JPWO2017145963A1 - パス設定装置、通信システム、パス設定方法及び記録媒体 - Google Patents

パス設定装置、通信システム、パス設定方法及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

将来におけるネットワークの構成変更を見越して、パスを設定できるようにするため、本発明のパス設定装置は、第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成するトポロジ作成手段と、設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と第2のネットワーク構成とに基づいて、第2のネットワーク構成における予約パスを生成するパス生成手段と、設備計画の運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行うネットワーク管理手段と、を備える。

Description

本発明は、パス設定装置、通信システム、パス設定方法及び記録媒体に関し、特に、管理対象のネットワークにパスを設定するパス設定装置、通信システム、パス設定方法及び記録媒体に関する。
特許文献1に、高信頼で高品質の次世代のネットワークを、利用者が利用したいタイミングで利用可能にするというQoS(Quality of Service)保証型ネットワークシステムが開示されている。同文献によると、このQoS保証型ネットワークシステムは、集中制御装置と、ネットワーク制御装置と、複数のラベルスイッチと、を有する。そして、集中制御装置は、ユーザ要求受付管理部と、経路計算処理部と、経路管理部と、トポロジ管理部と、スケジュール管理部と、ラベル制御部と、を含む。そして、ユーザ要求受付管理部は、ネットワークの帯域利用に関するユーザ要求を受信する。そして、経路計算処理部は、ユーザ要求を満たす経路を算出する。そして、ラベル制御部は、算出された経路に含まれるラベルスイッチに対して、ユーザ要求に含まれる指定時刻に関連付けながらラベルを発行する、とされている。
特許文献2に、将来の設備導入計画を考慮したネットワーク構成も現在の情報から格納することのできるネットワーク構成データ管理システムが開示されている。
特開2012−074825号公報 特開2001−313639号公報
以下の分析は、本発明の発明者によって与えられたものである。特許文献2の段落0004に記載のとおり、ユーザの様々なネットワークサービスの要求に対応するため、ネットワークプロバイダは、ネットワークの構成要素である装置の増設や、最適な経路の設定と言った計画を立てながら運用していくことが望まれている。
しかしながら、装置増設途中のある時点における最適な経路は、装置の増設後のネットワーク構成に基づいて計算される。このため、ネットワークの構成に変化が生じる都度、すべてのユーザのパスが変更の対象となり、サービスに影響が出てしまう可能性がある。
例えば、図24の3台のスイッチを介してA−B1間の通信需要に応えることを考える。2015/4Qの時点では、経路1−1と経路1−2のうち、経路1−1が選択されていたものとする。次の2016/4Qの時点ではスイッチが1台増設されているが、経路1−1が維持されている。その後、2017/4Qの時点では、4台のスイッチが増設されるとともに新規の通信需要が発生し、新規サービスの経路を設定する必要が生じている。このため、図24の例では、2015/4Q〜2016/4Qの期間経路1−1でサービスを提供していたA−B3間の既存経路は、経路3−2に振り替えられている。経路3−2の通信品質が振替前の通信品質を保証できない場合、既存の通信にサービスの低下が起こり得る。
この点、特許文献1のQoS保証型ネットワークシステムでは、ユーザが望んだ時点におけるQoSを保証することができるが、ネットワークの構成変更が行われることを前提としていない。このため、ネットワークの構成変更があった場合に、必ずしも最適な経路が計算される保証がないという問題点がある。
本発明は、将来におけるネットワークの構成変更を見越して、パスを設定することのできるパス設定装置、通信システム、パス設定方法及び記録媒体を提供することを目的とする。
第1の視点によれば、第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成するトポロジ作成手段と、設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と第2のネットワーク構成とに基づいて、第2のネットワーク構成における予約パスを生成するパス生成手段と、設備計画の運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行うネットワーク管理手段と、を備えるパス設定装置が提供される。
第2の視点によれば、上記したパス設定装置と、ネットワークを構成し、パス設定装置が設定した予約パスに対応するサービスを提供する転送ノードと、を含む通信システムが提供される。
第3の視点によれば、コンピュータが、第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成し、設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と第2のネットワーク構成とに基づいて、第2のネットワーク構成における予約パスを生成し、設備計画の運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行うステップと、を含むパス設定する方法が提供される。本方法は、ネットワークにパス設定するパス設定装置という、特定の機械に結びつけられている。
第4の視点によれば、コンピュータに、第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成する処理と、設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と第2のネットワーク構成とに基づいて、第2のネットワーク構成における予約パスを生成する処理と、設備計画の運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行う処理と、を実行させるプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な(非トランジエントな)記録媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、将来におけるネットワークの構成変更を考慮してより望ましいパスを設定することが可能となる。
