JP2002314591A - セル読出スケジューリング装置および方法 - Google Patents

セル読出スケジューリング装置および方法

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scheduling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル多重部におけるセル読出しタイミングを
制御するためのスケジューリングテーブルを高速に生成
する。コネクション毎に設定されたタイムスロット配置
位置揺らぎ許容範囲内で分散配置を行う。 【解決手段】 スケジューリングテーブル上のタイムス
ロットを、各コネクションの理想タイムスロット間隔に
基づいてコネクション識別手段を配置することにより予
約を行う。コネクション識別手段は対応するタイムスロ
ットにポインタを用いてリスト状に接続することで効率
的な参照を行う。単一のタイムスロットを複数のコネク
ションが重複して予約した場合には、配置しないコネク
ション識別手段のポインタを隣接するタイムスロットへ
付け替えることにより再配置を行う。各コネクション識
別手段にタイムスロット配置位置揺らぎ許容値を与えて
管理することで配置の可否判定を行い、各コネクション
のタイムスロット配置位置揺らぎ許容範囲内での配置を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のコネクション
を単一の回線に多重する装置(例えばATM(Asynchron
ous Transfer Mode:非同期転送モード)ノード装置)に
利用する。特に、各コネクションが必要とする出力帯域
を、設定されたセル送出間隔揺らぎの許容範囲内で使用
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM網を構成するノード装置では、複
数の入力回線から入力されたセルを単一の出力回線に多
重する場合に、これを実現する方法の一つとして、各々
の入力回線に対応するセルキューを用意し、各入力回線
が要求する帯域幅に応じた頻度でセルキューからセルを
周期的に読出し、出力回線にセルを送出するという手法
が用いられる。このとき、設定帯域の異なる各セルキュ
ーからセルを周期的に読出すアルゴリズムとしては、例
えばWRR(Weighted Round Robin)方式などがある。W
RR方式では、読出対象のセルキューに設定帯域幅に比
例した重み付けを行い、1周期の間に各セルキューから
この重み分の数のセル読出しを行う。この仕組みによ
り、いずれのセルキューも設定帯域にしたがって公平な
出力帯域を確保することを期待できる。
【0003】しかしながら、WRR方式でセル多重を行
うとき、多重される各コネクションのセル送出間隔は、
1周期内の各セルキューからのセル読出方法に依存す
る。各コネクションのセルの送出間隔を一定に保とうと
するならば、セルキューからのセル読出しタイミングが
周期内で一定になるようにし、かつ隣接する周期間でも
セル読出間隔が一定になるようにする必要がある。
【0004】ところが多重するコネクション数が多い場
合や多重された回線の帯域占有率が高い場合には、各コ
ネクションのセル送出間隔は他のコネクションのセル送
出状況に影響されることがある。つまり、複数のコネク
ションが同じタイミングでセルを出力しようとするとセ
ル多重部でブロッキングが発生するため、出力できなか
ったコネクションのセル出力タイミングには遅延が発生
する。そのため、多数のコネクションを高い帯域占有率
で多重するときには、個々のコネクションが要求するセ
ル送出間隔を守れない可能性がある。
【0005】このことは、ネットワーク内で高い回線品
質を保つために厳密なセル送出間隔をスケジューリング
しようとする場合に問題となる。よって、この問題を解
決するためには、適切なセル読出スケジューリング手段
が必要となる。
【0006】その一つとして、全コネクションの1周期
内セル読出スケジュールをあらかじめ作成したタイミン
グスケジューリングテーブルにより決めておき、このテ
ーブルに基づいてセル読出しを行う方法が用いられる。
【0007】なお、このスケジューリングテーブルはセ
ル送出するタイミングであるタイムスロット1周期分に
より構成されており、 (a)各コネクションの帯域幅に比例してタイムスロッ
トを割当てる。 (b)各コネクションに割当てるタイムスロットが1周
期内に複数存在する場合には、周期内で偏在することな
く一定の間隔で配置する。 (c)複数周期で見たときにも、タイムスロットの配置
間隔が一定の間隔になるように配置する。 (d)各タイムスロット周期間隔は、割当て帯域から計
算される理想的な配置位置に対し、一定の許容範囲を持
つ。というものであるとする。
【0008】このスケジューリングテーブルを作成する
方法の例として下記の手順がある。まず、(タイムスロ
ット数)×(コネクション数)の配列を用意し、これを
スケジューリング配列とする。乱数により各コネクショ
ンの初期配置タイムスロット(先頭のタイムスロット)
を決定したら、配列の該当する位置をマークする。初期
配置タイムスロットが決まったら、そこを基準にして理
想間隔によりその後のセル送出タイミングを示すタイム
スロットを決定し、スケジューリング配列にマークす
る。これを1周期分繰り返す。しかし、初期配置タイム
スロットは乱数によって決めているため1周期の先頭に
位置するわけではない。そこで、配列として与えられて
いる最終位置のタイムスロットの次には先頭位置のタイ
ムスロットに戻るような操作を行う。これにより、初期
配置タイムスロットを起点として1周期分のタイムスロ
ットが連続した配列を想定することができる。全てのコ
ネクションについて同様の操作を繰り返し、スケジュー
リング配列を構築する。
【0009】スケジューリング配列が構築できたら、1
周期の内で最初のタイムスロットより配置するコネクシ
ョンを順に確定していく。各タイムスロットについて、
全コネクションを順に検索していき、スケジューリング
配列内でマーキングされたコネクションが複数存在して
いる場合には、コネクション毎に前回のタイムスロット
割当位置を基準とした理想間隔からどれくらいずれてい
るかを計算する。そして最もずれの大きいコネクション
をタイムスロットに配置する。また、ずれが同じ大きさ
だった場合には帯域幅の大きなコネクションを優先して
配置する。この操作を全タイムスロットについて繰り返
し、全てのタイムスロットに重複して配置されたタイム
スロットがなくなるようにする。以上の操作によりスケ
ジューリングテーブルを作成できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、扱う
対象となるコネクション数が多くなればなるほどスケジ
ューリングのための計算処理が複雑になり、スケジュー
リングテーブル作成のために多大な時間がかかることに
なる。いくら特性の良いスケジューリングテーブルであ
っても、生成に膨大な時間を必要とするものでは実用的
ではない。よって、より高速にスケジューリングテーブ
ルを生成可能とする手段を有することが必要である。
【0011】また、タイムスロット配置位置揺らぎ許容
値がコネクション毎に異なった場合などへの対応が難し
い等、拡張性に乏しいという欠点がある。
【0012】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、従来のスケジューリング方法と同等またはそ
れ以上の特性を有するスケジューリングテーブルを従来
よりも高速に生成することができるセル読出スケジュー
リング装置および方法を提供することを目的とする。本
発明は、コネクション個別のタイムスロット配置位置揺
らぎ許容値の導入に対応することができるセル読出スケ
ジューリング装置および方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点はセ
