JP5121687B2 - 光分岐多重システムおよび光分岐多重装置 - Google Patents

光分岐多重システムおよび光分岐多重装置 Download PDF

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Description

本発明は、光分岐多重システム、光分岐多重装置および光パス迂回プログラムに係り、光パスの収容替えを実現する光分岐多重システム、光分岐多重装置および光パス迂回プログラムに関する。
インターネットの普及に伴い、大容量のデータを長距離伝送する技術が必要となっている。一方、都市間のデータ転送を高速に行うために光ファイバーが敷設されている。さらに、更なる高速なデータ転送のため、複数の光波長を1本の光ファイバーに多重化させて伝送するWDM技術が普及している。
今までのWDM伝送技術は、多重化された光信号の特定の波長の光信号を分波し、特定のポートに出力していた。光分岐挿入部の光コネクタと波長とは、固定的に割り付けられ、トランスポンダと光分岐挿入部の光コネクタを光ファイバーで結ぶため、トランスポンダの波長は固定されていた。
光パスを管理するオペレーティングシステム(OpS:Operating System)から光パスを開通させる場合、特許文献1に記載されているように、OpSは、物理的に定められたトランスポンダに定められた経路および波長に対して、トランスポンダの光送信機の発光操作や光分岐挿入部のスイッチ操作を制御し、光パスの開通処理を行っている。このため、光パスを別経路および別波長へ変更するためには、光分岐挿入部の光コネクタに接続されている光ファイバーを別の光コネクタに接続を替える必要があった。
これに対して最近では、WDM側(伝送路側)の波長を自由に設定することができるトランスポンダおよび特定のポートに対し、任意の波長を分波する波長選択光スイッチ技術が実用化されている。これらの技術を用いることにより、光パスを管理するOpSは、光パスの開通時、任意の波長を選択することができるようになった。
しかしながら、特許文献1のパスの管理は、単にWDM区間毎の波長の空き、塞がりを管理して、空き波長の一つを割り当てているに過ぎない。また、開通済みの光パスの収容換えを行うことも考慮していない。
特開2002−198981号公報
波長選択光スイッチを用いた光分岐多重装置(OADMノード)の光パス管理では、開通させる光パスの波長を任意に選択できる。しかし、OADMノードにて波長変換を行うことは不可能であり、光パスの始点から終点に至るWDM区間の使用波長は同一にする必要がある。このため、光パスの開通および削除を繰り返した状態においては、新規に開通させたい経路上の全区間で同一波長が空いていないことがある。すなわち、この状態では、新規に光パスを開通させることができない。つまり、各区間の波長自体は空きがあるが、光パスを開通できないケースが発生し、ネットワークリソースの使用効率が低下する。
また、特許文献1の技術においては、別経路および別波長へ移動させる手段がない。このため、開通させたい光パスの始点から終点に至るWDM区間の使用波長を同一にするには、既に開通済みの光パスを一旦削除し、光パスの収容変更を行うことで、新規で開通させたい区間の波長を空ける必要がある。
上述した課題は、第1の光分岐多重装置と、第2の光分岐多重装置と、第3の光分岐多重装置と、複数の前記光分岐多重装置を制御する情報処理装置とからなり、前記第1の光分岐多重装置が具備する第1のトランスポンダは、前記第3の光分岐多重装置との間光パスの送信波長の変更手段を具備し、前記第2の光分岐多重装置が具備する第2のトランスポンダの出力ポートは、前記第1の光分岐多重装置と接続された第1の出力ポートと、前記第2の光分岐多重装置とに接続された第2の出力ポートを含み、前記第2のトランスポンダは、出力ポート選択手段を具備し、前記情報処理装置からの制御により、前記送信波長の変更手段は、送信波長を変更し、前記出力ポート選択手段は前記出力ポートを切替える光分岐多重システムにより、解決できる。
また、第1の方路からの第1の光多重信号と第1の光分岐挿入部からの第2の光多重信号とを増幅する第1の光増幅部と、第2の方路からの第3の光多重信号と第2の光分岐挿入部からの第4の光多重信号とを増幅する第2の光増幅部と、前記第1の光増幅部からの多重光信号を第1のスルー波長と第1のドロップ個別波長とに分離し、第2のスルー波長と第1のアッド波長とを多重する前記第1の光分岐挿入部と、前記第2の光増幅部からの多重光信号を前記第2のスルー波長と第2のドロップ個別波長とに分離し、前記第1のスルー波長と第2のアッド波長とを多重する前記第2の光分岐挿入部と、前記第1のドロップ波長の光信号を受信する第1のトランスポンダと、前記第2のアッド波長の光信号を送信する第2のトランスポンダと、前記第1のトランスポンダと前記第2のトランスポンダとを制御する監視制御部とからなり、前記第2のトランスポンダは、波長可変送信機を備え、前記監視制御部からの制御により、前記第2のアッド波長の波長を変化させる光分岐多重装置により、達成できる。
