互いに異なる抵抗種により構成されるとともに、すべての抵抗素子9〜12が同じ導電型を有するものとなっている。
【0053】
そして、このような温度検出用のブリッジ回路50においては、抵抗素子9(抵抗R1)と抵抗素子10(抵抗R2)との間に、電源からの電圧Vddが印加される。
【0054】
また、抵抗素子10(抵抗R2)と11(抵抗R3)との間が出力電圧Vtmとなり、抵抗素子9(抵抗R1)と12(抵抗R4)との間が出力電圧Vtpとなる。そして、これら出力電圧VtmとVtpとの電位差が温度に応じた信号レベルになる。この信号レベル(ブリッジ出力)にて温度を測定することが可能となる。
【0055】
このように、図4の抵抗素子R1と抵抗素子R4との間の中点電位Vtpと、抵抗素子R2と抵抗素子R3との間の中点電位Vtmとでは、検出装置自身の温度に応じた電位差を生じることとなり、こうした電位差が、同ブリッジ回路50によるブリッジ出力として取り出されるようになる。つまり、図4の温度検出用のブリッジ回路50のブリッジ出力が温度情報Tとなる。
【0056】
ここで、圧力検出用のブリッジ回路40における図1のピエゾ抵抗素子(ゲージ抵抗)5、6、7、8は、応力変化に応じて抵抗値を変化させるが、同時に温度変化に対しても抵抗値を変化させてしまう。一方、温度検出用のブリッジ回路50においては、図1の抵抗素子9、10、11、12によって温度変化を検出できる。
【0057】
つまり、本圧力検出装置においては、圧力検出用のブリッジ回路40から出力された圧力情報Dと温度検出用のブリッジ回路50から出力された温度情報Tとを、信号処理回路に取り込み、温度情報Tを用いて圧力情報Dに補正を加えることにより、温度の影響を受けない応力のみの出力値を得るようにしている。なお、この信号処理の詳細は、上記した特許文献1に記載された方法と同様のものにできる。
【0058】
また、上記した半導体基板1の構成は、不純物注入や拡散、各種成膜技術、パターニング技術等の公知の半導体製造技術を用いて製造することが可能である。
【0059】
ところで、本圧力検出装置においては、温度検出用のブリッジ回路50を半導体基板1における応力感度の最も鈍感な位置に形成してはいるが、多少なりとも温度検出用のブリッジ回路50に応力が印加されることは避けられない。
【0060】
そこで、本実施形態では、温度検出用のブリッジ回路における応力の印加による電位差の変化を極力抑制するために、上述したように、同ブリッジ回路50における電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9、10および接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11、12の両方の一対の抵抗素子を、互いに異なる抵抗種により構成するとともに、四つの抵抗素子9〜12を同じ導電型を有するものとしている。
【0061】
それによれば、電源端子T1に接続される抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)、および、接地端子T2に接続される抵抗素子11(抵抗R3)と12(抵抗R4)が、それぞれの関係において互いに異なる抵抗種により構成されたものとなる。
【0062】
そのため、上記した式1:R1・R3=R2・R4の関係に基づくブリッジ回路50の特性から温度変化による電位差を検出することができる。つまり、図4において、抵抗素子R1とR2とが異なる抵抗種により構成され、R3とR4が異なる抵抗種により構成されるため、温度変化が生じたときに当該ブリッジ回路50における両中点T3、T4間に電位差が生じ、その結果、温度を検出できる。
【0063】
また、電源端子T1に接続される抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)、および、接地端子T2に接続される抵抗素子11(抵抗R3)と12(抵抗R4)が、それぞれの関係において互いに同じ導電型を有するものとなる。
【0064】
この場合、上記した式1:R1・R3=R2・R4の関係に基づけば、例えば、応力の印加によって、すべての抵抗素子R1〜R4の抵抗値変化は増加する方向になる。そのため、温度検出用のブリッジ回路に対して応力が印加されたとしても、上記式1全体を見た場合、左辺および右辺とも増加するため、全く等しくなるとは言わないまでも極力平衡状態を維持することができる。
【0065】
このように、本実施形態によれば、半導体基板1に圧力検出用のブリッジ回路40と温度検出用のブリッジ回路50とを形成してなる圧力検出装置において、温度検出用のブリッジ回路50における応力の印加による電位差の変化を極力抑制することができる。