ル読出スケジューリング装置であって、本発明の特徴と
するところは、各コネクションの識別子情報および帯域
情報の組を記録するコネクション情報保持手段と、指定
されたポリシに基づいて前記コネクション情報保持手段
に記録されたコネクション情報の組を並べ替えるコネク
ション情報ソート手段と、スケジューリングテーブル上
のタイムスロット毎に配置され当該タイムスロットに割
当てられたコネクションを識別するコネクション識別手
段と、各タイムスロットに配置するコネクションのコネ
クション識別手段をタイムスロット毎にリスト状に接続
して管理する手段と、各コネクションが要求するセル出
力タイミングの予約を受け付けて前記コネクション識別
手段を配置するタイムスロット管理手段と、このタイム
スロット管理手段に対して各コネクションの先頭のタイ
ムスロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点とし
た各コネクションの理想的なタイムスロット配置を予約
する手段と、スケジューリングテーブル上の1つのタイ
ムスロットに対して複数のコネクションが前記コネクシ
ョン識別手段を重複して予約配置したときにこれを異な
るタイムスロットに分散して配置する手段とを含むスケ
ジューリング手段を備え、このスケジューリング手段の
スケジューリング結果にしたがってセルを読出す手段を
備えたところにある。
【0014】すなわち、本発明では、スケジューリング
テーブルを作成する際にスケジューリング配列の参照回
数を減らすため、スケジューリングテーブル上にタイム
スロットを予約したコネクション識別手段を例えば接続
するコネクション識別手段を示すポインタによって関連
付け、効率的な参照を行う。このことによりスケジュー
リング配列の参照回数を減少させることができる。
【0015】タイムスロット予約用のコネクション情報
をポインタによって接続するリスト構造で扱うことか
ら、タイムスロットの配置位置のスライドをポインタの
付替えにより実現する。このことにより複数のコネクシ
ョンが同一のタイムスロットを予約した場合のタイムス
ロット配置処理を高速に実行することができる。
【0016】さらに詳しくは、前記コネクション情報ソ
ート手段は、各コネクションの帯域情報を参照し広帯域
のものから順にソートする手段を備え、前記タイムスロ
ット管理手段は、このソートする手段のソート順にした
がって各コネクションから先頭のタイムスロットおよび
この先頭のタイムスロットを起点とした各コネクション
の理想的なタイムスロット配置の予約を受け付ける手段
を備え、前記分散させる手段は、この受け付ける手段の
受け付け結果を参照しスケジューリングテーブル上の1
つのタイムスロットに対して複数のコネクションが前記
コネクション識別手段を重複して予約配置したときに
は、リスト状に接続した前記コネクション識別手段のう
ちで2番目以降のものを隣接する後方のタイムスロット
にスライドさせ、このときに、既にこの後方のタイムス
ロットに他の前記コネクション識別手段が配置されてい
るときには、この他の前記コネクション識別手段を前方
よりスライドさせた前記コネクション識別手段のリスト
の最後尾に移す手段を備えることが望ましい。
【0017】また、前記コネクション情報保持手段は、
各コネクションの理想的なセル送出タイムスロットの揺
らぎ許容値情報を併せて記録する手段を含み、前記コネ
クション識別手段に当該許容値情報が設定され、前記分
散させる手段は、前記受け付ける手段の受け付け結果を
参照しスケジューリングテーブル上の1つのタイムスロ
ットに対して複数のコネクションが前記コネクション識
別手段を重複して予約配置したときには、前記許容値が
昇順になるように前記コネクション識別手段を並び替え
る第一のステップと、並び替えられたリストの2番目以
降の前記コネクション識別手段を隣接する後方のタイム
スロットへスライドし、スライドした前記コネクション
識別手段の前記許容値をスライドしたタイミング分ずつ
減少させる第二のステップとを実行し、このときに、既
にこの後方のタイムスロットに他の前記コネクション識
別手段が配置されているときには、再度、前記第一およ
び第二のステップを実行する手段を備えることができ
る。
【0018】すなわち、タイムスロット予約用のコネク
ション情報に配置位置揺らぎ許容値を与え、スケジュー
リングテーブル上のスライド処理に移動範囲を設定し、
コネクション情報のリスト長により管理する。これによ
りコネクション毎に異なる配置位置揺らぎ許容値を設定
することができる。
【0019】タイムスロット予約用のコネクション情報
の配置位置揺らぎ許容値の値によりリストの要素を昇順
に並び替える。これにより多重する複数のコネクション
がそれぞれ異なる配置位置揺らぎ許容値を持つときの多
重効率が向上する。
【0020】本発明の第二の観点はセル読出スケジュー
リング方法であって、本発明の特徴とするところは、各
コネクションの帯域情報を参照し広帯域のものから順に
ソートし、このソート順にしたがって各コネクションか
ら先頭のタイムスロットおよびこの先頭のタイムスロッ
トを起点とした各コネクションの理想的なタイムスロッ
ト配置の予約を受け付け、スケジューリングテーブル上
のタイムスロットにはそれぞれ当該タイムスロットを予
約したコネクションを識別するためのコネクション識別
手段を配置し、各タイムスロットに配置するコネクショ
ンのコネクション識別手段をタイムスロット毎にリスト
状に接続して管理し、スケジューリングテーブル上の1
つのタイムスロットに対して複数のコネクションが前記
コネクション識別手段を重複して予約したときには、ス
ケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに対
してリスト状に接続したコネクション識別手段のうちで
2番目以降のものを隣接する後方のタイムスロットにス
ライドさせ、このときに、既にこの後方のタイムスロッ
トに他の前記コネクション識別手段が配置されていると
きには、この他の前記コネクション識別手段を前方より
スライドさせた前記コネクション識別手段のリストの最
後尾に移し、この結果として各タイムスロットに配置さ
れたコネクション識別手段の数を0または1に限定し、
これによりセル読出タイムスロットを決定するところに
ある。
【0021】また、前記コネクション識別手段の1番目
が配置されているタイムスロットの前方に前記コネクシ
ョン識別手段の2番目以降のものをスライドさせる余地
がある場合には、スケジューリングテーブル上の1つの
タイムスロットに対して複数のコネクションが前記コネ
クション識別手段を重複して予約配置したときには、ス
ケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに対
してリスト状に接続した前記コネクション識別手段のう
ちで2番目以降のものを隣接する前方または後方のタイ
ムスロットにスライドさせ、このときに、既にこの前方
または後方のタイムスロットに他の前記コネクション識
別手段が配置されているときには、これを後方または前
方よりスライドさせた前記コネクション識別手段のリス
トの最後尾に移し、この結果として各タイムスロットに
配置された前記コネクション識別手段の数を0または1
に限定し、これによりセル読出タイムスロットを決定す
ることができる。これにより、タイムスロット配置の自
由度がさらに向上する。
【0022】また、各コネクションの先頭のタイムスロ
ットおよびこの先頭のタイムスロットを起点とした理想
的なタイムスロット配置を予約する際に、配置する前記
コネクション識別手段に対して対応するコネクション帯
域情報のタイムスロット揺らぎ許容値を設定し、リスト
状に接続された前記コネクション識別手段を分散して近
傍のタイムスロットに配置するときに、リストに含まれ
る前記コネクション識別手段が示すコネクションの前記
許容値の情報を参照し、前記許容値が昇順になるように
