JP3797966B2 - ラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルスイッチネットワーク、特に、MPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークにおけるリソースを管理するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
QoS(Quality of Service)を保証するメカニズムには、リソース割り当て方式と優先制御方式がある。リソース割り当て方式は、個々のセッションに必要なリンク容量を排他的に割り当てる。優先制御方式は、ネットワーク全体のリソースに充分な余裕があることを前提に、QoSを保証するレベルに応じてパケット送出のキューを設け、各セッションの優先度に応じてパケットをキューイングする。
【0003】
厳密なQos保証のためにはリソース割り当て方式が有利であるが、処理の容易さでは優先制御方式が勝る。従来のIPネットワークでは優先制御方式が一般的であるが、今後、ビジネスユーストラヒックが増加するにつれて輻輳時にも対応できるリソース割り当て方式が有力になると考えられる。リソース割り当て方式では、実際に通信しようとする際にリソース不足でアクセスを拒否される可能性があるため、事前の予約機能が望まれる。実際、多くのシステムで事前予約機能が実装されつつある(NTT AS研、NS研、KDDI等)。
【0004】
一方、ネットワークリソースの有効利用を目的としたMPLS上のTE(Traffic Engineering)の検討が行われている。ここで、TEの考え方について図25を参照しながら説明する。同図に示すように、MPLSネットワークはノードとリンクで構成される。ノードは外部に直接つながるエッジノード(以下単にエッジということもある)a,c,e,fとつながらないコアノードb,dに分類される。一般のIPネットワークでは、ノードがパケットを受信する毎に次にパケットを転送するノードを決定するが、MPLSネットワークでは各エッジノード間でパス(LSP(Label Switched Path))を設定しておいて、外部からパケットを受信時に、発着端末の送信元アドレス(source address)、送信元ポート( source port)、宛先アドレス(destination address)、及び、宛先ポート(destination port)の組単位(セッションと呼ぶ)でLSPを割り当て、同一セッションのパケットは同一LSPを使用する。この場合は中継の各ノードでは、エッジノードで割り当てられたLSP番号に基づいて転送ノードを決定する。図25に示す例ではノードa−c間のLSPとしてa−b−c、a−d−cの2つの経路がありうる。そしてa−d間のリンクはa−d−fのLSPとの共有の可能性がある。
【0005】
リソース予約を行うネットワークでは、LSP毎に帯域を決めておき、セッション開始時に必要な帯域の空があるLSPを探す。各LSPの帯域をトラフィックに応じて動的に変動させることで効率的な運用が可能になる。これをTraffic Engineering(以下TEと呼ぶ)と呼ぶ。
【0006】
ノードa−f間のトラフィックが多い場合はa−d間のリンクの帯域をa−d−cよりa−d−fのLSPに割り当てることでネットワークリソースの使用効率が向上する。
【0007】
ただし、既存のTEはリソースの事前予約は考慮していないため、予約制のネットワークにはそのままでは適用できない。予約のトラヒックを考慮することで、従来より効率的なネットワークリソース管理が実現できる。
【0008】
次に、ネットワークリソース管理サーバ(NMS)によるLSP管理について図25を参照しながら説明する。一般のネットワークではセッションのLSPの割り当てはエッジノードで行われる。TEでLSPの帯域を変動させようとすると、ネットワーク全体のトラフィックの状況を把握し、統一的な制御を行う必要がある。このため、ネットワーク内にNMSを配置し、NMSが全LSPを一括管理する手法が提案されている。NMS方式にはポリシー制御や課金制御を行うのが容易であるという長所もある。
【0009】
NMS方式の概要について説明する。NMSはMPLSネットワーク内のLSPの全帯域、空帯域を管理する。ユーザはセッション開始時にNMSにアクセスして、通信相手のアドレスと必要帯域を通知する。NMSは通知された帯域が確保できるLSPを探して、そのようなLSPが存在しない場合はアクセスを拒否する。NMSは条件を充たすLSPがある場合は、そのLSPの経路の各ノードにセッション番号を通知する。
【0010】
また、従来、通信資源を効率良く割り当てることが可能な技術として、情報を伝送するために確保する通信帯域を固定帯域と変動帯域に分けて管理するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0011】
【特許文献1】
特開平10ー303932号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このようなネットワーク管理サーバによるラベルスイッチのパス(特に、MPLSのLSP(Label Switched Path))管理を前提に、予約トラヒックを考慮したTEの実現を目的とする。現状では通信中のセッションのみ管理をしているのが、予約を許容すると将来のセッションも考慮する必要がある。その場合、管理するセッション数が飛躍的に増大するため効率的なセッション管理、パス管理が要求される。予約要求のたびにTEの計算をするのは処理能力的に不可であるため、アドミッション制御(予約受付可否の判定-これは予約要求時にやらねばならない)とパス設定のスケジューリング計算を分離し、処理能力的に無理のないようにTEを行うことが課題となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、ラベルスイッチネットワークにおけるリソースを管理するための方法であって、予約中のセッションと通信中のセッションの帯域を別に保持し、予約中セッションの占有する帯域を対象に、周期的にパスの再設定を実行する。
【0014】
本発明によれば、予約中の帯域を含めて再ルーティングを実施することで、本方式を使用しないネットワークに比べて、リソースの使用効率がよくなる。
【0015】