本発明の一実施形態の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態の動作を説明するための追加図である。 本発明の一実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置に保持されるトポロジ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置に保持される設備計画の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置に保持されるパス設定要求(SO;Service Order)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置に保持される計画トポロジ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置によるパス設定要求(SO;Service Order)に対するパスの計算例を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作(設備計画を反映したトポロジ作成処理)を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作(パス設定要求の処理)を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作(パスの自動設定)を示す図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態のパス設定装置の動作と対比するための参考図である。 本発明の第2の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態のパス設定装置により作成されるSO要求を満たすトポロジと設備計画の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態のパス設定装置により作成されるSO要求を満たすトポロジと設備計画の別の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態のパス設定装置の動作を説明するための図である。 本発明の第5の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。 背景技術を説明するための図である。 ハードウェアの構成を説明するための図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
また、図面中の矢印の方向は、一例を示すものであり、ブロック間の信号の向きを限定するものではない。
本発明は、その一実施形態において、図1に示すように、トポロジ作成部11と、パス生成部13と、ネットワーク管理部14と、を備えるパス設定装置10にて実現することができる。
トポロジ作成部11は、ある基準時点のネットワーク構成(第1のネットワーク構成)と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、設備計画により変更される将来時点のネットワーク構成(第2のネットワーク構成)を作成する。
パス生成部13は、運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と作成された将来時点のネットワーク構成(第2のネットワーク構成)とに基づいて、運用開始日時に対応する将来時点のネットワーク構成(第2のネットワーク構成)における経路を計算する。なお、計算した経路(予約パス)は、所定の記憶装置に、予約パスとして保存することにしてもよい。
ネットワーク管理部14は、予約パスの運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行う。
例えば、図2の(0)に示す構成のネットワークがあったものとする。この構成では、本社から支社Iに到る経路として、経路1−1と経路1−2とが存在し、この時点では、どちらが望ましい経路であるか判別することはできない。これは図24の2015/4Qの時点の状況と同様である。
しかしながら、本実施形態では、図2の(1)に示すとおり、パス設定装置10は、運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求とトポロジ記憶部に記憶されている情報とに基づいて、経路を計算する。ここで計算される経路は、運用開始日時に対応する将来時点のネットワーク構成(現ネットワーク構成+設備計画1で追加される支社Jへの接続点を追加した構成)における経路である。そして、パス設定装置10は、計算された経路を所定の記憶装置に、予約パスとして保存する。これにより、パス設定要求により適った経路の選択が行われる。
このように、本実施形態によれば、将来におけるネットワークの構成変更を考慮してより望ましいパスを設定することが可能となる。その理由は、トポロジ作成部11が、ある基準時点のネットワーク構成とユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて設備計画により変更される将来時点のネットワーク構成を作成する。パス生成部13が、運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と作成された将来時点のネットワーク構成とに基づいて運用開始日時に対応する将来時点のネットワーク構成における経路を計算する。そして、ネットワーク管理部14が、予約パスの運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行うためである。
上記に加えて、後に、経路1−1、1−2のいずれに経路を設定するかという場合に、当該予約パスの存在を考慮して経路を選択することも好ましい。経路1−1、1−2のいずれを選択するかは、ネットワーク管理者のポリシや、要求される通信品質によって決定される。例えば、QoSを重視する場合、図2の(2)に示すように、予約パスと共有するリンクの数が最少となる経路1−1を選択することが考えられる。あるいは、ネットワークの利用効率を重視する場合、予約パスと使用リンクを共有するリンクが多い経路1−2を選択することも考えられる。いずれの場合も、パス設定要求に指定された運用開始日時に基づいてパスの自動設定が行われる。
また、予約パスが複数ある場合も考えられる。例えば、図3の例では、パス設定要求A(a1−a2)に対応するパスを設定するに際し、他の予約パスと共有するリンクが最少となる経路が選択されている。また、新規のパスを設定する際に、これら予約パスの運用開始日時及び運用終了期間を考慮に入れることもできる。例えば、図3のパス設定要求C(c1−c2)と、パス設定要求D(d1−d2)は、図3の上段のタイムチャートに表されたように重複して運用されることは無い。このため、パスCとパスDは、使用リンクを共有するものであっても差し支えは無い。以上のように、本実施形態によれば、未来のパス設定状況を考慮したパスの設定を行うことが可能となる。
なお、図2の例では1つの設備計画が入力された例を挙げて説明したが、本実施形態は、複数の設備計画にも対応可能である。例えば、図4に示すように、現ネットワーク構成に、支社Jへの接続点を追加する設備計画1、支社Kへの接続点を追加する設備計画2が存在する場合においても、パス設定装置10は、将来時点のネットワーク構成を作成し、トポロジ記憶部12に記憶する。そして、パス設定装置10は、これらの将来時点のネットワーク構成を参照して、運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求に応えるパス(図4の予約パス1、2参照)を設定する。この場合においても、新規パスの設定は、これら未来のパス設定状況を考慮して行うことが好ましい。例えば、支社Iと支社K間に設定されている予約パスを考慮して、支社Iと支社J間あるいは支社Jと支社K間のパスを迂回させることも可能となる。