前記コネクション識別手段を並び替える第三のステップ
と、並び替えられたリストの2番目以降のものを隣接す
る後方のタイムスロットへスライドし、スライドした前
記コネクション識別手段の前記許容値をスライドしたタ
イミング分ずつ減少させる第四のステップとを実行し、
このときに既に後方のタイムスロットに前記コネクショ
ン識別手段が配置されているときには、再び、前記第三
および第四のステップを実行することもできる。
【0023】スケジューリング単位として単一のコネク
ションを扱っている部分の代わりに、一つ以上のコネク
ションにより構成されるコネクショングループをスケジ
ューリング単位として扱うこともできる。
【0024】本発明の第三の観点はプログラムであっ
て、情報処理装置にインストールすることにより、その
情報処理装置に、各コネクションの識別子情報および帯
域情報の組を記録するコネクション情報保持機能と、指
定されたポリシに基づいて前記コネクション情報保持機
能に記録されたコネクション情報の組を並べ替えるコネ
クション情報ソート機能と、スケジューリングテーブル
上のタイムスロット毎に配置され当該タイムスロットに
割当てられたコネクションを識別するコネクション識別
機能と、各タイムスロットに配置するコネクションのコ
ネクション識別機能をタイムスロット毎にリスト状に接
続して管理する機能と、各コネクションが要求するセル
出力タイミングの予約を受け付けて前記コネクション識
別機能を配置するタイムスロット管理機能と、このタイ
ムスロット管理機能に対して各コネクションの先頭のタ
イムスロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点と
した各コネクションの理想的なタイムスロット配置を予
約する機能と、スケジューリングテーブル上の1つのタ
イムスロットに対して複数のコネクションが前記コネク
ション識別機能を重複して予約配置したときにこれを異
なるタイムスロットに分散して配置する機能とを含むス
ケジューリング機能を実現させ、このスケジューリング
機能のスケジューリング結果にしたがってセルを読出す
機能を実現させることを特徴とする。
【0025】前記コネクション情報ソート機能は、各コ
ネクションの帯域情報を参照し広帯域のものから順にソ
ートする機能を備え、前記タイムスロット管理機能は、
このソートする機能のソート順にしたがって各コネクシ
ョンから先頭のタイムスロットおよびこの先頭のタイム
スロットを起点とした各コネクションの理想的なタイム
スロット配置の予約を受け付ける機能を備え、前記分散
させる機能は、この受け付ける手段の受け付け結果を参
照しスケジューリングテーブル上の1つのタイムスロッ
トに対して複数のコネクションが前記コネクション識別
機能を重複して予約配置したときには、リスト状に接続
した前記コネクション識別機能のうちで2番目以降のも
のを隣接する後方のタイムスロットにスライドさせ、こ
のときに、既にこの後方のタイムスロットに他の前記コ
ネクション識別機能が配置されているときには、この他
の前記コネクション識別機能を前方よりスライドさせた
前記コネクション識別機能のリストの最後尾に移す機能
を備えて実現させることが望ましい。
【0026】前記コネクション情報保持機能は、各コネ
クションの理想的なセル送出タイムスロットの揺らぎ許
容値情報を併せて記録する機能を含み、前記コネクショ
ン識別機能に当該許容値情報が設定され、前記分散させ
る機能は、前記受け付ける機能の受け付け結果を参照し
スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
対して複数のコネクションが前記コネクション識別機能
を重複して予約配置したときには、前記許容値が昇順に
なるように前記コネクション識別機能を並び替える第一
のステップと、並び替えられたリストの2番目以降の前
記コネクション識別機能を隣接する後方のタイムスロッ
トへスライドし、スライドした前記コネクション識別機
能の前記許容値をスライドしたタイミング分ずつ減少さ
せる第二のステップとを実行し、このときに、既にこの
後方のタイムスロットに他の前記コネクション識別機能
が配置されているときには、再度、前記第一および第二
のステップを実行する機能を備えて実現させることが望
ましい。
【0027】あるいは、本発明の第三の観点はプログラ
ムであって、情報処理装置にインストールすることによ
り、その情報処理装置に、各コネクションの帯域情報を
参照し広帯域のものから順にソートし、このソート順に
したがって各コネクションから先頭のタイムスロットお
よびこの先頭のタイムスロットを起点とした各コネクシ
ョンの理想的なタイムスロット配置の予約を受け付け、
スケジューリングテーブル上のタイムスロットにはそれ
ぞれ当該タイムスロットを予約したコネクションを識別
するためのコネクション識別機能を配置し、各タイムス
ロットに配置するコネクションのコネクション識別機能
をタイムスロット毎にリスト状に接続して管理し、スケ
ジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに対し
て複数のコネクションが前記コネクション識別機能を重
複して予約したときには、スケジューリングテーブル上
の1つのタイムスロットに対してリスト状に接続したコ
ネクション識別機能のうちで2番目以降のものを隣接す
る後方のタイムスロットにスライドさせ、このときに、
既にこの後方のタイムスロットに他の前記コネクション
識別機能が配置されているときには、この他の前記コネ
クション識別機能を前方よりスライドさせた前記コネク
ション識別機能のリストの最後尾に移し、この結果とし
て各タイムスロットに配置されたコネクション識別機能
の数を0または1に限定し、これによりセル読出タイム
スロットを決定する手順を実行させることを特徴とす
る。
【0028】前記コネクション識別機能の1番目が配置
されているタイムスロットの前方に前記コネクション識
別機能の2番目以降のものをスライドさせる余地がある
場合には、スケジューリングテーブル上の1つのタイム
スロットに対して複数のコネクションが前記コネクショ
ン識別機能を重複して予約配置したときには、スケジュ
ーリングテーブル上の1つのタイムスロットに対してリ
スト状に接続したコネクション識別機能のうちで2番目
以降のものを隣接する前方または後方のタイムスロット
にスライドさせ、このときに、既にこの前方または後方
のタイムスロットに他の前記コネクション識別機能が配
置されているときには、これを後方または前方よりスラ
イドさせた前記コネクション識別機能のリストの最後尾
に移し、この結果として各タイムスロットに配置された
前記コネクション識別機能の数を0または1に限定し、
これによりセル読出タイムスロットを決定する手順を実
行させることが望ましい。
【0029】各コネクションの先頭のタイムスロットお
よびこの先頭のタイムスロットを起点とした理想的なタ
イムスロット配置を予約する際に、配置する前記コネク
ション識別機能に対して対応するコネクション帯域情報
のタイムスロット揺らぎ許容値を設定し、リスト状に接
続された前記コネクション識別機能を分散して近傍のタ
イムスロットに配置するときに、リストに含まれる前記
コネクション識別機能が示すコネクションの前記許容値
の情報を参照し、前記許容値が昇順になるように前記コ
ネクション識別機能を並び替える第三のステップと、並
び替えられたリストの2番目以降のものを隣接する後方
のタイムスロットへスライドし、スライドした前記コネ
クション識別機能の前記許容値をスライドしたタイミン
グ分ずつ減少させる第四のステップとを実行し、このと
きに既に後方のタイムスロットに前記コネクション識別
機能が配置されているときには、再び、前記第三および
第四のステップを実行する手順を実行させることが望ま
しい。
【0030】スケジューリング単位として単一のコネク