また、上記方法においては、例えば、前周期における予約要求に失敗する要因となったリンクの回数を一定周期分、記録し、その経過に基づいて、NG(失敗)要因となりやすいリンクの重みを変動させる。このようにリソース不足の要因となった回数が多いリンクの重みを大きくすることで、ネットワークのリソース使用を平均化させることができる。
【0016】
また、上記方法においては、例えば、予約要求失敗の回数に応じて、パスの再設定周期を変動させる。このようにすれば、より好ましい周期で再設定を行うことが可能となる。
【0017】
また、本発明はシステムの発明として次のように特定することもできる。ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するためのシステムであって、特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定する予約パス設定手段と、前記予約パス設定手段によって設定された帯域に基づいて、周期的に前記予約パスを再設定する予約パス最設定手段とを備える、予約パス最適化システム。
このようにすれば、予約中の帯域を含めて再ルーティングを実施することで、本方式を使用しないネットワークに比べて、リソースの使用効率がよくなる。
【0018】
上記予約パス最適化システムにおいては、例えば、前記周期を変動させる手段を備える。このようにすれば、より好ましい周期で再設定を行うことが可能となる。
【0019】
また、上記予約パス最適化システムにおいては、例えば、前記ネットワークはMPLSネットワークであり、前記予約パスはLSPである。また、特定ノード間とは例えば、エッジノード間である。
【0020】
また、本発明は方法の発明として次のように特定することもできる。ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するための方法であって、特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定し、前記予約パス設定手段によって設定された帯域に基づいて、周期的に前記予約パスを再設定する、予約パス最適化方法。
【0021】
本発明は、通信中のセッションの経路変更は難しいが、予約中のセッションの経路変更はメモリ上の処理だけで容易であるという点に着目し、予約中のセッションの占める帯域を対象に再度、ルーティング計算しようとするものである。図26は、この考え方を示す。従来の方式は、LSPの容量を要求に応じて増やしていき、それ以上ふやせなくなった段階で、その時点で使用中の帯域以外を対象に再配分を行う(さまざまなヴァリエーションがある)。図27は、従来のリンク帯域と予約サービスを提供する場合のリンク帯域の内訳を示す。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である予約パス最適化システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態である予約パス最適化システムの概略システム構成を説明するための図である。
【0023】
本実施形態の予約パス最適化システムは、MPLSネットワーク、ネットワークリソース管理サーバ(以下NMSという)100及び端末200を備えている。
【0024】
MPLSネットワークは、図1に示すように、ノードa〜fとリンクa−b〜e−fによって構成される。ノードは外部に直接つながるエッジノード(以下単にエッジということもある)a,c,e,fとつながらないコアノードb,dに分類される。なお、ノード及びリンクは適宜の数とすることができる。
【0025】
各リンクには、図1に数字で示すリンク容量が割り当てられている。例えば、ノードaーb間のリンクa−b上の数字5は、そのリンクa−bのリンク容量が5であることを示す。他の数字も同様である。
【0026】
NMS100は、MPLSネットワーク内のLSPの全帯域や空帯域を管理するためのサーバである。NMS100は、それらの管理を行うために、リンク対応データ101、LSP対応データ102、及び、セッションデータ103をハードディスク装置等に保持している。
【0027】
リンク対応データ101は、図2に示すように、使用中帯域101a、予約中帯域101b、LSP割り当て帯域101c、空帯域101d、及び、NG回数リスト101e等の項目からなる。NMS100は、各リンク(各リンク番号)ごとにリンク対応データ101を保持する。
【0028】
初期設定後の初期状態では、使用中帯域101a、予約中帯域101b、及び、LSP割り当て帯域101にそれぞれ0が設定される。また、空帯域101dにリンク容量が設定される。
【0029】
図5左列上段は、リンクa−bに対する初期状態のリンク対応データ101を示す。同図左列下段は、リンクa−dに対する初期状態のリンク対応データ101を示す。
【0030】
リンク対応データ101は、単位時刻(例えば、予約の単位を15分とすると、XX月XX日00時00分〜00時15分)ごとに保持される。
【0031】
LSP対応データ102は、図3に示すように、使用中帯域102a、予約中帯域102b、空帯域102c、及び、リンクリスト102d等の項目からなる。NMS100は、任意の2つのエッジノードの組み合わせで、考えられる全てのルートに対してLSPを生成して、各LSP(各LSP番号)ごとにLSP対応データ102を保持する。
【0032】
初期設定後の初期状態では、空帯域102c、予約中帯域102b、及び、使用中帯域102aにそれぞれ0が設定される。また、リンクリスト102dには対応するLSPを構成するリンクの集合が設定される。
【0033】
図5右列上段は、ルートa−b−cに対する初期状態のLSP対応データ102を示す。同図右列下段は、ルートa−d−cに対する初期状態のLSP対応データ102を示す。
【0034】
LSP対応データ102は、単位時刻(例えば、予約の単位を15分とすると、XX月XX日00時00分から00時15分)ごとに保持される。
【0035】
セッションデータ103は、図4に示すように、LSP番号103a、帯域103b、状態(予約中又は通信中)103c、通信開始時刻103d、及び、通信終了時刻103e等の項目からなる。NMS100は、セッション(各セッション番号)ごとにセッションデータ103を保持する。なお、初期設定後の初期状態では、セッションデータ103は生成されていない(図5参照)。
【0036】
