JP4806818B2 - トロカール - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡下手術等において、患者の腹腔内に向けてカテーテルを挿通させるための挿通路をトロカール針の穿刺により開設するトロカールに係り、より詳細には、トロカール針が前方の生体壁を誤って穿刺する危険性を無くすと共に、トロカール針を患者の体内から引き抜いた後の針先をカバーして施術者を保護するトロカールに関する。
内視鏡下手術において、患者の腹腔、食道、胃、腸、肝臓、脾臓、膵臓、ヘルニア等の内部に、ガイドワイヤー、ラパロスコープ(内視鏡)、鉗子やスカルペル(メス)、レーザーメス等の外科手術具を挿通させて行なう遠隔手術は、手術痕を小さくし、創部感染や術後合併症及び腹壁内癒着等の可能性を低くさせ、経口摂取を早期にさせ、術後創痛や腹壁の機能障害を軽微にさせ、入院期間を短縮させて患者の早期社会復帰を可能にさせる。
これらの外科手術に用いる用具は、患者の経皮から腹腔内に向けて挿通したカテーテル或いはトロカールカニューレ管(カニューレとも呼ばれる)を通して、腹腔等に挿通される。
カテーテルやトロカールカニューレ管は、患者の体内に薬液、栄養液、血液等を注入させる注入路、あるいは内視鏡を使用する際に炭酸ガスや空気を注入させて腹腔内を膨らませるための注入路として使用される。
また、カテーテルやトロカールカニューレ管は、腹水等の体液を外部に排出させる排出路、手術による出血を外部に排出させる排出路、前述の手術の際に注入後に不要になったガスや空気の排出路、腹腔内で発生したガスの排出路、及び腹腔内の老廃物等を体外に排出させる排出路としても使用される。カテーテルには、患者の体内に薬液や栄養液を注入させる注入路としての機能に特化させたタイプのものが多い。
カテーテルは、柔軟性が高い樹脂製チューブなので、腹腔内に直接挿入することはできない。カテーテルを患者の胃内等に挿通させる方法として、従来は、例えば、樹脂製チューブの後端部にT形ハンドルが形成されたイントロデューサシース(以下シースと略す)内にトロカールを挿通させたもの(以下トロカールセットと記す)を腹腔内に向けて穿刺し、後でトロカールのみを引き抜いて、体内に残したシース内にカテーテルを挿通させた後、シースを取り除く方法が採られていた。
また、より単純なチューブ状のシース(外套カテーテル)とトロカール針(金属針)とを組み合わせた器具(トロカールカテーテル)も公知である(例えば特許文献1を参照)。
また、トロカールとカテーテルとが一体になったトロカールカテーテルも開示されている(例えば特許文献2を参照)。
特開平10−151202号公報 特表平11−503643号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたトロカールカテーテルは、金属針の先端部を、常に外套カテーテルの先端部から前方に突出させて穿刺するため、施術の際に、医師が腹腔内の前方の隔壁を突き刺してしまうおそれがあった。また、患者の血が付着した金属針を医師や看護師の手などに誤って穿刺して、感染症を伝染させるおそれもあった。このため、この種の器具は敬遠されがちであった。
特許文献2に記載の器具は、トロカールをそのまま生体組織内に穿刺して、これをカテーテルとして使用するものであるため、トロカール部分が邪魔になり易く、また後端部が大きく膨出した形状をしているので、患者の穿刺部位に負担を与えることがあった。
本発明は、上記の不具合を解消するためになされたものであって、腹腔内の前方の隔壁を突き刺してしまうおそれがなく、患者の血が付着したトロカール針によって医師や看護師が手などに誤って穿刺してしまうおそれがなく、安全で、操作が簡単で、円滑かつ確実な動作を行うことができるトロカールを提供することを目的とする。
本発明のトロカールは、ハウジングと、前記ハウジングの一端の内側に突設され、他端を越して外方に延伸されたトロカール針と、舌片とトロカール針が挿入される筒部とを有し、トロカール針を針先までカバーする針カバースリーブと、針カバースリーブをトロカール針の針先方向に付勢する第1バネと、を有
更に、ハウジングに固定して設けられ、トロカール針と直交し、上面に操作部を有する押ボタンの、トロカール針と平行な側面の下部に設けられた、下面が傾斜した突起を有し、突起が、針カバースリーブと連結する舌片と当接し、針カバースリーブのトロカール針の針先と反対方向への移動を規制するオン状態と、突起が移動して、舌片との当接が解除され、針カバースリーブの移動が許容されるオフ状態と、を取ることができるストッパ手段と、
