JP4659656B2 - 光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラム - Google Patents

光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)を利用したTDM(Time Division Multiplexing)方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラムに関し、特に、伝送路に発生する帯域の断片化を解消し、光通信路設定の自由度を向上することができる光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラムに関するものである。
近年、インターネットのバックボーンや、MAN(Metropolitan Area Network)などの大規模ネットワークにおいて、低損失性と広帯域性を備えた光ファイバを伝送媒体とした光ネットワークが普及している。
かかる光ネットワークに用いられる光伝送技術の基礎として、SONET/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy)がある。SONET/SDHは、複数の低速な回線(例えば、電話回線など)を階層的に多重化して一本の伝送路に送信することにより、光ネットワークの高速化および大容量化を実現するものである。このSONET/SDHは、各回線から送られるデータを一定の時間間隔(タイムスロット)で分割して送信するTDM方式を用いており、分割した回線ごとのデータを一つのフレームにまとめて順次送信することによって多重化を実現する。これにより、光ネットワーク上の伝送路の帯域は回線ごとに分割されて使用される。
さらに、近年、光ネットワークにおける光信号の伝送経路を制御する技術として、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)が注目されている。GMPLSは、IPパケットにラベル情報を付加することにより高速なスイッチングを実現したMPLS(Multi-Protocol Label Switching)を一般化し、その適用範囲を、IPネットワークだけでなく、SONET/SDHのようなTDM方式のネットワークや、光波長多重方式のネットワークまで拡大したものである。このGMPLSを用いることにより、光通信路の経路制御や帯域制御などのトラフィック・エンジニアリング容易に行うことができる(例えば、非特許文献1参照)。
ここで、かかるGMPLSを利用した光ネットワークにおける光通信路(以下、パス)の設定および解放について具体的に説明する。なお、ここではSONET/SDH方式の光ネットワークを例に説明する。
まず、パスの設定を行う場合には、ネットワーク管理者等が、パスの始点と終点となる光伝送装置および要求する帯域の情報を、ネットワーク管理システムから一台の光伝送装置に対して投入する。すると、各光伝送装置は、OSPF−TE(Open Shortest Path First-Traffic Engineering)等のプロトコルを動作させてネットワークの物理トポロジテーブルを構築し、当該テーブルに基づいて、パスを経由させる光伝送装置および光ファイバを決定する。次に、各光伝送装置は、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol-Traffic Engineering)等のプロトコルを動作させ、各光伝送装置におけるパス要求の受入可否および要求帯域の受入可否判断を行った上で、パスを通過させる帯域を決定する。
上記動作の後、ネットワーク管理者等がネットワーク管理システムからクロスコネクトコマンド(ENT-CRS-STS3c等)を投入することにより、各光伝送装置においてクロスコネクト(光ファイバー間のスイッチング)が実行され、光ネットワーク上にパスが設定される。
一方、パスの解放は、ネットワーク管理者等によるパス削除コマンドの投入や、ポート状態の監視によるパス解放指示を契機とし、RSVP−TE等のプロトコルが動作することによって行われる。
図12は、GMPLSを利用した光ネットワークを説明するための図である。例えば、図12に示す光ネットワークにおいて、光伝送装置101から光伝送装置109に、伝送速度が155.52Mbps(例えば、SONETにおけるOC−3)のパスを設定する場合は、まず、ネットワーク管理者が、パスの始点および終点になる光伝送装置として、それぞれ、光伝送装置101および光伝送装置109を指定する。
ここで、図12に示す光伝送装置101と光伝送装置102との間、光伝送装置102と光伝送装置103との間、光伝送装置102と光伝送装置105との間、光伝送装置105と光伝送装置108との間および光伝送装置108と光伝送装置109との間の伝送路(光ファイバー)は、いずれも2.4Gbpsの帯域を有しているとする。この場合、かかる全ての伝送路においては、155.52Mbpsの帯域が確保できるため、光ネットワーク上には、光伝送装置101から、光伝送装置102、光伝送装置105、光伝送装置108をそれぞれ経由して光伝送装置109に到達するパスが設定される。
E. Mannie, D. Papadimitriou, "Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Extensions for Synchronous Optical Network (SONET) and Synchronous Digital Hierarchy (SDH) Control", [online], December 2005, [Retrieved on 2006-02-07], Retrieved from the Internet: <URL: http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-ccamp-rfc3946bis-01.txt >
しかしながら、例えばSONET/SDH方式においては、フレーム内での各パスのデータの位置は、フレームのヘッダ部に設定されているポインタによって指し示されるため、同一のパスのデータを、フレーム内で連続していない複数のタイムスロットに分割して配置することはできない。このため、上述した光ネットワークにおいてパスの設定と解放を繰り返した結果、伝送路の帯域に断片化が発生するという問題がある。
図13は、GMPLSを利用した光ネットワークにおける伝送路の断片化を説明するための図である。同図に示す例は、図12に示した光ネットワークにおいて、パスの設定と解放が行われた後の一部の伝送路(連続する5つの帯域)の状態を示している。例えば、図13に示す伝送路21については、伝送速度が155.52Mbpsのパスが5本設定された後に、帯域21a、21cおよび21eを使用していたパスが解放され、伝送路21に帯域の断片化が発生した状態を示している。
