JP6561127B2 - 時間認識パス計算 - Google Patents
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Description
本記載及び特許請求の範囲で使用される用語"備える"は、他の要素又はステップを排除するものではなく、リストされている手段に限定して解釈すべきではない。単数名詞を参照するときに不定冠詞又は定冠詞が使用されるが、これは、他に特別に表示しない限り、複数を含む。
API アプリケーションプログラミングインタフェース
ASIC アプリケーション特定集積回路
DWDM 高密度波長分割多重
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
LSP ラベルスイッチドパス
MPLS マルチプロトコルラベルスイッチング
NSM ネットワークサービスマネージャ
OTN 光トランスポートネットワーク
PCC パス計算クライアント
PCE パス計算要素
TP 時間パターン
SDN ソフトウェア定義ネットワーク
WSON 波長スイッチ光ネットワーク
実施形態の前置きとして、従来のソフトウェア定義ネットワークを参照して、従来のデザインの幾つかの問題点について説明する。ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)は、ネットワーク制御と転送機能を分離し、ネットワーク制御を直接プログラム可能とし、基礎となるインフラストラクチャをアプリケーション及びネットワークサービスに対して抽象化する、新たなアーキテクチャである。この敏捷性及びプログラム可能性の直接的な結果は、手作業を介することなく、新たなパスを自動的に要求し、パス計算を実行するトランスポートSDNコントローラのトップで走るアプリケーションを持つ可能性である。既存の解決策の問題は、SDNコントローラ及びそのトップで走るアプリケーションが、実際に設定されているパス(例えば、LSP又は回線)を認識するが、それ以外の時間次元と、時間の特定の瞬間に実際に利用可能なリソースを認識していないことである。このアプローチは、トランスポートネットワークの静的な性質を反映している。記述する実施形態は、この問題を特定の方法で解決し、SDNネットワーク又はトランスポートネットワークのみならず、PCCがPCEのパス計算サービスを要求する任意のネットワークに適用することができる。
図1は、ノード8、10及びノード間を接続する光伝送リンク5の様なパスリソースを有する光伝送ネットワーク2の形式での通信ネットワーク(SDNである必要はない)の一例を示している。トラフィックは、ラムダとも呼ばれる周波数又は波長チャネル6によりリンク5で搬送される。パスは1組(又はそれ以上)のノード間に確立された光パスの波長チャネル、或いは、波長チャネル内のタイムスロットを予約することによりネットワーク内において設定される。光パスは、中間ノードを通過できる。各ノードは、ラムダ上でトラフィックを光で送信し、ラムダ上でトラフィックを光で受信するネットワークインタフェースを有する。ノードのそれぞれは、複数のリンク5に接続し、例えば、帯域可変光クロスコネクト(BVーOXC)であり、フレキシブル波長選択スイッチ(WSS)を有する。あるパスの第1ノード10に、パス計算クライアント(PCC21)がある。トラフィックは、入力リンク5のラムダ上のネットワークインタフェースで受信され、要求された出力ネットワークインタフェースに転送され、出力リンク5のラムダ上に送信される。ノード10は、ネットワーク2の他のノード8にトラフィックを転送でき、ネットワーク2とは異なる他のノードから受信したトラフィックを追加でき、ネットワーク2とは異なる他のノードにトラフィックをドロップできる。
図2は、図1に示す、或いは、他のタイプの通信ネットワークで使用されるパス計算方法の例を示すフローチャートである。通信ネットワークは、パスを実現するために使用可能なパスリソース8、10を有する。ネットワークの新たなパスの計算の要求を受信200するステップがあり、要求は、パスが望まれる将来の時間区間を示している。新たなパスへの参照は、パスのルートが新しいと、何らかの方法で暗示することを意図するものではなく、このパスが既に要求されたものではないことを明確にするためのものである。続いて、将来の時間区間でのパスリソースそれぞれの利用可能性の表示を少なくとも有する、将来のネットワーク状態を生成するステップ210があり、生成するステップは、既に予約されたパスのログからの選択に基づく。パスは、ログにおいて、予約されたパスそれぞれのパスリソース予約の観点で表示され、パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連する時間区間を有する。選択は、その関連する時間区間が将来の時間区間に対応するパスリソース予約を有する、予約されたパスのパスリソースを含む。
