JP4809343B2 - 高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションを製造する方法に関する。本発明はさらに、高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションに関する。
高い粘度を有するポリシロキサンを製造するためには、主として縮合反応に基づいた一連の方法が存在している。たとえばシラノール官能性の高粘度ポリシロキサンは通常、クロロシラン(たいていはジメチルジクロロシラン)を水の形成下に高い温度で多くは酸性触媒の共作用下に縮合することにより、クロロシランの低粘性加水分解物から製造される。このような縮合は、水性エマルション中では、ゆっくりと、かつ不完全に行われるにすぎないので、使用されるシロキサン原料の粘度の向上は、低い程度で行われるにすぎない。高粘度アミン油のエマルションを製造するためには、この方法は全く適用することができない。
類似の方法で、シラノール官能性のポリシロキサンは、メトキシシランと縮合してメタノールを形成する。このために、工業的に認容可能な反応速度を達成するために多くは高温ならびに触媒が必要である。たとえば市販のアミノ官能性シロキサンを製造するための標準法は、高温でのアミノアルキルメトキシシランと、ジメチルジクロロシランの短鎖の加水分解物との、塩基性触媒による縮合である。
100℃以上の反応温度ならびに数時間を超える反応時間を鑑みると、高粘度ポリシロキサンのエマルションを製造するためのこの方法は、特にエマルションの連続相が水である場合には不適切である。この場合、確かに高粘度オルガノポリシロキサンをまず製造し、かつ次いで乳化することは原則として可能である。乳化法自体は機械的な実施態様に応じて高すぎる粘度を有していない油に限定されるので、25℃で50000mPa・sより高い粘度を有するオルガノポリシロキサンを認容可能なコストで乳化することができず、かつ経済的な方法によれば、25℃で30000mPa・sより低い粘度を有する生成物が必要とされる。
DE−A2500020によれば、シラノール末端ポリシロキサンを、アルコキシ基を有するα−アミノシランと反応させるアミノシロキサンの製造方法が記載されている。反応は中程度の温度で、アルコールを分離しながら進行する。しかし、この技術によっては比較的不安定なα−アミノシロキサンが、二官能性のテレキルな形(telecheler Form)で製造されるにすぎない。
高粘度ポリシロキサンは、たとえばUS5,241,034およびUS6,252,100に記載されているように、重付加反応によっても得られる。EP−A874017およびUS6,451,909は、高粘度ポリシロキサンを製造するためのエマルション中での重付加反応を開示している。しかしこれらの重付加法全てに共通していることは、反応の進行に、金属触媒が必要であることであり、これはしばしば望ましくない。N−含有のシランまたはシロキサンの存在下ではさらに、阻害効果が現れるので、良好に触媒される重付加は、実施が困難であるか、または全く実施することができない。
従って、塩基性窒素を有するSi−C結合した基を有する高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションを製造する方法であって、前記の欠点を回避することができ、かつ中程度の熱的な条件下に製造することができる方法を提供するという課題が存在する。さらに、塩基性窒素を有するSi−C結合した基を有し、かつ安定している高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションを提供するという課題が存在していた。
上記課題は本発明により解決される。
本発明の対象は、一般式
Figure 0004809343
[式中、
Aは、塩基性窒素を有する一価のSi−C結合した基を表し、
Rは、基あたり1〜18個の炭素原子を有する、場合により置換された一価の炭化水素基を表し、
1は、水素原子を表すか、または1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表し、有利には水素原子またはメチル基またはエチル基を表し、
aは、0または1であり、
cは、0、1、2または3であり、かつ
dは、0または1であり、ただしその際、a+c+dの合計は、3以下であり、かつ分子あたり、平均して少なくとも1つの基AおよびR1が水素原子を表す少なくとも1つの基R1が含まれている]の単位からなるシロキサン(1)、
一般式
Figure 0004809343
[式中、R、R1、cおよびdは、上記でこれらに関して記載したものを表すが、ただしその際、c+dの合計は3以下であり、かつ分子あたり、R1が水素原子を表す少なくとも1つの基R1が含まれている]の単位からなるシロキサン(2)および
シロキサン(1)および(2)からなる混合物の群から選択されるシロキサンと、
一般式
BReSi(OR33-e (III)
[式中、