ここで、伝送路21には、帯域21a、21cおよび21eと、合計すると466.56Mbpsの未使用な帯域があるにもかかわらず、それぞれの帯域が連続していないため、伝送速度が466.56Mbps(例えば、SONETにおけるOC−9など)のパスを設定することはできない。
このように、伝送路において帯域の断片化が発生した場合、パス設定の自由度が低下してしまうという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、伝送路に発生する帯域の断片化を解消し、パス設定の自由度を向上することができる光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一実施態様に係る光伝送装置は、GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送装置であって、隣接する光伝送装置との間の光伝送路上で前記光通信路が使用している入出力帯域を前記伝送路ごとに切り替える光通信路変更手段と、前記光通信路によって使用されている入出力帯域が前記光伝送路上で不連続に配置されている場合に、前記光通信路変更手段を制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様に係る光伝送装置は、上記の発明において、前記光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を前記光ネットワークに接続された他の光伝送装置に広告するとともに、該他の光伝送装置から広告される帯域使用情報を収集する帯域使用情報収集手段と、自装置がマスタの光伝送装置である場合に、前記帯域使用情報収集手段により収集された帯域使用情報に基づいて前記光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画する帯域調整計画手段とをさらに備え、前記帯域調整手段は、前記帯域調整計画手段により計画された帯域調整のスケジュールに基づいて前記光伝送路ごとに前記光通信路の入出力帯域を再配置することを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様に係る光伝送装置は、上記の発明において、入力帯域から受信したデータを蓄積する入力側キューと、出力帯域に送信するデータを蓄積する出力側キューとを備え、前記通信路変更手段は、入出力帯域を切り替えている間は前記入力側キューにデータを蓄積するとともに、前記出力側キューに蓄積されているデータを送信先の光伝送装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様に係る光伝送方法は、GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送方法であって、前記光通信路によって使用されている入出力帯域が光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整工程を含んだことを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様に係る光伝送制御プログラムは、GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定するコンピュータを制御する光伝送制御プログラムであって、前記光通信路によって使用されている入出力帯域が光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整手順を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、光通信路によって使用されている入出力帯域が光伝送路上で不連続に配置されている場合に、隣接する光伝送装置との間の光伝送路上で光通信路が使用している入出力帯域を伝送路ごとに切り替える光通信路変更手段を制御し、不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置するよう構成したので、光伝送路に発生した帯域の断片化を解消することが可能となり、光ネットワーク上のパス設定の自由度を向上することができる。
また、本発明によれば、光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を光ネットワークに接続された他の光伝送装置に広告するとともに、他の光伝送装置から広告される帯域使用情報を収集し、自装置がマスタの光伝送装置である場合に、収集した帯域使用情報に基づいて光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画し、計画した帯域調整のスケジュールに基づいて光伝送路ごとに光通信路の入出力帯域を再配置するよう構成したので、光ネットワークに接続された各光伝送装置が同期を取って帯域調整を行うことが可能となり、光ネットワーク全体のパス設定の自由度を向上することができる。
また、本発明によれば、入力帯域から受信したデータを蓄積する入力側キューと、出力帯域に送信するデータを蓄積する出力側キューとを備え、入出力帯域を切り替えている間は入力側キューにデータを蓄積するとともに、出力側キューに蓄積されているデータを送信先の光伝送装置に送信するよう構成したので、光通信路に割り当てられた入出力帯域の切り替えを、光通信路内のデータ伝送を瞬断せずに行うことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光伝送制御プログラム、光伝送方法および光伝送装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る光伝送装置の概念について説明する。
図1および図2は、本実施例に係る光伝送装置の概念を説明するための説明図(1)および(2)である。同図は、伝送路に光ファイバを用いた光ネットワークの一部を示しており、光伝送装置201、202、203および204がそれぞれ接続されている。
各光伝送装置201〜204は、光ファイバを伝送路として互いに接続されており、同図に示すように、光伝送装置201と光伝送装置202とは伝送路41を介して接続され、光伝送装置202と光伝送装置203とは伝送路42を介して接続され、光伝送装置203と光伝送装置204とは伝送路43を介して接続されている。そして、こられの伝送路41〜43は、それぞれが5つの帯域に多重化されており、具体的には、伝送路41が帯域41a〜41eを有し、伝送路42が帯域42a〜42eを有し、伝送路43が帯域43a〜43eを有している。