また、上記の例では、予約パスの運用開始日時に基づいて、予約パスが設定されるものとして説明した。しかし、次の場合に、追加された第2のネットワークの設備に対して予約パスを設定することとしてもよい。ここでの場合とは、ある基準時点のネットワーク構成(第1のネットワーク構成)や管理対象のネットワークに対して、将来時点のネットワーク構成(第2のネットワーク構成)の設備が検出(追加)された場合である。また、将来時点のネットワーク構成(第2のネットワーク構成)の設備の検出(追加)は、ネットワーク管理部に、トポロジの変化を検出してトポロジの管理を行うトポロジ管理部(例えば、図5のトポロジ管理部163)を追加することで実現できる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。図5を参照すると、設備管理部110と、パス生成部120と、予約パス記憶部130と、計画トポロジ記憶部140と、トポロジ作成部150と、実ネットワーク管理部160とを備えたパス設定装置100が示されている。
実ネットワーク管理部160は、パス管理部161と、パス情報記憶部162と、トポロジ管理部163と、実トポロジ記憶部164を備えている。トポロジ管理部163は、パス設定対象のネットワーク上の転送ノード200から受信した隣接ノード情報等に基づいて、パス設定対象のネットワークのトポロジを把握し、実トポロジ記憶部164を用いて管理する。なお、ネットワークのトポロジを把握する方法としては、上記ノードとリンクの情報を含め各種の情報は、次のようなプロトコルを用いて転送ノード200から収集する方法が挙げられる。このプロトコルとは、Link Layer Discovery Protocol (LLDP)やOpen Shortest Path First(OSPF)である。もちろん、ネットワーク管理者がネットワーク構成変更時等のタイミングで更新することとしてもよい。
転送ノード200は、第1及び第2のネットワークを構成し、パス設定装置10が設定した予約パスに対応するサービスを提供する。
図6は、実トポロジ記憶部164に保持されるトポロジ情報の一例を示す図である。図6の例では、実ネットワーク上の転送ノード(スイッチ)とそのポートとを対応付けたノード情報テーブル(左側)と、ノードのポート間の接続関係を示すリンク情報テーブル(右側)とによりトポロジを表す構成が示されている。例えば、左側のノード情報テーブルを参照すると、このネットワークには、転送ノードとしてスイッチsw1〜sw4が存在し、それぞれがいくつかのポートを備えていることが分かる。また、右側のリンク情報テーブルを参照すると、これらの転送ノード間には4つのリンクがあり、それぞれの位置が転送ノードとポートの組合せで分かるようになっている。図6の下段は、ノード情報テーブル及びリンク情報テーブルから把握されるネットワークを図示したものである。
なお、図6の例では、転送ノードとリンクとの情報を保持するものとしているが、実トポロジ記憶部164は、その他の転送ノードの転送能力、対応プロトコル等のノードの仕様情報や、リンクの帯域幅(転送可能なビットレート)等を保持しておいてもよい。このようにすることで、後記するパス計算の際に、QoS(Quality of Service)やリンクコストを考慮したパスの計算を行うことが可能となる。
パス管理部161は、予約パス記憶部130を参照して、パスの設定開始時期が到来しているパスを検索する。パスの設定開始時期(開始日)が到来しているパスが存在した場合、パス管理部161は、当該パスに対応する転送を行うよう転送ノード200に転送エントリ等を設定する(パス設定)。また、パス管理部161は、設定したパスの情報をパス情報記憶部162に登録する。また、パスの設定終了時期(終了日)が到来しているパスが存在した場合、パス管理部161は、当該パスに対応する転送を行うよう転送ノード200から転送エントリ等を削除する(パス解放)。また、パス管理部161は、解放したパスの情報をパス情報記憶部162から削除する。
なお、上記実ネットワーク管理部160は、特許文献1の集中制御装置とネットワーク制御装置の組合せに相当する装置によって構成することもできる。あるいは、実ネットワーク管理部160は、これらに相当するSDN(Software Defined Networking)コントローラ、OpenFlowコントローラ等によって構成することもできる。
設備管理部110は、設備入力部111と、設備計画記憶部112と、予約受付部113と、パス設定要求記憶部114とを備える。設備入力部111は、ネットワーク管理者等から、設備計画の入力を受け付ける。設備計画記憶部112は、入力された設備計画を記憶する。予約受付部113は、ネットワーク管理者等から、パス設定要求(SO;Service Order)の入力を受け付ける。パス設定要求記憶部114は、入力されたパス設定要求(SO)を記憶する。
図7は、設備計画記憶部112に保持される設備計画の一例を示す図である。図7の例では、設備計画Bと、設備計画Cの2つの設備計画が登録されている。設備計画Bは、2015年4月1日から運用開始される設備を示している。図7の上段の設備計画Bの「node:ports」の項を参照すると、ポート1、2を持つスイッチsw5と、ポート1〜4を持つスイッチsw6とが追加されることが示されている。また、その隣の「links」の項には、これらスイッチsw5、sw6と、既存スイッチとの間のリンクが示されている。図7の下段の「設備計画B」は、既存ネットワークに支社Jを接続するためのスイッチsw5、sw6と、スイッチ間のリンク(破線)を示している。同様に設備計画Cは、既存ネットワークに上記設備計画Bを加えた後のネットワークに、支社Kを接続するためのスイッチsw7と、スイッチ間のリンク(破線)を示している。
なお、図7に示した設備計画の「node:ports」の項は、図6に示したノード情報テーブル(左側)と同一の表現形態となっている。同様に、図7に示した設備計画の「links」の項は、図6に示したリンク情報テーブル(右側)と同一の表現形態となっている。このように、トポロジ情報と設備計画との表現形態を合わせておくことで、設備計画を反映したネットワークトポロジの作成を容易化することができる。具体的には、実トポロジ記憶部164のテーブル等に、設備計画から抽出した項目を追加することで、設備計画を反映したネットワークトポロジを作成することができる。
なお、設備入力部111は、図7に示した設備計画のエントリそのものの形態で設備計画の入力を受け付けてもよい。しかし、より望ましくは、設備入力部111が、GUI(Graphical User Interface)等を用いて、ネットワーク管理者等に設備計画の入力用画面を提示することが好ましい。例えば、ネットワーク管理者等が、メニューから設備計画の入力機能を選択すると、設備入力部111は、稼働日(運用開始日)と、終了日の入力を受け付ける。稼働日(運用開始日)と、終了日の入力が完了すると、設備入力部111は、図7の下段に示すように、スイッチsw1〜sw4で構成される既存ネットワークの下段にスイッチsw5、sw6を表示する。そして、ネットワーク管理者等が、リンクを作成するためのコネクタ要素を操作してスイッチ間を接続し、端点情報(ポート)を入力する。このようにすることで、図6、図7に示すようなネットワークトポロジ情報と親和性の高い設備計画の入力が完了するようにすることが好ましい。
図8は、パス設定要求記憶部114に保持されるパス設定要求情報の一例を示す図である。図8の上段左側は、パス設定要求をテーブルで表したものである。図8の例では、パスの設定の開始日と、終了日と、パスの始点(A点)及び終点(Z点)とで記述されたパス設定要求(SO)が示されている。例えば、SO1で示されるパス設定要求は、2015年4月1日から2020年3月31日まで、スイッチsw1のポート1からスイッチsw4のポート2に到るパスの設定を要求している。図8の上段右側の図は、設備計画を反映したネットワークトポロジ上に、パス設定要求SO1〜SO3をプロットした図である。本実施形態では、それぞれのパス設定要求は、開始日(運用開始日時に相当)と、終了日(運用終了日時に相当)とを含んでいるので、時間軸を持つグラフにて表すことができる。図8の下段のグラフは、パス設定要求SO1〜SO3の存在期間を矢線で表した図である。