Bは、式−CR2 2−Yの一価の基を表し、
2は、水素原子を表すか、または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、有利には水素原子を表し、
Yは、ハロゲン、モノ置換された原子OおよびSおよび置換された原子NおよびPの群からの一官能価の基を表し、
3は、基あたり1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表し、かつ
eは、0、1または2であり、有利には0または1である]のシラン(3)とを、
分散媒(4)、有利には水および
場合により乳化剤(5)
の存在下に反応させることを特徴とする、高粘度オルガノポリシロキサンの製造方法である。
本発明の対象はさらに、一般式
Figure 0004809343
[式中、A、B、R、R1、a、cおよびdは上記でこれらに関して記載したものを表し、
bは、0または1であり、ただしその際、a+b+c+dの合計は3以下であり、かつ同一のシロキサン単位の中でaおよびbは、同時に1であることはなく、かつ分子あたり、平均して少なくとも1つの基Bが含まれている]の単位からなる高粘度オルガノポリシロキサン、
分散媒(4)、有利には水、および
場合により乳化剤(5)
を含有する高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションである。
本発明による高粘度オルガノポリシロキサンは、線状、分枝鎖状またはデンドリマー状に高度に分岐した構造を有していてよい。
有利には本発明によるエマルションは、高粘度オルガノポリシロキサンの水性エマルションである。
有利には本発明によるエマルションは乳化剤(5)の存在下に製造することができる。
本発明による方法により得られる高粘度オルガノポリシロキサンは、DE2500020Aに記載されている方法により得られる不安定なオルガノポリシロキサンよりも安定しており、それというのも、アミノ基が熱的に、および/または酸性のpH範囲で容易に分離しないからであるが、アミノ基の分離は、アミン価(アミン価は物質1gを中和するために必要とされる1NのHClのmlの数値に相応する)の低下において観察される。さらに本発明による方法により高粘度オルガノポリシロキサンが製造される、つまり、反応により粘度の上昇が行われるが、これはDE2500020Aに記載されている方法では不可能である。
基Rの例はアルキル基、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基、たとえばn−ヘキシル基、ヘプチル基、たとえばn−ヘプチル基、オクチル基、たとえばn−オクチル基およびイソ−オクチル基、たとえば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノニル基、たとえばn−ノニル基、デシル基、たとえばn−デシル基、ドデシル基、たとえばn−ドデシル基、およびオクタデシル基、たとえばn−オクタデシル基、シクロアルキル基、たとえばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル基、アルケニル基、たとえばビニル基、5−ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、1−プロペニル基、アリル基、3−ブテニル基および4−ペンテニル基、アルキニル基、たとえばエチニル基、プロパルギル基および1−プロピニル基、アリール基、たとえばフェニル基、ナフチル基、アントリル基およびフェナントリル基、アルカリール基、たとえばo−、m−、p−トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基、およびアラルキル基、たとえばベンジル基、α−およびβ−フェニルエチル基である。
置換された基Rの例は、ハロゲンアルキル基、たとえば3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′−ヘキサフルオロ−イソプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基およびハロゲンアリール基、たとえばo−、m−およびp−クロロフェニル基である。
アルキル基R1の例は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基、たとえばn−ヘキシル基、ヘプチル基、たとえばn−ヘプチル基、オクチル基、たとえばn−オクチル基およびイソ−オクチル基、たとえば2,2,4−トリメチルペンチル基である。
アルキル基R2の例は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、1−n−ブチル基、2−n−ブチル基、イソ−ブチル基およびt−ブチル基である。
アルキル基R1の例は、全ての範囲でアルキル基R3に該当する。
有利には基Aは式
5 2N−(CHR2n− (V)
[式中、R2は、上記でR2に関して記載したものを表し、かつ有利には水素原子であり、