突起を移動させて、ストッパ手段をオン状態からオフ状態に換さる入力手段と、
ハウジングの一端の内側の、舌片の外側に摺動自在に設けられ、弾性を有し、上板部と下板部との間に隙間を有して形成されたガイド板部を備え、オン状態において隙間に突起を保持して舌片と突起との当接状態を保持し、オフ状態において、針カバースリーブに第1バネの付勢力を越える圧力を加えてトロカール針の針先を露出させている間、下板部の下方に突起を保持して突起との当接の解除を継続し、針カバースリーブの移動を許容するオフ状態を維持するストッパ停止手段と、
オフ状態において、圧力が減衰し、第1バネの付勢力によって針カバースリーブがトロカール針の針先方向移動したとき、ストッパ手段をオフ状態からオン状態に復帰させる復帰手段と、
を有することを特徴とする。
また本発明は、突起が一対形成されて、押ボタンのトロカール針と平行な両側面の下部に設けられ、舌片が一対形成されて針カバースリーブの筒部の後端に設けられているフランジ面の両端から押ボタンの両側面を挟むように、突起と当接可能に設けられ、ガイド板が一対形成されて舌片の両外側のトロカール針と平行な両側面を挟むように設けられていることが好ましい。
また本発明は、入力手段が押ボタン形状であ、押ボタンを押圧することにより突起を下方に移動させ、下板部を湾曲さ、突起を隙間から下板部の下方に移動させて、突起と舌片との当接を解除し、オン状態をオフ状態に換することが好ましい。
また本発明は、帰手段が、押ボタンを元の位置まで復帰するように付勢する第2バネと、針カバースリーブに連結して設けられた突部と、で形成され、
オフ状態において、第1バネの付勢力を超す圧力で針カバースリーブトロカール針の針先と反対方向に移動させられた時に、舌片の移動によって突部が下部板と当接して下板部を湾曲させ、突起を下板部の下方から舌片の下縁に移動させ、
次いで、圧力が第1バネの付勢力以下に減少し、第1バネの付勢力によって針カバースリーブがトロカール針の針先まで移動したとき、舌片の下縁と突起との当接が解除され、第2バネが押ボタンに設けられた突起を上方に移動させ、突起を隙間に復帰させ、オフ状態をオン状態に復帰させることが好ましい。
本発明のトロカールは、使用前はトロカール針の針先が針カバースリーブに覆われ、針カバースリーブが移動しないようにストッパが作動しているので安全である。使用に当たって、ロックを解除した後に、トロカールの先端部をシースの先端部とともに生体組織内に穿刺する際に、生体組織から受ける圧力により、針先を被っていた針カバースリーブが後退して針先を突出させる構造を有しているため、金属針を医師や看護師の手などに誤穿刺するおそれがなく、安全である。
また本発明のトロカールは、トロカール針の針先が生体組織を貫通して体腔内に達し、生体組織内から受ける圧力が第1バネの付勢力より減少した時に、針カバースリーブがトロカール針の針先方向に移動してトロカール針の針先を覆うので、腹腔内の前方の隔壁を突き刺してしまうおそれがなく、安全で操作が簡単である。
更に本発明のトロカールは、針カバースリーブ移動によってストッパが自動的に復帰して作動するので、トロカールを引き抜いた後でもストッパが作動しており、患者の血が付着したトロカール針を医師や看護師の手などに誤って穿刺するおそれがなく、安全である。
また本発明のトロカールは、ロックを解除した時、針カバースリーブが移動してストッパが始動した時、及びストッパが作動した時に、当接音が発生して、ストッパ装置の作動状況を確認できるので、円滑かつ確実な動作を行うことができる。
本発明の1実施形態に係るトロカールとシースとを示した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るトロカールにシースを装着したトロカールセットを示す斜視図である。 本発明に係るトロカールの分解斜視図である。 (a)はハウジングの平面図であり、(b)は横断面図であり、(c)は(b)におけるA−A矢視断面図である。 (a)は押ボタンの側面図であり、(b)は正面図である。 (a)は針カバースリーブの一部破断斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は背面図である。 (a)は前面蓋を斜め後方から見た斜視図であり、(b)は側面図である。 