なお、パス設定要求も図8のテーブルのエントリの形態で入力を受け付けてもよいが、より望ましくは、予約受付部113が、GUI等を用いて、ネットワーク管理者等にパス設定要求の入力用画面を提示することが好ましい。例えば、ネットワーク管理者等が、メニューからパス設定要求の入力機能を選択すると、予約受付部113は、開始日と終了日の入力を受け付ける。開始日と終了日の入力が完了すると、予約受付部113は、図8の上段右側に示すように、設備計画を反映したネットワークトポロジを表示する。そして、ネットワーク管理者等が、パスの設定した任意の2点を選択し、ポート情報を入力することで、図8に示すパス設定要求の入力が完了するようにできる。このように設備計画を反映したネットワークトポロジを表示することで、将来の設備計画で表れる端点を指定可能となり、将来を見越したパス設定要求の入力が容易化される。
再度、図5を参照して、本実施形態のパス設定装置100の各部の説明を続ける。トポロジ作成部150は、上記のように入力された設備計画と、実トポロジ記憶部164から取得した現時点のネットワークトポロジ情報とに基づいて、設備計画を反映した将来のトポロジ情報(計画トポロジ)を作成し、計画トポロジ記憶部140に登録する。なお、図6、図7に示したように、実トポロジ記憶部164におけるデータの記憶形式と、設備計画記憶部112におけるデータの記憶形式が共通している場合、トポロジ作成部150は、図9に示すように、計画トポロジを作成することができる。すなわち、トポロジ作成部150は、現時点の実トポロジ情報に、設備計画のノード情報及びリンク情報を追加することで、計画トポロジを作成することができる。もちろん、実トポロジ記憶部164におけるデータの記憶形式と、設備計画記憶部112におけるデータの記憶形式が異なる場合は、いずれか一方を他方の形式に変換する処理を行うようにすればよい。
パス生成部120は、パス設定要求記憶部114に、新しいパス設定要求(SO)が追加されると、計画トポロジ記憶部140から、パス設定要求(SO)に指定された時点のトポロジを取得する。そして、パス生成部120は、パス設定要求(SO)を満たすパスを計算し、予約パス記憶部130に保存する。なお、パス生成部120は、パス計算の際に、パス情報記憶部162から読み出した設定済みのパスと、予約パス記憶部130から読み出した予約パスとを参照してパス計算を行う。例えば、パス設定要求(SO)を満たす経路として複数の経路が存在する場合、パス生成部120は、既存のパスと共有するリンクの数が最少となる経路を選択することができる。あるいは、ネットワークの利用効率を重視する場合、パス生成部120は、各リンクの帯域幅(転送ビットレート)を超えない範囲で、既存パスと使用リンクを共有する経路を選択するようにしてもよい。いずれの場合も、パス設定要求(SO)に要求通信品質が指定されている場合、当該通信品質を満たすことのできる経路を選択することが望ましい。また、パス設定要求元(ユーザ)毎に、最短経路優先、リンクコスト優先、QoS優先といった経路選択ポリシを予め決めておき、経路選択ポリシに基づいて経路を選択することも考えられる。また、パス計算時に考慮に入れるパスは、パス設定要求(SO)で指定された期間以降に存在しうる予約パスでよい。即ち、当該期間以降において、設定されることのない予約パスを考慮に入れる必要はない。
図10は、パス生成部120によって計算されるパス情報の一例を示す図である。図10の例では、スイッチsw1のポート1からスイッチsw4のポート2に到るパスの設定要求に対して、スイッチsw1、sw2、sw4を経由するパスAが計算された例である。前述のパス管理部161は、該当するパケットについて、このようなパスに対応する転送を行うよう転送ノード200に転送エントリ等を設定するためのメッセージを送信する。これにより、図10の下段に示すとおり、本社からのパケットを支社Iに転送することが可能となる。
なお、図1、図5に示したパス設定装置の各部(処理手段)は、パス設定装置を構成するコンピュータに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図11は、本実施形態のパス設定装置100の動作(設備計画を反映したトポロジ作成処理)を示す図である。図11を参照すると、まず、パス設定装置100は、ネットワーク管理者等から、設備計画の入力を受け付ける(ステップS001)。
次に、パス設定装置100は、入力された設備計画と、実トポロジ記憶部164から取得した現時点のネットワークトポロジ情報とに基づいて、設備計画を反映した将来のトポロジ情報(計画トポロジ)を作成する(ステップS002)。そして、パス設定装置100は、作成した将来のトポロジ情報(計画トポロジ)を計画トポロジ記憶部140に保存する(ステップS003)。以下、本実施形態では、図13の表に示すような設備計画B、Cを反映した計画トポロジが得られているものとして説明する。
図12は、本実施形態のパス設定装置100の動作(パス設定要求の処理)を示す図である。図12を参照すると、まず、パス設定装置100は、ネットワーク管理者等から、パス設定要求(SO)の入力を受け付ける(ステップS101)。
次に、パス設定装置100は、計画トポロジ記憶部140からパス設定要求(SO)の開示時点のトポロジを取り出してパス設定要求を満たすパスを計算する(ステップS102)。そして、パス設定装置100は、計算したパスを予約パス記憶部130に保存する(ステップS103)。
以上の動作を、図13を用いて再度説明する。設備計画B、Cが入力され、図11のステップS003が完了した時点で、図13に示されている計画トポロジが作成される。その後、図8に示すパス設定要求が入力されると、図13の右図に示すように、計画トポロジ上に予約パスが計算される。図13の例では、パス設定要求SO1〜SO3に対して、それぞれ予約パスA〜Cが作成されている。
図14は、本実施形態のパス設定装置100の動作(パスの自動設定)を示す図である。パス管理部161は、予約パス記憶部130を参照して、パスの設定開始時期が到来しているパスを検索する(ステップS201)。パスの設定開始時期が到来しているパスが存在した場合(ステップS201のYes)、パス管理部161は、当該パスに対応する転送を行うよう転送ノード200に転送エントリ等を設定するためのメッセージを送信する(ステップS202;予約パス設定)。また、パス管理部161は、パス情報記憶部162に、設定が完了したパスを追加する(ステップS203)。以上により、パス設定要求に応じたパスの自動設定が行われる。
図15は、上記したパス設定装置100の一連の動作を説明するための図である。図15の上段のグラフ上の矢線は、2015年第1半期(1Q)から2017年第1半期(1Q)までのパス設定要求に指定されたパス設定期間(開始日〜終了日)を示している。
以下の例では、本社から支社JへのパスB、本社から支社IへのパスA、本社から支社KへのパスCの順でパス設定要求が入力されたものとする。まず、パスBのパス設定要求が入力されると、パス設定装置100は、次のように動作する。すなわち、パス設定装置100は、その運用開始時期である2015年3Qのネットワークトポロジ(計画トポロジ)を参照して、スイッチSW1、SW3、SW5、SW6、支社Jへとの到るパスBを計算し、予約パスとして保存する。