次に、上記構成の予約パス最適化システムの動作の概略について説明する。(1)予約要求時に、要求されたエッジノード間のLSPから、要求された帯域以上の空帯域を持つLSPを選択し、要求帯域分を空帯域から予約中帯域に移す。(2)予約要求が成功すると、セッション対応データ103中のLSP番号103aと帯域103bを設定する。また、状態103cに「予約中」を設定する。
【0037】
(3)もし、条件を充たすLSPが存在しない場合は、必要な帯域を増加し、増加した分の帯域を、そのLSPを構成する各リンクの空帯域101dからリンク割り当て帯域101cに移動する。(4)リンクの空帯域101dに、増加できる帯域がない場合は、そのリンクのリンク対応データ101のNG回数101eを1増加し、NGを返す。
【0038】
(5)予約中セッションの通信開始時刻になると、対象LSPを接続するノード(ルータ)に開始通知を送出し、状態103cに「通信中」を設定する。また、対象のLSP対応データ102の予約中帯域102bを通信中帯域102aに移動する。(6)通信中セッションの通信終了時刻になると、対象LSPを接続するノード(ルータ)に終了通知を送出し、セッション対応データ103を初期化する。また、対象のLSP対応データ102の通信中帯域102aを空帯域102cに移動する。
【0039】
(7)周期的にまたは一定のNG回数に達することによってMinimum interfering algorithmによるLSP再設定を実行する。(8)Minimum interfering algorithmの中で、重み付けのnはNG回数の履歴により、NG回数が増加すれば大きく、減少すれば小さくする。Minimum interfering algorithmの実行周期は一定の基準に基づき、NG回数が多いほど周期を短く、NG回数が少ないほど周期を長くなるように決定する。
【0040】
次に、上記構成の予約パス最適化システムの動作の詳細について図面を参照しながら説明する。図6は、予約パス最適化システムの動作を説明するためのフローチャートである。まず、図1に示すMPLSネットワークにおけるノードa−c間に、帯域3のセッションを予約設定するための動作について説明する。
【0041】
端末200から予約要求(ノードa−c間に帯域3のセッションを予約する要求)が入力されると、NMS100は、その予約要求を受け付けて(S100)、空LSPの検索/選択を行う(S101)。
【0042】
例えば、NMS100は、LSP対応データ102(両端ノードがノードa及びノードcであるルートに対するLSP対応データ102)中の空帯域102cを参照して、空帯域102c>予約要求された帯域3を満たすLSP対応データ102が存在するか否かを判定する(S102)。
【0043】
ここでは、初期設定によって全LSP対応データ102中の空帯域102cに0が設定されている。このため、NMS100は、空LSPなしと判定する(S102:No)。NMS100は、空LSPなしと判定すると、Minimum interfering algorithmによってトータル(total)減少分が最小のルートを求める。
【0044】
ここで、図1を参照すると、予約要求されたノードa−c間のルートとしては、ルートaーb−cとルートa−dーcの2種類が考えられる。仮に、予約要求された帯域3をルートa−b−cに割り当てたとすると、各ノード間の最大可能容量は次のようになる。ノードa−c間=7、ノードa−e間=8、ノードa−f間=10、ノードc−e間=7、ノードc−f間=7、及び、ノードe−f間=8で、トータル47。これは、予約要求された帯域3をルートa−b−cに割り当てる前のトータルが47であるため、トータル減少分が0であることを示す。
【0045】
一方、予約要求された帯域3を他方のルートa−d−cに割り当てたとすると、各リンクの空帯域は図7に示すようになる。この場合、各ノード間の最大可能容量は次のようになる。ノードa−c間=5、ノードa−e間=7、ノードa−f間=7、ノードc−e間=4、ノードc−f間=5、及び、ノードe−f間=8で、トータル36。これは、予約要求された帯域3をルートa−d−cに割り当てる前のトータルが47であるため、トータル減少分が11であることを示す。
【0046】
従って、NMS100は、トータル減少分が最小のルートとしてルートa−b−cを求める。NMS100は、その求めたルートa−b−c(予約パスに相当)に対するLSP対応データ102中の予約中帯域102bに予約要求された帯域3を設定(加算)する(図8中央列上段参照)(S103)。
【0047】
次に、NMS100は、経由するリンク(ルートaーb−cを構成する各リンク、例えばリンクa−b)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約要求された帯域3を減算する(図8左列上段参照)(S103)。
【0048】
またNMS100は、そのリンク対応データ101中のLSP割り当て帯域101cと予約中帯域101bにそれぞれ予約要求された帯域3を加算する(図8左列上段参照)(S103)。これにより、端末200から予約要求された帯域3の確保が成功したことになる(S104:Yes)。
【0049】
NMS100は、予約要求された帯域3の確保が成功すると、ルートa−b−cに対するLSPに対するセッションデータ103を設定(生成)する(図8右列参照)(S105)。例えば、ルートa−b−cに対するLSPに対するセッションデータ103中のLSP番号103aにLSP番号(ここではLSP番号#a)を、帯域103bに予約要求された帯域3を、及び、状態103cに”予約中”を、それぞれ設定する(図8右列参照)。また、NMS100は、そのセッションデータ103中の通信開始時刻103d及び通信終了時刻103eを設定(タイマ登録)する(S106)。以上の設定が完了すると、NMS100は、予約OKを端末200に通知する。
【0050】
以上のように、ノードa−c間に帯域3のセッションが予約設定された後の各リンクの空帯域を図9に示す。同図中、ノードa−b間のリンクa−b上の数字2は、そのリンクa−bの空帯域101dが2(リンクa−bのリンク容量5−予約要求された帯域3)であることを示す。また、それに隣接する(3)は、そのリンクa−bの予約中帯域101bが3(予約要求された帯域3)であることを示す。他の数字も同様である。
【0051】
次に、ノードa−b間に帯域3のセッションの予約設定が完了した後に、さらに、ノードa−c間に帯域5のセッションを予約設定するための動作について図6を参照しながら説明する。
