JP4806466B2 - パス管理制御方法、パス管理制御プログラム、パス管理制御装置およびパス管理制御システム - Google Patents

パス管理制御方法、パス管理制御プログラム、パス管理制御装置およびパス管理制御システム Download PDF

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Description

本発明は、パス管理制御技術に関する。
近年、ユーザに対しネットワークの帯域を確実に確保し、また、ネットワーク事業者もネットワーク内のリソースを有効利用するため、ネットワークの帯域事前予約サービスが提案されている。以下の非特許文献1には、この事前予約要求がNGとなる場合の対処策が開示されている。また、非特許文献2には、トラヒック動向予測やネットワークの状況を考慮して、事前予約要求のスケジュールを調整する技術が開示されている。
Jun Zheng,et.al.,"Toward Automated Provisioning of Advanced Reservation Service in Next-Generation Optical Internet,"IEEE Communication Magagine,Nov.2006. Dirk Hetzer,Ilka Miloucheva,and Karl Jonas, "Resource Reservation in Advanced for cantent On-demand Services, "NETWORKS 2006.
しかし、非特許文献1に記載の技術は、帯域の事前予約をOKにするために、ユーザの要求内容を変更させている。また、非特許文献2に記載の技術は、ユーザの要求通りの帯域の事前予約が取れなかった場合の対処については考慮されていない。
本発明は、前記した課題を解決し、ユーザの要求どおりの帯域事前予約(事前予約パスの設定)を行いやすくするパス管理制御手段を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、各種データの入出力を司る入出力部と、(1)ノード間を接続するパスに用いるリンクの識別情報を示した経路情報と、(2)前記リンクに割り当てられた元々の帯域に関する情報を含み、前記リンクの識別情報ごとに、当該リンクを利用する事前予約パスおよび現状パスの識別情報と、当該リンクの残余帯域とを時系列で示したリソース情報と、(3)前記現状パスの識別情報ごとに、当該現状パスに用いられているリンクの識別情報および帯域を示したパス情報と、(4)前記事前予約パスの識別情報ごとに、当該事前予約パスに用いる帯域および当該事前予約パスの利用期間を示したパス予約情報とを記憶する記憶部と、前記経路情報、前記リソース情報、前記パス情報および前記パス予約情報を参照して、前記パスの経路計算を行う経路計算部と、前記パス予約情報または前記入出力部経由で入力されたパスの設定要求に基づき、ネットワーク上に各ノードにパスを設定するパス設定部とを備えるパス管理制御装置を用いたパス管理制御方法であって、前記パス管理制御装置は、前記入出力部経由で、前記事前予約パスに要求される帯域および利用期間を含む前記事前予約パスの設定要求を受け付けるステップと、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、前記事前予約パスに用いる経路を計算するステップと、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあるか否かを判断するステップと、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあると判断したとき、前記パス情報および前記パス予約情報に登録されたパスのうち、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクを用いるパスについて、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、当該パスの代替経路を計算するステップと、前記計算した代替経路および前記事前予約パスの経路を、前記リソース情報および前記パス予約情報へ反映するステップとを実行し、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域が確保できないリンクが複数ある場合、前記パスの代替経路を計算するとき、前記複数のリンクのうち、前記元々の帯域の大きいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの選択入力を受け付けるステップと、当該パスの代替経路を計算するとき、前記受け付けた選択入力に基づき、前記複数のリンクのうち、どのリンクから優先的に当該リンクにおける前記パスの代替経路を計算するかを決定するステップと実行することを特徴とするパス管理制御方法とした。
請求項17に記載の発明は、各種データの入出力を司る入出力部と、(1)ノード間を接続するパスに用いるリンクの識別情報を示した経路情報と、(2)前記リンクに割り当てられた元々の帯域に関する情報を含み、前記リンクの識別情報ごとに、当該リンクを利用する事前予約パスおよび現状パスの識別情報と、当該リンクの残余帯域とを時系列で示したリソース情報と、(3)前記現状パスの識別情報ごとに、当該現状パスに用いられているリンクの識別情報および帯域を示したパス情報と、(4)前記事前予約パスの識別情報ごとに、当該事前予約パスに用いる帯域および当該事前予約パスの利用期間を示したパス予約情報とを記憶する記憶部と、前記入出力部経由で、前記事前予約パスの帯域および利用期間を含む前記事前予約パスの設定要求を受け付け、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、前記事前予約パスに用いる経路を計算し、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあると判断したとき、前記パス情報および前記パス予約情報に登録されたパスのうち、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクを用いられるパスについて、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、当該パスの代替経路を計算し、前記計算した代替経路および前記事前予約パスの経路を、前記リソース情報および前記パス予約情報へ反映する経路計算部と、前記パス予約情報に示される利用期間に、ネットワーク上の各ノードへ前記パス予約情報に示される帯域の前記事前予約パスを設定するパス設定部と、を備え、前記経路計算部は、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域が確保できないリンクが複数ある場合、前記パスの代替経路を計算するとき、前記複数のリンクのうち、前記元々の帯域の大きいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの選択入力を受け付け、当該パスの代替経路を計算するとき、前記受け付けた選択入力に基づき、前記複数のリンクのうち、どのリンクから優先的に当該リンクにおける前記パスの代替経路を計算するかを決定することを特徴とするパス管理制御装置とした。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載のパス管理制御装置と、このパス管理制御装置からのパス設定指示により、他のノードとの間にパスを設定するノードとを備えることを特徴とするパス管理制御システムとした。
このようにすることで、このパス管理制御装置は、リソース情報における各リンクに設定された現状パスおよび事前予約パスの予約状況を参照して、事前予約パスを計算することができる。このとき、この事前予約パスを設定してしまうと帯域を確保できないリンクがある場合、この他のリンクの現状パスおよび事前予約パスの予約状況を参照して、このリンクを用いられる他のパスの代替経路を計算し、経路リアレンジを行う。このようにすることで、事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。つまり、ユーザの要求どおりの事前予約パスを設定しやすくなる。
さらに、このような方法によれば、例えば、このパス管理制御装置において、元々の帯域の大きいリンクから優先的に経路リアレンジを行う選択入力をすれば、経路リアレンジにより大きな帯域が確保できる可能性も高いので、事前予約パスで要求されている帯域が比較的大きくても、この事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。また、このパス管理制御装置において、例えば、元々の帯域の小さいリンクから優先的に経路リアレンジを行う選択入力をすれば、元々の帯域の小さいリンクには小さな帯域のパスが収まっている可能性が高く、当該リンク内のパスの代替経路を発見しやすいので、この事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記パス設定のため、前記パスの追加、削除、帯域の変更を前記各ノードへ指示するとき、無瞬断で実行するよう指示することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、パスの追加、削除、帯域の変更を指示するとき、パケットロスが生じないので、ネットワークサービスの品質が低下しない。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のパス管理制御方法において、当該リンクに前記代替経路の計算対象となるパスが複数ある場合、前記パス管理制御装置は、前記複数のパスのうち、(1)当該パスの帯域が大きいものから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいパスから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、および、(2)当該パスの利用期間が長いものから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、短いものから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの少なくとも一方の選択入力を受け付けるステップと、前記受け付けた選択入力に基づき、前記パス情報および前記パス予約情報に示される当該パスの帯域および利用期間を参照して、前記複数のパスのうち、どのパスから優先的に前記パスの代替経路を計算するかを決定するステップとを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、例えば、このパス管理制御装置において、経路リアレンジの対象として帯域の大きいパスを選択すれば、当該リンクにおいて大きな帯域を確保できるので、帯域が大きな事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。一方、経路リアレンジの対象として帯域の小さいパスを選択すれば、このパスの代替経路を容易に発見できる。また、経路リアレンジの対象として利用期間の長いパスを選択すれば長期間の空き帯域が確保できるので、利用期間が比較的長い事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。