次に、本社から支社IへのパスAのパス設定要求が入力されると、パス設定装置100は、スイッチSW1、SW2、SW4を経由するパスと、スイッチSW1、SW3、SW4を経由するパスを計算する。このうち、スイッチSW1、SW3、SW4を経由するパスは、SW1、SW3間のリンクが既にパスBのために予約されているため、パス設定装置100は、スイッチSW1、SW2、SW4を経由するパスを選択する。また、パス設定装置100は、パスの開始日が到来すると、パスAの経路上のスイッチSW1、SW2、SW4に転送エントリ等を設定するためのメッセージを送信する。図15の2015 1Qの図は、パスAの設定が完了した状態を示している。
次に、2015年3Qが到来すると、パス設定装置100は、予約パス情報に基づいて、パスBの経路上のスイッチSW1、SW3、SW5、SW6に転送エントリ等を設定する。これにより、本社と支社J間のパスBが利用可能となる。また、支社Iから支社KへのパスCのパス設定要求が入力されると、パス設定装置100は、次のように動作する。すなわち、パス設定装置100は、その運用開始時期である2015年4Qのネットワークトポロジ(計画トポロジ)を参照して、スイッチSW4、SW6、SW7、支社Kへとの到るパスCを計算し、予約パスとして保存する。図15の2015 3Qの図は、パスBの設定とパスCの予約が完了した状態を示している。
次に、2015年4Qが到来すると、パス設定装置100は、予約パス情報に基づいて、パスCの経路上のスイッチSW4、SW6、SW7に転送エントリ等を設定するためのメッセージを送信する。これにより、支社Iと支社K間のパスCが利用可能となる。図15の2015 4Qの図は、パスCの設定が完了した状態を示している。
図16は、本実施形態と対比するためのパスの予約を行わない場合のパス設定装置の動作を表した参考図である。図16の例では、2015年1Qに、本社と支社I間のパスの設定要求が発生した段階で、パス設定装置100は、次のように動作する。すなわち、パス設定装置100は、スイッチSW1、SW2、SW4を経由するパスと、スイッチSW1、SW3、SW4を経由するパスのうち、スイッチSW1、SW3、SW4を選択してパスAとしている。この時点では、スイッチSW1、SW2、SW4を経由するパスと、スイッチSW1、SW3、SW4を経由するパスとは等価であるため、問題はない。
その後、2015年3Qに、パスBのパス設定要求が入力されると、パス設定装置100は、スイッチSW1、SW3、SW5、SW6、支社Jへと到るパスBを選択し、パスBとする(2015年3Q−1参照)。ここで、パスAとパスBが、スイッチSW1、SW3間のリンクを共有することで、スイッチSW1、SW3間の帯域幅(ビットレート)に不足が生じることが起こり得る。このような場合、しばしばパスAの再計算が行われ、例えば、図16の2015年3Q−2に示すような迂回経路が設定される。これにより、スイッチSW1、SW3間の帯域幅(ビットレート)は解消されるが、パスの変更処理に伴い、パスAを利用していたユーザに影響が及ぶことが起こり得る。
以上のように、本実施形態によれば、将来におけるネットワークの構成変更とパス需要を考慮して、より望ましいパスを設定することが可能となる。
その理由は、トポロジ作成部150が、ある基準時点のネットワーク構成とユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて設備計画により変更される将来時点のネットワーク構成を作成する。パス生成部120が、運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と作成された将来時点のネットワーク構成とに基づいて運用開始日時に対応する将来時点のネットワーク構成における経路を計算する。そして、実ネットワーク管理部160が、予約パスの運用開始日時に基づいて、予約パスの設定を行うためである。
[第2の実施形態]
上記した第1の実施形態では、パス設定装置100が直接転送ノードを制御するものとして説明したが、パス設定装置100が直接転送ノードを制御しない構成も採用可能である。以下、パス設定装置100が直接転送ノードを制御しないようにした第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図17は、本発明の第2の実施形態のパス設定装置100aの構成を示す図である。図5に示した第1の実施形態と相違するのは、実ネットワーク管理部160に代えて、ネットワーク管理部160aが備えられている点である。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、以下相違点を中心に説明する。
第2の実施形態のネットワーク管理部160aは、転送ノードを制御する制御装置210に対し、パス情報を送信し、転送ノード200へのエントリの生成を依頼する。また、ネットワーク管理部160aは、制御装置210を介して転送ノードのトポロジ情報を収集する。
なお、制御装置210としては、制御対象のネットワークに応じて種々のものが考えられる。例えば、制御装置210は、特許文献1におけるラベルスイッチングネットワーク上のラベルスイッチルータを制御するネットワーク制御装置のような機器であってもよい。また、制御装置210は、オープンフローにおけるオープンフローコントローラや、SDN(Software−Defined Networking)におけるSDNコントローラと呼ばれる機器であってもよい。
以上のように、本実施形態によれば、既存の集中制御型ネットワークにアドオンする形態で実施することが可能となる。
その理由は、ネットワーク管理部160aが、制御装置210を介して、実ネットワーク管理部160と同様の動作を実現できるためである。
[第3の実施形態]
上記した第1、第2の実施形態では、ネットワーク管理者等が、パス設定装置100に設備計画を入力することを前提として説明したが、実現性の高い設備計画の入力が困難ということも考えられる。このような場合、第1、第2の実施形態における計画トポロジの作成自体が困難となり、予約パスも計算不能ということが起こり得る。以下、パス設定装置が設備計画の入力なしで、計画トポロジを作成し、パスを予約できるように構成した第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図18は、本発明の第3の実施形態のパス設定装置100bの構成を示す図である。図5に示した第1の実施形態と相違するのは、設備管理部110aの構成及びトポロジ作成部150aに変更が加えられている点である。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、以下、その相違点を中心に説明する。
図18を参照すると、第3の実施形態のパス設定装置100bの設備管理部110aは、設備計画記憶部112と、設備計画立案部115と、予測SO受付部116と、予測SO記憶部117とを備えている。
予測SO受付部116は、ネットワーク管理者等から、需要予測(予測サービスオーダー;予測SO)の入力を受け付ける。ここで入力を受け付ける需要予測(予測サービスオーダー)は、例えば、図16における本社と支社J、本社と支社K、支社Iと支社Kに通信需要が、いつ頃から発生するといった情報である。
予測SO受付部116は、受け付けた需要予測(予測SO)を予測SO記憶部117に保存する。
本実施形態のトポロジ作成部150aは、所定の予測SO記憶部117にデータが追加されると、次のように動作する。すなわち、トポロジ作成部150aは、需要予測(予測SO)と、実トポロジ記憶部164から取得した現時点のネットワークトポロジ情報とに基づいて、需要予測(予測SO)に対応するために必要なトポロジを作成する。