【0066】
ところで、本実施形態では、上記した両端子T1、T2における一対の抵抗素子が、それぞれの一対の組において一方と他方とで互いに異なる抵抗種により構成されるとともに、すべての抵抗素子9〜12が同じ導電型を有するものとなっているが、この構成は、あくまで温度検出用のブリッジ回路50を構成した場合に、温度検出が可能であることが前提であることは言うまでもない。
【0067】
例えば、同ブリッジ回路50において、電源端子T1側において抵抗素子9(抵抗R1)を低濃度P型不純物拡散層、抵抗素子10(抵抗R2)を高濃度P型不純物拡散層とし、接地端子T2側において抵抗素子11(抵抗R3)を高濃度P型不純物拡散層、抵抗素子12(抵抗R4)を低濃度P型不純物拡散層とした場合には、上記式1(R1・R3=R2・R4)の関係から温度検出ができなくなる。このような場合は、本発明から明らかに除外されるものである。
【0068】
なお、本実施形態においては、温度検出用のブリッジ回路50における電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)のみ、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものとしても良い。
【0069】
また、温度検出用のブリッジ回路50における接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11(抵抗R3)と12(抵抗R4)のみ、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものとしても良い。
【0070】
これらの場合でも、温度検出用のブリッジ回路50における電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9、10および接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11、12のうちどちらか一方の一対の抵抗素子が、互いに異なる抵抗種により構成されるため、ブリッジ回路50の特性から温度変化による電位差を検出できる。
【0071】
また、どちらか一方の一対の抵抗素子が互いに同じ導電型を有するものであるため、当該一対の抵抗素子同士では、応力に対する抵抗値変化の方向が同じものにできる。
【0072】
例えば、温度検出用のブリッジ回路50における電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)について、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有するものとする。
【0073】
そのような例としては、同ブリッジ回路50において、抵抗素子9(抵抗R1)を低濃度P型不純物拡散層よりなるものとし、残りの抵抗素子10(抵抗R2)、11(抵抗R3)、12(抵抗R4)を高濃度P型不純物拡散層とする場合や、抵抗素子9(抵抗R1)、11(抵抗R3)、12(抵抗R4)を低濃度P型不純物拡散層よりなるものとし、残りの抵抗素子10(抵抗R2)を高濃度P型不純物拡散層とする場合等が挙げられる。
【0074】
このような場合でも、抵抗素子R1とR2とが異なる抵抗種により構成されるため、上記式1:R1・R3=R2・R4の関係に基づいて、温度変化が生じたときに当該ブリッジ回路50における両中点T3、T4間に電位差が生じ、その結果、温度を検出できる。
【0075】
また、電源端子T1側の一対の抵抗素子R1とR2が互いに同じ導電型であるため、例えば、応力の印加によって電源端子T1側の一対の抵抗素子R1とR2の抵抗値変化は増加する方向になる。そのため、温度検出用のブリッジ回路50に対して応力が印加されたとしても、上記式1全体を見た場合、左辺および右辺とも増加するため、上記同様、極力平衡状態を維持することができる。
【0076】
この場合、電源端子T1側の一対の抵抗素子R1とR2とに印加された応力は、大幅にキャンセルされる。そして、同様のことが、接地端子T2に接続される一対の抵抗素子R3とR4についても言える。
【0077】
このように、温度検出用のブリッジ回路50において、電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9、10および接地端子T2に接続される一対の抵抗素子11、12のいずれか一方の一対の抵抗素子を、互いに異なる抵抗種により構成し且つ同じ導電型を有するものとしても、本実施形態の効果が得られる。