さらに、経路リアレンジの対象として利用期間の短いパスを選択すれば、このパスの代替経路を容易に発見できるので、事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記パスの代替経路を計算するとき、前記リソース情報に示されるリンクのうち、当該リンクの残余帯域が当該パスの帯域に満たないリンクを前記代替経路の対象外として計算することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置において、当該パスの帯域に満たないリンクに代替経路を割り当てるのを避けることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記パス予約情報は、所定周期ごとに設定される複数の前記事前予約パスの情報を含み、前記パス管理制御装置は、前記代替経路の計算対象であるパスが、前記所定周期ごとに設定される複数の前記事前予約パスのいずれかであるとき、当該複数の事前予約パスすべてについて同じ経路を通るよう前記代替経路を計算し、前記計算した代替経路それぞれを前記パス予約情報および前記リソース情報へ反映することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置において、新規に事前予約パスを設定するために、例えば、毎月1日に24時間パスを設定するといった所定周期ごとの事前予約パス(定例事前予約パス)について経路リアレンジが必要になったとき、この事前予約パスそれぞれについて経路リアレンジを実行することができる。また、定例事前予約パスは経路リアレンジ後も毎回経路が同じになるので、このような定例事前予約パスを用いる場合でも、サービスの品質を保つことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記リソース情報は、前記現状パスおよび前記事前予約パスに割り当てられた当該リンクのタイムスロットの識別情報を含み、前記パス管理制御装置は、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がないと判断したとき、当該リンクにおいて前記現状パスまたは前記事前予約パスに割り当てられたタイムスロットを変更するタイムスロットリアレンジを実行し、当該リンクにおいて前記事前予約パスの設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域を確保するステップと、前記確保した空き帯域のタイムスロットを前記事前予約パスに割り当てるステップと、前記事前予約パスに割り当てたタイムスロットの識別情報および前記タイムスロットリアレンジにより変更された前記現状パスまたは前記事前予約パスのタイムスロットの識別情報を前記リソース情報へ反映するステップとを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、事前予約パスを設定するリンクに帯域以上の残余帯域がないときは、請求項1ないし請求項6に記載の経路リアレンジを行い、事前予約パスを設定するリンクに帯域以上の残余帯域はあるが、この事前予約パスの帯域以上の連続した空き帯域がないと判断したとき、請求項7に記載のタイムスロットリアレンジを行う。このようにすることで経路リアレンジを必要最小限に抑えることができる。また、このタイムスロットリアレンジを実行するとき、リソース情報における現状パスおよび事前予約パスの各タイムスロットの予約状況も考慮したタイムスロットリアレンジを実行できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、所定期間ごとに、当該リンクにおいて前記現状パスまたは前記事前予約パスに割り当てられたタイムスロットを変更するタイムスロットリアレンジを実行し、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域を広げるステップと、前記タイムスロットリアレンジにより変更された前記現状パスまたは前記事前予約パスのタイムスロットの識別情報を前記リソース情報へ反映するステップとを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、所定周期ごとにタイムスロットリアレンジを行い、常にリンク内に連続した空き帯域を確保するようにしておく。これにより、事前予約パス(または即時利用パス)の設定要求がされたときに、すぐにこのパスを設定できる環境を整えておくことができる。
請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記タイムスロットリアレンジにおいて、当該リンクにおいて前記空き帯域を確保するとき、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域のうち、前記空き帯域が広い帯域から優先的に当該帯域を広げるよう前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、部分的なタイムスロットリアレンジにより、事前予約パスを設定するためのまとまった空き帯域を確保することができる。
請求項に記載の発明は、請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がなく、かつ、前記設定要求に示される利用期間および帯域の少なくとも一方が、所定の閾値を超えていると判断したとき、当該リンクにおいて前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、必要なときにのみタイムスロットリアレンジを行うので、タイムスロットリアレンジの実行を必要最小限に抑えることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記タイムスロットリアレンジを実行する場合において、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域を確保するとき、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域それぞれをまとめるようにすることを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、リンク内でまばらに存在する空き帯域をまとめた帯域を確保することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域および前記各タイムスロットに割り当てられた帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がなく、かつ、当該リンクの空き帯域率が、所定の閾値を超えていると判断したとき、前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、タイムスロットリアレンジの実行を必要最小限に抑えることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項ないし請求項11のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、前記タイムスロットリアレンジの対象となるリンクが複数あるとき、当該リンクそれぞれにおいて同時に前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、タイムスロットリアレンジの完了までに要する時間を短縮できる。
請求項13に記載の発明は、請求項1に記載のパス管理制御方法において、前記リソース情報は、当該リンクを構成するタイムスロットの識別番号を含み、前記パス管理制御装置は、前記事前予約パスを設定するとき、前記リソース情報を参照して、当該事前予約パスの設定先であるリンクの空きタイムスロットのうち、その識別番号の最も小さいものまたは最も大きいものから優先的に選択して、設定することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、当該リンクの空きタイムスロットの端から事前予約パスを設定するので、その後に設定されるパスにまとまった空き帯域を確保しやすくなる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のパス管理制御方法において、前記パス管理制御装置は、当該事前予約パスの設定先であるリンクの空きタイムスロットを選択するとき、前記リソース情報を参照して、前記利用期間が長い事前予約パスほど、前記識別番号がより小さいものまたは大きいものを選択して、設定することを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、利用期間が長い事前予約パスほど当該リンクの空きタイムスロットの端から事前予約パスを設定するので、その後に設定されるパスにまとまった空き帯域を確保しやすくなる。
請求項15に記載の発明は、請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のパス管理制御方法において、前記事前予約パスの設定要求は、即時にパスを利用する即時利用パスの設定要求であることを特徴とする。
このような方法によれば、パス管理制御装置は、即時利用パスについても同様にユーザの要求どおりにパスを設定しやすくなる。
請求項16に記載の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載のパス管理制御方法を、コンピュータであるパス管理制御装置に実行させることを特徴とするパス管理制御プログラムとした。
このようなプログラムによれば、一般的なコンピュータにパス管理制御方法を実行させることができる。
請求項19に記載の発明は、請求項17に記載のパス管理制御装置において、前記パス管理制御装置およびこのパス管理制御装置からのパス設定指示により他のノードとの間にパスを設定するノードを備えるドメインを複数含んでなるネットワークに用いられる前記パス管理制御装置であって、前記記憶部は、ノードの識別情報ごとに、このノードを終点とするパスを設定したとき経由するドメインの識別情報を示したドメイン接続情報と、前記事前予約パスおよび現状パスの識別情報の識別情報ごとに、このパスが経由するドメインの識別情報を示した経由ドメイン情報とをさらに記憶し、前記経路計算部において、前記事前予約パスの設定要求を受け付けたとき、前記事前予約パスの終点となるノードの識別情報と、前記ドメイン接続情報とを参照して、前記事前予約パスの終点ノードの識別情報を用いて、この事前予約パスを設定したときに経由するドメインを特定する経由ドメイン特定部と、前記特定したドメインのパス管理制御装置に対し、前記経由するドメインの識別情報を含む前記事前予約パスの設定要求を送信し、他の前記パス管理制御装置から前記事前予約パスの設定要求を受信したとき、自身のパス管理制御装置の経路計算部に、前記事前予約パスについて、前記自身のドメインにおける経路を計算するよう指示し、この経路計算部による経路計算の結果、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあるとき、そのリンクを用いるパスのうち、前記代替経路を計算したパスについて、そのパスが経由するドメインを、前記経由ドメイン情報を参照して特定し、この特定したドメインのパス管理制御装置へ、前記パスのパスIDを通知するリアレンジパス通知部とをさらに備えることを特徴とする。