5は、同じであるか、または異なっており、かつ水素原子であるか、またはアルキル基、シクロアルキル基またはアミノアルキル基を表し、かつ
nは、2〜10の整数、有利には2〜4、有利には3である]の基である。
基R5の例は、基Rに関して記載したアルキル基およびシクロアルキル基の例、ならびにアミノアルキル基の例であり、その際、アミノアルキル基のうち、アミノエチル基が有利である。
基Aの例は、3−アミノプロピル、3−メチルアミノプロピル、3−ジメチルアミノプロピル、3−ジエチルアミノプロピル、3−シクロヘキシルアミノプロピル、3−(2−アミノエチル)アミノプロピル、3−(3−アミノプロピル)アミノプロピル、3−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノプロピル、3,3−ビス(ジメチルアミノプロピル)アミノプロピルならびにカルボン酸、たとえば酢酸との反応により部分的にアシル化され、かつラクトン、たとえばブチロラクトンまたはバレロラクトンとの反応により部分的にアミド化された形である。
基Yの例は、フッ素置換基、塩素置換基、臭素置換基またはヨウ素置換基、基−OHまたは−OR4、基SHまたは−SR4、基−NH2、−NHR4または−NR4 2および基−PR4 2、−P(OR42、および−PO(OR42であり、その際、R4は、場合によりN−原子および/またはO−原子を有する一価の有機基であり、有利には1〜18個の炭素原子を有し、場合によりN−原子および/またはO−原子を有する一価の炭化水素基である。
基Bの例は、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、エトキシメチル、2−エトキシエトキシメチル、2−ブトキシエトキシメチル、アセトキシメチル、メルカプトメチル、エチルチオメチル、ドデシルチオメチル、アミノメチル、メチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノメチル、ジブチルアミノメチル、シクロヘキシルアミノメチル、アニリノメチル、3−ジメチルアミノプロピルアミノメチル、ビス(3−ジメチルアミノプロピル)アミノメチル、ジエチルホスフィノメチル、ジブチルホスフィノメチル、ならびに式−CH2NHCOR4、−CH2NHCO24または−CH2NHCONHR4の群であり、この場合、R4は上記のものを表す。
有利にはBは、式−CH2NHR4または−CH2NR4 2の基であり、この場合、R4は上記でR4に関して記載したものを表す。
炭化水素基Rの例は、全ての範囲で炭化水素基R4に該当する。
有利にはシロキサン(1)として、一般式
(R1O)R2SiO(SiR2O)n(SiRAO)mSiR2(OR1) (VI)
[式中、A、RおよびR1は、上記でこれらに関して記載したものを表し、
mは、1〜30の整数であり、かつ
nは、0であるか、または1〜1000の整数であり、ただしその際、全ての基R1の25〜100モル%、有利には50〜100モル%は水素原子である]のシロキサンを使用する。
シロキサン(2)として有利には一般式
(R1O)R2SiO(SiR2O)pSiR2(OR1) (VII)
[式中、RおよびR1は、上記でこれらに関して記載したものを表し、かつpは1〜1000の整数である]のシロキサンを使用する。
特に有利にはシロキサン(1)を使用する。
シロキサン(1)の例は、たとえばシラノール基を含む3−(2−アミノエチル)アミノプロピル官能基を有する市販のアミン油である。
場合により併用されるシロキサン(2)の例は、シラノール末端基を有する市販のポリジメチルシロキサンである。
これらの化合物は極めて安価に入手可能であり、このことによって本発明による方法は経済的に特に魅力的である。
シラン(3)の例は、
2−ブトキシエトキシメチルトリメトキシシラン、
メトキシメチル−メチルジエトキシシラン、
ジエチルアミノメチルメチルジメトキシシラン、
ジブチルアミノメチルトリエトキシシラン、
ジブチルアミノメチルトリブトキシシラン、
シクロヘキシルアミノメチルトリメトキシシラン、
シクロヘキシルアミノメチルトリエトキシシラン、
シクロヘキシルアミノメチル−メチルジエトキシシラン、
アニリノメチルトリエトキシシラン、
3−ジメチルアミノプロピル−アミノメチルトリメトキシシラン、
アセチルアミノメチルメチルジメトキシシラン、
エチルカルバモイルメチルトリメトキシシラン、
エチルカルバモイルメチル−メチルジメトキシシラン、
ジイソプロピルアミノカルバモイルメチル−メチルジメトキシシランおよび
イミダゾリルカルバモイルメチル−メチルジメトキシシランである。
本発明による方法では、シラン(3)をそのつどシロキサン(1)に対して有利には0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜2.0質量%の量で使用する。