ここで、図1の状態Aに示すように、光伝送装置201から光伝送装置204までの間には、パス30aおよび30bの2本のパス(光通信路)が設定されており、パス30aには、伝送路41においては帯域41bが、伝送路42においては帯域42dが、伝送路43においては帯域43cが、それぞれ割り当てられており、パス30bには、伝送路41においては帯域41dが、伝送路42においては帯域42aが、伝送路43においては帯域43bが、それぞれ割り当てられている。
さらに、図1の状態Aは、光ネットワークにおいて、パスが解放されたことによって伝送路に帯域の断片化が発生した状態を示している。例えば、伝送路41については、5つのパスに41a、41b、41c、41dおよび41eのそれぞれの帯域を割り当てた後に、帯域41a、41cおよび41eに割り当てていたパスが解放された結果、帯域の断片化が発生した状態を示している。
このような帯域の断片化に対して、各光伝送装置201〜204は、光伝送装置を通過しているパスの経路を動的に変更することによって、各伝送路においてパスに割り当てられている不連続な帯域を連続する帯域に再配置する帯域調整処理を行う。
まず、各光伝送装置201〜204は、自装置の帯域使用情報を、隣接する光伝送装置に対して送信する。そして、隣接する光伝送装置から帯域使用情報を受信した場合、光伝送装置は、受信した帯域使用情報を記憶するとともに、受信した帯域使用情報を他の隣接する光伝送装置に対して送信する。この処理を繰り返すことによって、ネットワークに接続された各光伝送装置は、全ての光伝送装置の帯域使用情報を記憶する。
この後、所定の方法で決定された1台のマスタ光伝送装置(例えば、装置識別情報としての装置番号の数値が最も小さい光伝送装置等)が、記憶している帯域使用情報に基づいて帯域調整スケジュールを計画する。この帯域調整スケジュールにおいては、帯域調整処理を行う順番が、伝送路ごと、パスごとに計画される。
例えば、マスタ光伝送装置によって、伝送路43、42、41の順、および、パス30b、30aの順で帯域調整処理を行うように帯域調整スケジュールが計画されたとする。その場合、まず、図1の状態Bに示すように、伝送路43にデータを出力する光伝送装置203が、パス30bのデータを出力する帯域を43bから43aに変更し、伝送路43からデータを入力する光伝送装置204が、パス30bのデータを入力する帯域を43bから43aに変更する。さらに、光伝送装置203が、パス30aのデータを出力する帯域を43cから43bに変更し、光伝送装置204が、パス30aのデータを入力する帯域を43cから43bに変更する。
続いて、図1の状態Cに示すように、伝送路42にデータを出力する光伝送装置202が、パスaのデータを出力する帯域を42dから42bに変更し、さらに、伝送路42からデータを入力する光伝送装置203が、パスaのデータを入力する帯域を42dから42bに変更する。
さらに続いて、図2の状態Dに示すように、伝送路41にデータを出力する光伝送装置201が、パス30bのデータを出力する帯域を41dから41aに変更し、さらに、伝送路41からデータを入力する光伝送装置202が、パス30bのデータを入力する帯域を41dから41aに変更する。
そして、上記の一連の帯域調整処理が行われた結果、図2の状態Eに示すように、伝送路41、42および43には、それぞれ連続した帯域が確保される。
このように、光伝送装置が、隣接する光伝送装置との間の伝送路においてパスが設定されている帯域が不連続に配置されていた場合に、かかる不連続な帯域を連続した帯域に再配置することによって、伝送路に発生した帯域の断片化を解消することが可能となり、光ネットワーク上のパス設定の自由度を向上することができる。
なお、ここでは説明の便宜上、4台の光伝送装置のみを示したが、光ネットワークには、4台に限らず、多数の光伝送装置が接続されていてもよい。また、ここでは、各伝送路が5つの帯域で分割されている場合を説明したが、各伝送路に割り当てられる帯域は5つに限らず、光ネットワークに用いられる光ファイバケーブルが有する帯域幅や、設定するパスの帯域幅に応じて適宜設定されるものである。
次に、本実施例に係る光伝送装置の構成について説明する。
図3は、本実施例に係る光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この光伝送装置203は、入力インタフェース部310と、クロスコネクト部320と、出力インタフェース部330と、帯域切替制御部340と、クロスコネクト制御部350と、帯域調整部360とを有する。なお、図1に示した光伝送装置201〜204は、それぞれが同様の構成を有するので、ここでは光伝送装置203について説明する。
入力インタフェース部310は、隣接する光伝送装置から受信したフレームに含まれる帯域ごとのデータを読み出し、クロスコネクト部320に出力する処理部であり、読み出した帯域ごとのデータから制御信号を検出するパターン検出部311a〜311eと、かかる帯域ごとのデータを蓄積する入力側FIFO312a〜312eと、入力側FIFO312a〜312eに制御信号を出力する信号出力部313とを有する。
パターン検出部311a〜311eは、入力インタフェース部310が読み出した帯域ごとのデータから制御信号を検出する処理部である。これらパターン検出部311a〜311eは、それぞれ、入力側の伝送路が有する帯域ごとに対応付けられており、例えば、図1に示した光伝送装置203においては、パターン検出部311aは伝送路42の帯域42aに対応付けられており、パターン検出部311eは帯域42eに対応付けられている。
入力側FIFO312a〜312eは、入力インタフェース部310が読み出した帯域ごとのデータを蓄積するキューである。これら入力側FIFO312a〜312eは、それぞれ、帯域ごとのデータ転送速度をv、クロスコネクト部320で行われる入力側タイムスロットの切り替えにかかる時間をt1とした場合は、少なくともv×t1で算出される長さを備えている。
また、入力側FIFO312a〜312eは、それぞれ、入力側の伝送路が有する帯域ごとに対応付けられており、例えば、図1に示した光伝送装置においては、入力側FIFO312aは伝送路42の帯域42aに対応付けられており、入力側FIFO312eは帯域42eに対応付けられている。
なお、ここでは、入力インタフェース部310が、5つのパターン検出部および5つの入力側FIFOを有する場合を説明したが、パターン検出部および入力側FIFOの数は5つに限られず、例えば、入力側の伝送路が有することができる帯域の最大数と同数のパターン検出部および入力側FIFOをあらかじめ備えておき、適宜、入力側FIFOと帯域との対応付けを設定してもよい。