【0052】
端末200(又は別端末)から予約要求(ノードa−c間に帯域5のセッションを予約する要求)が入力されると、NMS100は、その予約要求を受け付けて(S100)、空LSPの検索/選択を行う(S101)。
【0053】
例えば、NMS100は、LSP対応データ102(両端ノードがノードa及びノードcであるルートに対するLSP対応データ102)中の空帯域102cを参照して、空帯域102c>予約要求された帯域5を満たすLSP対応データ102が存在するか否かを判定する(S102)。
【0054】
ここでは、初期設定によって全LSP対応データ102中の空帯域102cに0が設定されている。このため、NMS100は、空LSPなしと判定する(S102:No)。NMS100は、空LSPなしと判定すると、Minimum interfering algorithmによってトータル(total)減少分が最小のルートを求める。
【0055】
ここで、図1を参照すると、予約要求されたノードa−c間のルートとしては、ルートaーb−cとルートa−dーcの2種類が考えられる。しかし、予約要求された帯域5を確保できるルートは、ルートaーd−cのみである。このため、NMS100は、そのルートa−d−c(予約パスに相当)に対するLSP対応データ102中の予約中帯域102bに予約要求された帯域5を設定(加算)する(図11中央列中段参照)(S103)。
【0056】
次に、NMS100は、経由するリンク(ルートa−d−cを構成する各リンク、例えばリンクa−d)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約要求された帯域5を減算する(図11左列下段参照)(S103)。
【0057】
またNMS100は、そのリンク対応データ101中のLSP割り当て帯域101cと予約中帯域101bにそれぞれ予約要求された帯域5を加算する(図11左列下段参照)(S103)。これにより、端末200から予約要求された帯域5の確保が成功したことになる(S104:Yes)。
【0058】
NMS100は、予約要求された帯域5の確保が成功すると、ルートa−d−cに対するLSPに対するセッションデータ103を設定(生成)する(図11右列下段参照)(S105)。例えば、ルートa−d−cに対するLSPに対するセッションデータ103中のLSP番号103aにLSP番号(ここではLSP番号#b)を、帯域103bに予約要求された帯域5を、及び、状態103cに”予約中”を、それぞれ設定する(図11右列下段参照)。また、NMS100は、そのセッションデータ103中の通信開始時刻103d及び通信終了時刻103eを設定(タイマ登録)する(S106)。以上の設定が完了すると、NMS100は、予約OKを端末200に通知する。
【0059】
以上のように、ノードa−c間に帯域5のセッションが予約設定された後の各リンクの空帯域を図10に示す。同図中、ノードa−d間のリンクa−d上の数字5は、そのリンクa−dの空帯域101dが5(リンクa−dのリンク容量10−予約要求された帯域5)であることを示す。また、それに隣接する(5)は、そのリンクa−dの予約中帯域101bが5(予約要求された帯域5)であることを示す。他の数字も同様である。
【0060】
次に、ノードa−c間に帯域3及び5のセッションが予約設定された後に、さらに、端末200から予約要求(ノードa−f間に帯域6のセッションを予約する要求)が入力されたとする。NMS100は、その予約要求を受け付けて(S100)、空LSPの検索/選択を行う(S101)。
【0061】
例えば、NMS100は、LSP対応データ102(両端ノードがノードa及びノードfであるルートに対するLSP対応データ102)中の空帯域102cを参照して、空帯域102c>予約要求された帯域6を満たすLSP対応データ102が存在するか否かを判定する(S102)。
【0062】
ここでは、初期設定によって全LSP対応データ中の空帯域102cに0が設定されている。このため、NMS100は、空LSPなしと判定する(S102:No)。NMS100は、空LSPなしと判定すると、Minimum interfering algorithmによってトータル(total)減少分が最小のルートを求める。
【0063】
ここで、図1を参照すると、予約要求されたノードa−f間のルートはaーd−fのみである。NMS100は、経由するリンク(ルートa−d−fを構成する各リンク、例えばリンクaーd)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約要求された帯域6を減算しようとする。しかし、リンクa−dに対するリンク対応データ101中の空帯域101dは5であるため(図11左列下段参照)、予約要求された帯域6を減算することはできない。このため、端末200から予約要求された帯域6の確保が失敗したことになる(S104:NO)。
【0064】
この場合、NMS100は、NGの原因になった容量不足のリンク(ここではリンクa−d)を登録して(S108)、そのリンクのリンク対応データ101中のNG回数リスト(予約NG回数)に例えば1を加算する(S109)。以上の処理が完了すると、NMS100は、予約NGを端末200に通知する(S110)。
【0065】
本実施形態においては、上記のように予約NGとされる予約要求(ノードa−f間に帯域6のセッションを予約する要求)を予約設定できるようにするために、周期帯域割り当て処理(予約再割り当て処理)を行う。この周期帯域割り当て処理を実行することで、ノードa−c間に帯域3及び帯域5のセッションが予約設定された後でも、さらに、ノードa−f間に帯域6のセッションを予約設定することが可能となる。
【0066】
以下に、周期帯域割り当て処理(予約再割り当て処理)について図面を参照しながら説明する。図12は、周期帯域割り当て処理を説明するためのフローチャートである。
【0067】
周期帯域割り当て処理は、一定周期等の各種のタイミングで実行することが可能である。本実施形態においては、予約失敗の回数に応じて周期帯域割り当て処理の実行周期を変更する。この実行周期を変更するために、例えば、図13に示すように、リソース予約失敗回数(予約NG回数)と実行周期とを対応付けた周期決定テーブルを用いる。
【0068】