図3は、図2の方法に似たパス計算方法の例を示すフローチャートである。図2に示す様に、ネットワークの新たなパスの計算の要求を受信200するステップがあり、要求は、パスが望まれる将来の時間区間を示している。続いて、将来の時間区間でのパスリソースそれぞれの利用可能性の表示を少なくとも有する、将来のネットワーク状態を生成するステップ212があり、生成するステップは、示された将来の時間区間に対応する時間区間に関連付けられたパス予約を有する既に予約されたパスのパスリソースに基づく。将来のネットワーク状態を生成するステップは、ログのリソース予約の関連時刻で提示される分解能より低い時間分解能でパスリソースのそれぞれの利用可能性の値を導出するステップを含む。図2に示す様に、将来のネットワーク状態により、新たなパスのためにパスリソースのどれを選択するかを計算220するステップがある。
図4は、図2の方法に似たパス計算方法の例を示すフローチャートである。図2に示す様に、ネットワークの新たなパスの計算要求を受信200するステップがあり、要求は、パスが望まれる将来の時間区間を示している。続いて、将来の時間区間でのパスリソースのそれぞれの利用可能性の表示を少なくとも有する、将来のネットワーク状態を生成するステップ214があり、生成するステップは、示された将来の時間区間に対応する時間区間に関連付けられたパス予約を有する既に予約されたパスのパスリソースに基づく。将来のネットワーク状態を生成するステップは、各パスリソースについて、パスリソースの予約を累積するステップと、累積された予約から利用可能性を判定するステップと、を含む。将来のネットワーク状態を生成するこの方法は、例えば、アルゴリズムによる予測より、より正確で決定的な表現を提供する利点がある。
図5は、一実施形態によるPCC及びPCEの動作を示すタイムチャートである。図の下に向けて時間が進行する。PCCの動作は、左側に表示される。PCEの動作は、右側に表示される。この実施形態は、PCE22により、将来の時間区間で、パスリソース予約を持つ予約されたパスをログから選択するステップと、将来のネットワーク状態を生成するステップと、PCE22により実行される新たなパスを計算するステップとを示している。これは、パスの選択が他の場所で実行されたときに生じる通信オーバヘッドを低減させる。
図6は、図5と同様のタイムチャートを示している。本場合においては、パス計算クライアント(PCC)が、将来の時間区間でのパスリソース予約を有するログのパスを選択し、選択されたパスのパスリソース要求をPCE22に送信するために使用される点で図5とは異なる。これは、PCE22が、将来の時間区間での将来のネットワーク状態を生成するステップを実行することを可能にし、PCEは、新たなパスを計算するステップを実行する様に構成される。選択及びパス予約要求の送信をPCEの外部で実行させることで、PCEが時間認識することを必要とせずに、PCEに時間認識パス計算を実行させる様に制御することが可能になる。よって、PCEを、より簡易に、或いは、従来の装置により近くすることができ、より高い通信オーバヘッドという代償を払うが、時間認識パス計算を依然可能にする。
図7は、図5と同様のタイムチャートを示している。本場合において、ログから、将来の時間区間でのパスリソース予約との比較で差があることを検出することにより、異なる時間区間での将来のネットワーク状態を生成する後続ステップと、差に従い、パスリソースのそれぞれの利用可能性の表示に、対応する変更を行うステップがある点で図5とは異なる。これは、各パス計算の後、現在時刻のネットワーク状態に常にリセットすることと比較して、後続の要求をより効果的に処理することを助けることができる。これは、もちろん、図6に示す様な他の実施形態にも適用できる。