図19は、トポロジ作成部150aの動作を説明するための図である。現時点において、図19の下段の左側1列のスイッチ4個を用いてSOaに対応するパスa1−a2の設定が済んでいるものとする。この時点でさらに、2015/4Q以降に発生するb1−b2間の予測SObが入力されたものとすると、トポロジ作成部150aは、例えば、図19の下段点線内の「2015/4Qの需要予測から求めたトポロジ」を作成する。その後さらに、2016/2Q以降に発生するc1−c2間の予測SOcが入力されたものとすると、トポロジ作成部150aは、例えば、図19の下段点線内の「2016/2Qの需要予測から求めたトポロジ」を作成する。
トポロジ作成部150aは、作成したトポロジを、設備管理部110aの設備計画立案部115に送信する。設備計画立案部115は、トポロジ作成部150aより送られたトポロジに基づいて、必要なリソースを割り出し、設備計画を作成し、設備計画記憶部112に登録する。例えば、設備計画立案部115は、図19の下段点線内の「2015/4Qの需要予測から求めたトポロジ」を構成するために必要なスイッチの数やホストの台数を割り出す。そして、設備計画立案部115は、図19の2015/4Qの設備計画(SW・・・X1台、Host・・・X2台)を作成する。同様に、設備計画立案部115は、図19の下段点線内の「2016/2Qの需要予測から求めたトポロジ」を構成するために必要なスイッチの数やホストの台数を割り出す。そして、設備計画立案部115は、図19の2016/2Qの設備計画(SW・・・Y1台、Host・・・Y2台)を作成する。ネットワーク管理者は、このような設備計画に従ってスイッチやホストを増設することで、SO予測を満たす運用ができることになる。
図20は、本実施形態のパス設定装置100bにより作成されるSO要求を満たすトポロジと設備計画の別の一例を示す図である。図20の上段のテーブルは、トポロジ作成部150aにより作成されるトポロジを表している。図20の例では、予測SOから、2015年1Qにスイッチsw1に接続するホスト1と、2015年3Qにスイッチsw5に接続するホスト2とを追加したトポロジを作成している。図20の下段のテーブルは、上記トポロジから設備計画立案部115が作成する設備計画を示している。図20の例では、2015年4月1日にホスト1を、2015年10月1日にホスト2を増設する設備計画を作成している。ネットワーク管理者は、このような設備計画に従ってホストを増設することで、予測SOを満たす運用ができることになる。
なお、図20の下段の設備計画欄内の情報は、予め取り決めたホスト、スイッチ等の機器の標準仕様を用いることとしてもよい。あるいは、その情報は、設備計画立案部115が予測SOやトポロジに付加されたリンク情報等から必要とされる性能等を推定して、必要な仕様を設定することとしてもよい。なお、図20の例では、ホストを追加する例を挙げたが、トポロジ作成部150aがスイッチやサーバを追加するトポロジを作成した場合、設備計画立案部115はスイッチやサーバの設備計画を作成することになる。
また、トポロジ作成部150aは、作成したトポロジを計画トポロジ記憶部140に登録する。以降のパス生成部120等の動作は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、設備計画の入力なしで、計画トポロジを作成し、パスを予約することが可能となる。
その理由は、設備管理部110aが、需要予測(予測SO)を受け付ける。トポロジ作成部150aが需要予測(予測SO)と、実トポロジ記憶部164から取得した現時点のネットワークトポロジ情報とに基づいて、需要予測(予測SO)に対応するために必要なトポロジを作成する。そして、設備管理部110aが、トポロジ作成部150aより送られたトポロジに基づいて、必要なリソースを割り出し、設備計画を作成するためである。
また、図18〜図20からも明らかなように、本実施形態のパス設定装置100bは、設備計画の作成装置としても機能を有している。このようなパス設定装置100bによれば、需要予測と整合した設備計画を作成することが可能となる。
[第4の実施形態]
上記した第1〜第3の実施形態では、パス設定装置100が予約されたパスをその開始日に従い自動設定するものとして説明したが、遠い将来について精度の高い設備計画やパス設定要求が入力できないこともある。以下、設備計画やパス設定要求を入力してパスの予約をした後に、再度パスの要求を行うようにした第4の実施形態について図面を参照して説明する。
図21は、本発明の第4の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。図5に示した第1の実施形態のパス設定装置100との相違点は、パス設定装置100dに予約パス記憶部130の内容を操作する第2の予約受付部190が追加されている点である。その他は第1の実施形態と同様であるので、以下、相違点を中心に説明する。
パス設定装置100dが、ネットワーク管理者等から、所定のパス予約要求として、設備計画とパス設定要求の入力を受け付けてパスの予約を行うまでの動作は第1の実施形態と同様である。なお、本実施形態では、後から、予約パスの内容を変更することが可能であるので、予約受付部113に入力するパス設定要求に高い精度は要求されない。このため図21では、「仮パス設定要求」としている。
図22に示すように、例えば、2015年1Qに、パス設定装置100dに対して、2つの仮パス設定要求が入力され、本社と支社J間の予約パス1、2が設定されたものとする。その後、2016年1Qに、ネットワーク管理者等は、(第2の)予約受付部190を介して、予約パス記憶部130の予約パス1、2のうち、予約パス1を使用し、予約パス2を解放するようデータ更新を行う。
以上の結果、実ネットワーク管理部160内のパス管理部161は、予約パス1に対応する転送を行うよう転送ノード200に転送エントリ等を設定するためのメッセージを送信する。一方、予約パス2に対応するデータは予約パス記憶部130から削除されているため、予約パス2に対応する転送エントリ等の設定は行われない(予約パス2として予約されていたリソースは解放される)。また、予約パス2が将来必要な場合には、予約パス2を解放せず、予約パス2に対応するデータの開始日を変更するといった操作も可能である。また逆に、ユーザによって新たに別のパス要求が入力された場合には、すべての予約パスの計算をやり直し、予約パス記憶部130のデータを書き換えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、設備計画やパス設定要求の精度が低くても、必要なパスを確保し、その残りを解放できるという効果が奏される。その理由は、ユーザによって新たに(第2の)予約受付部190に入力された予約パスによって、計算がやり直され、予約パス記憶部130のデータが書き換わるためである。
[第5の実施形態]
上記した第4の実施形態では、第1の実施形態の構成に、(第2の)予約受付部190を追加するものとして説明したが、設備計画の入力を求めない第3の実施形態の構成においても同様に(第2の)予約受付部190を追加することができる。
図23は、本発明の第5の実施形態のパス設定装置の構成を示す図である。本実施形態においてもパス設定装置100eが、ネットワーク管理者等から、所定のパス予約要求として、需要予測の入力を受け付けてパスの予約を行うまでの動作は第3の実施形態と同様である。