このようなパス管理制御装置によれば、複数のドメインにまたがって新規パスが設定され、それにともない事前予約パスまたは現状パスのリアレンジが必要になったとき、そのリアレンジが行われるパスが経由するドメインのパス管理制御装置に、リアレンジが行われることを知らせることができる。つまり、リアレンジにともない、通信の瞬断の影響を受ける可能性のあるドメインのパス管理制御装置へ、このことを事前に通知することができる。
発明によれば、事前予約パス(または即時利用パス)の設定要求が却下される確率を減らすことができる。
本発明の実施の形態におけるパス管理制御装置を含むネットワークの構成例を示した図である。 図1のパス管理制御装置の構成を示したブロック図である。 図2のリソース情報のリンク情報およびリソース予約情報を例示した図である。 図2のパス情報を例示した図である。 図2の経路情報を例示した図である。 図2のパス予約情報を例示した図である。 図2のパス管理制御装置の動作手順を示したフローチャートである。 図7のS706の経路リアレンジ処理を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるタイムスロットリアレンジを概念的に説明した図である。 図8のS806のタイムスロットリアレンジアルゴリズムの実行処理を示したフローチャートである。 本実施の形態のタイムスロットリアレンジの処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態のリアレンジ実施基準値の計算例を説明した図である。 複数のドメインにまたがって新規パスが設定される場合のパス管理制御装置の動作概要を示す図である 図13のパス管理制御装置の構成を示したブロック図である。 図14のパス管理制御装置の処理手順を示したフローチャートである。 図14のパス管理制御装置の処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 パス管理制御装置
2(2A,2B,2C,2D) ノード
11 入出力部
12 処理部
13 記憶部
14 通信部
121 経路計算部
122 パス設定部
123 経由ドメイン特定部
124 設定要求送信部
125 リアレンジパス通知部
131 リソース情報
132 パス情報
133 経路情報
134 パス予約情報
135 ドメイン接続情報
136 経由ドメイン情報
1311 リンク情報
1312 リソース予約情報
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるパス管理制御装置を含むネットワークの構成例を示した図である。図1に示すように、ネットワークは、ノード2(2A,2B,2C,2D)と、パス管理制御装置1とを含んで構成される。このノード2とパス管理制御装置1とは、通信可能に接続されている。
パス管理制御装置1は、ネットワーク内のリソース情報131、経路情報133、パス予約情報134等を記憶する。そして、このパス管理制御装置1は、外部装置等からパス設定要求を受信すると、前記した各情報を参照して経路計算を行い、計算した経路上のノード2に対しパス設定要求を行う。
なお、このリソース情報131、経路情報133およびパス予約情報134の詳細は後記するが、パス予約情報134は、図1に例示するように、各事前予約パスの利用開始日時(利用開始時刻)や、利用終了日時(利用終了時刻)、パスID、帯域等を示した情報である。また、リソース情報131も現在(現状)の各リンクのリソース情報のみならず、将来の各リンクのリソース情報も含む。つまり、このリソース情報134は、各リンクにおける現状パスと事前予約パスの割り当て状況を示したものである。なお、現状パスとは、現在、ネットワークに設定されているパスのことであり、具体的にはパス情報132に登録されるパスである。また、事前予約パスとは、将来、ネットワークに設定される予定のパスのことであり、具体的には、パス予約情報134に登録されるパスである。
また、パス管理制御装置1は、このパス予約情報134に基づき各ノード2に対し、パス設定指示を行う。このようなパス設定指示を受けたノード2は、他のノード2との間でシグナリングを行い、パスを設定する。ここでのパスの設定は、各ノード2同士で直接パスを設定するようにしてもよいし、ノード2が存在するネットワークレイヤよりも相対的に下位のレイヤの論理パスを設定するようにしてもよい。
また、このネットワークは、TDM(Time Division Multiplexing)やWDM(Wavelength Division Multiplexing)等の回線交換ネットワーク、または、IP(Internet Protocol)網やイーサネット(登録商標)、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)網により実現される。ノード2は、MPLS網のMPLSルータ、IP網のルータ、光網の光クロスコネクト等により実現される。
<動作概要>
ここで、図1を参照しながら、パス管理制御装置1の動作概要を説明する。なお、以下の説明において、パス管理制御装置1は、新規パスとして事前予約パスの設定要求を受け付ける場合を例に説明するが、即時利用パス(即時に利用を開始するパス)の設定要求を受け付けるようにしてもよい。
まず、パス管理制御装置1は、入力装置(図示せず)等の外部装置により、例えば始点ノード(ノード2A)→終点ノード(ノード2D)間の新規パスの設定要求を受け付ける。この設定要求は、当該パスに割り当てたい帯域や利用期間を含むものである。リソース情報131、経路情報133等を参照し、現在および将来における各リンクのリソース割り当て状況を考慮しながら、この新規パスの経路計算を行う。ここで計算する経路は、例えば、始点ノードから終点ノードまでの最短経路である。
ここで、パス管理制御装置1は、この最短経路上に新規パスを設定できないと判断したとき、以下のような処理を行う。
すなわち、パス管理制御装置1は、リソース情報131に示される現在および将来における各リンクのリソース割り当て状況を参照して、新規パスが設定できない原因が、(1)当該リンクの残余帯域不足によるものである場合、再度経路計算を行い、既に予約されたパスの移動先の経路を探す(経路リアレンジを行う)。例えば、既に予約されたパス(パスID「hh」のパス)の経路の移動先として、ノード2A→ノード2B→ノード2Cという経路を探す。
一方、新規パスが設定できない原因が、(2)新規パスを設定できるまとまった帯域がないことによる場合、例えば、当該リンクの空きスロットがばらけていた場合、既に予約されたパス(パスID「hh」のパス)に割り当てられたタイムスロットを変更(リアレンジ)し、この新規パスを設定可能な連続した帯域を空き確保する。そして、確保した空き帯域にこの新規パスを割り当てる。なお、パス管理制御装置1は、このような経路リアレンジやタイムスロットリアレンジによっても新規パスを設定できないと判断したとき、この新規パスの設定要求は却下される。そして、新規パスの設定ができなかったこと等を通知する。このようにしてパス管理制御装置1は、できるだけ設定要求どおりの新規パスの設定を行うようにする。
<パス管理制御装置の構成>
次に、図2を用いて、パス管理制御装置1の構成を詳細に説明する。図2は、図1のパス管理制御装置の構成を示したブロック図である。
図2に示すように、パス管理制御装置1は、入出力部11と、処理部12と、記憶部13と、通信部14とを備える。
入出力部11は、このパス管理制御装置1に接続されるキーボードやマウス等の入力装置(図示せず)、液晶モニタ等の出力装置(図示せず)等の外部装置とのインタフェースである。この入出力部11は、外部装置から入力された情報を処理部12に出力したり、処理部12により処理された情報を外部装置へ出力したりする。この入出力部11は、ここでは主に新規パス(即時利用パスまたは事前予約パス)の設定要求の入力を受け付ける。また、その設定要求の結果、新規パスの経路を発見できたか否かを出力する。
処理部12は、このパス管理制御装置1全体の制御を司り、入出力部11、通信部14および記憶部13の制御と、入力された情報の処理とを行う。
この処理部12は、始点ノードから終点ノードまでのパスの経路の計算(探索)を行う経路計算部121と、計算された経路上にパスを設定するパス設定指示を各ノード2へ出力するパス設定部122を備える。
経路計算部121は、リソース情報131、経路情報133等を参照して、始点ノードから終点ノードまでの経路を計算する。ここでの経路の計算には、dijkstraアルゴリズムや、k-shortest pathアルゴリズム等を用いる。なお、経路計算部121は、始点ノードと終点ノードの識別情報(ノードID等)の入力を受け付けると、リソース情報131に登録された各リンクのリンクコストや、ネットワークのトポロジ情報(図示せず)を参照して、この始点ノードから終点ノードまでの経路候補とそのリンクコストを計算する。そして、この経路候補を、例えば、リンクコスト順に経路情報133に登録しておく。また、経路計算部121は、計算した経路候補のうち、当該パスの経路として選択した経路にフラグ等を付しておく。このようにすることで、パス予約情報134に示される利用開始日時をむかえたとき、パス設定部122は、この経路情報133を参照して、どの経路にパスを設定すればよいかを把握できる。
また、この経路計算部121は、前記した経路リアレンジの対象リンクおよび対象パスを決定すると、経路情報133を参照して、この経路リアレンジの対象リンクに対象パスの移動先となる経路(代替経路)を探索する。そして、パス予約情報134等を参照して、この経路リアレンジの対象パスの帯域、利用期間(利用開始日時および利用終了日時)を確認し、また、リソース情報131から、この探索した経路におけるリソース予約状況を確認し、この探索した経路に、当該利用期間、当該パスの帯域を確保できるか否かを判断する。ここで、この探索した経路に、当該利用期間、当該パスの帯域を確保できると判断したとき、この経路を当該パスの移動先の代替経路として選択する。そして、当該パスの経路が前記代替経路に変更されたことをリソース情報131に反映する。つまり、当該パスが同じ利用期間、同じ帯域で、前記代替経路を利用することをリソース情報131に反映する。また、ここで選択した代替経路は、経路情報133の当該パスに用いる経路として記録しておく。このような経路計算部121の処理の詳細は、フローチャートを用いて後記する。
なお、このような経路計算は、パス管理制御装置1において即時利用パスまたは事前予約パスの設定要求を受け付けたときに行うようにしてもよいし、経路計算部121が事前に計算した経路候補を経路情報133に登録しておき、必要に応じてこの経路候補から経路を選択するようにしてもよい。
パス設定部122は、パス予約情報134を参照してネットワーク上にパスを設定する。つまり、このパス予約情報134に示される利用開始日時になったとき、このパス予約情報134に示される帯域のパスをネットワーク上に設定する。また、このパス予約情報134に示される利用終了日時になったとき、前記パスの設定を終了する。なお、このパス設定部122が設定するパスの経路は、前記した経路情報133において当該パスの経路として選択された経路を用いる。また、このパス設定部122が、即時に利用を開始するパス(即時利用パス)の設定要求を受け付けたときには、まず経路計算部121においてこの即時利用パスの経路を計算し、この計算された経路上にパスを設定する。この後、パス設定部122は、この設定したパスの情報(始点ノードID、終点ノードID、経由リンクリスト、帯域等)をパス情報132に記録する。なお、パス設定部122は、ネットワーク上のノードにパスの追加、削除または帯域の変更を指示するとき、VCAT(Virtual Concatenation)およびLCAS(Link Capacity Adjustment Scheme)により無瞬断で実行するよう指示する。このようにすることで、当該パスにより提供されるサービスの品質を保つことができる。