高粘度のオルガノポリシロキサンの本発明によるエマルションの製造は、シロキサン(1)およびシロキサン(2)の群からのシロキサン、シラン(3)、分散媒(4)、有利には水、および場合により乳化剤(5)を相互に強力に攪拌することにより行う。有利には乳化剤(5)を併用する。
オルガノポリシロキサンのエマルションを製造するための技術は公知である。たとえばローター・ステーター・攪拌装置、コロイドミル中で、または高圧ホモジナイザー中で強力な混合を行うことができる。
シラン(3)は公知のとおり、特にR3がメチル基またはエチル基である場合に、加水分解に敏感な基を有しているが、水の存在下であっても、複数のシロキサン(1)および/またはシロキサン(2)の縮合によって、意外に高粘度のオルガノポリシロキサンが得られる。
本発明によるエマルションを製造するために必要とされる成分を混合する方法は、それほど臨界的なものではなく、種々の順序で行うことができる。しかし成分(1)、(2)、(3)、(4)および(5)に依存して個別に試験すべき有利な実施法が存在しうる。
たとえば成分(1)および/または(2)および(3)を相互に混合し、次いで1種もしくは複数種の乳化剤(5)を添加し、その後、分散媒(4)を導入することができる。しかしまた、成分(1)〜(5)の順序で乳化装置に供給することもできる。特別な場合にはたとえばシロキサン粘度またはシロキサン反応性に基づいて、シラン(3)をシロキサン(1)と混合し、その後、シロキサン(2)を導入するか、またはその反対に実施することができ、これは成分を加工するためにより有利なレオロジー特性がどのように生じるかに応じて行う。
極めて反応性のシラン(3)の場合、まず成分(1)および/または(2)を乳化剤(5)および分散媒(4)と共に固い相へ変換し、その後、シラン(3)を計量供給し、引き続き転相ひいてはたとえば水中油型エマルションが得られることが有利であり得る。
本発明による方法の場合、分散媒(4)、有利には水を、そのつどシロキサン(1)および/または(2)およびシラン(3)の全質量に対して有利には40〜900質量%、特に有利には100〜600質量%の量で使用する。
本発明による方法の場合、乳化剤(5)として、従来もオルガノポリシロキサンの水性エマルションを製造するために使用することができたすべての従来公知の、イオン性および非イオン性乳化剤を、単独でも種々の乳化剤の混合物としても使用することができる。
アニオン性乳化剤の例は次のものである:
1.アルキル硫酸塩、特に8〜18個の炭素原子の鎖長を有するもの、疎水基に8〜18個の炭素原子を有し、かつ1〜40個のエチレンオキシド(EO)単位もしくはプロピレンオキシド(PO)単位を有するアルキル−およびアルカリールエーテルスルフェート、
2.スルホン酸塩、特に8〜18個の炭素原子を有するアルキルスルホン酸塩、8〜18個の炭素原子を有するアルキルアリールスルホン酸塩、タウリド、スルホコハク酸と一価のアルコールまたは4〜15個の炭素原子を有するアルキルフェノールとのエステルおよび半エステル、場合によりこれらのアルコールまたはアルキルフェノールは1〜40個のEO単位によりエトキシ化されていてもよい、
3.アルキル基、アリール基、アルカリール基またはアラルキル基中に8〜20個の炭素原子を有するカルボン酸のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩、
4.リン酸部分エステルおよびこれらのアルカリ金属塩およびアンモニウム塩、特に有機基中に8〜20個の炭素原子を有するアルキルホスフェートおよびアルカリールホスフェート、アルキル基もしくはアルカリール基中に8〜20個の炭素原子を有し、かつ1〜40個のEO単位を有するアルキルエーテルホスフェートもしくはアルカリールエーテルホスフェート。
非イオン性乳化剤の例は次のものである:
5.酢酸ビニル単位をさらに5〜50%、有利には8〜20%有し、500〜3000の重合度を有するポリビニルアルコール、
6.アルキルポリグリコールエーテル、特に8〜40個のEO単位および8〜20個の炭素原子を有するアルキル基を有するもの、
7.アルキルアリールポリグリコールエーテル、有利には8〜40個のEO単位およびアルキル基およびアリール基中に8〜20個の炭素原子を有するもの、
8.エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/PO)−ブロックコポリマー、有利には8〜40個のEO単位もしくはPO単位を有するもの、
9.8〜22個の炭素原子を有するアルキル基を有するアルキルアミンとエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドとの付加生成物、
10.6〜24個の炭素原子を有する脂肪酸、
11.一般式R*−O−Zo(式中、R*は、平均して8〜24個の炭素原子を有する線状もしくは分枝鎖状の、飽和もしくは不飽和アルキル基を表し、かつZoは、平均してo=1〜10のヘキソース単位もしくはペントース単位を有するオリゴグリコシド基またはこれらの混合物を表す)のアルキルポリグリコシド、