ションを扱っている部分の代わりに、一つ以上のコネク
ションにより構成されるコネクショングループをスケジ
ューリング単位として扱うこともできる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明実施例のセル読出スケジュ
ーリング装置および方法を図1ないし図4を参照して説
明する。図1は本発明実施例のセル読出スケジューリン
グ装置のブロック構成図である。図2は本発明実施例の
セル読出スケジューリング方法の手順を示すフローチャ
ートである。図3はスケジューリングテーブル1周期に
おけるスケジューリングの概念図である。図4は理想位
置からのずれの少ないスケジューリングテーブルを作成
するために、スケジューリングテーブル作成を複数回実
行する場合の手順を示すフローチャートである。
【0032】本発明の第一の観点はセル読出スケジュー
リング装置であって、本発明の特徴とするところは、図
1に示すように、各コネクションの識別子情報および帯
域情報の組を記録するコネクション情報保持手段1と、
指定されたポリシに基づいてコネクション情報保持手段
1に記録されたコネクション情報の組を並べ替えるコネ
クション情報ソート手段2と、スケジューリングテーブ
ル上のタイムスロット毎に配置され当該タイムスロット
に割当てられたコネクションを識別するコネクション識
別手段3と、各タイムスロットに配置するコネクション
のコネクション識別手段3をタイムスロット毎にリスト
状に接続して管理するリスト管理手段4と、各コネクシ
ョンが要求するセル出力タイミングの予約を受け付けて
コネクション識別手段3を配置するタイムスロット管理
手段5と、このタイムスロット管理手段5に対して各コ
ネクションの先頭のタイムスロット(初期配置タイムス
ロット)およびこの先頭のタイムスロットを起点とした
各コネクションの理想的なタイムスロット配置を予約す
る初期配置タイムスロット予約手段6および理想配置タ
イムスロット予約手段7と、スケジューリングテーブル
上の1つのタイムスロットに対して複数のコネクション
がコネクション識別手段3を重複して予約したときには
これを異なるタイムスロットに分散して配置する配置タ
イムスロット分散手段8とを含むスケジューリング手段
9を備え、このスケジューリング手段9のスケジューリ
ング結果にしたがってセルを読出すセル読出手段10を
備えたところにある。
【0033】さらに詳しくは、コネクション情報ソート
手段2は、各コネクションの帯域情報を参照し広帯域の
ものから順にソートし、タイムスロット管理手段5は、
このコネクション情報ソート手段2のソート順にしたが
って各コネクションから先頭のタイムスロットおよびこ
の先頭のタイムスロットを起点とした各コネクションの
理想的なタイムスロット配置の予約を受け付け(図2の
S1、S2の処理)、配置タイムスロット分散手段8
は、この受け付け結果を参照しスケジューリングテーブ
ル上の1つのタイムスロットに対して複数のコネクショ
ンが前記コネクション識別手段3を重複して予約配置し
たときには、リスト状に接続したコネクション識別手段
3のうちで2番目以降のものを隣接する後方のタイムス
ロットにスライドさせ(図2のS3、S4の処理)、こ
のときに、既にこの後方のタイムスロットに他のコネク
ション識別手段3が配置されているときには、この他の
コネクション識別手段3を前方よりスライドさせたコネ
クション識別手段3のリストの最後尾に移す。
【0034】あるいは、図4のステップS5の処理とし
て、コネクション情報保持手段1は、各コネクションの
理想的なセル送出タイムスロットの揺らぎ許容値情報を
併せて記録し、コネクション識別手段3に当該許容値情
報が設定され、配置タイムスロット分散手段8は、タイ
ムスロット管理手段5の受け付け結果を参照しスケジュ
ーリングテーブル上の1つのタイムスロットに対して複
数のコネクションがコネクション識別手段3を重複して
予約配置したときには、前記許容値が昇順になるように
コネクション識別手段3を並び替える第一のステップ
と、並び替えられたリストの2番目以降のコネクション
識別手段3を隣接する後方のタイムスロットへスライド
し、スライドしたコネクション識別手段3の前記許容値
をスライドしたタイミング分ずつ減少させる第二のステ
ップとを実行し、このときに、既にこの後方のタイムス
ロットに他のコネクション識別手段3が配置されている
ときには、再度、前記第一および第二のステップを実行
する。その結果として、最も最大配置位置揺らぎの小さ
いスケジューリングテーブルを採用する。
【0035】本発明の第二の観点は、図1に示すセル読
出スケジューリング装置に適用するセル読出スケジュー
リング方法であって、本発明の特徴とするところは、各
コネクションの帯域情報を参照し広帯域のものから順に
ソートし、このソート順にしたがって各コネクションか
ら先頭のタイムスロットおよびこの先頭のタイムスロッ
トを起点とした各コネクションの理想的なタイムスロッ
ト配置の予約を受け付け、スケジューリングテーブル上
のタイムスロットにはそれぞれ当該タイムスロットを予
約したコネクションを識別するためのコネクション識別
手段3を配置し、各タイムスロットに配置するコネクシ
ョンのコネクション識別手段3をタイムスロット毎にリ
スト状に接続して管理し、スケジューリングテーブル上
の1つのタイムスロットに対して複数のコネクションが
コネクション識別手段3を重複して予約したときには、
スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
対してリスト状に接続したコネクション識別手段3のう
ちで2番目以降のものを隣接する後方のタイムスロット
にスライドさせ、このときに、既にこの後方のタイムス
ロットに他のコネクション識別手段3が配置されている
ときには、この他のコネクション識別手段3を前方より
スライドさせたコネクション識別手段3のリストの最後
尾に移し、この結果として各タイムスロットに配置され
たコネクション識別手段3の数を0または1に限定し、
これによりセル読出タイムスロットを決定するところに
ある。
【0036】コネクション識別手段3の1番目が配置さ
れているタイムスロットの前方にコネクション識別手段
3の2番目以降のものをスライドさせる余地がある場合
には、スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロ
ットに対して複数のコネクションがコネクション識別手
段3を重複して予約配置したときには、スケジューリン
グテーブル上の1つのタイムスロットに対してリスト状
に接続したコネクション識別手段3のうちで2番目以降
のものを隣接する前方または後方のタイムスロットにス
ライドさせ、このときに、既にこの前方または後方のタ
イムスロットに他のコネクション識別手段3が配置され
ているときには、これを後方または前方よりスライドさ
せたコネクション識別手段3のリストの最後尾に移し、
この結果として各タイムスロットに配置されたコネクシ
ョン識別手段3の数を0または1に限定し、これにより
セル読出タイムスロットを決定する。
【0037】さらに、各コネクションの先頭のタイムス
ロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点とした理
想的なタイムスロット配置を予約する際に、配置するコ
ネクション識別手段3に対して対応するコネクション帯
域情報のタイムスロット揺らぎ許容値を設定し、リスト
状に接続されたコネクション識別手段3を分散して近傍
のタイムスロットに配置するときに、リストに含まれる
コネクション識別手段3が示すコネクションの前記許容
値の情報を参照し、前記許容値が昇順になるようにコネ
クション識別手段3を並び替える第三のステップと、並
び替えられたリストの2番目以降のものを隣接する後方
のタイムスロットへスライドし、スライドしたコネクシ
ョン識別手段3の前記許容値をスライドしたタイミング
