JP4808112B2 - 除塵機、及び除塵機の運転方法 - Google Patents

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本発明は除塵機、及び除塵機の運転方法に関し、特に、塵芥が大量に付着することにより除塵機に掛かる負荷が突発的に急増するような環境で除塵機を使用する場合に適用して有用なものである。
例えば火力発電所では、ボイラーで生成した蒸気を冷却するための復水器が備えられており、この復水器の冷却水として海水を用いている。通常、この復水器が冷却水を取り込む水路上には除塵機が設けられており、復水器に塵芥が取り込まれることを防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
塵芥を捕捉する方式により種々の除塵機が存在するが、その内の一つにネット形除塵機がある。ネット形除塵機は、塵芥を捕捉する部分(スクリーン)がメッシュ状に形成されている(例えば金網等)。更にこのスクリーンは無端状に形成され、且つスプロケットに循環移動自在に張設されている。そしてスクリーンの下部が水路中に、上部が水路上に露出するよう水路に配設される。すなわち塵芥が水路に流入した際には、塵芥はスクリーンに付着するため、スクリーンの下流側に塵芥が流れない構成となっている。
スクリーンに付着する塵芥が増加すると、スクリーンを通過する水流が阻害され、下流側へ流れる水量が減少して、例えば水路下流側にある復水器に供給される冷却水の量が不足することになる。
このように塵芥がスクリーンに付着したとき、スクリーンの上流側と下流側との間には水位差が生じるため、これを検出することでスクリーンに付着した塵芥を除去するために各種機器を動作させている。例えば、最初にポンプを稼働させて取水すると共にこの水を所定の圧力値にまで昇圧させ、昇圧が完了した後スクリーンの内面に向けて噴射ノズルを介して噴射する。またポンプにより昇圧された水が所定値に達したら、モーター等を駆動させてスプロケットを回転させる。この結果、水路中でスクリーンに付着した塵芥はスクリーンの循環移動に伴い噴射ノズルの前に移動し、噴射される水によりスクリーンから剥離し、所定の回収箱に収められる。
このとき、自吸式ポンプを用いて水を昇圧する際には、自吸式ポンプを稼働させてから水の圧力が所定の圧力値に達するまで数分間かかる。この間、スクリーンは循環移動しないため、例えば大量のクラゲ等がスクリーンに付着すると、このクラゲ等が抵抗となってスクリーンを循環移動させる際の負荷が増大する。このため、先に稼働させた自吸式ポンプにより水が所定の圧力値に達した後にモーターを駆動させると、モーターはかかる負荷に応じた大きなトルクでスプロケットを回転させようとするため、駆動系の各部品を破損してしまうという問題が生じる。
例えば、駆動用減速装置のスプロケットを固定する部分には安全装置としてシャーピンが設けられており、モーターからの過大なトルクが掛かった際にスプロケット等を保護すべくこのシャーピンが切断される。この結果、スプロケットにはモーターのトルクが伝達されず、スクリーンも循環移動しなくなるという事態が生じる。更に、スクリーンに付着したクラゲ等はますますスクリーンの水路中の一部分に集中的に付着して水流を妨げ、スクリーン下流側に配設された復水器等への水の供給が滞るという問題を生じる虞がある。
一方、自吸式ポンプではなく短時間で水を昇圧してスクリーンに噴射することが可能な非自吸式ポンプ等を用いてかかる問題を回避することも可能であるが、設置やメンテナンスに掛かる費用は自吸式ポンプよりも高価である。
特開平8−177029号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、塵芥が大量に付着することにより除塵機に掛かる負荷が突発的に急増する場合においても確実に塵芥を回収する除塵機、及び除塵機の運転方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、回転軸が水流と略直交するよう水路中、及び水路上方にそれぞれ配設された一対のスプロケットに循環移動自在に支持されると共に通水性を有し無端状に形成されたスクリーンと、前記一対のスプロケットを介して前記スクリーンを循環移動させる駆動手段と、水路から水を汲み上げ且つ昇圧すると共に、前記スクリーンの内面に臨み配設された噴射ノズルに昇圧した水を供給する自吸式ポンプと、前記スクリーンの上流側と下流側との水位差が第1の閾値以上となったことを検出して前記自吸式ポンプを稼働させると共に、前記自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出して前記駆動手段を駆動する制御手段とを具備する除塵機において、前記制御手段は、前記自吸式ポンプを稼働させてから汲み上げた水の圧力値が前記所定値に達するまでの間に、前記水位差が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上となったことを検出した場合には、前記駆動手段を駆動させることで前記スクリーンを停止状態から循環移動させることを特徴とする除塵機にある。