なお、この処理部12の機能は、パス管理制御装置1のCPU(Central Processing Unit)等が記憶部13に記憶された所定のプログラムを実行することで実現される。
記憶部13は、このパス管理制御装置1の機能を実現するプログラムのほかに、処理部12が経路計算、経路リアレンジ、タイムスロットリアレンジ等を行うときに参照する各種データを記憶する。また、この記憶部13は、リソース情報131と、パス情報132と、経路情報133と、パス予約情報134とを記憶する。また、この記憶部13は、このネットワークのトポロジ情報を記憶する(図示省略)。トポロジ情報は、ネットワーク内に設置されるノード2の識別情報と、そのノード同士がどのように接続されているかを示した情報である。このトポロジ情報やリソース情報131は、パス管理制御装置1がネットワークの各ノード2から収集した情報をもとに更新するものとする。なお、この記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により実現される。
リソース情報131は、ネットワークを構成する各ノード2を接続するリンクと、そのリンクにおける現在および将来の残余帯域、当該リンクに割り当てられたパスのパスID等を示した情報である。このようなリソース情報131は、リンク情報1311と、リソース予約情報1312とを含んで構成される。
図3は、図2のリソース情報のリンク情報およびリソース予約情報を例示した図である。このリンク情報1311は、図3に例示するように、ネットワークを構成するリンクの識別情報(リンクID)ごとに、このリンクの帯域(元々の帯域)、A端ノードID、A端ノードIF(interface) ID、Z端ノードID、Z端ノードIF ID、リンクコスト等を示した情報である。なお、このリンクコストの値は、例えば、当該リンクの残余帯域から求めた値を用いる。また、ノードIDおよびノードIF IDは、例えば、IPアドレス等を用いる。
また、リソース予約情報1312は、リンクIDごとに、当該リンクを利用する現状パスおよび事前予約パスのパスIDと、当該リンクの残余帯域とを時系列で示した情報である。このリソース予約情報1312は、図3に例示するように、リンクIDごとに、当該リンクのタイムスロットのタイムスロットNo.(タイムスロット番号)と、このタイムスロットに割り当てられたパスのパスIDと、このリンクの残余帯域とを、時系列に示した情報である。例えば、図3のリンクIDが「1」のリソース予約情報1312は、このリンクのTime「1」における残余帯域は「XX」であり、タイムスロットNo.「1」のタイムスロットにはパスは割り当てられていないことを示す。また、タイムスロットNo.「2〜4」のタイムスロットには、パスIDが「ee」のパスが割り当てられ、タイムスロットNo.「5」のタイムスロットには、パスID「bb」のパスが割り当てられていることを示す。また、各タイムスロットの帯域はそれぞれ同じとし、例えば、1つのタイムスロットの帯域は155Mbpsとした場合、リンクID「1」のリンクにおいてパスID「ee」のパスには、155Mbps×3=465Mbpsの帯域が割り当てられていることを示す。
なお、この図3のリソース予約情報1312において、Time「1」の情報は、現在のリソース予約情報を示し、Time「2」以降は、将来のリソース予約情報を示す。また、このTime「1」,「2」,「3」…の時間間隔は、任意に設定可能であり、その時間間隔は同じでもよいし、同じでなくてもよい。
このリソース情報131は、前記した経路計算部121が、経路計算やタイムスロットリアレンジを行うときに参照される。
図2のパス情報132は、現状パスのパスIDごとに、当該現状パスに用いられているリンクのリンクIDおよび帯域を示した情報である。図4は、図2のパス情報を例示した図である。このパス情報132は、図4に例示するように、現状パスのパスIDごとに、始点ノードID、始点ノードIF ID、終点ノードID、終点ノードIF ID、経由リンクリスト、帯域等を示した情報である。
図2の説明に戻る。経路情報133は、パスごとに当該パスの経路候補(経由リンクIDのリスト)を示した情報である。図5は、図2の経路情報を例示した図である。図5に例示するように、経路情報133は、パスIDごと、その経路を区切った区間ごとに、その区間の経路候補である経由リンクIDリスト、リンクコスト等を示した情報である。これら各区間の経路候補の組み合わせが当該パスの経路候補となる。なお、この経路候補は、当該経路候補のリンクコストが小さい順(あるいは大きい順)に並べておく。
図5に例示した経路情報133の場合、パスID「hh」のパスは、区間ID「1〜3」の3つの区間に分けられ、区間ID「1」の区間は、5つの経路候補があることを示す。また、区間ID「2」の区間は4つの経路候補があり、区間ID「3」の区間は、2つの経路候補があることを示す。そして、現在、経路計算部121により選択されているパスID「hh」の経路候補は、区間ID「1」は経路候補ID「1」、区間ID「2」は経路候補ID「1」、区間ID「3」は経路候補ID「1」の経路であることを示す。この経路情報133は、経路計算部121が経路計算を行う際に参照される。
なお、パス管理制御装置1は、このような経路情報133を持たず、経路計算の必要が生じた都度、経路計算部121において経路計算を行うようにしてもよい。
図2の説明に戻る。パス予約情報134は、事前予約パスの利用期間、この事前予約パスのパスID、帯域等を示した情報である。図6は、図2のパス予約情報を例示した図である。図6に例示するように、パス予約情報134は、事前予約パスの予約IDごとに、この事前予約パスの利用開始日時および利用終了日時(利用期間)と、この事前予約パスのパスIDおよび帯域とを含む。このパス予約情報134は、事前予約パスの設定要求が入力された後、この事前予約パスを設定することが確定した段階で経路計算部121により登録される。このパス予約情報134は、パス設定部122がパス設定を行うときに参照される。なお、このパス予約情報134の利用開始日時および利用終了日時は、「毎月1日に24時間パスを設定する」等、所定周期ごとの利用日時であってもよい。また、利用開始日時および利用終了日時のいずれか一方のみを指定するようにしてもよい。さらに、当該事前予約パスのユーザのユーザID等を含んでいてもよい。
通信部14は、各ノード2との通信インタフェースを司る。処理部12は、この通信部14経由で、各ノード2やリンクの更新情報を取得したり、シグナリングにより各ノード2へパスの設定指示を出力したりする。
<パス管理制御装置の動作>
次に、図7を用いて、パス管理制御装置1の動作手順を説明する。図7は、図2のパス管理制御装置の動作手順を示したフローチャートである。なお、パス管理制御装置1は、以下に示す計算処理開始前に、各ノード2やリンクの情報を取得し、リソース情報131を最新の情報に書き換えておくものとする。
まず、パス管理制御装置1の処理部12は、入出力部11経由で、外部装置等から新規パスAの設定要求の入力を受け付ける(S701)。この新規パスAは、前記した即時利用パスであってもよいし、事前予約パスであってもよい。この設定要求は、この新規パスAの始点ノードおよび終点ノードのIDと、利用期間、帯域等の情報(要求条件)を含む。
次に、処理部12の経路計算部121は、このパスAの経路計算を行う(S702)。ここでの経路計算は、リソース情報131やトポロジ情報を元に、このパスAの始点ノードから終点ノードまでの経路で、この設定要求に示される要求条件を満たすようなリンクの組み合わせを計算することにより行われる。ここで計算した経路は、その経路のリンクコストとともに、経路情報133に登録しておく。
ここで、経路計算部121が、パスAの設定要求に示される要求条件を満たすような経路を発見できたとき(S703のYes)、パス設定部122は、この計算した経路上にパスAを設定する(S707)。そして、パスの設定が完了すると、このパスの情報をパス情報132に登録する。
一方、経路計算部121が、パスAの設定要求に示される要求条件を満たすような経路を発見できなかったとき(S703のNo)、つまり、経路計算部121が計算したパスAの経路上に、設定要求に示される利用期間中、この設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあると判断したとき、S704へ進む。そして、経路計算部121は、リソース情報131においてこのリンクに割り当てられているパスそれぞれについて経路リアレンジが可能か否かを判断する(S704)。つまり、経路計算部121は、リソース情報131を参照して、経路リアレンジの対象パスを代替経路に移し変えたとき、この代替経路のリンクにおいて当該パスの利用期間中、残余帯域が不足しなければ、経路リアレンジが可能と判断し、当該パスの利用期間中、残余帯域が不足すれば経路リアレンジ不可能と判断する。なお、ここで経路リアレンジの対象となるパスは、当該リンクに関するリソース予約情報1312に示される現状パスおよび事前予約パスである。
ここで、経路計算部121が、このリンクに割り当てられているパスについて経路リアレンジが可能と判断し(S704のYes)、かつ、この経路リアレンジによりパスAを設定可能と判断したとき(S705のYes)、経路計算部121は、このパスの経路リアレンジを実行する(S706)。そして、リアレンジ後の経路の情報は、リソース情報131に反映し、処理を終了する。なお、この経路リアレンンジの詳細は、フローチャートを用いて後記する。
一方、経路計算部121が、このリンクに割り当てられているパスについて経路リアレンジが不可能と判断した場合(S704のNo)、または、この経路リアレンジによりパスAを設定不可能と判断した場合(S705のNo)であって、リソース情報131に登録されたすべてのパスについて経路リアレンジ可能か否かを判断済みであれば(S710のYes)、経路計算部121は、この経路計算処理を終了する。つまり、パスの設定要求を却下する。
一方、経路計算部121は、まだ経路リアレンジ可能か否か判断していないパスがあれば(S710のNo)、S704へ戻る。
次に、S706の経路リアレンジを詳細に説明する。図8は、図7のS706の経路リアレンジ処理を示したフローチャートである。
まず、経路計算部121は、経路リアレンジに用いるパラメータであるk、i、jそれぞれについて、k=1、i=1、j=1をセットする(S800)。
そして、経路計算部121は、経路情報133に登録されているパスAの経路候補のから、経路リアレンジの対象とする経路を選択する。つまり、経路計算部121は、経路情報133に登録されているパスAの経路候補のから、k番目にリンクコストが小さい経路を選択する。そして、経路計算部121は、リソース情報131を参照し、この選択した経路候補の経路を構成するリンクのうち、パスAを設定すると残余帯域が足りなくなるi番目のリンクiを選択する(S801)。
次に、経路計算部121は、リソース情報131を参照して、S801で選択したリンクiに収容されているパスの中から、経路リアレンジの対象パスを選択する。つまり、経路計算部121は、リンクiに収容されているパスの中からj番目のパスjを経路リアレンジの対象として選択する(S802)。なお、ここで経路計算部121が選択する経路リアレンジの対象パスは、事前予約パスのみを対象としてもよいし、現状パスと、事前予約パスとの両方を対象としてもよい。