分ずつ減少させる第四のステップとを実行し、このとき
に既に後方のタイムスロットにコネクション識別手段3
が配置されているときには、再び、前記第三および第四
のステップを実行する。
【0038】スケジューリング単位として単一のコネク
ションを扱っている部分の代わりに、一つ以上のコネク
ションにより構成されるコネクショングループをスケジ
ューリング単位として扱うこともできる。
【0039】本発明の第三の観点はプログラムであっ
て、本発明のセル読出スケジューリング装置は、情報処
理装置としてのパーソナル・コンピュータ装置等に本発
明のプログラムをインストールすることにより、そのパ
ーソナル・コンピュータ装置等を本発明のセル読出スケ
ジューリング装置に相応する装置とすることにより実現
することができる。このパーソナル・コンピュータ装置
等により、本発明のセル読出スケジューリング方法を実
行させることができる。
【0040】すなわち、本発明のプログラムは、情報処
理装置としてのパーソナル・コンピュータ装置等にイン
ストールすることにより、そのパーソナル・コンピュー
タ装置等に、各コネクションの識別子情報および帯域情
報の組を記録するコネクション情報保持機能と、指定さ
れたポリシに基づいて前記コネクション情報保持機能に
記録されたコネクション情報の組を並べ替えるコネクシ
ョン情報ソート機能と、スケジューリングテーブル上の
タイムスロット毎に配置され当該タイムスロットに割当
てられたコネクションを識別するコネクション識別機能
と、各タイムスロットに配置するコネクションのコネク
ション識別機能をタイムスロット毎にリスト状に接続し
て管理する機能と、各コネクションが要求するセル出力
タイミングの予約を受け付けて前記コネクション識別機
能を配置するタイムスロット管理機能と、このタイムス
ロット管理機能に対して各コネクションの先頭のタイム
スロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点とした
各コネクションの理想的なタイムスロット配置を予約す
る機能と、スケジューリングテーブル上の1つのタイム
スロットに対して複数のコネクションが前記コネクショ
ン識別機能を重複して予約配置したときにこれを異なる
タイムスロットに分散して配置する機能とを含むスケジ
ューリング機能を実現させ、このスケジューリング機能
のスケジューリング結果にしたがってセルを読出す機能
を実現させることを特徴とする。
【0041】前記コネクション情報ソート機能は、各コ
ネクションの帯域情報を参照し広帯域のものから順にソ
ートする機能を備え、前記タイムスロット管理機能は、
このソートする機能のソート順にしたがって各コネクシ
ョンから先頭のタイムスロットおよびこの先頭のタイム
スロットを起点とした各コネクションの理想的なタイム
スロット配置の予約を受け付ける機能を備え、前記分散
させる機能は、この受け付ける手段の受け付け結果を参
照しスケジューリングテーブル上の1つのタイムスロッ
トに対して複数のコネクションが前記コネクション識別
機能を重複して予約配置したときには、リスト状に接続
した前記コネクション識別機能のうちで2番目以降のも
のを隣接する後方のタイムスロットにスライドさせ、こ
のときに、既にこの後方のタイムスロットに他の前記コ
ネクション識別機能が配置されているときには、この他
の前記コネクション識別機能を前方よりスライドさせた
前記コネクション識別機能のリストの最後尾に移す機能
を備えて実現させることができる。
【0042】前記コネクション情報保持機能は、各コネ
クションの理想的なセル送出タイムスロットの揺らぎ許
容値情報を併せて記録する機能を含み、前記コネクショ
ン識別機能に当該許容値情報が設定され、前記分散させ
る機能は、前記受け付ける機能の受け付け結果を参照し
スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
対して複数のコネクションが前記コネクション識別機能
を重複して予約配置したときには、前記許容値が昇順に
なるように前記コネクション識別機能を並び替える第一
のステップと、並び替えられたリストの2番目以降の前
記コネクション識別機能を隣接する後方のタイムスロッ
トへスライドし、スライドした前記コネクション識別機
能の前記許容値をスライドしたタイミング分ずつ減少さ
せる第二のステップとを実行し、このときに、既にこの
後方のタイムスロットに他の前記コネクション識別機能
が配置されているときには、再度、前記第一および第二
のステップを実行する機能を備えて実現させることがで
きる。
【0043】本発明のプログラムによって、パーソナル
・コンピュータ装置を本発明のセル読出スケジューリン
グ装置に相応する装置とすることにより、そのパーソナ
ル・コンピュータ装置に、各コネクションの帯域情報を
参照し広帯域のものから順にソートし、このソート順に
したがって各コネクションから先頭のタイムスロットお
よびこの先頭のタイムスロットを起点とした各コネクシ
ョンの理想的なタイムスロット配置の予約を受け付け、
スケジューリングテーブル上のタイムスロットにはそれ
ぞれ当該タイムスロットを予約したコネクションを識別
するためのコネクション識別機能を配置し、各タイムス
ロットに配置するコネクションのコネクション識別機能
をタイムスロット毎にリスト状に接続して管理し、スケ
ジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに対し
て複数のコネクションが前記コネクション識別機能を重
複して予約したときには、スケジューリングテーブル上
の1つのタイムスロットに対してリスト状に接続したコ
ネクション識別機能のうちで2番目以降のものを隣接す
る後方のタイムスロットにスライドさせ、このときに、
既にこの後方のタイムスロットに他の前記コネクション
識別機能が配置されているときには、この他の前記コネ
クション識別機能を前方よりスライドさせた前記コネク
ション識別機能のリストの最後尾に移し、この結果とし
て各タイムスロットに配置されたコネクション識別機能
の数を0または1に限定し、これによりセル読出タイム
スロットを決定する手順を実行させることを特徴とす
る。
【0044】前記コネクション識別機能の1番目が配置
されているタイムスロットの前方に前記コネクション識
別機能の2番目以降のものをスライドさせる余地がある
場合には、スケジューリングテーブル上の1つのタイム
スロットに対して複数のコネクションが前記コネクショ
ン識別機能を重複して予約配置したときには、スケジュ
ーリングテーブル上の1つのタイムスロットに対してリ
スト状に接続したコネクション識別機能のうちで2番目
以降のものを隣接する前方または後方のタイムスロット
にスライドさせ、このときに、既にこの前方または後方
のタイムスロットに他の前記コネクション識別機能が配
置されているときには、これを後方または前方よりスラ
イドさせた前記コネクション識別機能のリストの最後尾
に移し、この結果として各タイムスロットに配置された
前記コネクション識別機能の数を0または1に限定し、
これによりセル読出タイムスロットを決定する手順を実
行させることができる。
【0045】各コネクションの先頭のタイムスロットお
よびこの先頭のタイムスロットを起点とした理想的なタ
イムスロット配置を予約する際に、配置する前記コネク
ション識別機能に対して対応するコネクション帯域情報
のタイムスロット揺らぎ許容値を設定し、リスト状に接
続された前記コネクション識別機能を分散して近傍のタ
イムスロットに配置するときに、リストに含まれる前記
コネクション識別機能が示すコネクションの前記許容値
の情報を参照し、前記許容値が昇順になるように前記コ
ネクション識別機能を並び替える第三のステップと、並
び替えられたリストの2番目以降のものを隣接する後方
のタイムスロットへスライドし、スライドした前記コネ
クション識別機能の前記許容値をスライドしたタイミン