かかる第1の態様では、制御手段が、スクリーンの上流側、及び下流側の水位差を算出することでスクリーンに塵芥が付着したか否かを判定し、塵芥がスクリーンに付着した場合は、自吸式ポンプを駆動させる。更に制御手段は、自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出した後、駆動手段を駆動させてスクリーンを循環移動させる。これにより塵芥が付着したスクリーンの一部分が循環移動して自吸式ポンプの前まで移動し、塵芥が噴射ノズルより噴射される水の圧力によりスクリーンから剥離する。
一方、制御手段が最初に自吸式ポンプを駆動させてから、自吸式ポンプにより昇圧される水の圧力値が所定値に達するまでの間に大量の塵芥がスクリーンに付着する場合、当初の水位差が更に増大したことを条件に、速やかに駆動手段を駆動させてスクリーンを循環移動させる。
この結果、大量の塵芥が水路中に浸漬されたスクリーンの一部分に集中的に付着する前にスクリーンを循環移動させることができる。従って、駆動手段は過大なトルクでスプロケットを回転させることがないため、スプロケットやスプロケットに設けられたシャーピンの破損を防止することができる。これにより、確実に塵芥を回収すると共に、水路の水流を良好に保つことができる。
また、自吸式ポンプは他の方式のポンプに比較して安価であるため、除塵機全体の製造コストを低減することができる。また、自吸式ポンプは分解して点検することが容易であるため、かかる除塵機の保守作業に掛かる負担を軽減することができる。
本発明の第2の態様は、回転軸が水流と略直交するよう水路中、及び水路上方にそれぞれ配設された一対のスプロケットに循環移動自在に支持されると共に通水性を有し無端状に形成されたスクリーンと、前記一対のスプロケットを介して前記スクリーンを循環移動させる駆動手段と、水路から水を汲み上げ且つ昇圧すると共に、前記スクリーンの内面に臨み配設された噴射ノズルに昇圧した水を供給する自吸式ポンプとを具備する除塵機の運転方法であって、前記スクリーンの上流側と下流側との水位差が第1の閾値以上となったことを検出して前記自吸式ポンプを稼働させると共に、前記自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出して前記駆動手段を駆動すると共に、前記自吸式ポンプを稼働させてから汲み上げた水の圧力値が前記所定値に達するまでの間に、前記水位差が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上となったことを検出した場合には、前記駆動手段を駆動させることで前記スクリーンを停止状態から循環移動させることを特徴とする除塵機の運転方法にある。
かかる第2の態様では、スクリーンに塵芥が付着したか否かを判定し、塵芥がスクリーンに付着した場合は、自吸式ポンプを駆動させ、自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出した後、駆動手段を駆動させる。
一方、最初に自吸式ポンプを駆動させてから、自吸式ポンプにより昇圧される水の圧力値が所定値に達するまでの間に大量の塵芥がスクリーンに付着する場合、水位差が増大することを検出したことをもって、速やかに駆動手段を駆動させてスクリーンを循環移動させる。
この結果、大量の塵芥が水路中に浸漬されたスクリーンの一部分に集中的に付着する前にスクリーンを循環移動させることができる。従って、駆動手段は過大なトルクでスプロケットを回転させることがないため、スプロケットやスプロケットに設けられたシャーピンの破損を防止することができる。これにより、確実に塵芥を回収すると共に、水路の水流を良好に保つことができる。
本発明によれば、塵芥が大量に付着することにより除塵機に掛かる負荷が突発的に急増する場合においても、確実に塵芥を回収することができる。これにより水路の水流を良好に保つことができ、下流側への水の供給を滞らせることなくすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
図1は、本実施形態に係る除塵機の概略側面図である。
図1に示すように、駆動スプロケット20はその回転軸が水流A(図中左から右)に略直交するよう水路上方に配設されている。また、従動スプロケット21もその回転軸が水流Aに略直交するよう水路中且つ駆動スプロケット20の下方に配設されている。
また、水路の幅方向の長さと略同一の幅を有し、且つ無端状に形成された金網であるスクリーン10が、駆動スプロケット20、及び従動スプロケット21に張設されている。すなわち、スクリーン10はその表面が水流Aと略直交するよう配設されており、この結果、水が上流から下流へとスクリーン10を通過する一方、水流Aにより流入する塵芥70がスクリーン10の網部分に付着する。