12.天然物質およびこれらの誘導体、たとえばレシチン、ラノリン、サポニン、セルロース、そのつど4個までの炭素原子を有するセルロースアルキルエーテルおよびカルボキシアルキルセルロース、
13.極性基を有する線状オルガノ(ポリ)シロキサン、特に24個までの炭素原子および/または40個までのEO基および/またはPO基を有するアルコキシ基を有するもの。
カチオン性乳化剤の例は次のものである:
14.8〜24個の炭素原子を有する第1級、第2級および第3級脂肪アミンと、酢酸、硫酸、塩酸およびリン酸との塩、
15.第4級アルキル−およびアルキルベンゼンアンモニウム塩、特にそのアルキル基が6〜24個の炭素原子を有するもの、特にハロゲン化物、硫酸塩、リン酸塩および酢酸塩、
16.アルキルピリジニウム−、アルキルイミダゾリニウム−およびアルキルオキサゾリニウム塩、特にそのアルキル鎖が18個までの炭素原子を有するもの、特にハロゲン化物、硫酸塩、リン酸塩および酢酸塩。
両性乳化剤として特に次のものが適切である:
17.長鎖の置換されたアミノ酸、たとえばN−アルキル−ジ−(アミノエチル−)グリシンまたはN−アルキル−2−アミノプロピオン酸塩、
18.ベタイン、たとえばC8〜C18−アシル基を有するN−(3−アシルアミドプロピル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩およびアルキル−イミダゾリウム−ベタイン。
乳化剤として有利であるのは、非イオン性乳化剤、特に前記の6.に記載したアルキルポリグリコールエーテルである。
本発明による方法では、乳化剤(5)を、そのつどシロキサン(1)および/または(2)およびシラン(3)の全質量に対して、有利には0.5〜50質量%、特に有利には2〜25質量%の量で使用する。
本発明による方法は有利には100℃より低い温度で、好ましくは10℃〜70℃、特に有利には15℃〜40℃で実施する。さらに本発明による方法は有利には周囲雰囲気の圧力で実施するが、しかしこれより高いか、または低い圧力で実施することもできる。
高粘度のオルガノポリシロキサンは有利には25℃で10000mPa・s〜50000000mPa・s、好ましくは25℃で50000mPa・s〜5000000mPa・s、および特に有利には25℃で110000mPa・s〜10000000mPa・sの粘度を有する。
エマルションは希釈した高粘度のオルガノポリシロキサンのエマルションとして製造することができるが、しかし多くの場合、取り扱いの理由から、有機溶剤または低粘性のオリゴマー/ポリマーにより、有利にはシロキサン、たとえばジメチルポリシロキサンにより希釈することが推奨される。シロキサン(1)および/または(2)およびシラン(3)の全質量に対して、これらの希釈剤の添加は有利には10〜1000質量%、特に有利には20〜100質量%である。
これとは反対に使用技術的な観点から特に流れにくい稠度が所望されている場合には、高粘度のオルガノポリシロキサンを樹脂および/または樹脂状の添加剤の存在下で製造することもできる。適切なのは、有機樹脂、たとえば炭化水素樹脂、ポリアクリレート樹脂またはポリウレタン樹脂、ならびにポリシロキサン樹脂、たとえばMQ樹脂、MTQ樹脂、MDT樹脂およびMDQ樹脂ならびにPOSS(polyhedral oligomeric silsesquioxane)の概念の下で公知の立方晶のシロキサン化合物である。
MQ−樹脂の例は、式
3SiO1/2およびSiO2
の単位からなる樹脂であり、上記式中で、Rは上記でRに関して記載したものを表し、有利にはメチル基であり、かつ式R3SiO1/2の単位は、同じであるか、または異なっていてもよい。式R3SiO1/2の単位対式SiO2の単位の比は有利には0.6〜2.0である。
上記の樹脂添加剤は、シロキサン(1)および/または(2)およびシラン(3)の全質量に対して有利には0.1〜100質量%、特に有利には10〜80質量%の量で使用する。
有機溶剤の例は、トルエン、n−ヘキサン、n−ヘプタンおよび工業用ベンジンフラクションである。
高粘度オルガノポリシロキサンは、ジアルコキシシランまたはトリアルコキシシラン(3)および線状もしくは分枝鎖状のシロキサン(1)および/または(2)の使用に応じて、同様に線状であるか、分枝鎖状であるか、または高度に分岐した構造を有していてもよい。
ジアルコキシシラン(3)は、式(VI)または(VII)の有利なシロキサン、通常、その最終粘度がシロキサン(1)および/または(2)の鎖長に依存するか、または相互に反応するSiOH基とSiOR3基との化学量論比に依存して線状の高粘度オルガノシロキサンから生じる。最も高い粘度は、反応性の基が相互に同じ量で反応する場合に達成される。揮発性または副反応による損失はこのために化学量論比(1.0:1.0以外)を必要としうる。
その基R1の100%より少ない基が水素を表す式(VI)または(VII)のシロキサンを使用する場合、より短い鎖長が得られる。というのも、存在するアルコキシ基が鎖末端を停止するからである。