トロカールの組み付け途中の状態を示す斜視図である。 (a)はハウジング内部における針カバースリーブと前面蓋との位置関係を示す斜視図であり、(b)は針カバースリーブの中心軸を含む要部の垂直断面図であり、(c)は背面図である。 (a)は押ボタンが押操作されていない状態における、トロカールのトロカール針の中心線を含む水平面の断面図であり、(b)は垂直断面図であり、(c)はトロカール針と直交する面における断面図である。 押ボタンが押操作されていない状態におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図である。 押ボタンが押操作されて突起が移動中の状態におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図である。 押ボタンが押操作されてオフ状態になった時におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図である。 (a)は自動復帰工程にあるトロカールのトロカール針の中心軸を含む水平断面図であり、(b)は垂直断面図であり、(c)は横断面図である。 自動復帰工程のトロカールを一部破断して示した斜視図である。 (a)及び(b)はいずれも押ボタンが押操作されている状態を着色表示による目視で確認できる事例を示した斜視図である。 押ボタンが押操作されていない状態を着色表示による目視で確認できる事例を示した斜視図である。 押ボタンの位置を周囲の面よりも高く設定した事例を示した斜視図である。 (a)〜(e)は、いずれも本実施形態のトロカールセットを用いたイントロデューサ法を順に示した図である。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明に用いるシース付きトロカール(トロカールセット)は、内視鏡下の手術において、患者の腹腔等に外科手術具やカテーテル等を挿通させるための装置である。シース内にトロカール針を挿通させて腹腔内に向けて穿刺し、穿刺した後でトロカールのみを引き抜き、体内に残したシース内にカテーテルを挿通させた後、シースを取り除くという使用方法が採られることが多い。
シースは、筒部の後端に板状の把持部が当設された、「T」字型の形状を有し、筒部が長軸方向に引き裂き可能に形成されたプラスチック製品であることが好ましい。
本発明に係るトロカールは、片手で把持可能なハウジングの一端の内側に突設され、他端を越して外方に延伸されたトロカール針と、トロカール針を針先までカバーする筒状の針カバースリーブと、針カバースリーブをトロカール針の針先方向に付勢する第1バネと、を有する。
本発明に係るトロカールは、針カバースリーブに、第1バネの付勢力を超える圧力が加えられた場合に、針カバースリーブがトロカール針の針先と反対方向に移動するトロカールであって、且つ針カバースリーブの移動を規制又は許容するストッパ装置を備えることを特徴とする。
ストッパ装置は、針カバースリーブがトロカール針の針先と反対の方向へ移動するのを規制するストッパ手段と、トロカール針が移動するのが規制されたオン状態から、移動が許容されたオフ状態に変換する入力手段と、オフ状態において、第1バネの付勢力を越える圧力を加えてトロカール針の針先を露出させている間、オフ状態を維持するストッパ停止手段と、圧力が減衰し、第1バネの付勢力によって針カバースリーブがトロカール針の針先方向へ移動したときに、ストッパ手段をオフ状態からオン状態に復帰させる復帰手段と、を備えることが好ましい。
本発明は、このようなストッパ装置であれば、何れの構造のものでも使用することができる。
以下に、添付した図面を参照して本発明の実施の一形態を詳細に記載する。この記載は本発明を説明するためのものであって、この記載によって本発明の技術範囲を限定するものではなく、本発明はその技術範囲から逸脱しない範囲内で、多様に変更して実施することが可能である。
図1は、本発明の1実施形態に係るトロカールとシースとを示した斜視図であり、図2は、本発明の他の実施形態に係るシースにトロカールを装着したトロカールセットを示す斜視図である。
図1に示すように、トロカール2は、片手で握持可能なハウジング3と、ハウジング3の内部から外方に向けて延伸するトロカール針6と、トロカール針6の針先6aまでトロカール針6を収容する針カバースリーブ8と、を備えている。ここで、トロカール針6の針先6a方向を前方とし、反対方向を後方とする。