グ分ずつ減少させる第四のステップとを実行し、このと
きに既に後方のタイムスロットに前記コネクション識別
機能が配置されているときには、再び、前記第三および
第四のステップを実行する手順を実行させることができ
る。
【0046】スケジューリング単位として単一のコネク
ションを扱っている部分の代わりに、一つ以上のコネク
ションにより構成されるコネクショングループをスケジ
ューリング単位として扱うこともできる。
【0047】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説
明する。
【0048】(第一実施例)以下、本発明第一実施例に
ついて説明する。
【0049】まず、各コネクションに、割当て帯域にし
たがってスケジューリングテーブル1周期内のセル配置
数および理想セル出力間隔を計算する。計算した各コネ
クションのタイムスロットの1周期分をこのコネクショ
ンのタイムスロット群と呼ぶとすると、このタイムスロ
ット群のスケジューリングテーブルへの配置開始位置は
任意であるから、タイムスロットの全分布が均一になる
ようにタイムスロット群の配置開始位置を決める。
【0050】タイムスロット位置を均一配置するために
有効なタイムスロット群配置開始位置決定手段として
は、タイムスロット群に含まれるタイムスロット数の多
いコネクションから順に割当てを行うこと、含まれるタ
イムスロット数の同じタイムスロット群は、配置開始位
置を均等にずらして配置することなどがあげられる。
【0051】なお、各タイムスロットにはそれぞれ単一
のコネクションしか割当てることができないが、上記の
方法では単一のタイムスロットに複数のコネクションが
割当てられることがある。そこで、理想セル出力間隔で
配置されたタイムスロット位置を配置位置揺らぎ許容範
囲内でずらすことにより、タイムスロットへのコネクシ
ョン割当ての重複を回避する。
【0052】図5は上記に示した方法に基づいて、各コ
ネクションの理想セル出力間隔に対応したセル出力タイ
ミングをm×n配列にマッピングしたものである。ここ
ではコネクション数はm、スケジューリングテーブル1
周期分のタイムスロット数はnであるものとする。しか
し、各コネクションのセル出力タイムスロットは計算さ
れる理想的な間隔で配置されており、複数のコネクショ
ン間で同一のタイムスロットを共有してしまっている部
分がある。
【0053】これよりスケジューリングテーブルを生成
するために、配置用リストを構築する配列(図6、図
7)を用意する。図6および図7の配列は、それぞれが
セル配置可能なタイムスロット数の要素により構成され
る。以降、図6の配列をタイムスロット配列、図7の配
列をコネクション配列と呼ぶ。
【0054】タイムスロット配列はスケジューリングテ
ーブルのタイムスロット位置に対応する。この配列はポ
インタのフィールドを有し、タイムスロット位置に対応
した要素のポインタが該当するコネクション配列の要素
を指し示す。また、論理的にはリング状の構造を有して
おり、最後の要素の次には先頭の要素に戻って連続して
いるものとする。
【0055】一方、コネクション配列は各コネクション
IDのフィールドおよびポインタのフィールドを有す
る。タイムスロット配列のポインタにより指し示され
る。また、同一のタイムスロットに複数のコネクション
が割当てられている場合に該当するコネクション(コネ
クション配列の要素)をリスト構造で指し示すために、
ポインタを保持している。なお初期状態では、タイムス
ロット配列およびコネクション配列の全要素に初期値
(例えば0)が設定されている。
【0056】図5の例にしたがい、各コネクションの理
想タイムスロット位置を計算する。コネクション#1は
タイムスロット1が理想位置なので、タイムスロット配
列の1番目の要素のポインタ値を参照する。しかし、こ
の要素には初期値(=0)が設定されているので、まだ
コネクションが配置されていないことがわかる。よっ
て、コネクション配列の未使用の要素にコネクションI
Dを書き込み、その配列の要素番号をタイムスロット配
列の1番目の要素にポインタとして書き込む。この時点
では、タイムスロット配列の先頭の要素は(1)になっ
ており、コネクション配列の先頭の要素は(1:0)に
なっている。また、コネクション#1はタイムスロット
5も理想位置なので、タイムスロット配列の5番目の要
素を検索し、同様にタイムスロット配列の要素は
(2)、コネクション配列の2番目の要素には(1:
0)と書き込む。
【0057】コネクション#1のタイムスロット位置の
計算が全て終了したら、次のコネクションの計算を行
う。コネクション#2もタイムスロット1に配置されて
いるので(図5)、まずタイムスロット配列の1番目の
要素を参照する。しかし、1番目の要素のポインタが初
期値(=0)ではないので、既に別のコネクションが配
置されていることがわかる。そこで、このポインタで示
されるコネクション配列を参照する。ここではタイムス
ロット配列の1番目の要素のポインタ値は(1)なの
で、コネクション配列の1番目の要素を参照することに
なる。
【0058】コネクション配列の1番目の要素は(1:
0)となっていることから、コネクション#1が既に配
置されており、ポインタ値が初期値であることからそれ
以外のコネクションは配置されていないことがわかる。
よって、空いているコネクション配列の要素にコネクシ
ョンIDを書き込み、その配列の要素番号を先程参照し
たコネクション配列のポインタ値として書き込む。つま
り、1番目の要素は(1:3)となる。
【0059】この時点の各配列の内容は、図8に示すと
おりである。以降、同様の操作を全てのコネクションに
ついて行う。また概念的には、図9のような終端要素の
ポインタ値が(0)になるリスト構造のデータを構築す
ることになる。以降の説明はこのリスト構造を用いて行
う。
【0060】全てのコネクションの配置が終了したら、
作成したタイムスロット配列、コネクション配列をもと
にして、タイムスロットにコネクションIDを配置して
いく。
【0061】該当するタイムスロットにコネクションI
Dが一つしか割当てられていなければ、そのまま配置す
るが、二つ以上のコネクションIDが割当てられている
場合には、ポインタで繋がれたリストの二つ目以降の要
素を次のタイムスロット配列の要素にポインタを接続し
なおす。ただし、移動するコネクション配列要素は移動
先のコネクション配列要素よりも前にリンクする。これ
はタイムスロット位置の理想配置位置からのずれの最大
値を小さく抑えるためである。図10にこの手順を示
す。
【0062】前述したとおり、タイムスロット配列はリ
ング構造を有しているので、最後の配列要素に複数のコ
ネクションIDが割当てられている場合には、後方のコ
ネクション配列要素はタイムスロット配列の先頭要素に
シフトすることになる。この操作により、スケジューリ
ングテーブルの終端部と先頭部との接続もシームレスに
行うことができる。図11にこの手順を示す。
【0063】上記の手順において、コネクション配列の
要素がリンク構造により複数接続されることがあるが、
このコネクション配列要素の接続数の最大値は理想配置
位置からのずれの最大値に一致する。よって、この配列
要素の最大値を監視することにより、あらかじめ規定し
たセル配置位置揺らぎの許容値を超えるか否かを判断す
ることが可能である。例えば、図12の配置の場合に
は、最大セル配置位置揺らぎは3セル分であり、セル配
置位置揺らぎ許容値を2セルとするならば、(18:
0)のタイムスロットはセル配置位置揺らぎ許容値を超
えるためセル配置位置違反となる。
【0064】上記手順を繰り返すことにより、最終的に
は全てのコネクション配列要素をタイムスケジューリン
グ要素に対して1対1で対応付けすることができる。こ
のタイムスロット位置とコネクションIDとの組み合わ
せは、スケジューリングテーブルとして用いることが可
能である。
【0065】生成されたスケジューリングテーブルの特
