JPH01190813A - 無端状取水口スクリーンの運転方法 - Google Patents

無端状取水口スクリーンの運転方法

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JPH01190813A
JPH01190813A JP1657788A JP1657788A JPH01190813A JP H01190813 A JPH01190813 A JP H01190813A JP 1657788 A JP1657788 A JP 1657788A JP 1657788 A JP1657788 A JP 1657788A JP H01190813 A JPH01190813 A JP H01190813A
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Japan
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screen
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dust
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endless
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Takashi Ishikawa
隆 石川
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MARUSEI JUKOGYO KK
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MARUSEI JUKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、過負荷保護方法としての、水路における無端
状取水口スクリーンの自動運転方法に関するものである
〔従来の技術とその課題〕
周知のとおり、わが国の火力発電所などにおける復水器
用冷却水は、殆ど安定かつ豊富な海水に依存している。
そして、海水の取水方法は、海水の取水口→水路→スク
リーン室→ポンプ室→管路→復水器細管の順に取水され
ており、この復水器細管近傍には逆洗装置やストレーナ
が付設されている。
ところで、海水中に含まれている塵芥や、小魚、更には
ミズクラゲの大群の襲来など(以下、これらを塵芥とい
う)は、揚水ポンプを破損したり、また、復水器の細管
に流入したりする。そのため、剪記のようにスクリーン
室が設けられている。
かかるスクリーン室には、取水口スクリーンとして、通
常、1次バースクリーンおよび2次トラベリングスクリ
ーンが設置されている。
すなわち、1次バースクリーンの一種に、傾斜したバー
スクリーンの上流側で、エンドレス状のレーキ付ローラ
チェーンを上下方向に走行させるよう配置し、バースク
リーンに堆積した塵芥を、自動的に除去する装置が知ら
れている(例えば、実公昭47−30180号公報、米
国特許第2,128,345号明細書など参照)。
また、他の1次バースクリーンとして、傾斜したパース
クリーンを挟んで、上流側に往路、下流側に復路を設け
たエンドレス状のレーキ付口〜ラチューンを上下方向に
走行させるよう配置し、ハースクリーンに堆積した塵芥
を、自動的に掻上げ除去する装置が知られている(特公
昭45−24432号号公報、米国特許第3,347,
382号明細書など参照)。
更に、2次トラベリングスクリーンの一種に、水路の両
側にリンクチェーンを流れの方向に垂直に配置し、この
リンクチェーン毎に、バースクリーンあるいは金網より
なるスクリーンをハスゲントフレームに設けた、いわゆ
るスクリーンバスケットを設け、リンクチェーンを回動
することにより、スクリーンに堆積した塵芥を除去する
装置が知られている(例えば実公昭50−38995号
公報、実公昭54−12283号公報など参照)。
ところで、スクリーン室において、前記各種の取水口ス
クリーンに表着する塵芥の量が一定以下の場合には、例
えば前記トラへリングスクリーンは運転を継続して塵芥
を水路より排除し続けるが、ある一定値以上の塵芥が一
度に襲来すると、スクリーン前後で多大の水位差が発生
し、そのためにスクリーン回動力が増大し、スクリーン
を駆動する駆動モータに流れる電流値も大きくなり、過
熱状態で尚運転を続けるが、やがては運転不能となる。
すなわち、駆動モーりは過熱破損し、その他の駆動部分
も駆動モータの保有するロックトルクが負荷される結果
、破壊の危険にさらされる。
そのため、かかる不都合を回避するよう、過負荷保護方
法として、各種の提案がなされている。
例えば、最も一般的には、駆動部にシャービンおよび、
他の何等かの過トルクを検出する装置が設けられ、水位
差が増し、駆動モータの回動力が一定値以」二に達する
と、この過負荷保護装置が作動して駆動モーりを停止さ
せる制御方法が採用されている。
また、前記不都合を回避する他の装置として、トラへリ
ングスクリーンの前後の水中間に、水位差測定装置を設
け、このスクリーンの前後間の水位差が増すにつれて、
順次作動する低速始動スイッチおよび高速始動スイッチ
を設け、スクリーンの前後の水位差の変動値に応して、
トラベリングスクリーンの停止、高・低速の運転が自動
的に切り替えられるようにしたトラへリングスクリーン