【0078】
なお、本実施形態では、異なる抵抗種として高濃度P型拡散層と低濃度P型拡散層とを示したが、これに限定されるものではない。本実施形態の抵抗種および導電型の関係を維持したものであれば、P−well層やN型拡散層のものを採用してもよい。
【0079】
さらに、図5は、本実施形態における温度検出用のブリッジ回路50を構成する温度検出用ピエゾ抵抗素子9〜12の半導体基板1への好ましい配置形態を示す平面図であり、図6は、この図5における温度検出用のブリッジ回路50の構成図である。
【0080】
図5、図6では、温度検出用のブリッジ回路50における各抵抗素子9〜12のうち電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9(抵抗R1)、10(抵抗R2)について、第1の分割素子9a(抵抗R1a)、10a(抵抗R2a)と第2の分割素子9b(抵抗R1b)、10b(抵抗2b)とに分割している。なお、図6に示すブリッジ回路50の検出原理は上記図4と同様である。
【0081】
この形態は、抵抗素子9については、上記図2における低濃度P型拡散層を分割して形成し、抵抗素子10については、上記図2における高濃度P型拡散層を分割して形成することで可能である。そして、これら分割された分割素子9a、9b、10a、10bおよび他の抵抗素子11、12の間の接続は、上記と同様、アルミ配線等によって可能である。
【0082】
そして、図5に示すように、この分割が行われた一対の抵抗素子9、10においては、四つの分割素子9a、9b、10a、10bは、仮想矩形線の各頂点に位置するように配置されている。
【0083】
それとともに、一方の抵抗素子9における第1の分割素子9a(抵抗R1a)および第2の分割素子9b(抵抗R1b)同士が対角線上に位置し、他方の抵抗素子10における第1の分割素子10a(抵抗R2a)および第2の分割素子10b(抵抗R2b)同士が対角線上に位置している。
【0084】
つまり、この分割が行われた一対の抵抗素子9、10の四つの分割素子9a、9b、10a、10bにおいては、一方の抵抗素子9における第1および第2の分割素子9a、9b同士、他方の抵抗素子10における第1および第2の分割素子10a、10b同士が、いわゆる「たすき掛け」の位置関係となるように配置されている。
【0085】
このようなたすき掛け配置の効果について、図7(a)、(b)を参照して述べる。図7(a)は一対の抵抗素子9、10を上記分割素子9a、9b、10a、10bとした場合の配置図、図7(b)は図1に示した一対の抵抗素子9、10の配置図である。なお、図7には、便宜上、識別のためのハッチングが施してある。
【0086】
まず、図7(b)に示す配置の場合、図中の破線A−Aの左右の領域で印加される応力が異なる場合は、さほど問題ないが、図中の破線B−Bの上下の領域で印加される応力が異なる場合は問題がある。
【0087】
例えば、破線B−Bの上側にて応力が大きく、下側にて応力が小さい場合、上側の抵抗素子10では抵抗値変化が大きく、下側の抵抗素子9では抵抗値変化が小さい。つまり、一対の抵抗素子9(抵抗R1)と10(抵抗R2)とで、応力の偏りが生じやすい。その結果、上記式1:R1・R3=R2・R4の関係から応力による電位差の変化が大きくなりやすい。
【0088】
それに対して、図7(a)に示すたすき掛け配置の場合、図中の破線A−Aの左右の領域で印加される応力が異なる場合はもちろん、図中の破線B−Bの上下の領域で印加される応力が異なる場合であっても、抵抗素子9と抵抗素子10とを比較した場合には、印加される応力が両者の間で分散され、偏りが生じにくいものとなる。
【0089】
このように、分割が行われた一対の抵抗素子9、10における各分割素子9a、9b、10a、10bを、上記したたすき掛けの関係となるように配置することにより、当該一対の抵抗素子9、10における一方の抵抗素子9と他方の抵抗素子10とで印加される応力が平均化され、例えば、どちらか一方の抵抗素子に極端に大きな応力が印加されることが抑制される。
【0090】
そのため、上記分割された一対の抵抗素子9、10同士における応力による抵抗値変化の差も小さくなる。つまり、このようなたすき掛けの配置形態を採用すれば、温度検出用のブリッジ回路50における応力の印加による電位差の変化を極力抑制するためには、好ましい。
【0091】