トリアルコキシシラン(3)の使用は、その分岐度が特に、生じる高粘度オルガノポリシロキサン分子あたりどのくらいのシラン(3)量が縮合したかに依存する分枝鎖状のシロキサンポリマーにつながる。SiOR3/SiOHの比が<0.2である場合、得られるポリマーの分岐度は低い。しかし同様に比が高くなると分岐度は高くなる。一定の目的粘度の液状のポリマー生成物を得るために必要とされるSiOR3/SiOHの比は、実験により容易に決定することができる。
一官能性のモノアルコキシシランは鎖末端停止剤として反応し、かつ所望の場合には、基「B]がシロキサン鎖の末端に存在すべき場合に使用することができる。
その粘度に関して安定した最終生成物が所望されている場合、SiOR3/SiOHの比は、最大で1.0を選択すべきである。過剰のSiOR3基を有するポリシロキサン縮合物は、その後の縮合による加水分解反応が続き、ひいては平均分子量の変化が生じる危険を有する。
本発明による方法は、触媒を添加することなく、特に金属触媒を添加することなく進行するという利点を有する。(1)および/または(2)と(3)との反応は、有利には数分〜数時間で完全に行われ、その際、ここでもメトキシシランがエトキシシランよりも迅速に反応する。特に縮合は酸および塩基により縮合されるが、これは有利ではない。
本発明による方法において縮合副生成物として生じるアルコールは、生成物中に残留していてもよく、あるいはまた、たとえば真空下での蒸留または抽出により除去してもよい。
例1
ツラックス・乳化装置(Janke&Kunkel)中で、イソトリデシルデカエトキシレート(BASF社から商品名Lutensol TO 10で入手可能)9.38g、ひまし油エトキシレート G1300(Atlas社)3.90gおよび水4.55gから、固い乳化剤混合物を製造し、ここに、PDMS A(末端OH基の含有率765ppmを有するポリジメチルシロキサンジオール)124.63gおよびN−モルホリルメチル−メチルジエトキシシラン0.86gからなる、新鮮に製造した均質なポリマー/シラン混合物125.28gを供給した。次いで合計で106.65gの水を用いて少量ずつ希釈し、これにより平均粒径275nmを有する安定したエマルションが得られた。該エマルションのシリコーン含有率は50%であった。
静止時間24h/25℃およびn−ヘプタンによるシロキサンポリマーの再抽出の後に、該エマルションを蒸発させることにより、溶剤による希釈後に、3400Pa・s(25℃)の粘度を有する高粘度のポリシロキサンが得られた。使用されるPDMS Aの粘度は、記載の方法により、分散相として170倍の値に上昇した。
例2
溶解機中で、商品名Arlypon SA 4D(Gruenau社)から入手可能なポリエチレングリコールベースの溶融した非イオン性乳化剤15.33g、脱イオン水70.95gおよび最後に、商品名Arlypon SA 20(Gruenau社)で入手可能なポリエチレングリコールベースの非イオン性乳化剤の10%の溶液9.05gを、水中で相互に均質化した。その後、PDMS A(例1に記載されているもの)373.89gおよびN−モルホリルメチル−メチルジエトキシシラン2.15gからなる、あらかじめ均質化した混合物177.37gを3回に分けて添加した。水42.23gを添加することによりクリーム状の固い相が得られ、これをさらに同量の水で2回希釈した。クリーム状(fein cremig)のエマルションは、シロキサン割合44%を有している。固体含有率は49.4%である。該エマルションは、2.5rpmで粘度68Pa・s(25℃)を有している。24時間後に、シロキサンポリマーをアセトンで沈殿させ、かつ後洗浄する。乾燥した高粘度のポリシロキサンは、粘度3800Pa・s(25℃)を有しており、この粘度は当初使用したポリマーの190倍の値である。
例3
例2を同様に繰り返したが、ただしこの場合、PDMS Aとモルホリルシランとからなる混合物の代わりに、純粋なPDMS A(例1に記載されているもの)118.23gを3回に分けて添加し、その後、粘度350mPa・s(25℃)のシリコーン油150.00g中のシクロヘキシルアミノメチルメチルジエトキシシラン1.73gの溶液59.14gを2回に分けて添加した。水により同様に希釈した。
同一のシリコーン含有率および固体含有率で、該エマルションは、2.5rpmで31Pa・s(25℃)の粘度を有している。該エマルションは、5日/50℃の後に変化を示さない。
アセトンで沈殿させ、かつ洗浄したシロキサンポリマー混合物は、乾燥後に、前記のような同量のPDMS A、シリコーン油およびシランの新鮮な混合物の5.5.Pa・s(25℃)に対して、粘度510Pa・s(25℃)を有している。
例4