また、第1の方路からの第1の光多重信号と第1の光分岐挿入部からの第2の光多重信号とを増幅する第1の光増幅部と、第2の方路からの第3の光多重信号と第2の光分岐挿入部からの第4の光多重信号とを増幅する第2の光増幅部と、前記第1の光増幅部からの多重光信号を第1のスルー波長と第1のドロップ個別波長とに分離し、第2のスルー波長と第1のアッド波長とを多重する前記第1の光分岐挿入部と、前記第2の光増幅部からの多重光信号を前記第2のスルー波長と第2のドロップ個別波長とに分離し、前記第1のスルー波長と第2のアッド波長とを多重する前記第2の光分岐挿入部と、前記第1のドロップ波長の光信号を受信する第1のトランスポンダと、前記第2のアッド波長の光信号を送信する第2のトランスポンダと、前記第1のトランスポンダと前記第2のトランスポンダとを制御する監視制御部とからなり、前記第2のトランスポンダは、伝送路側送信機の出力部に、1入力2出力の光スイッチを設け、前記監視制御部からの制御により、送信経路を前記第2の方路から前記第1の方路へ変更する光分岐多重装置により、達成できる。
さらに、コンピュータを、開通させる区間の空き波長を調べる手段と、前記開通させる区間の端ノードの各波長のSW状態を確認する手段と、SW状態がoffの波長の迂回ルート側の光パス有無を確認する手段と、前記開通させる区間のパス開通可否を判定する手段と、開通済みの光パスを他の波長に収容替えする手段と、前記開通させる区間のパスを開通させる手段として機能させるためのパス迂回プログラムにより、達成できる。
本発明によれば、開通可能な光パスの本数を増加させることができ、ネットワークのリソース使用効率をあげることができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
まず、図1を参照して、光ネットワークの構成を説明する。ここで、図1は光ネットワークのブロック図である。
図1において、光ネットワーク500は、高密度光波長多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing)のリング網400と、OpS1と、DCN(Data Communication Network)2とで構成されている。リング網400は、4台のOADM(Optical Add/Drop Multiplexer)ノード100を局間光ファイバー104により接続することによって、構成されている。
OADMノード100は、OADM部101と複数のトランスポンダ102を実装する。OpS1は、複数のOADMノード100を制御して、光パス200を開通する。なお、トランスポンダ102のポートに入出力されるクライアント信号には、10GbE、GbE信号、STM−64/OC−192、STM−16/OC−48、STM−4/OC−12等がある。
OADMノード100は、主回線とは別に監視制御専用のOSC(Optical Supervisory Channel)機能を有する。OpS1とOADMノード100は、DCN2に接続されたOADMノード100−1、100−2をゲートウェイとして、論理的にネットワーク接続される。このOSCを用いてOpS1は、TL1コマンド等を使い遠隔にてOADMノード100の監視制御を行う。
OADM部101における局間光ファイバー104との接続口2つについて、一方を”West方向”、もう一方を”East方向”と定義する。
図2を参照して、OADMノードのブロック構成を説明する。ここで、図2はOADMのハードウェアブロック図である。図2において、OADMノード100は、2台の光増幅部105、2台の光分岐挿入部107、IF部108、装置内監視制御部106から構成される。
光増幅部105は、波長多重信号光を電気信号に変換することなく局間伝送可能な信号光強度に一括増幅する。光分岐挿入部107は、光増幅部105より受信した波長多重信号光を分離し、任意の波長について分岐、挿入もしくは通過後、再度、波長多重を行い、光増幅部105に送信する。IF部108は、1波長毎にトランスポンダ102を有する。
トランスポンダ102は、ポートより受信したクライアント信号を波長多重するために適正な信号フォーマット、信号光強度、信号光波長に変換し、光分岐挿入部107へ送信する。また、トランスポンダ102は、光分岐挿入部107で分離した任意の波長を、外部端局装置と接続するために適正な信号フォーマット、信号光強度、信号光波長に変換し、ポートへ送信する。装置内監視制御部106は、OpS1からの制御により装置設定を行う機能を有する。
ここで、OpS1は、PC(Personal Computer)またはWS(Work Station)等の一般的な情報処理装置である。OpS1は、光パス200を管理するためのソフトウェアをインストールし、ユーザにより起動される。
図3を参照して、OpSの機能ブロックを説明する。ここで、図3はOpSの機能ブロック図である。図3において、OpS1は、入力装置4、出力装置5、演算処理部6、通信処理部7、データベース部8で構成される。演算処理部6は、光パス開通処理部60、開通シミュレーション処理部61で構成される。また、データベース部8は、ノード接続情報テーブル65、SW情報テーブル66、パス情報テーブル67、波長選択光スイッチ接続情報テーブル68を保持する。