の過負荷保護装置が提案されている(実公昭52−37
467号公報)。
しかしながら、前者のトラベリングスクリーン過負荷保
護装置は、駆動中の保護およびスクリーンバスケットを
回動させるローラチェーンの張力が一定値以上にならな
いためのものであって、発生した異常な水位差そのもの
を解消するものではない。したがって、トラへリングス
クリーンが停止しても塵芥は全く排除されないことから
、取水をそのまま継続すると、水位差は増々人となり、
スクリーンの水没部は、水位差の水圧に抗しきれず破壊
に至ることもある。
また、後者は塵芥を高速で排除して水位差そのものを解
消しようとするものである。ところが、かかる高速で排
除しようとしても、尚処理しきれないほど、−時に大量
の塵芥が襲来した場合には、スクリーンの過負荷保護装
置が作動する前後の水位差で、復水器の取水量を制限す
る処置がとられている。その結果、復水器の効率の低下
を招いたり、発電所の稼働を停止させたりする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、以上の従来技術の各種の問題点を解決
することに着目して創作されたもので、つまり、一時的
に多量の塵芥が襲来しても、緊急避難対策として、取水
量制限を行わず、かつ、きわめて安価な取水口スクリー
ンの過負荷保護方法を提供することを目的としたもので
、その要旨とするところは、水路に設置され、無端状に
回動して塵芥を掻上げて除塵する取水口スクリーンにし
て、該取水口スクリーンの上流側と下流側とに、許容値
以上の水位差が生した場合に、一時的に該取水口スクリ
ーンを逆転運転させ、塵芥を水路底部を廻し、下流側か
らそのまま流下させることを特徴とする無端状取水口ス
クリーンの運転方法にある。
〔実施例〕
本発明の構成をその実施する1例のトラへりンゲスクリ
ーンにもとづいて詳細に説明する。
添付図面は、スクリーンバスケットを多数装着したトラ
へリングスクリーンの全体概念図を示し、1台のトラへ
リンゲスクリーンで、海より取水した約4”/secの
取水量を除塵し、火力発電所の復水器へ供給するもので
ある。したがって、水路の深さが約9″、1台のスクリ
ーンのIIIが4″にも及ぶ大型の装置である。
しかして、図中、■は水路2の両側壁に沿って立設した
メインフレーム、3はこのメインフレーム1に設けられ
たガイドレール、4はこのガイドレール3に案内され゛
C1通常時に上昇し、異常時に降下する無端状のスクリ
ーンバスケントコンヘアで、上部駆動スプロケット5と
底部スプロケット6とに掛架されている。上部駆動スプ
ロケット5はチェーンホイル7、チェーン8を介して正
逆転可能の駆動モータ9で駆動されるようになっている
。10は基部フレーム、11はシュート、12は塵芥排
出溝、13は放水パイプを示す。
ここにおいて、前記スクリーンバスケットコンヘア4に
は多数のバスケント4aが間断なく連続して設けられて
いる。このバスケット4aは両側がシールプレート14
、上下が板面で構成され、その背面に網体を張設したも
ので、これをリンクチェーン15のリンク毎に設けてい
る。
したがって、本装置のトラへリングスクリーンの構成は
、以上のようであるので、通常時の除塵動作を行うには
、駆動モータ9を作動させると、上部駆動スプロケット
5が回動し、スクリーンバケットコンヘア4は水路2の
下流側を降下し、底部スプロケット6で反転して、上流
側で上昇しながら、海水中の塵芥を濾過し引っ掛けなが
ら掻き上げるので、海水のみがバスケット4a網体より
通過し下流側の復水器へ供給される。そして、バスケッ
ト4aの網体に引っ掛かった塵芥は上部駆動スプロケッ
ト5の近傍でシュート11に向かって排出され、シュー
ト11より塵芥排出溝12に投入されて放水パイプ13
からの水とともに適宜のピットへ集められる。
ここにおいて、水路1内の海水に、例えばミズクラゲが
一時的に1度に多量に襲来すれば、トラへリングスクリ
ーンの除塵能力以上となる。かかる状態となれば、この
スクリーンを挟んで上流側と下流側とに所定値以上の水
位差が生しるとともに、バケッ1−4aに排出荷重が極
度に加わるこことなる。そこで、本装置によれば、かか
る場合、図示しない水位検出器によって水位差の許容値
以上の信号が発っせられるので、その信号によって、駆
動モータ9を逆転させる。その結果、上流側において、
空のバスケット4aが降下することとなり、このバスケ
ット4aの網体によりミズクラゲは引っ掛かったり、水
面下に押込まれたりするが、バスケット4aの網体に引
っ掛かったミズクラゲは底部スプロケット6を反転して
下流側に上昇する。そこで、下流側では、バスケット4
aの網体の背面よりの水流によって、引っ掛かったミズ
クラゲは洗われてそのまま復水器の方へ流れていく。
したがって、スクリーンバスケットコンベア4には水面
からミズクラゲを排出する位置までミズクラゲを引き上
げる動力が不要となって、駆動モータ9の負荷がそれだ
け軽減される。
つまり、ミズクラゲなどが一時的に1度に多量に襲来し
た場合、トラへリングスクリーンを回動させる動力は、
大別して、1)水位差に抗してバスケット等を移動させ
る動力と、2)水面から塵芥排出する位置まで塵芥を引
き上げる動力、の和となるが、スクリーンバスケットコ
ンヘア4を逆転させれば、2)の動力が不要となる。
次いで、ある程度の塵芥を下流側へそのまま流下させる
と、ミズクラゲの襲来は一時的であるので、水位差が直
ちに減少することから、水位検出器の信号によって、駆