実験室用溶解機中に、溶融したArlypon SA 4D(Gruenau社)161.91g、脱イオン水749.33gおよび水中のArlypon SA 20(Gruenau社)の10%溶液95.54gからなるプリエマルション223.73gを装入した。次いで、PDMS A(例1に記載されているもの)200g、アミン価0.145、粘度4700mm2/s(25℃)およびOH/OMeの末端基の比54/46を有する3−(2−アミノエチルアミノ)プロピル−メチルシロキシ−およびジメチルシロキシ単位からなるコポリマー100gおよびシクロヘキシルアミノメチル−メチルジエトキシシラン1.12gからなる新鮮な混合物277.49gを3回に分けて添加した。水99.12gを添加した後に、クリーム状の固い相が得られ、これは倍量の水を添加した後に、シリコーン含有率34.7%および2.5rpmで粘度28Pa・s(25℃)を有するエマルションが得られた。該エマルションは5日/50℃の後で変化しなかった。
アセトンで沈殿させ、かつ洗浄したシロキサンポリマーは、乾燥後に、同量のPDMS A、アミン油およびシランの新鮮な混合物の12.4Pa・s(25℃)に対して、粘度630Pa・s(25℃)を有していた。
例5
アミン含有の線状高分子のマイクロエマルションを製造するために、まず、ジエチレングリコールモノブチルエーテル15.08g、Lutensol TO5(BASF社)33.44g、脱イオン水27.40g、Marlipal ST 1618/25(Sasol社、Marl在)3.02gおよび80%の酢酸0.77gからなる均質な乳化剤混合物を用意した。
この前混合物に、例4で使用したアミン油100g中のシクロヘキシルアミノメチル−メチルジエトキシシラン0.43gの新鮮な溶液を攪拌導入し、次いで脱イオン水119.68gでゆっくり希釈した。易流動性(duenflussig)の透明なマイクロエマルションが得られた。
24時間後に、重縮合により生じたアミン油の粘度を次のとおりに確認した:該マイクロエマルションをまず乾燥させ、次いでエタノールで数回抽出した。シロキサンポリマーはそれにもかかわらず、完全に乳化剤不含とはならなかった(1H−NMR中で−CH2CH2O−基の検出)。
乾燥させたアミン油は、約90Pa・s(25℃)の粘度を有し、ひいては使用した油に対して約20倍の値を有していた。
例6
例5を同様に繰り返したが、ただしこの場合、今度はジエトキシシランの代わりに三官能性シクロアミンメチルトリエトキシシラン0.32gを使用した。
得られた、乳化剤含有率の低い、分枝鎖状の高分子アミン油の24時間以内の粘度の評価により、約800Pa・s(25℃)の値が判明した。従って重縮合方は、約170倍までの値につながった。該ポリマーは、大きなセグメント長さ(平均して420のシロキシ単位)の分枝鎖状のシロキサンに関して典型的な構造粘性を示す。

Claims (12)

  1. 25℃で110000〜50000000mPa・sの粘度を有する高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションの製造方法において、
    一般式
    Figure 0004809343
    [式中、
    Aは、塩基性窒素を有する一価のSi−C結合した基を表し、
    Rは、基あたり1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、
    1は、水素原子を表すか、または1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表し、
    aは、0または1であり、
    cは、0、1、2または3であり、かつ
    dは、0または1であり、ただしその際、a+c+dの合計は、3以下であり、かつ分子あたり、平均して少なくとも1つの基AおよびR1が水素原子を表す少なくとも1つの基R1が含まれている]の単位からなるシロキサン(1)、
    一般式
    Figure 0004809343
    [式中、R、R1、cおよびdは、上記でこれらに関して記載したものを表すが、ただしその際、c+dの合計は3以下であり、かつ分子あたり、R1が水素原子を表す少なくとも1つの基R1が含まれている]の単位からなるシロキサン(2)および
    シロキサン(1)および(2)からなる混合物の群から選択されるシロキサンと、
    一般式
    BReSi(OR33-e (III)
    [式中、
    Bは、式−CH2NHR4または−CH2NR4 2の基であり、その際、R4は、1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、
    3は、基あたり1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表し、かつ
    eは、1または2である]のシラン(3)とを、
    分散媒(4)および
    場合により乳化剤(5)
    の存在下に反応させることを特徴とする、25℃で110000〜50000000mPa・sの粘度を有する高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションの製造方法。