性の判断基準の一つとして、最大セル配置位置揺らぎを
用いることができる。この値は、初めに行う各コネクシ
ョンのテーブル割当て処理(図5)により変動する。そ
こで複数のパターンを生成し、それぞれのパターンにつ
いて上記のスケジューリングテーブル配置処理を行い、
最大セル配置位置揺らぎを比較することで、よりセル配
置位置揺らぎの小さいスケジューリングテーブルを生成
することが可能である。
【0066】(第二実施例)本発明第一実施例では、全
てのコネクションに対して同一の最大セル配置位置揺ら
ぎ許容値が設定されていたが、複数の揺らぎ許容値を設
定する必要がある場合には、配置位置の揺らぎをより厳
密に管理する必要がある。
【0067】本例では、図13に示すとおり、コネクシ
ョン配列に配置位置揺らぎ許容値フィールドを拡張す
る。このフィールドには、計算により算出される理想配
置位置に対して許容される最大のずれを設定する。
【0068】各コネクション毎に計算された理想配置位
置をタイムスロット配列およびコネクション配列毎にマ
ッピングする操作については、上記拡張によらないの
で、第一実施例と同様の操作を行う。ただし、設定され
たコネクション配列には、コネクションIDの他に、各
コネクション毎に設定された配置位置揺らぎ許容値が設
定されているものとする。
【0069】第一実施例では、全コネクションについて
配置位置揺らぎ許容値が同一であったため、一つのタイ
ムスロットに対して複数のコネクションIDが割当てら
れていた場合に、その連続する配列要素数のみしか管理
しなかった。しかし、第二実施例では、各コネクション
毎に配置位置揺らぎ許容値が異なるため、第一実施例の
ような単純シフト処理を行うことはできない。そこで、
タイムスロット配列要素に複数のコネクション配列要素
が連なっている場合には、各コネクション配列要素に設
定された配置位置揺らぎ許容値の小さいものから順に並
び替え操作を行う(図14)。
【0070】このとき、各コネクション配列要素の当該
タイムスロット配列における順番が、各コネクション配
列要素の配置位置揺らぎ許容値を超えないことを監視す
る必要がある。もし、この条件を満たせない場合には、
最終的に生成されるタイムスケジューリングテーブルが
配置位置揺らぎ許容値違反の不正なものとなるため、各
コネクションの理想配置位置のマッピングからやり直す
必要がある。
【0071】上記操作により、当該タイムスロット配列
における順番が先頭のコネクション配列要素以外は次の
タイムスロット配列要素にシフトする。ここで、シフト
するコネクション配列要素の配列位置揺らぎ許容値はシ
フトした分だけデクリメントする(図14(c))。そ
して、次のタイムスロット配列要素に1つ以上のコネク
ション配列が割当てられている場合には、先程と同様
に、各コネクション配列要素の配置位置揺らぎ許容値に
よって並び替え操作を行う。
【0072】上述の操作を繰り返すことにより、コネク
ション毎に異なる配置位置揺らぎ許容値を設定した場合
も、各コネクションの揺らぎ許容値を満たしたスケジュ
ーリングテーブルを構築することが可能となる。
【0073】(第三実施例)第二実施例では、各コネク
ションの理想配置位置が同一のタイムスロットに割当て
られていたときに、該当タイムスロットに配置できなか
ったコネクション配列要素を後方のタイムスロット配列
要素にシフトしていたが、このシフト方向を前方に対し
て拡張することにより、より配置位置揺らぎを小さくす
ることが可能である。ただし、同一タイムスロット群に
含まれる二つの隣接タイムスロットに関して、前のタイ
ムスロットが後方シフト、後のタイムスロットが前方シ
フトしている場合には、前方のタイムスロットとの間隔
を調べ、該当するコネクションの直前位置に配置された
タイムスロットとの間隔が許容される間隔よりも広くな
っていることを確認しなければならない。タイムスロッ
ト間の間隔が、規定される間隔よりも狭い場合には、後
のタイムスロットは後方シフトにしなければならない。
このように前方シフトと後方シフトとを併用する場合
に、後方シフトのみの場合よりもタイムスロット配置の
ための計算が複雑になるため、処理に時間がかかること
になるが、最大セル配置位置揺らぎを小さくすることが
できる。
【0074】(第四実施例)これまでの実施例では、コ
ネクション配列の各要素には単一のコネクションに付け
られたIDを対応付けるものとして扱った。さらに加え
て、複数のコネクションをグループ化して単一のまとま
ったコネクショングループとして扱う場合においても、
このコネクショングループを前述の実施例における単一
コネクションに置き替えて扱うことが可能である。つま
り、各コネクショングループにIDを付与し、全体の帯
域を各グループに設定した帯域に比例して帯域を割当て
ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のスケジューリング方法と同等またはそれ以上の特
性を有するスケジューリングテーブルを従来よりも高速
に生成することができる。コネクション個別のタイムス
ロット配置位置揺らぎ許容値の導入に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のセル読出スケジューリング装置
のブロック構成図。
【図2】本発明実施例のセル読出スケジューリング方法
の手順を示すフローチャート。
【図3】本発明実施例のスケジューリングテーブル1周
期におけるスケジューリングの概念図。
【図4】本発明実施例の理想位置からのずれの少ないス
ケジューリングテーブルを作成するために、スケジュー
リングテーブル作成を複数回実行する場合の手順を示す
フローチャート。
【図5】本発明実施例の各コネクションの理想セル出力
間隔に対応したセル出力タイミングをm×n配列にマッ
ピングした状態を示す図。
【図6】本発明実施例のタイムスロット配列を示す図。
【図7】本発明実施例のコネクション配列を示す図。
【図8】本発明実施例のタイムスロット配列およびコネ
クション配列の記録状況を示す図。
【図9】本発明実施例のスケジューリング方法を説明す
るための図。
【図10】本発明実施例のスケジューリング方法を説明
するための図。
【図11】本発明実施例のスケジューリング方法を説明
するための図。
【図12】本発明実施例のスケジューリング方法を説明
するための図。
【図13】本発明実施例の拡張されたコネクション配列
を示す図。
【図14】本発明実施例のスケジューリング方法を説明
するための図。
【符号の説明】
1 コネクション情報保持手段 2 コネクション情報ソート手段 3 コネクション識別手段 4 リスト管理手段 5 タイムスロット管理手段 6 初期配置タイムスロット予約手段 7 理想配置タイムスロット予約手段 8 配置タイムスロット分散手段 9 スケジューリング手段 10 セル読出手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA15 CC02 KK01 KK05 KK12 KK32 LL12 MM08 RR02 5K030 GA01 HA10 HB14 JA01 LC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各コネクションの識別子情報および帯域
    情報の組を記録するコネクション情報保持手段と、 指定されたポリシに基づいて前記コネクション情報保持
    手段に記録されたコネクション情報の組を並べ替えるコ
    ネクション情報ソート手段と、 スケジューリングテーブル上のタイムスロット毎に配置
    され当該タイムスロットに割当てられたコネクションを
    識別するコネクション識別手段と、 各タイムスロットに配置するコネクションのコネクショ
    ン識別手段をタイムスロット毎にリスト状に接続して管
    理する手段と、 各コネクションが要求するセル出力タイミングの予約を