図8は、PCC及びPCEを含む実施形態を示し、図5の実施形態に似た、それらの相互作用を示している。本場合において、パスは、現在広く商業的に使用されており、かつ、重要なラベルスイッチドパスである。図8の実施形態において、PCE22は、現時点の要求と共に、LSP形式である既に予約されたパスのログ30を維持している。PCEによるパス計算の実行を可能にするため、ネットワーク状態を格納するデータベース40の様な格納部も、PCEのために設けられる。PCCとPCEとの間の通信は、図の下に向かい進行する時間の時間シーケンスとして示されている。PCC及びPCEは、PCE通信プロトコル(PCEP)を介して通信できる。PCC21が時間パターンTPに関連付けられた新たなLSPの要求を送信するとき、PCEは2つのステップを行う。最初に、PCEは、ログ内の、新たなパス要求に関連付けられた時間区間と重なる関連付けられた時間区間を有する総てのLSPに対して"LSP生成"アクションを実行する。これは、PCEが、将来の時間での状態を表現するためにデータベース40のネットワーク状態を更新することを可能にする。これは、予約されたパスによって示される、要求された将来の時間区間での、予想された需要を反映する。
図9は、図8と同様の図である。本場合において、ログは、PCCにより維持され、かつ、更新される。図9の実施形態において、PCCはログを有し、図8の実施形態での総ての"LSP生成"及び"LSP削除"パス予約要求を、同じロジックを使用してPCEに提供する。本利点は、PCEが完全に時間認識を行わない状態のままにでき、総ての時間に関するロジックをPCC又はクライアントのアプリケーションに移すことができることである。欠点は、PCCとPCEとの間の情報交換が多くなり得ることである。当業者は、繰り返しTPが生じることの計算の最適化を様々な方法で行うことができる。
図10は、パス計算クライアントの機能の観点からの実施形態によるフローチャートのステップを示している。ステップ200で、ネットワークの新たなパスの計算要求が受信され、要求は、パスが望まれる将来の時間区間を示している。ステップ250で、予約されたパスそれぞれのパスリソース予約の観点で表示される、既に予約されたパスのログ30からの選択があり、パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連する時間区間を有する。選択は、その関連する時間区間が将来の時間区間に対応するパスリソース予約を有する、予約されたパスのパスリソースを少なくとも含む。ステップ260は、パス計算要素に予約要求として選択したパスを送信することを含み、将来の時間区間でのパスリソースの利用可能性の表示を少なくとも含む、将来の時間区間での将来のネットワーク状態をPCEが生成することを可能にする。
図11は、ネットワークがソフトウェア定義ネットワークコントローラ58を有する実施形態を示し、ソフトウェア定義ネットワークコントローラ58は、要求を受信するステップと、その後に、将来のネットワーク状態を生成するステップと、新たなパスを計算するステップと、を実行する様に構成される。本実施形態では、パスリソースが実際のパスリソースの要約バージョンとして表示されることが重要である。この要約は、コントロールレイヤを、ネットワークのデータ又は転送レイヤから切り離すことを可能にする。これは、データ又は転送レイヤの多くの詳細を知る必要なしに、アプリケーションが時間変動するトラフィック需要に自動的に適合させるネットワークプロビジョニングを制御可能にすることを助ける。上述した実施形態の任意の特徴を組み合わせて実現することもできる。図11では、SDNコントローラが、要約レイヤ52を介して、パケットレイヤ31及び光レイヤ41の様なパスリソースに接続されている。この要約レイヤは、例えば、ネットワークの各ノードでのエージェントソフトウェアにより実現でき、NSMがパスリソースを制御又はパスリソースにアクセスすることを可能にするが、他の実装も可能である。
SDNコントローラは多くの機能を有し、その1つは、ネットワークを管理し、上述したPCCの機能を実行する、ネットワークサービスマネージャNSM59である。他の機能は、SDNコントローラ内に表示され、NSM及び将来のネットワーク状態を格納するデータベース40に接続される、PCE22である。既に予約されたパスのログ(簡略化のため図示せず)は、上述した実施形態の様に、NSM又はPCEのいずれかに接続されて提供され得る。SDNコントローラは、要約レイヤ52を介してネットワークのノードにNSMを接続するための南行インタフェースSBI29も有する。北行インタフェースNBI27は、要約を提示する様に、NSMをクライアントアプリケーションプログラムに接続するために設けられ、クライアントアプリケーションプログラムが、新たなトラフィック要求のパス計算を行うために、NSMを介して、ネットワークを制御することを可能にするための標準インタフェースを提供する。パス計算は、上述した他の実施形態で述べた様に実行され、例えば、ネットワーク動作の間のパスプロビジョニング、導入前のネットワーク設計、新たな容量を提供することによるネットワークのアップグレードがどれほど良いかを判定するために使用される。パス計算が入力ノードの外部で実行されると、要求エンティティ又は入力ノードは、総ての必要な情報を外部パートに送る必要がある。