  2. 分散媒(4)として水を使用することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 基Aが、式
    5 2N−(CHR2n− (V)
    [式中、R2は、水素原子を表すか、または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、
    5は、同じであるか、または異なっており、かつ水素原子であるか、またはアルキル基、シクロアルキル基またはアミノアルキル基を表し、かつnは2〜10の整数である]の基であることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 基Aが、3−(2−アミノエチル)アミノプロピル基であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 基Aが、3−アミノプロピル基であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  6. シロキサン(1)として、一般式
    (R1O)R2SiO(SiR2O)n(SiRAO)mSiR2(OR1) (VI)
    [式中、
    A、RおよびR1は請求項1でこれらに関して記載したものを表し、
    mは、1〜30の整数であり、かつ
    nは、0または1〜1000の整数であるが、ただしその際、分子あたり、R1が水素を表す少なくとも1つの基R1が含まれている]のシロキサンを使用することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. シロキサン(2)として、一般式
    (R1O)R2SiO(SiR2O)pSiR2(OR1) (VII)
    [式中、RおよびR1は、請求項1でこれらに関して記載したものを表し、かつpは、1〜1000の整数である]のシロキサンを使用することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 高粘度オルガノポリシロキサンのエマルションの製造を、MQ樹脂の存在下に行うことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 一般式
    Figure 0004809343
    [式中、
    Aは、塩基性窒素を有する一価のSi−C結合した基を表し、
    Bは、式−CH2NHR4または−CH2NR4 2の基であり、その際、R4は、1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、
    Rは、基あたり1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、
    1は、水素原子を表すか、または1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表し、
    aは、0または1であり、
    cは、0、1、2または3であり、かつ
    dは、0または1であり、ただしその際、a+c+dの合計は、3以下であり、かつ分子あたり、平均して少なくとも1つの基AおよびR1が水素原子を表す少なくとも1つの基R1が含まれており、
    bは、0または1であり、ただしその際、a+b+c+dの合計は3以下であり、かつ同一の単位の中でaおよびbは、同時に1であることはなく、分子あたり、平均して少なくとも1つの基Bが含まれている]の単位からなる高粘度オルガノポリシロキサン、その際、該高粘度オルガノポリシロキサンは、25℃で110000〜50000000mPa・sの粘度を有する
    分散媒(4)および
    場合により乳化剤(5)
    を含有する、請求項1から8までのいずれか1項記載の製造方法により得られた高粘度オルガノポリシロキサンのエマルション。
  10. 分散媒(4)として水を使用することを特徴とする、請求項9記載の高粘度オルガノポリシロキサンのエマルション。
  11. 基Aが、式
    5 2N−(CHR2n− (V)
    [式中、R2は、水素原子を表すか、または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R5は、同じであるか、または異なっており、かつ水素原子を表すか、またはアルキル基、シクロアルキル基またはアミノアルキル基を表し、かつnは、2〜10の整数である]の基であることを特徴とする、請求項9または10記載の高粘度オルガノポリシロキサンのエマルション。
  12. 基Bが、式−CH2NHR4または−CH2NR4 2[式中、R4は、1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表す]の基であることを特徴とする、請求項9から11までのいずれか1項記載の高粘度オルガノポリシロキサンのエマルション。
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