本実施例では、針カバースリーブ8は、トロカール針6を透視できる透明なプラスチックで形成した例を示すが、針カバースリーブ8が透明であるか否か、及び素材がプラスチックであるか否かについては限定されない。
図2に示すように、トロカールセット1は、シース10にトロカール2を挿入して構成される。シース10は、針カバースリーブ8より短い筒部10aの後端に板状の把持部10b、10bが当設された、「T」字型の形状を有し、筒部10aが長軸方向に引き裂き可能に形成されたプラスチック製品であることが好ましい。
図3は本発明に係るトロカールの分解斜視図である。
図3に示すように、トロカール2は、一端3pが封鎖され、他端3aが開口した筒状のハウジング3と、ハウジング3の他端3aに設けられた前面蓋9と、押ボタン4と、押ボタン4を押戻し方向に付勢する第2バネ5と、トロカール針6と、針カバースリーブ8と、針カバースリーブ8を前方に付勢させる第1バネ7と、を含む組み付け品である。
図4(a)はハウジングの平面図であり、(b)は横断面図であり、(c)は(b)におけるA―A矢視断面図である。
図4(a)〜(c)に示すように、ハウジング3は、断面が略長方形乃至正方形であって、その一面に押ボタン保持用の開口3bが設けられる。開口3bを挟んで対向する2面の他端3a側に、前面蓋9と契合する爪受口3c、3cが設けられ、ハウジング3の一端3pと開口3bとの間に低段部3rが設けられ、ハウジング3の一端3pにはトロカール針の突入孔3dが設けられることが好ましい。ここで、押ボタン保持用の開口3bが設けられた面を上面とする。
ハウジング3の内部は、一端3pに設けられたトロカール針の突入孔3dを囲む内側面から他端3a側に向けて、トロカール針の後端部6bを囲んで保持する4分割形状の保持片3eが突設され、開口3bと対向する面の、一端3p側の中央部に、断面が「T」字型の補強リブ3mが形成され、開口3bを挟んで対向する2側面の下部の一端3pと他端3aの間に、2本のリブ3n、3nが形成されることが好ましい。
図4(b)、(c)に示すように、ハウジング3の一端3pから他端3aに向けて、上板部3hと下板部3kとにより構成され、上板部3hと下板部3kとの間には隙間3jが設けられた一対のガイド板部3s、3sが舌片8e、8eの外側面を挟むように摺動自在に接して設けられる。
図5(a)は押ボタンの側面図であり、(b)は正面図である。
図5(a)及び(b)に示すように、押ボタン4は、下部にトロカール針6が貫通する開口4eが形成された角柱状を有することが好ましい。押ボタン4の上部は、平面視四角形で上面が指先を押し当て易くするための低段部4cが形成された操作部4bが形成されることが好ましい。押ボタン4の、トロカール針6と平行な両側面4d、4dの下部に、下面が傾斜した突起4f、4fが形成される。
図6(a)は針カバースリーブの一部破断斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は背面図である。
図6(a)〜(c)に示すように、針カバースリーブ8は、トロカール針6が挿入される筒部8aと、筒部8aの後端に連結して設けられた操作部8bと、を有する。
操作部8bは、筒部8aのフランジ面8cと、フランジ面8cの水平方向の両端から、押ボタン4の両側面4d、4dを挟むように摺動自在に設けられた一対の舌片8e、8eと、各々の舌片8e、8eを下方に延伸しそこから外側に突設された突部8g、8gと、を含んで構成される。フランジ面8cの下部には、切欠き部8d、8dが左右対称に形成されることが好ましい。
図7(a)は前面蓋を斜め後方から見た斜視図であり、(b)は側面図である。
図7(a)及び(b)に示すように、前面蓋9は、中央に針カバースリーブ8が貫通する開孔9bが設けられた蓋板部9aを有し、蓋板部9aの後面の上下2箇所に、ハウジング3に形成された爪受口3cに契合する爪部9c、9cが後方に向けて立設され、開孔9bの左右に舌片8e、8eの外側に摺動自在に接するように設けられた上部ガイド部9d、9dが形成され、蓋板部9aの下部にフランジ面8cの切欠き部8d、8dに挿入される下部ガイド部9e、9eが設けられることが好ましい。
図8はトロカールの組み付け途中の状態を示す斜視図である。