その後の動作は第4の実施形態と同様であり、図22に示すように、例えば、2015年1Qに、パス設定装置100eに対して、2つの仮パス設定要求に相当する需要予測(予測SO)が入力され、本社と支社J間の予約パス1、2が設定されたものとする。その後、2016年1Qに、ネットワーク管理者等は、(第2の)予約受付部190を介して、予約パス記憶部130の予約パス1、2のうち、予約パス1を使用し、予約パス2を解放するようデータ更新を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、大まかな需要予測(予測SO)を入力してパスを確保(予約)しておき、後日、必要なパスを選択し、その残りを解放できるという効果が奏される。
その理由は、(第2の)予約受付部190を介して、予約パス記憶部130における予約パスの更新をできるためである。
本発明の各実施形態のパス設定装置は、次のように構成される。例えば、パス設定装置の各構成部は、ハードウェア回路で構成されてもよい。あるいは、パス設定装置における各構成部は、ネットワークを介して接続した複数の装置を用いて構成されてもよい。あるいは、パス設定装置において複数の構成部が、1つのハードウェアで構成されてもよい。あるいは、パス設定装置は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ(ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory))とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。さらに、パス設定装置は、上記構成に加え、入出力接続回路(IOC:Input and/or Output Circuit)と、ネットワークインターフェース回路(NIC:Network Interface Circuit)とを含んでもよい。
図25は、パス設定装置のハードウェア構成の一例である情報処理装置600の構成を示すブロック図である。情報処理装置600は、CPU610と、ROM620と、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC680とを含み、コンピュータ装置を構成している。
CPU610は、ROM620からプログラムを読み込む。そして、CPU610は、読み込んだプログラムに基づいて、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC680とを制御する。そして、CPU610を含むコンピュータは、これらの構成を制御し、図1、5、17、18、21、及び23に示されている各構成部としての各機能を実現する。CPU610は、各機能を実現する際に、RAM630又は内部記憶装置640を、プログラムの一時記憶媒体として使用してもよい。また、CPU610は、コンピュータで読み取り可能にプログラムを記憶した記憶媒体700が含むプログラムを、図示しない記憶媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。あるいは、CPU610は、NIC680を介して、図示しない外部の装置からプログラムを受け取り、RAM630又は内部記憶装置640に保存して、保存したプログラムを基に動作してもよい。
ROM620は、CPU610が実行するプログラム及び固定的なデータを記憶する。ROM620は、例えば、P−ROM(Programmable−ROM)又はフラッシュROMである。RAM630は、CPU610が実行するプログラム及びデータを一時的に記憶する。RAM630は、例えば、D−RAM(Dynamic−RAM)である。内部記憶装置640は、情報処理装置600が長期的に保存するデータ及びプログラムを記憶する。また、内部記憶装置640は、CPU610の一時記憶装置として動作してもよい。内部記憶装置640は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)又はディスクアレイ装置である。
ここで、ROM620と内部記憶装置640は、不揮発性(non−transitory)の記憶媒体である。一方、RAM630は、揮発性(transitory)の記憶媒体である。そして、CPU610は、ROM620、内部記憶装置640、又は、RAM630に記憶されているプログラムを基に動作可能である。つまり、CPU610は、不揮発性記憶媒体又は揮発性記憶媒体を用いて動作可能である。
IOC650は、CPU610と、入力機器660及び表示機器670とのデータを仲介する。IOC650は、例えば、IOインターフェースカード又はUSB(Universal Serial Bus)カードである。さらに、IOC650は、USBのような有線に限らず、無線を用いてもよい。入力機器660は、情報処理装置600の操作者からの入力指示を受け取る機器である。入力機器660は、設備管理部110などの一部として動作してもよい。入力機器660は、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネルである。表示機器670は、情報処理装置600の操作者に情報を表示する機器である。表示機器670は、例えば、液晶ディスプレイである。NIC680は、ネットワークを介した図示しない外部の装置とのデータのやり取りを中継する。NIC680は、実ネットワーク管理部160などの一部として動作してもよい。NIC680は、例えば、LAN(Local Area Network)カードである。さらに、NIC680は、有線に限らず、無線を用いてもよい。
このように構成された情報処理装置600は、各実施形態のパス設定装置と同様の効果を得ることができる。その理由は、情報処理装置600のCPU610が、プログラムに基づいて各実施形態にパス設定装置と同様の機能を実現できるためである。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点によるパス設定装置参照)
[第2の形態]
第1の形態のパス設定装置において、
ネットワーク管理部は、
第1のネットワーク構成に対して追加された第2のネットワーク構成の設備が検出された場合に、追加された第2のネットワーク構成の設備に対して予約パスを設定するパス設定装置。
[第3の形態]
第1又は第2の形態のパス設定装置において、
ユーザからのパス設定要求には、パスの運用終了日時が含まれており、予約パスは、運用終了日時に削除されるパス設定装置。
[第4の形態]
第1から第3いずれか一の形態のパス設定装置において、
パス生成部は、第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、第2のネットワーク構成に存在する予約パスを考慮に入れて経路を生成するパス設定装置。
[第5の形態]
第4の形態のパス設定装置において、
パス生成部は、第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、始点から終点までの複数の経路のうち、第2のネットワーク構成に存在する予約パスと共有するリンクの数が少ない経路を計算するパス設定装置。
[第6の形態]
第4の形態のパス設定装置において、
パス生成部は、第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、始点から終点までの複数の経路のうち、ユーザからのパス設定要求に指定された通信品質を満たすことができる経路であって、第2のネットワーク構成に存在する予約パスと共有するリンクの数が多い経路を計算するパス設定装置。
[第7の形態]
第1から第6いずれか一の形態のパス設定装置において、
第1のネットワーク構成に、第2のネットワーク構成を示すデータの入力を受け付ける設備入力部を備えるパス設定装置。