オペレータは、出力装置5を参照しながら、入力装置4を操作する。演算処理部6は、光パス開通処理部60にて、光パス開通処理を実行する。演算処理部6は、開通シミュレーション処理部61で開通シミュレーション処理を実行する。演算処理部6は、通信処理部7を介し、OADMノード100に制御命令を送る。また、データベース部8は、光開通処理と開通シミュレーション処理に必要な情報を保有する。
図4を参照して、OpSのハードウェア構成を説明する。ここで、図4はOpSのハードウェアブロック図である。図4において、OpS1は、内部通信線13で互いに接続された中央処理装置(CPU)10、メインメモリ11、補助記憶装置(HDD)12、入力装置4、出力装置5で構成される。図4と図3との対比から明らかなように、図3の光パス開通処理部60、開通シミュレーション処理部61は、メモリ11に保持されたプログラムをCPU10が実行することで実現される。
図5を参照して、波長選択光スイッチによる光分岐挿入部の構成を説明する。ここで、図5は光波長の合波および分波の仕組みを説明する図である。図5において、光分岐挿入部107は、光分波部109と光合波部110で構成される。光合波部110は、スルー信号116と、トランスポンダからAddされた、波長の異なるn波長の光信号113を波長選択光スイッチADDモジュール111にて合波後、光増幅部を経由して、局間光ファイバー104に出力する。光分波部109は、入力された多重光信号からの任意のn波長の光信号を分波し、分波後の光信号112をトランスポンダ102に出力する。
トランスポンダ102からの送信光ファイバーは、光合波部110に接続される。一方、トランスポンダ102への受信光ファイバーは、光分波部109に接続される。
光分岐挿入部107を通過する各波長は、add、drop、through、offのいずれか状態である。add/dropは、光分岐挿入部が隣接OADMノードから/への光信号を特定の波長に合派/分波し、トランスポンダに光信号を送信/受信する状態である。throughは、隣接OADMノードからの光信号の特定の波長について、トランスポンダへ送受信を行わず、別の隣接OADMノードへ送信する状態である。offは特定の波長の光信号を流さない状態である。
隣接OADMノード向けの信号は、光分岐挿入部107から光増幅部105へ出力される。隣接OADMノード向けの信号は、光増幅部105で増幅後、隣接OADMノードに送信される。隣接OADMノードからの光信号は、減衰しているため、光増幅部105で光信号を増幅後、光分岐挿入部107へ送信される。
図6を参照して、OADMリング網の光パスを説明する。ここで、図6はOADMリング網のブロック図である。図6において、OADMリング網400は、4台のOADMノード100で構成されている。各OADMノード100は、トランスポンダ102を複数実装する。あるOADMノード100の特定の波長に設定されたトランスポンダ102は、別のOADMノード100の同一波長用のトランスポンダ102に1対1で接続する。この接続を光パス200と呼ぶ。
OADMノード100間の局間光ファイバー104は、波長多重された光信号を伝送する。OADMリング網400は、4本の光パス(パス番号0001〜0004)が開通されている。OADMノードAに実装されているトランスポンダ102は、3装置ある。OADMノードAは、OADMノードDを通って、OADMノードCのトランスポンダに接続されている光パス0001と、OADMノードBに接続している光パス0002と、OADMノードBおよびOADMノードCを通って、OADMノードDのトランスポンダに接続されている光パス0003の終端ノードである。また、OADMリング網400には、OADMノードBからOADMノードCに接続している光パス0004がある。
ここで、パス番号0001とパス番号0003は、共にOADMノードCとOADMノードD間の局間光ファイバー104を通る。このため、パス番号0001とパス番号0003は、同一波長での設定はできない。同様に、パス番号0003とパス番号0004も同一波長での設定はできない。パス番号0002とパス番号0003も同様である。
図7を参照して、OADMノードから別のOADMノードへ光パスを開通させる時に、その一部の経路に空き波長がない場合を説明する。ここで、図7はOADMリング内で光パスを複数本、開通させた状態を説明する図である。図7において、左端のAと右端のA’は、局間光ファイバーで接続されている。すなわち、OADMノードA〜OADMノードDは、OADM網400を形成している。OADM網400において、局間光ファイバー内は、最大n波長が多重化されて伝送されている。各OADMノード内の長方形は、トランスポンダ102である。トランスポンダ102の上下方向の位置は、波長に対応する。トランスポンダ102間を接続する実線は、光パスが開通されている状態を表す。一方、破線は、波長の空き状態を表す。光パスに付与された番号は、光パスを一意に識別するパス番号である。
トランスポンダ102は、OADM部101側ポート数の違い(1または2)と、2ポート場合の接続状態(別経路/同経路)を区別して図示している。OADM側ポート数が2ポートのトランスポンダ102A、102Bは、OADM側に2×1/1×2光スイッチを有する。また、別経路とは、OADM側の2ポートがWestおよびEastを意味する。同経路とは、OADM側の2ポートが共にWestまたは共にEastを意味する。トランスポンダ102のうち、2ポートで別経路をトランスポンダ102Aと表記する。一方、2ポートで同経路をトランスポンダ102Bと表記する。