    受け付けて前記コネクション識別手段を配置するタイム
    スロット管理手段と、 このタイムスロット管理手段に対して各コネクションの
    先頭のタイムスロットおよびこの先頭のタイムスロット
    を起点とした各コネクションの理想的なタイムスロット
    配置を予約する手段と、 スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
    対して複数のコネクションが前記コネクション識別手段
    を重複して予約配置したときにこれを異なるタイムスロ
    ットに分散して配置する手段とを含むスケジューリング
    手段を備え、 このスケジューリング手段のスケジューリング結果にし
    たがってセルを読出す手段を備えたことを特徴とするセ
    ル読出スケジューリング装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクション情報ソート手段は、各
    コネクションの帯域情報を参照し広帯域のものから順に
    ソートする手段を備え、 前記タイムスロット管理手段は、このソートする手段の
    ソート順にしたがって各コネクションから先頭のタイム
    スロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点とした
    各コネクションの理想的なタイムスロット配置の予約を
    受け付ける手段を備え、 前記分散させる手段は、この受け付ける手段の受け付け
    結果を参照しスケジューリングテーブル上の1つのタイ
    ムスロットに対して複数のコネクションが前記コネクシ
    ョン識別手段を重複して予約配置したときには、リスト
    状に接続した前記コネクション識別手段のうちで2番目
    以降のものを隣接する後方のタイムスロットにスライド
    させ、このときに、既にこの後方のタイムスロットに他
    の前記コネクション識別手段が配置されているときに
    は、この他の前記コネクション識別手段を前方よりスラ
    イドさせた前記コネクション識別手段のリストの最後尾
    に移す手段を備えた請求項1記載のセル読出スケジュー
    リング装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクション情報保持手段は、各コ
    ネクションの理想的なセル送出タイムスロットの揺らぎ
    許容値情報を併せて記録する手段を含み、 前記コネクション識別手段に当該許容値情報が設定さ
    れ、 前記分散させる手段は、前記受け付ける手段の受け付け
    結果を参照しスケジューリングテーブル上の1つのタイ
    ムスロットに対して複数のコネクションが前記コネクシ
    ョン識別手段を重複して予約配置したときには、前記許
    容値が昇順になるように前記コネクション識別手段を並
    び替える第一のステップと、並び替えられたリストの2
    番目以降の前記コネクション識別手段を隣接する後方の
    タイムスロットへスライドし、スライドした前記コネク
    ション識別手段の前記許容値をスライドしたタイミング
    分ずつ減少させる第二のステップとを実行し、このとき
    に、既にこの後方のタイムスロットに他の前記コネクシ
    ョン識別手段が配置されているときには、再度、前記第
    一および第二のステップを実行する手段を備えた請求項
    2記載のセル読出スケジューリング装置。
  4. 【請求項4】 各コネクションの帯域情報を参照し広帯
    域のものから順にソートし、 このソート順にしたがって各コネクションから先頭のタ
    イムスロットおよびこの先頭のタイムスロットを起点と
    した各コネクションの理想的なタイムスロット配置の予
    約を受け付け、 スケジューリングテーブル上のタイムスロットにはそれ
    ぞれ当該タイムスロットを予約したコネクションを識別
    するためのコネクション識別手段を配置し、 各タイムスロットに配置するコネクションのコネクショ
    ン識別手段をタイムスロット毎にリスト状に接続して管
    理し、 スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
    対して複数のコネクションが前記コネクション識別手段
    を重複して予約したときには、スケジューリングテーブ
    ル上の1つのタイムスロットに対してリスト状に接続し
    たコネクション識別手段のうちで2番目以降のものを隣
    接する後方のタイムスロットにスライドさせ、このとき
    に、既にこの後方のタイムスロットに他の前記コネクシ
    ョン識別手段が配置されているときには、この他の前記
    コネクション識別手段を前方よりスライドさせた前記コ
    ネクション識別手段のリストの最後尾に移し、この結果
    として各タイムスロットに配置されたコネクション識別
    手段の数を0または1に限定し、これによりセル読出タ
    イムスロットを決定することを特徴とするセル読出スケ
    ジューリング方法。
  5. 【請求項5】 前記コネクション識別手段の1番目が配
    置されているタイムスロットの前方に前記コネクション
    識別手段の2番目以降のものをスライドさせる余地があ
    る場合には、 スケジューリングテーブル上の1つのタイムスロットに
    対して複数のコネクションが前記コネクション識別手段
    を重複して予約配置したときには、スケジューリングテ
    ーブル上の1つのタイムスロットに対してリスト状に接
    続した前記コネクション識別手段のうちで2番目以降の
    ものを隣接する前方または後方のタイムスロットにスラ
    イドさせ、このときに、既にこの前方または後方のタイ
    ムスロットに他の前記コネクション識別手段が配置され
    ているときには、これを後方または前方よりスライドさ
    せた前記コネクション識別手段のリストの最後尾に移
    し、この結果として各タイムスロットに配置された前記
    コネクション識別手段の数を0または1に限定し、これ
    によりセル読出タイムスロットを決定する請求項4記載
    のセル読出スケジューリング方法。
  6. 【請求項6】 各コネクションの先頭のタイムスロット
    およびこの先頭のタイムスロットを起点とした理想的な
    タイムスロット配置を予約する際に、配置する前記コネ
    クション識別手段に対して対応するコネクション帯域情
    報のタイムスロット揺らぎ許容値を設定し、リスト状に
    接続された前記コネクション識別手段を分散して近傍の
    タイムスロットに配置するときに、リストに含まれる前
    記コネクション識別手段が示すコネクションの前記許容
    値の情報を参照し、前記許容値が昇順になるように前記
    コネクション識別手段を並び替える第三のステップと、
    並び替えられたリストの2番目以降のものを隣接する後
    方のタイムスロットへスライドし、スライドした前記コ
    ネクション識別手段の前記許容値をスライドしたタイミ
    ング分ずつ減少させる第四のステップとを実行し、この
    ときに既に後方のタイムスロットに前記コネクション識
    別手段が配置されているときには、再び、前記第三およ
    び第四のステップを実行する請求項5記載のセル読出ス
    ケジューリング方法。
  7. 【請求項7】 スケジューリング単位として単一のコネ
    クションを扱っている部分の代わりに、一つ以上のコネ
    クションにより構成されるコネクショングループをスケ
    ジューリング単位として扱う請求項5または6記載のセ
    ル読出スケジューリング方法。
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