[第8の形態]
第1から第6いずれか一の形態のパス設定装置において、
さらに、
第2のネットワーク構成に、ネットワークの設備計画のデータを追加することで、第3のネットワーク構成を作成できるような形式で、ネットワークの設備計画の入力を受け付ける設備入力部を備えるパス設定装置。
[第9の形態]
第1〜第7いずれか一の形態のパス設定装置において、
さらに、
運用開始日時とともに予約パスを保存する予約パス記憶部を備え、
ネットワーク管理部は、予約パス記憶部を参照して、運用開始日時が到来した予約パスの設定を行うパス設定装置。
[第10の形態]
(上記第2の視点による通信システム参照)
[第11の形態]
(上記第3の視点によるパス設定方法参照)
[第12の形態]
(上記第4の視点によるコンピュータプログラム及び第4の視点によるコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体参照)
なお、上記第10〜第12の形態は、第1の形態と同様に、第2〜第9の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組合せ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
この出願は、2016年2月23日に出願された日本出願特願2016−031929を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、100、100a、100b、100d、100e パス設定装置
11 トポロジ作成部
12 トポロジ記憶部
13 パス生成部
14 ネットワーク管理部
110、110a 設備管理部
111 設備入力部
112 設備計画記憶部
113 予約受付部
114 パス設定要求記憶部
115 設備計画立案部
116 予測SO受付部
117 予測SO記憶部
120 パス生成部
130 予約パス記憶部
140 計画トポロジ記憶部
150、150a トポロジ作成部
160 実ネットワーク管理部
160a ネットワーク管理部
161 パス管理部
162 パス情報記憶部
163 トポロジ管理部
164 実トポロジ記憶部
190 (第2の)予約受付部
200 転送ノード
210 制御装置

Claims (12)

  1. 第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、前記第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成するトポロジ作成手段と、
    前記設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と前記第2のネットワーク構成とに基づいて、前記第2のネットワーク構成における予約パスを生成するパス生成手段と、
    前記設備計画の運用開始日時に基づいて、前記予約パスの設定を行うネットワーク管理手段と、を備えるパス設定装置。
  2. 前記ネットワーク管理手段は、
    前記第1のネットワーク構成に対して追加された前記第2のネットワーク構成の設備が検出された場合に、追加された前記第2のネットワーク構成の設備に対して前記予約パスを設定する、
    ことを特徴とする請求項1のパス設定装置。
  3. 前記ユーザからのパス設定要求には、パスの運用終了日時が含まれており、前記予約パスは、前記運用終了日時に削除される請求項1又は2のパス設定装置。
  4. 前記パス生成手段は、前記第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、前記第2のネットワーク構成に存在する前記予約パスを考慮に入れて経路を生成する請求項1から3いずれか1項のパス設定装置。
  5. 前記パス生成手段は、前記第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、始点から終点までの複数の経路のうち、前記第2のネットワーク構成に存在する前記予約パスと共有するリンクの数が少ない経路を計算する請求項4のパス設定装置。
  6. 前記パス生成手段は、前記第2のネットワーク構成における経路を計算する際に、始点から終点までの複数の経路のうち、前記ユーザからのパス設定要求に指定された通信品質を満たすことができる経路であって、前記第2のネットワーク構成に存在する前記予約パスと共有するリンクの数が多い経路を計算する請求項4のパス設定装置。
  7. さらに、
    前記第1のネットワーク構成に、前記第2のネットワーク構成を示すデータの入力を受け付ける設備入力手段を備える請求項1から6いずれか1項のパス設定装置。
  8. さらに、
    前記第2のネットワーク構成に、前記ネットワークの設備計画のデータを追加することで、第3のネットワーク構成を作成できるような形式で、前記ネットワークの設備計画の入力を受け付ける設備入力手段を備える請求項1から6のいずれか1項のパス設定装置。
  9. さらに、
    前記運用開始日時とともに前記予約パスを保存する予約パス記憶手段を備え、
    前記ネットワーク管理手段は、前記予約パス記憶手段を参照して、運用開始日時が到来した予約パスの設定を行う請求項1から7いずれか1項のパス設定装置。
  10. 第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、前記第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成するトポロジ作成手段と、
    前記設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と前記第2のネットワーク構成とに基づいて、前記第2のネットワーク構成における予約パスを生成するパス生成手段と、
    前記予約パスの運用開始日時に基づいて、前記予約パスの設定を行うネットワーク管理手段と、を備えるパス設定装置と、
    第1、第2のネットワークを構成し、前記パス設定装置が設定した前記予約パスに対応するサービスを提供する転送ノードと、
    を含む通信システム。
  11. コンピュータが、
    第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、前記第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成し、
    前記設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と前記第2のネットワーク構成とに基づいて、前記第2のネットワーク構成における予約パスを生成し、
    前記設備計画の運用開始日時に基づいて、前記予約パスの設定する、
    パス設定方法。
  12. コンピュータに、
    第1のネットワーク構成と、ユーザにより設定されたネットワークの設備計画とに基づいて、前記第1のネットワーク構成に対して変更を加えた第2のネットワーク構成を作成する処理と、
    前記設備計画の運用開始日時を含んだユーザからのパス設定要求と前記第2のネットワーク構成とに基づいて、前記第2のネットワーク構成における予約パスを生成する処理と、
    前記設備計画の運用開始日時に基づいて、前記予約パスの設定を行う処理と、
    を実行させるプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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