動モータ9を正転させることになる。したがって、スク
リーンバスケットコンヘアは休止させることなく、正転
し、正常時の運転に戻る。その結果、復水器に対しては
、全く取水制限を行わない。このような処理により、結
果的に本実施例では復水器細管側に塵芥が流出するが、
極めて短時間なので、塵芥は復水器に付設した逆洗装置
やストレーナで処理できる。また、大型の発電所等では
取水制限を行い、発電量を低下させると周囲に与える影
響が大であることに加え、再度所定の発電量まで立上げ
るのに、相当の時間を要するが、かかる不都合は全く生
じない。
なお、本発明を使用する装置はスクリーンバスケットコ
ンベアのバスケット1を網体で張設したものについて説
明したが、バースクリーンバスケットでもよく、更に、
本発明はトラベリングスクリーンとは限らず、傾斜した
バースクリーンにレーキ付ローラチェーンを走行させる
取水口スクリーンの運転にも適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次のような効果が期待できるものであ
る。
■ 従来の設備に大巾な変更を加えず、単に水位差検出
装置および正逆転機能を付加するのみであるから、きわ
めて安価な過負荷保護装置を提供することができる。
■ 次の表のように、取水制限をする必要がないので、
取水対象物の稼働を低下させることがない。
従来 すなわち、海・河川・湖水等に浮遊する塵芥、浮遊する
クラゲ、小漁等の集団の大きさは自、ずと一定の規模が
あり、無制限に大きなものではない。
過去の例では、これら塵芥の集団が取水口に流着し、危
険的状態となる程の持続時間は、数分から数十分間であ
る。したがって、この短時間を乗り切ると取水制限とい
う最悪に至らないで済ますことができる。極端な例では
5分間で処理すべき量が、1分間に襲来すれば、スクリ
ーンはストップする。このような時には最も有効な処理
方法である。つまり、本発明によれば、取水制御を行う
必要がない。
■ 塵芥を水面上に掻き上げないので、それだけ、無端
状取水口スクリーンに負荷がかからず、取水口スクリー
ンの安全運転ができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明を使用する装置の1例の概念図を示
す。 2・・・水路、4・・・スクリーンバスケットコンベア
。 代理人 弁理士 岡 部 吉 彦 87X。 T’  ・、−′ 2 12 11      f ト1.4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水路に設置され、無端状に回動して塵芥を掻上げて除塵
    する取水口スクリーンにして、該取水口スクリーンの上
    流側と下流側とに、許容値以上の水位差が生じた場合に
    、一時的に該取水口スクリーンを逆転運転させ、塵芥を
    水路底部を廻し、下流側からそのまま流下させることを
    特徴とする無端状取水口スクリーンの運転方法。
JP1657788A 1988-01-26 1988-01-26 無端状取水口スクリーンの運転方法 Granted JPH01190813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1657788A JPH01190813A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 無端状取水口スクリーンの運転方法

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JP1657788A JPH01190813A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 無端状取水口スクリーンの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01190813A true JPH01190813A (ja) 1989-07-31
JPH0419328B2 JPH0419328B2 (ja) 1992-03-30

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ID=11920144

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JP1657788A Granted JPH01190813A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 無端状取水口スクリーンの運転方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100727113B1 (ko) * 2006-06-08 2007-06-13 주식회사 포스코 발전설비용 냉각수의 이물질 제거장치
JP2009293246A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 除塵機におけるシャーピン取替後の再起動方法
JP2015168917A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 宇部興産機械株式会社 除塵装置の運転方法

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