次に、経路計算部121は、S802で選択したパスjの経路リアレンジのための代替経路を計算する(S803)。すなわち、経路計算部121は、経路情報133からこの経路リアレンジの対象パスの移動先となる経路を探索する。そして、パス予約情報134等を参照して、この経路リアレンジの対象パスの帯域、利用期間(利用開始日時および利用終了日時)を確認し、また、リソース情報131から、この探索した経路におけるリソースの予約状況を確認し、この探索した経路に、当該利用期間、当該パスの帯域を確保できるか否かを判断する。
ここで、経路計算部121が、パスjの経路リアレンジのための代替経路を発見したとき(S804のYes)、パスjをこの代替経路に移す(S805)。すなわち、経路計算部121は、この探索した代替経路に、当該利用期間、当該パスの帯域を確保できると判断したとき、この経路を当該パスの代替経路として選択し、リソース情報131における当該パスのリソースの予約(利用期間、帯域)を変更する。なお、このパスjが所定周期ごとに設定するパスであるとき、このパスjに関連するパスも同時に移すようにしてもよい。
ここで、パスjを移す際に、移動先の経路(代替経路)のリンクにおいてタイムスロットリアレンジが必要であれば、タイムロットリアレンジを実行する。つまり、経路計算部121はタイムスロットリアレンジアルゴリズムを実行する(S806)。なお、このタイムスロットリアレンジとは、当該リンクにおいて現状パスまたは事前予約パスに割り当てられたタイムスロットを変更し、空き帯域を確保するようにすることである。タイムスロットリアレンジアルゴリズムの詳細は、図9および図10を用いて後記する。
経路計算部121は、S806の後、パスAのk番目にリンクコストが小さい経路上のリンクで、残余帯域が足りないリンクがまだあれば(S807のYes)、iをインクリメントして(S808)、S801へ戻る。
一方、経路計算部121は、S806の後、パスAのk番目にリンクコストが小さい経路上のリンクで、残余帯域が足りないリンクがなければ(S807のNo)、この計算処理を終了する。
また、S804において、経路計算部121が、パスjの経路リアレンジのための代替経路を発見できなかったとき(S804のNo)、リンクi内のすべてのパスjについて処理を終了していれば(S809のYes)、経路計算部121はパスAのk+1番目にリンクコストが小さい経路を計算する(S811)。つまり、前記した経路情報133の中のパスAの経路候補から、次にリンクコストが小さい経路を探索する。ここで、パスAのk+1番目にリンクコストが小さい経路があれば(S812のYes)、図7のS707へ戻り、当該経路にパスAを設定する。一方、パスAのk+1番目にリンクコストが小さい経路がなければ(S812のNo)、経路計算部121はパスAの設定要求をNGと判断し、S805で代替経路に移したパスがあれば、この代替経路に移したパスを元に戻す(S813)。そして、処理を終了する。
一方、S809においてリンクi内のすべてのパスjについて処理を終了していなければ(S809のNo)、jをインクリメントして(S810)、S802へ戻る。
次に、図9および図10を用いて、図8のS806のタイムスロットリアレンジアルゴリズムの実行処理について説明する。図9は、本実施の形態におけるタイムスロットリアレンジを概念的に説明した図である。図10は、図8のS806のタイムスロットリアレンジアルゴリズムの実行処理を示したフローチャートである。
まず、図9を用いて、本実施の形態におけるタイムスロットリアレンジを説明する。ここでのタイムスロットリアレンジとは、例えば、新たに予約(または設定しようとする)パスAについて、当該リンクに、このパスAに要求される帯域を連続して確保できるタイムスロットがなかったとき、他のパスに用いられているタイムスロットを変更して、このパスAの帯域分の連続した空き帯域を確保することである。例えば、図9に示すようにパスAが10v(1v=155Mbps)あり、リンク91における9vのパス(L1−2)と15vのパス(L1−1)との間の空きスロットのように、このパスAの帯域(10v)を確保するだけの連続した空きタイムスロットがあれば、この空きタイムスロットをこのパスAに割り当てる。一方、リンク92における25vのパス(L1−2)と15vのパス(L1−1)の間の空きスロットのように、このパスAの帯域(10v)を確保するだけの連続した空きタイムスロットがなければ、15vのパス(L1−1)に用いられているタイムスロットを、リンク92の下側のタイムスロットに変更して、このパスAの帯域分(10v)の連続した空きタイムスロットを確保する。そして、この空きタイムスロットにパスAを割り当てる。
すなわち、図10のフローチャートに示すように、経路計算部121は、経路計算部121は、タイムスロットリアレンジに用いるパラメータであるlについて、l=1をセットする(S1000)。そして、リアレンジの対象のリンクiでパスjが収まるだけの連続した空き帯域があるとき(S1001のYes)、この空き帯域にパスjをはめる(S1002)。つまり、この空き帯域のタイムスロットにパスjを割り当てる。
一方、リアレンジの対象のリンクiでパスjが収まるだけの連続した空き帯域がないとき(S1001のNo)、経路計算部121は、リンクiのl番目の空き帯域を広げてパスjを収容できるようにタイムスロットリアレンジできるか否かを判断する(S1003)。ここで、リンクiのl番目の空き帯域を広げてパスjを収容できるようにタイムスロットリアレンジできると判断したとき(S1003のYes)、リンクiのl番目の空き帯域を広げてパスjを収容できるようにタイムスロットリアレンジを行う(S1004)。つまり、リンクiにおいて事前予約パスの設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域を確保する。そして、S1001へ戻る。
一方、リンクiのl番目の空き帯域を広げてパスjを収容できるようにタイムスロットリアレンジできないと判断し(S1003のNo)、すべての空き帯域について処理を終了していれば(S1005のYes)、このタイムスロットリアレンジアルゴリズムを終了する。一方、まだすべての空き帯域について処理を終了していなければ(S1005のNo)、lをインクリメントして(S1006)、S1003へ戻る。
このようにして経路計算部121は、タイムスロットリアレンジ処理を実行する。なお、このようにして行ったタイムスロットリアレンジの結果は、経路計算部121がリソース情報131に反映する。
なお、経路計算部121は、このようなタイムスロットリアレンジアルゴリズムによるタイムスロットリアレンジを実行するか否かを、新規パスAに要求されている利用期間や、帯域等が所定の閾値を超えているか否かにより決定するようにしてもよい。また、タイムスロットリアレンジにより変更するパスは事前予約パスのみを対象としてもよいし、現状パスと、事前予約パスとの両方を対象としてもよい。
さらに、タイムスロットリアレンジを行うリンクの中で空き帯域を広げるのは、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域でもよいし、当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域でもよい。つまり、リンク内のパス同士に挟まれた空き帯域でもよいし、リンクの端の空き帯域でもよい。さらに、リンクの空き帯域のうち、最も大きな空き帯域から優先的に帯域を広げるようにしてもよい。このようにすることで、より大きな空き帯域を確保しやすくなる。
なお、前記したタイムスロットリアレンジは、リンク内にまばらに存在する空き帯域を1つにまとめるようなタイムスロットリアレンジであってもよい。
このときの処理手順を、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態のタイムスロットリアレンジの処理手順を示したフローチャートである。
まず、経路計算部121は、タイムスロットリアレンジの対象リンク(リンクi)におけるリアレンジ実施基準値を計算する(S1110)。ここでのリアレンジ実施基準値とは、例えば、新規パスAに要求される帯域を確保するために他のパスのタイムスロットの変更をどの程度行わなくてはならないかを定量化したもの等が考えられる。
ここで、S1110で計算したタイムスロットリアレンジ基準値が所定の閾値以上であれば(S1101のYes)、経路計算部121は、リンクi内の各パスのリンク内での移動先(移動先のタイムスロット番号)と移動順番を決定する(S1102)。このときのパスの移動先は、まばらに存在する空き帯域が1つにまとまるような移動先とする。例えば、経路計算部121は、まばらに存在する空き帯域が1つにまとまるように、当該リンク内の既存パスであるパスB,C,Dそれぞれの移動先のタイムスロット番号を決定し、その移動順番を決定する。そして、経路計算部121は決定した各パスの移動先のタイムスロットとその移動順番とを記憶部13の所定領域に記憶しておく。
次に、すべてのリンクiについてリンクi内の各パスのリンク内での移動先と移動順番
の決定を終了すると(S1104のYes)、経路計算部121は前記したリアレンジすべき網内(ネットワーク内)のリンクのタイムスロットの移動順を決定する(S1106)。つまり、経路計算部121は、タイムスロットリアレンジを行うリンクのうち、どのリンクから順にタイムスロットを実行するかを決める。次に、経路計算部121は、この順番についても記憶部13に記憶しておく。そして、この記憶部13に記憶された順番でタイムスロットリアレンジを実行する。なお、このタイムスロットの移動順は、このタイムスロットの識別番号が小さい順、あるいは大きい順等としてもよい。
一方、S1104で、まだすべてのリンクiについてリンクi内の各パスのリンク内での移動先と移動順番の決定を終了していなければ(S1104のNo)、iをインクリメントして(S1105)、S1101へ戻る。また、S1101で計算したタイムスロットリアレンジ基準値が所定の閾値より低ければ(S1101のNo)、タイムスロットリアレンジを実行せず(S1103)、S1104へ進む。
このようにすることで、経路計算部121はリンク内に空き帯域がまばらに存在するような場合であってもこれをまとめるようなタイムスロットリアレンジを行うことができる。なお、前記したタイムスロットリアレンジ基準値の計算および閾値との比較を行わないようにしてもよい。また、経路計算部121は、前記したタイムスロットリアレンジを、このようなタイムスロットリアレンジが必要なリンクそれぞれにおいて同時に行うようにしてもよい。このようにすることでネットワーク全体分のタイムスロットリアレンジを完了するまでの時間を短縮できる。
なお、このような各リンクの空きタイムストロットをまとめるようなタイムスロットリアレンジは、パス管理制御装置1が新規パスの設定要求を受け付けたとき以外でも、所定期間ごとに、リアレンジ実施基準値が閾値以上か否かを判断し、アレンジ実施基準値が閾値以上のとき、前記リアレンジ実行するようにしてもよい。これにより、パス管理制御装置1は、新規パスの設定要求がされたときに、すぐにこのパスを設定できるよう空き帯域を確保しておくことができる。
また、前記したリアレンジ実施基準値は、当該リンクの空き帯域率(充填度)をもとに計算してもよい。このときの方法としては以下の2つの方法が考えられる。図12は、本実施の形態のリアレンジ実施基準値の計算例を説明した図である。