なお、上記例では、温度検出用のブリッジ回路50における各抵抗素子9〜12のうち電源端子T1に接続される一対の抵抗素子9、10について、分割を行い、各分割素子を上記したたすき掛け配置としたが、さらに、接地端子T1に接続される一対の抵抗素子11、12についても、同様に分割およびたすき掛け配置を行っても同様の効果があることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る圧力検出装置における半導体基板を示す図である。
【図2】半導体基板における温度検出用ピエゾ抵抗素子の配置構成を模式的に示す概略断面図である。
【図3】圧力検出用のブリッジ回路の構成図である。
【図4】温度検出用のブリッジ回路の構成図である。
【図5】本発明の実施形態における温度検出用のブリッジ回路を構成する温度検出用ピエゾ抵抗素子の半導体基板への好ましい配置形態を示す平面図である。
【図6】図5に示す形態における温度検出用のブリッジ回路の構成図である。
【図7】図5に示す形態の効果を説明するための図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、5、6、7、8…ピエゾ抵抗素子、
9、10、11、12…温度検出用ピエゾ抵抗素子、
9a、10a…第1の分割素子、9b、10b…第2の分割素子、
40…圧力検出用のブリッジ回路、50…温度検出用のブリッジ回路、
T1…温度検出用のブリッジ回路における電源端子、
T2…温度検出用のブリッジ回路における接地端子。

Claims (3)

  1. 一面にピエゾ抵抗素子(5、6、7、8)からなる圧力検出用のブリッジ回路(40)が形成された半導体基板(1)を有するとともに、前記半導体基板には抵抗素子(9、10、11、12)からなる温度検出用のブリッジ回路(50)が形成されてなり、前記温度検出用のブリッジ回路における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子は、互いに異なる抵抗種により構成されるとともに同じ導電型を有する圧力検出装置であって、
    前記温度検出用のブリッジ回路(50)における前記電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および前記接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子(9、10)は、第1の分割素子(9a、10a)と第2の分割素子(9b、10b)とに分割されており、
    前記分割が行われた一対の抵抗素子における四つの分割素子(9a、9b、10a、10b)は、仮想矩形線の各頂点に位置するとともに、一方の抵抗素子(9)における第1の分割素子(9a)と第2の分割素子(9b)とが対角線上に位置し、他方の抵抗素子(10)における第1の分割素子(10a)と第2の分割素子(10b)とが対角線上に位置するように、互いに配置されていることを特徴とする圧力検出装置。
  2. 前記温度検出用のブリッジ回路(50)における前記電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および前記接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)の両方の一対の抵抗素子が、それぞれの一対の抵抗素子において一方と他方とで互いに異なる抵抗種により構成されるとともに、前記温度検出用のブリッジ回路における抵抗素子(9〜12)のすべてが同じ導電型を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  3. 一面にピエゾ抵抗素子(5、6、7、8)からなる圧力検出用のブリッジ回路(40)が形成された半導体基板(1)を有するとともに、前記半導体基板には抵抗素子(9、10、11、12)からなる温度検出用のブリッジ回路(50)が形成されてなる圧力検出装置において、
    前記温度検出用のブリッジ回路における電源端子(T1)に接続される一対の抵抗素子(9、10)および接地端子(T2)に接続される一対の抵抗素子(11、12)のうち少なくとも一方の一対の抵抗素子(9、10)は、第1の分割素子(9a、10a)と第2の分割素子(9b、10b)とに分割されており、
    前記分割が行われた一対の抵抗素子における四つの分割素子(9a、9b、10a、10b)は、仮想矩形線の各頂点に位置するとともに、一方の抵抗素子(9)における第1の分割素子(9a)と第2の分割素子(9b)とが対角線上に位置し、他方の抵抗素子(10)における第1の分割素子(10a)と第2の分割素子(10b)とが対角線上に位置するように、互いに配置されていることを特徴とする圧力検出装置。
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