トランスポンダ102Bの伝送路側には、波長可変光送信機を設置する。トランスポンダ102Bの光スイッチを切替えるとき、トランスポンダ102Bは、送信波長も切替える。なお、トランスポンダ102Bは、無瞬断切り替えを考慮しないとき、光スイッチを設けず、伝送路側の波長可変光送信機を設けるのみでもよい。ただし、この場合、受信側OADMノードの波長選択スイッチの制御変更が必要である。また、他のトランスポンダ102/102Aが波長可変光送信機を設置しても良い。
OADMリング網400において、OADMノードAからOADMノードBを経由して、OADMノードCまで新規の光パス202を開通させる場合を考える。ここで、OADMノードAとOADMノードB間の局間ファイバー104−1に空き波長がない。このため、OADMノードBを経由する光パスを開通させることができない。また、OADMノードDを経由する逆向きの経路についても、OADMノードAとOADMノードD間の局間ファイバー104−4の空き波長とOADMノードDとOADMノードC間の局間ファイバー104−3の空き波長が全て異なる波長のため、光パスを開通させることができない。
次に、開通済みの光パスの収容変更を行なう手順について、図8および図9を参照して説明する。ここで、図8は開通済みの光パスを逆経路へ迂回させて収容変更を行なう手順を説明する図である。図9は開通済みの光パスを別の波長に置き換えて収容変更を行なう手順を説明する図である。
図8において、OADMノードAおよびOADMノードDに実装されているトランスポンダ102Aは、2つのポートを持つ。各ポートは、East、West方向のいずれかの経路を接続でき、且つ、2つの経路は別々の波長に設定できる。
OADMノードAとOADMノードDのトランスポンダ102Aは、West方向に接続する光分岐挿入部とOADMノードのEast方向に接続する光分岐挿入部の両方に接続され、二つのポートは、それぞれ異なる経路に接続されている。
光パス開通時、2台のトランスポンダ102Aは、一方のポートで接続を行なう(実線の光パス)。逆経路へ迂回させる場合、2台のトランスポンダ102Aは、他方のポートで光パスを開通させ(破線の光パス)、迂回経路に信号の送受信を切替後、以前、使用していた光パスの削除処理を行なう。
図9において、OADMノードAのトランスポンダ102Bは、2つのポートを、East方向に接続する光分岐挿入部に接続している。一方、OADMノードDのトランスポンダ102Bは、2つのポートをWest方向に接続する光分岐挿入部に接続している。
光パス開通時、2台のトランスポンダ102Bは、ある一方のポートで接続を行なう(実線の光パス)。収容変更時、2台のトランスポンダ102Bは、他方のポートで別波長の光パスを新たに開通させて(破線の光パス)、信号の送受信を切替後、以前使用していた光パスの削除処理を行なう。
このように、新規に光パスを開通させるとき、開通させる光パスの一部の区間が別の光パスにより塞がっているため、新規に光パスを開通させることができない場合、既に開通済みの光パスを逆経路へ迂回または同一経路で別波長に切り替えることで、光パスの収容変更を行ない、新規の光パスを開通させる。
次に、光パスの収容変更による具体的なパス開通を説明する。なお、詳細な処理フローについては、後で説明する。
図10ないし図12を参照して、図7のOADMリング網において、OADMノードAからOADMノードBを経由して、OADMノードCに至る新規の光パス202を開通させるときの収容変更を説明する。ここで、図10ないし図12は収容変更手順を説明する図である。
図7に戻って、OADMノードAとOADMノードB間の局間ファイバー104−1は、全ての波長が使用されている。このため、開通させたい区間に存在する光パスを移動させることで空き波長を確保する。移動させる光パスの対象となるのは、OADMノードAとOADMノードB間、および、OADMノードBとOADMノードC間を通る光パスである。
まず、新規開通パスの端点のノードに対して、移動対象となる光パスで、逆経路へ迂回可能な光パスが存在するかを、トランスポンダのポートの接続状態をチェックし、物理的に逆方向への迂回可能かをチェックする。図10では、OADMノードAにおいて、移動対象の光パスは、0685、0158、1603、1102、0683のパス番号を持つ光パスである。このうちパス番号0685、0158、1603、0683の光パスは、端点となるOADMノードのトランスポンダの双方が逆向きのポート102Aを接続していないため、物理的に逆方向への迂回はできない。これに対して、パス番号1102は、トランスポンダ102Aが逆向きのポートを接続しているため、逆方向への迂回は可能である。
物理的に迂回可能であれば、次に、迂回経路上の波長の空き状態をチェックして、迂回可能な波長があれば、その波長を使って迂回処理を行うことで、新規開通パスのリソース確保を試みる。