NMS100は、周期決定テーブルから一定時間の全リソース予約失敗回数(全リンク対応データ101中のNG回数リスト101eを合計したもの)が対応付けられている実行周期を検索して、その検索した実行周期で周期帯域割り当て処理(図12のフローチャート)を実行する。
【0069】
周期帯域割り当て処理が実行されると、NMS100は、全LSP対応データ102中の予約帯域102b及び空帯域102cにそれぞれ0を設定する(図16中央列参照)(S200)。また、全リンク対応データ101中の予約中帯域101bに0を設定する(図16左列参照)(S200)。さらに、LSP割り当て帯域101cから予約中帯域101b(0が設定される前の予約中帯域101b)を減算して、空帯域101dに予約中帯域101b(0が設定される前の予約中帯域101b)を加算する(図16左列参照)(S200)。これにより、全リンク対応データ101及び全LSP対応データ102は、図16に示すように初期状態に戻る。なお、おこの段階でのセッションデータは、図16右列に示すように、そのままの状態である。
【0070】
この段階での各リンクの空帯域を図14に示す。同図中、ノードa−b間のリンクa−b上の数字5は、そのリンクa−bの空帯域101dが5であることを示す。他の数字も同様である。
【0071】
次に、NMS100は、予約中の全セッション(ここではa−c間の帯域3のセッション及び帯域5のセッション)について、要求帯域の大きい順(ここでは、帯域5のセッション、帯域3のセッションの順)に以下の処理を繰り返す(S201)。
【0072】
まず、NMS100は、予約中の帯域5のセッションについて、該当のノードa−c間の全ルート(ルートa−b−c及びaーd−c)について以下の処理を繰り返す(S202からS205:No)。
【0073】
NMS100は、選択したルート(例えばa−b−c)に必要な空帯域が存在するか否かを判定する(S203)。例えば、NMS100は、選択したルートa−b−cを構成する全リンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101dを参照して、空帯域101d>=予約中の帯域5であるか否かを判定する。図14を参照すると、ルートa−b−cを構成するリンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101d(リンクa−bの空帯域が5、リンクb−cの空帯域が8)>=予約中の帯域5であるので、NMS100は、必要な空帯域が存在すると判定する(S203:あり)。
【0074】
NMS100は、必要な空き帯域が存在すると判定した場合、Minimum interfering algorithmによって他の全エッジ間の最大可能帯域のトータル減少分を算出する(S204)。ここで、仮に、予約中の帯域5をルートa−b−cに割り当てたとすると、各リンクの空帯域は図15に示すようになる。この場合、各ノード間の最大可能容量は次のようになる。ノードa−c間=7、ノードa−e間=8、ノードa−f間=10、ノードc−e間=7、ノードc−f間=7、及び、ノードe−f間=8で、トータル47。これは、予約中の帯域5をルートa−b−cに割り当てる前のトータルが47であるため、トータル減少分が0であることを示す。
【0075】
NMS100は、全ルート計算が終了していないため(S205:No)、次にルートa−dーcを選択して、その選択したルートa−d−cに必要な空帯域が存在するか否かを判定する(S202、S203)。例えば、NMS100は、選択したルートa−d−cを構成する全リンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101dを参照して、空帯域101d>=予約中の帯域5であるか否かを判定する。図14を参照すると、ルートa−d−cを構成するリンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101d(リンクa−dの空帯域が10、リンクd−fの空帯域が7)>=予約中の帯域5であるので、NMS100は、必要な空帯域が存在すると判定する(S203:あり)。
【0076】
NMS100は、必要な空き帯域が存在すると判定した場合、Minimum interfering algorithmによって他の全エッジ間の最大可能帯域のトータル減少分を算出する(S204)。ここで、仮に、予約中の帯域5をルートa−d−cに割り当てたとすると、各ノード間の最大可能容量は次のようになる。ノードa−c間=5、ノードa−e間=5、ノードa−f間=5、ノードc−e間=2、ノードc−f間=2、及び、ノードe−f間=8で、トータル27。これは、予約中の帯域5をルートa−d−cに割り当てる前のトータルが47であるため、トータル減少分が20であることを示す。
【0077】
これにより、NMS100は、全ルート計算が終了したため(S205:Yes)、必要な空帯域が存在するルートの有無を判定する(S206)。ここでは、上述したように、NMS100は、ルートa−b−c及びa−d−cのいずれにも必要な空帯域が存在すると判定したため(S203:あり)、トータル減少分が最小(0)のルートa−b−c(予約パスに相当)に対するLSP対応データ102中の予約中帯域102bに予約中の帯域5を設定(加算)する(図17中央列上段参照)(S207)。
【0078】
次に、NMS100は、経由するリンク(ルートa−b−cを構成する各リンク、例えばリンクa−b)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約中の帯域5を減算して、LSP割り当て帯域101cと予約中帯域101bにそれぞれ予約中の帯域5を加算する(図17左列上段参照)(S207)。これにより、予約中の帯域5の帯域再割り当て(予約パスの再設定)が完了したことになる。
【0079】
このときの、各リンクの空帯域を図15に示す。同図中、ノードa−b間のリンクa−b上の数字0は、そのリンクa−bの空帯域101dが0であることを示す。また、それに隣接する(5)は、そのリンクa−bの予約中帯域101bが5であることを示す。他の数字も同様である。
【0080】
ここで、全予約セッション計算が終了していないため(S208:No)、次に、NMS100は、予約中の帯域3のセッションについて、該当のノードa−c間の全ルート(ルートa−b−c及びa−d−c)について以下の処理を繰り返す(S202からS205:No)。
【0081】