モーター30は、チェーン31を介して駆動スプロケット20に動力を伝達するよう構成されている。詳言するとモーター30には減速装置(図示せず)が設けられており、この減速装置に設けられたスプロケット33にチェーン31が取り付けられている。また、この減速装置のスプロケット33を固定する部分には安全装置としてシャーピン32が設けられている。
モーター30は後述するように制御部60の制御信号に基づいてOn/Offを制御される。このとき、モーター30はスクリーン10の上流側の表面が下から上へ(図中B)、下流側の表面が上から下(図中C)に循環移動するよう駆動スプロケット20を回転させる。
一方、スクリーン10の内側には、噴射ノズル41がその噴射口をスクリーン10の下流側の内面に向けて配設されており、自吸式ポンプ40により所定の圧力値に昇圧された水が供給され、この昇圧した水を前記内面に向けて噴射する。
つまり、モーター30が駆動することによりスクリーン10が循環し、水路中で塵芥70が付着したスクリーン10の一部分が噴射ノズル41の噴射口の前まで移動する。そして、噴射ノズル41により噴射された水の圧力で、塵芥70はスクリーン10から剥離して、スクリーン10の下流側に設けられた回収箱42内部に落下する。
制御部60は、スクリーン10の上流側の水位Wを計測する上流側水位計測器50と、スクリーン10の下流側の水位Wを計測する下流側水位計測器51とから各水位W,Wのデータを受け取り、このデータに基づいてスクリーン10に塵芥70が付着したか否かを判定する。制御部60は塵芥70が付着していないと判定されたときは、モーター30や自吸式ポンプ40を稼働させず、塵芥70が付着しているときはこれらを稼働させる。
詳言すると、水路に塵芥70が流入していない場合、スクリーン10は水流Aにとって障壁とはならず、このため水位Wと水位Wはほぼ等しくなる。従って、水位Wと水位Wがほぼ等しいときはスクリーン10に塵芥70が付着していないと判定できる。一方、塵芥70がスクリーン10に付着すると、スクリーン10に目詰まりが生じて、徐々に水位Wと水位Wの水位差Hが増加する。従って、水位差Hがあるときはスクリーン10に塵芥70が付着していると判定できる。
原則としては、制御部60は、水位差Hが第1の閾値以上となったことを検出して塵芥70がスクリーン10に付着したと判定した場合、自吸式ポンプ40を稼働させ、この自吸式ポンプ40により昇圧される水の圧力値が所定値に達したことを検出した後、モーター30を駆動させる。これは、自吸式ポンプ40が稼働してから水を所定の圧力値に昇圧するまで数分間程度の時間を要するからである(以下、便宜上この時間を「準備時間」と称する。)。つまり、噴射ノズル41から水が噴射している状態でモーター30を駆動させてスクリーン10を循環移動させることで、確実に塵芥70をスクリーン10から剥離させるためである。
一方、水路に大量の塵芥70が流入する場合、当初の水位差Hを検出して自吸式ポンプ40を稼働させ準備時間を終える頃には、更に多くの塵芥70がスクリーン10に付着して水位差Hが更に増大することになる。従って、制御部60は、当初に算出した水位差Hが更に増大して第2の閾値以上となったことを検出したことをもって大量の塵芥70がスクリーン10に付着したと判定し、駆動スプロケット20に過大なトルクが掛からないよう速やかにモーター30を駆動させる。つまり、モーター30は自吸式ポンプ40の準備時間が経過するか否かに関わらず、大量の塵芥70がスクリーン10に付着したことを検出して駆動スプロケット20を回転させる。これにより、モーター30が駆動スプロケット20を回転させるときには、準備時間経過後に駆動スプロケット20を回転させる場合と比較して、より小さいトルクで駆動スプロケット20を回転させることができるため、シャーピン32の破損を回避し、駆動スプロケット20を回転させて確実に塵芥70を水路中から引き上げ、これを除去することができる。
図2は、制御部が自吸式ポンプ、及びモーターを制御する処理手順を示す図である。図2を用いて、制御部60による自吸式ポンプ40、及びモーター30の制御を説明する。
まず、上流側水位計測器50、及び下流側水位計測器51から取得した水位Wと水位Wとの水位差Hを算出する(ステップS1)。
次に、この水位差Hが、第1の閾値以上となったか否かを判定する(ステップS2)。本実施形態では例えばこの第1の閾値として350mmを用いる。水位差Hが350mm未満である場合(ステップS2:No)、所定の時間経過後、再び水位W、水位Wを取得して水位差Hを計測する(ステップS1)。一方、水位差Hが350mm以上となった場合、スクリーン10に塵芥70が付着したと判定して、自吸式ポンプ40を稼働させる(ステップS3)。
自吸式ポンプ40を稼働させた後、自吸式ポンプ40により昇圧される水が所定の圧力値に達するまでの間(準備時間)に、水位差Hが第2の閾値以上となったか否かを判定する(ステップS4)。本実施形態では例えば第2の閾値として450mmを用いる。水位差Hが450mm未満の場合は(ステップS4:No)、従来通り、ポンプにより昇圧される水の圧力値が所定値以上となるか否かを判定する(ステップS5)。本実施形態では例えばこの所定値として0.2MPaを用いる。次に、当該圧力値が0.2MPa以上となっているならば(ステップS5:Yes)、モーター30を駆動させる(ステップS6)。当該圧力値が0.2MPa未満であるならば(ステップS5:No)、所定の時間経過後、再び水位差Hが450mm以上となったか否かを判定する(ステップS4)。