迂回可能な波長がない場合は、さらに、迂回経路上に存在する光パスについて、同一経路上の別波長に切り替えることが可能か否かをチェックする。そして、可能であれば、別波長に移動させることで、迂回処理を行い、新規開通パスの為のリソース確保を試みる。
図7において、パス番号1102は、物理的に迂回可能であるが、迂回経路上となるOADMノードAからOADMノードDを経由して、OADMノードCに至る経路では、同一波長の空きはない。このため、この経路上に存在する光パスで、別波長に変更可能な光パスの存在をチェックする。ここでは、パス番号5168の両端のトランスポンダ102Bが、同経路への接続ポートを持っている。したがって、空き波長である、波長番号2または波長番号4に変更できる。
図10において、パス番号5168のパス両端のトランスポンダ102Bにおいて、伝送路側への送信波長を波長番号7から波長番号4にまず移動する。この結果、波長番号7を空き状態になる。図11において、パス番号1102のパス両端のトランスポンダ102Aにおいて、波長選択スイッチを切り替え光パスを逆方向に迂回させる。この結果、OADMノードAからOADMノードBを経由し、OADMノードCに至る経路上において、波長番号7が空き状態になる。図12において、OADMノードAからOADMノードBを経由して、OADMノードCに至る新規光パス202を波長番号7で開通させる。
これらの処理を開通させたいパスの経路上に存在する光パスについて、順次、実施していくことで、光パスの収容変更を行い、新規開通パスの為のリソースを確保する。
次に、OADMノードのパッケージ実装と、新規開通処理に使用する各テーブルの内容について、図13ないし図17を参照して説明する。ここで、図13はOADMノードのパッケージ実装を説明する図である。図14はノード接続情報テーブルを説明する図である。図15はパス情報テーブルを説明する図である。図16はSW情報テーブルを説明する図である。図17は波長選択スイッチ接続情報テーブルを説明する図である。
図13において、(a)はトランスポンダと光分岐挿入部との接続を説明する図である。また、(b)はOADMノード正面図である。図13(b)において、OADMノードは2架構成であり、本棚状の部分が架である。また、各棚をユニットと呼ぶ。さらに、本の部分が部品を実装したパッケージである。また、架の上部に光分岐挿入部107が配置されている。図13(b)の一部を拡大したのが図13(a)である。
図13(a)において、パッケージはトランスポンダ102Aおよびトランスポンダ102である。トランスポンダ102Aの正面には、波長選択スイッチ側ポート(West)と波長選択スイッチ側ポート(East)が設けられ、それぞれ波長選択スイッチ(West)と波長選択スイッチ(East)と光ファイバーで接続されている。トランスポンダ102の正面には、波長選択スイッチ側ポート(West/East)が設けられ、図示しない光ファイバーで波長選択スイッチ(West/East)と接続される。なお、図示しないトランスポンダ102Bの正面には、波長選択スイッチ側ポート(West/East)と波長選択スイッチ側ポート(West/East)が設けられ、それぞれ波長選択スイッチ(West)または波長選択スイッチ(East)と光ファイバーで接続される。
図13(b)に戻って、パッケージの実装位置は、「架番号.ユニット番号.パッケージ番号」で定義される。OADMノード100において、左の架が架1、右が架2である。また、架1の下から順に、ユニット3〜ユニット5である。さらに、パッケージ番号は、左から順に1〜16である。すなわち、図13(a)の光トランスポンダ102Aの実装位置は、1.5.10である。
図14において、ノード接続情報テーブル65は、オペレータにより事前登録されるテーブルである。ノード接続情報テーブル65は、リング名651、リングNo652、OADMノード間の接続情報を登録する接続構成653の各フィールドで構成される。リング名651とリングNo652は、OADMリング400を一意に識別する情報である。OADMノードの接続構成653は、リング内の任意のノードを始点として、East側に接続されるOADMノードを順に登録する。
すなわち、図14に示すリング名:千葉第一は、4つのOADMノードから構成され、node AのEast側がnode Bで、node BのEast側がnode Cで、node CのEast側がnode Dで、node DのEast側がnode Aとなる。このようにノード接続情報テーブル65を登録することで、OpS1は、OADMリング400内のOADMノードのEast側およびWest側に接続されるOADMノードの接続状況を把握する。
図15において、パス情報テーブル67は、開通した光パスの情報を管理する。パス情報テーブル67は、パス番号671、波長番号672、パスの始点OADMノードID673、パス始点方向674、終点OADMノードID675、終点のOADMノードから見たパスの開通方向676、および中継OADMノード677のフィールドで構成される。