NMS100は、選択したルート(例えばa−b−c)に必要な空帯域が存在するか否かを判定する(S203)。例えば、NMS100は、選択したルートa−b−cを構成する全リンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101dを参照して、空帯域101d>=予約中の帯域3であるか否かを判定する。図15を参照すると、ルートa−b−cを構成するリンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101d(リンクa−bの空帯域が0、リンクb−cの空帯域が3)>=予約中の帯域3ではないので、NMS100は、必要な空帯域が存在しないと判定する(S203:なし)。
【0082】
NMS100は、必要な空き帯域が存在しないと判定した場合、全ルート計算が終了していないため(S205:No)、次にルートa−dーcを選択して、その選択したルートa−d−cに必要な空帯域が存在するか否かを判定する(S202、S203)。例えば、NMS100は、選択したルートa−d−cを構成する全リンクに対するリンク対応データ101中の空帯域101dを参照して、空帯域101d>=予約中の帯域3であるか否かを判定する。図15を参照すると、ルートa−d−cを構成するリンクに対するリンク対応データ101中の空き帯域101d(リンクa−dの空帯域が10、リンクd−fの空帯域が7)>=予約中の帯域3であるので、NMS100は、必要な空帯域が存在すると判定する(S203:あり)。
【0083】
NMS100は、必要な空き帯域が存在すると判定した場合、Minimum interfering algorithmによって他の全エッジ間の最大可能帯域のトータル減少分を算出する(S204)。ここで、仮に、予約中の帯域3をルートa−d−cに割り当てたとすると、各エッジ(エッジノード)間の最大可能容量は次のようになる。ノードa−c間=5、ノードa−e間=7、ノードa−f間=7、ノードc−e間=4、ノードc−f間=4、及び、ノードe−f間=8で、トータル31。これは、予約中の帯域3をルートa−b−cに割り当てる前のトータルが47であるため、トータル減少分が16であることを示す。
【0084】
これにより、NMS100は、全ルート計算が終了したため(S205:Yes)、必要な空帯域が存在するルートの有無を判定する。ここでは、上述したように、NMS100は、ルートa−d−cに必要な空帯域が存在すると判定したため(S203:あり)、トータル減少分が最小(16)のルートa−d−c(予約パスに相当)に対するLSP対応データ102中の予約中帯域102bに予約中の帯域3を設定(加算)する(図20中央列中段参照)(S207)。
【0085】
次に、NMS100は、経由するリンク(ルートa−d−cを構成する各リンク、例えばリンクa−d)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約中の帯域3を減算して、LSP割り当て帯域101cと予約中帯域101bにそれぞれ予約中の帯域3を加算する(図20左列下段参照)。これにより、予約中の帯域3の帯域再割り当て(予約パスの再設定)が完了したことになる。
【0086】
このときの、各リンクの空帯域を図18に示す。同図中、ノードa−d間のリンクa−d上の数字7は、そのリンクa−dの空帯域101dが7であることを示す。また、それに隣接する(3)は、そのリンクa−dの予約中帯域101bが3であることを示す。他の数字も同様である。
【0087】
次に、予約中の帯域5及び3の帯域再割り当てが完了した後に、端末200(又は別端末)から予約要求(ノードa−f間に帯域6のセッションを予約する要求)が入力されたとする。NMS100は、その予約要求を受け付けて(S100)、空LSPの検索/選択を行う(S101)。
【0088】
例えば、NMS100は、LSP対応データ102(両端ノードがノードa及びノードfであるルートに対するLSP対応データ102)中の空帯域102cを参照して、空帯域102c>予約要求された帯域6を満たすLSP対応データ102が存在するか否かを判定する(S102)。ここでは、NMS100は、空LSPなしと判定する(S102:No)。NMS100は、空LSPなしと判定すると、Minimum interfering algorithmによってトータル(total)減少分が最小のルートを求める。
【0089】
ここで、図18を参照すると、予約要求されたノードa−f間のルートはaーd−fのみである。このため、NMS100は、そのルートa−d−fに対するLSP対応データ102中の予約中帯域102bに予約要求された帯域6を加算する(図21中央列下段参照)(S103)。
【0090】
次に、NMS100は、経由するリンク(ルートa−d−fを構成する各リンク、例えばリンクa−d)に対するリンク対応データ101中の空帯域101dから予約要求された帯域6を減算する(図21左列下段参照)(S103)。
【0091】
またNMS100は、そのリンク対応データ101中のLSP割り当て帯域101cと予約中帯域101bにそれぞれ予約要求された帯域6を加算する(図21左列下段参照)(S103)。これにより、端末200から予約要求された帯域6の確保が成功したことになる(S104:Yes)。
【0092】
NMS100は、予約要求された帯域6の確保が成功すると、ルートa−d−fに対するLSPに対するセッションデータ103を設定(生成)する(図21右列下段参照)(S105)。例えば、ルートa−d−fに対するLSPに対するセッションデータ103中のLSP番号103aにLSP番号(ここではLSP番号#c)を、帯域103bに予約要求された帯域6を、及び、状態103cに”予約中”を、それぞれ設定する(図21右列下段参照)。また、NMS100は、そのセッションデータ103中の通信開始時刻103d及び通信終了時刻103eを設定(タイマ登録)する(S106)。以上の設定が完了すると、NMS100は、予約OKを端末200に通知する。
【0093】
以上のように、ノードa−f間に帯域6のセッションが予約設定された後の各リンクの空帯域を図19に示す。同図中、ノードa−d間のリンクa−d上の数字1は、そのリンクa−dの空帯域101dが1であることを示す。また、それに隣接する(9)は、そのリンクa−dの予約中帯域101bが9であることを示す。他の数字も同様である。
【0094】