本ケースの通信ネットワーク71は、電気ドメインパケットレイヤ31及び光レイヤ41において複数のスイッチングノードを備えている。制御プレーンは、パケットレイヤ31又は光レイヤ41に存在し得るスイッチングノードに接続される。幾つかのノードは、両レイヤにおいてスイッチングする、所謂、マルチレイヤノード61と呼ばれるハイブリッドノードであり得る。ノード間の複数のリンクが示され、典型的に、ネットワークは、より多くのリンクを有する。ネットワーク外のクライアントデータ終端ポイント67は、リモートサーバの様なトラフィック源からトラフィックを要求する、企業イントラネット又はユーザ端末からのインタフェースであり得る。要求は、典型的には、入力ノード、本例ではスイッチ64と協調してNSMにより管理され得る。ソース67と宛先66との間には、パケットスイッチ64、62、63及び光スイッチ45、46、47を通過する複数の可能なパスがある。パス計算は、例えば、パケットレイヤをカバーする様に拡張され、2つ以上のレイヤをカバーする様に拡張され得る。
従来の時間認識しない実装では、アプリケーションは、将来の時間区間ではなく、ネットワークリソースを必要とするときに、その北行アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を介してネットワークサービスマネージャ(NSM)にネットワークリソースを要求する。NSMは、SDNコントローラの機能ブロックであり、北行APIを実装し、LSPの有限状態マシンの追跡を行い、PCEの様な、SDNコントローラの任意の他のブロックと相互作用する。NSMは、必要であれば、PCEに、返答される可能なパスを訪ねる。PCEの返答は、予約の現在状態及び使用されているリソースに基づくものであり、この状態は、現在から総ての時刻において(或いは、次のLSP生成又はトポロジ変更まで)変化しないものとされている。実施形態による時間認識動作において、NSM及びPCEは、モデル化されたトラフィック集約、各ポート又はサブポートの表現等の様な、パスリソースの要約バージョンを使用できる、将来のネットワーク状態を生成し更新する。利用可能な容量及びコストについての現在の情報も各リンクに割り当てされ得る。これは、ノードから情報を発見することを含み、或いは、予め決められた又は予測された情報が割り当てられ得る。混雑レベル及び他の基準に従い、リンクを重み付けすることもできる。
新たな時間認識アプリケーションの例は、以下のものを含む。アプリケーションの1つの種類は、通常、"帯域幅日時決め"と呼ばれ、接続性の要求は、幾つかの時間パターン(例えば、日ごと、又は、週ごと)に従うか、時間的に制限(例えば、3月1日から3月31日まで)され得る。例えば、データセンタの通常のデータバックアップといった、大量の動作を行わなければならないとき、より多くの帯域幅を提供する様にトランスポートリンクを構成するためである。
SDNに関するいくつかの実施形態において、アプリケーションレイヤと、時間次元で強化されるトランスポートSDNレイヤとの間には、相互に動作可能なメカニズムと、明確な管理上の境界が存在し得る。時間認識トランスポートSDN機能は、有利にアドオンとしてパッケージ化され、任意のトランスポートSDN実装での時間を認識しない基本機能に対して、割増したコストを提案することができる。実施形態の幾つかは、DWDM/OTN/IP/MPLS技術等を含む、マルチレイヤのトランスポートネットワークに適用できる。パス計算ステップは、トポロジ縮小の様な簡略化で機能強化できる。幾つかのSDNの実施形態は、同じネットワークを共有する複数のPCEを利用するSDNコントローラを有する。複数のPCEは、典型的には、計算されるパスの衝突をさけるため、それらの間でのある種の同期を有し、それらは、当業者には知られた様に実装され得る。
Claims (15)
- パスを実現するために使用可能な光パスリソースを有する光通信ネットワークにおいて使用するパス計算方法であって、
前記ネットワークの新たなパスの計算の新たな要求を受信するステップであって、前記新たな要求は、前記新たなパスが望まれる将来の時間区間を示す、前記受信するステップと、