パス番号671は、光パスを一意に決めるIDでOpS1がパス開通時に生成しセットする。波長番号672は、当該光パスが使用する波長である。OADMノードID673、675は、光パス終端のトランスポンダを収容しているOADMノードである。パス方向674、676は、光パスを終端させるOADMノードからの光パスの方向(East/West)を管理する。中継OADMノード677は、光パスを中継するOADMノードIDのリストである。なお、図15のパス情報テーブル67は、図7の状態である。
図16において、SW情報テーブル66は、波長番号661、OADMリング内に存在する各OADMノードに対しEast方向およびWest方向のスイッチ状態をセットするフィールド662〜665で構成される。
スイッチ状態は、add/drop、through、offのいずれかの状態を管理する。addは、トランスポンダから光分岐挿入部の光合波部に光信号を送信することを意味する。dropは、光分岐挿入部の光分波部からトランスポンダに光信号を送信することを意味する。throughは、波長選択光スイッチのWest側およびEast側からEast側およびWest側に光信号を通すことを意味する。offは、光信号が通っていないことを意味する。なお、図16のSW情報テーブル67は、図7の状態である。
図17において、波長選択光スイッチ接続情報テーブル68は、OADMノードID681、トランスポンダの実装位置情報682、波長選択光SW側のport数683、波長選択光スイッチ接続情報684、パス番号685、および運用系経路686の各フィールドで構成される。
OADMノードID681と実装位置情報682は、トランスポンダ102の実装位置を特定する。波長選択光SW側port数683は、トランスポンダから波長選択光スイッチに接続可能なポート数を示す。迂回経路への収容替えは2ポートの場合可能で、1ポートの場合は不可能である。波長選択光スイッチ接続情報684は、トランスポンダが接続している波長選択光スイッチを示す。波長選択光スイッチ接続情報684は、2ポート実装しているトランスポンダのために2経路分登録できるが、1経路のみの登録もできる。このとき、他の1経路は未使用である。パス番号685は、パス情報テーブル67のパス番号671と同一である。運用系686は、トランスポンダ102が運用している光分岐挿入部107を示す。
次に、図18を参照して、OpSの新規光パスの開通処理のフローを説明する。ここで、図18はOpSの新規光パスの開通処理のフローチャートである。図18において、OpS1は、オペレータによるパスを開通させたい始点、終端となるOADMノード、およびトランスポンダ情報を受け付ける(S501)。
OpS1は、データベース部8に格納されているパス情報テーブル67、および、波長選択光スイッチ接続情報テーブルを参照する。OpS1は、さらに新規光パス開通時に指定したOADMノードに実装されているトランスポンダが別の光パスで使用されているか否か、パス情報テーブル67のOADMノードID673、675および中継OADMノードID677および波長番号672を参照することで、開通させたい区間の空き波長をチェックする(S502)。OpS1は、開通可能か判定する(S503)。空き波長がある場合(S503:YES)、OpS1は、その空き波長を使用して光パスを開通させて(S508)、終了する。
空き波長がない場合(S503:NO)、OpS1は、光パスをDB上で再配置し、該当区間の波長が空けられるかシミュレートする(S504)。OpS1は、シミュレーションの結果、パス開通可能か判断する(S505)。開通可能な場合(S505:YES)、OpS1は、開通済みの光パスの収容換えを行なう(S506)。OpS1は、新規光パスを開通させる区間の波長が全て空いたか確認する(S507)。全ての波長が空いた場合(YES)、OpS1は、新規光パスを開通させて(S508)、終了する。新規光パスを開通させる区間の波長が全て空いていない場合(S507:NO)、OpS1は、再度、開通済みの光パスの収容換えを行なう(S506)。ステップ505で開通不可能なとき(NO)、OpS1は、処理を終了する。
具体的には、SW情報テーブル66(図16)において、node Aからnode Cまでnode Bを経由した区間を光パス開通させたい場合の迂回経路の検索について、OpS1は、波長番号1から順にnode AのEast側の各波長のスイッチ状態を確認する。add/dropの場合、OpS1は、node AのWest側の各波長のスイッチ状態を確認する。West側の各波長のスイッチがoffの時のみ迂回経路の候補となる。SW情報テーブル66は、node AのWest側の波長番号7のスイッチ状態がoffである。
次に、OpS1は、波長のスイッチがoffの波長番号における迂回経路の全てノードのスイッチ状態を調査する。迂回経路において光パスが存在する場合、OpS1は、その光パスの波長選択光スイッチ接続情報テーブル66を参照して、別の波長に経路変更可能か確認する。SW情報テーブル66について、OpS1は、node Dおよびnode Cの波長番号7のスイッチ状態を確認する。SW情報テーブル66は、node DのWest側とnode CのEast側がadd/dropの状態である。