(1)例えば、経路計算部121は、リンクの全帯域(元々の帯域)を充填度の対象として考え、その中の空き帯域の割合を計算する。例えば、リンクの全帯域が54v(1v=155mbps)であるとき、空き帯域が全部で20v+5v=25vであれば、リアレンジ基準値は0.46になる。経路計算部121はこの値が、閾値以上であるとき、当該リンクにおいてタイムスロットリアレンジを実行すると判断するようにしてもよい。
(2)また、経路計算部121は、新規パスAに割り当てるタイムスロットを基準として、リンク内においてそれよりも上側または下側の空き帯域を充填度の対象として考え、その中の空き帯域の割合を計算してもよい。例えば、図12の10vのタイムスロットが新規パスAに割り当てられたタイムスロットである場合、そのタイムスロットの上側の帯域(24v)における空き帯域が20vであれば、リアレンジ基準値は0.83になる。経路計算部121はこの値が、閾値以上であるとき、当該リンクにおいてタイムスロットリアレンジを実行すると判断するようにしてもよい。
また、前記した図8のS801において、経路計算部121は、経路リアレンジを行うリンクを選択するとき、リソース情報131を参照して、パスAを設定すると残余帯域が足りなくなるリンクの中で元々の帯域が大きいリンクから順に選択してもよいし、元々の帯域が小さいリンクから順に選択してもよい。経路計算部121は、元々の帯域が大きいリンクから順に選択すれば、このリンクに大きな帯域が確保できる可能性も高いので、事前予約パスの要求帯域が大きい場合でも、設定要求が却下される確率を低くできる。また、経路計算部121は元々の帯域が小さいリンクから順に選択すれば、元々の帯域の小さいリンクには小さな帯域のパスが収まっている可能性が高いので、経路計算部121はパスの代替経路を発見しやすくなる。従って、設定要求が却下される確率を低くできる。
なお、経路計算部121において元々の帯域が大きいリンクから順に選択するか、小さいリンクから順に選択するかの選択入力を受け付けておき、パス管理制御装置1は、この選択入力に基づき、どの順で選択するかを決定してもよい。また、パス管理制御装置1において新規パスAの設定要求の入力を受け付けたとき、この新規パスAに要求される帯域を参照して、自動で選択するようにしてもよい。例えば、経路計算部121は、新規パスAに要求される帯域が比較的大きければ、元々の帯域が大きいリンクから順に選択し、新規パスAに要求される帯域が比較的小さければ、元々の帯域が小さいリンクから順を選択するようにしてもよい。
また、図8のS802において、このとき経路計算部121は、リンクiに収容されているパスの中から経路リアレンジの対象パスを選択する順は、リソース情報131において当該パスに割り当てられた帯域が大きいパスから順でもよいし、当該パスに割り当てられた帯域が小さいパスから順でもよい。さらに、パス予約情報134において、当該パスの利用期間が長いものから順でもよいし、短いものから順でもよい。ここで、経路計算部121が経路リアレンジの対象として帯域の大きいパスから順に選択すれば、当該リンクにおいて大きな空き帯域を確保できるので、帯域が大きな事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。一方、経路計算部121が、経路リアレンジの対象として帯域の小さいパスから順に選択すれば、このパスの代替経路を容易に発見でき、事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。また、経路リアレンジの対象として利用期間の長いパスを選択すれば、長期間の空き帯域が確保できるので、利用期間が比較的長い事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。さらに、経路リアレンジの対象として利用期間の短いパスを選択すれば、経路計算部121は、このパスの代替経路を容易に発見できるので、事前予約パスの設定要求が却下される確率を減らすことができる。
なお、ここで、経路計算部121が経路リアレンジの対象パスを選択するとき、当該リンクにおいて帯域が大きいパスから順に選択するか、小さいパスから順に選択するか、あるいは、利用期間が長いパスから順に選択するか、短いパスから順に選択するかの選択入力を受け付けておき、パス管理制御装置1はこの選択入力に基づき、どの順で選択するかを決定してもよい。また、パス管理制御装置1において、パスAの設定要求を受け付けたとき、このパスAに要求される帯域や利用期間を参照して、どの順で選択するかを自動で決定するようにしてもよい。例えば、経路計算部121は、パスAに要求される帯域が比較的大きければ、帯域の大きいパスから順に選択し、パスAに要求される帯域が比較的小さければ、帯域の小さいパスから順を選択し、パスAに要求される利用期間が比較的長ければ、利用期間の長いパスから順に選択し、パスAに要求される利用期間が比較的長ければ、利用期間の短いパスから順を選択するようにしてもよい。
また、経路計算部121は、新規パスAの設定先であるリンクの空きタイムスロットを選択するとき、リソース情報131に示される当該タイムスロットの識別番号が小さいものまたは大きいものから順に(優先的に)選択するようにしてもよい。このようにすることで、当該リンクの空きタイムスロットを端のタイムスロットから埋めていくことになるので、その後に設定されるパスにまとまった空き帯域を確保しやすくなる。また、経路計算部121は、新規パスAの設定先であるリンクの空きタイムスロットを選択するとき、その新規パスAに要求される利用期間が長いものほど、リソース情報131に示される当該タイムスロットの識別番号もより小さいものまたは大きいものを選択するようにしてもよい。このようにすることで利用期間が長いパスほど当該リンクの端のタイムスロットを割り当てることになるので、その後に経路リアレンジを行う必要性を低くすることができる。
なお、新規パスがネットワークの複数のドメイン(ドメインネットワーク)にまたがって設定される場合において、その新規パスの設定により、自身のドメインの事前予約パスまたは、現状パスについて代替経路の計算(経路リアレンジ)やタイムスロットリアレンジ(以下、まとめてリアレンジと略す)が必要になったとき、パス管理制御装置がそのリアレンジが必要なパスのパスIDを他のドメインのパス管理制御装置へ通知するようにしてもよい。なお、ここでのパス管理制御装置間でのパスの設定要求や、リアレンジが必要なパスのパスIDの送受信は、ルータ20経由で行うようにしてもよいし、パス管理制御装置同士を接続するネットワーク(図示省略)を用いて行うよいにしてもよい。
図13は、複数のドメインにまたがって新規パスが設定される場合のパス管理制御装置の動作概要を示す図である。ドメインA,B,Cにパス管理制御装置10(10A,10B,10C)が設置され、そのドメインA,B,Cにまたがって新規パスが設定される場合を例に説明する。なお、ドメインAは、ノード2A,2B,2C,2Dを含み、ドメインBは、ノード2D,2E,2F,2Gを含み、ドメインCは、ノード2G,2H,2I,2Jを含む。そして、ノード2Aを始点として、ノード2Jを終点とする新規パス(新規パスA)を設定するため、パス管理制御装置10(10A,10B,10C)はそれぞれの区間の経路計算を行う。ここで、パス管理制御装置10は、この新規パスを設定するため、事前予約パスまたは現状パスにリアレンジが必要になったときは、そのリアレンジが必要になったパスのパスIDを他のパス管理制御装置10へ通知する。なお、ここでのパス管理制御装置10による経路計算は、前記した実施の形態で述べたとおりなので説明を省略する。
例えば、図13に示すように経路計算の結果、ドメインBにおいて経路リアレンジが必要になったとき、このドメインBのパス管理制御装置10Bは、そのリアレンジするパスのパスIDを、このパスが設定されているパス管理制御装置10A,10Cへ通知する。これにより、パス管理制御装置10A,10Cは、他のドメインにおいてリアレンジが行われることを事前に知ることができる。
次に、このようなパス管理制御装置10の構成を、図14を用いて説明する。図14は、本実施の形態のパス管理制御装置の構成を示すブロック図である。前記した実施の形態と同様の構成要素は、同じ符号を付して説明を省略する。図14に示すように、図2のパス管理制御装置10の処理部12は、経由ドメイン特定部123と、設定要求送信部124と、リアレンジパス通知部125とを備える。また、パス管理制御装置10の記憶部13は、ドメイン接続情報135と、経由ドメイン情報136とをさらに備える。なお、このパス管理制御装置10は、記憶部13の所定領域に、自身の属するドメインの識別情報、他の各ドメインのパス管理制御装置10のアドレス情報等を記憶しているものとする。
経由ドメイン特定部123は、経路計算部121において新規パスの設定要求の入力を受け付けたとき、この新規パスAの終点となるノード2のノードIDと、ドメイン接続情報135(後記)とを参照して、この新規パスAが経由するドメインを特定する。
設定要求送信部124は、新規パスが経由するドメインのパス管理制御装置10に対し、パス設定要求を送信する。このパス設定要求には、始点ノードのノードIDと終点ノードのノードIDや、このパスの帯域、経路計算を行うドメイン(つまり、新規パスが経由するドメイン)の識別情報等が含まれる。なお、設定要求送信部124は、このパス設定要求に、自身のドメイン以外のドメインの識別情報が含まれていたとき、このパス設定要求を、このパス設定要求に含まれる他のドメインのパス管理制御装置10へ転送する。つまり、パス設定要求に含まれるドメインの識別情報をもとに、パス設定の対象となるドメインのパス管理制御装置10間でパス設定要求がリレーされ、それぞれのドメインのパス管理制御装置10における経路計算が実行される。
リアレンジパス通知部125は、経由ドメイン特定部123に特定された新規パスの経由ドメインについて、この特定したドメインのパス管理制御装置10に対し、この経由ドメインの識別情報を含む新規パスの設定要求を送信する。また、他のパス管理制御装置10から新規パスの設定要求を受け付けたときには、自身のパス管理制御装置10の経路計算部121に、この新規パスについて、自身のドメインにおける経路を計算するよう指示する。この経路計算部121による経路計算の結果、リアレンジが必要なパスがあるとき、そのパスが経由するドメインのパス管理制御装置10へ、このパスのパスIDを通知する。なお、このリアレンジが必要なパスが経由するドメインは、リアレンジパス通知部125が、経路ドメイン情報136(後記)を参照して特定する。
ドメイン接続情報135は、パスの終点となるノードのノードID(宛先ノードID)ごとに、このパスが経由するドメインの識別情報を示したものである。例えば、図14のドメイン接続情報135において、ノード2Jを終点とするパスを設定したとき経由するドメインは「B,C」であることを示す。
経由ドメイン情報136は、事前予約パスおよび現状パスのパスIDごとに、当該パスを経由するドメインの識別情報が示される。例えば、図14の経由ドメイン情報136は、パスID「1」のパスは、ドメイン「A,C」を経由することを示す。この経由ドメインは、当該パスを経由するドメインのうち、自身のパス管理制御装置10の属するドメインに隣接するドメインの識別情報のみを示すようにしてもよいし、経由するすべてのドメインの識別情報を示すようにしてもよい。
次に、このようなパス管理制御装置10の処理手順を図15および図16を用いて説明する。ここでは、図13に示すノード2Aを始点として、ノード2Jを終点とする新規パスAを設定する場合を例に説明する。図15および図16は、図14のパス管理制御装置の処理手順を示したフローチャートである。