信号出力部313は、後述する帯域切替制御部340の指示によって入力側FIFO312a〜312eに所定の制御信号を出力する処理部である。
クロスコネクト部320は、クロスコネクト制御部350によって制御され、入力側FIFO312a〜312eと出力側FIFO332a〜332eとの接続切替を行う処理部である。
出力インタフェース部330は、クロスコネクタ320から出力された帯域ごとのデータを、隣接する光伝送装置に対して送信する処理部であり、クロスコネクト部320から出力されたデータを蓄積する出力側FIFO332a〜332eを有する。
出力側FIFO332a〜332eは、クロスコネクト部320から出力される帯域ごとのデータを蓄積するキューである。これら出力側FIFO332a〜332eは、それぞれ、帯域ごとのデータ転送速度をv、クロスコネクト部320で行われる出力側タイムスロットの切り替えにかかる時間をt2とした場合は、少なくともv×t2で算出される長さを備えている。
また、出力側FIFO332a〜332eは、それぞれ、出力側の伝送路が有する帯域ごとに対応付けられており、例えば、図1に示した光伝送装置203においては、出力側FIFOパターン332aは伝送路43の帯域43aに対応付けられており、出力側FIFO332eは帯域43eに対応付けられている。
なお、ここでは、出力インタフェース部330が、5つの出力側FIFOを有する場合を説明したが、出力側FIFOの数は5つに限られず、例えば、出力側の伝送路が有することができる帯域の最大数と同数の出力側FIFOをあらかじめ備えておき、適宜、出力側FIFOと帯域との対応付けを設定してもよい。
帯域切替制御部340は、帯域調整部360からの帯域切替指示に基づいて、入力インタフェース部310およびクロスコネクト制御部350を制御する処理部である。具体的には、この帯域切替制御部340は、帯域調整部360から帯域切替指示を受け取ると、信号出力部313を制御し、切替指示された入力帯域に対応する入力側FIFOに対して、接続切替のタイミングを制御するための制御信号を出力する。なお、ここでは、二つの制御信号、例えば「e」と「s」とを用いて接続切替を制御する場合を説明する。
帯域切替制御部340は、入力側FIFO312a〜312eの読み出しポインタを常時監視し、入力側FIFOから制御信号「e」が読み出されたことを確認すると、入力インタフェース制御部310を制御し、当該入力側FIFOからのデータ読み出しを停止するとともに、当該入力側FIFOの接続先を、切替指示された出力帯域に対応する出力側FIFOに切り替える指示をクロスコネクト制御部350に対して行う。
そして、帯域切替制御部340は、クロスコネクト制御部350から切替完了通知を受け取ると、入力インタフェース制御部310を制御し、読み出しを停止していた入力側FIFOからのデータ読み出しを再開する。これにより、切替指示された入力帯域に対応する入力側FIFOに蓄積されていたデータは、切替指示された出力帯域に対応する出力側FIFOに対して出力される。
また、帯域切替制御部340は、隣接する光伝送装置から制御信号「e」を受信した場合、パターン検出部311a〜311eから制御信号「e」を検出したことが通知されると、入力インタフェース制御部310に指示し、通知元のパターン検出部と同じ帯域に対応付けられた入力側FIFOに対するデータ書き込みを停止する。
また、帯域切替制御部340は、隣接する光伝送装置から制御信号「s」を受信した場合、パターン検出部311a〜311eから制御信号「s」を検出したことが通知されると、入力インタフェース制御部310に指示し、通知元のパターン検出部と同じ帯域に対応付けられた入力側FIFOへのデータ書き込みを開始する。
また、帯域切替制御部340は、出力側FIFO332a〜332eの書き込みポインタを常時監視し、出力側FIFOに制御信号「e」が書き出されたことを確認すると、クロスコネクト制御部350に対して入力側FIFOの切替指示を行う。この時、帯域切替制御部340は、制御信号「e」を検出したパターン検出部と同じ帯域に対応付けられた入力側FIFOから、制御信号「s」を検出したパターン検出部と同じ帯域に対応付けられた入力側FIFOに切り替えるように指示を行う。
そして、帯域切替制御部340は、クロスコネクト制御部350から切替完了通知を受け取ると、入力インタフェース制御部310を制御し、制御信号「s」を検出したことによって書き込みを開始していた入力側FIFOからのデータ読み出しを開始する。これにより、制御信号「s」を受信した帯域に対応する入力側FIFOのデータが、制御信号「e」が書き出された出力側FIFOが対応する帯域に対して出力される。
なお、ここでは、制御信号に「e」と「s」とを用いた場合を説明したが、かかる制御信号は、「e」と「s」とに限らず、光ネットワーク内で伝送されるデータのパターンに現れないパターンを定義すればよい。
クロスコネクト制御部350は、帯域切替制御部340からの接続切替指示やネットワーク管理者等のオペレーションによる接続切替指示に基づいてクロスコネクト部320を制御する処理部である。具体的には、このクロスコネクト制御部350は、帯域切替制御部340から、入力側FIFOの切替指示または出力側FIFOの切替指示を受け付けると、クロスコネクト部320を制御し、受け付けた指示に基づいて入力側FIFOと出力側FIFOとの接続切替を行う。
ここで、クロスコネクト制御部350は、クロスコネクト部320が帯域切替制御部340からの指示に基づいた接続切替を行っている間は、ネットワーク管理者等のオペレーションによる接続切替指示を拒否する。
ここで、クロスコネクト制御部350が、帯域切替制御部340からの接続切替指示と、ネットワーク管理者等のオペレーションによる接続切替指示とを排他的に制御することによって、クロスコネクト部320が誤ったパス設定を行うことを防ぐことができる。
帯域調整部360は、光ネットワークに接続された各光伝送装置の装置識別情報と帯域使用情報とを収集して帯域調整スケジュールを計画し、計画した帯域調整スケジュールに基づいて帯域調整を制御する処理部であり、帯域使用情報収集部360aと、帯域使用情報記憶部360bと、帯域調整計画部360cと、帯域調整指示部360dとを有する。
帯域使用情報収集部360aは、光ネットワークに接続された各光伝送装置の装置識別情報と、帯域使用情報とを収集し、帯域使用情報記憶部360bに登録する処理部である。具体的には、この帯域使用情報収集部360は、まず、自装置の装置識別情報と帯域使用情報とを取得し、帯域使用情報記憶部360bに登録するとともに、自装置の装置識別情報と帯域使用情報とを含めた帯域調整データを隣接する光伝送装置に対して広告(送信)する。