その後、前記将来の時間区間での前記光パスリソースそれぞれの利用可能性の表示を少なくとも有する、将来のネットワーク状態を生成するステップであって、前記生成するステップは、既に予約されたパスのログであって、各予約されたパスのパスリソース予約で表示された前記ログからの選択に基づき、前記パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連付けられた時間区間を有し、前記選択は、関連付けられた時間区間が前記将来の時間区間に対応する前記予約されたパスの光パスリソースを少なくとも含む、前記生成するステップと、
前記将来のネットワーク状態に従い、前記新たなパスのために前記光パスリソースのどれを選択するかを計算するステップと、を含み、
既に予約されたパスの前記ログは、ラベルスイッチドパス(LSP)のセットを含み、
将来のネットワーク状態を生成する前記ステップは、前記関連付けられた時間区間が、前記新たな要求の前記将来の時間区間と重複している、前記ログ内の総てのLSPに対するLSP生成アクションを実行することを含む、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記将来のネットワーク状態を生成する前記ステップは、前記ログのパスリソース予約の前記関連付けられた時間区間で提示される分解能より低い時間分解能で、前記光パスリソースそれぞれの利用可能性の値を導出するステップを含む、方法。 - 請求項1又は2に記載の方法であって、
前記生成するステップは、各光パスリソースについて、前記選択したパスから、光パスリソースについての予約を累積するステップと、
前記累積した予約から利用可能性を判定するステップと、を含む、方法。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、
パス計算要素が、前記将来の時間区間でパスリソース予約を有する前記予約されたパスを前記ログから選択するステップを含み、
前記将来のネットワーク状態を生成する前記ステップと、前記新たなパスを計算する前記ステップも、前記パス計算要素により実行される、方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記パス計算要素により実行される、既に予約されたパスの前記ログを更新するステップを含む、方法。 - 請求項1、2又は3に記載の方法であって、
パス計算クライアントを使用して、前記将来の時間区間でパスリソース予約を有する前記パスを前記ログから選択し、パス計算要素に前記選択したパスのパス予約要求を送信し、前記将来の時間区間での前記将来のネットワーク状態を生成する前記ステップを前記パス計算要素に実行させるステップを含み、前記パス計算要素は、前記新たなパスを計算する前記ステップを実行する様に構成される、方法。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、
前記ログの、前記将来の時間区間でのパスリソース予約と前記将来の時間区間とは異なる他の将来の時間区間でのパスリソース予約との差と、前記将来の時間区間での前記将来のネットワーク状態と、に基づき、前記他の将来の時間区間での将来のネットワーク状態を生成する後続ステップを含む、方法。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、
前記ネットワークは、ソフトウェア定義ネットワークコントローラを有し、
前記新たな要求を受信する前記ステップと、その後の、前記将来のネットワーク状態を生成する前記ステップと、前記新たなパスを計算する前記ステップは、前記ソフトウェア定義ネットワークコントローラにより実行され、
前記光パスリソースは、実際のパスリソースの要約バージョンとして表示される、方法。 - パスを実現するために使用可能な光パスリソースを有する光通信ネットワークにおいて使用するパス計算方法であって、
前記ネットワークの新たなパスの計算の新たな要求を受信するステップであって、前記新たな要求は、前記新たなパスが望まれる将来の時間区間を示す、前記受信するステップと、
各予約されたパスのパスリソース予約で表示された、既に予約されたパスのログから選択を行うステップであって、前記パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連付けられた時間区間を有し、前記選択は、関連付けられた時間区間が前記将来の時間区間に対応する、前記予約されたパスの光パスリソースを少なくとも含む、前記選択を行うステップと、
前記将来の時間区間での将来のネットワーク状態であって、前記将来の時間区間での前記光パスリソースの利用可能性の表示を少なくとも有する前記将来のネットワーク状態をパス計算要素に生成させるため、前記パス計算要素に予約要求として前記選択したパスを送信するステップと、