まず、パス管理制御装置10Aは、新規パスAの設定要求(設定指示)を受け付ける(S1501)と、経由ドメイン特定部123は、ドメイン接続情報135を参照し、このノード2Jを終点とするパスを設定したときに経由するドメインを特定する(S1502)。例えば、経由ドメイン特定部123は、ノード2Jを終点とするパスについて、経由ドメインはドメインB,Cであることを特定する。
次に、リアレンジパス通知部125は、設定要求送信部124により、S1502で特定した経由ドメインの各パス管理制御装置10に対して、新規パスAの設定要求を送信する(S1503)。例えば、経由ドメインがドメインB,Cであれば、パス管理制御装置10Bに対し、ドメインB,Cにおける新規パスAのパス設定要求を送信する。
次に、パス管理制御装置10B(10)は、このパス設定要求を受信する。そして、このパス管理制御装置10Bのリアレンジパス通知部125は、このパス設定要求に他のドメインの識別情報が含まれていたとき、設定要求送信部124に、このパス設定要求を、この他のドメインのパス管理制御装置10へ転送するよう指示する。例えば、パス設定要求にドメインCの識別情報が含まれていれば、設定要求送信部124は、このパス設定要求をドメインCのパス管理制御装置10(10C)へ転送する(S1504)。
パス管理制御装置10(10C)は、他のパス管理制御装置10(10B)から転送されたパス設定要求を受信し、そのパス設定要求の新規パスAの終点となるノード2(2J)が、自身のドメインのノード2であると判断すると、リアレンジパス通知部125は経路計算部121に、このパス設定要求の送信元のドメインと、この終点となるノード2(2J)とをつなぐ経路の計算を指示する(S1505)。そして、経路計算部121は、経路計算結果については記憶部13に記憶しておく。
ここで、経路計算部121による計算の結果、リアレンジが必要だと判断されたとき(S1506のYes)、リアレンジパス通知部125は、このリアレンジを行うパスのパスIDを、当該パスが経由するドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10B)へ通知する(S1507)。一方、経路計算部121による計算の結果、リアレンジは不要と判断されたとき(S1506のNo)、図16のS1611へ進む。S1611については後記する。
なお、S1508に示すように、このリアレンジが必要なパスのパスIDを受信したパス管理制御装置10(10B)は、自身に隣接するドメインに、当該パスを経由するドメイン(例えば、ドメインA)があれば、そのドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10A)へ、このパスIDを転送するようにしてもよい。つまり、リアレンジが必要なパスが経由するすべてのドメインのパス管理制御装置10間に、このリアレンジが必要なパスのパスIDがリレーされ、通知されるようにしてもよい。
図16の説明に移る。S1508の後(または、S1504の後)、S1503でパス管理制御装置10Aから送信されたパス設定要求に基づき、ドメインBのパス管理制御装置10Bのリアレンジパス通知部125は、経路計算部121に、新規パスAについてドメインAと、ドメインCとをつなぐ経路の計算を指示する(S1601)。ここで、パス管理制御装置10Bの経路計算部121による計算の結果、リアレンジが必要だと判断されたとき(S1602のYes)、リアレンジパス通知部125は、このリアレンジを行うパスのパスIDを、このパスが経由するドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10A,10C)へ通知する(S1603)。一方、パス管理制御装置10Bの経路計算部121による計算の結果、リアレンジは不要と判断されたとき(S1602のNo)、S1611へ進む。
また、S1503の後、パス管理制御装置10Aの経路計算部121は、新規パスAについて、始点のノード2(ノード2A)と、ドメインBとをつなぐ経路の計算を行う(S1604)。経路計算結果については、記憶部13に記憶しておく。ここで、パス管理制御装置10Aの経路計算部121による計算の結果、リアレンジが必要だと判断されたとき(S1605のYes)、リアレンジパス通知部125は、このリアレンジを行うパスのパスIDを、このパスが経由するドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10B)へ通知する(S1606)。一方、経路計算部121による計算の結果、リアレンジが不要と判断されたとき(S1605のNo)、S1611へ進む。この後、このパスIDを受信したパス管理制御装置10Bは、図15のS1508と同様に、自身に隣接するドメインに、当該パスを経由するドメイン(例えば、ドメインC)があれば、そのドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10C)へ、このパスIDを転送するようにしてもよい(S1607)。
このようにして、経路計算を行った結果、新規パスA設定のためにリアレンジが必要と判断したドメインのパス管理制御装置10は、自身のドメインの経路についてリアレンジを実行する(S1608、S1609、S1610)。つまり、パス管理制御装置10は、このリアレンジ後の経路の情報を自身の記憶部13のリソース情報131およびパス予約情報134に反映する。その後、パス管理制御装置10(10A,10B,10C)はそれぞれ、始点ノード(ノード2A)から終点ノード(ノード2J)までの新規パスAを設定する(S1611)。
例えば、図13に示すドメインA,B,Cのうち、ドメインBにリアレンジが必要な場合、パス管理制御装置10Bは、このリアレンジ後の経路の情報を自身のリソース情報131およびパス予約情報134に反映する。そして、パス管理制御装置10(10A,10B,10C)はそれぞれ、新規パスAについて自身のドメインのノード2にパス設定を指示し、これによりドメインA,B,Cにまたがる新規パスAが設定される。
なお、前記した実施の形態において、パス管理制御装置10(10A,10B,10C)は、新規パスAを設定するためにリアレンジが必要なドメインがあったとき、そのドメインのみにおいてリアレンジを行うのではなく、リアレンジを行うパス全体いったんキャンセルし、このパスを再設定するようにしてもよい。
ここで、リアレンジが必要なパスのパスIDは、当該パスが経由するドメインのパス管理制御装置10間を転送され、そのリアレンジが必要なパスの始点となるドメインのパス管理制御装置10(例えば、パス管理制御装置10A)に到達する。そして、このパスの始点となるドメイン(例えば、ドメインA)のパス管理制御装置10は、パスIDに対応するパスについて、そのパスを経由する各ドメイン(例えば、ドメインB,C)のパス管理制御装置10に対し、当該パスの設定をいったんキャンセルし、再設定(または再予約)を行うように指示する。このときの当該パスを経由するドメインの特定は、前記した経由ドメイン情報136を参照して特定する。
本実施の形態に係るパス管理制御装置1,10は、前記したような処理を実行させるパス管理制御プログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記憶媒体(CD−ROM)に記憶して提供することが可能である。また、そのプログラムを、ネットワークを通して提供することも可能である。

Claims (19)

  1. 各種データの入出力を司る入出力部と、(1)ノード間を接続するパスに用いるリンクの識別情報を示した経路情報と、(2)前記リンクに割り当てられた元々の帯域に関する情報を含み、前記リンクの識別情報ごとに、当該リンクを利用する事前予約パスおよび現状パスの識別情報と、当該リンクの残余帯域とを時系列で示したリソース情報と、(3)前記現状パスの識別情報ごとに、当該現状パスに用いられているリンクの識別情報および帯域を示したパス情報と、(4)前記事前予約パスの識別情報ごとに、当該事前予約パスに用いる帯域および当該事前予約パスの利用期間を示したパス予約情報とを記憶する記憶部と、前記経路情報、前記リソース情報、前記パス情報および前記パス予約情報を参照して、前記パスの経路計算を行う経路計算部と、前記パス予約情報または前記入出力部経由で入力されたパスの設定要求に基づき、ネットワーク上に各ノードにパスを設定するパス設定部とを備えるパス管理制御装置を用いたパス管理制御方法であって、
    前記パス管理制御装置は、
    前記入出力部経由で、前記事前予約パスに要求される帯域および利用期間を含む前記事前予約パスの設定要求を受け付けるステップと、
    前記経路情報および前記リソース情報を参照して、前記事前予約パスに用いる経路を計算するステップと、
    前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあるか否かを判断するステップと、
    前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあると判断したとき、
    前記パス情報および前記パス予約情報に登録されたパスのうち、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクを用いるパスについて、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、当該パスの代替経路を計算するステップと、
    前記計算した代替経路および前記事前予約パスの経路を、前記リソース情報および前記パス予約情報へ反映するステップとを実行し、
    前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域が確保できないリンクが複数ある場合、
    前記パスの代替経路を計算するとき、前記複数のリンクのうち、前記元々の帯域の大きいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの選択入力を受け付けるステップと、
    当該パスの代替経路を計算するとき、前記受け付けた選択入力に基づき、前記複数のリンクのうち、どのリンクから優先的に当該リンクにおける前記パスの代替経路を計算するかを決定するステップと実行することを特徴とするパス管理制御方法。
  2. 前記パス管理制御装置は、
    前記パス設定のため、前記パスの追加、削除、帯域の変更を前記各ノードへ指示するとき、無瞬断で実行するよう指示することを特徴とする請求項1に記載のパス管理制御方法。
  3. 当該リンクに前記代替経路の計算対象となるパスが複数ある場合、
    前記パス管理制御装置は、
    前記複数のパスのうち、(1)当該パスの帯域が大きいものから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいパスから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、および、(2)当該パスの利用期間が長いものから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、短いものから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの少なくとも一方の選択入力を受け付けるステップと、