また、帯域使用情報収集部360aは、隣接する光伝送装置から帯域調整データを受信した場合は、受信した帯域調整データから装置識別情報と帯域使用情報とを取り出し、帯域使用情報記憶部360bに登録するとともに、受信した帯域調整データを他の隣接する光伝送装置に対して送信する。
図4は、帯域調整データを含んだパケットデータの一例を示す図である。例えば、同図に示すように、帯域調整データ404は、TCP/IPプロトコルスタックの下位に設定されて、光ネットワーク内を転送される。同図に示すパケットデータ400は、MACヘッダ401と、IPヘッダ402と、TCPヘッダ403と、帯域調整データ404と、FCS405とから構成されている。
なお、ここでは、帯域調整データを、TCP/IPプロトコルスタックの下位に設定して転送する例について説明したが、これに限らず、例えばOSI参照モデルに準拠した他のプロトコルの所定の階層に帯域調整データを設定して転送することとしてもよい。
図5は、図4に示した帯域調整データ404の一例を示す図である。例えば、同図に示すように、帯域調整データには、光伝送装置ごとの帯域の使用状況を示す値が「/」で区切られて設定される、左から順に、「Slot no」には、光ファイバを接続する光インタフェースユニットが接続されたスロット番号が設定され、「PIU name」には、光インタフェースユニットのユニット名が設定され、「Port No」には、光ファイバが接続されたポート番号が設定され、「IN/OUT」には、入力側の帯域であるか、出力側の帯域であるかを識別する値が設定され、「timesrot No」には、フレーム内のタイムスロットを識別する識別番号が設定される。
帯域使用情報記憶部360bは、光ネットワークに接続されている光伝送装置ごとに、装置識別情報と帯域使用情報とを対応付けて記憶する記憶部である。
帯域調整計画部360cは、自装置がマスタ光伝送装置である場合に、帯域使用情報記憶部360bに記憶された帯域使用情報に基づいて帯域調整スケジュールを計画する処理部である。具体的には、この帯域調整計画部360cは、あらかじめ決められた方法に従い、自装置がマスタ光伝送装置であるか否かを確認する。
例えば、装置識別情報の数値が最も小さい光伝送装置をマスタ光伝送装置とするように決められていた場合は、帯域調整計画部360cは、帯域使用情報記憶部360bに登録された各光伝送装置の装置識別情報を参照し、自装置の装置識別情報の数値が最も小さい値であった場合は、自装置がマスタ光伝送装置であると判断する。この場合、帯域調整計画360cは、帯域使用情報記憶部360bに登録された各光伝送装置の帯域使用情報に基づいて、帯域調整を行う光伝送装置の順番およびパスの順番を決めた帯域調整スケジュールを計画し、他の光伝送装置に対して通知するとともに、最初に帯域調整を行う光伝送装置に対して、帯域調整指示を送信する。
帯域調整指示部360dは、帯域調整計画部360cにより計画された帯域調整スケジュールに基づいて、帯域切替制御部340に対して指示することによって、光伝送装置に設定されているパスに割り当てられた帯域を調整する処理部である。具体的には、この帯域調整指示部360dは、マスタ光伝送装置または他の光伝送装置から帯域調整指示を受信すると、自装置に設定されているパスについて、マスタ光伝送装置から通知された帯域調整スケジュールで決められた順番に、帯域切替制御部340に対して帯域切替指示を行う。この際、帯域調整指示部360dは、帯域切替制御部340に対して、帯域切替を行うパスの入力帯域と、その切替先となる出力帯域を指示する。
自装置を通過する全てのパスについて帯域調整が完了すると、帯域調整指示部360dは、マスタ光伝送装置から通知された帯域調整スケジュールにおいて、自装置が最後に帯域調整を行う光伝送装置であるか否かを確認し、最後の光伝送装置であった場合は、マスタ光伝送装置に対して、帯域調整の完了を通知する。一方、自装置が最後の光伝送装置でなかった場合は、次に帯域調整を行う光伝送装置に対して、帯域調整指示を送信する。
このように、帯域使用情報収集部360aが、パスによって使用されている帯域の情報を含む帯域使用データを光ネットワークに接続された他の光伝送装置に広告するとともに、他の光伝送装置から送信される帯域使用データを収集し、帯域調整計画部360cが、自装置がマスタ光伝送装置である場合に、帯域使用情報収集部360aにより収集された帯域使用データに基づいて光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画し、帯域調整指示部360dが、帯域調整計画部360cにより計画された帯域調整のスケジュールに基づいて帯域を再配置することによって、光ネットワークに接続された各光伝送装置が同期を取って帯域調整を行うことが可能となり、光ネットワーク全体のパス設定の自由度を向上することができる。
次に、図6〜8を用いて、本実施例に係る光伝送装置203および204による帯域切替処理について説明する。図6〜8は、本実施例に係る光伝送装置203および204による帯域切替処理を説明するための図(1)〜(3)である。同図は、図1で状態Aおよび状態Bに示した変更区間におけるパス30aの帯域切替を示しており、図1の状態Aで示したパス30aは、図6においては、光伝送装置203の入力側FIFO312dと、出力側FIFO332cとを通過し、さらに、光伝送装置204のパターン検出器パス30aと、入力側FIFO312cと、出力側FIFO332eとを通過している。なお、図6〜8に示す光伝送装置203および204においては、説明の都合上、不要である機能部については、図示を省略する。
まず、図6および7を用いて、光伝送装置203の動作について説明する。図6に示すように、光伝送装置203において、帯域調整部360から帯域切替制御部340に対して帯域切替指示が行われると(図6の(1))、帯域切替制御部340は、信号出力部313に指示し、入力側FIFO312dに制御信号「e」および「s」を順に出力する(図6の(2))。
その後、帯域切替制御部340は、入力側FIFO312dから読み出されるデータを監視し、制御信号「e」が読み出されたことを確認すると(図6の(3))、入力インタフェース部310を制御して入力側FIFO312dからの読み出しを停止するとともに、クロスコネクト制御部350に対して接続切替指示を行う(図6の(4))。
そして、図7に示すように、クロスコネクト制御部350は、クロスコネクト制御部350からの接切替指示に基づいてクロスコネクタ部320を制御し(図7の(5))、入力側FIFO312dの接続先を出力側FIFO332cから出力側FIFO332bに切り替える(図7の(6))。
クロスコネクタ部320が接続切替を行っている間、入力側FIFO312dは、隣接する光伝送装置から送信されるデータを順次蓄積し(図7の(7))、出力側FIFO332cは、それまでに蓄積していたデータを光伝送装置204に対して順次送信する(図7の(8))。