図8に示すように、トロカールの組み付けにおいて、ハウジング3の上面に押ボタン4を取り付け、ハウジング3の一端3pにトロカール針6の後端部を保持させることが好ましい。図8では図示していないが、トロカール針6には、針カバースリーブ8を前方に付勢させるバネが装着される。
前面蓋9に針カバースリーブ8の筒部8aを嵌合させた状態にしておき、針カバースリーブ8にトロカール針6を挿入し、前面蓋9の爪部9cとハウジング3の爪受口3cとを嵌合させれば、トロカールの組み付けが終了する。
図9(a)はハウジング内部における針カバースリーブと前面蓋との位置関係を示す斜視図であり、(b)は針カバースリーブの中心軸を含む要部の垂直断面図であり、(c)は背面図である。
図9(a)〜(c)に示すように、針カバースリーブ8の舌片8eは、その外側に設けられた上部ガイド部9dに両側を支持され、フランジ面8cに設けられた切欠き部8dに下部ガイド部9eが挿入されることによって、針カバースリーブ8は左右方向に回転することなく、前後進退自在に保持されることができる。
図10(a)は押ボタンが押操作されていない状態における、トロカールのトロカール針の中心線を含む水平面の断面図であり、(b)は垂直断面図であり、(c)はトロカール針と直交する面における断面図であり、図11は押ボタンが押操作されていない状態におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図である。
図10(a)〜(c)及び図11に示すように、トロカール針6の後端部6bは4分割の保持片3eによりハウジングに固定されていることが好ましい。
トロカール針6は、押ボタン4の下部に形成されている開口4e内に挿通した状態にあることが好ましい。押ボタン4は、第2バネ5で上方に付勢されている。
図10(c)に示すように、押ボタン4の下部側壁に設けられている突起4fの先端部は、この状態(オン状態)において、ハウジング3に固定して形成されている上板部3hと各下板部3kとの間の隙間3j内に保持された状態にある。オン状態においては、針カバースリーブ8は、トロカール針6に装着された第1バネで前方に付勢された状態にあり、トロカール針6の針先6aは、針カバースリーブ8の筒部8a内に位置している。
そして、オン状態においては、針カバースリーブ8の後端に設けられた操作部8bの舌片8eは、押ボタン4に設けられた突起4fと当接し、針カバースリーブ8の後退方向の移動が規制されている。突起4fがストッパ手段に相当する。
図12は押ボタンが押操作されて、突起が移動中の状態におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図であり、図13は押ボタンが押操作されて、オフ状態になった時におけるトロカール内部の位置関係を示す斜視図である。
図12に示すように押ボタン4が下方に押し下げられると、押ボタン4の両側面4d、4dに設けられている突起4f、4fが下板部3k、3kを外方向に押し曲げる。突起4f、4fがガイド板部3sの下板部3k、3kを越える位置まで押ボタン4を下方に押し下げると、図13に示すように、下板部3k、3kは元の形状に弾性復帰し、突起4f、4fが下板部3k、3kの下縁に当接した位置に保持され、押ボタン4の押し戻し方向の復帰が規制される。つまり、押ボタン4がロックされた状態になる。
突起4f、4fが下板部3k、3kの下縁に当接した位置に移動すると、針カバースリーブ8の舌片8e、8eと当接しなくなるために、針カバースリーブ8は、外圧により後方移動可能な状態(オフ状態)になる。押ボタン4が入力手段に相当し、ガイド板部3sが、ストッパ停止手段に相当する。
オフ状態において、針カバースリーブ8に第1バネ7の付勢力よりも大きい圧力が加えられると、針カバースリーブ8がトロカール針6の針先6aと反対の方向に移動し、トロカール針6の針先6aが針カバースリーブ8の筒部8aから露出する。
図14(a)は、自動復帰工程にあるトロカールのトロカール針の中心軸を含む水平断面図であり、(b)は垂直断面図であり、(c)は横断面図であり、図15は自動復帰工程のトロカールを一部破断して示した斜視図である。
図14(a)〜(c)及び図15に示すように、針カバースリーブ8が外圧を受けて移動すると、針カバースリーブ8の突部8g、8gが下板部3k、3kを外方向に押し曲げる。
これによって、下板部3k、3kによる押ボタン4側の突起4f、4fとの当接が解除され、突起4f、4fが針カバースリーブ8の舌片8e、8eの下側に当接して、押ボタン4の復帰がこの位置で一旦停止する。この時、突起4fと舌片8eとが当接する当接音が発生する。