OpS1は、波長選択光スイッチ接続情報テーブル68を参照し、node CのトランスポンダがEast側に2方路あり、node DのトランスポンダがWest側に2方路あり、同じパス番号5168であることが分かる。OpS1は、node DのWest側の波長番号1から順にスイッチ状態を確認する。スイッチ状態がoffのとき、OpS1は、この波長番号における次のノードのEast側のスイッチ状態を確認する。SW情報テーブル66は、node DのWest側の波長番号2および4がoffである。このため、OpS1は、node CのEast側の波長番号2および4のスイッチ状態を確認する。ここでは、node CのEast側の波長番号2および4のスイッチ状態がoffであるため、OpS1は、波長2または4へ移行することが可能と分かる。最終的に、OpS1は、node Aからnode Cまでnode Bを経由した波長番号7の波長を空けることができ新規で光パス開通させることができる。
図19を参照して、光パスの迂回による新規パス開通シミュレーションのフローを説明する。ここで、図19は図18のステップ504の詳細なフローチャートである。である。具体的な方法は、図10〜11に示した通りである。なお、逆方向への迂回については、処理簡略化のため、同一波長に限定した処理としている。しかし、波長可変光送信機を使えば、同一波長に限定されない。
図19において、OpS1は、最初にループ処理用のカウンタnおよびmに1をセットする(S601)。ここで、nは波長のカウンタ、mはパスのカウンタである。次に、OpS1は、新規光パスの端点のノードの波長番号nのSW状態をSW情報テーブル68(図17)にて確認する(S602)。OpS1は、SW状態がadd/dropか判定する(S603)。SW情報管理テーブル68にadd/dropが記録されていない場合(S603:NO)、OpS1は、光パスの終端でないため、カウンタnに1を追加し(S612)、nが最大値か判定する(S613)。nが最大値でない場合(S613:NO)、OpS1は、ステップ602に戻る。nが最大値の場合(S613:YES)、光パスの収容換えができないため、シミュレーションの結果、新規パス開通不可として(S614)、終了する。
ステップ603で情報管理テーブルにadd/dropが記録されている場合(YES)、OpS1は、波長番号nの逆方向のSWの状態をSW情報管理テーブル66で確認するとともに、波長選択光スイッチ接続情報テーブル68を参照し、該当光パスのトランスポンダの接続状態を確認する(S604)。OpS1は、SW状態はoffでしかも経路迂回可能か判定する(S605)。確認の結果、SW状態がoffでない、あるいは、該当光パスのトランスポンダが逆方向へのポート接続を行っていない場合(S605:NO)、カウンタnに1を追加し(S612)、nが最大値か判定後(S613)、nが最大値でない場合は、再度新規光パスの端点のノードの波長番号nのSW状態を確認する(S602)。
ステップ605の確認の結果、SW状態がoffで、かつ、該当光パスのトランスポンダが逆方向へのポート接続を行っている場合(YES)、OpS1は、パス情報テーブルより波長番号nの迂回経路側の光パスを確認する(S606)。OpS1は、迂回経路側の光パスの有無を判定する(S607)。光パスがない場合(S607:NO)、OpS1は、新規パス開通可能と判定し(S615)、シミュレーションを終了する。
迂回経路側の光パスの有無を判定した結果、光パスがある場合(S607:YES)、OpS1は、波長番号nで且つ光パスmの波長選択光スイッチ接続情報テーブル68を参照する(S608)。波長番号nで且つ光パスmの波長選択光スイッチ接続情報テーブルの参照の結果に基づいて、OpS1は、光パスmが別の波長に変更可能か判定する(S609)。
波長変更できない場合(S609:NO)、OpS1は、カウンタnに1を追加し(S612)、nが最大値か判定後(S613)、nが最大値でない場合は、再度新規光パスの端点のノードの波長番号nのSW状態を確認する(S602)。nが最大値の場合、OpS1は、光パスの収容換えができないため、シミュレーションの結果、新規パス開通不可として(S614)、終了する。
ステップ609で波長変更ができる場合(YES)、波長番号nの全ての光パスにおいて、別の波長に経路変更可能か判定する(S610)。波長番号nの光パスが他にある場合(S610:NO)、mに1を加えて(S611)、再度、波長番号nで且つ光パスmの波長選択光スイッチ接続情報テーブルを参照する(S608)。ステップ610で全ての光パスを確認したとき、OpS1は、新規光パスの開通が可能と判断して(S615)、終了する。
本実施例によれば、開通可能な光パスの本数を増加させることができ、ネットワークのリソース使用効率をあげることができる。
光ネットワークのブロック図である。 OADMのハードウェアブロック図である。 OpSの機能ブロック図である。 OpSのハードウェアブロック図である。 光波長の合波および分波の仕組みを説明する図である。 OADMリング網のブロック図である。 OADMリング内で光パスを複数本、開通させた状態を説明する図である。 開通済みの光パスを逆経路へ迂回させて収容変更を行なう手順を説明する図である。 開通済みの光パスを別の波長に置き換えて収容変更を行なう手順を説明する図である。 収容変更手順を説明する図(その1)である。 収容変更手順を説明する図(その2)である。 収容変更手順を説明する図(その3)である。 OADMノードのパッケージ実装を説明する図である。 ノード接続情報テーブルを説明する図である。 パス情報テーブルを説明する図である。 SW情報テーブルを説明する図である。 波長選択スイッチ接続情報テーブルを説明する図である。 OpSの新規光パスの開通処理のフローチャートである。 図18のステップ504の詳細なフローチャートである。