そして、接続切替が完了すると、クロスコネクタ部320は、クロスコネクト制御部350を介して、接続切替の完了通知を帯域切替制御部340に対して発行する(図7の(9))。接続切替の完了通知を受け取った帯域切替制御部340は、入力インタフェース部310を制御して入力側FIFO312dからのデータの読み出しを再開する。入力側FIFO312dから読み出されたデータは、出力側FIFO332bに順次出力され(図7の(10))、さらに、光伝送装置204に対して順次送信される(図7の(11))。
続いて、図8を用いて、光伝送装置204の動作について説明する。図8に示すように、光伝送装置204において、パターン検出部311dが制御信号「e」を検出すると(図8の(12))、帯域切替制御部340は、入力インタフェース制御部310を制御し、入力側FIFO312dに対するデータ出力を禁止する(図8の(13))。
また、パターン検出部311bが制御信号「s」を検出すると(図8の(14))、帯域切替制御部340は、入力インタフェース制御部310を制御し、光伝送装置203から送信されたデータを入力側FIFO312bへ順次出力する(図8の(15))。
さらに、出力側FIFO332dに制御信号「e」が出力されたことを確認すると(図8の(16))、帯域切替制御部340は、クロスコネクト制御部350に対して、接続切替指示を行う(図8の(17))。
そして、クロスコネクト制御部350は、クロスコネクト制御部350からの接続切替指示に基づいてクロスコネクタ部320を制御し(図8の(18))、出力側FIFO332dの接続を入力側FIFO312dから入力側FIFO312bに切り替える(図8の(19))。
クロスコネクタ部320が接続切替を行っている間、出力側FIFO332dは、それまでに蓄積していたデータを隣接する光伝送装置に対して順次送信する(図8の(20))。
そして、接続切替が完了すると、クロスコネクタ部320は、クロスコネクト制御部350を介して、接続切替の完了通知を帯域切替制御部340に対して発行する(図8の(21))。接続切替の完了通知を受け取った帯域切替制御部340は、入力インタフェース部310を制御して入力側FIFO312bからのデータ読み出しを開始する。入力側FIFO312bから読み出されたデータは、出力側FIFO332dに順次出力され(図8の(22))、さらに、隣接する光伝送装置に対して順次送信される(図8の(23))。
このように、送信側の光伝送装置においては、クロスコネクタ部320が接続切替を行っている間は、入力側FIFO312dが、隣接する光伝送装置から送信されるデータを順次蓄積し、出力側FIFO332cが、蓄積しているデータを受信側の光伝送装置に対して順次送信し、受信側の光伝送装置においては、クロスコネクタ部320が接続切替を行っている間は、入力側FIFO312bが、送信側の光伝送装置から送信されるデータを順次蓄積し、出力側FIFO332dが、蓄積しているデータを隣接する光伝送装置に対して順次送信することによって、パスに割り当てられた入出力帯域の切り替えを、パス内のデータ伝送を瞬断せずに行うことができる。
また、帯域の変更タイミングを制御する制御信号を隣接する光伝送装置に対して送信することによって該隣接する光伝送装置と同期を取って帯域を変更するので、伝送路を挟んだ2台の光伝送装置が同期を取ってパスに割り当てられた帯域を変更することが可能となり、伝送路に発生した帯域の断片化を効率よく解消することができる。
次に、本実施例に係る光伝送装置203による帯域切替処理の処理手順について説明する。図9は、本実施例に係る光伝送装置203による帯域切替処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、この光伝送装置203は、マスタ光伝送装置または他の光伝送装置から帯域調整指示を受信すると、まず、帯域調整指示部360dが、処理対象のパスがあるか否かを確認し、必要なパスがあった場合は(ステップS101,Yes)、帯域切替制御部340に指示して、当該パスの帯域切替を実施する(ステップS102)。
そして、帯域調整指示部360dは、処理対象の全てのパスに対して帯域の切替を実施した後(ステップS101,No)、自装置が、帯域調整計画部360によって計画された帯域調整スケジュールにおいて最後に帯域調整を行う光伝送装置であるか否かを確認する。
ここで、自装置が最後の光伝送装置ではないことを確認した場合(ステップS103,No)、帯域調整指示部360dは、次に帯域調整を行う光伝送装置に対して、帯域調整処理の実行を指示する(ステップS104)。一方、自装置が、計画された最後の光伝送装置であった場合は(ステップS103,Yes)、帯域調整指示部360dは、マスタ光伝送装置に対して帯域調整処理の完了を通知する(ステップS105)。
このように、帯域調整指示部360dが、マスタ光伝送装置が計画した帯域調整スケジュールに基づいて、帯域切替制御部340に指示して帯域調整を行うことにより、光ネットワークに接続された各光伝送装置が同期を取って帯域調整を行うことが可能となり、光ネットワーク全体のパス設定の自由度を向上することができる。
なお、本実施例では、一台の光伝送装置に対して一台の光伝送装置からの入力と一台の光伝送装置への出力がある場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一台の光伝送装置に対して複数の光伝送装置からの入力や複数の光伝送装置への出力がある場合でも同様に適用することができる。図10は、複数の光伝送装置からの入力および複数の光伝送装置への出力がある場合の帯域調整処理を説明するための図である。
同図に示す例では、光伝送装置503には、入力側には伝送路61および62が接続され、出力側には伝送路63および64が接続されている。伝送路64を含んだ変更区間において帯域調整を行う場合は、光伝送装置503および505において、まずはパス50aの帯域切替を行い(図10の(1))、続いて、パス50bの帯域切替を行う(図10の(2))。これによって、伝送路64に、連続した帯域が確保される。
このように、一台の光伝送装置に対して複数の光伝送装置からの入力や複数の光伝送装置への出力があった場合でも、伝送路ごとに変更区間を設定することによって、その変更区間内を通過するパスに対して順番に帯域調整を行うことができる。
上述してきたように、本実施例では、入力インタフェース部310と、クロスコネクト部320と、出力インタフェース部330とが、隣接する光伝送装置との間の伝送路上でパスが使用している帯域を、隣接する光伝送装置と同期を取って変更し、隣接する光伝送装置との間の伝送路においてパスが設定されている帯域が不連続に配置されていた場合に、帯域切替制御部340が、入力インタフェース部310と、クロスコネクト部320と、出力インタフェース部330とを制御して、かかる不連続な帯域を連続した帯域に再配置することによって、伝送路に発生した帯域の断片化を解消することが可能となり、光ネットワーク上のパス設定の自由度を向上することができる。