前記将来のネットワーク状態に従い、前記新たなパスのためにどの光パスリソースを選択するかを前記パス計算要素に計算させるために、前記新たな要求を前記パス計算要素に送信するステップと、を含み、
既に予約されたパスの前記ログは、ラベルスイッチドパス(LSP)のセットを含み、
将来のネットワーク状態を前記パス計算要素に生成させることは、前記関連付けられた時間区間が、前記新たな要求の前記将来の時間区間と重複している、前記ログ内の総てのLSPに対するLSP生成アクションを前記パス計算要素に実行させることを含む、方法。 - パスを実現するために使用可能な光パスリソースを有する光通信ネットワークのパス計算のための装置であって、
前記ネットワークの新たなパスの計算の新たな要求を受信する様に構成されたインタフェースであって、前記新たな要求は、前記新たなパスが望まれる将来の時間区間を示す、前記インタフェースと、
前記将来の時間区間での前記パスリソースそれぞれについての利用可能性の表示を少なくとも有する、将来のネットワーク状態を生成する様に構成されたプロセッサであって、前記生成することは、各予約されたパスのパスリソース予約で表示される、既に予約されたパスのログからの選択に基づき、前記パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連付けられた時間区間を有し、前記選択は、関連付けられた時間区間が前記将来の時間区間に対応する前記予約されたパスの光パスリソースを少なとも含む、前記プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、前記将来のネットワーク状態に従い、前記新たなパスのために前記光パスリソースのどれを選択するかを計算する様に構成され、
既に予約されたパスの前記ログは、ラベルスイッチドパス(LSP)のセットを含み、
前記プロセッサは、前記関連付けられた時間区間が、前記新たな要求の前記将来の時間区間と重複している、前記ログ内の総てのLSPに対するLSP生成アクションを実行することで、将来のネットワーク状態を生成する様に構成される、装置。 - 請求項10に記載の装置であって、
前記プロセッサは、前記ログから、前記示された将来の時間区間でパスリソース予約を有する前記既に予約されたパスを選択する様にも構成されたパス計算要素を含む、装置。 - 請求項11に記載の装置であって、
前記パス計算要素は、既に予約されたパスの前記ログを更新する様に構成される、装置。 - 請求項10に記載の装置であって、
前記将来の時間区間でパスリソース予約を有する、前記ログ内の前記パスを選択し、前記選択したパスを予約要求としてパス計算要素に送信し、前記パス計算要素に前記将来のネットワーク状態を生成することを実行させるパス計算クライアントを有する、装置。 - パスを実現するための光パスリソースを有する光通信ネットワークのパス計算のための装置であって、
前記ネットワークの新たなパスの計算の新たな要求を受信するためのインタフェースであって、前記新たな要求は、前記新たなパスが望まれる将来の時間区間を示す、前記インタフェースと、
プロセッサであって、
各予約されたパスのパスリソース予約で表示される、既に予約されたパスのログから選択を行う様に構成され、前記パスリソース予約の少なくとも幾つかは、関連付けられた時間区間を有し、前記選択は、関連付けられた時間区間が前記将来の時間区間に対応する、前記予約されたパスの光パスリソースを少なくとも含み、
前記将来の時間区間での前記将来のネットワーク状態をパス計算要素に生成させるため、前記パス計算要素に予約要求として前記選択したパスを送信する様に構成された前記プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、前記新たなパスのためにどの光パスリソースを選択するかを前記パス計算要素に計算させるため、前記パス計算要素に前記新たな要求を送信する様に構成され、
既に予約されたパスの前記ログは、ラベルスイッチドパス(LSP)のセットを含み、
前記プロセッサは、前記関連付けられた時間区間が、前記新たな要求の前記将来の時間区間と重複している、前記ログ内の総てのLSPに対するLSP生成アクションを前記パス計算要素に実行させることで、前記将来のネットワーク状態を前記パス計算要素に生成させる、装置。 - 命令を格納するマシン可読記憶媒体であって、前記命令は、プロセッサで実行されると、前記プロセッサに、請求項1から9のいずれか1項に記載されたパス計算方法を実行させる、マシン可読記憶媒体。
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