以上述べたように、本実施形態の予約パス最適化方法によれば、帯域103b(その他、各リンクの空帯域等)に基づいて、周期的にLSP(予約パスに相当)102dが再設定(再ルーティング)されて予約パスが最適化されるため、本方式を使用しないネットワークに比べて、リソースの使用効率がよくなる。また、予約時にリソース不足によって、予約が拒否される確率が減少する。
【0095】
次に、予約中のセッションを開始する処理について図面を参照しながら説明する。図22は、予約中のセッションを開始する処理について説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、通信開始時刻103dになった場合に実行される。以下、予約中のセッションとしてノードa−c間の帯域3のセッションを開始する処理について説明する(帯域5のセッション等についても同様である)。
【0096】
予約中のセッションに対して設定されている通信開始時刻103dになると、NMS100は、次の(1)から(3)の処理を行う(S300)。(1)その予約中のセッションに対するセッションデータ103中のLSP番号103a「(a)」を参照する。(2)その参照したLSP番号103a「(a)」によって特定されるLSP対応データ102から経由ノード(ノードa、b、c)を抽出する。(3)それらのノードにセッション番号「#1」及びセッション開始を通知する。
【0097】
次に、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をLSP対応データ102中の予約中帯域102bから減算する(S301)。また、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をLSP対応データ102中の使用中帯域102aに加算する(S301)。
【0098】
次に、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をそのセッションが使用するLSPが使用する各リンクに対するリンク対応データ101中の予約中帯域101bから減算する(S302)。また、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をリンク対応データ101中の使用中帯域101aに加算する(S302)。次に、NMS100は、その予約中のセッションの状態103cを「通信中」に設定する。以上により、予約中のセッションを開始する。
【0099】
次に、予約中のセッションに対して設定されている通信終了時刻103eになった場合の処理について図面を参照しながら説明する。図23は、この処理を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、予約中のセッションに対して設定されている通信終了時刻103eになった場合に実行される。
【0100】
以下、予約中のセッションとしてノードa−c間の帯域3のセッションを終了する処理について説明する(帯域5のセッション等についても同様である)。予約中のセッション(図22のフローチャートによって既にセッションが開始している)に対して設定されている通信終了時刻103eになると、NMS100は、次の(1)から(3)の処理を行う(S400)。
【0101】
(1)その予約中のセッションに対するセッションデータ103中のLSP番号103a「(a)」を参照する。(2)その参照したLSP番号103a「(a)」によって特定されるLSP対応データ102から経由ノード(ノードa、b、c)を抽出する。(3)それらのノードにセッション番号「#1」及びセッション終了を通知する。
【0102】
次に、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をLSP対応データ102中の使用中帯域102aから減算する(S401)。また、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をLSP対応データ102中の空帯域102cに加算する(S401)。
【0103】
次に、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をそのセッションが使用するLSPが使用する各リンクに対するリンク対応データ101中の使用中帯域101aから減算する(S402)。また、NMS100は、その予約中のセッションの帯域103b「3」をリンク対応データ101中の空帯域101dに加算する(S402)。そして、NMS100は、その予約中のセッションの状態を初期設定する(S403)。以上により、予約中のセッションを終了することになる。
【0104】
次に、上記予約パス最適化システムを実システムに適用した例について図面を参照しながら説明する。図24は ネットワーク管理システムを実システムに適用した例を説明するための図である。
【0105】
本システムは、MPLSネットワーク、NMS100、及び、端末200、さらに、ポリシーサーバ、アカウンティングサーバ、各種のアプリケーション、及びオープンAPIインタフェースを備える。NMS100は、上述したように、各リソースの予約セッションを含めたスケジューリングを行い、予約時間の開始、終了時にSNMPを使用して各ノード(ルータ)を制御する。ユーザはNMS100にアクセスして予約の登録や変更、また、空帯域を検索して予約可能時間を調べることが可能となっている。
【0106】
[その他] 本発明は、以下のように特定することができる。
(付記1) ラベルスイッチネットワークにおけるリソースを管理するための方法であって、予約中のセッションと通信中のセッションの帯域を別に保持し、予約中セッションの占有する帯域を対象に、周期的にパスの再設定を実行する、ラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法。(1)
(付記2) 前周期における予約要求に失敗する要因となったリンクの回数を一定周期分、記録し、その経過に基づいて、失敗要因となりやすいリンクの重みを変動させる、付記1に記載のラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法。
(付記3) 予約要求失敗の回数に応じて、パスの再設定周期を変動させる、付記1に記載のラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法。(2)