図14(a)〜(c)及び図15に示す状態において、トロカール2を患者の体腔内に挿入した後に、加えた圧力が第1バネ7の付勢力よりも小さくなると、第1バネ7の付勢力により針カバースリーブ8がトロカール針6の針先6a方向に移動し、針先6aをカバーする位置まで移動する。
同時に、押ボタン4下部の突起4f、4fを当接させていた舌片8e、8eも前方に移動するため、舌片8e、8eの下側における突起4f、4fとの当接が解除され、押ボタン4は第2バネの付勢力によって元の位置まで復帰し、舌片8e、8eの後端と突部4f、4fとが当接し、針カバースリーブ8の後退方向の移動を規制する状態(オン状態)に復帰する。このとき、押ボタン4がハウジング3に当接し、当接音が生じる。突部8gと第2バネが、復帰手段に相当する。
図16(a)及び(b)はいずれも押ボタンが押操作されている状態を着色表示による目視で確認できる事例を示した斜視図である。
図16(a)に示すように、ハウジング3に形成されている押ボタン保持孔の前面壁に、例えば、赤色又は緑色などの着色表示20がされている。
このため、図16(b)に示すように、押ボタン4が沈んだ位置にあるときに、この着色表示20が目視で確認できる。
一方、図17においては、押ボタン4の側壁、例えば、後部面に、同様の着色表示20がされており、この着色表示20が見えなくなると、押ボタン4が沈んだ状態にあることが確認できる。
図18は押ボタンの位置を周囲の面よりも高く設定した事例を示した斜視図である。
図18に示すように、押ボタン4が少なくとも非押操作位置にあるときに、押ボタン4がその周囲の面よりも突出した高さが維持されるようにすると、押ボタン4の操作が一層容易になり、しかも、指先や掌の感触及び目視で押ボタン4が元の高さの位置まで復帰したか否かの確認ができるので好ましい。
(使用方法)
図19(a)〜(e)は、本発明のトロカールセットを用いたイントロデューサ法を順に示した図である。
図19(a)〜(c)においては、本発明のトロカールセット1の使用法を解り易く示すため、ハウジング3及びシース10を持つ医師の手が描かれていないが、実際には、これらを片手の掌で持って使用する。
図19(a)に示すように、先ず、トロカール2の押ボタン4を下方の位置でロックするまで押して、針カバースリーブ8がトロカール針の後方へ移動の規制を解除する。この状態で針カバースリーブ8の先端部8fを患者の経皮穿刺部50に強く押しつけると、針カバースリーブ8は生体組織から圧力を強く受ける。
このため、図19(b)に示すように、針カバースリーブの先端部が、図示しない第1バネ7の付勢力に抗して後退して針先6aが突出した状態になり、針先6aが患者の皮脂51内に穿刺する。
第1バネ7の付勢力を超す圧力で針カバースリーブ8をトロカール針6の針先6aと反対方向に移動させた時に、図13〜15に示すように、突部8gが下板部3kを湾曲させ、突起4fを下板部3kの下方から舌片8eの下縁に移動させる。
図19(c)に示すように、トロカール針6の針先6aが、例えば、胃壁52を通過して胃内空洞53に達すると、針カバースリーブ8の先端部8fは皮脂51や胃壁52等の生体組織から圧力を受けなくなり、圧力が第1バネ7の付勢力より小さくなる。
このため、第1バネの付勢力を受けている針カバースリーブ8は、トロカール針6の針先6aを被う位置まで復帰するので、針先6aが更に前方の胃壁52を穿刺することはない。
圧力が第1バネ7の付勢力以下に減少し、第1バネ7の付勢力によって針カバースリーブ8がトロカール針6の針先6aまで移動してトロカール針6の針先6aをカバーすると共に、突起4fを隙間3jに復帰させてオフ状態をオン状態に復帰させる。
この後、シース10を穿刺した状態で残したまま、トロカール2全体を引き抜く。
生体組織内に穿刺された状態にあるシース10は、図19(d)に示すように、カテーテル30の先端部を胃内空洞53に挿通させるための挿通路になる。
カテーテル30を胃内空洞53の挿通させた後は、図19(e)に示すように、シース10は生体組織内から引き抜かれ、掴み部である把持部10b、10bを持つ指先の操作により、縦方向に引き裂かれて、除去される。
1 シース付きトロカール(トロカールセット)
2 トロカール
3 ハウジング
3a 他端
3b 開口
3c 爪受口
3d トロカール針の突入孔
3e 保持片
3h 上板部
3j 隙間