なお、本実施例では、光伝送装置について説明したが、光伝送装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する光伝送制御プログラムを得ることができる。そこで、この光伝送制御プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図11は、本実施例に係る光伝送制御プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ600は、RAM610と、CPU620と、HDD630と、光インタフェース640と、入出力インタフェース650と、DVDドライブ660とを有する。
RAM610は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU620は、RAM610からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD630は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、光インタフェース640は、コンピュータ600を光ネットワーク経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース650は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ660は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ600において実行される光伝送制御プログラム611は、DVDに記憶され、DVDドライブ660によってDVDから読み出されてコンピュータ600にインストールされる。
あるいは、この光伝送制御プログラム611は、光インタフェース640を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ600にインストールされる。
そして、インストールされた光伝送制御プログラム611は、HDD630に記憶され、RAM610に読み出されてCPU620によって光伝送制御プロセス621として実行される。
(付記1)GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送装置であって、
隣接する光伝送装置との間の光伝送路上で前記光通信路が使用している入出力帯域を前記伝送路ごとに切り替える光通信路変更手段と、
前記光通信路によって使用されている入出力帯域が前記光伝送路上で不連続に配置されている場合に、前記光通信路変更手段を制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整手段と、
を備えたことを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を前記光ネットワークに接続された他の光伝送装置に広告するとともに、該他の光伝送装置から広告される帯域使用情報を収集する帯域使用情報収集手段と、
自装置がマスタの光伝送装置である場合に、前記帯域使用情報収集手段により収集された帯域使用情報に基づいて前記光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画する帯域調整計画手段とをさらに備え、
前記帯域調整手段は、前記帯域調整計画手段により計画された帯域調整のスケジュールに基づいて前記光伝送路ごとに前記光通信路の入出力帯域を再配置することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)入力帯域から受信したデータを蓄積する入力側キューと、出力帯域に送信するデータを蓄積する出力側キューとを備え、
前記通信路変更手段は、入出力帯域を切り替えている間は前記入力側キューにデータを蓄積するとともに、前記出力側キューに蓄積されているデータを送信先の光伝送装置に送信することを特徴とした付記1または2に記載の光伝送装置。
(付記4)前記光通信路変更手段は、前記入出力帯域の変更タイミングを制御する制御信号を隣接する光伝送装置に対して送信することにより、該隣接する光伝送装置と同期を取って入出力帯域を変更することを特徴とする付記1、2または3に記載の光伝送装置。
(付記5)前記光通信路変更手段は、前記帯域調整手段からの制御による帯域変更と、ネットワーク管理者のオペレーションによる帯域変更とを排他制御することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記6)GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送方法であって、
前記光通信路によって使用されている入出力帯域が光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整工程を含んだことを特徴とする光伝送方法。
(付記7)前記光ネットワークに接続された光伝送装置が、前記光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を他の光伝送装置に広告するとともに、該他の光伝送装置から広告される帯域使用情報を収集する帯域使用情報収集工程と、
マスタの光伝送装置である場合に、前記光伝送装置が、前記帯域使用情報収集工程により収集された帯域使用情報に基づいて前記光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画する帯域調整計画工程とをさらに含み、
前記帯域調整工程は、前記帯域調整計画工程により計画された帯域調整のスケジュールに基づいて前記光伝送路ごとに前記光通信路の入出力帯域を再配置することを特徴とする付記6に記載の光伝送方法。
(付記8)GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定するコンピュータを制御する光伝送制御プログラムであって、
前記光通信路によって使用されている入出力帯域が光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して該不連続に配置されている入出力帯域を連続した帯域に再配置する帯域調整手順を前記コンピュータに実行させることを特徴とする光伝送制御プログラム。