(付記4) ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するためのシステムであって、特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定する予約パス設定手段と、前記予約パス設定手段によって設定された帯域に基づいて、周期的に前記予約パスを再設定する予約パス最設定手段とを備える、予約パス最適化システム。(3)
(付記5) 前記周期を変動させる手段を備える、付記4に記載の予約パス最適化システム。(4)
(付記6) 前記ネットワークはMPLSネットワークであり、前記予約パスはLSPである、付記4又は5に記載の予約パス最適化システム。
(付記7) ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するための方法であって、特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定し、前記予約パス設定手段によって設定された帯域に基づいて、周期的に前記予約パスを再設定する、予約パス最適化方法。(5)
【0107】
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。このため、上記の実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。特に、MPLSはGMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Swiching)であってもよく、ラベルとして光波長を割り当ててもよい。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、予約中の帯域を含めて再ルーティングを実施することで、本方式を使用しないネットワークに比べて、リソースの使用効率がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である予約パス最適化システムの概略構成を説明するための図である。
【図2】 リンク対応データの構成を説明するための図である。
【図3】 LSP対応データの構成を説明するための図である。
【図4】 セッションデータの構成を説明するための図である。
【図5】 初期状態の各データ内容を説明するための図である。
【図6】 本発明の一実施形態である予約パス最適化システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 各リンクごとの空帯域を説明するための図である。
【図8】 セッション(1個目)予約後の各データ内容を説明するための図である。
【図9】 各リンクごとの空帯域及び予約帯域を説明するための図である。
【図10】 各リンクごとの空帯域及び予約帯域を説明するための図である。
【図11】 セッション(2個目)予約後の各データ内容を説明するための図である。
【図12】 周期帯域割り当て処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】 周期決定テーブルを説明するための図である。
【図14】 各リンクごとの空帯域を説明するための図である。
【図15】 各リンクごとの空帯域及び予約帯域を説明するための図である。
【図16】 再設定後の各データ内容を説明するための図である。
【図17】 セッション(帯域5)再設定後の各データ内容を説明するための図である。
【図18】 各リンクごとの空帯域及び予約帯域を説明するための図である。
【図19】 各リンクごとの空帯域及び予約帯域を説明するための図である。
【図20】 セッション(帯域3)再設定後の各データ内容を説明するための図である。
【図21】 セッション(帯域6)予約後の各データ内容を説明するための図である。
【図22】 予約中のセッションを開始する処理を説明するためのフローチャートである。
【図23】 予約中のセッションを終了する処理を説明するためのフローチャートである。
【図24】 予約パス最適化システムを実システムに適用した例を説明するための図である。
【図25】 TE(Traffic Engineering)の考え方について説明するための図である。
【図26】 本発明の基本コンセプトを説明するための図である。
【図27】 従来のリンク帯域と予約サービスを提供する場合のリンク帯域の内訳を示す図である。
【符号の説明】
100 ネットワークリソース管理サーバ(NMS)
101 リンク対応データ
102 LSP対応データ
103 セッションデータ
200 端末
a,c,e,f エッジノード
b,d コアノード
Claims (5)
- ラベルスイッチネットワークにおけるリソースを管理するための方法であって、
予約済みのセッションの占有する帯域と通信中のセッションの使用帯域とを別に保持し、予約済みセッションの占有する帯域を対象に、当該予約済みの各セッションそれぞれに関し、各セッションを構成するパスの再割り当てを周期的に実行する、ラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法。 - 予約要求失敗の回数に応じて、パスの再割り当て周期を変動させる、請求項1に記載のラベルスイッチネットワークにおけるリソース管理方法。
- ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するためのシステムであって、
特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定する予約パス設定手段と、
前記予約パス設定手段によって設定された予約済みのセッションに関する帯域に基づいて、当該予約済みの各セッションそれぞれに関し、各セッションを構成する前記予約パスを周期的に再割り当てする予約パス再設定手段とを備える、予約パス最適化システム。 - 前記周期を変動させる手段を備える、請求項3に記載の予約パス最適化システム。
- ネットワークを構成する特定ノード間の予約パスを最適化するための方法であって、
特定ノード間に、所定セッションを行うための予約パス及び帯域を設定し、
前記予約パス設定手段によって設定された予約済みのセッションに関する帯域に基づいて、当該予約済みの各セッションそれぞれに関し、各セッションを構成する前記予約パスを周期的に再割り当てする、予約パス最適化方法。
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