3k 下板部
3m 補強リブ
3n リブ
3p 一端
3r 低段部
3s ガイド板部
4 押ボタン
4b 操作部
4c 低段部
4d 両側面
4e 開口
4f 突起
5 第2バネ
6 トロカール針
6a 針先
6b 後端部
7 第1バネ
8 針カバースリーブ
8a 筒部
8b 操作部
8c フランジ面
8d 切欠き部
8e 舌片
8f 先端部
8g 突部
9 前面蓋
9a 蓋板部
9b 開孔
9c 爪部
9d 上部ガイド部
9e 下部ガイド部
10 シース(イントロデューサシース)
10a 筒部
10b 把持部
20 着色表示
30 カテーテル
50 経皮穿刺部
51 皮脂
52 胃壁
53 胃内空洞

Claims (4)

  1. ハウジングと、前記ハウジングの一端の内側に突設され、他端を越して外方に延伸されたトロカール針と、舌片と前記トロカール針が挿入される筒部とを有し、前記トロカール針を針先までカバーする針カバースリーブと、前記針カバースリーブを前記トロカール針の針先方向に付勢する第1バネと、を有するトロカールであって
    前記トロカールは、更に、
    前記ハウジングに固定して設けられ、前記トロカール針と直交し、上面に操作部を有する押ボタンの、前記トロカール針と平行な側面の下部に設けられた、下面が傾斜した突起を有し、前記突起が、前記針カバースリーブと連結する舌片と当接し、前記針カバースリーブ前記トロカール針の針先と反対方向への移動を規制するオン状態と、前記突起が移動して、前記舌片との当接が解除され、前記針カバースリーブの移動許容されるオフ状態と、を取ることができるストッパ手段と、
    前記突起を移動させて、前記ストッパ手段をオン状態からオフ状態に換さる入力手段と、
    前記ハウジングの一端の内側の、前記舌片の外側に摺動自在に設けられ、弾性を有し、上板部と下板部との間に隙間を有して形成されたガイド板部を備え、オン状態において、前記隙間に前記突起を保持して前記舌片と前記突起との当接状態を保持し、オフ状態において、前記針カバースリーブに前記第1バネの付勢力を越える圧力を加えて前記トロカール針の針先を露出させている間、前記下板部の下方に前記突起を保持して前記突起との当接の解除を継続し、前記針カバースリーブの移動を許容するオフ状態を維持するストッパ停止手段と、
    オフ状態において、圧力が減衰し、前記第1バネの付勢力によって前記針カバースリーブがトロカール針の針先方向に移動したとき、前記ストッパ手段をオフ状態からオン状態に復帰させる復帰手段と、
    を有することを特徴とするトロカール。
  2. 前記突起が一対形成されて、前記押ボタンの前記トロカール針と平行な両側面の下部に設けられ、前記舌片が一対形成されて、前記針カバースリーブの筒部の後端に設けられているフランジ面の両端から前記押ボタンの両側面を挟むように、前記突起と当接可能に設けられ、前記ガイド板が一対形成されて、前記舌片の両外側の前記トロカール針と平行な両側面を挟むように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトロカール。
  3. 前記入力手段が押ボタン形状で、前記押ボタンを押圧することにより前記突起を下方に移動させ、前記下板部を湾曲さ、前記突起を前記隙間から前記下板部の下方に移動させて、前記突起と前記舌片との当接を解除し、オン状態をオフ状態に換することを特徴とする請求項2に記載のトロカール。
  4. 記復帰手段が、前記押ボタンを元の位置まで復帰するように付勢する第2バネと、前記針カバースリーブに連結して設けられた突部と、で形成され、
    オフ状態において、前記第1バネの付勢力を超す圧力で前記針カバースリーブ前記トロカール針の針先と反対方向に移動させられた時に、前記舌片の移動によって前記突部が前記下部板と当接して前記下板部を湾曲させ、前記突起を前記下板部の下方から前記舌片の下縁に移動させ、
    次いで、圧力が前記第1バネの付勢力以下に減少し、前記第1バネの付勢力によって前記針カバースリーブが前記トロカール針の針先まで移動したとき、前記舌片の下縁と前記突起との当接が解除され、前記第2バネが前記押ボタンに設けられた前記突起を上方に移動させ、前記突起を前記隙間に復帰させ、オフ状態をオン状態に復帰させることを特徴とする請求項に記載のトロカール。
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