(付記9)前記光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を前記光ネットワークに接続された他のコンピュータに広告するとともに、該他のコンピュータから広告される帯域使用情報を収集する帯域使用情報収集手順と、
マスタのコンピュータである場合に、前記帯域使用情報収集手順により収集された帯域使用情報に基づいて前記光ネットワークに接続された各コンピュータによって行われる帯域調整のスケジュールを計画する帯域調整計画手順とをさらに前記コンピュータに実行させ、
前記帯域調整手順は、前記帯域調整計画手順により計画された帯域調整のスケジュールに基づいて帯域を再配置することを特徴とする付記8に記載の光伝送制御プログラム。
以上のように、本発明に係る光伝送装置、光伝送方法および光伝送制御プログラムは、GMPLSを利用したTDM方式の光ネットワークにおいてに有用であり、特に、通信路の設定と解放が頻繁に行われる光ネットワークに適している。
本実施例に係る光伝送装置の概念を説明するための図(1)である。 本実施例に係る光伝送装置の概念を説明するための図(2)である。 本実施例に係る光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 帯域調整データを含んだパケットデータの一例を示す図である。 図4に示した帯域調整データの一例を示す図である。 本実施例に係る光伝送装置による帯域切替処理を説明するための図(1)である。 本実施例に係る光伝送装置による帯域切替処理を説明するための図(2)である。 本実施例に係る光伝送装置による帯域切替処理を説明するための図(3)である。 本実施例に係る光伝送装置による帯域切替処理の処理手順を示すフローチャートである。 複数の光伝送装置からの入力および複数の光伝送装置への出力がある場合の帯域調整処理を説明するための図である。 本実施例に係る光伝送制御プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 GMPLSを利用した光ネットワークを説明するための図である。 GMPLSを利用した光ネットワークにおける伝送路の断片化を説明するための図である。
符号の説明
10a、10b、30a、30b、50a、50b パス
21〜23、41〜43、61〜65 伝送路
21a〜21d、22a〜22d、23a〜23d、41a〜41d、42a〜42d、43a〜43d 帯域
101〜109、201〜204、501〜506 光伝送装置
310 入力インタフェース部
311a〜311e パターン検出部
312a〜312e 入力側FIFO
320 クロスコネクト部
330 出力インタフェース部
332a〜332e 出力側FIFO
340 帯域切替制御部
350 クロスコネクト制御部
360 光伝送部
360a 帯域使用収集部
360b 帯域使用情報記憶部
360c 帯域調整計画部
360d 帯域調整指示部
400 パケットデータ
401 MACヘッダ
402 IPヘッダ
403 TCPヘッダ
404 帯域調整データ
405 FCS
600 コンピュータ
610 RAM
611 光伝送制御プログラム
620 CPU
621 光伝送制御プロセス
630 HDD
640 光インタフェース
650 入出力インタフェース
660 DVDドライブ

Claims (5)

  1. GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)を利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送装置であって、
    隣接する光伝送装置との間の光伝送路に多重化された複数の入出力帯域のうち前記光通信路が使用している入出力帯域を前記伝送路ごとに切り替える光通信路変更手段と、
    前記光通信路によって使用されている入出力帯域が前記光伝送路上で不連続に配置されている場合に、前記光通信路変更手段を制御して前記光伝送路上で不連続に配置されている入出力帯域を同一の前記光伝送路上で連続した帯域に再配置する帯域調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記光通信路によって使用されている入出力帯域の情報を含む帯域使用情報を前記光ネットワークに接続された他の光伝送装置に広告するとともに、該他の光伝送装置から広告される帯域使用情報を収集する帯域使用情報収集手段と、
    自装置がマスタの光伝送装置である場合に、前記帯域使用情報収集手段により収集された帯域使用情報に基づいて前記光ネットワークに接続された各光伝送装置によって行われる帯域調整のスケジュールを計画する帯域調整計画手段とをさらに備え、
    前記帯域調整手段は、前記帯域調整計画手段により計画された帯域調整のスケジュールに基づいて前記光伝送路ごとに前記光通信路の入出力帯域を再配置することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 入力帯域から受信したデータを蓄積する入力側キューと、出力帯域に送信するデータを蓄積する出力側キューとを備え、
    前記通信路変更手段は、入出力帯域を切り替えている間は前記入力側キューにデータを蓄積するとともに、前記出力側キューに蓄積されているデータを送信先の光伝送装置に送信することを特徴とした請求項1または2に記載の光伝送装置。
  4. GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)を利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定する光伝送方法であって、
    光伝送路に多重化された複数の入出力帯域のうち前記光通信路によって使用されている入出力帯域が前記光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して前記光伝送路上で不連続に配置されている入出力帯域を同一の前記光伝送路上で連続した帯域に再配置する帯域調整工程を含んだことを特徴とする光伝送方法。
  5. GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)を利用したTDM方式の光ネットワークにおいて光通信路の入出力帯域を設定するコンピュータを制御する光伝送制御プログラムであって、
    光伝送路に多重化された複数の入出力帯域のうち前記光通信路によって使用されている入出力帯域が前記光伝送路上で不連続に配置されている場合に、光クロスコネクタを制御して前記光伝送路上で不連続に配置されている入出力帯域を同一の前記光伝送路上で連続した帯域に再配置する帯域調整手順を前記コンピュータに実行させることを特徴とする光伝送制御プログラム。
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