    前記受け付けた選択入力に基づき、前記パス情報および前記パス予約情報に示される当該パスの帯域および利用期間を参照して、前記複数のパスのうち、どのパスから優先的に前記パスの代替経路を計算するかを決定するステップとを実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパス管理制御方法。
  4. 前記パス管理制御装置は、
    前記パスの代替経路を計算するとき、前記リソース情報に示されるリンクのうち、当該リンクの残余帯域が当該パスの帯域に満たないリンクを前記代替経路の対象外として計算することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  5. 前記パス予約情報は、所定周期ごとに設定される複数の前記事前予約パスの情報を含み、
    前記パス管理制御装置は、
    前記代替経路の計算対象であるパスが、前記所定周期ごとに設定される複数の前記事前予約パスのいずれかであるとき、当該複数の事前予約パスすべてについて同じ経路を通るよう前記代替経路を計算し、前記計算した代替経路それぞれを前記パス予約情報および前記リソース情報へ反映することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  6. 前記リソース情報は、前記現状パスおよび前記事前予約パスに割り当てられた当該リンクのタイムスロットの識別情報を含み、
    前記パス管理制御装置は、
    前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がないと判断したとき、
    当該リンクにおいて前記現状パスまたは前記事前予約パスに割り当てられたタイムスロットを変更するタイムスロットリアレンジを実行し、当該リンクにおいて前記事前予約パスの設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域を確保するステップと、
    前記確保した空き帯域のタイムスロットを前記事前予約パスに割り当てるステップと、
    前記事前予約パスに割り当てたタイムスロットの識別情報および前記タイムスロットリアレンジにより変更された前記現状パスまたは前記事前予約パスのタイムスロットの識別情報を前記リソース情報へ反映するステップとを実行することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  7. 前記パス管理制御装置は、
    所定期間ごとに、当該リンクにおいて前記現状パスまたは前記事前予約パスに割り当てられたタイムスロットを変更するタイムスロットリアレンジを実行し、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域を広げるステップと、
    前記タイムスロットリアレンジにより変更された前記現状パスまたは前記事前予約パスのタイムスロットの識別情報を前記リソース情報へ反映するステップとを実行することを特徴とする請求項に記載のパス管理制御方法。
  8. 前記パス管理制御装置は、
    前記タイムスロットリアレンジにおいて、当該リンクにおいて前記空き帯域を確保するとき、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域のうち、前記空き帯域が広い帯域から優先的に当該帯域を広げるよう前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする請求項または請求項に記載のパス管理制御方法。
  9. 前記パス管理制御装置は、
    前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がなく、かつ、前記設定要求に示される利用期間および帯域の少なくとも一方が、所定の閾値を超えていると判断したとき、
    当該リンクにおいて前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  10. 前記パス管理制御装置は、
    前記タイムスロットリアレンジを実行する場合において、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域を確保するとき、当該リンク内で2本のパスに挟まれた空き帯域または当該リンクの端と1本のパスに挟まれた空き帯域それぞれをまとめるようにすることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  11. 前記パス管理制御装置は、
    前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域および前記各タイムスロットに割り当てられた帯域を参照して、当該リンクは前記設定要求に示される利用期間に、前記設定要求に示される帯域以上の残余帯域はあるが、前記設定要求に示される帯域以上の連続した空き帯域がなく、かつ、当該リンクの空き帯域率が、所定の閾値を超えていると判断したとき、
    前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする請求項10に記載のパス管理制御方法。
  12. 前記パス管理制御装置は、
    前記タイムスロットリアレンジの対象となるリンクが複数あるとき、当該リンクそれぞれにおいて同時に前記タイムスロットリアレンジを実行することを特徴とする請求項ないし請求項11のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  13. 前記リソース情報は、当該リンクを構成するタイムスロットの識別番号を含み、
    前記パス管理制御装置は、
    前記事前予約パスを設定するとき、前記リソース情報を参照して、当該事前予約パスの設定先であるリンクの空きタイムスロットのうち、その識別番号の最も小さいものまたは最も大きいものから優先的に選択して、設定することを特徴とする請求項1に記載のパス管理制御方法。
  14. 前記パス管理制御装置は、
    当該事前予約パスの設定先であるリンクの空きタイムスロットを選択するとき、前記リソース情報を参照して、前記利用期間が長い事前予約パスほど、前記識別番号がより小さいものまたは大きいものを選択して、設定することを特徴とする請求項13に記載のパス管理制御方法。
  15. 前記事前予約パスの設定要求は、即時にパスを利用する即時利用パスの設定要求であることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のパス管理制御方法。
  16. 請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載のパス管理制御方法を、コンピュータ
    であるパス管理制御装置に実行させることを特徴とするパス管理制御プログラム。
  17. 各種データの入出力を司る入出力部と、
    (1)ノード間を接続するパスに用いるリンクの識別情報を示した経路情報と、(2)前記リンクに割り当てられた元々の帯域に関する情報を含み、前記リンクの識別情報ごとに、当該リンクを利用する事前予約パスおよび現状パスの識別情報と、当該リンクの残余帯域とを時系列で示したリソース情報と、(3)前記現状パスの識別情報ごとに、当該現状パスに用いられているリンクの識別情報および帯域を示したパス情報と、(4)前記事前予約パスの識別情報ごとに、当該事前予約パスに用いる帯域および当該事前予約パスの利用期間を示したパス予約情報とを記憶する記憶部と、
    前記入出力部経由で、前記事前予約パスの帯域および利用期間を含む前記事前予約パスの設定要求を受け付け、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、前記事前予約パスに用いる経路を計算し、前記リソース情報に示される各時刻におけるリンクごとの残余帯域を参照して、前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあると判断したとき、前記パス情報および前記パス予約情報に登録されたパスのうち、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクを用いられるパスについて、前記経路情報および前記リソース情報を参照して、当該パスの代替経路を計算し、前記計算した代替経路および前記事前予約パスの経路を、前記リソース情報および前記パス予約情報へ反映する経路計算部と、
    前記パス予約情報に示される利用期間に、ネットワーク上の各ノードへ前記パス予約情報に示される帯域の前記事前予約パスを設定するパス設定部と、を備え
    前記経路計算部は、
    前記計算した前記事前予約パスの経路上のリンクに、前記設定要求に示される利用期間中、前記設定要求に示される帯域が確保できないリンクが複数ある場合、
    前記パスの代替経路を計算するとき、前記複数のリンクのうち、前記元々の帯域の大きいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するか、小さいリンクから優先的に前記パスの代替経路を計算するかの選択入力を受け付け、
    当該パスの代替経路を計算するとき、前記受け付けた選択入力に基づき、前記複数のリンクのうち、どのリンクから優先的に当該リンクにおける前記パスの代替経路を計算するかを決定することを特徴とするパス管理制御装置。
  18. 請求項17に記載のパス管理制御装置と、このパス管理制御装置からのパス設定指示により、他のノードとの間にパスを設定するノードとを備えることを特徴とするパス管理制御システム。
  19. 前記パス管理制御装置およびこのパス管理制御装置からのパス設定指示により他のノードとの間にパスを設定するノードを備えるドメインを複数含んでなるネットワークに用いられる前記パス管理制御装置であって、
    前記記憶部は、
    前記ノードの識別情報ごとに、このノードを終点とするパスを設定したとき経由するドメインの識別情報を示したドメイン接続情報と、
    前記事前予約パスおよび現状パスの識別情報の識別情報ごとに、このパスが経由するドメインの識別情報を示した経由ドメイン情報とをさらに記憶し、
    前記経路計算部において、前記事前予約パスの設定要求を受け付けたとき、
    前記事前予約パスの終点となるノードの識別情報と、前記ドメイン接続情報とを参照して、前記事前予約パスの終点ノードの識別情報を用いて、この事前予約パスを設定したときに経由するドメインを特定する経由ドメイン特定部と、
    前記特定したドメインのパス管理制御装置に対し、前記経由するドメインの識別情報を含む前記事前予約パスの設定要求を送信し、他の前記パス管理制御装置から前記事前予約パスの設定要求を受信したとき、自身のパス管理制御装置の経路計算部に、前記事前予約パスについて、前記自身のドメインにおける経路を計算するよう指示し、この経路計算部による経路計算の結果、前記設定要求に示される帯域を確保できないリンクがあるとき、そのリンクを用いるパスのうち、前記代替経路を計算したパスについて、そのパスが経由するドメインを、前記経由ドメイン情報を参照して特定し、この特定したドメインのパス管理制御装置へ、前記パスのパスIDを通知するリアレンジパス通知部とをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載のパス管理制御装置。
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