一方、準備時間中に大量の塵芥70がスクリーン10に吸着したことにより、水位差Hが450mm以上となった場合(ステップS4:Yes)、モーター30を稼働させる(ステップS6)。すなわち、自吸式ポンプ40による水の昇圧の進捗状況に関わらず、モーター30が駆動され、スクリーン10が循環移動する。この結果、自吸式ポンプ40の準備時間経過前にモーター30を速やかに駆動させるため、大量の塵芥70が水路中に浸漬されたスクリーン10の一部分に集中的に付着する前にスクリーン10を循環移動させることができる。従って、モーター30は過大なトルクで駆動スプロケット20を回転させることがないため、駆動スプロケット20やシャーピン32の破損を防止することができる。
除塵機1に用いるポンプとして自吸式ポンプ40を用いても、上述したような制御部60による制御を行うことで、高価な非自吸式ポンプを用いた場合と同様に、シャーピン32等の破損を回避して、確実に塵芥70を水路中から引き上げて除去し、水流Aを良好に保つことができる。また自吸式ポンプ40は安価であり、且つ分解して点検することが容易であることから、除塵機1全体の製造コストを低減することができると共に、メンテナンスに掛かる作業負担を軽減することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係る除塵機1は、大量の塵芥70がスクリーン10に付着することによりモーター30や駆動スプロケット20等に掛かる負荷が突発的に増大する場合においても、モーター30等を破損させずに、且つ確実に塵芥70を回収して、水路の水流を良好に保つことができる。
本発明は、水路からの取水を利用する産業で利用することができる。
本実施形態に係る除塵機の概略側面図である。 本実施形態に係る除塵機の制御部が自吸式ポンプ、及びモーターを制御する処理手順を示す図である。
符号の説明
1 除塵機
10 スクリーン
20 駆動スプロケット
21 従動スプロケット
30 モーター
31 チェーン
32 シャーピン
33 スプロケット
40 自吸式ポンプ
41 噴射ノズル
42 回収箱
50 上流側水位計測器
51 下流側水位計測器
60 制御部
70 塵芥

Claims (2)

  1. 回転軸が水流と略直交するよう水路中、及び水路上方にそれぞれ配設された一対のスプロケットに循環移動自在に支持されると共に通水性を有し無端状に形成されたスクリーンと、
    前記一対のスプロケットを介して前記スクリーンを循環移動させる駆動手段と、
    水路から水を汲み上げ且つ昇圧すると共に、前記スクリーンの内面に臨み配設された噴射ノズルに昇圧した水を供給する自吸式ポンプと、
    前記スクリーンの上流側と下流側との水位差が第1の閾値以上となったことを検出して前記自吸式ポンプを稼働させると共に、前記自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出して前記駆動手段を駆動する制御手段とを具備する除塵機において、
    前記制御手段は、前記自吸式ポンプを稼働させてから汲み上げた水の圧力値が前記所定値に達するまでの間に、前記水位差が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上となったことを検出した場合には、前記駆動手段を駆動させることで前記スクリーンを停止状態から循環移動させる
    ことを特徴とする除塵機。
  2. 回転軸が水流と略直交するよう水路中、及び水路上方にそれぞれ配設された一対のスプロケットに循環移動自在に支持されると共に通水性を有し無端状に形成されたスクリーンと、
    前記一対のスプロケットを介して前記スクリーンを循環移動させる駆動手段と、
    水路から水を汲み上げ且つ昇圧すると共に、前記スクリーンの内面に臨み配設された噴射ノズルに昇圧した水を供給する自吸式ポンプとを具備する除塵機の運転方法であって、
    前記スクリーンの上流側と下流側との水位差が第1の閾値以上となったことを検出して前記自吸式ポンプを稼働させると共に、前記自吸式ポンプにより昇圧された水の圧力値が所定値に達したことを検出して前記駆動手段を駆動すると共に、
    前記自吸式ポンプを稼働させてから汲み上げた水の圧力値が前記所定値に達するまでの間に、前記水位差が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上となったことを検出した場合には、前記駆動手段を駆動させることで前記スクリーンを停止状態から循環移動させる
    ことを特徴とする除塵機の運転方法。
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