符号の説明
1…OpS、2…DCN、6…演算処理部、7…通信処理部、8…データベース部、60…光パス開通処理部、61…開通シミュレーション処理部、65…ノード接続情報テーブル、66…SW情報テーブル、67…パス情報テーブル、68…波長選択光スイッチ接続情報テーブル、100…OADMノード、101…OADM部、102…トランスポンダ、104…局間光ファイバー、105…光増幅部、106…装置内監視制御部、107…光分岐挿入部、108…IF部、109…光分波部、110…光合波部、111…波長選択光スイッチADDモジュール、112…波長選択光スイッチ出力光信号、113…波長選択光スイッチ入力光信号、200…光パス、400…リング網、500…光ネットワーク。

Claims (4)

  1. 第1の光分岐多重装置と、第2の光分岐多重装置と、第3の光分岐多重装置とがリング状に接続され、複数の前記光分岐多重装置を制御する情報処理装置を有する光分岐多重システムにおいて、
    前記光分岐多重装置は、出力する光信号の波長を変更できる複数のトランスポンダを有し、
    前記トランスポンダのうち2つのポートを有するものは、前記2つのポートを介してリング上で両隣に位置する2台の光分岐多重装置とそれぞれ接続されるか、または前記2つのポートを介してリング上で隣に位置する1台の光分岐多重装置に接続され、
    前記情報処理装置は、
    前記光分岐多重装置間で前記トランスポンダを1対1に接続してなるパスのそれぞれが、どの波長の光信号を使用しているかを管理する第1のテーブルと、
    各波長の光信号が、それぞれの前記光分岐多重装置において分岐、挿入または通過のうちどのように使用されているかを管理する第2のテーブルと、
    それぞれの前記光分岐多重装置において、前記トランスポンダのポートが他の光分岐多重装置とどのように接続されているか、または未使用かを管理する第3のテーブルとを有し、
    前記第1のテーブルを用いて、前記リング上の第1の区間で新たに開通するパスが使用できる波長が存在するか否かを確認し、
    新たに使用できる波長が前記第1の区間に無い場合、前記第2のテーブルおよび前記第3のテーブルを用いて、
    (1)前記第1の区間で他のパスが使用している波長を別の波長に変更することで、当該新たに開通するパスが当該区間で使用できる波長を作り出す、または、
    (2)前記リング上で前記第1の区間以外の区間である第2の区間を用いて前記パスを設定し、
    前記光分岐多重装置は、前記情報処理装置からの指示に応じて、
    前記トランスポンダが出力する光信号の波長を設定し、
    前記2つのポートを有するトランスポンダについて、どちらのポートを使用するのかを設定することを特徴とする光分岐多重システム。
  2. 請求項1に記載の光分岐多重システムであって、
    前記情報処理装置は、前記第2の区間を用いて前記パスを設定する場合に、前記第2の区間で他のパスが使用している波長を別の波長に変更することで、当該新たに開通するパスが前記第2の区間で使用できる波長を作り出すことを特徴とする光分岐多重システム。
  3. 請求項1に記載の光分岐多重システムであって、
    前記2つのポートを有するトランスポンダは、出力部に1入力2出力の光スイッチを設け、前記情報処理装置からの指示に応じて、前記光スイッチを切り替えて使用するポートに接続された出力を選択することを特徴とする光分岐多重システム。
  4. 他の光分岐多重装置と接続されてリングネットワークを構成し、当該リングネットワークを介して他の光分岐多重装置との間で光信号を中継し、前記リングネットワークを介して受信した光信号を他のネットワークへ分岐し、または他のネットワークから受信した光信号を前記リングネットワークへ挿入する光分岐多重装置であって、
    前記光分岐多重装置は、出力する光信号の波長を変更できる複数のトランスポンダを有し、
    前記トランスポンダは、1入力2出力スイッチを介して2つのポートと接続され、
    前記2つのポートは、
    (1)1つのポートが、前記リングネットワークで隣に位置する他の光分岐多重装置と接続され、もう1つのポートが、反対側の隣に位置する他の光分岐多重装置と接続され、または、
    (2)前記リングネットワークで隣に位置する1台の他の光分岐多重装置にそれぞれ接続され、
    前記リングネットワーク上で使用される波長を管理する情報処理装置からの指示に応じて、前記トランスポンダの波長を設定し、前記1入力2出力スイッチを制御して前記2つのポートのどちらかを使用するよう制御する制御部を有することを特徴とする光分岐多重装置。
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